JPS6124335Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124335Y2 JPS6124335Y2 JP10688581U JP10688581U JPS6124335Y2 JP S6124335 Y2 JPS6124335 Y2 JP S6124335Y2 JP 10688581 U JP10688581 U JP 10688581U JP 10688581 U JP10688581 U JP 10688581U JP S6124335 Y2 JPS6124335 Y2 JP S6124335Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- punch
- lever
- main body
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 14
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 12
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は板金部品等に適用される穴明け装置
に関するものである。
に関するものである。
自動車においては、通常、車体への部品装着孔
はプレス成型時に行つている。しかし、ユーザの
好みによるオプシヨン部品の装着孔は、プレス成
型時にあけると、通常用とオプシヨン用の2種類
のプレス金型が必要となるばかりでなく、その都
度、型段取の変更を要し、かつ、成形ワークの種
類が増え、それらの区別等が必要で作業管理上、
好ましくない。
はプレス成型時に行つている。しかし、ユーザの
好みによるオプシヨン部品の装着孔は、プレス成
型時にあけると、通常用とオプシヨン用の2種類
のプレス金型が必要となるばかりでなく、その都
度、型段取の変更を要し、かつ、成形ワークの種
類が増え、それらの区別等が必要で作業管理上、
好ましくない。
そこで、スポツト溶接による板金組立工程にお
いて穴明けを行うことが考えられる。即ち、オプ
シヨン用のものは、スポツト溶接とともに穴明け
を行ない、通常用のものは、穴明けを行わないよ
うにするのが好ましい。
いて穴明けを行うことが考えられる。即ち、オプ
シヨン用のものは、スポツト溶接とともに穴明け
を行ない、通常用のものは、穴明けを行わないよ
うにするのが好ましい。
そのため、このような穴明け装置としては、ラ
ムのようなプレス機械によらず、溶接治具等の一
部に退避可能にセツトされる簡単な構成のものが
好ましく、かつ、パンチとダイ間は、ごく狭いも
のが要求されると共に、既にプレス加工によつて
ワークが屈曲している場合が多いため、横方向か
らワークを挿入することが不適当である場合が多
く、上方向からのワークセツトを可能にするため
に、パンチユニツト全体を溶接治具等の一部に側
方へ退避可能に設置するのが望ましい。
ムのようなプレス機械によらず、溶接治具等の一
部に退避可能にセツトされる簡単な構成のものが
好ましく、かつ、パンチとダイ間は、ごく狭いも
のが要求されると共に、既にプレス加工によつて
ワークが屈曲している場合が多いため、横方向か
らワークを挿入することが不適当である場合が多
く、上方向からのワークセツトを可能にするため
に、パンチユニツト全体を溶接治具等の一部に側
方へ退避可能に設置するのが望ましい。
ところが、上記のようにパンチユニツト全体を
側方へ退避させることと、パンチの加圧力を得る
こととは、一般的にみて全く関連性がないため、
夫々別のアクチユエータで作動させる必要があ
り、そのため、装置全が複雑高価となり、設置性
にも問題が生ずる。
側方へ退避させることと、パンチの加圧力を得る
こととは、一般的にみて全く関連性がないため、
夫々別のアクチユエータで作動させる必要があ
り、そのため、装置全が複雑高価となり、設置性
にも問題が生ずる。
この考案は上記問題点に鑑み、パンチ加圧と、
パンチユニツトの移動を1つのアクチユエータに
よる1動作によつて可能とし得る穴明け装置を提
供することを目的とするのである。
パンチユニツトの移動を1つのアクチユエータに
よる1動作によつて可能とし得る穴明け装置を提
供することを目的とするのである。
以下、この考案の構成を図面に示す実施例につ
いて説明する次の通りである。
いて説明する次の通りである。
第1図において、1は本体、2は本体の先端部
上面に装着したダイ、3はダイに対応して本体先
端部に設けられたガス抜き孔、4は本体の後部に
枢軸5を介してその基部が枢気され、全体が本体
に対して起伏回動可能に枢着されたアーム、6は
アームの先端に固着されたパンチホルダー、7は
パンチホルダーの貫通孔8内進退可能に貫挿さ
れ、前記ダイ2と対応せしめられると共に、常時
復帰スプリング9によつて上方に後退復帰せしめ
られるパンチ、10はアーム4の一部にピン11
を介して枢着され、常時、スプリング12によつ
て定位置即ち、アーム4の一部に設けられた止め
金13に当接保持されるストツパー14はアーム
の一部にピン15を介して枢着したレバー16は
油圧又は空圧シリンダからなるアクチユエータで
あつて、本体1の一部のブラケツト17にトラニ
オンピン18を介して揺動時本体1等に干渉しな
いようにその基部が枢着され、ピストンロツド1
6aの先端を前記レバー14の後端に連結ピン1
9を介して連結してある。尚、20は被加工物で
ある。
上面に装着したダイ、3はダイに対応して本体先
端部に設けられたガス抜き孔、4は本体の後部に
枢軸5を介してその基部が枢気され、全体が本体
に対して起伏回動可能に枢着されたアーム、6は
アームの先端に固着されたパンチホルダー、7は
パンチホルダーの貫通孔8内進退可能に貫挿さ
れ、前記ダイ2と対応せしめられると共に、常時
復帰スプリング9によつて上方に後退復帰せしめ
られるパンチ、10はアーム4の一部にピン11
を介して枢着され、常時、スプリング12によつ
て定位置即ち、アーム4の一部に設けられた止め
金13に当接保持されるストツパー14はアーム
の一部にピン15を介して枢着したレバー16は
油圧又は空圧シリンダからなるアクチユエータで
あつて、本体1の一部のブラケツト17にトラニ
オンピン18を介して揺動時本体1等に干渉しな
いようにその基部が枢着され、ピストンロツド1
6aの先端を前記レバー14の後端に連結ピン1
9を介して連結してある。尚、20は被加工物で
ある。
上記本1は略逆L形をなし、その前端部1aは
上方に若干起立せしめられ、その中央上面にダイ
2を装着してある。そして、本体1の後端部1b
は上方に高く起立せしめられ、その上端面に前記
ストツパー10と係合するカム面1eが形成して
ある。
上方に若干起立せしめられ、その中央上面にダイ
2を装着してある。そして、本体1の後端部1b
は上方に高く起立せしめられ、その上端面に前記
ストツパー10と係合するカム面1eが形成して
ある。
アーム4は上記本体1と対称な略逆L形をな
し、本体1の後端部1bを両側から挾むように2
つの分板で構成され、この2つの分板の先端にパ
ンチホルダー6が固着され、ダイ2上に載置され
た被加工物20本体1とアーム4との内懐部に収
容し、被加工物20の所定の穴明け位置を被加工
物20の側方から挾持するように構成され、アー
ム4の本体1への枢軸5による枢着位置の高さ
は、ダイ2の上面即ち被加工物20の穴明け位置
の高さと同一位置附近とされ、これによつて、ア
ーム4の倒伏端まで回動せしめられたとき、パン
チ7の軸芯がダイ2の軸芯と一致する。
し、本体1の後端部1bを両側から挾むように2
つの分板で構成され、この2つの分板の先端にパ
ンチホルダー6が固着され、ダイ2上に載置され
た被加工物20本体1とアーム4との内懐部に収
容し、被加工物20の所定の穴明け位置を被加工
物20の側方から挾持するように構成され、アー
ム4の本体1への枢軸5による枢着位置の高さ
は、ダイ2の上面即ち被加工物20の穴明け位置
の高さと同一位置附近とされ、これによつて、ア
ーム4の倒伏端まで回動せしめられたとき、パン
チ7の軸芯がダイ2の軸芯と一致する。
またパンチホルダー6の下面はダイ2の上面及
び被加工物20の穴明け位置における上面と平行
に密着当接するようになされ、伏端のストツパー
およびストリツパーの役目をもつ。
び被加工物20の穴明け位置における上面と平行
に密着当接するようになされ、伏端のストツパー
およびストリツパーの役目をもつ。
パンチ7はパンチホルダー6の上下方向に設け
られた貫通孔8内に摺動自在に貫挿され、その先
端(下端)がパンチホルダー6の下面より突出し
て被加工物20への穴明けをなし得るようにさ
れ、常時は復帰スプリング9によつて上方に後退
復帰せしめられている。
られた貫通孔8内に摺動自在に貫挿され、その先
端(下端)がパンチホルダー6の下面より突出し
て被加工物20への穴明けをなし得るようにさ
れ、常時は復帰スプリング9によつて上方に後退
復帰せしめられている。
ストツパー10はアーム4の倒伏端位置(第1
図の状態)において、本体1の後端部1bの上端
前面のカム面1cに当接掛止し、この位置でのア
ーム4の起立方向への回動を阻止するものであ
る。即ち、アーム4の上記位置でのレバー14に
よるパンチ7へのパンチ加圧時、被加工物20に
より反力でパンチホルダー6及びアーム4からな
るパンチユニツトA全体が枢軸5を中心として上
方即ち、起立方向へ逃げて明けを不能にすること
を防止し、確実に穴明けができるようにするため
ものである。
図の状態)において、本体1の後端部1bの上端
前面のカム面1cに当接掛止し、この位置でのア
ーム4の起立方向への回動を阻止するものであ
る。即ち、アーム4の上記位置でのレバー14に
よるパンチ7へのパンチ加圧時、被加工物20に
より反力でパンチホルダー6及びアーム4からな
るパンチユニツトA全体が枢軸5を中心として上
方即ち、起立方向へ逃げて明けを不能にすること
を防止し、確実に穴明けができるようにするため
ものである。
しかし、穴明け終了後は、アーム4を起立方向
に回動せなければならないので、上記ストツパー
10は、所定時、前記カム面1cから外れるよう
にアーム4に枢着され、通常では、アーム4の一
部に設けた止め金13に当接して正規位置を保持
するようにアーム4の一部に設けたスプリングホ
ルダー4aとの間にスプリング12が介在せしめ
られている。
に回動せなければならないので、上記ストツパー
10は、所定時、前記カム面1cから外れるよう
にアーム4に枢着され、通常では、アーム4の一
部に設けた止め金13に当接して正規位置を保持
するようにアーム4の一部に設けたスプリングホ
ルダー4aとの間にスプリング12が介在せしめ
られている。
上記ストツパー10をカム面1cから外す動作
は、レバー14の一部に設けた突起14aによつ
て与えられ、しかも、レバー14によるパンチユ
ニツトAの起立動作開始時に行われるようにされ
ており、そのため、突起14aは、アーム4への
レバー14の枢着ピン15の位置よりもレバー1
4の後端側に寄つた位置の下面に設けられ、これ
と対応してストツパー10の一部には当接突起部
10aが形成されている。
は、レバー14の一部に設けた突起14aによつ
て与えられ、しかも、レバー14によるパンチユ
ニツトAの起立動作開始時に行われるようにされ
ており、そのため、突起14aは、アーム4への
レバー14の枢着ピン15の位置よりもレバー1
4の後端側に寄つた位置の下面に設けられ、これ
と対応してストツパー10の一部には当接突起部
10aが形成されている。
レバー14はその先端をパンチ7の交換を容易
とするため着脱可能とされて下面に押圧面14b
を有し、この押圧面14bはパンチホルダー6に
貫挿されたパンチ7の上端と対応せしめられ、ア
ーム4の倒伏端位置においてレバー14を更に同
方向に回動させることによつてパンチ7を圧下す
るようになされている。
とするため着脱可能とされて下面に押圧面14b
を有し、この押圧面14bはパンチホルダー6に
貫挿されたパンチ7の上端と対応せしめられ、ア
ーム4の倒伏端位置においてレバー14を更に同
方向に回動させることによつてパンチ7を圧下す
るようになされている。
この場合、パンチ7に与えられるパンチ加圧力
は、ピン15から押圧面14bまでの距離と、ピ
ン15からレバー後端のアクチユエータとの連結
ピン19との距離の比によるアクチユエータ倍力
機構により与えられるものである。
は、ピン15から押圧面14bまでの距離と、ピ
ン15からレバー後端のアクチユエータとの連結
ピン19との距離の比によるアクチユエータ倍力
機構により与えられるものである。
パンチおよびアクチユエータのストロークエン
ドについては後退端はアクチユエータのストロー
クエンドまたは適当なストツパ手段を設ければよ
く、前進端(穴明け完了時)はブラケツト17の
位置設定によりスプリング9を破損しない状態で
アクチユエータのストロークエンドで止めてもよ
く。更に好ましくは図のようにパンチ7とパンチ
ホルダー間にスリーブ21を介してもよい。また
パンチ摩耗時には摩耗に応じたスリーブに入れ替
えることにより前進端ストロークエンドが調整可
能となる。
ドについては後退端はアクチユエータのストロー
クエンドまたは適当なストツパ手段を設ければよ
く、前進端(穴明け完了時)はブラケツト17の
位置設定によりスプリング9を破損しない状態で
アクチユエータのストロークエンドで止めてもよ
く。更に好ましくは図のようにパンチ7とパンチ
ホルダー間にスリーブ21を介してもよい。また
パンチ摩耗時には摩耗に応じたスリーブに入れ替
えることにより前進端ストロークエンドが調整可
能となる。
尚、本体1自体は溶接治具等の一部Bに設置さ
れるものである。
れるものである。
次に、全体の動作を説明する。
通常は、第2図に示す様にパンチユニツトAは
アクチユエータ16により、被加工物20の側方
上部に起立退避せしめられており、被加工物20
の溶接治具等への上方からの搬入・搬出に支障と
ならないようになされ、かつ、オプシヨン部品以
外の通常部品のスポツト溶接に妨げとならないよ
うにされると共に、オプシヨン部品に対しては、
スポツト溶接と同時又はスポツト溶接に先行或は
後行して穴明け作動が行われる。
アクチユエータ16により、被加工物20の側方
上部に起立退避せしめられており、被加工物20
の溶接治具等への上方からの搬入・搬出に支障と
ならないようになされ、かつ、オプシヨン部品以
外の通常部品のスポツト溶接に妨げとならないよ
うにされると共に、オプシヨン部品に対しては、
スポツト溶接と同時又はスポツト溶接に先行或は
後行して穴明け作動が行われる。
即ち、アクチユエータ16の伸長作動により、
レバー14の後端が押し上げられ、このとき、パ
ンチユニツトA全体は枢軸5を中心として被加工
物20に向けて倒伏回動せしめられ、第1図の状
態で更にアクチユエータ16の伸長によつてレバ
ー14の後端が押し上げられると、レバー14は
アーム4へのピン15を中心として回動し、先端
の押圧面14bでパンチ7の上面を圧下させる。
このとき、レバー14の突起14aはストツパー
10から離れるのであり、これによつてストツパ
ー10はスプリング12の作用を受けて止め金1
3に当接し、かつ、本体1のカム面1cに当接し
たアーム4が起立方向に逃げるのを阻止している
ため、パンチ7による被加工物20への穴明けは
確実に行われる。しかも倍力機構によるため、ア
クチユエータ16の作動力は比較的小さくてよ
い。穴明け終了後、アクチユエータ16を収縮作
動させると、レバー14はその突起14aがスト
ツパー10に当接するまでの間は、ピン15を中
心として第1図で時計方向に回動し、これによ
り、パンチ7は復帰スプリング9の復帰弾力によ
りダイ2及び被加工物20から引き抜かれて上昇
後退する。そして、アクチユエータ16の収縮方
向への継続作動によつて突起14aによるストツ
パー10の圧下が行われてストツパー10を本体
1のカム面1cから外し、更にアクチユエータ1
6が同方向に作動すると、レバー14はピン15
を中心とするそれ以上の回動が突起14aとアー
ム4との係止により阻止されることとなり、従つ
て、レバー14とアーム4とが一体となつて本体
1に対し、枢軸5を中心として上方へ起立回動を
開始し、被加工物20の側方上部の位置へ戻つて
1回の穴明けサイクルが終了する。
レバー14の後端が押し上げられ、このとき、パ
ンチユニツトA全体は枢軸5を中心として被加工
物20に向けて倒伏回動せしめられ、第1図の状
態で更にアクチユエータ16の伸長によつてレバ
ー14の後端が押し上げられると、レバー14は
アーム4へのピン15を中心として回動し、先端
の押圧面14bでパンチ7の上面を圧下させる。
このとき、レバー14の突起14aはストツパー
10から離れるのであり、これによつてストツパ
ー10はスプリング12の作用を受けて止め金1
3に当接し、かつ、本体1のカム面1cに当接し
たアーム4が起立方向に逃げるのを阻止している
ため、パンチ7による被加工物20への穴明けは
確実に行われる。しかも倍力機構によるため、ア
クチユエータ16の作動力は比較的小さくてよ
い。穴明け終了後、アクチユエータ16を収縮作
動させると、レバー14はその突起14aがスト
ツパー10に当接するまでの間は、ピン15を中
心として第1図で時計方向に回動し、これによ
り、パンチ7は復帰スプリング9の復帰弾力によ
りダイ2及び被加工物20から引き抜かれて上昇
後退する。そして、アクチユエータ16の収縮方
向への継続作動によつて突起14aによるストツ
パー10の圧下が行われてストツパー10を本体
1のカム面1cから外し、更にアクチユエータ1
6が同方向に作動すると、レバー14はピン15
を中心とするそれ以上の回動が突起14aとアー
ム4との係止により阻止されることとなり、従つ
て、レバー14とアーム4とが一体となつて本体
1に対し、枢軸5を中心として上方へ起立回動を
開始し、被加工物20の側方上部の位置へ戻つて
1回の穴明けサイクルが終了する。
以後、上記サイクルを反復するものである。
以上説明た様に、この考案はダイと、このダイ
と対向してパンチホルダー内に進退可能に貫通さ
れ、常時復帰スプリングにより後退復帰せしめら
れるパンチと、このパンチの上端に先端が当接押
圧してパンチを復帰スプリングに抗してパンチホ
ルダーの下面より突出させるレバーと、このレバ
ーの後端に連結して該レバーを介してパンチに加
圧突出力を付与するアクチユエータを具備し、ダ
イ上に載置された被加工物に対し、アクチユエー
タによりレバーを介してパンチを圧下して被加工
物に穴明けを行うものに於いて、ダイを本体に装
着すると共に、パンチホルダを本体に起伏回動可
能に枢着されたアームの先端装着し、前記アーム
の一部に、常時スプリングによつて定位置に保持
され、アームの倒伏回動端で本体の一部に形成し
たカム面に当接してアームの起立方向への回動を
阻止するストツパーを枢着し、かつ、上記アーム
の一部にレバーの中間部を枢着してその枢着点よ
り後端側にアームの起立方向への回動時、前記ス
トツパーに当接押圧して該ストツパーを本体の一
部のカム面から外してアームの起立方向への回動
を可能とする突起を設け、更に、上記本体の一部
にアクチユエータの基部を枢着したから、パンチ
ユニツト全体を被加工物の側方上部に退避させる
ことができ、被加工物の搬入搬出を上方から行う
ことが可能となり、例えば、自動車の車体へのオ
プシヨン部品装着孔のような穴明け作業をスポツ
ト溶接による板金組立工程で行わせる場合に利用
すると、プレス成型時に穴明けする場合に比較し
て非常に有利であり、しかも、スポツト溶接の妨
げとならず、オプシヨン用通常用とを段取り替え
を要することなく共用できるものである。
と対向してパンチホルダー内に進退可能に貫通さ
れ、常時復帰スプリングにより後退復帰せしめら
れるパンチと、このパンチの上端に先端が当接押
圧してパンチを復帰スプリングに抗してパンチホ
ルダーの下面より突出させるレバーと、このレバ
ーの後端に連結して該レバーを介してパンチに加
圧突出力を付与するアクチユエータを具備し、ダ
イ上に載置された被加工物に対し、アクチユエー
タによりレバーを介してパンチを圧下して被加工
物に穴明けを行うものに於いて、ダイを本体に装
着すると共に、パンチホルダを本体に起伏回動可
能に枢着されたアームの先端装着し、前記アーム
の一部に、常時スプリングによつて定位置に保持
され、アームの倒伏回動端で本体の一部に形成し
たカム面に当接してアームの起立方向への回動を
阻止するストツパーを枢着し、かつ、上記アーム
の一部にレバーの中間部を枢着してその枢着点よ
り後端側にアームの起立方向への回動時、前記ス
トツパーに当接押圧して該ストツパーを本体の一
部のカム面から外してアームの起立方向への回動
を可能とする突起を設け、更に、上記本体の一部
にアクチユエータの基部を枢着したから、パンチ
ユニツト全体を被加工物の側方上部に退避させる
ことができ、被加工物の搬入搬出を上方から行う
ことが可能となり、例えば、自動車の車体へのオ
プシヨン部品装着孔のような穴明け作業をスポツ
ト溶接による板金組立工程で行わせる場合に利用
すると、プレス成型時に穴明けする場合に比較し
て非常に有利であり、しかも、スポツト溶接の妨
げとならず、オプシヨン用通常用とを段取り替え
を要することなく共用できるものである。
第1図は本考案装置の実施例を示す倒伏状態で
の側面図であり、一部は断面として示し、第2図
は起立状態の側面図である。 1……本体、2……ダイ、4……アーム、6…
…パンチホルダー、7……パンチ、9……復帰ス
プリング、10……ストツパー、1c……カム
面、12……スプリング、14……レバー、14
a……突起、14b……押圧面、16……アクチ
ユエータ、A……パンチユニツト、20……被加
工物。
の側面図であり、一部は断面として示し、第2図
は起立状態の側面図である。 1……本体、2……ダイ、4……アーム、6…
…パンチホルダー、7……パンチ、9……復帰ス
プリング、10……ストツパー、1c……カム
面、12……スプリング、14……レバー、14
a……突起、14b……押圧面、16……アクチ
ユエータ、A……パンチユニツト、20……被加
工物。
Claims (1)
- ダイと、このダイと対向してパンチホルダー内
に進退可能に貫通され、常時復帰スプリングによ
り後退復帰せしめられるパンチと、このパンチの
上端に先端が当接押圧してパンチを復帰スプリン
グに抗してパンチホルダーの下面より突出させる
レバーと、このレバーの後端に連結して該レバー
を介してパンチに加圧突出力を付与するアクチユ
エータを具備し、ダイ上に載置された被加工物に
対し、アクチユエータによりレバーを介してパン
チを圧下して被加工物に穴明けを行うものに於い
て、ダイを本体に装着すると共に、パンチホルダ
を本体に起伏回動可能に枢着されたアームの先端
に装着し、前記アームの一部に、常時スプリング
によつて定位置に保持され、アームの倒伏回動端
で本体の一部に形成したカム面に当接してアーム
の起立方向への回動を阻止するストツパーを枢着
し、かつ、上記アームの一部にレバーの中間部を
枢着してその枢着点より後端側にアームの起立方
向への回動時、前記ストツパーに当接押圧して該
ストツパーを本体の一部のカム面から外してアー
ムの起立方向への回動を可能とする突起を設け、
更に、上記本体の一部にアクチユエータの基部を
枢着したことを特徴とする穴明け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10688581U JPS5813827U (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 穴明け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10688581U JPS5813827U (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 穴明け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813827U JPS5813827U (ja) | 1983-01-28 |
JPS6124335Y2 true JPS6124335Y2 (ja) | 1986-07-22 |
Family
ID=29901341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10688581U Granted JPS5813827U (ja) | 1981-07-18 | 1981-07-18 | 穴明け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813827U (ja) |
-
1981
- 1981-07-18 JP JP10688581U patent/JPS5813827U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5813827U (ja) | 1983-01-28 |
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