JPS6124826Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6124826Y2
JPS6124826Y2 JP11721779U JP11721779U JPS6124826Y2 JP S6124826 Y2 JPS6124826 Y2 JP S6124826Y2 JP 11721779 U JP11721779 U JP 11721779U JP 11721779 U JP11721779 U JP 11721779U JP S6124826 Y2 JPS6124826 Y2 JP S6124826Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water circuit
freezing
solenoid valve
water
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11721779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5636046U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11721779U priority Critical patent/JPS6124826Y2/ja
Publication of JPS5636046U publication Critical patent/JPS5636046U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6124826Y2 publication Critical patent/JPS6124826Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は給湯器の凍結防止装置、特に、屋外設
置型の給湯器の凍結防止装置に関するものであ
る。
この種凍結防止装置として、すでに、実開昭52
−157042号公報に開示のものがあり、このもので
は熱交換器を介する水回路に排出口を設け、この
排水管に電磁弁を設けて、前記水回路の温度を検
知するサーモスタツトの出力によりこの電磁弁を
開閉させるようにしている。
水回路が凍結温度に降下すると、サーモスタツ
トがこの温度を検知し、その時の出力により電磁
弁が開弁し、排水管が開放する。これにより、水
回路に流れが生じて水回路の凍結が防止できる。
この従来の凍結防止装置は室内のある程度の高
さに設置される給湯器に採用するものであるか
ら、上記の凍結防止動作は確実に進行する。
ところが、この凍結防止装置を、屋外設置型の
給湯器にそのまま実施した場合には、凍結防止機
能を発揮しない場合がある。
水回路の凍結は水回路全域において一様に開始
しないからである。すなわち、屋外設置型の場
合、地表面付近の温度が早く降下し、電磁弁を設
けた排水管部分が凍結温度になる以前に水回路の
うちの地表近傍部分ですでに凍結してしまう事態
が生じるからである。
本考案は、このような、温度検知部13の出力
により、水回路8開放用の電磁弁12を開弁させ
るようにしたものにおいて、凍結防止動作を確実
化させるため、水回路8のうちの最先凍結部の温
度変化により電磁弁を開閉動作させるようにする
ことをその技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、電磁弁12を屋外設置型の給湯
器の水回路8の最上位部に設けるとともに、温度
検知部13を水回路8の最下位部に一致する高さ
に設置したことである。
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
冬期における夜間等、凍結し易い条件下では、
地表付近の温度がまず凍結温度に降下し、その
後、この凍結温度域が徐々に上方部分に移行す
る。
このような温度降下が生じる条件下では屋外設
置型の給湯器の水回路8は最下位部から凍結が始
まるが、温度検知部13は水回路8の最下位部分
に略一致した高さに設けられているから、この最
下位部分が凍結しようとする以前に、温度検知部
13からの出力により電磁弁12が開弁し、水回
路8が開放される。これにより、水回路8に流れ
が生じてこの回路の凍結が防止できる。
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
最も凍結し易い部分の温度を検知して水回路を
開放するから、凍結防止動作が確実なものとな
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に、本考案実施例の凍結防止装置を取付
けた湯沸器付風呂釜を示すが、同図に於いて、1
は本体ケースでその内部には、風路用熱交換器
2,湯沸用熱交換器3が収容されそれぞれの熱交
換器の下方には主バーナ4,5が配設されてい
る。これら主バーナへのガス回路は、本体ケース
1の一側に設けた制御室6のガスコントロール7
に接続され、他方、湯沸用熱交換器3を巻回する
水回路8は前記ガスコントロール7と連動する水
圧応動弁9に接続され、その出口10は本体ケー
ス1の上面に突出しさらに該出口近傍の分岐管1
1には電磁弁12が取着されている。
13は温度検知部で、これを収容するボツクス
19が本体ケース1の一部に配設されており、そ
の位置は、水回路8の最下位部分14とほぼ一致
するように成し、加えて、該温度検知部の作動杆
15にスイツチ16が対向する。温度検知部13
は第2図の如く、フレオンガス17等を空室内に
封入してその一側をダイヤフラム18と成し、該
ダイヤフラムに前記作動杆を対応させたものであ
る。
これにより、フレオンガス17により予め定め
られた設定温度に達するとダイヤフラム18が反
転して作動杆15を進出させ、これがスイツチ1
6を閉成させて電磁弁12の電気回路を閉じ、該
電磁弁を開弁させて、適量の水を放出するのであ
る。
上記した実施例の凍結防止装置の場合、温度検
知部13及びスイツチ16は水回路8の最下位部
分14とほぼ一致しているため、最も温度降下の
大きい該部分の温度を検知してこれにより電磁弁
12を開放させ、これにより水回路8内の水が流
動して該水回路内の凍結が防止される。このよう
に、本考案によれば、最も早期に凍結開始する部
分の凍結を防止すべく作用するから、従来のよう
に、作動弁開始前に水回路の一部が凍結するよう
な心配がない。
また、図示実施例の如く、温度検知部13及び
スイツチ16をボツクス19内に収容して一体化
し、これを粘着テープ20等により任意の位置に
添着可能にした場合、器具の設置状況に応じて前
記ボツクスを適宜位置に配設することが可能とな
る。冬期の風の影響を直接受ける場所に器具が設
置される場合、水回路の凍結条件が通常の場合と
異なつたものとなるが、かかる場合に於いても、
温度検知部13を含むボツクス19を最適位置に
取着することができ、器具の設置状態に応じて確
実な凍結防止が可能となる。
尚、温度検知部13は実施例の形式以外に、半
導体等の使用も可能である。
以上詳記したように、本考案の凍結防止装置
は、電磁弁12と温度検知部13とにより構成し
て該温度検知部の出力を電磁弁12に印加してこ
れ開弁させるように成し、温度検知部13と電磁
弁12とを適宜長さの電気コードにより接続した
ことを特徴とするものであるから、水回路に高低
差のある給湯器等の凍結が確実に防止でき、しか
も、器具の設置場所に適正に対応させ得るものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の説明図、第2図はその
要部詳細図であり、図中、 12……電磁弁、13……温度検知部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温度検知部13の出力により水回路8開放用の
    電磁弁12を開弁させるようにしたものにおい
    て、電磁弁12を屋外設置型の給湯器の水回路8
    の最上位部に設けるとともに温度検知部13を水
    回路8の最下位部に一致する高さに設置した凍結
    防止装置。
JP11721779U 1979-08-25 1979-08-25 Expired JPS6124826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11721779U JPS6124826Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11721779U JPS6124826Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5636046U JPS5636046U (ja) 1981-04-07
JPS6124826Y2 true JPS6124826Y2 (ja) 1986-07-25

Family

ID=29349429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11721779U Expired JPS6124826Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6124826Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5636046U (ja) 1981-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4657038A (en) Apparatus for preventing water pipe freeze-up
CA1115608A (en) Solar heating systems
EP0597554B1 (en) Water piping system
JPS58193051A (ja) 太陽熱集熱装置
JPS6124826Y2 (ja)
KR200238308Y1 (ko) 동파방지용 센서부착 및 검침이 용이한 공동주택용수도계량기함
JPS6011374Y2 (ja) 湯沸器の凍結防止装置
JPS6229878Y2 (ja)
CN215523778U (zh) 一种热水器防冻装置
JPS5930853Y2 (ja) 太陽熱集熱器の凍結防止装置
JPH0230679Y2 (ja)
JPS6022139B2 (ja) 凍結防止装置
JPH0615260Y2 (ja) 給湯器の凍結防止装置
JP3061435B2 (ja) 給湯配管の凍結予防システム
JPS586165Y2 (ja) セントラルヒ−テイングシステムにおける凍結防止装置
GB2235490A (en) Burst pipe prevention
JPS637794Y2 (ja)
JPS6113882Y2 (ja)
JPS5833487Y2 (ja) 湯沸器
JPH024369Y2 (ja)
JPS586936Y2 (ja) 凍結防止装置
JPS586167Y2 (ja) セントラルヒ−ティングシステム用流体制御装置
JPS6011390Y2 (ja) 太陽熱利用給湯システム
JPS6113868Y2 (ja)
JPS6143616B2 (ja)