JPS61248259A

JPS61248259A - テ−プロ−デイング装置

Info

Publication number: JPS61248259A
Application number: JP60089545A
Authority: JP
Inventors: Koichi Nagase; 長瀬　宏一; Akira Matsui; 章松井
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-04-25
Filing date: 1985-04-25
Publication date: 1986-11-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は例えばビデオテープレコーダ等の磁気記録再
生装置に係り、特にそのテープカセットに巻装された磁
気テープを引出してシリンダーにＯ−ディング（装架）
せしめるテープローディング装置に関する。

［発明の技術的前Ｉ！］周知のように、ビデオテープレコーダにおいては、テー
プカセットとシリンダーとを平面的に配置し、その入口
側及び出口側の各テープ案内ポストをテープローディン
グ装置を用いて移動させ、上記テープカセットに巻装さ
れた磁気テープをシリンダーにローディングする構成と
なっている。

ところで、このようなビデオテープレコーダにあっては
、テープカセットを操作前面部よう可視することができ
るように構成する場合′、いわゆる縦型に配置構成しな
ければならないので、必然的に大形になるとし）う問題
を有している。

そのため、近時では、特開昭５９−１５４６６８号公報
に記載されるように第１のステップで磁気テープを引出
した後、第２のステップでシリンダー基板を上昇させ、
次に第３のステップで通常のテープローディングを行な
って、磁気テープをシリンダーにローディングせしめる
ように３段階式に動作するテープローディング装置を構
成して小形化を促進させるようにしたものがある。

［背景技術の問題点］しかしながら、上記テープローディング装置では、３段
階式にテープローディングを行なう構成上、その構造が
複雑で大形化となり、しかも、ローディング動作に長い
時間をするとし、１う問題も有していた。また、これに
よれば、その構成上、シリンダー基板が上下動する分だ
け奥行きが必要となるので、その重量的バランスが悪く
、持ち運びを含む取扱い性が非常に面倒であるという問
題を有していた。

［発明の目的］この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な
構成で、しかも、取扱い性の向上に寄与するように小形
化を促進し得、かつ、可及的に動作の確実化を向上し得
るようにしたテープローディング装置を提供することを
目的とする。

［発明の概要］すなわち、この発明は互いに逆方向に回転駆動される第
１及び第２のローディングリングと、この第１及び第２
のローディングリングにそれぞれ一方端が回動自在に支
持されるもので、互いに回動自在に連結される複数の連
結部材を有した第１及び第２のリンク機構と、この第１
及び第２のリンク機構の各他方端にそれぞれ支持される
第１及び第２のテープ案内ポストと、この第１及び第２
のテープ案内ポストをそれぞれローディング経路上に案
内規制する第１の案内手段と、前記第１及び第２のリン
ク機構の各連結部材を案内規制する第２の案内手段と、
前記第１及び第２のリンク機構の各連結部材をそれぞれ
前記第２の案内手段の方向に付勢する付勢手段とを備え
ることによって、シリンダーを上下移動させることなく
、確実なテープローディングを行ない得るように構成し
て薄形化を促進せしめ、所期の目的を達成したものであ
る。

「発明の実施例］以下、この発明の一実施例について、図面を参照して詳
細に説明する。

第１図はこの発明によるテープローディング装置を示す
もので、同図（ａ）はローディング前、言替えれば、ア
ンローディング完了状態、同図（ｂ）はローディング完
了状態を示すものである。

すなわち、図中１０はシャーシで、このシャーシ１０に
はカセット収容部１１に並設して図示しない回転磁気ヘ
ッドの搭載されたシリンダー１２が配設される。そして
、このシリンダー１２の周囲には第２図に示すように一
対の供給及び巻取り側口−ディングリング１３．１４が
重ねて配設され、図示しない駆動源の駆動力によって、
互いに逆方向に回転駆動されるようになっている。そし
て、これら供給及び巻取り側口−ディングリング１３．
１４には供給及び巻取り側リンク機構１５゜１６を構成
する略弧状の第１の連結部材１７゜１８の一端部がそれ
ぞれ回動自在に取着される。

この供給及び巻取り側リンク機構１５．１６はその冬用
１の連結部材１７．１８の他端部に略弧状の第２及び第
３の連結部材１９．２０及び２１゜２２が順次に回動自
在に連結され、そのうち第３の連結部材２１．２２の各
先端部にはそれぞれ供給側テープ案内ポスト及び巻取り
側テープ案内ポスト２３．２４を支持してなる供給及び
巻取り側ポストスライダー２５．２６が回動自在に取着
される。これら供給及び巻取り側ポストスライダー２５
．２６は第３図に示すようにその各基部がそれぞれ上記
シャーシ１０に形成された案内規制用の第１及び第２の
案内溝部２７．２８に挿入され、この第１及び第２の案
内溝部２７．２８の各端部にはそれぞれ位置決め用の規
制部材２９．３０が設けられる。また、上記供給及び巻
取り側リンク機構１５．１６はその第１乃至第３の連結
部材１７ないし２２間に第４図に示すようにばね部材３
１がそれぞれ上記第１及び第２の案内溝部２７゜２８に
対応して配設されるローディング案内部材３２に対して
当接する方向に付勢力を付与するように係着される。こ
の場合、このばね部材はローディング完了状態で上記供
給及び巻取り側口−ディングリングに対して所定のばね
予圧を付与し、しかも、先端方向に行くほどモーメント
が弱くなるように係着される。

また、第１図中３３は上記シャーシ１０に回動自在に配
設されるテンションレバーで、上記供給及び巻取り側口
−ディングリング１３．１４の回転駆動に連動して図中
反時計方向に回動されるようになっている。

尚、第１図中３４は上記供給及び巻取り側口−ディング
リング１３．１４の回転に連動して回動されてローディ
ング完了状態で、テープカセット３５の凹部３５１に挿
入されたキャプスタン３６に磁気テープ３７を介して圧
接されるピンチローラ、３８はピンチ出口案内ポスト、
３９及び４０はそれぞれ方向変換ポスト、４１は全幅消
去ヘッド、４２は音声・コントロールヘッド、４３はロ
ーディングに連動して傾斜状態から直立状態になるガイ
ドポストである。

すなわち、上記テープローディング装置は第１図（ａ）
のローディング前の状態において、ローディング動作が
開始されると、まず、供給及び巻取り側口−ディングリ
ング１３．１４が第２図中時計及び反時計方向にそれぞ
れ回転駆動され、その回転に連動して供給及び巻取り側
リンク機構１５．１６を駆動する。すると、この供給及
び巻取り側リンク機構１５．１６は第２図（ａ）のロー
ディング前の位置からその各第３の連結部材２゜２２に
支持した供給及び巻取り側ポストスライダー２５．２６
がそれぞれ第１及び第２の案内溝部２７．２８（第３図
参照）により規制されて案内される共に、その第１乃至
第３の連結部材１７乃至２２の各連結部がローディング
案内部材３２の両側部に摺接しながら移動される。そし
て、上記供給及び巻取り側リンク機構１５．１６は、そ
の移動途中において、第１乃至第３の連結部材１７乃至
２２が上記ローディング案内部材３２より離脱されて第
２図（ｂ）に示すローディング完了位置まで移動され、
その各第３の連結部材２１゜２２に支持した供給及び巻
取りポストスライダーに２５．２６それぞれ規制部材２
９．３０に当接して位置決めされる。ここに、上記テー
プローディング装置は第１図（ｂ）に示すように供給及
び巷取り側テープ案内ポスト２３．２４が磁気テープ３
７を介してシリンダー１２の供給及び巻取り側の所定の
位置にローディングされると共に、テンションレバー３
３、ピンチローラ３４、ピンチ出口案内ポスト３８、方
向変換ポスト３９．４０、全幅消去ヘッド４１、音声コ
ントロールヘッド４２、ガイドポスト４３、等が所定の
位、置にローディングされてテープパスを完了すること
となる。

また、上記テープローディング装置は上述したローディ
ング状態において、アンローディングが開始されると、
上記供給及び巻取り側口−ディングリング１３．１４が
それぞれ反転駆動されて、ローディング動作と略逆の動
作を行なってアンローディングがなされるもので、ここ
では、便宜上、その詳細な説明を省略する。

このように上記テープローディング装置は供給及び巻取
り側テープ案内ポスト２３．２４を第１及び第２の案内
溝部２７．２８とローディング案内部材３２とを用いて
従来のようにシリンダー基板を上下移動させることがな
く、？！Ｉ雑なローディング経路上を確実にして迅速に
案内するように構成したので、可及的に薄形化が促進さ
れて重量的バランスが向上されるもので、その持運びを
含む取扱い性の向上を促進し得るものである。また、こ
れによれば、薄形化を効果的に促進し得ることで、カメ
ラ一体型等の小形化が強く要請されるビデオテープレコ
ーダに、特に好適するものである。

また、上記実施例では供給及び巻取り側リンク機構１５
．１６を第１乃至第３の連結部材１７乃至２２で構成し
た場合で説明したが、この発明は、この数に限ることな
く、適用可能なものである。

なお、この発明は上記実施例に限ることなく、その外、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し
得ることはいうまでもないことである。

［発明の効果］以上詳述したように、この発明によれば、簡易な構成で
、しかも、取扱い性の向上に寄与するように小形化を促
進し得、かつ、可及的に動作の確実化を向上し得るよう
にしたテープローディング装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るテープローディング
装置の外観を示す構成説明図、第２図は第１図の要部を
示す構成図、第３図及び第４図はそれぞれ第２図の詳細
を示す詳細説明図である。１０・・・シャーシ、１１・・・カセット収容部、１２
・・・シリンダー、１３・・・供給側ローディングリン
グ、１４・・・巻取り側口−ディングリグ、１５・・・
供給側リンク機構、１６・・・巻取り側リンク機構、１
７乃至２２・・・第１乃至第３の連結部材、２３・・・
供給側テープ案内ポスト、２４・・・巻取り側テープ案
内ポスト、２５・・・供給側ポストスライダー、２６・
・・巻取り側ポストスライダー、２７・・・供給側案内
溝部、２８・・・巻取り側案内溝部、２９．３０・・・
規制部材、３１・・・ばね部材、３２・・・ローディン
グ案内部材、３３・・・テンションレバー、３４・・・
ピンチローラ、３５・・・テープカセット、３６・・・
キャプスタン、３７・・・磁気テープ、３８・・・ピン
チ出口案内ポスト、３９．４０・・・方向変換ポスト、
４１・・・全幅消去ヘッド、４２・・・音声コントロー
ラ、４３・・・ガイドポスト。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図（ａ）（ｂ）第２図（ａ）（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

互いに逆方向に回転駆動される第１及び第２のローディ
ングリングと、この第１及び第２のローディングリング
にそれぞれ一方端が回動自在に支持されるもので、互い
に回動自在に連結される複数の連結部材を有した第１及
び第２のリンク機構と、この第１及び第２のリンク機構
の各他方端にそれぞれ支持される第１及び第２のテープ
案内ポストと、この第１及び第２のテープ案内ポストを
それぞれローディング経路上に案内規制する第１の案内
手段と、前記第１及び第２のリンク機構の各連結部材を
案内規制する第２の案内手段と、前記第１及び第２のリ
ンク機構の各連結部材をそれぞれ前記第２の案内手段の
方向に付勢する付勢手段とを具備したことを特徴とする
テープローディング装置。