JPS61246668A - 回転センサ故障検出装置 - Google Patents

回転センサ故障検出装置

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JPS61246668A
JPS61246668A JP8758585A JP8758585A JPS61246668A JP S61246668 A JPS61246668 A JP S61246668A JP 8758585 A JP8758585 A JP 8758585A JP 8758585 A JP8758585 A JP 8758585A JP S61246668 A JPS61246668 A JP S61246668A
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JP
Japan
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signal
engine
rotation sensor
data
control
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Application number
JP8758585A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Fujimori
藤森 恭一
Masami Okano
正巳 岡野
Masato Ueno
正人 上野
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Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication of JPS61246668A publication Critical patent/JPS61246668A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃機関回転センサの故障検出装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来から、車輛用内燃機関の燃料噴射量、燃料パ噴射タ
イミング、排気ガス再循環率(EGR率)等の制御を電
子的に行なうようにした電子式の制御装置が用いられて
きている。この穐の電子式制御装置においては、内燃機
関の運転状態を示す各・9ラメータの値を電気的に検出
するセンサを有しておシ、各センサの出力結果に従って
目的とする制御量が所要の値となるように制御される。
このような制御系にあっては、機関の回転速度がその時
の機関の運転条件を示す重要なファクタとなるので、特
に1機関の回転状態を示すための信号を出力する内燃機
関回転センサが故障すると、制御が全く不可能な状態に
陥ってしまう。特に、燃料噴射量の制御が機械的なガバ
ナ機構で行なわれ、燃料噴射時期制御、EGR率制御等
が電子的に制御されるように構成された装置では、この
回転センサに障害が生じた場合、燃料噴射量の制御は正
常に行なわれるが、電子的に行なわれる燃料噴射時期等
の制御部分では機関速度が零となっている状態に対する
制御が行なわれることとなシ1機関の制御状態が極めて
アンバランスとなって、排気ガス中に有害成分が多量に
排出され、場合によっては機関の損傷を引き起す等の不
具合を生じることになる。
このような不具合が生じるのを未然に防止するため、内
燃機関回転センサの故障を検出するための装置として、
例えば、回転センサからの出力パルス信号の発生間隔の
変化状態から機関の停止と回転センサの故障との区別を
行ない、回転センサの故障検出を行ないうるようにした
装置(特開昭59−95465号公報)、スタータスイ
ッチがオンとなってから所定時間の間に回転センサから
所要の・讐ルス信号が得られたか否かを検出し、・ぐル
ス信号が得られなかった場合に回転センサが故障である
と判別するようにした装置(特開昭58−201070
号公報)等が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前者の装置では、機関の始動後における回転中
の場合にしか回転センサの故障検出を行なうことができ
ないので、始動時において回転センサに異常が生じた場
合、機関の始動が不能となシ、故障個所の判別が行ない
にくくなるという不具合を有している。一方、後者の装
置では1機関の始動時において回転センサの故障を検出
することができるが、機関が始動した後は回転センサに
障害が生じてもこれを検出することができないという不
具合を有している。
本発明の目的は、従って、機関の始動中及び始動後のい
ずれにおいても、回転センサに障害が生じた場合にはこ
れを確実に検出することができるようKした内燃機関回
転センサの故障検出装置を提供することKある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の構成は、内燃機関の回転速度に応じた周期で/
やルスを出力する回転センサに異常が生じたか否かを検
出するための回転センサ故障検出装fにおいて、上記パ
ルスに応答し上記・9ルスの発生状態に基づいて上記回
転センサから上記パルスが正常に出力されているか否か
を検出する第1検出手段と、上記内燃機関の回転に応動
じて所定の信号を出力する少なくとも1つの信号発生手
段と、上記第1検出手段の検出結果と上記信号とに応答
し上記回転センサの故障判別を行なう判別手段とを備え
た点に特徴を有する。
(作用) 回転センサが正常に作動していれば、回転センサからは
内燃機関の回転速度に応じた周期で・9ルスが出力され
ておシ、内燃機関の通常の運転状態においては、この周
期は連続的で、且つその変化率も所定の範囲内となって
いる。一方、回転センサに異常が生じれば、・臂ルスの
発生が停止し、成るいはこの周期が不連続に変化し、又
はその変化率が極めて大きくなることが予想される。第
1検出手段は、このことを利用して、ノ譬ルスの発生状
態に基づいて回転センサに障害が生じたか否かの判別を
行なう。
信号発生手段は、内燃機関が回転すると、これKより直
接又は間接的に応動して信号を出力し。
この信号と第1検出手段の検出結果とが判別手段に入力
される。判別手段は、上記信号の発生により内燃機関の
回転が確認された場合において、そ。
の検出結果によ多回転センサの出力の異常が検出された
場合に回転・センサが故障又はその作動が異常であると
判別する。ま九、上記信号が発生していない場合には、
内燃機関は回転していないのであるから、上記検出結果
によ多回転センサの出力異常が検出されたとしても、回
転センサは正常であると判別される。上記信号が発生し
ていて検出手段の検出結果が回転センサ正常を示してい
る場合には、回転センサが正常に作動しているものと判
別される。
この結果、内燃機関の始動後において回転センサの正常
、異常の判別を行なうことができるのは勿論のこと、内
燃機関の始動時においても、その判別が可能である。
(実施例) 第1図には、本発明による回転センサ故障検出装置を適
用した内燃機関制御装置の一実施例が示されている。内
燃機関制御装置1は、ディーゼル機関2と、ディーゼル
機関2に燃料を噴射供給するため該ディーゼル機関2に
連結されている燃料噴射ボンf3とから成る内燃機関装
置の燃料噴射進角と排気ガス再循環率(EGR率)とを
電子的に制御するための装置であシ、マイクロコンピュ
ータを用いて構成されるコントローラ4を備えている。
:2ントローラ4は、内燃機関装置の運”転状態を示す
信号を後述する各センサから受は取シ、これらの信号に
基づいて、噴射進角及びEGR率を内燃機関装置のその
時々の運転状態に見合った最適な値となるように電子的
に制御する。
先ず、燃料噴射ボンデ3の構成について説明すると、燃
料噴射ボンデ3は、メカニカルガバナ装置(図示せず)
と油圧式タイマ32とを備えた分配型燃料噴射ポンプで
あシ、燃料噴射ボンデ3のその時々の回転速度に応じた
周期の/辛ルス列信号S、を出力する回転センサ33を
有している。燃料噴射ボンデ3は、ディーゼル機関2に
よって駆動されておシ、従りて、/母ルス列信号S、は
ディーゼル機関2のその時々の回転速度を示す信号とも
なっている。油圧式タイマ32は、コントローラ4から
出力されるタイマ制御信号C1に応答して作動するタイ
ミングパルプ34を備えておシ、タイマ制御信号C1に
よシこのタイミングパルプ34の開度が調節され、これ
によシ燃料噴射ポンプ3の燃料噴射進角が調節される。
符号35で示されるのは、タイマ32内に設けられてい
るタイマピストン(図示せず)のその時々の位置から実
進角値を検出するための実進角センサであシ、実進角セ
ンサ35からは、タイマ32によシ調節されたその時々
の実進角値を示す実進角信号S2が出力される。
図示しないメカニカルガバナ装置によって調節されたそ
の時々の実噴射量を検出するため、燃料噴射4ン7’3
tj:、更に、コントロールレバー36の位置を検出す
るためのレバー位置センサ37t−有しておシ、レバー
位置センサ37からはその時々のコントロールレバー3
6の位置を示す位置信号S3が出力される。実進角信号
S2及び位置信号S3は、夫々コントロールユニット4
に入力されている。
次に、メカニカルがパナ装置によシ詞量された燃料がタ
イマ32によシ定められたタイミングで燃料噴射ボンデ
3よシその各気筒に供給されているディーゼル機関2の
構成について説明する。ディーゼル機関2は、吸気通路
21を各気筒の吸気ポートに連通させる吸気マニホール
ド22と、各気筒の排気ポートに接続されている排気マ
ニホールド23とを有している。排気ガスの一部を吸気
側に戻す所謂EGR制御を行なわせるため、排気マニホ
ールド23から排出される排気ガスを機関の吸入側に戻
すための通路24が排気マニホールド23と吸気マニホ
ールド22との間に設けられておシ、通路24と吸気マ
ニホールド22との間に設けられたEGR弁25の開度
を調節することによ#)EGR率の調節を行なうことが
できる構成となっている。吸気通路21の途中には、吸
気絞シ弁26が配設されておfi、EGR弁25及び吸
気絞シ弁26は、電磁弁27.28に夫々連結されてい
る。電磁弁27.28は、ディーゼル機関2によりて駆
動される真空ボンデ5によシ作られる負圧力が蓄えられ
ているアキュムレータ6と連結されており、コントロー
ラ4から出力される制御信号C2,C3に夫々応答して
電磁弁27.28の各開度が調節され、これにより、E
GR弁25及び吸気絞シ弁26の操作量が調節される。
EGR制御及びまたは燃料噴射進角制御を行なうために
必要なディーゼル機関2の所要の運転条件を検出するた
め、冷却水温の温度を検出し水温信号S7を出力する水
温センサ7と、大気の圧力を検出し大気圧を示す大気圧
信号S1を出力する大気圧センサ8と、ディーゼル機関
2への吸入空気量を検出し吸入空気量を示す吸気量信号
Slヲ出力する吸気量センサ9とが設けられておシ、水
温信号SW。
大気圧信号S1及び吸気量信号Siはコントローラ4に
夫々入力されている。
コントローラ4には、更に、ディーゼル機関2が回転し
たことに応動して閉じられる油圧スイッチ11か6の油
圧信号S0が、ディーゼル機関2が回転しているか否か
の情報をコントロールユニット4に与えるために入力さ
れ、また、キースイッチ12からは、キースイッチ12
がスタート位置となっているか否かを示すスタート信号
S、が入力されている。
コントローラ4は、後述の如く、マイクロコンピュータ
を含んで構成されており、上述した入力信号に基づいて
所要の演算を行ない、タイマ32のタイミング・ぐルプ
34を制御するための制御信号C4゜EGR率制御の九
めの制御信号C2、c、を出力する。
コントローラ4は、更に、回転センサ33に何らかの障
害が発生したか否かの判別を行ない、若し回転センサ3
3に障害が生じた場合には、障害の発生を知らせるため
に表示信号Cdが出力されて故障表示ランプ12を点灯
すると共に、回転センサ33の障害に対しても制御を継
続して行なうことができるようKそのバックアップ処理
を行なうことができる構成となっている。
次に、コントローラ4の構成について説明する。
第2図には、コントローラ4の構成がブロック図にて示
されている。コントローラ4は、中央処理装置(CPU
 ) 41とROM 42とから成るマイクロコンピュ
ータを有しておシ1回転センサ33からの・9ルス列信
号S、は、第1インタフェース回路43IC入力され、
ここで波形整形され、・9ルスPとしてCPU 41 
K入力される。スタート信号S。
及び油圧信号S0は、第2インタフェース回路44に入
力され、ここでレベル合せが行なわれた後、CPU 4
1 K入力される。実進角信号S21位置信号S3.大
気圧信号S、、水温信号SW、吸気量信号Siは、マル
チプレクサ(MPX ) 45に入力され、CPU 4
1から出力される制御信号MCによシこれらの信号が選
択的にアナログ−ディジタル(A/1) )変換器46
に入力され、ここで各入力信号はディジタル形式の信号
に変換され、CPU 41とROM42とを接続してい
るパスライン47に送られる。
ROM 42内には、所定の制御プログラムが記憶され
ておシ、CPU 41はこの制御プログラムに従い、各
入力情報に基づいて制御演算を行ない、制御信号C1乃
至03′を出力すると共に1回転センサ33に障害が発
生したか否かを示す検出信号cdを出力し、制御信号C
1乃至C3及び検出信号Cdは、増幅器A1乃至Aa 
’ft介して取シ出される。
第3図には、CPU 41において実行される制御プロ
グラムの制御機能を示すブロック図が示されておシ、こ
のブロック図は、 EGR制御部50と噴射進角制御部
80とから成っている。
EGR制御部50は、更に、EGR弁制御部Aと吸気絞
)弁制御部Bとから成っている。EGR弁制御部Aは、
機関速度を示す機関速度データNと位置信号S3とに応
答し、その時々の最適EGR率を示す目標吸入空気量デ
ータD、ヲ演算出力する第1演算部51と、機関速度デ
ータNと水温信号SWとからその時々の冷却水温に応じ
た目標吸入空気量データD、の補正量を示す水温補正デ
ータD1w を演算出力する゛水温補正演算部52と1
機関速度データNと大気圧信号Saとからその時々の大
気圧の値に応じた目標吸入空気量データD1の補正量を
示す大気圧補正データD1えを演算出力する大気圧補正
演算部53とを有している。目標吸入空気量データD。
は、加算部54において水温補正データD1W及び大気
圧補正データDIAと加算され、これによ多目標吸入空
気量データD1の水温及び大気圧補正が行なわれ、加算
部54から補正された第1制御目標、。
データDT、が出力され、31Iの加算部55に入力さ
れる。加算部55には、吸気量信号Siが入力されてお
シ、吸気量信号S1により示される吸気量と第1制御目
標データDT1によ)示される目標吸入空気量との差分
に従う誤差データED1が出力される。
誤差データED、に対し、PID制御のために必要なデ
ータ処理がPID演算部56において施され、この処理
結果を示す第1制御データCD、がスイッチ57を介し
てパルス巾変調部(PWh/i) 581c入力される
。第1制御データCD、に従ったデユーティ比の駆動・
臂ルス信号が・9ルス巾変調部(PWM )58から制
御信号C2として出力され、第2図に示す増幅器A2を
介して電磁弁27に与えられる。電磁弁27は afル
ス信号である制御信号C2に応答してオン、オフ制御さ
れ、これによりその平均開度が調節され、第1制御目標
データDT、に従う目標吸入空気量が得られるよう、E
GR弁25の調節操作が閉ループ制御によシ行なわれる
スイッチ57には、また第1バックアップデータ演算部
60からのバックアップデータBD、が印加されている
。後述する故障検出部90において回転センサ33に障
害が生じたことが検出されると、故障検出部90から出
力される切換信号SSによシスイッチ57が点線で示さ
れる如く切換えられ、第1制御データCD、に代えて、
第1パツクアツグデータ演算部60からバックアップデ
ータBD、が・臂ルス巾変調部58に入力される。第1
バックアップデータ演算部60には、スイッチ切換信号
SSに応答して作動する予備速度演算部59からの予備
速度データN1と位置信号S3とが入力されており、予
備速度データN1と位置信号S3とに基づいてパックア
ッグデータ囮、が出力される。
吸気絞シ弁制御部Bは、機関速度データNと位置信号S
3とに応答し、その時々の最適EGR率を示す目標吸入
空気量データD2ft演算出力する第2演算部61と、
機関速度データNと水温信号Swとからその時々の冷却
水温に応じた目標データD2の補正量を示す水温補正デ
ータD2LWを演算出力する水温補正演算部62と、機
関速度データNと大気圧信号S3とからその時々の大気
圧の値に応じた目標データD2の補正量を示す大気圧補
正データD2Af:演算出力する大気圧補正演算部63
とを有している。目標吸入空気量データD2は、加算部
64において水温補正データD2W及び大気圧補正デー
タ02Aと加算され、これによシ目標吸入空気量データ
D2の水温及び大気圧補正が行なわれ、加算部64から
補正された第2制御目標デーメDT′2が出力され、別
の加算部65Fc入力される。加算部65には、吸気量
信号s1が入力されておシ、吸気量信号S1によシ示さ
れる吸気量と第2制御目標データDT2によシ示される
吸入空気量との差分に従う誤差データ恥2が出力される
。誤差データED2に対し、PID制御のために必要な
データ処理がPID演算部66(Cおいて施され、この
処理結果を示す第2制御データCD2がスイッチ67を
介して・々ルス巾変調部(PWM ) 68に入力され
、第2制御データCD2に従った7″″、−ティ比の駆
動・母ルス信号が制御信号C3として出力され、第2図
に示す増幅器A3を介して電磁弁28に与えられる。電
磁弁28は、パルス信号である制御信号C3に応答して
オン、オフ制御され、これKよ)その平均開度が調節さ
れ、第2制御目標データDT2に従う吸入空気量が得ら
れるよう、吸気絞シ弁26の調節操作が閉ループ制御に
よシ行なわれる。
スイッチ67には、また、第2バックアップデータ演算
部70からのバックアップデータBD2が印加されてお
シ、故障検出部90からの切換信号SSによりスイッチ
67が点線で示される如く切換えられ、第2制御データ
CD2に代えてバックアップデータBD2が・臂ルス巾
変調部68に入力される。
第2バックアップデータ演算部70は、スイッチ切換信
号SSに応答して作動する予備速度演算部69からの予
備速度データNbと位置信号S、とに基づいてバックア
ップデータBD2を出力する構成となっている。
上記説明から判るように、吸入空気量の調節は、制御信
号C2によるEGR弁25の操作と、制御信号C5によ
る吸気絞シ弁26の操作とによシ行なわれることになる
が、本実施例では、 EGR弁25の調節によって吸入
空気量を絞シきれない場合にのみ吸気絞シ弁26の調節
を行ない所要の吸入空気量を得る構成となっている。
噴射進角制御部80は、機関速度データNと位置信号S
3とに応答し、その時々の最適噴射進角値を示す目標噴
射進角データD3を演算出力する第3演算部81と、機
関速度データNと水温信号Swとからその時々の冷却水
温に応じた目標噴射進角データD5の補正量を示す水温
補正データD3Wを演算出力する水温補正演算部82と
、機関速度データNと大気圧信号S1とからその時々の
大気圧の1kに応じた目標噴射進角データD3の補正量
を示す大気圧補正データD3Aを演算出力する大気圧補
正演算部83とを有している。目標噴射進角データD5
は、加算部84において水温補正データD5w及び大気
圧補正データD3□と加算され、これによシ目標噴射進
角データD3の水温及び大気圧補正が行なわれ、加算部
84から補正された第3制御目標データDT、が出力さ
れ、別の加算部85に入力される。
加算部85には実噴射進角信号S2が入力されておシ、
実噴射進角信号S2によシ示される実際の噴射進角と、
第3制御目標データDT3により示される目標噴射進角
との差分に従う誤差データED3が出力される。誤差デ
ータED3に対し、PID制御のために必要なデータ処
理がPID演算部86において施され、この処理結果を
示す第2制御データcD3がスイッチ87を介して・ぐ
ルス巾変調部(PWM )88に入力され、第3制御デ
ータcD3に従ったデ、−ティ比の駆動・やルス信号が
制御信号C4として出力され、第2図に示す増幅器A、
を介してタイミングバルブ34に与えられる。タイミン
グバルブ34は、制御信号C1に応答してオン、オフさ
れ、これによシ実噴射進角が目n噴射進角と一致するよ
うに閉ループ制御が行なわれる。
スイッチ87には、また、第3バックアップデータ演算
部91からのバックアップデータBD3が印加されてお
シ、パルス列信号S、と油圧信号S。
とに応答して後述の如く作動する故障検出部90におい
て向転センサ33に障害が生じたことが検出された場合
には、スイッチ87が切換信号SSによシ点線で示され
る如く切換えられ、第3制御データCD、に代えて、バ
ックアップデータBD、が第3バックアップデータ演算
部91からノ’!?ルス巾変調部88に入力される。第
3バックアップデータ演算部91は、スイッチ切換信号
SSに応答して作動する予備速度演算部89からの予備
速度データNcと位置信号S3とに基づいてバックアッ
プデータBD3を出力する構成となっている。
故障検出部90において回転センサ33の故障が検出さ
れると、故障表示のための表示信号Cdが出力され5表
示信号Cdは、第2図に示される増幅器A4を介して故
障表示ランデ12に印加される構成となっている。この
結果1回転センサ33が故障すると、故障表示ランデ1
2が点灯する。
故障検出部90について第4図を参照して説明する。故
障検出部90は、油圧スイッチ11からの油圧信号S0
に応答し、油圧スイッチ11が作動したか否かを検出す
る回転検出部92と、パルス列信号S、に応答し・母ル
ス列信号S、を構成する各ノクルスの発生窄間隔に基づ
いて回転センサ33の出力状態を監視し、回転センサ3
3からの出力の有無を検出する出力検出部93とを有し
ている。
回転検出部92及び出力検出部93における各検出結果
は判別部94に入力され、ここで1両検出部92.93
の検出結果に基づいて1回転センサ33に障害が生じて
いるか否かの判別が行なわれる1判別部94では1回転
検出手段92によってディーゼル機関2の回転が確認さ
れているにも拘らず回転出力検出手段93において回転
センサ33からノ譬ルスが規則的に出力されていること
が検出できない場合K、回転センサ33に障害が発生し
たと判別し、切換信号SSを出力してスイッチ57.6
7及び87を夫々第3図中点線で示されるように切換え
ると共に、表示信号Cdi出力し、故障表示ランデ12
を点灯する。尚、故障表示ランプ120点灯は、切換信
号88によって行なってもよい。
第5図には、第3図及び第4図に示す機能を果すことが
できるようにしたプログラムの一例を示すフローチャー
トが示されている。このプログラムは、繰返し実行され
る主プログラム100と、回転センサ33からの出カッ
等ルスに応答して起動される割込プログラム120とか
ら成っている。
割込みプログラム120は回転センサ33から得られる
パルス列信号S、t−構成する各・ぐルスの発生に応答
して起動され、それらの・々ルスの発生時間間隔Tの演
算を行ない(ステップ121)、次いで、ステップ12
2においてこの割込プログラムが起動されたことを示す
フラグF2がrlJにセットされ、主プログラム100
に戻る。
主プログラム100は、ステラf101で初期化された
後、各種データの読み込みがステップ102で行なわれ
、しかる後、ステラ7°121で得られた時間間隔Tに
基づいて回転速度データ団が演算される(ステップ10
3)。
次に、ステラf104に進み、ここで、7ラグF、が「
1」か否かの判別が行なわれる。フラグF1は回転セン
サ33に障害が生じていると判断された場合にセットさ
れるフラグでアシ、この場合には、初期化ステップ10
1においてフラグF1はリセットされて「0」となって
いるので、ステップ104の判別結果はNoとなシ、ス
テップ105に進む、ステップ105では、0.5秒以
内に割込があるか否かの判別を行ない、その判別結果が
N。
の場合にはステップ106に進む、ステップ106では
、フラグF2が「1」であるか否かの判別を行ない、F
’2=rlJであればステラf107に進み、ここで1
回転速度データ邪の値が所定値α以下か否かの判別が行
なわれる。ステップ107の判別結果がYESの場合、
すなわち、0.5秒以内に割込みがなく、前に割込プロ
グラム120が作動しており、且つ回転速度が所定値α
以下の場合には、回転センサ33には異常がなく1機関
の回転が停止しているものと判別し、ステップ108で
フラグF2Q rOJにリセットした後、ステップ10
9でND=Oとする。しかる後、ステップ110におい
て故障表示ランプの消灯動作を行ない、EGR率の通常
の制御を行ない(ステップ111)、ステップ102、
に戻る。
ステップ1050判別結果がYESの場合、すなわち、
0.5秒以内に割込がある場合には、回転センサ33に
は異常がないものと判断され、従りて、ステップIII
K進むととKなる。
ステップ106の判別結果がNoの場合KFi、ステッ
プ112に進み、油圧スイッチ11がオンとなっている
か否かの判別が行なわれる。油圧スイッチ11がオンと
なっていれば、機関は停止状態にあるわけであるからフ
ラグF2が「0」でも回転センサ33の故障ではないも
のと判断し、ステップ108に進む。
ステップ1120判別結果がNoの場合には1機関は回
転中であるから、ステップ113で油圧ス  ′イッチ
11がオフの状態が所定時間To以上継続しているか否
かの判別を行ない、この結果によシ回転センサ33の故
障の有無が判別されることになる。すなわち、0.5秒
以内に割込みがなく、フラグF2が「0」で油圧スイッ
チ11が10以上継続してオフの場合には、回転センサ
33の故障であると判別され、ステップ114乃至11
7に従りてバックアップ処理が実行される。ステップ1
130判別結果がNoの場合には、回転センサ33は正
常であると判別され、ステップ108に進むことKなる
ステップ114では、フラグF1が「1」にセットされ
1次いで、ステップ115において故障表示ランプの点
灯が行なわれる。しかる後、ステップ116に進み、位
置信号S3と吸気量信号Slとから予備回転速度データ
Nxの演算が行なわれ、この予備回転速度データN工を
使用したバックアップデータによシ、EGR弁25、吸
気絞シ弁26及びタイマ32の制御が実行される(ステ
ップ117)。
ステップ117によるバックアップ制御の実行の後、プ
ログラムはステップ102に戻ることになる。
ステップ114でフラグF、が「1」にセットされると
、ステップ104での判別結果はYESとなシ。
ステップ105,106,112.113における回転
センサ33の故障判別のための各判断の実行が行なわれ
ることなく、ステップ114に進み、所定のバックアッ
プ制御を実行する。この・9ツクアツプ制御は機関の運
転が停止されるまで続けられる。
上述の構成によると、回転センサ33から出力される/
JPルス列信列信号S溝成するノ9ルスによる割込プロ
グラムの実行状態が監視されておシ、このノ譬ルス間隔
に異常()々ルスの発生停止を含む)が発生した場合、
油圧スイッチ110オン、オフ状態から機関が回転して
いるか否かを判断し、機関が回転しているにも拘らず割
込プログラムの実行に異常が生じている場合にのみ回転
センサ33に障害が発生したものと判断される。
そして、回転センサ33に障害が生じたことが検出され
ると、通常の制御データに代えてバックアップデータが
供給され、ディーゼル機関2の運転制御をそのまま支障
なく継続することができる。
回転センサ33の障害の判別は、上述の如く、回転セン
サ33からのノクルスの出力状態と油圧スイッチ11等
の作動状態とに基づき、機関が実際に回転しているか否
かをも検出し1両検出結果に基づいて回転センサ33の
故障判別を行なうので。
機関の完爆後においてはもとよシ、機関のクランキング
時においても回転センサ33の障害を検出することがで
きる。従って、回転センサ33が故障した場合1機関の
運転状態の如何に拘らず、常にバックアップ制御を行な
うことができるので、特に、部分的に制御が電子化され
ている内燃機関装置に6りては、好都合である。
尚、上記実施例では、ディーゼル機関2が回転している
か否かの判別を行なうために油圧スイッチ110オン、
オフ状態を検出するようにしたが、油圧スイッチ11の
オン、オフ状態の検出に代えて、成るいはこれに加えて
、タイマ32内のタイマピストン(図示せず)の動tK
ヲ示す実噴射進角信号S2によシ、タイマピストンが機
関の停止時に相応する所定の位置から動いたか否かを検
出し、この検出結果に基づいてディーゼル機関2が回転
しているか否かの判別を行なってもよい。また。
コントロールレバー36の位置を示す位置信号S5の代
シに実噴射貴信、号を使用した場合クランキング時及び
完爆時には、必ず燃料噴射量が零よシ大きくなることか
ら、実噴射量信号を使用してディーゼル機関2が回転状
態にあるか否かの判断を、単独で成る込は上述の他の判
断結果を併用して行なってもよい。
(効果) 本発明によれば、上述の如く、内燃機関の始動後は勿論
のこと内燃機関の始動中であり°ても、回転センサに障
害が発生すれば、内燃機関の停止状態とは区別してこれ
を検出することができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転センサ故障検出装置を備えた
内燃機関制御装置の一実施例を示す構成図、第2図は第
1図に示したコントローラ4のハードウェアの構成を示
すブロック図、第3図は第1図に示すコントローラの制
御機能を示すブロック図、第4図は第3図に示す故障検
出部の基本的機能を示すブロック図、第5図は第4図に
示す故障検出部の機能をマイクロコンピュータによシ実
現する場合のプログラムの一例を示すフローチャートで
ある。 1・・・内燃機関制御装置、2・・・ディーゼル機関、
3・・−燃料噴射ポンデ、4・・・コントローラ、11
・・・油圧スイッチ、32・・・油圧式タイマ、33・
・・回転センサ、37−・・レバー位置センサ、 90
−・・故障検出部、92・・・回転検出部、93・・・
出力検出部、94・・・判別部、Sl・・・ノJ?ルス
列信号、So・・・油圧信号。 SS・・・切換信号。 特許出願人  ヂーゼル機器株式会社 代理人 弁理士   高  野  昌  俊第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 内燃機関の回転速度に応じた周期でパルスを出力
    する回転センサに異常が生じたか否かを検出するための
    回転センサ故障検出装置において、前記パルスに応答し
    前記パルスの発生状態に基づいて前記回転センサから前
    記パルスが正常に出力されているか否かを検出する第1
    検出手段と、前記内燃機関の回転に応動して所定の信号
    を出力する少なくとも1つの信号発生手段と、前記第1
    検出手段の検出結果と前記信号とに応答し前記回転セン
    サの故障判別を行なう判別手段とを備えたことを特徴と
    する回転センサ故障検出装置。
JP8758585A 1985-04-25 1985-04-25 回転センサ故障検出装置 Pending JPS61246668A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6446475U (ja) * 1987-09-16 1989-03-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5995464A (ja) * 1982-11-25 1984-06-01 Diesel Kiki Co Ltd 車速センサの故障検出装置

Patent Citations (1)

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