JPS61244518A - ゴム成形金型 - Google Patents

ゴム成形金型

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Publication number
JPS61244518A
JPS61244518A JP8611585A JP8611585A JPS61244518A JP S61244518 A JPS61244518 A JP S61244518A JP 8611585 A JP8611585 A JP 8611585A JP 8611585 A JP8611585 A JP 8611585A JP S61244518 A JPS61244518 A JP S61244518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert
rubber
mold
corrosive gas
mold surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8611585A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Shibata
幸雄 柴田
Toshio Kiryu
桐生 年郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP8611585A priority Critical patent/JPS61244518A/ja
Publication of JPS61244518A publication Critical patent/JPS61244518A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表面に接着剤が塗布されたインサートをキャ
ビティ内にセットし、これによりインサートが埋設され
た成形品を成形するゴム成形金型に関する。更に詳しく
は、接着剤から発生した腐食性ガスによって、インサー
トに当接する型面が腐食することを抑制するゴム成形金
型に関する。
本発明は、例えば、ストラットバーに用いられる一クッ
ションを成形するゴム成形金型に利用−することができ
る。
[従来の技術] クッション性などを改善するために、ナイロンなどから
作製したインカー1〜が、表面に一部露出した状態で埋
設されたゴム成形品が従来より提供されている。
このゴム成形品を成形するにあたっては、第6図に示す
ように、表面に接着剤が塗布されたインサート100を
、ゴム成形金型101のキャビティ102の型面103
に当接させた状態で、該インサート100をキャビティ
102内にセットする。そしてその状態で、ゴム成形金
型101のキャビティ102内に未加硫配合ゴムを注入
し、接着剤によりインサート100とゴムとの接合性を
向上し、これによりゴム成形品を形成している。
[発明が解決しよろとする問題点] 上記した従来の技術では、接着剤の種類によっては、成
形の際の熱影響により、塩素ガスなどの腐食性ガスが生
じることがある。例えば、未加硫配合ゴムの注入前に、
ゴム成形金型101が加硫のために高温に加熱される場
合には、高温に加熱されたゴム成形金型101の熱の影
響で、接着剤から腐食性ガスが生じることがある。この
塩素ガスなどの腐食性ガスは、キャビディ102内に滞
留し、成形の際に、インサート100と、該イン1ノー
ート100に当接Jる型開103との間の僅かの間隙に
高濃度高圧どなって侵入し易い。間隙に侵入する主な理
由は、必ずしも明確ではないが、成形の際にかなりの高
圧で注入された未加硫配合ゴムによりキャビティの空間
は充填されるので、キャビティ内の腐食性ガスは逃げ場
所がなくなり、僅かの前記間隙に高濃度高圧どなって集
まり易いこと、であると推察される。
このようにインサート100と該インυ−−ト100に
当接する型面103との間の間隙に腐食性ガスが侵入す
るため、ゴム成形金型101を長期間にわたり使用する
と、該インサート100に当接する型面103が腐食し
、その型面103に損傷などが生じ易い問題点があった
。その結果、成形したゴム成形品にパリが発生しやづく
なる。
本発明はこの問題点を解決するためのものであリ、その
目的は、インサートと該インサートに当接する型面との
間隙に成形の際に侵入する腐食性ガスを外部へ排出し、
インサートに当接する型面に腐食が生じることを抑制す
る、ゴム成形金型を提供するにある。
[問題点を解決づるための手段1 本発明に係るゴム成形金型は、接着剤が塗布されたイン
サートを当接、支持する型面を有するゴム成形金型にお
いて、 該インサートが当接する型面のほぼ中央部に、外部と連
通ずるガス逃し孔を設けたことを特徴とするものである
本発明のゴム成形金型では、分割型の形状、構造、材質
、キャビティの形状、構造などは従来と同一とすること
ができる。インサー1〜は一般に有機高分子材料例えば
ポリアミドから作製したものを用いることができる。イ
ンサー1へに塗布する接着剤は、従来と同様なもの、例
えばイソシアネート系接着剤、エポキシ系接着剤などを
用いることができる。
−4一 本発明に係るゴム成形金型は、インサートが当接する型
面のほぼ中央部に、外部と連通ずるガス逃し孔をもつ。
ここで型面のほぼ中央部とは、インサー[−に当接J−
る型面のうち、周辺部を除くという意味である。カス逃
し孔の径、ガス逃し孔の数は、インサートの種類、接着
剤から発生する腐食性ガスの種類等に応じて適宜選択す
るが、径は一般に2〜0.5ミリメートル程度とするこ
とができる。ガス逃し孔は、型面側を小径とし、ゴム成
形金型の外部に向かうにつれて大径となるように形成す
ることもできる。特殊な例では、ゴム成形金型の外部に
真空ポンプなどの吸引装置を設(プ、この吸引装置によ
りガス逃し孔内の腐食性ガスを吸引することにしてもよ
い。又ガス逃し孔のうち型面側には、連続気孔をもつ多
孔質体を充填することもできる。このように多孔質体を
埋設すれば、ガス逃し機能を確保しつつ、万一ガス逃し
孔内に未加硫配合ゴムが侵入するときであってもその侵
入を最小限に抑えることができる。
[作用] −5一 本発明のゴム成形金型では、ゴム成形品を得るにあたっ
ては、従来と同様に、表面に接着剤を塗布したインサー
トが該ゴム成形金型の型面に当接するように、該インサ
ートを該ゴム成形金型のキャビティ内にセットする。そ
して、その状態で、未加硫配合ゴムをゴム成形金型のキ
ャごティ内に注入する。未加硫配合ゴムが加硫されて硬
化した後は、分割型を型開きして成形品をキャビティか
ら取り出す。
ところで本発明に係るゴム成形金型では、従来と同様に
、成形の際に、インサートと該インサートに当接する型
面との間の間隙に腐食性ガスが侵入しやすい。しかし本
発明に係るゴム成形金型ではガス逃し孔を形成している
ため、前記間隙に侵入した腐食性ガスを、ガス逃し孔を
介して成形の際にゴム成形金型の外部に排出することが
できる。
故にインサートに当接するゴム成形金型の型面の腐食を
、従来に比べて大幅に抑制することができる。
仮に、前記間隙に腐食性ガスが溜まったとじても、それ
は従来に比して低圧低濃度となるので、ゴム成形金型の
型面の腐食の進行を従来に比べて大幅に遅らせることが
できる。
[発明の効果] 本発明にかかるゴム成形金型によれば、前述したように
、インサートと該インサートに当接する型面との間に侵
入した腐食性ガスを、成形の際にガス逃し孔を介して、
ゴム成形金型の外部に排出することができる。故にゴム
成形金型を長期間にわたり使用する場合であってもイン
サートに当接する型面が腐食することを抑制御−ること
ができ、従って該型面にへこみが生じることを抑制する
ことかでき、成形品のパリ等を少なりシ1qる。
[実施例] 第1図〜第5図は本発明を、ストラットバーに用いられ
るクッション成形用のゴム成形金型に適用した1実施例
を示す。
本実施例のゴム成形金型は、第3図に示すように、分割
型としての上型1と、分割型としての下型2及び3と、
分割型としてのスライドコア4とを含む構成であり、型
割面には、ゴム製品としての前記クッションの形状を規
定する空間たるキャビティ5が形成されている。このキ
ャビティ5は、本実施例では、上部空間50と、上部空
間50よりも径小の中間空間51と、上部空間50より
も大径の下部空間52とからなる。このキャビティ5に
は、表面に接着剤が塗布されたポリアミド製のインサー
ト6がセットされている。このインサート6は、キャビ
ティ5の傾斜する型面54に当接するようにセットされ
ている。本実施例では、インサート6に塗布する接着剤
としてはケムロック205(ロード社)を用いた。
ここで上型1は、スプル一孔10、受は部11を有する
。そして上型1とスライドコア4との型割面にはランナ
一孔12が形成されている。ランナ一孔12の先端には
、第4図および第5図に示すように、ゲート孔13が形
成されており、ゲート孔13はキャビティ5に連通して
いる。
更にスライドコア4には、キャビティ5の中間空間51
を形成するための突部40が形成され、更に下型2及び
3には、成形品押出用の押出しビン20が前進および後
退可能に配設されている。
さて本実施例では第3図に示すように下型2および3に
は、ガス逃し孔7が形成されている。このガス逃し孔7
は、インサート6に当接する型面54とゴム成形金型の
外部8とをつなぐ孔である。
〜  このガス逃し孔6は、インサート6に当接する型
開54のほぼ中央部に形成されている。このガス逃し孔
6は本実施例では型面54側の小径部7゜と外部8側の
大径部71とで形成されている。小径部70及び大径部
71の一部は、第3図に示すように斜め下方に指向して
おり、又大径部71の大部分は下型3をほぼ水平方向に
貫通して外部8に連通している。
次に本実施例のゴム成形金型を用いて成形品を成形する
場合につき説明する。まず従来と同様に、表面に接着剤
を塗布したインサート6が該ゴム成形金型の型開54に
当接するように、該インサート6をキャビティ5内にセ
ットする。このとき、ゴム成形金型の熱の影響等により
、インサート6に塗布した接着剤から腐食性ガスが生じ
、この腐食性ガスがキャビティ5内に滞留する。
前記のようにセットした状態で、スプル一孔101ラン
ナ一孔12、ゲート孔13を介して未加硫配合ゴムをゴ
ム成形金型のキャピテイ5内に注入する。キャビティ5
内に注入された未加硫配合ゴムが加硫されて硬化すると
、成形品9が得られる。
その後は上型1、下型2及び3、スライドコア4とを型
開きして、押出ビン20の前進によって、成形品9をキ
ャビティ5から取り出す。
一本実施例では成形の際に発生した腐食性ガスは、イン
サート6とインサート6に当接する型開54との間の間
隙に侵入する。この腐食性ガスは、未加硫配合ゴムの注
入圧によって押圧されてガス逃し孔7を介して外部8に
排出される。このときガス逃し孔7を小径部70と大径
部71とで形成している本実施例では、腐食性ガスの排
出が効果的になされる。故にインサート6に当接する型
開54の腐食を未然に防止することができる。従って本
実施例では従来とは異なりゴム成形金型を長期間にわた
り使用した場合であっても、型面54に腐食が生じるこ
とを抑制することができ、よって成形品にパリが生じる
ことを少なくし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図はゴ
ム成形金型のキャビティ内にインサー1〜をセットした
状態を示す要部の縦断面図であり、第2図はゴム成形金
型のキャビティ内に未加硫配合ゴムを充填した状態を示
す要部の縦断面図であり、第3図はゴム成形金型の主要
部の縦断面図であり、第4図はゴム成形金型のランナ一
孔付近を示す主要部の縦断面図であり、第5図はゴム成
形金型のランナ一孔付近を示ず主要部の横断断面図であ
る。第6図は従来の技術を示し、第6図はゴム成形金型
のキャビティ内にインサートをセットした状態の要部の
縦断面図である。 図中、1は上型(分割型)、2及び3は下型(分割型)
、4はスライドコア(分割型)、5はキャごティ、50
は上部空間、51は中間空間、52は下部空間、54は
インリートと当接する型面、6はインサー1−17はガ
ス逃し孔、70は小径部、71は大径部、8は外部、9
はゴム成形品をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接着剤が塗布されたインサートを当接、支持する
    型面を有するゴム成形金型において、該インサートが当
    接する型面のほぼ中央部に、外部と連通するガス逃し孔
    を設けたことを特徴とするゴム成形金型。
JP8611585A 1985-04-22 1985-04-22 ゴム成形金型 Pending JPS61244518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8611585A JPS61244518A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 ゴム成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8611585A JPS61244518A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 ゴム成形金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61244518A true JPS61244518A (ja) 1986-10-30

Family

ID=13877695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8611585A Pending JPS61244518A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 ゴム成形金型

Country Status (1)

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JP (1) JPS61244518A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055418U (ja) * 1991-07-02 1993-01-26 東光電気株式会社 モールド成形用金型
JP2008168448A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Nok Corp シール部品の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055418U (ja) * 1991-07-02 1993-01-26 東光電気株式会社 モールド成形用金型
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