JPS61244172A - 等化器設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電話番号を登録して自動発呼し、通信相手を選択するフ
ァクシミリ装置において、送信側で電話番号により予め
予測される回線特性を補正し、相手ファクシミリ装置の
受信側等化器が補正しきれない回線特性を補正する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は自動発呼機能を持つファクシミリ装置に係り、
特に良好な通信状態を保つために、送信側で電話回線の
周波数及び位相の等化値を、登録された電話番号に応じ
て可変する等化器設定方式ファクシミリ通信は通常電話
回線を利用して行われているが、電話回線には周波数特
性や位相特性があり、この回線特性は通信先との間の回
線状態により変化する。従ってファクシミリ装置では送
信側に固定等化器を、受信側に自動等化器を設け、送信
信号は固定の等化値により補正して送出し、受信信号は
自動的に回線状態の変化に応じて補正している。

しかし、ファクシミリ装置が通信する相手は不特定多数
のため、回線状態の差が大きく回線特性の悪い場合があ
るが、受信側の自動等花器が補正し得る範囲は一定で、
総て補正することは不可能である。従って送信側で不足
分を補正し得ることが望ましい。

（従来の技術） 従来のファクシミリ装置は、前記の如く送信側の等花器
の補正値は固定で、通常予測される回線状態の平均的な
値に設定しである。これは特に回線特性の悪い電話回線
のための補正値を用いると、補正し過ぎて特性の良い電
話回線では逆効果となるためである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如く、従来は送信側では平均的な補正を行うのみ
であるため、受信側の自動等化器が補正しきれない場合
が発生し、特定の相手とは良好な通信が行えないことが
あるという問題がある。

本発明はこのような問題点に鑑み、自動発呼機能を持つ
ファクシミリ装置は、通信する相手ファクシミリ装置の
電話番号を登録するため、該当電話番号から予め回線状
態を調べ、送信側の等花器に複数の等比値を用意して、
電話番号に対応して補正値を切替えることで、常に良好
な通信を行うことを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。

ｌはオペレータが送信指示や電話番号指示等を行う操作
パネル、２はファクシミリ装置全体を制御する制御回路
、３は電話番号と対比して送信側の等花器５の等化デー
タを記憶するＲＡＭである。

４は制御回路２から指示された電話番号をダイヤルする
自動ダイヤル回路、５は制御回路２の指示により電話回
線網を制御する網制御部、６は送信側の回線特性を補正
する等花器、７は制御回路２の指示により等花器６の等
比値を切替えるレジスタ、８は送信信号を変調するモデ
ムである。

制御回路２はモデム８を経て送信信号を電話回線に送出
する時、レジスタ７を制御して等花器６のタップａ、　
　ｂ、・−・、ｄのどれが−っを選択する構成とする。

〔作用〕

上記の如く構成することにより、制御回路２ば操作パネ
ル１から入る電話番号に基づき、予めＲＡＭ３に格納し
である電話番号に対応する等化データから、レジスタ７
に指示してこの等化データに該当する等花器６のタップ
を選択させ、適切な等比値で送信信号を補正する。

〔実施例〕

第１図において、オペレータが操作パネルｌがら送信先
の電話番号を指示する。制御回路２は網制御部５を制御
して電話回線を接続すると共に、この電話番号に基づき
自動ダイヤル回路４を制御し、網制御部５を経て電話回
線にダイヤルを送出させる。

又制御回路２はＲＡＭ３の電話番号に対応して格納され
ている等化データを読出す。

第２図はＲＡＭ３の内容を説明する図である。

ＲＡＭ３には電話番号Ａ、　Ｂ、・・・・、Ｄに対応し
て、予めこの電話番号による通信相手塩の回線状態から
決定する等化データａ、ｂ、・−・、ｄが夫々格納され
ている。この等化データは等花器６の例えば等比値を決
定するタップａ、　　ｂ、−・−１ｄを指示するもので
ある。

制御回路２ばこの等化データをレジスタ７に送出し、レ
ジスタ７はこの等化データに対応する等花器６のタップ
ａ、ｂ、−・・、ｄの一つを選択する。

即ち例えば電話番号Ａの場合タップａを、電話番号Ｂの
場合はタップｂを選択する。

モデム８で変調された送信データは等花器６において、
選択されたタップ、例えばａに対応する等化補正値によ
り補正され、電話回線に送出される。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明は相手ファクシミリ装置の受
信側等花器が、補正しきれなかった回線特性を、予め補
正することが出来るため、電話番号が登録されている相
手と通信する場合、常に良好な通信状態を保つことが出
来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第２図はＲＡＭ３の内容を説明する図である。 図において、 １は操作パネル、　　　　２は制御回路、３はＲＡＭ、
　　　　　　　４は自動ダイヤル回路、５は網制御部、
　　　　６は等花器、 ７はレジスタ、　　　　　８はモデムである。 １ｆ−２順

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 自動発呼機能を持つファクシミリ装置において、回線特
   性を補正する複数の固定等化値を持つ等化器（６）と、 登録された電話番号に対応する通信相手迄の回線状態に
   応じて回線特性を補正する等化データを記憶する記憶手
   段（３）と、 該記憶手段（３）の等化データに基づき前記等化器（６
   ）の等化値を選択する選択手段（７）とを設け、通信相
   手の電話番号に対応して前記記憶手段（３）の等化デー
   タを読出し、前記選択手段（７）に供給して前記等化器
   （６）の等化値を選択することを特徴とする等化器設定
   方式。