JPS61241804A - 数値制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、上位コンピュータと接続される数値制御装
置に係り、特に上位コンピュータと数値制御装置のオペ
レータとの間で容易に会話ができ。

かつ該上位コンピュータとの間の通信線本数を少なくす
る事の可能な数値制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の数値制御装置として、第３図に示すもの
があった。図において１はホストコンピュータ（上位コ
ンピュータ）２ｍ、２ｂは加工情報に基づき工作機械等
（図示せず）の数値制御を行ない、ホストコンピュータ
１によシ管理されて運転を行なう数値制御部、３ａ、３
ｂは上記数値制御部で夫々後われる情報等を表示するＣ
ＲＴ表示器（図示せず）と数値側−に関するコマンドな
どをキー操作によシ入力する孝−ボード（図示せず）を
有するターミナルである。上記構成からなる従来の数値
制御装置はホストコンピュータｌと各数値制御部２ａ、
２ｂ、各ターミナル３ａ、　３ｂとの間に通信線４ａ、
４ｂ、４ｃ、４ｄを夫々独立に設けてシステム構成して
いた。ここで、数値制御部２ａを制御しようとする場合
、その操作者がターミナル３ａからキー操作によりホス
トコンピュータ１と対話形式で制御し、その内容は例え
ば数値制御部２ａに対してどの加工プログラムを使うか
を指示するための情報をキー操作によって入力し、この
情報を指令情報として、まずホストコンピュータ１に通
信線４ｂを介して送る。ホストコンピュータ１はこの指
令情報に基づき数値制御部２ａに対して所定の情報（例
えば、上記で指示された加工プログラム）を通信線４ａ
を介して送信する。以上のような動作は数値制御部２ｂ
、及びターミナル３ｂから通信線４ｃ、４ｄを介し、ホ
ストコンピュータ１０間でも行なわれる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の数値制御装置は上記のように、ホストコンピュー
タから各数値制御部と各ターミナルに対して夫々対応の
本数で通信線を設ける必要があるため、通信線の受は口
に制限のあるホストコンピュータにとって一つの数値制
御装置に対し複数の通信線を割り当てる事は不経済であ
るなどの問題点があった。

この発明はこのような問題点を解消するためになされた
もので、一つの数値制御装置に対し１つの通信線のみに
より従来と同一の働きを持つ数値制御装置を得ることを
目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる数値制御装置は、上位コンピュータと
の間で接続された数値制御部の内部にＣＲＴ表示部と、
キーボードとを備え、該数制御部の記憶部内の制御プロ
グラムにより汎用ターミナルとして機能させ、上位コン
ピュータとの間で容易に会話を行なえるようＫしたもの
である。

〔作用〕

この発明においては、数値制御装置にターミナルの機能
を内蔵させること、即ち、数値制御部の記憶部内の制御
プログラムでターミナルの機能を実現することによりホ
ストコンピュータとの間に設けられた共用の通信線のみ
で＃ｊ！ｉ、値制御部への情報伝送が可能となる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す数値制御装置のホス
トコンピュータを含む構成図である。図において、１は
ホストコンピュータ、２ａ、２ｂはホストコンピュータ
１に通信線４１．４２を介して接続される各数値制御部
であシ、数値制御に関するデータ等を表示するＣＲＴ表
示部３１と、数値制御を行なうためのコマンド等をキー
操作によ少入力するためのキーボード３２とが備えられ
、夫々インターフェース部５１．５２を介してＣＰＵ（
中央処理装置）６に接続される。記憶部７はＣＰＵＩか
らターミナル部３等のＩ１０機器（インプット／アウト
プット端末）を制御するための制御プログラム７１と、
数値側ｇＩＪＫ関する情報をＣＲＴ表示器３１に表示す
るための表示内容が記憶されているＮＣ用表示バッファ
７２と、ターミナルとして機ｉする場合に表示する情報
等、すなわち例えば加工プログラムのメニュー等に関す
る表示内容が記憶されているターミナル用表示バッファ
７３とを有している。８はホストコンピュータ１から通
信線４１または４２を介して一端を接続し、他端をパス
９を介してＣＰＵ６に接続されて情報のインターフェー
スを行なう通信用インターフェースである。上記第１図
は共通な数値制御部２ａ、２ｂが２装置備えられ、夫々
の装置が通信線４１，４２を介してホストコンピュータ
ｌに接続されている場合の構成図である。

次に上記実施例の動作を第２図のフロー図を用いて説明
すると、先ず数値制御部２ａまたは２ｂの操作者は夫々
のＣＲＴ表示部３１、キーボード３２からホストコンピ
ュータＩＫ対し対話形式で操作を進めてゆくが、その手
順は記憶部７に有する制御プログラム７１の内容に応じ
てＣＰＵ６が制御を行なうことによシ進められる。この
制御は操作者が数値側−に関する命令を与える時、ある
いはターミナルに関する情報の命令、すなわちプログラ
ムの転送などの必要があった時にキーボード３２を操作
して初期設定する事によシ開始される（ステップ１０）
。次のステップとして操作者がターミナルに関する命令
を行なおうとする場合はターミナル切換のキーをキーボ
ード３２からキーイン（キー人力）する。この操作によ
りステップ１１のＹ（ＹＥＳ）方向に進み、以後、キー
ボード３２からのキー人力情報はターミナルに関する情
報として数値制御装置２ａからホストコンビエータ１に
伝送され、操作者が数値制御装置する、例えば加工プロ
グラム等の情報を表示、又は人力しようとする場合はキ
ーボード３２のＮＣ切換の中−を操作する事によシ、ス
テップ１２でＹ（ＹＥＳ）に進む。以後数値制御に関す
る情報を、ターミナルモード時にはＣＲＴ表示部３１の
表示内容を参照しながらホストコンピュータｌとの対話
を進める。これは例えば、ホストコンピュータｌが持つ
加工プログラムの攬類を聞く、あるいはホストコンピュ
ータ１から数値制御部２ａ又は２ｂへの加工プログラム
の転送を依頼するなどが行なわれる。またＮＣモード時
にはＣＲＴ表示部３１とキーボード３２は数値制御部２
ａ、　２ｂへの、例えば加工プログラムの情報等の入力
と表示のために使用される。上記ＣＲＴ表示部３１の表
示画面への表示はＣＰＵ６が記憶部７内のＮＣ用表示バ
ッファ７２の内容を参照する事により、数値制御につい
ての表示内容がＣＲＴ表示部３１に表示される。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおシ、数値制御部内にターミ
ナル機能を持たせて構成したので、上位コンピュータと
数値制御装置のオペレータ間の会話が容易になシ、かつ
、数値制御部２ａまたは２ｂの１装置に対し、ホストコ
ンピュータｌへの通信線が半分の設備となシ、かつホス
トコンピュータの受は口としても半数となるために物理
的に従来装置の２倍の数値制御装置の制御が可能となる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による数値制御装置の構成
図、第２図は第１図のフロー図、第３図は従来の数値制
御装置の構成図である。 図において、ｌはホストコンピュータ（上位コンピュー
タ）、２ａ、２ｂは数値制御部、３１はＣＲＴ表示部、
３２はギーボードである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上位コンピュータに接続され、該上位コンピュータによ
   り管理される数値制御装置において、上記数値制御装置
   は、内部に加工プログラム等の数値制御情報を表示する
   ＣＲＴ表示部と、該数値制御情報の入力を行なうキーボ
   ードとを備え、上記上位コンピュータの汎用ターミナル
   として機能させることにより該上位コンピュータと数値
   制御装置のオペレータとの間での会話を行なえるように
   したことを特徴とする数値制御装置。