JPS61239042A - シヤド−織物とその製織機構 - Google Patents

シヤド−織物とその製織機構

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JPS61239042A
JPS61239042A JP7512285A JP7512285A JPS61239042A JP S61239042 A JPS61239042 A JP S61239042A JP 7512285 A JP7512285 A JP 7512285A JP 7512285 A JP7512285 A JP 7512285A JP S61239042 A JPS61239042 A JP S61239042A
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JP
Japan
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weaving
shaft
gear
worm
eccentric
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JP7512285A
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聰 渡邊
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、布の製織方向に対して緯糸密度が変化する
、いわゆるシャドー織物と、それを製織するための織機
における製織機構に関する。
従来技術 従来、シャドー織物と呼ばれる特殊織物が知られている
。このものは、布の製織方向に対して、打ち込まれる緯
糸の太さを段階的に変化せしめることによって、布面に
縞模様を形成したり、布を通しての光の透過度に変化を
もたらせたりするものであって、独得の風趣を実現して
服地、カーテン地などに利用されている。すなわち、布
を製織するに当って、太さの異なる数種の緯糸を用意し
、製織の過程で一定時間ごとにこの緯糸を切り換えて使
用すれば、太い緯糸を使用した部位においては光の透過
度が低くなり、細い緯糸を使用した部位においてはそれ
が高くなるから、布の製織方向に対して光の透過度が変
化する織物が実現できるものである(第4図(A)〉。
しかしながらかかる従来方法にあっては、緯糸の打込密
度を一定にして単にその太さを変化せしめるのみであっ
たから、緯糸を切り換えた個所における光の透過度の変
化は段階的とならざるを得ず、布面に形成される縞模様
も輪郭がはっきりしており、いわゆるぼかし効果が得ら
れないものであった。もっとも、使用する緯糸の種類を
多種類とし、その太さの変化を細かくして行けば、実質
的にぼかし効果が実現不可能ではないけれども、かかる
方法では、用意すべき緯糸の種類が多くなり過ぎるため
、製織作業が頻雑となるという欠点が避けられなかった
発明の目的 そこでこの出願に係る発明の目的は、かかる従来技術の
実情に鑑み、織機の巻取ロールの巻取り速度を周期的に
、且つ、連続的に変化せしめて、布面上の緯糸の打込密
度を周期的に、且つ、連続的に変化せしめることによっ
て、一種類の太さの緯糸を使用しながらぼかし効果を有
するシャドー織物を提供し、ざらに、その製造のための
織機にあける製織機構を併せ提供することにある。
発明の構成 かかる目的を達成するためのこの出願に係る第1発明の
構成は、布の緯糸密度を製織方向に対して周期的に、且
つ、連続的に変化せしめることによって、緯糸密度の高
い部位においては布に対する光の透過度が低くなり、緯
糸密度の低い部位においてはこれが逆となるとともに、
それが周期的、且つ、連続的に変化するから、実質的に
有効なぼかし効果を呈する様にしたことをその要旨とす
る。
ざらに、この出願に係る第2発明の構成は、一定速度で
回転している織機のボトムシャフトに傘歯車を取り付け
、それに噛合する第2の傘歯車によって回転せしめられ
、上下に揺動自在の回転軸の他端にウオームを固着し、
このウオームに偏心ウオーム歯車を噛合せしめることに
よって、この偏心つ4−ム歯車の回転速度を周期的、且
つ、連続的に変化せしめるとともに、偏心ウオーム歯車
の回転中心に設けた軸と巻取ロールとを連結することに
よって、布の巻取速度も同様に変化するから布面上の緯
糸の打込位置が同じく変化して、結果的に、製織された
布がぼかし効果を有するシャドー織物となる様にしたこ
とをその要旨とする。
実施例 以下図面を以って実施例を説明する。
製織機構は、織機のボトムシャフト11に嵌着された傘
歯車12と、上下に揺動自在の回転軸21と、その両端
に設けた第2の傘歯車22及びウオーム23と、このウ
オーム23と噛合する偏心ウオーム歯車31と、その回
転中心から巻取ロール41に至る一連の連結機構とから
なる(第1図)。
回転軸21の一端の第2の傘歯車22は、ボトムシャフ
ト11に嵌着された傘歯車12と噛合する一方、他端の
ウオーム23は、偏心ウオーム歯車31に噛合している
。また、回転!Ii[1121の途中には、ブラケット
24を回動自在に装着してあり、これにコイルばね25
の一端を係止し、その他端をフレームに設けたブラケッ
ト26に係止させ、回転軸21に、常時、図中下方向へ
の引張力を付リしている。
偏心ウオーム歯車31は、その回転中心に軸32を装着
しており、この軸32は、図示しないフレームに軸支さ
れて、互いに噛合する2枚の平歯車33.42を介して
巻取ロール41の軸43と連結されている。
a機を運転すると、図示しない駆動モータに連結された
ボトムシャフト11は定速回転し、これに同期して、開
口・緯糸挿入・筬打等の一連の機構が定速運転される。
ボトムシャフト11の定速回転運動は、傘歯車12、第
2の傘歯車22を介して回転軸21に伝達されるから、
偏心ウオーム歯車31はウオーム23によって回転せし
められ、これによって、軸32、平歯車33.42、軸
43を介して巻取ロール41が回転せしめられて布Wが
巻き取られる(第1図の矢印)。
偏心ウオーム歯車31が回転すると、その回転中心から
歯先までの距離が変動するから、回転軸21のウオーム
23取付側が上下に揺動せしめられる(第1図の二点鎖
線)が、回転軸21はコイルばね25によって、常に下
方向への力を受けているので、傘歯車12と第2の傘歯
車22、ウオーム23と偏心ウオーム歯車31との各噛
合が外れるおそれはない。
いま、何転軸21が一定角速度ω。で回転すると(第2
図)、偏心つt−ム歯車31は、つ4−ム23によって
、ウオーム23と噛合する点Xにおける周速が一定速度
Vとなる如く回転せしめられる。
偏心ウオーム歯車31の機械的中心Oと回転中心01と
の距離をδ、半径をRとして、回転中心01のまわりの
角度θに対応する偏心ウオーム歯車31の角速度ωは第
3図の曲線で与えられる。
ただし、曲線(1)はδ−R/2のとき、曲線(2)は
δ=R/3のとき、曲線(3)はδ−R/4のときを示
す。すなわち、偏心ウオーム歯車31において、θに対
応する回転中心Q1から周までの距離をyとしたとき、
余弦定理によってy=−δcosθ十■〒叢=77玉i
n’7リーが成り立つ一方、ω=V/Vであるからとな
り、第3図は、これをプロットしたものでおる。ここで
、Kは定数とし、n=R/δである。
この様にして偏心つ4−ム歯車31の、回転中心01に
対する角速度ωが周期的、且つ、連続的に変化するから
巻取ロール41の回転速度も同様に変化する一方、一定
回転速度で回転するボトムシャフト11と連動する筬打
機構が、常に、定位置に緯糸を打込むので、製織された
布Wは、その製織方向に対してその緯糸密度が周期的、
且つ、連続的に変化し、したがって、光の透過度も同様
に変化するものとなる(第4図の(B))。
シャツトル織機においてこの機構を使用することによっ
て、緯糸密度が98〜60本/インチで連続的に変化す
るシャドー織物を、回転数14ORPMで安定に製織す
ることができた。また、製織された布Wは、美しいぼか
し効果を有するものであった。
なお付言すれば、ボトムシャフト11から巻取ロール4
1に至る一連の機構は、通常のシャツトル織機にも殆ん
どすべて取り付けられている機構でおって、そこでは、
偏心ウオーム歯車31が普通のウオーム歯車となってい
て、巻取ロール41が常に定速回転する様に組み立てら
れている点が異なる。
発明の詳細 な説明した様に、この出願に係る発明によれば、定速回
転するボトムシャフトと巻取ロールとの間に、上下に揺
動自在の回転軸と、それに嵌着したウオームと、このつ
t−ムに噛合する偏心ウオーム歯車とを介在せしめ、巻
取ロールを周期的、且つ、連続的に変速させることによ
って、緯糸密度を周期的、且つ、連続的に変化させるこ
とができるから、一種類の緯糸を使用して簡単にシャド
ー織物を製織することができるという効果がある。
また、そのとき得られるシャドー織物は、緯糸密度が連
続的に変化するから、美しいぼかし効果を有するもので
あるという優れた効果がある。
加うるに、この出願に係る発明の製織機構は、通常のシ
ャツトルsiに組み込まれている巻取ロー・ル駆動機構
の、普通のつ4−ム歯車を偏心ウオーム歯車に取り替え
るのみで、ぼかし効果を有するシャドー織物を簡単に製
織することができるという実用的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は第2発明の実施例を示し、第1図
は全体斜視図、第2図は偏心ウオーム歯車の回転速度の
解析説明図、第3図はその解析結果を示す曲線である。 第4図は第1発明の特性を示す曲線で、(A)は従来例
、(B)は本発明の実施例についてのものを示す。 11・・・ボトムシャフト  12・・・傘歯車21・
・・回転軸  22・・・第2の傘歯車23・・・ウオ
ーム  25・・・コイルばね31・・・偏心ウオーム
歯車  32・・・軸41・・・巻取ロール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)緯糸密度が、製織方向に対して、周期的、且つ、連
    続的に変化していることを特徴とするシャドー織物。 2)ボトムシャフトに嵌着した傘歯車と、該傘歯車と噛
    合する第2の傘歯車を一端に設けるとともに他端に偏心
    ウォーム歯車と噛合するウォームを固着してなる回転軸
    と、前記偏心ウォーム歯車の回転中心に設けた軸と、該
    軸に連結する巻取ロールとからなり、前記回転軸を、前
    記偏心ウォーム歯車の回転に対応して上下に揺動自在に
    軸支したことを特徴とする織機におけるシャドー織物の
    製織機構。 3)前記回転軸は、前記ウォームが前記偏心ウォーム歯
    車に噛合する方向に、常時、コイルばねによつて付勢さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    織機におけるシャドー織物の製織機構。
JP7512285A 1985-04-09 1985-04-09 シヤド−織物とその製織機構 Pending JPS61239042A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02602A (ja) * 1987-10-30 1990-01-05 Devars Ms Co ソリッドステート電池

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JPS504375A (ja) * 1973-05-07 1975-01-17
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JPS5135771A (en) * 1974-09-18 1976-03-26 Daiwa Spinning Co Ltd Moyonoaru senifu oyobi sonoseizoho

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