JPS61238756A - カルボン酸ジエステルまたはカルボン酸の製造方法 - Google Patents
カルボン酸ジエステルまたはカルボン酸の製造方法Info
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- JPS61238756A JPS61238756A JP61082448A JP8244886A JPS61238756A JP S61238756 A JPS61238756 A JP S61238756A JP 61082448 A JP61082448 A JP 61082448A JP 8244886 A JP8244886 A JP 8244886A JP S61238756 A JPS61238756 A JP S61238756A
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- carbon
- catalyst system
- formula
- carbon atoms
- olefinically unsaturated
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/10—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
- C07C51/14—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide on a carbon-to-carbon unsaturated bond in organic compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/36—Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates
- C07C67/38—Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates by addition to an unsaturated carbon-to-carbon bond
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ン酸の製造方法に関する。
2つの共役炭素−炭素二重結合を有するオレフィン型不
飽和化合物を一酸化炭素およびアルコ−/’ ト’A
触カル&ニル化シてカルボン酸エステルにしうろことは
知られている。しかし知られている方法は工業的規模で
の使用をあまシ魅力的でないものにする種々の欠点を有
する。
飽和化合物を一酸化炭素およびアルコ−/’ ト’A
触カル&ニル化シてカルボン酸エステルにしうろことは
知られている。しかし知られている方法は工業的規模で
の使用をあまシ魅力的でないものにする種々の欠点を有
する。
/,3−ブタジエンと一酸化炭素およびアルコールまた
は水をパラジウム触媒の存在下に反応させることによる
カルボン酸エステルまたはカルボン酸の製造方法は米国
特許第3,J−0/.j/♂号明細書に記載されている
。ノJ?ラジウム触媒は(a)パラジウム金属またはノ
臂うジウムカルコrニド、(b)有機ホスフィン例えば
トリアリールホスフィンおよび(c)酸例えば塩化水素
を結合することにより製造される。パラジウム金属また
はパラジウムカルコグニドは反応混合物中に分散された
固相として存在する。この特許明細書の例/!は、非常
に高い圧力の一酸化炭素が使用されたこと、および/,
3−ブタジエンから出発してカルボン酸ジエステルカ生
成しなかったことを示している。
は水をパラジウム触媒の存在下に反応させることによる
カルボン酸エステルまたはカルボン酸の製造方法は米国
特許第3,J−0/.j/♂号明細書に記載されている
。ノJ?ラジウム触媒は(a)パラジウム金属またはノ
臂うジウムカルコrニド、(b)有機ホスフィン例えば
トリアリールホスフィンおよび(c)酸例えば塩化水素
を結合することにより製造される。パラジウム金属また
はパラジウムカルコグニドは反応混合物中に分散された
固相として存在する。この特許明細書の例/!は、非常
に高い圧力の一酸化炭素が使用されたこと、および/,
3−ブタジエンから出発してカルボン酸ジエステルカ生
成しなかったことを示している。
米国特許第3l≠37.1.76号明細書によれば、/
,3−ブタジエンを一酸化炭素およびアルコールまたは
水と、式一PdXn(ここでLは有機ホスフィンである
ことができ、Xはクロライドであることができ、mは/
ないし≠の整数でめりnは/または2でありそしてm+
nはコないし乙である)を有するl?ラジウム触媒の存
在下に反応させることができる。しかし、適用された圧
力は非常に高い:/,3ーブタジエンのカルボニル化に
関するλつの例において707パール。更に、両方の二
重結合のカルがニル化は観察されなかった二例乙3にお
いて反応混合物はモノカルボン酸を唯一の反応生成物と
して含有した。
,3−ブタジエンを一酸化炭素およびアルコールまたは
水と、式一PdXn(ここでLは有機ホスフィンである
ことができ、Xはクロライドであることができ、mは/
ないし≠の整数でめりnは/または2でありそしてm+
nはコないし乙である)を有するl?ラジウム触媒の存
在下に反応させることができる。しかし、適用された圧
力は非常に高い:/,3ーブタジエンのカルボニル化に
関するλつの例において707パール。更に、両方の二
重結合のカルがニル化は観察されなかった二例乙3にお
いて反応混合物はモノカルボン酸を唯一の反応生成物と
して含有した。
英国特許第1,/10.4tO!r号明細書は、共役ジ
エンを一酸化炭素およびアルコールと、パラジウム、有
機ホスフィンおよびハライドイオンを含む触媒の存在下
に反応させることによるカルボン酸エステルの製造方法
を記載している。反応混合物と、例えばその中にトルエ
ンスルホン酸を存在させることにより、若干酸性化する
のが好ましい。
エンを一酸化炭素およびアルコールと、パラジウム、有
機ホスフィンおよびハライドイオンを含む触媒の存在下
に反応させることによるカルボン酸エステルの製造方法
を記載している。反応混合物と、例えばその中にトルエ
ンスルホン酸を存在させることにより、若干酸性化する
のが好ましい。
例3/によれば、/,3−ブタジエンはジョードビス(
トリブチルホスフィン)−ノ臂ラジウム(II)およU
p−トルエンスルホ/酸の存在下に3−−eンテン酸メ
チル、2−メチルゲルタール酸ジメチルおよびエチルコ
ハク酸ジメチルの混合物に転化されるが、この転化は1
0/3バールという非常に高い圧力で実施された。
トリブチルホスフィン)−ノ臂ラジウム(II)およU
p−トルエンスルホ/酸の存在下に3−−eンテン酸メ
チル、2−メチルゲルタール酸ジメチルおよびエチルコ
ハク酸ジメチルの混合物に転化されるが、この転化は1
0/3バールという非常に高い圧力で実施された。
欧州特許出願第O10乙37り号はオレフィン型不飽和
化合物を一酸化炭素で、水、アルコールおよび/または
カルボン酸、ノやラジウム触媒、パラジウムのグラム原
子当シ少なくとも5モルのホスフィンPR’R2R3(
ここでR1、R2およびR3はそれぞれ場合により置換
されていてもよいアリール基を表わす)およびハロダン
化水素酸とカルボン酸を除(pKaが2より小さい酸の
存在下にカルボニル化する方法を記載している。出願人
はこの公知方法では2つの共役炭素−炭素二重結合を有
するオレフィン型不飽和化合物は、たとえされるとして
も、殆んど転化されないことを見出した。
化合物を一酸化炭素で、水、アルコールおよび/または
カルボン酸、ノやラジウム触媒、パラジウムのグラム原
子当シ少なくとも5モルのホスフィンPR’R2R3(
ここでR1、R2およびR3はそれぞれ場合により置換
されていてもよいアリール基を表わす)およびハロダン
化水素酸とカルボン酸を除(pKaが2より小さい酸の
存在下にカルボニル化する方法を記載している。出願人
はこの公知方法では2つの共役炭素−炭素二重結合を有
するオレフィン型不飽和化合物は、たとえされるとして
も、殆んど転化されないことを見出した。
ここに意外にも、λつの共役炭素−炭素二重結合を有す
るオレフィン型不飽和化合物のカルボニル化において、
反応を以下により厳密に定義する触媒系の存在下に実施
することにより、比較的低い一酸化炭素分圧でカルボン
酸ジエステルの高収率を得ることができることが見出さ
れた。
るオレフィン型不飽和化合物のカルボニル化において、
反応を以下により厳密に定義する触媒系の存在下に実施
することにより、比較的低い一酸化炭素分圧でカルボン
酸ジエステルの高収率を得ることができることが見出さ
れた。
従って本発明は2つの共役炭素−炭素二重結合を有する
オレフィン型不飽和化合物と一酸化炭素およびアルコー
ルまたは水を、非プロトン性溶媒および &)二価ノ臂ラジウム化合物、 b)一般式 %式% (式中R1、R2およびR3は各々個々に、場合により
/またはそれ以上の電子求引性(electron −
withdrawing )置換基で置換されていても
よいアリール基を表わす) の有機ホスフィン(二価/4ラジウムのグラム原子当シ
少なくともjグラム原子の三価燐が触媒系中に存在する
)、および C)触媒系中に存在する三価燐の原子当シ少なくとも1
モルの塩化水素、 を結合することによりi造された溶解された触媒系の存
在下に反応させることを含むカルボン酸ジエステルまた
はジカルがン酸の製造方法を提供する。
オレフィン型不飽和化合物と一酸化炭素およびアルコー
ルまたは水を、非プロトン性溶媒および &)二価ノ臂ラジウム化合物、 b)一般式 %式% (式中R1、R2およびR3は各々個々に、場合により
/またはそれ以上の電子求引性(electron −
withdrawing )置換基で置換されていても
よいアリール基を表わす) の有機ホスフィン(二価/4ラジウムのグラム原子当シ
少なくともjグラム原子の三価燐が触媒系中に存在する
)、および C)触媒系中に存在する三価燐の原子当シ少なくとも1
モルの塩化水素、 を結合することによりi造された溶解された触媒系の存
在下に反応させることを含むカルボン酸ジエステルまた
はジカルがン酸の製造方法を提供する。
2つの共役炭素−炭素二重結合を有するオレフィン型不
飽和化合物は分子当シ好ましくは弘ないし30特に≠な
いし、20個の炭素原子を有する非置換または置換され
たアルカジエンまたはシクロアルカジエンであることが
できる。アルカジエンまたはシクロアルカジエンは例え
ば/またはそれ以上のハロダン原子またはシアノ、エス
テル、アルコキりカルボキシまたはアリール基で置換さ
れていることができる。置換基が反応条件下で不活性で
ないなら、カルボニル化反応は他の反応を伴ないうる。
飽和化合物は分子当シ好ましくは弘ないし30特に≠な
いし、20個の炭素原子を有する非置換または置換され
たアルカジエンまたはシクロアルカジエンであることが
できる。アルカジエンまたはシクロアルカジエンは例え
ば/またはそれ以上のハロダン原子またはシアノ、エス
テル、アルコキりカルボキシまたはアリール基で置換さ
れていることができる。置換基が反応条件下で不活性で
ないなら、カルボニル化反応は他の反応を伴ないうる。
適当なオレフィン型不飽和化合物の例は1,3−アルカ
ジエン例えば1,3−テトラデカジエンおよび八3−へ
キサデカジエンである。他の例はへ3−ブタジェニルシ
クロへキサン、t−クロロ−1,3−ペンタジェン、1
,3−へキサジエン、乙−クロロー1,3−へキサジエ
ン、3.!−ペンタジェニルベンゼンおよび≠−(2,
1IL−ブタジェニル)トルエンである。非常に良好な
結果が1,3−ブタジエンで得られておりこれは通常高
い選択率で定量的にカルがン酸ジエステルに転化される
。百分率で表わした酸化合物への選択率は(ここでaは
その酸化合物に転化されたオレフィン型不飽和化合物の
量であり、bは転化されたオレフィン型不飽和化合物の
全量である)として定義される。
ジエン例えば1,3−テトラデカジエンおよび八3−へ
キサデカジエンである。他の例はへ3−ブタジェニルシ
クロへキサン、t−クロロ−1,3−ペンタジェン、1
,3−へキサジエン、乙−クロロー1,3−へキサジエ
ン、3.!−ペンタジェニルベンゼンおよび≠−(2,
1IL−ブタジェニル)トルエンである。非常に良好な
結果が1,3−ブタジエンで得られておりこれは通常高
い選択率で定量的にカルがン酸ジエステルに転化される
。百分率で表わした酸化合物への選択率は(ここでaは
その酸化合物に転化されたオレフィン型不飽和化合物の
量であり、bは転化されたオレフィン型不飽和化合物の
全量である)として定義される。
1,3−ブタジエンはアジピン酸ジメチル、2−メチル
ゲルタール酸ジメチルおよび2−エチルコハク酸ジメチ
ルに部分転化される。カルがン酸ゾエステルが一段階で
生成することは本発明による方法の利点である。アジピ
ン酸ジメチルは容易にアジピン酸に転化され得、これは
繊維またはエンジニアリンググラスチツクスの製造にお
ける出発物質である。ニーメチルゲルタール酸ジメチル
および2−エチルコハク酸ジメチルは表面活性エステル
混合物(ドイツ公告公報第、2..!/7.3j≠号)
および医薬生成物(米国特許第≠、10夕、7どりおよ
び≠、/341.137号明細書)の製造に使用しうる
。2−メチルゲルタール酸ジメチルは賦香剤(米国特許
第≠、/乙f、210号明細書)およびエポキシ樹脂硬
化剤(欧州特許出願第g’l 、 0177号)の製造
に使用しうる。残部の1,3−ブタジエンは3−−2ン
テン酸メチルに転化される。このモノエステルは反応混
合物から単離してカルボン酸ジエステルへの転化のため
の第2カル?ニル化工程にかけることができる。
ゲルタール酸ジメチルおよび2−エチルコハク酸ジメチ
ルに部分転化される。カルがン酸ゾエステルが一段階で
生成することは本発明による方法の利点である。アジピ
ン酸ジメチルは容易にアジピン酸に転化され得、これは
繊維またはエンジニアリンググラスチツクスの製造にお
ける出発物質である。ニーメチルゲルタール酸ジメチル
および2−エチルコハク酸ジメチルは表面活性エステル
混合物(ドイツ公告公報第、2..!/7.3j≠号)
および医薬生成物(米国特許第≠、10夕、7どりおよ
び≠、/341.137号明細書)の製造に使用しうる
。2−メチルゲルタール酸ジメチルは賦香剤(米国特許
第≠、/乙f、210号明細書)およびエポキシ樹脂硬
化剤(欧州特許出願第g’l 、 0177号)の製造
に使用しうる。残部の1,3−ブタジエンは3−−2ン
テン酸メチルに転化される。このモノエステルは反応混
合物から単離してカルボン酸ジエステルへの転化のため
の第2カル?ニル化工程にかけることができる。
本発明による方法を、一般式■のホスフィン中の7,2
または3個のアリール基をアルキルまたはシクロアルキ
ル基で置きかえることによって、またはp−アルコキシ
基(c−p結合に関してパラ)またはジアルキルアミノ
基のような電子供与置換基を担う/またはそれ以上のア
リール基と使用することによって改変すると、出発オレ
フィン型不飽和化合物の低転化率およびカルボン酸ジエ
ステル−あるとしても−への低選択率を生ずる。
または3個のアリール基をアルキルまたはシクロアルキ
ル基で置きかえることによって、またはp−アルコキシ
基(c−p結合に関してパラ)またはジアルキルアミノ
基のような電子供与置換基を担う/またはそれ以上のア
リール基と使用することによって改変すると、出発オレ
フィン型不飽和化合物の低転化率およびカルボン酸ジエ
ステル−あるとしても−への低選択率を生ずる。
アリール基R1、R2およびR3の各々は好ましくは/
ど個より多くない、特に乙−/4’個の炭素原子を含む
。適当なり 1 、R2およびR3基の例はナフチル基
および特にフェニル基である。
ど個より多くない、特に乙−/4’個の炭素原子を含む
。適当なり 1 、R2およびR3基の例はナフチル基
および特にフェニル基である。
アリール基R1、R2およびR3上の電子求引置換基の
存在は通常カルボン酸ジエステルへのより高い選択性を
許容する。電子求引性置換基の例は塩素および弗素原子
およびニトロ、トリフ・ロメチル、m−アルコキシおよ
びm−アリーロキシ基(c−p結合に関しメタ)であり
、“ノ為口”はヨード、ブロモ、クロロまたはフルオロ
を表わす。良好な結果がトリフルオロ基で得られた。他
の例はモノノーロメチルおよびジハロメチル基である。
存在は通常カルボン酸ジエステルへのより高い選択性を
許容する。電子求引性置換基の例は塩素および弗素原子
およびニトロ、トリフ・ロメチル、m−アルコキシおよ
びm−アリーロキシ基(c−p結合に関しメタ)であり
、“ノ為口”はヨード、ブロモ、クロロまたはフルオロ
を表わす。良好な結果がトリフルオロ基で得られた。他
の例はモノノーロメチルおよびジハロメチル基である。
本発明の好ましい態様によれば、一般式8式%
(式中R’ IR5,R6およびR7は各々個々に、場
合により/またはそれ以上の電子求引置換基で置換され
ていてもよいアリール基を表わし、そしてQはユつの燐
原子の間に直鎖で/ないし6個の炭素原子を有するアル
キレン基を表わす) の有機ホスフィンをも触媒系と組合せた場合に、出発オ
レフィン型不飽和化合物の同じ転化率で、1つのカルゲ
ニル基が1,l/L−位に配置されたカルがン酸ジエス
テルへのかなシ高い選択率が得られる。このようにして
へ3−ブタジエンがアジピン酸ジメチルに高い選択率で
転化されうる。この効果は非常に驚くべきである。何故
ならば、一般式■の有機ホスフィンが唯一の有機ホスフ
ィンとして存在する場合にはカルブニル化は起るとして
も非常に僅かだからである。好ましくはR、R、Rおよ
びRはすべて等しくそして特にフェニル基と表わす。ア
ルキレン基Qは好ましくは該直鎖中にコないし6個の炭
素原子を有し、そしてより好ましくはコないし6個のメ
チレン基から成る。非常に良好な結果がへ≠−ジ(ジフ
ェニルホスフィノ)ブタンで得られた。
合により/またはそれ以上の電子求引置換基で置換され
ていてもよいアリール基を表わし、そしてQはユつの燐
原子の間に直鎖で/ないし6個の炭素原子を有するアル
キレン基を表わす) の有機ホスフィンをも触媒系と組合せた場合に、出発オ
レフィン型不飽和化合物の同じ転化率で、1つのカルゲ
ニル基が1,l/L−位に配置されたカルがン酸ジエス
テルへのかなシ高い選択率が得られる。このようにして
へ3−ブタジエンがアジピン酸ジメチルに高い選択率で
転化されうる。この効果は非常に驚くべきである。何故
ならば、一般式■の有機ホスフィンが唯一の有機ホスフ
ィンとして存在する場合にはカルブニル化は起るとして
も非常に僅かだからである。好ましくはR、R、Rおよ
びRはすべて等しくそして特にフェニル基と表わす。ア
ルキレン基Qは好ましくは該直鎖中にコないし6個の炭
素原子を有し、そしてより好ましくはコないし6個のメ
チレン基から成る。非常に良好な結果がへ≠−ジ(ジフ
ェニルホスフィノ)ブタンで得られた。
本方法を、ノ等ラジウムのグラム原子当シjグラム原子
より少ない三価燐(式■のホスフィンも存在する場合に
は、式■および■のホスフィンの合計に基いて計算して
)を使用することにより改変すると、出発オレフィン型
不飽和化合物の転化率ハ低く、カルボン酸ジエステルへ
の選択率は高いことが見出された。適当には、二価パラ
ジウムのグラム原子当シ/30グラム原子より多くない
、そして通常jOグラム原子より多くない三価燐が使用
される。
より少ない三価燐(式■のホスフィンも存在する場合に
は、式■および■のホスフィンの合計に基いて計算して
)を使用することにより改変すると、出発オレフィン型
不飽和化合物の転化率ハ低く、カルボン酸ジエステルへ
の選択率は高いことが見出された。適当には、二価パラ
ジウムのグラム原子当シ/30グラム原子より多くない
、そして通常jOグラム原子より多くない三価燐が使用
される。
塩化水素と、
a)弗化水素に置替えると、出発オレフィン型不飽和化
合物の転化が全く起らず、 b)沃化水素またはp−トルエンスルホン酸に置替える
と、出発オレフィン型不飽和化合物の転化率は極端に低
く、 C)臭化水素に置替えると、出発化合物の転化率は低い
、 ことも見出された。
合物の転化が全く起らず、 b)沃化水素またはp−トルエンスルホン酸に置替える
と、出発オレフィン型不飽和化合物の転化率は極端に低
く、 C)臭化水素に置替えると、出発化合物の転化率は低い
、 ことも見出された。
本方法を、触媒系中に存在する三価燐の原子当り1モル
より少ない塩化水素を使用することにより改変すると、
カルボン酸ジエステルの生成が低下する。好ましくは、
触媒系中に存在する三価燐のグラム原子当り70モルよ
り多くない塩化水素が使用されるが、しかし所望ならこ
の比は/Qより高くても、例えばjOまででもよい。
より少ない塩化水素を使用することにより改変すると、
カルボン酸ジエステルの生成が低下する。好ましくは、
触媒系中に存在する三価燐のグラム原子当り70モルよ
り多くない塩化水素が使用されるが、しかし所望ならこ
の比は/Qより高くても、例えばjOまででもよい。
本発明による方法で使用されるアルコールは脂肪族、脂
環式または芳香族でもよく、そして出発物質として使用
されるオレフィン型不飽和化合物に関して前述したよう
な置換基の/またはそれ以上で置換されていてもよい。
環式または芳香族でもよく、そして出発物質として使用
されるオレフィン型不飽和化合物に関して前述したよう
な置換基の/またはそれ以上で置換されていてもよい。
アルコールは従ってフェノールであってもよい。アルコ
ールは好ましくは分子当り20より多くない炭素原子を
含む。
ールは好ましくは分子当り20より多くない炭素原子を
含む。
適当なアルコールの例はメタノール、エタノール、グロ
パノール、コープロノぐノール、ブタノール、インブタ
ノール、第3ブチルアルコール、2−エチルヘキサノー
ル、n−デカノール、ステアリルアルコール、ベンジル
アルコ・−ル、シクロヘキサノ−/l1,71J 、Q
/アルコール、クロロカクリルアルコール、エチレング
リコール、1,、2−プロパンジオール、1,≠−ブタ
ンジオール、グリセリン、ポリエチレンクリコール、へ
乙−ヘキサンジオール、フェノール、クレゾールおよび
キシレノールである。分子歯り1ないし70個の炭素原
子を有するアルカノールが特に好ましい。非常に良好な
結果がメタノールで得られた。アルコールが分子歯シ/
より多い水酸基を有するなら、反応体間に存在するモル
比に依って異なるカルボン酸ジエステルが生成しうる。
パノール、コープロノぐノール、ブタノール、インブタ
ノール、第3ブチルアルコール、2−エチルヘキサノー
ル、n−デカノール、ステアリルアルコール、ベンジル
アルコ・−ル、シクロヘキサノ−/l1,71J 、Q
/アルコール、クロロカクリルアルコール、エチレング
リコール、1,、2−プロパンジオール、1,≠−ブタ
ンジオール、グリセリン、ポリエチレンクリコール、へ
乙−ヘキサンジオール、フェノール、クレゾールおよび
キシレノールである。分子歯り1ないし70個の炭素原
子を有するアルカノールが特に好ましい。非常に良好な
結果がメタノールで得られた。アルコールが分子歯シ/
より多い水酸基を有するなら、反応体間に存在するモル
比に依って異なるカルボン酸ジエステルが生成しうる。
例えば、使用するオレフィン型不飽和化合物の量に依っ
て、グリセリンからグリセリン七ノエステルかまたはグ
リセリンジエステルが生成しうる。反応混合物中の水の
存在はジカルボン酸の生成を許容する。アルコールと水
の混合物?使用してもよく、その場合にはカルボン酸ジ
エステルとジカルボン酸の混合物が生ずる。
て、グリセリンからグリセリン七ノエステルかまたはグ
リセリンジエステルが生成しうる。反応混合物中の水の
存在はジカルボン酸の生成を許容する。アルコールと水
の混合物?使用してもよく、その場合にはカルボン酸ジ
エステルとジカルボン酸の混合物が生ずる。
適当な二価パラジウム化合物はツクラジウムと例えば塩
化水素、硝酸、硫酸または分子歯シ/2より多くない炭
素原子を有するアルカン酸との塩である。好ましく使用
される触媒は酢酸パラジウムである。パラジウム錯体例
えば・卆ラジウムアセチルアセトネートまたはビスート
リフェニルホスフィ/パラノクムテルフエートを使用し
てもよい。
化水素、硝酸、硫酸または分子歯シ/2より多くない炭
素原子を有するアルカン酸との塩である。好ましく使用
される触媒は酢酸パラジウムである。パラジウム錯体例
えば・卆ラジウムアセチルアセトネートまたはビスート
リフェニルホスフィ/パラノクムテルフエートを使用し
てもよい。
パラジウム触媒の量は臨界的でない。オレフィン型不飽
和化合物のモル当D 10−”ないし10−1グラム原
子パラジウムの範囲の量を使用するのが好ましい。
和化合物のモル当D 10−”ないし10−1グラム原
子パラジウムの範囲の量を使用するのが好ましい。
本発明による方法において一酸化炭素は純粋のままでま
たは窒素、貴ガスまたは二酸化炭素のような不活性ガス
で希釈して使用しうる。一般に70容6%より多い水素
の存在は望ましくない。
たは窒素、貴ガスまたは二酸化炭素のような不活性ガス
で希釈して使用しうる。一般に70容6%より多い水素
の存在は望ましくない。
というのは反応粂件下でそれはオレフィン型化合物の水
素化を起しうるからである。一般に!容量10少ない水
素を含む一酸化炭素含有ガスまたは一酸化炭素を使用す
るのが好ましい。
素化を起しうるからである。一般に!容量10少ない水
素を含む一酸化炭素含有ガスまたは一酸化炭素を使用す
るのが好ましい。
本方法は50℃ないし200℃の範囲の温度で実施する
のが好ましい。全圧は好ましくは/ないし100、%に
20ないし7jパールである。
のが好ましい。全圧は好ましくは/ないし100、%に
20ないし7jパールである。
オレフィン型不飽和化合物のアルコールに対するモル比
は臨界的でない。水酸基とオレフィン凰二重結合のモル
比は例えば0./:/ないし10:/であることができ
る;各炭素−炭素二重結合に対し/当量の最小量分使用
するのが好ましい。
は臨界的でない。水酸基とオレフィン凰二重結合のモル
比は例えば0./:/ないし10:/であることができ
る;各炭素−炭素二重結合に対し/当量の最小量分使用
するのが好ましい。
本発明による方法は非プロトン性溶媒の存在下で実施さ
れる;非プロトン性溶媒をプロトン性溶媒例えばメタノ
ールで置替えると出発オレフィン型不飽和化合物の転化
率は非常に小さいことが見出すれた。エーテル特にアニ
ソール1.2.!;、1− トリオキサノナン(ジグリ
ムとも云う)およびジフェニルエーテルで良好な結果が
得られた。適当なエーテルの他の例はジイソグロビルエ
ーテルである。芳香族炭化水素特にトルエンでも良好な
結果が得られた;他の例はベンゼンおよびキシレンであ
る。適当な非プロトン性溶媒の他の例はスルホキシド例
えばジメチルスルホキシド、およびスルホン%Ltばジ
イソグロビルスルホンおよびテトラヒドロチオフェン1
,/−ゾオキシド(スルホランとも云う)である。カル
?ニル化反応の反応生成物も溶媒として使用しうる。
れる;非プロトン性溶媒をプロトン性溶媒例えばメタノ
ールで置替えると出発オレフィン型不飽和化合物の転化
率は非常に小さいことが見出すれた。エーテル特にアニ
ソール1.2.!;、1− トリオキサノナン(ジグリ
ムとも云う)およびジフェニルエーテルで良好な結果が
得られた。適当なエーテルの他の例はジイソグロビルエ
ーテルである。芳香族炭化水素特にトルエンでも良好な
結果が得られた;他の例はベンゼンおよびキシレンであ
る。適当な非プロトン性溶媒の他の例はスルホキシド例
えばジメチルスルホキシド、およびスルホン%Ltばジ
イソグロビルスルホンおよびテトラヒドロチオフェン1
,/−ゾオキシド(スルホランとも云う)である。カル
?ニル化反応の反応生成物も溶媒として使用しうる。
本発明による方法はパッチ式、連続式または半連続式に
実施しうる。
実施しうる。
本発明を以下の例により更に説明する。
例/−72および比較実験A−Kを次のように実施した
。
。
2!Od電磁攪拌ハステロイCオートクレーブ(ハステ
ロイは商標)にメタノール(#)+aA’)および溶媒
(≠0m1)を入れた。次にへ3−ブタジエンを液中に
容積が/θゴだけ増大するまで通した。しかる後、酢酸
パラジウム(/ミリモル)、ホスフィンおよび酸を添加
した。後の表はどの溶媒、ホスフィンおよび酸を使用し
たか、およびホスフインオよび酸の量を示す。オートク
レーフラー酸化炭素でフラッシュし、そして表に示した
値の分圧に達する迄−酸化炭素で加圧し、密封しそして
表に示した温度に加熱した。!時間の反応時間後オート
クレーブの゛内容物を気液クロマトグラフィにより分析
した。1,3−ブタジエンの転化率および3−−1′ン
テン酸メチルおよび分子当シ乙個の炭素原子を有するア
ルカン酸のメチルエステルへの選択率を表に示す。この
表は分子当シ乙個の炭素原子を有するアルカン酸のメチ
ルエステル中のアジピン酸ジメチルのモルチをも示す。
ロイは商標)にメタノール(#)+aA’)および溶媒
(≠0m1)を入れた。次にへ3−ブタジエンを液中に
容積が/θゴだけ増大するまで通した。しかる後、酢酸
パラジウム(/ミリモル)、ホスフィンおよび酸を添加
した。後の表はどの溶媒、ホスフィンおよび酸を使用し
たか、およびホスフインオよび酸の量を示す。オートク
レーフラー酸化炭素でフラッシュし、そして表に示した
値の分圧に達する迄−酸化炭素で加圧し、密封しそして
表に示した温度に加熱した。!時間の反応時間後オート
クレーブの゛内容物を気液クロマトグラフィにより分析
した。1,3−ブタジエンの転化率および3−−1′ン
テン酸メチルおよび分子当シ乙個の炭素原子を有するア
ルカン酸のメチルエステルへの選択率を表に示す。この
表は分子当シ乙個の炭素原子を有するアルカン酸のメチ
ルエステル中のアジピン酸ジメチルのモルチをも示す。
比較実験A、B、CおよびEはp−トルエンスルホン酸
、沃化水素および弗化水素の存在がジカルボニル化を生
じないことを示す。
、沃化水素および弗化水素の存在がジカルボニル化を生
じないことを示す。
比較実験りは臭化水素の存在が非常に少ないジカル&ニ
ル化を生ずることを示す。
ル化を生ずることを示す。
ホスフィンのパラジウムに対するモル比+を使用した例
/と、この比が3であった比較実験Fとの比較は、例/
におけるより多いアジピン酸ジメの比較は、例コにおけ
るより多いジカルボニル化を示す。
/と、この比が3であった比較実験Fとの比較は、例/
におけるより多いアジピン酸ジメの比較は、例コにおけ
るより多いジカルボニル化を示す。
例コ、3および≠はそれぞれジグリム、アニソールおよ
びジフェニルエーテルが良好な溶媒であることを示す。
びジフェニルエーテルが良好な溶媒であることを示す。
比較実験Hは溶媒としてのメタノール中での無反応と示
す。
す。
比較実験■はジエチルフェニルホスフィンの存在下での
無ジカルテニル化ヲ示ス。
無ジカルテニル化ヲ示ス。
比較実験Jはフェニル基上に電子供与置換基を有するホ
スフィンの存在下での無ノカルゴニル化を示す。
スフィンの存在下での無ノカルゴニル化を示す。
例乙と3の比較はアニソールおよびフェニル基上の塩素
置換基の存在下での若干多いシカルア/ニル化およびア
ジピン酸ジメチルへの選択率を示す。
置換基の存在下での若干多いシカルア/ニル化およびア
ジピン酸ジメチルへの選択率を示す。
例7と≠の比較はジフェニルエーテルおよびフェニル基
上の塩素置換基の存在下でのより多いジカルボニル化を
示す。
上の塩素置換基の存在下でのより多いジカルボニル化を
示す。
例よとどの比較はフェニル基上の弗素置換基の存在が塩
素置換基の存在よりも多いジカルコニル化を生ずること
を示す。
素置換基の存在よりも多いジカルコニル化を生ずること
を示す。
例りと3の比較はトリフルオロメチル基の存在が、より
少ないアジピン酸ジメチルの生成でより多いジカルボニ
ル化を与えることを示す。
少ないアジピン酸ジメチルの生成でより多いジカルボニ
ル化を与えることを示す。
例10と//の比較はトリ(m−メトキシフェニル)ホ
スフィ/と組合せた1,l/l−ノ(ジフェニルホスフ
ィノ)ブタンの存在がアジピン酸ジメチルへのかなシ高
い選択率を生ずることを示す。例7.2は前者のホスフ
ィンをトリ(m−クロロフェニル)ホスフィンと組合せ
ることによっても非常に良好な結果が得られることと示
す。
スフィ/と組合せた1,l/l−ノ(ジフェニルホスフ
ィノ)ブタンの存在がアジピン酸ジメチルへのかなシ高
い選択率を生ずることを示す。例7.2は前者のホスフ
ィンをトリ(m−クロロフェニル)ホスフィンと組合せ
ることによっても非常に良好な結果が得られることと示
す。
比較実験には唯一のホスフィンとしての1,IIL−ジ
(ジフェニルホスフィノ)ブタンの存在下では反応が起
らないことを示す。
(ジフェニルホスフィノ)ブタンの存在下では反応が起
らないことを示す。
例/3
1,3−ブタジエンを1,3−シクロヘキサジエン(/
θM)に置替えることによりおよび/ 30℃の代りに
/3夕℃の温度を使用することにより例/を改変した。
θM)に置替えることによりおよび/ 30℃の代りに
/3夕℃の温度を使用することにより例/を改変した。
1,3−シクロヘキサジエンの転化率はタタチ、そして
シクロヘキセンモノカルボン酸およびシクロヘキサンジ
カルボン酸への選択率はそれぞれ2乙チおよび711.
%であった。
シクロヘキセンモノカルボン酸およびシクロヘキサンジ
カルボン酸への選択率はそれぞれ2乙チおよび711.
%であった。
Claims (15)
- (1)2つの共役炭素−炭素二重結合を有するオレフィ
ン型不飽和化合物と一酸化炭素およびアルコールまたは
水を、非プロトン性溶媒およびa)二価パラジウム化合
物、 b)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R^1、R^2およびR^3は各々個々に、場合
により1またはそれ以上の電子求引性(electro
n−withdrawing)置換基で置換されていて
もよいアリール基を表わす) の有機ホスフィン(二価パラジウムのグラム原子当り少
なくとも5グラム原子の三価燐が触媒系中に存在する)
、および c)触媒系中に存在する三価燐の原子当り少なくとも1
モルの塩化水素、 を結合することにより製造された溶解された触媒系の存
在下に反応させることを含むカルボン酸ジエステルまた
はジカルボン酸の製造方法。 - (2)R^1、R^2およびR^3で表わされるアリー
ル基がフェニル基である特許請求の範囲第1項記載の方
法。 - (3)フェニル基が塩素または弗素原子またはトリフル
オロメチルまたはメトキシ基で置換され、該メトキシ基
はC−P結合に関しメタ位置にある特許請求の範囲第2
項記載の方法。 - (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^4、R^5、R^6およびR^7は各々個々
に、場合により1またはそれ以上の電子求引置換基で置
換されていてもよいアリール基を表わし、そしてQは2
つの燐原子の間に直鎖で1ないし6個の炭素原子を有す
るアルキレン基を表わす) の有機ホスフィンをも触媒系と組合せる特許請求の範囲
第1ないし3項のいずれか記載の方法。 - (5)R^4、R^5、R^6およびR^7が各々フェ
ニル基を表わす特許請求の範囲第4項記載の方法。 - (6)式II中のQが該直鎖中に2ないし6個の炭素原子
を有する特許請求の範囲第4または5項記載の方法。 - (7)1,4−ジ(ジフェニルホスフィノ)ブタンが触
媒系と組合される特許請求の範囲第6項記載の方法。 - (8)二価パラジウムのグラム原子当り150グラム原
子より多くない三価燐が使用される特許請求の範囲第1
ないし7項のいずれか記載の方法。 - (9)触媒系中に存在する三価燐のグラム原子当り10
モルより多くない塩化水素が使用される特許請求の範囲
第1ないし8項のいずれか記載の方法。 - (10)10ないし100バールの範囲の一酸化炭素の
圧力で実施される特許請求の範囲第1ないし9項のいず
れか記載の方法。 - (11)50℃ないし200℃の範囲の温度で実施され
る特許請求の範囲第1ないし10項のいずれか記載の方
法。 - (12)2個の共役炭素−炭素二重結合を有するオレフ
ィン型不飽和化合物が分子当り30個までの炭素原子を
有する場合により置換されていてもよいアルカジエンで
ある特許請求の範囲第1ないし11項のいずれか記載の
方法。 - (13)オレフィン型不飽和化合物が1,3−ブタジエ
ンである特許請求の範囲第12項記載の方法。 - (14)アルコールが分子当り20個より多くない炭素
原子を有する特許請求の範囲第1ないし13項のいずれ
か記載の方法。 - (15)アルコールが分子当り1ないし10個の炭素原
子を有するアルカノールである特許請求の範囲第14項
記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB858509641A GB8509641D0 (en) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | Carboxylic di-esters/acids |
GB8509641 | 1985-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61238756A true JPS61238756A (ja) | 1986-10-24 |
JPH0627094B2 JPH0627094B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=10577679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61082448A Expired - Lifetime JPH0627094B2 (ja) | 1985-04-15 | 1986-04-11 | カルボン酸ジエステルまたはカルボン酸の製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4691047A (ja) |
EP (1) | EP0198521B1 (ja) |
JP (1) | JPH0627094B2 (ja) |
CA (1) | CA1274538A (ja) |
DE (1) | DE3667462D1 (ja) |
GB (1) | GB8509641D0 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63156745A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-29 | シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ | アルケンカルボン酸誘導体の選択的製造方法 |
JP2002540091A (ja) * | 1999-03-22 | 2002-11-26 | シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー | 共役ジエンのカルボニル化方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8531624D0 (en) * | 1985-12-23 | 1986-02-05 | Shell Int Research | Carbonylation of ethylenically unsaturated compounds |
GB8605034D0 (en) * | 1986-02-28 | 1986-04-09 | Shell Int Research | Carbonylation of compounds |
KR880007427A (ko) * | 1986-12-05 | 1988-08-27 | 오노 알버어스 | 공역 디엔의 카르보닐화 방법 및 이를 위한 촉매 시스템 |
GB8707405D0 (en) * | 1987-03-27 | 1987-04-29 | Shell Int Research | Preparation of diester of adipic acid |
GB2226822A (en) * | 1988-12-29 | 1990-07-11 | Shell Int Research | Process for the carbonylation polymerization of functionalized olefinically unsaturated compounds |
EP0577204B1 (en) * | 1992-06-29 | 1996-10-09 | Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. | Preparation of alkanedioic derivatives |
US5304674A (en) * | 1992-06-29 | 1994-04-19 | Shell Oil Company | Preparation of alkanedioic derivatives |
US5973174A (en) * | 1998-11-24 | 1999-10-26 | Shell Oil Company | Preparation of transition metal catalysts from phosphonium salts |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1051627A (ja) * | 1961-12-29 | |||
DE1249867B (de) * | 1964-12-19 | 1967-09-14 | Badische Anilin- &. Soda-Fabnk Aktiengesellschaft, Ludwigshaf en/Rhem | Verfahren zur Herstellung von Carbonsauren oder Carbonsaureestern |
GB1110405A (en) * | 1964-12-23 | 1968-04-18 | Ici Ltd | The production of esters |
FR2498594A1 (fr) * | 1981-01-23 | 1982-07-30 | Rhone Poulenc Ind | Procede de preparation de monoesters d'acides carboxyliques b,g-insatures |
CA1231346A (en) * | 1982-09-30 | 1988-01-12 | Eit Drent | Process for the carbonylation of olefinically unsaturated compounds with a palladium catalyst |
-
1985
- 1985-04-15 GB GB858509641A patent/GB8509641D0/en active Pending
-
1986
- 1986-02-25 DE DE8686200291T patent/DE3667462D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-02-25 EP EP86200291A patent/EP0198521B1/en not_active Expired
- 1986-03-18 CA CA000504363A patent/CA1274538A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-03-26 US US06/844,429 patent/US4691047A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-11 JP JP61082448A patent/JPH0627094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63156745A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-29 | シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ | アルケンカルボン酸誘導体の選択的製造方法 |
JP2002540091A (ja) * | 1999-03-22 | 2002-11-26 | シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー | 共役ジエンのカルボニル化方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0198521A3 (en) | 1987-05-20 |
CA1274538A (en) | 1990-09-25 |
JPH0627094B2 (ja) | 1994-04-13 |
US4691047A (en) | 1987-09-01 |
EP0198521B1 (en) | 1989-12-13 |
EP0198521A2 (en) | 1986-10-22 |
DE3667462D1 (de) | 1990-01-18 |
GB8509641D0 (en) | 1985-05-22 |
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