JPS61249026A - 直列に接続したエレクトロクロミック素子群 - Google Patents

直列に接続したエレクトロクロミック素子群

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JPS61249026A
JPS61249026A JP9193585A JP9193585A JPS61249026A JP S61249026 A JPS61249026 A JP S61249026A JP 9193585 A JP9193585 A JP 9193585A JP 9193585 A JP9193585 A JP 9193585A JP S61249026 A JPS61249026 A JP S61249026A
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JP
Japan
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ecd
electrode
series
layer
voltage
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Pending
Application number
JP9193585A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Niwa
達雄 丹羽
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は固体型エレクトロクロミック素子の改良に関す
る。
(発明の前景) 電圧を印加すると可逆的に電解酸化または還元反応が起
こり可逆的に着色する現象をエレクトロス゛A クロミ→と言う。このような現象を示すエレクトロクロ
ミック(以下、ECと略称する)物質を用いて、電圧操
作により発消色するEC素子(以下、ECDと略す)を
作り、このECDを光量制御素子(例えば、防眩ミラー
)や7セグメントを利用した数字表示素子に利用しよう
とする試みは。
15年以上前から行なわれている。例えば、ガラス基板
の上に透明電極膜(陰極)、三酸化タングステン薄膜、
二酸化ケイ素のような絶縁膜、電極膜(陽極)を順次積
層してなるEC表示素子(特公昭52−460.98参
照)が全固体型として知られている。このEC表示素子
に電圧を印加すると三酸化タングステン(WOs)薄膜
が青色に着色する。その後、このEC素子に逆の電圧を
印加すると、W03薄膜の青色が消えて無色になる。
この着色・消色する機構は詳しくは解明されていないが
、W03薄膜および絶縁膜(イオン導電層)中に含まれ
る少量の水分がWO3の着色・消色を支配していること
が知られている。着色の反応式は下記のように推定され
ている。
Ht O→ Hゝ  +0H− (WO膜:陰極側)WOz+nH”+ne−→HnWO
3無色透明    青色 (絶縁膜・陽極側)20H−→HzO+%oz↑+e−
ところで、EC層を挟む一対の電極層は、 EC層の色
変化を外部に示すために、少なくとも一方は透明でなけ
ればならない。透明な電極材料としては、現在のところ
S、O□r  Ifi□03.ITO(S、IO,とI
、、!o3との混合物)、2.0などが知られているが
、これらの材料は比較的電気抵抗が大きく、従って、大
面積のECDを作ると2着色電圧を印加した場合、電圧
印加端子付近から着色が始まり、その着色が徐々に中央
部へ広がり、やがて全体的に均一な着色状態となる。例
えば10100cmX100四方のECDでも均一な着
色状態になるのに1時間以上かかるものもある。
このような着色の進み方および均一な着色状態となるま
での時間の長さは、実用的な用途を考えた場合、傷害と
なる。
また、大面積のECDでは、多量の電流が流れるので、
大電流定電圧源が必要となり、そのため駆動回路が大き
くなる欠点があった。
(発明の目的) 従って9本発明の目的は2表示部が大面積であっても。
■均一に着色する。
■均一な着色状態になるまでの時間が短い。
■少量の電流で済む。
ようなECDを提供することにある。
(発明の概要) 本発明者は、小さなECDを複数個直列に接続すれば、
入力端子間に印加する電圧は太き(なるものの、各EC
Dに流れる電流は小さくて済み。
かつ各ECDに同時に電圧が印加されるので、全部のE
CDが同時に着色を始め、しかも各ECD体のECD群
があたかも1個の大面積ECDとして均一に短時間で着
色するように見えることを見い出した。
その上で、複数のECDを近接して設けるには。
ホトエツチングのような精密加工技術が利用できる固体
型ECDが好適であることを見い出し9本発明を成すに
至った。
従って1本発明は、同一基板上に複数の固体型エレクト
ロクロミック素子を近接して形成し、かつ各素子を電気
的に直列に接続したことを特徴とするエレクトロクロミ
ック素子群を提供する。
固体型ECDの構造は1例えば■電極層/EC層/イオ
ン導電層/電極層のような4N構造、■電極層/還元着
色型EC層/イオン導電層/可逆的電解酸化層/電極層
のような5層構造があげられる。なお、一対の電極層の
うちいずれか一方は透明でなければならない。
透明電極の材料としては9例えば、S90□。
Ifi!03.ITOなどが使用される。このような電
極層は、一般には真空蒸着、イオンブレーティング、ス
パッタリングなどの真空薄膜形成技術で形成される。(
還元着色性)EC層としては一般にWOs 、M−Ox
などが使用される。
イオン導電層としては1例えば酸化ケイ素、酸化タンタ
ル、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ニオブ、酸化
ジルコニウム、酸化ハフニウム。
酸化ランタン、フッ化マグネシウムなどが使用される。
これらの物質薄膜は製造方法により電子に対して絶縁体
であるが、プロトン(Ho)および≦ ドロキシイオン(OH−)に対しては良導体とな4、E
C層0)着色消色反応9.よヵ2オ、が必要とされ、H
3イオンやLi4イオンをEC層その他に含有させる必
要がある。H+イオンは始めからイオンである必要はな
く、電圧が印加されたときにH0イオンが生じればよく
、従ってH0イオンの代わりに水を含有させてもよい。
この水は非常に少なくて十分であり、しばしば、大気中
から自然に侵入する水分でも着消色する。
EC層とイオン導電層とは、どちらを上にしても下にし
てもよい。さらにEC層に対して間にイオン導電層を挟
んで(場合により酸化着色性EC層ともなる)可逆的電
解酸化層ないし触媒層を配設してもよい。このような層
としては2例えば酸化ないし水酸化イリジウム、同じく
ニッケル、同じくクロム、同じくバナジウム、同じくル
テニウム、同じ(ロジウムなどがあげられる。これらの
物質は、イオン導電層又は透明電極中に分散されていて
も良いし、それらを分散していてもよい。
不透明な電極層は9反射層と兼用していてもよく。
例えば金、銀、アルミニウム、クロム、スズ、亜鉛、ニ
ッケル、ルテニウム、ロジウム、ステンレスなどの金属
が使用される。
以下、実施例により本発明の詳細な説明するが。
そこでは説明の簡単なために、固体型ECDは。
一対の電極層の間を単にEC層として示す。
(実施例1) 基板(S)の上に下部電極(1)として厚さ0゜1μm
のITO透明電極を真空蒸着法で形成し。
ホトエツチングにより4つに分割した。
次に分割された各下部電極(1)の上に、厚さ1.1μ
mのEC層(2)をマスク蒸着により形成した。最後に
マスクを変えて上部電極(3)として厚さ0.1amの
ITO透明電極を各EC層(2)の上に蒸着し、このと
き、1つのEC層の上部電極(3)が隣りのそれの下部
電極(1)と接続するように蒸着することにより、4つ
の直列に接続された固体型ECD群(表示部面積合計約
8×15−)を作製した。
このECD群の縦断面を第1図に示す。第1図のECD
群の端子(4a)−(4b)間に5.4ボルトの電圧を
印加したところ、流れた電流は最大O,OSアンペアで
、全体が均一な着色状態になるまでに要した時間は5秒
であった。尚、ホトエツチング及びメタルマスクに代え
てレーザによるダイレクト・パターニング技術を使用す
れば2個々0ECDは0.01〜0.1 tm位まで接
近して形成することができる。
(比較例) ガラス基板(S)の上に、実施例1と同じく下部電極(
1)を形成し、4つに分割することなく。
同様にEC層(2)、上部電極(3)を形成し。
大面積(8x15aJ)の固体型ECDを作製した。
このECDの縦断面を第2図に示す。このECDの端子
(4a) −(4b)間に1.35ボルトの電圧を印加
したところ、流れた電流は最大0.2アンペアで、かつ
着色は端子付近から徐々に始まり。
全体が均一な着色状態になるまでに要した時間は30秒
であった。
(実施例2) ここでは同一基板(S)上に近接して4つの独立した固
体型ECDを作製し、最後に各ECDを直列に接続する
ために、金属電極(5)例えばAI薄膜を1つのECD
の上部電極(3)から他のECDの下部電極(1)にか
けて形成した。得られたECD群の縦断面を第3図に、
平面図を第4図に示す。
(発明の効果) 以上の通り5本発明によれば、複数0ECDを同一基板
上に近接して(例えば0.01〜lfi位)形成するこ
とで、外観上あたかも1枚の大面積ECDとして機能し
、しかも各ECDを直列に接続したことにより、入力端
子間に流れる電流は小さくて済み、かつ°各ECE)に
同時に着色電圧(又は消色電圧)が印加され、各ECD
は小面積であることから、各ECD全体が均一な着色状
態になるまでの時間が短かく、そのため全体(大面積E
CD)として把えたときに9着色が均一に進み、か・つ
ECD群全体が均一な着色状態になるまでの時間が短く
なる。
なお1本発明のECD群を一様な着色濃度に着色するに
は9個々のECDがECD間で一様に作られていると仮
定して、各ECDの(表示部)面積を等しくすることが
必要である。仮に個々のECDの(表示部) ’1ll
j積を相違させると1面積に逆比例した着色濃度が得ら
れる。このことを積極的に利用して、必要部分を高濃度
に着色させたり。
濃度が段階的に変化するECD群を作製してもよい。濃
度が段階的に変化するECD群は、濃度スケールとして
有用であろう。個々0ECDとして着色色調の異なるも
のを組み合わせたECD群もまた別の興味を引くであろ
う。
そのほか、各ECDの数を増減することで着色。
消色電圧を任意に変えることができ、そのため自動車用
バッテリーから降圧器を必要とせずに、直接ECD群を
着消色駆動できるようになる。或いは、家庭用の100
ボルト電源からトランスレスでダイオードのブリッジだ
けで9本発明のECD群を直接に駆iJ+すふこ2も可
鮨であふ−
【図面の簡単な説明】
第1図は2本発明の実施例1にかかるECD群の概略縦
断面図である。 第2図は、従来のECDの概略縦断面図である。 第3図は、実施例2にかかるECD群の概略縦断面図で
ある。 第4図は、実施例2にかかるE′CD群の概略平面図で
ある。 〔主要部分の符号の説明〕 S−・・−・−・−・−−一−−基板 4a、4b−・−入力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 同一基板上に複数の固体型エレクトロクロミック素子を
    近接して形成し、かつ各素子を直列に接続したことを特
    徴とするエレクトロクロミック素子群。
JP9193585A 1985-04-27 1985-04-27 直列に接続したエレクトロクロミック素子群 Pending JPS61249026A (ja)

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