JPS61243153A - 超低温用永久磁石材料 - Google Patents
超低温用永久磁石材料Info
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- JPS61243153A JPS61243153A JP60085256A JP8525685A JPS61243153A JP S61243153 A JPS61243153 A JP S61243153A JP 60085256 A JP60085256 A JP 60085256A JP 8525685 A JP8525685 A JP 8525685A JP S61243153 A JPS61243153 A JP S61243153A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
利用産業分野
この発明は、100″に以下の超低温用、特に、核磁気
共鳴断層撮影装置、アンジュレータ−装置あるいは高速
荷電粒子線収束装置に用いられる超低温用高保磁力高磁
束密度永久磁石材料に係り、R(Rは円、あるいはさら
に陶、あるいはざらにり、 Ndを除くYを含む希土類
元素のうち少なくとも1種)、B、Feを主成分とする
超低温用永久磁石材料に関する。
共鳴断層撮影装置、アンジュレータ−装置あるいは高速
荷電粒子線収束装置に用いられる超低温用高保磁力高磁
束密度永久磁石材料に係り、R(Rは円、あるいはさら
に陶、あるいはざらにり、 Ndを除くYを含む希土類
元素のうち少なくとも1種)、B、Feを主成分とする
超低温用永久磁石材料に関する。
背景技術
従来、核磁気共鳴断層撮影装置、あるいは高速荷電粒子
線収束装置などの高磁界を発生する装置の磁石には、液
体ヘリウムを使用する超電導磁石が用いられてきたが、
ヘリウムは資源として、今後数十年で枯渇すると言われ
ており、超電導磁石に代わる高性能磁界発生装置が求め
られている。
線収束装置などの高磁界を発生する装置の磁石には、液
体ヘリウムを使用する超電導磁石が用いられてきたが、
ヘリウムは資源として、今後数十年で枯渇すると言われ
ており、超電導磁石に代わる高性能磁界発生装置が求め
られている。
また、アンジュレータ−装置などの用途には、希土類コ
バルト磁石が用いられている例があるが、主成分のシ、
Coは共に資源的に不足し、かつ高価であり、今後長期
間にわたって、安定して多量に供給されることは困難で
ある。
バルト磁石が用いられている例があるが、主成分のシ、
Coは共に資源的に不足し、かつ高価であり、今後長期
間にわたって、安定して多量に供給されることは困難で
ある。
そのため、従来の磁気回路の問題点を解消し、前述の用
途に適した、安価でかつ、磁気回路の組立構造及び操作
の容易な超低温用永久磁石材料が切望されてきた。
途に適した、安価でかつ、磁気回路の組立構造及び操作
の容易な超低温用永久磁石材料が切望されてきた。
本出願人は先に、高価なSmやらを含有しない新しい高
性能永久磁石としてFs−BR系(RはYを含む希土類
元素のうち少なくとも1種)永久磁石を提案したく特開
昭59−46008号、特開昭59−64733号、特
開昭59−89401号、特開昭59−132104号
)。
性能永久磁石としてFs−BR系(RはYを含む希土類
元素のうち少なくとも1種)永久磁石を提案したく特開
昭59−46008号、特開昭59−64733号、特
開昭59−89401号、特開昭59−132104号
)。
この永久磁石は、Rとして陶や円を中心とする資源的に
豊富な軽希土類を用い、Faを主成分として25MGO
e以上の極めて高いエネルギー積を示すすぐれた永久磁
石である。
豊富な軽希土類を用い、Faを主成分として25MGO
e以上の極めて高いエネルギー積を示すすぐれた永久磁
石である。
上記のすぐれた磁気特性を有するF@−B−R系磁気異
方性焼結体からなる永久磁石は、(Sr)。
方性焼結体からなる永久磁石は、(Sr)。
(iHc)の温度係数が大きく、低温において、特性が
飛躍的に向上することを見出した。しかし、Fa−B−
R系永久磁石の代表的な組成を有する、Rに陶を用いた
Fe B Nd系永久磁石は、常温並びに低温域で
はすぐれた特性を示すが、150°に以下の超低温域で
は、異方性定数(KtJt)、残留磁束密度(Br)、
最大エネルギー積(BH)maxが低下する問題があっ
た。
飛躍的に向上することを見出した。しかし、Fa−B−
R系永久磁石の代表的な組成を有する、Rに陶を用いた
Fe B Nd系永久磁石は、常温並びに低温域で
はすぐれた特性を示すが、150°に以下の超低温域で
は、異方性定数(KtJt)、残留磁束密度(Br)、
最大エネルギー積(BH)maxが低下する問題があっ
た。
発明の目的
この発明は、希土類・ボロン・鉄を主成分とする新規な
永久磁石の150’ K以下の超低温域での、異方性定
数(KLJt )、残留磁束密度(Br)、最大エネル
ギー積’(BH)maxを改善し、超低温用として、核
磁気共鳴断層撮影装置、アンジュレータ−装置あるいは
高速荷電粒子線収束装置などの高磁界を発生する装置に
最適な永久磁石材料を目的としている。
永久磁石の150’ K以下の超低温域での、異方性定
数(KLJt )、残留磁束密度(Br)、最大エネル
ギー積’(BH)maxを改善し、超低温用として、核
磁気共鳴断層撮影装置、アンジュレータ−装置あるいは
高速荷電粒子線収束装置などの高磁界を発生する装置に
最適な永久磁石材料を目的としている。
発明の構成と効果
この発明は、超低温時での異方性定数、残留磁束密度、
最大エネルギー積が常温時よりすぐれたF@−B R
系超低温用永久磁石を目的に種々検討した結果、Rに陶
を用いたFa B −Nd系永久磁石は、第2図及び
第3図に示す如く、常温並びに低温域ではすぐれた特性
を示すが、150″に以下の超低温域では、Nd2Fa
n B正方晶相がスピン再配列転移を示し、磁化容易方
向が正方品のC軸からずれ、異方性定数(Kul>、残
留磁束密度(Br)、最大エネルギー積(BH)Ill
axが低下するもので、F@B R系のRにPrある
いはさらに陶および円、Ndを除くYを含む希土類元素
のうち少なくとも1種を用いることにより、第1図に示
す如く、超低温時での異方性定数、残留磁束密度、最大
エネルギー積が常温時より著しく向上することを知見し
た。
最大エネルギー積が常温時よりすぐれたF@−B R
系超低温用永久磁石を目的に種々検討した結果、Rに陶
を用いたFa B −Nd系永久磁石は、第2図及び
第3図に示す如く、常温並びに低温域ではすぐれた特性
を示すが、150″に以下の超低温域では、Nd2Fa
n B正方晶相がスピン再配列転移を示し、磁化容易方
向が正方品のC軸からずれ、異方性定数(Kul>、残
留磁束密度(Br)、最大エネルギー積(BH)Ill
axが低下するもので、F@B R系のRにPrある
いはさらに陶および円、Ndを除くYを含む希土類元素
のうち少なくとも1種を用いることにより、第1図に示
す如く、超低温時での異方性定数、残留磁束密度、最大
エネルギー積が常温時より著しく向上することを知見し
た。
すなわち、この発明は、
Rが下記のいずれかであり、
B2原子%〜28原子%、
)”e6565原子80原子%を主成分とし、主相が正
方晶相からなることを特徴する超低温用永久磁石材料で
ある。
方晶相からなることを特徴する超低温用永久磁石材料で
ある。
Rは、R(RはPr)10原子%〜301JK子%、あ
るいは R(Rは円、 Nd> io原子%〜30原子%、ただ
し、Rはその40%以上がPrで残部がNdからなる。
るいは R(Rは円、 Nd> io原子%〜30原子%、ただ
し、Rはその40%以上がPrで残部がNdからなる。
3
あるいは
R1が80%以上で残部がR2からなるR(Rは円。
Mおよびり、 Ndを除くYを含む希土類元素のうち少
なくとも1種)10原子%〜30原子%、ただし、R1
はその40%以上がPrで残部がNdからなり、R2は
Pr、 Nd以外のYを含む希土類元素のうち少なくと
も1種からなる。
なくとも1種)10原子%〜30原子%、ただし、R1
はその40%以上がPrで残部がNdからなり、R2は
Pr、 Nd以外のYを含む希土類元素のうち少なくと
も1種からなる。
である。
また、この発明の永久磁石材料は結晶粒径が2〜40虜
の範囲にある正方晶系の結晶構造を有する化合物を主相
とし、体積比で1%〜50%の非磁性相(酸化物相を除
く)を含むことを特徴とする。
の範囲にある正方晶系の結晶構造を有する化合物を主相
とし、体積比で1%〜50%の非磁性相(酸化物相を除
く)を含むことを特徴とする。
したがって、この発明の永久磁石材料は、Rとして円あ
るいはざらに陶を中心とする資源的に豊富な軽希土類を
主に用い、Fa、B、R,を主成分とすることにより、
第1図に示す如く、150°に以下の超低温域で磁気特
性がすぐれ、25HGOa以上の極めて高いエネルギー
積並びに、高残留磁束密度、高保持力を有する、すぐれ
た永久磁石を安価に得ることができる。
るいはざらに陶を中心とする資源的に豊富な軽希土類を
主に用い、Fa、B、R,を主成分とすることにより、
第1図に示す如く、150°に以下の超低温域で磁気特
性がすぐれ、25HGOa以上の極めて高いエネルギー
積並びに、高残留磁束密度、高保持力を有する、すぐれ
た永久磁石を安価に得ることができる。
この発明による永久磁石材料は、液体空気や液体窒素な
どの冷媒を用いて、超低温域まで冷却して使用すること
により、実施例に示す如く、最大エネルギー積(BH)
IIlaXが40HGOa JX上の特性を示す。
どの冷媒を用いて、超低温域まで冷却して使用すること
により、実施例に示す如く、最大エネルギー積(BH)
IIlaXが40HGOa JX上の特性を示す。
永久磁石の限定理由
この発明の永久磁石に用いる希土類元素Rは、組成の1
0原子%〜30原子%を占めるが、円のみ、あるいはR
(Rはその40%以上がPrで残部が陶からなる)、あ
るいはR1が80%以上で残部がR2からなるR(ただ
し、R+はその40%以上がPrで残部がNdからなり
、R2はり、 Nd以外のYを含む希土類元素のうち少
なくとも1種からなる)ものである。
0原子%〜30原子%を占めるが、円のみ、あるいはR
(Rはその40%以上がPrで残部が陶からなる)、あ
るいはR1が80%以上で残部がR2からなるR(ただ
し、R+はその40%以上がPrで残部がNdからなり
、R2はり、 Nd以外のYを含む希土類元素のうち少
なくとも1種からなる)ものである。
又、通例R単独元素を使用してもよいが、実用上は2種
以上の混合物(ミッシユメタル、ジジム等)を入手上の
便宜等の理由により用いることができる。
以上の混合物(ミッシユメタル、ジジム等)を入手上の
便宜等の理由により用いることができる。
なお、このRは純希土類元素でなくてもよく、工業上入
手可能な範囲で製造上不可避な不純物を含有するもので
も差支えない。
手可能な範囲で製造上不可避な不純物を含有するもので
も差支えない。
R(Prあるいはさらに陶、あるいはざらに門。
陶を除くYを含む希土類元素のうち少なくとも1種)は
、新規な上記系永久磁石材料における、必須元素であっ
て、10原子%未満では、結晶構造がα−鉄と同一構造
の立方晶組織となるため、高磁気特性、特に高保磁力が
得られず、30原子%を越えると、Rリッチな非磁性相
が多くなり、残留磁束密度(Br)が低下して、すぐれ
た特性の永久磁石が得られない。よって、希土類元素は
、10原子%〜30原子%の範囲とする。
、新規な上記系永久磁石材料における、必須元素であっ
て、10原子%未満では、結晶構造がα−鉄と同一構造
の立方晶組織となるため、高磁気特性、特に高保磁力が
得られず、30原子%を越えると、Rリッチな非磁性相
が多くなり、残留磁束密度(Br)が低下して、すぐれ
た特性の永久磁石が得られない。よって、希土類元素は
、10原子%〜30原子%の範囲とする。
また、R中の円が40%未満では、スピン再配列の現象
が超低温域にて発生し、超低温における目的磁気特性が
得られないため、Rの40%以上とする。
が超低温域にて発生し、超低温における目的磁気特性が
得られないため、Rの40%以上とする。
R1がRの80%未満では、高保磁力を保つために必要
な異方性磁場が低下するか、残留磁束密度が低下するた
め、好ましくなく、R1はRの80%以上とする。また
、R1中の円が40%未満(R中の円が32%未満)で
は、スピン再配列の現象が超低温域にて発生し、超低温
における目的磁気特性が得られないため、R1の40%
以上とする。
な異方性磁場が低下するか、残留磁束密度が低下するた
め、好ましくなく、R1はRの80%以上とする。また
、R1中の円が40%未満(R中の円が32%未満)で
は、スピン再配列の現象が超低温域にて発生し、超低温
における目的磁気特性が得られないため、R1の40%
以上とする。
R2はRの20%以下であり、円、陶以外のYを含む希
土類元素のうち少なくとも1種を含有すればよいが、S
m、 Tm、 Erは異方性磁場を大幅に低下させ、保
磁力を劣化させるため、添加しないほうが好ましく、ま
た、Tb、きは正方品のR2F1114 B化合物の磁
気異方性を大幅に向上させ、保磁力を飛躍的に向上させ
るため、Tbまたは〜または1と国の混合物がR2の4
0%以上含有することが好ましい。
土類元素のうち少なくとも1種を含有すればよいが、S
m、 Tm、 Erは異方性磁場を大幅に低下させ、保
磁力を劣化させるため、添加しないほうが好ましく、ま
た、Tb、きは正方品のR2F1114 B化合物の磁
気異方性を大幅に向上させ、保磁力を飛躍的に向上させ
るため、Tbまたは〜または1と国の混合物がR2の4
0%以上含有することが好ましい。
Bは、この発明による永久磁石材料における、必須元素
であって、2原子%未満では、菱面体組織となり、高い
保磁力(iHC)は得られず、28原子%を越えると、
Bリッチな非磁性相が多くなり、残留磁束密度(Br)
が低下するため、すぐれた永久磁石が得られない。よっ
て、Bは、2原子%〜28原子%の範囲とする。
であって、2原子%未満では、菱面体組織となり、高い
保磁力(iHC)は得られず、28原子%を越えると、
Bリッチな非磁性相が多くなり、残留磁束密度(Br)
が低下するため、すぐれた永久磁石が得られない。よっ
て、Bは、2原子%〜28原子%の範囲とする。
Feは、新規な上記系永久磁石において、必須元素であ
り、65原子%未満では、残留磁束密度(B「)が低下
し、80原子%を越えると、高い保磁力が得られないの
で、Feは65原子%〜80原子%の含有とする。
り、65原子%未満では、残留磁束密度(B「)が低下
し、80原子%を越えると、高い保磁力が得られないの
で、Feは65原子%〜80原子%の含有とする。
また、この発明による永久磁石材料において、Feの一
部をもで置換することは、得られる磁石の磁気特性を損
うことなく、温度特性を改善することができるが、ら置
換量がFeの20%を越えると、逆に磁気特性が劣化す
るため、好ましくない。らの置換量がR8とらの合計量
で5原子%〜15原子%の場合は、(Br)は置換しな
い場合に比較して増加するため、高磁束密度を得るため
には好ましい。
部をもで置換することは、得られる磁石の磁気特性を損
うことなく、温度特性を改善することができるが、ら置
換量がFeの20%を越えると、逆に磁気特性が劣化す
るため、好ましくない。らの置換量がR8とらの合計量
で5原子%〜15原子%の場合は、(Br)は置換しな
い場合に比較して増加するため、高磁束密度を得るため
には好ましい。
また、この発明による永久磁石は、R,B、Faの伯、
工業的生産上不可避的不純物の存在を許容できるが、B
の一部を4.0原子%以下のC,3,5原子%以下のP
、 2.5原子%以下の3,3.5原子%以下の伍の
うち少なくとも1種、合計量で4.0原子%以下で置換
することにより、永久磁石の製造性改善、低価格化が可
能である。
工業的生産上不可避的不純物の存在を許容できるが、B
の一部を4.0原子%以下のC,3,5原子%以下のP
、 2.5原子%以下の3,3.5原子%以下の伍の
うち少なくとも1種、合計量で4.0原子%以下で置換
することにより、永久磁石の製造性改善、低価格化が可
能である。
また、下記添加元素のうち少なくとも1種は、R−B−
Fa系永久磁石に対してその保磁力、減磁曲線の角型性
を改善めるいは製造性の改善、低価格化に効果があるた
め添加することができる。しかし、保磁力改善のための
添加に伴ない残留磁束密度(Br)の低下を招来するの
で、超低温域温度において、最大エネルギー積30)f
GOeを得るのに必要なSr値11 kGをしたまわら
ない範囲での添加が望ましい。
Fa系永久磁石に対してその保磁力、減磁曲線の角型性
を改善めるいは製造性の改善、低価格化に効果があるた
め添加することができる。しかし、保磁力改善のための
添加に伴ない残留磁束密度(Br)の低下を招来するの
で、超低温域温度において、最大エネルギー積30)f
GOeを得るのに必要なSr値11 kGをしたまわら
ない範囲での添加が望ましい。
9.5原子%以下の^1.4゜5原子%以下のTi、9
.5原子%以下のV、8.5原子%以下のCr。
.5原子%以下のV、8.5原子%以下のCr。
8.0原子%以下の)fn、 5.0原子%以下のB
119.5原子%以下のNb、9,5原子%以下の丁a
。
119.5原子%以下のNb、9,5原子%以下の丁a
。
9.5原子%以下のNo、9.5原子%以下の琴、2.
5原子%以下のsb、7原子%以下のGe、3.5原子
%以下の5O15,5原子%以下のZr。
5原子%以下のsb、7原子%以下のGe、3.5原子
%以下の5O15,5原子%以下のZr。
9.0原子%以下のNi、9.0原子%以下のSl、1
.1原子%以下のZn、 5.5原子%以下のHf、
のうち少なくとも1種を添加含有、但し、2種以上含有
する場合は、その最大含有量は当該添加元素のうち最大
値を有するものの原子%以下の含有させることにより、
永久磁石の高保磁力化が可能になる。
.1原子%以下のZn、 5.5原子%以下のHf、
のうち少なくとも1種を添加含有、但し、2種以上含有
する場合は、その最大含有量は当該添加元素のうち最大
値を有するものの原子%以下の含有させることにより、
永久磁石の高保磁力化が可能になる。
添加元素としては、V 、 Wb、 Ta、 80.
Cr、 A&。
Cr、 A&。
賛が特に好ましい。添加元素量は、所望のBr値に応じ
て、適宜、前記範囲内で選定できるが。超低温域にて高
磁束密度を得る用途の特殊性を考慮すると、0.1原子
%〜3原子%が好ましく、特に1原子%以下が望ましい
。前記添加元素は製造工程の原料微粉末を得るまでの工
程で添加することができる。例えば、添加元素を酸化物
の形にて、あるいは他の好意元素との混合酸化物の形に
て直接還元の際に、出発原料に配合することもできる。
て、適宜、前記範囲内で選定できるが。超低温域にて高
磁束密度を得る用途の特殊性を考慮すると、0.1原子
%〜3原子%が好ましく、特に1原子%以下が望ましい
。前記添加元素は製造工程の原料微粉末を得るまでの工
程で添加することができる。例えば、添加元素を酸化物
の形にて、あるいは他の好意元素との混合酸化物の形に
て直接還元の際に、出発原料に配合することもできる。
また、微粉砕工程の前に配合添加することもできる。
結晶相は主相が正方晶であることが、微細で均一な合金
粉末より、すぐれた磁気特性を有する焼結永久磁石を作
製するのに不可欠である。
粉末より、すぐれた磁気特性を有する焼結永久磁石を作
製するのに不可欠である。
また、この発明の永久磁石は、磁場中プレス成型するこ
とにより磁気的異方性磁石が得られ、また、無磁界中で
プレス成型することにより、磁気的等方性磁石を得るこ
とができる。
とにより磁気的異方性磁石が得られ、また、無磁界中で
プレス成型することにより、磁気的等方性磁石を得るこ
とができる。
この発明による永久磁石は、液体空気などの超低温域に
おいて、保磁力iHc≧10kOa、残留磁束密度Br
>11 kG、を示し、最大エネルギー積(BH)ma
xは、最も好ましい組成範囲では、(BH)maX≧4
0MGOeを示し、最大値は50HGOe以上に達する
。
おいて、保磁力iHc≧10kOa、残留磁束密度Br
>11 kG、を示し、最大エネルギー積(BH)ma
xは、最も好ましい組成範囲では、(BH)maX≧4
0MGOeを示し、最大値は50HGOe以上に達する
。
また、この発明永久磁石用合金粉末のRの主成分がその
50%以上を聞を主とする軽希土類金属が占める場合で
、R12,5原子%〜21原子%、B55原子〜15原
子%、Fe 74原子%〜80原子%、を主成分とす
るとき、焼結磁石で超低温域において、(BH)max
408GOe以上のすぐれた磁気特性を示し、特に軽
希土類金属が円と陶で円が両者の合計量の40%以上の
場合には、(BH)maXは17°Kにおいて、その最
大値が40HGOa以上に達する。
50%以上を聞を主とする軽希土類金属が占める場合で
、R12,5原子%〜21原子%、B55原子〜15原
子%、Fe 74原子%〜80原子%、を主成分とす
るとき、焼結磁石で超低温域において、(BH)max
408GOe以上のすぐれた磁気特性を示し、特に軽
希土類金属が円と陶で円が両者の合計量の40%以上の
場合には、(BH)maXは17°Kにおいて、その最
大値が40HGOa以上に達する。
実施例
亘酊
出発原料として、純度99.9%の電解鉄、純度99.
5%以上の819.4%純度99.9%以上の電界ら、
純度99.7%以上の円、陶、Y、Coを使用し、ざら
に、添加元素として純度99.5%のM、 Nb、 T
aを使用し、これらを第1表に示す組成合金となる如く
配合し、これらを高周波溶解し、その後水冷銅鋳型に鋳
造し、第1表の各組成の鋳塊を得た。
5%以上の819.4%純度99.9%以上の電界ら、
純度99.7%以上の円、陶、Y、Coを使用し、ざら
に、添加元素として純度99.5%のM、 Nb、 T
aを使用し、これらを第1表に示す組成合金となる如く
配合し、これらを高周波溶解し、その後水冷銅鋳型に鋳
造し、第1表の各組成の鋳塊を得た。
その後インゴットを、スタンプミルにより粗粉砕し、次
にボールミルにより微粉砕し、粒度2虜の微粉末を得た
。
にボールミルにより微粉砕し、粒度2虜の微粉末を得た
。
この微粉末を金型に挿入し、10 kOaの磁界中で配
向し、磁界に直角方向に、11着の圧力で成形した。
向し、磁界に直角方向に、11着の圧力で成形した。
得られた成形体を、1060℃、1.5時間、Ar雰囲
気中、の条件で焼結し、その後放冷し、ざらにAr中で
の800℃、1時間と630℃、1.5時間の2段時効
処理を施して、永久磁石を作製した。
気中、の条件で焼結し、その後放冷し、ざらにAr中で
の800℃、1時間と630℃、1.5時間の2段時効
処理を施して、永久磁石を作製した。
得られた各永久磁石材料のBr 、 (Btl)max
の値を、振動型磁力系(VS)i )を用いて、71°
K及び(BH)maxについては室温時も合せて測定し
、第1表にその結果を示す。
の値を、振動型磁力系(VS)i )を用いて、71°
K及び(BH)maxについては室温時も合せて測定し
、第1表にその結果を示す。
また、第1表の本発明組成Nll、2及び比較例の陽2
2については、77°に〜300°にの温度変化と最大
エネルギー積の関係を測定し、第4図に示す。なお、第
4図には、組成No、1は実線・印、組成陽2は実線Q
印、組成陽22は実線Δ印で表示しである。
2については、77°に〜300°にの温度変化と最大
エネルギー積の関係を測定し、第4図に示す。なお、第
4図には、組成No、1は実線・印、組成陽2は実線Q
印、組成陽22は実線Δ印で表示しである。
第1表及び第4図から明らかなように、この発明による
永久磁石材料は、超低温域において、磁気特性が大きく
向上し、核磁気共鳴断層撮影装置、アンジュレータ−装
置あるいは高速荷電粒子線収束装置等に用いられる超低
温用高保磁力高磁束密度永久磁石材料に最適なことが分
る。
永久磁石材料は、超低温域において、磁気特性が大きく
向上し、核磁気共鳴断層撮影装置、アンジュレータ−装
置あるいは高速荷電粒子線収束装置等に用いられる超低
温用高保磁力高磁束密度永久磁石材料に最適なことが分
る。
第1表
第1図はこの発明による永久磁石材料の温度変化と磁気
特性の関係を示すグラフである。第2図は比較永久磁石
材料の温度変化と磁気特性の関係を示すグラフである。 第3図は比較永久磁石材料の温度変化と最大エネルギー
積の関係を示すグラフである。第4図はこの発明による
永久磁石材料及び比較永久磁石材料の温度変化と最大エ
ネルギー積の関係を示すグラフである。 出願人 住友特殊金属株式会社 代理人 押 1) 良 久甜世 第1図 絶対温度(K) 第2rlA 絶対温度(K) 第3図 0 100 200 3
0G絶対温度(K) 第4図 絶対温度(K)
特性の関係を示すグラフである。第2図は比較永久磁石
材料の温度変化と磁気特性の関係を示すグラフである。 第3図は比較永久磁石材料の温度変化と最大エネルギー
積の関係を示すグラフである。第4図はこの発明による
永久磁石材料及び比較永久磁石材料の温度変化と最大エ
ネルギー積の関係を示すグラフである。 出願人 住友特殊金属株式会社 代理人 押 1) 良 久甜世 第1図 絶対温度(K) 第2rlA 絶対温度(K) 第3図 0 100 200 3
0G絶対温度(K) 第4図 絶対温度(K)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 R(RはPr)10原子%〜30原子%、 B2原子%〜28原子%、 Fe65原子%〜80原子%を主成分とし、主相が正方
晶相からなることを特徴する超低温用永久磁石材料。 2 R(RはPr、Nd)10原子%〜30原子%、B2原
子%〜28原子%、 Fe65原子%〜80原子%を主成分とし、主相が正方
晶相からなることを特徴する超低温用永久磁石材料。 ただし、Rはその40%以上がPrで残部がNdからな
る。 3 R_1が80%以上で残部がR_2からなるR(RはP
r、NdおよびPr、Ndを除くYを含む希土類元素の
うち少なくとも1種)10原子%〜30原子%、B2原
子%〜28原子%、 Fe65原子%〜80原子%を主成分とし、主相が正方
晶相からなることを特徴する超低温用永久磁石材料。 ただし、R_1はその40%以上がPrで残部がNdか
らなり、R_2はPr、Nd以外のYを含む希土類元素
のうち少なくとも1種からなる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085256A JP2720027B2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 超低温用永久磁石材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085256A JP2720027B2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 超低温用永久磁石材料 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8115805A Division JP2983902B2 (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 超低温用永久磁石材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243153A true JPS61243153A (ja) | 1986-10-29 |
JP2720027B2 JP2720027B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13853489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60085256A Expired - Lifetime JP2720027B2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 超低温用永久磁石材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2720027B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5292380A (en) * | 1987-09-11 | 1994-03-08 | Hitachi Metals, Ltd. | Permanent magnet for accelerating corpuscular beam |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5946008A (ja) * | 1982-08-21 | 1984-03-15 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 永久磁石 |
JPS609852A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-18 | ゼネラル・モ−タ−ズ・コ−ポレ−シヨン | 高エネルギ−積の稀土類−鉄磁石合金 |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP60085256A patent/JP2720027B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5946008A (ja) * | 1982-08-21 | 1984-03-15 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 永久磁石 |
JPS609852A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-18 | ゼネラル・モ−タ−ズ・コ−ポレ−シヨン | 高エネルギ−積の稀土類−鉄磁石合金 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5292380A (en) * | 1987-09-11 | 1994-03-08 | Hitachi Metals, Ltd. | Permanent magnet for accelerating corpuscular beam |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2720027B2 (ja) | 1998-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |