JPS61246061A - 易開封性の未延伸密封包装体 - Google Patents
易開封性の未延伸密封包装体Info
- Publication number
- JPS61246061A JPS61246061A JP8747885A JP8747885A JPS61246061A JP S61246061 A JPS61246061 A JP S61246061A JP 8747885 A JP8747885 A JP 8747885A JP 8747885 A JP8747885 A JP 8747885A JP S61246061 A JPS61246061 A JP S61246061A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- polypropylene
- ethylene
- sealing
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は易開封性を有するポリプロピレンを主成分とし
た密封包装体に関する。更に詳シくハボリブロピレン容
器等のシール材として好適なヒートシール強度のヒート
シール温度依存性が少なく、耐熱性に優れた易開封性を
有するポリプロピレンと低結晶性のエチレン・α−オレ
フィンランダム共重合体とからなるヒートシール部を有
する密封包装体に関する。
た密封包装体に関する。更に詳シくハボリブロピレン容
器等のシール材として好適なヒートシール強度のヒート
シール温度依存性が少なく、耐熱性に優れた易開封性を
有するポリプロピレンと低結晶性のエチレン・α−オレ
フィンランダム共重合体とからなるヒートシール部を有
する密封包装体に関する。
包装材料に要求される重要な性質の1つとして、保護性
すなわち製造及び荷役、輸送、保管などの流通過程にお
ける衝撃、振動、圧縮などの外力から包装中の内容物を
保護する性能(密封保護性)と、便利性すなわち使用時
には材料を破壊することなく容易に内容物が取り出せる
性能(易開封性)とがあるが、この2つの性能は相反す
るため、ヒートシール強度の設計には、充填適性、流通
過程などを充分考慮する必要がある。かかる易開封性を
具備した包装材料として、包装材の非封着部と封着部と
を例えばポリイソブチレンとエチレン/ブテン共重合体
とのブレンドからなる薄膜とポリプロピレン薄膜とで構
成すること、エチレン/ブテン共重合体とポリイソブチ
レンと低密度ポリエチレンとのブレンドからなる薄膜と
ポリプロピレンの薄膜とで構成すること等、特定の構成
要件からなることを特徴としたたわみ性包装(特公昭4
6−35513号公報ン号公報−はポリプロピレンを主
成分とする材料同志が封着されて成る封着界面を有し、
該封着界面を構成する材料の少なくとモ一方にエチレン
−プロピレン系合成ゴムヲ10〜30重量%配合したポ
リプロピレン組成物とすることを特徴とした剥離容易な
密封包装容器(特公昭47−!15876号公報)が提
案されている。
すなわち製造及び荷役、輸送、保管などの流通過程にお
ける衝撃、振動、圧縮などの外力から包装中の内容物を
保護する性能(密封保護性)と、便利性すなわち使用時
には材料を破壊することなく容易に内容物が取り出せる
性能(易開封性)とがあるが、この2つの性能は相反す
るため、ヒートシール強度の設計には、充填適性、流通
過程などを充分考慮する必要がある。かかる易開封性を
具備した包装材料として、包装材の非封着部と封着部と
を例えばポリイソブチレンとエチレン/ブテン共重合体
とのブレンドからなる薄膜とポリプロピレン薄膜とで構
成すること、エチレン/ブテン共重合体とポリイソブチ
レンと低密度ポリエチレンとのブレンドからなる薄膜と
ポリプロピレンの薄膜とで構成すること等、特定の構成
要件からなることを特徴としたたわみ性包装(特公昭4
6−35513号公報ン号公報−はポリプロピレンを主
成分とする材料同志が封着されて成る封着界面を有し、
該封着界面を構成する材料の少なくとモ一方にエチレン
−プロピレン系合成ゴムヲ10〜30重量%配合したポ
リプロピレン組成物とすることを特徴とした剥離容易な
密封包装容器(特公昭47−!15876号公報)が提
案されている。
一方、ポリプロピレンは光沢、透明性が良好でまた優れ
た防湿性と適度な腰の強さ、煮沸に耐える耐熱性などの
特性を有しているため、軽包装分野を初め、食品、繊維
、産業資材、化学薬品等のあらゆる分野の包装用フィル
ム、容器として用いられている。
た防湿性と適度な腰の強さ、煮沸に耐える耐熱性などの
特性を有しているため、軽包装分野を初め、食品、繊維
、産業資材、化学薬品等のあらゆる分野の包装用フィル
ム、容器として用いられている。
ところでかかるポリプロピレンのフィルムあるいは容器
の蓋材(シール材)として前記公告公報に提案されてい
る手段を適用しても、例えば前者の方法では、ポリプロ
ピレンとの易開封性を有する組成物として提案されてい
るポリイソブチレンとエチレン/ブテン共重合体とのブ
レンドあるいは更に低密度ボリエ千しンを加えたブレン
ドは、その構成成分がいずれもポリプロピレンに比べて
低融点であるため、耐熱性、とくに耐煮沸性に劣り、し
かもヒートシール強度のヒートシール温度依存性が大き
いので、ヒートシール仰度(剥離強度)の調節が困難で
ある。一方、後者の方法ではポリプロピレンに添加する
エチレン・プロピレン系合成ゴムの量が混合物当たり1
0〜30重量%の量であるためか、低温ヒートシール性
に劣ること、又、該公報に具体的に記載されているエチ
レン・プロピレン系合成ゴムはエチレン含有量が50〜
60モ/L/%であるため、混合物の耐熱性低下が大き
いこと、及び30重量%以上の混合比では実用的強度を
有するシール性が得られないという欠点を有しており、
いずれの方法もポリプロピレン本来の特徴である耐熱性
を活かしきれないのが現状であった。
の蓋材(シール材)として前記公告公報に提案されてい
る手段を適用しても、例えば前者の方法では、ポリプロ
ピレンとの易開封性を有する組成物として提案されてい
るポリイソブチレンとエチレン/ブテン共重合体とのブ
レンドあるいは更に低密度ボリエ千しンを加えたブレン
ドは、その構成成分がいずれもポリプロピレンに比べて
低融点であるため、耐熱性、とくに耐煮沸性に劣り、し
かもヒートシール強度のヒートシール温度依存性が大き
いので、ヒートシール仰度(剥離強度)の調節が困難で
ある。一方、後者の方法ではポリプロピレンに添加する
エチレン・プロピレン系合成ゴムの量が混合物当たり1
0〜30重量%の量であるためか、低温ヒートシール性
に劣ること、又、該公報に具体的に記載されているエチ
レン・プロピレン系合成ゴムはエチレン含有量が50〜
60モ/L/%であるため、混合物の耐熱性低下が大き
いこと、及び30重量%以上の混合比では実用的強度を
有するシール性が得られないという欠点を有しており、
いずれの方法もポリプロピレン本来の特徴である耐熱性
を活かしきれないのが現状であった。
かかる状況に鑑み、本発明者は、ポリプロピレン本来の
特徴である耐熱性を損うことなく、且つヒートシール強
度のヒートシール温度依存性の少ない易開封性に優れた
ポリプロピレン包装容器を得るべく検討した結果、ポリ
プロピレンにエチレン含有11i75〜95モル%のエ
チレン・α−オレフィンランダム共重合体を20〜60
重量%添加した組成物を用いることにより、上記目的が
達成できることが分かり、本発明を完成するに至った。
特徴である耐熱性を損うことなく、且つヒートシール強
度のヒートシール温度依存性の少ない易開封性に優れた
ポリプロピレン包装容器を得るべく検討した結果、ポリ
プロピレンにエチレン含有11i75〜95モル%のエ
チレン・α−オレフィンランダム共重合体を20〜60
重量%添加した組成物を用いることにより、上記目的が
達成できることが分かり、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、ポリプロピレンを主成分とする相対
するヒートシール面を有し、該ヒートシール面を構成す
る材料の少なくとも一方が、ポリプロピレン(A) 4
0ないし80重量%及びエチレン含fl;6(75ない
し95モlし%のエチレン・α−オレフィンランダム共
重合体(B) 20ないし60重量%との組成物から形
成されていることを特徴とするヒートシール部の易開封
性に優れた密封包装体を提供するものである。
するヒートシール面を有し、該ヒートシール面を構成す
る材料の少なくとも一方が、ポリプロピレン(A) 4
0ないし80重量%及びエチレン含fl;6(75ない
し95モlし%のエチレン・α−オレフィンランダム共
重合体(B) 20ないし60重量%との組成物から形
成されていることを特徴とするヒートシール部の易開封
性に優れた密封包装体を提供するものである。
本発明の密封包装体に用いるポリプロピレン((転)は
プロピレンの単独重合体もしくはプロピレンと他のa−
オレフィン、例えばエチレン、1−ブテン、4−メチル
−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン等の炭素
数2ないし20のα−オレフィンとのランダム共重合体
で通常プロピレンを90モル%以上、好ましくは95モ
ル%!〕1上含むプロピレンを主体とした重合体で結晶
性のものである。ポリプロピレン(A)のメIレトフロ
ーレート(MFR(L): ASTMD 123B、L
)は通常0.5ないし50g/10m1n。
プロピレンの単独重合体もしくはプロピレンと他のa−
オレフィン、例えばエチレン、1−ブテン、4−メチル
−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン等の炭素
数2ないし20のα−オレフィンとのランダム共重合体
で通常プロピレンを90モル%以上、好ましくは95モ
ル%!〕1上含むプロピレンを主体とした重合体で結晶
性のものである。ポリプロピレン(A)のメIレトフロ
ーレート(MFR(L): ASTMD 123B、L
)は通常0.5ないし50g/10m1n。
好ましくは1ないし15g/10m1nの範囲である。
V F R(L)が上記範囲外のものはいずれにしても
成形性に劣る傾向にある。
成形性に劣る傾向にある。
本発明に用いるエチレン・α−オレフィンランダム共重
合体(B)はエチレン含有量が75ないし95モル%、
好ましくは78ないし93モル%のエチレンとα−オレ
フィンとのランダム共重合体であり、通常XJIによる
結晶化度が40%以下、好ましくは1ないし30%の低
結晶性のポリ゛オレフィンである。
合体(B)はエチレン含有量が75ないし95モル%、
好ましくは78ないし93モル%のエチレンとα−オレ
フィンとのランダム共重合体であり、通常XJIによる
結晶化度が40%以下、好ましくは1ないし30%の低
結晶性のポリ゛オレフィンである。
エチレン含有量が75モル%未満のものは、ポリプロピ
レンに添加すると少量では、ヒートシールの温度依存性
が大きく、改良効果がない。また多量に添加するとヒー
トシール強度が低くなり過ぎて実用的でない。一方95
モル%を越えるものは、結晶性が高い為に、添加量にか
かわらずヒートシール強度の温度依存性の改良効果が少
なく、易開封性に劣る。
レンに添加すると少量では、ヒートシールの温度依存性
が大きく、改良効果がない。また多量に添加するとヒー
トシール強度が低くなり過ぎて実用的でない。一方95
モル%を越えるものは、結晶性が高い為に、添加量にか
かわらずヒートシール強度の温度依存性の改良効果が少
なく、易開封性に劣る。
エチレン・α−オレフィンランダム共重合体(B) ニ
おいて、エチレンと共重合されるα−オレフィンは通常
炭素数が3ないし20のα−オレフィンであり、具体的
には、例えばプロピレン、1−ブテン、4−メチル−1
−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン
等が挙げられる。これらの中では炭素数4ないし10の
α−オレフィンとの共重合体を前記ポリプロピレン(A
)に添加したものが、ヒートシール強度のヒートシール
温度依存性が最も少ないので好ましい。
おいて、エチレンと共重合されるα−オレフィンは通常
炭素数が3ないし20のα−オレフィンであり、具体的
には、例えばプロピレン、1−ブテン、4−メチル−1
−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン
等が挙げられる。これらの中では炭素数4ないし10の
α−オレフィンとの共重合体を前記ポリプロピレン(A
)に添加したものが、ヒートシール強度のヒートシール
温度依存性が最も少ないので好ましい。
本発明に用いるエチレン・α−オレフィンランダA共f
i合体(B)は通常はメルト70−レー)(MFR(E
): ASTM D 1238.E)が0.4ないし5
0g/10m1n、好ましくは1ないし10g/IQm
inの範囲のものである。
i合体(B)は通常はメルト70−レー)(MFR(E
): ASTM D 1238.E)が0.4ないし5
0g/10m1n、好ましくは1ないし10g/IQm
inの範囲のものである。
本発明に用いる前記ポリプロピレン(A)及びエチレン
・α−オレフィンランダム共重合体(B)には、耐熱安
定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、防曇剤、抗ブロツキン
グ剤、スリップ剤、滑剤、顔料、染料、流滴剤、核剤等
の通常ポリオレフィンに添加して使用される各種配合剤
を本発明の目的を損わない範囲で添加してもよい。
・α−オレフィンランダム共重合体(B)には、耐熱安
定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、防曇剤、抗ブロツキン
グ剤、スリップ剤、滑剤、顔料、染料、流滴剤、核剤等
の通常ポリオレフィンに添加して使用される各種配合剤
を本発明の目的を損わない範囲で添加してもよい。
本発明の密封包装体は、ポリプロピレンを主成分とする
相対するヒートシール面を有し、該ヒートシール面を構
成する材料の少なくとも一方が前記ポリプロピレン(A
) 40ないし80重量%、好ましくは50ないし65
重量%及び前記エチレン・α−オレフィンランダム共重
合体(B) 20ないし60重量%、好ましくは35な
いし50重量幅との組成物から形成されてなる通常ヒー
トシール強度が300ないし2000g/15mm、好
ましくは600ないし1500g/15mmの範囲にあ
る易開封性に優れた包装体である。
相対するヒートシール面を有し、該ヒートシール面を構
成する材料の少なくとも一方が前記ポリプロピレン(A
) 40ないし80重量%、好ましくは50ないし65
重量%及び前記エチレン・α−オレフィンランダム共重
合体(B) 20ないし60重量%、好ましくは35な
いし50重量幅との組成物から形成されてなる通常ヒー
トシール強度が300ないし2000g/15mm、好
ましくは600ないし1500g/15mmの範囲にあ
る易開封性に優れた包装体である。
前記組成物において、エチレン・α−オレフィンランダ
ム共重合体(B)の量が20重量%未満のものは、ヒー
トシール強度のヒートシール温度依存性が大きく、ヒー
トシール強度を剥離が容易な範囲内にコントロールする
ことが困難である。一方60重量%を越えるものは、ヒ
ートシール強度が低下し過ぎ、又、組成物自体の耐熱性
が低下するので好ましくない。
ム共重合体(B)の量が20重量%未満のものは、ヒー
トシール強度のヒートシール温度依存性が大きく、ヒー
トシール強度を剥離が容易な範囲内にコントロールする
ことが困難である。一方60重量%を越えるものは、ヒ
ートシール強度が低下し過ぎ、又、組成物自体の耐熱性
が低下するので好ましくない。
本発明の密封包装体のヒートシール面の構成はポリプロ
ピレン(A)層/組成物層、組成物層/組成物層等の構
成を採り得る。又密封包装体の形状は熱成形、射出成形
もしくは中空成形等により成形された容器とシートもし
くはフィルムからなる蓋材、フィルム同志からなる包装
袋等を例示することができる。
ピレン(A)層/組成物層、組成物層/組成物層等の構
成を採り得る。又密封包装体の形状は熱成形、射出成形
もしくは中空成形等により成形された容器とシートもし
くはフィルムからなる蓋材、フィルム同志からなる包装
袋等を例示することができる。
本発明の密封包装体はヒートシール面の構成が前記した
如く、ポリプロピレンを主成分とする相対する面を有し
、且つ少なくとも一方が前記組成物である限り、密封包
装体の耐ガス透過性、耐油性、耐スクラッチ性、剛性等
の機能を付与するために、更にエチレン・酢酸ビニル共
重合体鹸化物、ポリエステlし、ポリアミド、ポリ塩化
ビニリデン、アルミニウム箔、二軸延伸ポリプロピレン
フィルム等を積層してもよい。
如く、ポリプロピレンを主成分とする相対する面を有し
、且つ少なくとも一方が前記組成物である限り、密封包
装体の耐ガス透過性、耐油性、耐スクラッチ性、剛性等
の機能を付与するために、更にエチレン・酢酸ビニル共
重合体鹸化物、ポリエステlし、ポリアミド、ポリ塩化
ビニリデン、アルミニウム箔、二軸延伸ポリプロピレン
フィルム等を積層してもよい。
本発明の密封包装体はヒートシール温度の広い範囲にわ
たってヒートシール強度の温度依存性が小すい。その結
果、エチレン・α−オレフィンランダム共重合体のブレ
ンド比を20〜60重量%の範囲で任意にかえる事によ
り、目的とする用途に応じたヒートシール強度を得る事
が可能である。又、結晶性ポリプロピレンをベースにし
ている為に耐熱性を有し、加熱処理に耐えうる特徴を有
する。
たってヒートシール強度の温度依存性が小すい。その結
果、エチレン・α−オレフィンランダム共重合体のブレ
ンド比を20〜60重量%の範囲で任意にかえる事によ
り、目的とする用途に応じたヒートシール強度を得る事
が可能である。又、結晶性ポリプロピレンをベースにし
ている為に耐熱性を有し、加熱処理に耐えうる特徴を有
する。
本包装体はポリプロピレン容器の蓋材としてだけでなく
、&製袋の内面に使用する事により易開封性包装フィル
ムとしても用いる事ができる。
、&製袋の内面に使用する事により易開封性包装フィル
ムとしても用いる事ができる。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本
発明はその要旨を越えない限りこれらの例に何ら制約さ
れるものではない。
発明はその要旨を越えない限りこれらの例に何ら制約さ
れるものではない。
実施例1〜3
MFR(L) 71.5g/l 0m1nのプロピレン
単独重合体(pp−1)とエチレン含’f量:89モル
%、X線による結晶化度=10%、密度: 0.885
tr、/Cys、MFR(B): 5.6g710m
1nのエチレン・1−ブテンランダム共重合体(rgB
c−1)とを第1表に示す割合でそれぞれヘンシェルミ
キサーで混合後、65mmφ押出機(設定温度=260
℃)で溶融後、T−ダイ(設定温度=240℃)から押
出し、厚さ50μmのフィルムを得た。次いで該フィル
ムと別途MFR(L): 0.4g/10m1nのプロ
ピレン単独重合体を@形して得た厚さ50μmのシート
とを以下の方法でヒートシーμを行った後、ヒートシー
ル強度を測定した。
単独重合体(pp−1)とエチレン含’f量:89モル
%、X線による結晶化度=10%、密度: 0.885
tr、/Cys、MFR(B): 5.6g710m
1nのエチレン・1−ブテンランダム共重合体(rgB
c−1)とを第1表に示す割合でそれぞれヘンシェルミ
キサーで混合後、65mmφ押出機(設定温度=260
℃)で溶融後、T−ダイ(設定温度=240℃)から押
出し、厚さ50μmのフィルムを得た。次いで該フィル
ムと別途MFR(L): 0.4g/10m1nのプロ
ピレン単独重合体を@形して得た厚さ50μmのシート
とを以下の方法でヒートシーμを行った後、ヒートシー
ル強度を測定した。
ヒートシール強度:シートとフィルムとを重ね合わせ、
15FC,160℃、170℃、180℃、190°C
の温度、2 kq/cmの圧力で1秒# ’[15m
mのシールバーでヒートシールした後放冷し、次いで該
試料から15mm幅の試験片を切り取り、クロスヘッド
速麿 300mm/minでヒートシール部を剥離した際の強
度をヒートシール強度(g/l 5mm )とした。
15FC,160℃、170℃、180℃、190°C
の温度、2 kq/cmの圧力で1秒# ’[15m
mのシールバーでヒートシールした後放冷し、次いで該
試料から15mm幅の試験片を切り取り、クロスヘッド
速麿 300mm/minでヒートシール部を剥離した際の強
度をヒートシール強度(g/l 5mm )とした。
結果を第1表に示す。第1表から、組成物の構成をpp
−1:80重量幅及びEBC−1:20重量%とじたも
の(実INF!1r11 月ま僅かにヒートシール強度
のヒートシール温度依存性がみもれるものの、安定して
1500g/15mm以下のヒートシール強度が得られ
、又、実施例2及び実施例3の如(EBC−1の量を各
々、35重量%及び50重量%とした組成物は殆どヒー
トシール温度依存性がなく且つ700〜900g/15
m1n程度の適度のヒートシール強度を有し、易剥離性
に優れていることが明らかである。
−1:80重量幅及びEBC−1:20重量%とじたも
の(実INF!1r11 月ま僅かにヒートシール強度
のヒートシール温度依存性がみもれるものの、安定して
1500g/15mm以下のヒートシール強度が得られ
、又、実施例2及び実施例3の如(EBC−1の量を各
々、35重量%及び50重量%とした組成物は殆どヒー
トシール温度依存性がなく且つ700〜900g/15
m1n程度の適度のヒートシール強度を有し、易剥離性
に優れていることが明らかである。
実施例4.5
実施例1で用いたEBC−1の代わりに、エチレン含有
量:80モル外、X@による結晶化度:3%、密度:
0,867 tr、/Cm %MFR(g) : 1.
1 g/ 10m1nのエチレン・プロピレンランダム
共重合体(Epc−1)を用い、pp−iとの混合割合
を第1表に示す量とする以外は実施例1と同様に行った
。結果を第1表に示す。
量:80モル外、X@による結晶化度:3%、密度:
0,867 tr、/Cm %MFR(g) : 1.
1 g/ 10m1nのエチレン・プロピレンランダム
共重合体(Epc−1)を用い、pp−iとの混合割合
を第1表に示す量とする以外は実施例1と同様に行った
。結果を第1表に示す。
比較例1
実施例1で用いたpp−iとEBC−1との混合割合を
第1表に示す量とする以外は実施例1と同様に行った。
第1表に示す量とする以外は実施例1と同様に行った。
結果を第1表に示す。第1表からKBC−1の量を15
重量%としたものは、ヒートシール強度のヒートシール
温度依存性が大きく、ヒートシール強度を600〜15
00g/15IIImの間にコントロールすることが困
難なことが明らかである。
重量%としたものは、ヒートシール強度のヒートシール
温度依存性が大きく、ヒートシール強度を600〜15
00g/15IIImの間にコントロールすることが困
難なことが明らかである。
比較例2
実施例2で用いたEBC−1の代わりにエチレン含有量
=98モIv%、X線による結晶化度:57%、密度:
0.936g/cll、nFn停): 1.8g/1
0m1nのエチレン・1−ブテン共重合体(BBC−2
) ヲ用いる以外は実施例2と同様に行った。結果を第
1表に示す。第1表から、比較例1と同様にと−トシー
ルの温度依存性が大きく、ヒートシール温度のコントロ
ール性に劣る。
=98モIv%、X線による結晶化度:57%、密度:
0.936g/cll、nFn停): 1.8g/1
0m1nのエチレン・1−ブテン共重合体(BBC−2
) ヲ用いる以外は実施例2と同様に行った。結果を第
1表に示す。第1表から、比較例1と同様にと−トシー
ルの温度依存性が大きく、ヒートシール温度のコントロ
ール性に劣る。
比較例3
実施例2で用いたIEBC−1の代わりに、エチレン含
有量:57モル呪、xlsによる結晶化度:0%、密度
: 0,860g/aII、MFR(E):1.7g/
10m1nのエチレン・プロピレン共重合体(TLpc
−2)を用いる以外は実施例2と同様に行った。結果を
第1表に示す。第1表から、エチレン含有量が小さい場
合には、実用的なヒートシール強度が得られなくなる。
有量:57モル呪、xlsによる結晶化度:0%、密度
: 0,860g/aII、MFR(E):1.7g/
10m1nのエチレン・プロピレン共重合体(TLpc
−2)を用いる以外は実施例2と同様に行った。結果を
第1表に示す。第1表から、エチレン含有量が小さい場
合には、実用的なヒートシール強度が得られなくなる。
Claims (1)
- (1)ポリプロピレンを主成分とする相対するヒートシ
ール面を有し、該ヒートシール面を構成する材料の少な
くとも一方がポリプロピレン(A)40ないし80重量
%及びエチレン含有量が75ないし95モル%のエチレ
ン・α−オレフィンランダム共重合体(B)20ないし
60重量%との組成物から形成されていることを特徴と
する密封包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60087478A JPH0717041B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 易開封性の未延伸密封包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60087478A JPH0717041B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 易開封性の未延伸密封包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61246061A true JPS61246061A (ja) | 1986-11-01 |
JPH0717041B2 JPH0717041B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=13916032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60087478A Expired - Fee Related JPH0717041B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 易開封性の未延伸密封包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717041B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5358792A (en) * | 1991-02-22 | 1994-10-25 | Exxon Chemical Patents Inc. | Heat sealable blend of very low density polyethylene or plastomer with polypropylene based polymers and heat sealable film and articles made thereof |
US5530065A (en) * | 1992-01-07 | 1996-06-25 | Exxon Chemical Patents Inc. | Heat sealable films and articles made therefrom |
JPH11179865A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Tokuyama Corp | ポリプロピレン系多層フィルム |
JP2000272064A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-03 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 複合多層シート |
JP2000272065A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-03 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 複合多層シート |
CN1070447C (zh) * | 1996-08-12 | 2001-09-05 | 住友化学工业株式会社 | 易剥离的薄膜和易剥离的密封材料 |
JP2011079587A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-04-21 | Giken Kasei Kk | 樹脂シートおよび充填豆腐用容器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51491A (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-06 | Sumitomo Bakelite Co | Hosotai |
JPS5294381A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Biaxially stretched polypropylene composite film |
JPS52110783A (en) * | 1976-03-10 | 1977-09-17 | Dainippon Printing Co Ltd | Method of easily releasible sealing |
JPS52135386A (en) * | 1976-05-08 | 1977-11-12 | Gunze Kk | Laminated film with good low temperature heat seal property |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP60087478A patent/JPH0717041B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51491A (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-06 | Sumitomo Bakelite Co | Hosotai |
JPS5294381A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Biaxially stretched polypropylene composite film |
JPS52110783A (en) * | 1976-03-10 | 1977-09-17 | Dainippon Printing Co Ltd | Method of easily releasible sealing |
JPS52135386A (en) * | 1976-05-08 | 1977-11-12 | Gunze Kk | Laminated film with good low temperature heat seal property |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5358792A (en) * | 1991-02-22 | 1994-10-25 | Exxon Chemical Patents Inc. | Heat sealable blend of very low density polyethylene or plastomer with polypropylene based polymers and heat sealable film and articles made thereof |
US5530065A (en) * | 1992-01-07 | 1996-06-25 | Exxon Chemical Patents Inc. | Heat sealable films and articles made therefrom |
CN1070447C (zh) * | 1996-08-12 | 2001-09-05 | 住友化学工业株式会社 | 易剥离的薄膜和易剥离的密封材料 |
JPH11179865A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Tokuyama Corp | ポリプロピレン系多層フィルム |
JP2000272064A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-03 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 複合多層シート |
JP2000272065A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-03 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 複合多層シート |
JP2011079587A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-04-21 | Giken Kasei Kk | 樹脂シートおよび充填豆腐用容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0717041B2 (ja) | 1995-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4210686A (en) | Multi-layered plastic sheeting having high clarity, strength, and resistance to water vapor transmission | |
US5501887A (en) | Resin laminate | |
JPH0321343B2 (ja) | ||
JPH01157847A (ja) | 易開封性包装体 | |
JPS63179741A (ja) | 易剥離性とヒ−トシ−ル性を併わせ持つ複合フイルム | |
US5277988A (en) | Easily openable heat seal material | |
JP3795264B2 (ja) | 低温雰囲気下でのヒートシール強度が優れた包装用フィルム及び包装体 | |
JPS61246061A (ja) | 易開封性の未延伸密封包装体 | |
JP3543456B2 (ja) | イージーピールシール用フィルムおよび容器 | |
JPH0818416B2 (ja) | 横方向引裂性積層フイルム | |
JPS62117741A (ja) | ポリプロピレン系多層フイルム | |
JP2706025B2 (ja) | 多層フィルム及び容器 | |
JP4747538B2 (ja) | ヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フィルム及び包装体 | |
JP4692818B2 (ja) | 共押出積層フィルム並びにそれを用いたラミネートフィルム及び包装容器 | |
JP2018090658A (ja) | シーラント用接着剤及び易剥離性フィルム | |
JP3934238B2 (ja) | 食品包装用積層袋 | |
JPH08197694A (ja) | 包装用積層フィルム | |
JPH1076618A (ja) | ヒートシーラブル積層延伸ポリプロピレンフィルム及び包装体 | |
JP6822198B2 (ja) | シーラント用接着剤及び易剥離性フィルム | |
JP4037951B2 (ja) | 食品包装用積層袋 | |
JP2004035711A (ja) | ヒートシール性フィルム、及びそれを用いた積層体 | |
JP2001219518A (ja) | 積層フィルム | |
JP2002187962A (ja) | ポリエチレン系フィルム及び積層包装材料 | |
JPH0354052B2 (ja) | ||
JP3207500B2 (ja) | レトルト食品包装用ラミネートフィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |