JPS61239125A - デジタル温度計 - Google Patents
デジタル温度計Info
- Publication number
- JPS61239125A JPS61239125A JP8111085A JP8111085A JPS61239125A JP S61239125 A JPS61239125 A JP S61239125A JP 8111085 A JP8111085 A JP 8111085A JP 8111085 A JP8111085 A JP 8111085A JP S61239125 A JPS61239125 A JP S61239125A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- output
- circuit
- converter
- digital value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K1/00—Details of thermometers not specially adapted for particular types of thermometer
- G01K1/02—Means for indicating or recording specially adapted for thermometers
- G01K1/028—Means for indicating or recording specially adapted for thermometers arrangements for numerical indication
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上皇且且豆立
本発明は、広範囲な温度測定に利用できるように、各種
の温度センサを取替え使用できるようにしたデジタル温
度計に関する。
の温度センサを取替え使用できるようにしたデジタル温
度計に関する。
従来坐肢査
熱電対等の温度センサを用い、検知温度に対応したアナ
ログ出力電圧をデジタル変換して温度表示するデジタル
温度針は、一般に、第5図に示すような構成を持つ。
ログ出力電圧をデジタル変換して温度表示するデジタル
温度針は、一般に、第5図に示すような構成を持つ。
第5図において、(1)は熱電対等の温度センサ、(2
)は温度センサ(1)の出力を増幅する前置増幅器、(
3)は前置増@器(2)のアナログ出力電圧をデジタル
変換するADコンパ・−タ、(4)はADコンバータ(
3)のデジタル出力を演算処理して表示部(5)に出力
する演算部である。
)は温度センサ(1)の出力を増幅する前置増幅器、(
3)は前置増@器(2)のアナログ出力電圧をデジタル
変換するADコンパ・−タ、(4)はADコンバータ(
3)のデジタル出力を演算処理して表示部(5)に出力
する演算部である。
上記従来のデジタル温度計(6)は、前置増幅器(2)
の増幅率を、最大温度検出時の温度センサ出力を増幅し
たとき、その増幅出力がADコンバータ(3)の変換可
能入力電圧の最大値に近く、且つそのときのADコンバ
ータ(3)のデジタル出力が、上記最大検出温度を直接
表示できるような値に選んでいた。例えば最大測定温度
が1700℃のRタイプの熱電対を用いたデジタル温度
計において、1vの入力電圧を20.000cps
(サイクル・パー・セコンド)に変mするADコンバー
タを使用しているとき、前置増幅器(2)の増幅率を4
2.048と設定し、最大検出電圧の20.215mv
を850a+vに増幅する。このようにすれば、170
0℃を測定し前゛置場幅器(2)の出力電圧として20
.215糟Vが得られたとき、17000cpsのデジ
タル量に変換でき、小数点を一桁目におけば1700.
0℃の温度表示値が直ちに得られる。
の増幅率を、最大温度検出時の温度センサ出力を増幅し
たとき、その増幅出力がADコンバータ(3)の変換可
能入力電圧の最大値に近く、且つそのときのADコンバ
ータ(3)のデジタル出力が、上記最大検出温度を直接
表示できるような値に選んでいた。例えば最大測定温度
が1700℃のRタイプの熱電対を用いたデジタル温度
計において、1vの入力電圧を20.000cps
(サイクル・パー・セコンド)に変mするADコンバー
タを使用しているとき、前置増幅器(2)の増幅率を4
2.048と設定し、最大検出電圧の20.215mv
を850a+vに増幅する。このようにすれば、170
0℃を測定し前゛置場幅器(2)の出力電圧として20
.215糟Vが得られたとき、17000cpsのデジ
タル量に変換でき、小数点を一桁目におけば1700.
0℃の温度表示値が直ちに得られる。
の゛し ゛ る四占
上記従来のデジタル温度計(6)に汎用性を持たせるた
め、異なる検出温度範囲を有する異種の温度センサを取
替え使用することが考えられる この場合、各温度センサの出力電圧範囲は異なるので、
温度センサを取替えても、各々の出力電圧範囲がADコ
ンバータの所定の変換範囲に対応するように工夫する必
要がある。
め、異なる検出温度範囲を有する異種の温度センサを取
替え使用することが考えられる この場合、各温度センサの出力電圧範囲は異なるので、
温度センサを取替えても、各々の出力電圧範囲がADコ
ンバータの所定の変換範囲に対応するように工夫する必
要がある。
この一手段として、前置増幅器(2)の増幅率を温度セ
ンサ(1)の種別に対応させて切換えることが考えられ
る。
ンサ(1)の種別に対応させて切換えることが考えられ
る。
しかし前置増幅器(2)の増幅率を変える方法は、オペ
アンプの外付は抵抗等を切換え接続する構成となり、接
触抵抗誤差が介入する問題が生ずると共に、増幅率切換
え時に前置増幅器(2)の特性や安定性が変化して測定
精度が低下する。例えばにタイプの熱電対で測定した値
と、Tタイプの熱電対で測定した値が異なってしまう等
の不都合がある。またゲイン調整回路を構成する抵抗器
に精度の高いものを使用する必要があり、高価になる欠
点があった。
アンプの外付は抵抗等を切換え接続する構成となり、接
触抵抗誤差が介入する問題が生ずると共に、増幅率切換
え時に前置増幅器(2)の特性や安定性が変化して測定
精度が低下する。例えばにタイプの熱電対で測定した値
と、Tタイプの熱電対で測定した値が異なってしまう等
の不都合がある。またゲイン調整回路を構成する抵抗器
に精度の高いものを使用する必要があり、高価になる欠
点があった。
そこで本発明は異種の温度センサを取替え使用した場合
でも、回路構成を複雑化しないで高精度の温度測定がで
きるデジタル温度針の提供を目的とする。
でも、回路構成を複雑化しないで高精度の温度測定がで
きるデジタル温度針の提供を目的とする。
ル 占 ”るための
本発明は、取替え使用される温度センサの出力電圧を、
増幅率が一定の前置増幅器で増幅し、この増幅出力を変
換比可変の二重積分型ADコンバータでデジタル変換し
、さらにこのデジタル出力を演算回路で線形化処理して
、温度表示を行うデジタル温度計であって、二重積分型
ADコンバータと線形化処理に次のような特徴を有する
。
増幅率が一定の前置増幅器で増幅し、この増幅出力を変
換比可変の二重積分型ADコンバータでデジタル変換し
、さらにこのデジタル出力を演算回路で線形化処理して
、温度表示を行うデジタル温度計であって、二重積分型
ADコンバータと線形化処理に次のような特徴を有する
。
二重積分型ADコンバータは、第1図に示すように入力
電圧Eχを積分回路によって基準積分時間Tsだけ積分
した後、それと逆極性の基準電圧−Esにより積分器出
力eが元の電位(e=0)になるまで積分し、逆極性の
積分期間Tx中に発生したクロック数をカウントして出
力することにより、入力端子の大きさを求めるものであ
る。
電圧Eχを積分回路によって基準積分時間Tsだけ積分
した後、それと逆極性の基準電圧−Esにより積分器出
力eが元の電位(e=0)になるまで積分し、逆極性の
積分期間Tx中に発生したクロック数をカウントして出
力することにより、入力端子の大きさを求めるものであ
る。
すなわち、第1図において、
s
の関係があるから、基準積分時間Tsを適当な大きさに
切り換えることにより(Esは一定値に固定する)、使
用する温度センサに応じ、入力電圧Exを温度表示に通
した所定の大きさのデジタル値(クロックでカウントし
た逆極性の積分期間Tx )に変換することができる。
切り換えることにより(Esは一定値に固定する)、使
用する温度センサに応じ、入力電圧Exを温度表示に通
した所定の大きさのデジタル値(クロックでカウントし
た逆極性の積分期間Tx )に変換することができる。
なおこの基準積分時間Tsは、特に設けた変換比切換回
路によって、使用する温度センサの種類に、
応じて、切り換えられる。
路によって、使用する温度センサの種類に、
応じて、切り換えられる。
また変換比可変型のADコンバータ出力の線形化処理は
、第2図に示すように、測定温度Tに対応して、二重積
分型ADコンバータが出力するデジタル値Xを、21ビ
ツトを一区間として区分し、これによって得られる各区
分点のデジタル値Ao 、AI 、A2 + ・・・A
nと各区分点間の温度差t1 (0”AI )、t2
(At−At)、・・・tn (An−1〜An
)との対応関係を、予め各種の温度センサごとに求め、
これを演算回路に線形化テーブルとして備えさせておき
、温度測定時にADコンバータの出力したデジタル値X
の属する区間番号にを求め、 (但し10=0.1[はデジタルデータXの属する区間
の温度差、AK−1はデジタル値Xの属する区間の直前
の区分点のデジタル値) の演算を行なって、温度表示値を出力する。
、第2図に示すように、測定温度Tに対応して、二重積
分型ADコンバータが出力するデジタル値Xを、21ビ
ツトを一区間として区分し、これによって得られる各区
分点のデジタル値Ao 、AI 、A2 + ・・・A
nと各区分点間の温度差t1 (0”AI )、t2
(At−At)、・・・tn (An−1〜An
)との対応関係を、予め各種の温度センサごとに求め、
これを演算回路に線形化テーブルとして備えさせておき
、温度測定時にADコンバータの出力したデジタル値X
の属する区間番号にを求め、 (但し10=0.1[はデジタルデータXの属する区間
の温度差、AK−1はデジタル値Xの属する区間の直前
の区分点のデジタル値) の演算を行なって、温度表示値を出力する。
皿
本発明の上記構成手段によれば、ADコンバータの基準
積分時間を変えることにより、各種温度センサの出力範
囲が異なっても、ADコンバータの出力範囲を適切な値
にすることができ、前置増幅器にゲイン調整回路を付設
した場合のような問題を発生させないで、高精度なAD
変換が可能になる。
積分時間を変えることにより、各種温度センサの出力範
囲が異なっても、ADコンバータの出力範囲を適切な値
にすることができ、前置増幅器にゲイン調整回路を付設
した場合のような問題を発生させないで、高精度なAD
変換が可能になる。
またADコンバータの出力するデジタル値を21ビツト
を単位として区分して、線形化処理するから、演算を簡
素化して行なうことがでる。
を単位として区分して、線形化処理するから、演算を簡
素化して行なうことがでる。
大施輿
本発明の実施例を、以下図面を参照しながら説明する。
本発明のデジタル温度計(7)の−構成例を示す第3図
において、(8)は熱電対等の温度センサ、(9)は温
度センサ(8)の出力電圧を一定の増幅率で増幅する前
置増幅器、(10)は変換比可変の二重積分型ADコン
バータ、(11)は、その設定スイッチ(lla)で指
定した温度センサの種別に応じて二重積分型ADコンバ
ータ(10)の基準積分時間T3を切換える変換比切換
回路、(12)は二重積分型ADコンバータ(10)の
出力を予め各温度センサ毎に用意した線形化テーブルに
基づいて線形化し温度表示値を出力する演算回路、(1
3)は表示器である。
において、(8)は熱電対等の温度センサ、(9)は温
度センサ(8)の出力電圧を一定の増幅率で増幅する前
置増幅器、(10)は変換比可変の二重積分型ADコン
バータ、(11)は、その設定スイッチ(lla)で指
定した温度センサの種別に応じて二重積分型ADコンバ
ータ(10)の基準積分時間T3を切換える変換比切換
回路、(12)は二重積分型ADコンバータ(10)の
出力を予め各温度センサ毎に用意した線形化テーブルに
基づいて線形化し温度表示値を出力する演算回路、(1
3)は表示器である。
上記構成中のADコンバータ(10)の内部構成に・つ
いて次に詳しく説明する。
いて次に詳しく説明する。
第3図において、(14)は前置増幅器(8)の出力電
圧Ex、正の基準電圧Vs及び負の基準電圧−Vsを択
一的に通過させるアナログスイッチ等からなる切換えス
イッチ、(15)は入力抵抗(16)及びコンデンサ(
17)をオペアン′ブ(18)に外付けして構成した積
分回路、(19)は積分回路(15)の出力が零電位以
上か否かを検出して出力するコンパレータ、(20)は
切換えスイッチ(14)を切換えることにより変換比切
換回路(11)の指定する基準積分時間Tsの間、前置
増幅器(9)の出力電圧Exを積分回路(15)に入力
させ、その後に前置増幅器(9)の出力と逆極性の基準
電圧−Vsを入力させ、基準電圧−VSへの切換え後コ
ンパレータ(19)が零電位検出の出力をするまでの逆
極性の積分期間Tx中、ゲートON信号aを出力する制
御回路、(21)はゲートON信号aによって開き、基
準クロツクbを通過させるANDゲート、(22)はA
NDゲート(21)を通過した基準クロックbをカウン
トしてデジタル値Xとして出力するカウンタである。
圧Ex、正の基準電圧Vs及び負の基準電圧−Vsを択
一的に通過させるアナログスイッチ等からなる切換えス
イッチ、(15)は入力抵抗(16)及びコンデンサ(
17)をオペアン′ブ(18)に外付けして構成した積
分回路、(19)は積分回路(15)の出力が零電位以
上か否かを検出して出力するコンパレータ、(20)は
切換えスイッチ(14)を切換えることにより変換比切
換回路(11)の指定する基準積分時間Tsの間、前置
増幅器(9)の出力電圧Exを積分回路(15)に入力
させ、その後に前置増幅器(9)の出力と逆極性の基準
電圧−Vsを入力させ、基準電圧−VSへの切換え後コ
ンパレータ(19)が零電位検出の出力をするまでの逆
極性の積分期間Tx中、ゲートON信号aを出力する制
御回路、(21)はゲートON信号aによって開き、基
準クロツクbを通過させるANDゲート、(22)はA
NDゲート(21)を通過した基準クロックbをカウン
トしてデジタル値Xとして出力するカウンタである。
上記構成のデジタル温度計(7)は、使用する温度セン
−+(8)の種類を、変換比切換回路(11)の設定ス
イッチ(11a )で設定することにより、基準積分時
間Tsが変更される。そして、制御回路(20)の上記
動作によって、適当な変換比で、温度センサ(8)のア
ナログ出力電圧をカウンタ(22)からデジタル値Xに
変換して出力させ、さらにこのデジタル値Xを演算回路
(12)で線形化して、温度表示値を得て、表示部(1
3)に表示させるものである。
−+(8)の種類を、変換比切換回路(11)の設定ス
イッチ(11a )で設定することにより、基準積分時
間Tsが変更される。そして、制御回路(20)の上記
動作によって、適当な変換比で、温度センサ(8)のア
ナログ出力電圧をカウンタ(22)からデジタル値Xに
変換して出力させ、さらにこのデジタル値Xを演算回路
(12)で線形化して、温度表示値を得て、表示部(1
3)に表示させるものである。
次に上記構成のデジタル温度計(7)における、変換比
の設定と、線形化処理の具体的数値例について説明する
。
の設定と、線形化処理の具体的数値例について説明する
。
Kタイプの熱電対は、最大測定温度が1300℃で、こ
のときの出力電圧が52398μVである。
のときの出力電圧が52398μVである。
そこでADコンバータ(10)へのアナログ入力電圧E
にが上記最大値の52398μ■のとき、デジタル出力
が20096cpsになるように基準積分時間Tsを設
定する。ここで20096cpsを選んだ理由はデジタ
ルデータXの区分間隔を21=128(i−7)とした
場合、その整数倍(128X157−20096 )で
あること、及びADコンバータ(10)のAD変換範囲
の大きさを有効利用するためである。
にが上記最大値の52398μ■のとき、デジタル出力
が20096cpsになるように基準積分時間Tsを設
定する。ここで20096cpsを選んだ理由はデジタ
ルデータXの区分間隔を21=128(i−7)とした
場合、その整数倍(128X157−20096 )で
あること、及びADコンバータ(10)のAD変換範囲
の大きさを有効利用するためである。
この変換比に対応するように線形化処理のためのテーブ
ルをにタイプの熱電対についてのJ I S C−46
02の熱起電力表より作成する。
ルをにタイプの熱電対についてのJ I S C−46
02の熱起電力表より作成する。
次表は、各区分点のデジタル値(Ao = Q 。
AI =128 、 At −256、=At57=
128X157=20096 )の夫々について、比例
関係から熱電対の対応する出力電圧 を算出し、この出力電圧の各々に対応する検出温度から
、各区間毎の温度差t+ (Ao −A、、 )、
t2 (AI +vA2 > 、 °8°t ts
y (A tse= 、A 157)を求め、その一部
を示したものである。
128X157=20096 )の夫々について、比例
関係から熱電対の対応する出力電圧 を算出し、この出力電圧の各々に対応する検出温度から
、各区間毎の温度差t+ (Ao −A、、 )、
t2 (AI +vA2 > 、 °8°t ts
y (A tse= 、A 157)を求め、その一部
を示したものである。
第1表
次に上記テーブルを用いた演算例について説明する。
上記にタイプの熱電対を用いて300℃を測定した場合
、その出力電圧は12207μVである。
、その出力電圧は12207μVである。
上記設定比に基準積分時間Tsを選んでおくと、ADコ
ンバータ(10)の出力するデジタル値Xは である。そこで演算回路(12)において上記デジタル
値Xがどの区間に対応するかを演算する。すなわち より、それが所属する区間の番号には37であることが
わかる。従って上記テーブルに従って、次の計算を行う
。
ンバータ(10)の出力するデジタル値Xは である。そこで演算回路(12)において上記デジタル
値Xがどの区間に対応するかを演算する。すなわち より、それが所属する区間の番号には37であることが
わかる。従って上記テーブルに従って、次の計算を行う
。
=299.9
これによって299.9℃の温度表示を誤差0.1℃で
表示器(13)に表示させることができる。
表示器(13)に表示させることができる。
本発明のデジタル温度計(7)は、そのデジタル演算の
必要性から、第3図に示す回路におけるADコンバータ
(10)の一部及び演算部(12) ’l、ワンチップ
マイクロコンピュータによって構成している。そこで、
上記演算処理をするためのプログラム例を第4図に示す
フローチャートに従って次に説明する。
必要性から、第3図に示す回路におけるADコンバータ
(10)の一部及び演算部(12) ’l、ワンチップ
マイクロコンピュータによって構成している。そこで、
上記演算処理をするためのプログラム例を第4図に示す
フローチャートに従って次に説明する。
二重積分型ADコンバータ(10)から測定温度に対応
したデジタル値Xが演算回路(12)に入力されると、
第4図に示す演算プログラムに基いて、線形化処理を開
始する。
したデジタル値Xが演算回路(12)に入力されると、
第4図に示す演算プログラムに基いて、線形化処理を開
始する。
まずメモリRAM領域内の演算結果バッファをクリアす
る。
る。
次に入力されたデジタル値Xが正の温度領域のものか負
の温度領域のものか判断し、正ならばフラグFoを“1
″にし負ならば・o”cする。
の温度領域のものか判断し、正ならばフラグFoを“1
″にし負ならば・o”cする。
次に使用する温度センサの種類及びフラグF。
に応じて、ROM領域内の線形化テーブルの使用するデ
ータの先頭アドレスADを算出する。
ータの先頭アドレスADを算出する。
線形化テーブルは、一つの温度センサについて、正の温
度領域のものと負の温度領域のものが作成されている。
度領域のものと負の温度領域のものが作成されている。
なお使用する温度センサの種類は、第3図に示す回路に
おいては変換比切換回路(11)から入力されている。
おいては変換比切換回路(11)から入力されている。
次に入力された2バイトデータであるデジタル値Xを一
ビツト上位にシフトすることにより2倍し、その上位バ
イトをデータR2として取り出才。上記処理は、デジタ
ル値Xを128で割、その商を求めることに相当し、デ
ータR2はデジタル値Xの属する区間の直前までの区間
数に−1を示すことになる。
ビツト上位にシフトすることにより2倍し、その上位バ
イトをデータR2として取り出才。上記処理は、デジタ
ル値Xを128で割、その商を求めることに相当し、デ
ータR2はデジタル値Xの属する区間の直前までの区間
数に−1を示すことになる。
次にR2=0か否かの判断をする。R2−0のときは、
デジタル値Xが線形化テーブルの最初の区間にあるので
、下位バイトの処理にジャンプする。R2≠0のときは
、デジタル値Xの属する区間にの直前の区間に−1まで
の、温度差tl”’tK−1の加算を行なう。
デジタル値Xが線形化テーブルの最初の区間にあるので
、下位バイトの処理にジャンプする。R2≠0のときは
、デジタル値Xの属する区間にの直前の区間に−1まで
の、温度差tl”’tK−1の加算を行なう。
この加算は、先頭アドレスADの示すROM領域内の温
度差デークtj−t−読み出して、演算バッファNに加
算した後、ADに1を加算し、R2から1を減算し、最
後にR2が0が否かの判断をしてR2がOになるまで、
温度差データtj の加算を繰り返すことにより行う。
度差デークtj−t−読み出して、演算バッファNに加
算した後、ADに1を加算し、R2から1を減算し、最
後にR2が0が否かの判断をしてR2がOになるまで、
温度差データtj の加算を繰り返すことにより行う。
これによって前記演算式における第1項Σtjの演算J
→ が終了したことになる。
→ が終了したことになる。
次に第2項
の演算を行う。
まず入力されたデジタル値Xの下位バイトの最上位ビッ
トを強制的に“0”にする、これによってR1−X−A
g−1が求められたことになる。
トを強制的に“0”にする、これによってR1−X−A
g−1が求められたことになる。
次に上記演算の結果求められているアドレスデータAD
より、デジタルtaXの題する区間の温度差1[を読み
出し、上記データR1をtK回だけ加算して、RIXt
Kの乗算を行う。
より、デジタルtaXの題する区間の温度差1[を読み
出し、上記データR1をtK回だけ加算して、RIXt
Kの乗算を行う。
次にこの加算データを1ビツト上位にシフトし、得られ
た2バイトデータの上位バイトを取り出すことにより、
128で割る演算を行う。なおこのときの余りは切り捨
てることになる。
た2バイトデータの上位バイトを取り出すことにより、
128で割る演算を行う。なおこのときの余りは切り捨
てることになる。
次にこの第2項の計算結果を、先に求めた第1項の計算
結果に加算する。
結果に加算する。
次にフラグFoを調べて、上記計算結果に負数表示をす
るか否か判断する。フラグFoがOならば負数表示のた
め、上記演算結果の補数を求め、これを演算結果バッフ
ァに書き込む。またフラグFoが1ならば、上記演算結
果をそのまま演算結果バッファに書き込む。
るか否か判断する。フラグFoがOならば負数表示のた
め、上記演算結果の補数を求め、これを演算結果バッフ
ァに書き込む。またフラグFoが1ならば、上記演算結
果をそのまま演算結果バッファに書き込む。
以上の処理によって、線形化処理が終了する。
上記演算処理は、理論上の計算式に乗算、除算があるに
もかかわらず、21ビツトを一区間として区分した線形
化テーブルによって、デジタル値Xを演算処理するため
、加算及び減算のみで処理できる。従って一般的なワン
チップマイクロコンピュータの持つ限られた命令でも、
プログラムを長くすることなく、上記演算が可能である
。因に上記フローチャートの演算処理プログラムは、ワ
ンチップマイクロコンピュータ48シリーズでは117
バイトで作成できる。また線形化テーブルは、精度0.
1℃では各区間のデータを225以下(1バイト)で表
わせるから、5種の温度センサの線形化テーブルを記憶
させても、上記プログラムと合わせて2にバイト以内に
収めることができる。従ってワンチップマイクロコンピ
ュータが本来内蔵しているROM領域内に全てを収納さ
せることができ、上記デジタル温度計の小型コンパクト
化、低コスト化が実現できる。
もかかわらず、21ビツトを一区間として区分した線形
化テーブルによって、デジタル値Xを演算処理するため
、加算及び減算のみで処理できる。従って一般的なワン
チップマイクロコンピュータの持つ限られた命令でも、
プログラムを長くすることなく、上記演算が可能である
。因に上記フローチャートの演算処理プログラムは、ワ
ンチップマイクロコンピュータ48シリーズでは117
バイトで作成できる。また線形化テーブルは、精度0.
1℃では各区間のデータを225以下(1バイト)で表
わせるから、5種の温度センサの線形化テーブルを記憶
させても、上記プログラムと合わせて2にバイト以内に
収めることができる。従ってワンチップマイクロコンピ
ュータが本来内蔵しているROM領域内に全てを収納さ
せることができ、上記デジタル温度計の小型コンパクト
化、低コスト化が実現できる。
なお本発明において取替え使用される温度センサは異な
る温度測定範囲を有するRタイプ、Kタイプ、Eタイプ
、Tタイプ等の各種の熱電対の他、温度係数の高い抵抗
体又はサーミスタ等の半導体に定電流を通電し、その電
圧降下によって温度を検知するもの等が使用できる。こ
れらの場合、使用する温度センサの特性に応じて、AD
コンバータの変換比及び線形化テーブルを予め用意して
、変換比切換回路(11)及び演算回路(12)に内蔵
させておくのである。
る温度測定範囲を有するRタイプ、Kタイプ、Eタイプ
、Tタイプ等の各種の熱電対の他、温度係数の高い抵抗
体又はサーミスタ等の半導体に定電流を通電し、その電
圧降下によって温度を検知するもの等が使用できる。こ
れらの場合、使用する温度センサの特性に応じて、AD
コンバータの変換比及び線形化テーブルを予め用意して
、変換比切換回路(11)及び演算回路(12)に内蔵
させておくのである。
また上記実施例において線形化処理のためのデジタルデ
ータXの一区分区間21はi =7に選定していたが、
iは演算の処理単位のビット数に応じて通貨に選定でき
る。
ータXの一区分区間21はi =7に選定していたが、
iは演算の処理単位のビット数に応じて通貨に選定でき
る。
血皿五立果
本発明によれば、取替え使用される温度センサの特性に
合せて、ADコンバータの出力範囲が後の温度表示のた
めの演算処理に適当な値となるように、二重積分型AD
コンバータの基準積分時間を切換えて統一的なデジタル
量に変換するから、前置増幅器の増幅率を切り替えた場
合のような誤差を生じさせないで、ADコンバータのA
D変換範囲を有効に利用した高精度なAD変換が可能に
なる。
合せて、ADコンバータの出力範囲が後の温度表示のた
めの演算処理に適当な値となるように、二重積分型AD
コンバータの基準積分時間を切換えて統一的なデジタル
量に変換するから、前置増幅器の増幅率を切り替えた場
合のような誤差を生じさせないで、ADコンバータのA
D変換範囲を有効に利用した高精度なAD変換が可能に
なる。
またAr)コンバークの出力するデジタルixの線形化
処理を、21ビツトを単位として区分した線形化テーブ
ルを用いて行うから、ワンチップマイクロコンピュータ
のプログラム及びデ・−少量を簡素化し、少ないメモリ
数での演算処理を可能にして、製造コストを低減化する
ことが可能になる。
処理を、21ビツトを単位として区分した線形化テーブ
ルを用いて行うから、ワンチップマイクロコンピュータ
のプログラム及びデ・−少量を簡素化し、少ないメモリ
数での演算処理を可能にして、製造コストを低減化する
ことが可能になる。
第1図は本発明で使用する二重積分型ADコンバータの
原理説明図、第2図は本発明における線形化処理のため
の一つの温度センサの変換テーブルの作成原理を説明す
るデジタル値Xと測定温度Tとの関係を示す特性図、第
3図は本発明のデジタル温度計の一構成例を示すブロッ
ク図、第4図は本発明における線形化処理プログラム例
を示すフローチャート、第5図は従来のデジタlし温度
針の構成を示すブロック図である。 (7)−デジタル温度計、(8)−・温度センサ、(9
)−前置増幅器、(10) −A Dコンバータ、(1
1)・−変換比切換回路、(12)・−演算回路、(1
3) −表示器、(Ex)−前置増幅器の出力電圧、(
Ts)・−基準積分時間、(Es )基準電圧、(x
) −・デジタル値、(Ao −An )−゛各区分点
のデジタル値、(tr〜tn)一温度差。
原理説明図、第2図は本発明における線形化処理のため
の一つの温度センサの変換テーブルの作成原理を説明す
るデジタル値Xと測定温度Tとの関係を示す特性図、第
3図は本発明のデジタル温度計の一構成例を示すブロッ
ク図、第4図は本発明における線形化処理プログラム例
を示すフローチャート、第5図は従来のデジタlし温度
針の構成を示すブロック図である。 (7)−デジタル温度計、(8)−・温度センサ、(9
)−前置増幅器、(10) −A Dコンバータ、(1
1)・−変換比切換回路、(12)・−演算回路、(1
3) −表示器、(Ex)−前置増幅器の出力電圧、(
Ts)・−基準積分時間、(Es )基準電圧、(x
) −・デジタル値、(Ao −An )−゛各区分点
のデジタル値、(tr〜tn)一温度差。
Claims (1)
- (1)取替え使用される温度センサの出力電圧を一定増
幅率で増幅する前置増幅器と、 前置増幅器の出力電圧Exを積分回路によって基準積分
時間T3だけ積分した後、それと逆極性の基準電圧Es
で積分し、その出力が元の電位になるまでの期間中に発
生したクロック数をカウントして出力する二重積分型A
Dコンバータと、 取替え使用される温度センサの出力電圧範囲に応じて上
記基準積分時間Tsを切換えて、ADコンバータの出力
範囲を温度表示に通した所定の大きさにする変換比切換
回路と、 予め各温度センサごとに測定温度に対応してADコンバ
ータが出力するデジタル値xの範囲を、2^iビットを
一区間として区分し、各区分点のデジタル値A_0、A
_1、A_2、…A_nと各区分点間の温度差t_1(
A_0〜A_1)、t_2(A_1〜A_2)、…t_
n(A_n1〜A_n)との対応関係を求めておき、温
度測定時にADコンバータの出力したデジタル値xの属
する区間番号にを求め、 T=Σ^K^−^1_j_=_0t_j+[t_K(x
−A_K_−_1)]/2^i (但しt_0=0、t_Kはデジタル値xの属する区間
の温度差、A_K_−_1はデジタル値xの属する区間
の直前の区分点のデジタル値) の演算を行なって、温度表示値を出力する演算回路とを
含むデジタル温度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8111085A JPS61239125A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | デジタル温度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8111085A JPS61239125A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | デジタル温度計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61239125A true JPS61239125A (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=13737238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8111085A Pending JPS61239125A (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | デジタル温度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61239125A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109580012A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-04-05 | 广州市优仪电子科技有限公司 | 基于积分计算的温度检测电路 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513584A (en) * | 1978-07-14 | 1980-01-30 | Advantest Corp | Analogue-digital converter |
JPS604404A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-10 | Bridgestone Corp | 高耐久性充てんゴムタイヤ車輪 |
-
1985
- 1985-04-16 JP JP8111085A patent/JPS61239125A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513584A (en) * | 1978-07-14 | 1980-01-30 | Advantest Corp | Analogue-digital converter |
JPS604404A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-10 | Bridgestone Corp | 高耐久性充てんゴムタイヤ車輪 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109580012A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-04-05 | 广州市优仪电子科技有限公司 | 基于积分计算的温度检测电路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0687017B2 (ja) | ディジタルデータ処理装置 | |
US3843872A (en) | Temperature measuring equipment with polynomeal synthesis | |
JPS6343005B2 (ja) | ||
US4125023A (en) | Temperature-measuring apparatus | |
JP2579143B2 (ja) | プロセス変数センサのディジタル補正の方法およびそのためのプロセス変数発信器 | |
US3651696A (en) | Linearized resistance bridge circuit operable in plurality from a common power supply | |
JPS5833490B2 (ja) | 温度測定装置 | |
JPS61239125A (ja) | デジタル温度計 | |
JP2898500B2 (ja) | 温度特性補正付圧力センサ | |
JPS6197543A (ja) | 半導体圧力センサの補償回路 | |
JP2530950B2 (ja) | Adコンバ―タを用いたサ―ミスタ温度検出装置 | |
JPS63256814A (ja) | 位置検出装置 | |
JP2973048B2 (ja) | 温度センサのリニアライズ処理方法 | |
JP3166565B2 (ja) | 赤外線検出回路 | |
JP2954483B2 (ja) | 積算熱量計 | |
SU1037086A2 (ru) | Устройство дл измерени температуры | |
JPS5937710Y2 (ja) | 温度測定装置 | |
KR100383736B1 (ko) | Cmos 게이트를 이용한 저항형 및 용량형 센서용 인터페이스 | |
JP2869910B2 (ja) | 磁気センサ装置 | |
JPH048734B2 (ja) | ||
JPH0313535B2 (ja) | ||
JPH0220654Y2 (ja) | ||
SU857740A1 (ru) | Устройство дл измерени температуры | |
JPH0239130B2 (ja) | ||
SU838418A1 (ru) | Устройство дл измерени температуры |