JPH023621A - カルボン酸またはそれらのエステルの製造方法 - Google Patents

カルボン酸またはそれらのエステルの製造方法

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JPH023621A
JPH023621A JP1032912A JP3291289A JPH023621A JP H023621 A JPH023621 A JP H023621A JP 1032912 A JP1032912 A JP 1032912A JP 3291289 A JP3291289 A JP 3291289A JP H023621 A JPH023621 A JP H023621A
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    • C07C51/10Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルボン酸またはそれらのエステルのの製造方
法に関する。
米国特許第3,168,553号明細書はトリアルキル
ホスフィンをコバルト、ルテニウム、ロジウムまたはイ
リジウムと共に含む錯体の存在下でオレフィンをカルボ
ニル化する方法を開示している。しかしこの方法は高圧
の使用を必要とし、そしてその所望生成物への選択率は
しばしば不満足である。
例えば触媒としてのCO2(CO)sとエタノールの存
在下でのエチレンのカルボニル化はプロピオン酸エチル
ばかりでなく、大量のジエチルケトンおよびアセトアル
デヒドのような副生物の生成をもたらす。
米国特許第3,646.116号明細書はエチレンとメ
タノールを、約10%より多くない一酸化炭素の存在下
に約175℃ないし約250℃の温度、1000psi
gないし5000psigの反応圧力およびエチレンと
メタノールのモル比0.75対lないし10対1゛で、
式(R3P)2Ru(Go)z (式中Rは炭素原子数
6ないし9のアリールまたはアルカリール基である)に
より一酸化炭素およびトリアリールホスフィンと錯体結
合したルテニウムからなる触媒の存在下に接触させ、そ
れにより該エチレンをエチレンとしてかまたは炭素原子
数4ないし6のエチレン成長生成物としてカルボメトキ
シ化して該エチレンまたはエチレン成長生成物よりも1
個多い炭素原子を有する酸のメチルエステルを生成させ
ることからなる線状アルカン酸のメチルエステルの製造
法を開示している。この方法も高圧の使用を必要としそ
してその所望生成物への選択率は、実施例から明らかに
引出しうるように未だ不満足である。
米国特許第4.313,893号明細書はコバルトまた
はルテニウムカルボニルと促進剤配位子を含む触媒の存
在下でオレフィンを一酸化炭素および置換しうる水素原
子を含む化合物と反応させることによる酸素化有機化合
物例えばエステルの製造法を開示している。この促進剤
配位子は複素環式窒素化合物および燐または硫黄酸化物
がら選ばれる。
この方法も比較的高い圧力の使用を必要としそして所望
生成物への選択率は該転化に対する現在の経済的要求に
関して未だ不満足である。
これら従来技術方法の上記欠点の故に一方で当該技術分
野の熟達者はルテニウム以外の金属を含有する改善され
た代替触媒系を探す傾向があった。
他方、改善された選択性を示しそしてどちらかというと
温和な条件を使用する方法の広範な研究が続けられ、そ
して需要がますます増大している所望ファインケミカル
ズを提供しうるそのような改善された方法へのニーズが
依然としである。
広範な研究および実験の結果として、ここに意外にも、
オレフィン型不飽和化合物と一酸化炭素を水またはアル
コールの存在下で、そしてルテニウム化合物および以下
に特定する一群の酸の存在下で接触させることにより、
非常に高い選択性および比較的低い圧力でカルボン酸ま
たはそれらのエステルが生成することが見出された。
本発明はオレフィン型不飽和化合物と一酸化炭素を、そ
れぞれ水またはアルコール、および触媒系の存在下に接
触させることを含むカルボン酸またはそれらのエステル
の製造方法において、触媒系が 成分(a)−ルテニウム化合物、および成分(b)−下
記一般式による化合物 、w(0←X−(R)、     (1)(式中Xは燐
、アンチモン、砒素、モリブデンまたはタングステン好
ましくは燐、モリブデンまたはタングステンを表わし、 m=1または2、 n=1,2または3、そして 同一または異なる各Rは基OM(ここでMは水素、金属
、アンモニウムまたは(ウラニルのような)無機カチオ
ンを表わす)を表わし、および/または基Rの多くとも
2つは独立にアルキル、アリールまたはアルアルキル基
(好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、第3ブチル、フェニル
、ナフチル、ヘンシル、フェニルエチル、これらは場合
により1またはそれ以上のハロゲン原子または炭素原子
数1〜4のアルキル基で置換されていてもよく、より好
ましくはメチルまたはエチル)を表わし、および/また
は基Rの多くとも1つば式 %式%( (式中p=tまたは2、そしてQ=0.1または2) の基を表わし、 但しく2m+n)および(2q+p+1)はXの価数に
等しい) を結合することにより得ることができることを特徴とす
る前記製造方法を提供する。Xの価数は典型的には+3
または+5、好ましくは+5である。
好ましくは成分(b)としてヒドロ燐酸、ピロ燐酸、次
燐酸、正燐酸、フェニルホスホン酸、メタタングステン
酸、オルトタングステン酸、燐モリブデン酸(phos
phomolybdic acid)、燐タングステン
酸、モリブデインク燐酸(molybdic phos
phoric acid)、モリプディソク砒酸および
それらの混合物およびそれらの塩から成る群から選ばれ
たものが使用される。
本明細書を通して使用される、百分率で表わされた酸化
合物への選択率はここでは100Xc:dとして定義さ
れ、  =1は所望化合物に転化された出発オレフィン
型不飽和化合物の量であり、そして°“dooは転化さ
れた出発オレフィン型不飽和化合物の全量である。
触媒系が非常に安定で従って比較的長時間使用しうろこ
とが本発明の特長である;例えば同様のパラジウム化合
物含有触媒とは対照的に金属ルテニウムのプレートアウ
トはみられない。
成分〜)は塩または酸またはそれらの混合物であること
ができる。成分(b)として使用される塩は非常に多種
にわたるカチオンを有しうる。遷移金属特に亜鉛または
銅、アルカリ金属特にナトリウム、カリウムまたはリチ
ウム、アルカリ土類金属およびアンモニウムイオンで非
常に良好な結果が得られている。良好な結果はウラニル
(UOH+)および関係する塩でも得られている。
塩はそれらの有機媒体への溶解性を改善するために場合
によりクラウンエーテル例えば18−クラウン−6また
は12−クラウン−4と混合しうろことは理解されるで
あろう。
成分(a)と[有])は同じであることができ、即ち、
ルテニウム化合物が式Iによる化合物から誘導されるア
ニオンを有する場合である。
適当なルテニウム化合物の例はルテニウム酸化物および
ルテニウム塩である。好ましくはルテニウムトリスアセ
チルアセトネートまたはルテニウムカルボニル錯体が使
用される。
成分(a)の使用量は広い範囲内で変えることができ、
そして一般に出発オレフィン型不飽和化合物モル当り1
0−6ないし10−1好ましくは10−5ないし10−
zグラム原子のルテニウムである。
成分[有])の量も広い範囲内で変え葛ことができる;
成分(b)は好ましくはルテニウムグラム原子当り0.
1ないし100特に0.5ないし20当量の範囲の量で
存在する。
本発明による方法は臨界的でなくそして広い範囲内で変
えうる温度および圧力で実施しうる。本方法は好ましく
は100℃ないし250℃の範囲の温度および5ないし
100バールの範囲の圧力で実施される。
オレフィン型不飽和化合物は末置換または置換された、
好ましくは2〜30特に2〜20個の炭素原子および好
ましくは1〜3個の二重結合を有するアルケンまたはシ
クロアルケンであることができる。アルケンまたはシク
ロアルケンは例えば1またはそれ以上のハロゲン原子ま
たはシアン、エステル、アルコキシ、ヒドロキシ、カル
ボキシまたは了り−ル基で置換されていることができる
置換基が反応条件下で不活性でないなら、カルボキシル
化反応は他の反応を伴ないうる。例えばアリルアルコー
ルのカルボキシル化は水酸基のエステル化を伴なう。適
当なオレフィン型化合物の例はエテノ、プロペン、1−
ブテン、2−ブテン、イソブチン、異性体ペンテン、ヘ
キセン、オクテンおよびドデセン、シクロオクタジエン
−1,5、シクロドデセン、シクロドデカトリエン−1
,5,9、アリルアルコール、アクリル酸メチル アク
リル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル
、アクリルアミド、N、N−ジメチルアクリルアミド、
塩化ビニル、塩化アリル、アクロレイン、オレイン酸、
メチルフリルエーテルおよびスチレンである。
本発明の方法で使用されるアルコールは脂肪族、環状脂
肪族または芳香族であることができ、そして出発物質と
して使用されるオレフィン型不飽和化合物に関して前記
したような1またはそれ以上の置換基で置換されている
ことができる。アルコールは従ってフェノールであるこ
ともできる。アルコールは好ましくは20個より多くな
い炭素原子を含有する。適当なアルコールの例はメタノ
ール、エタノール、プロパツール、イソブタノール、第
3ブチルアルコール、ステアリルアルコール、ベンジル
アルコール、シクロヘキサノール、アリルアルコール、
クロロカプリルアルコール、エチレングリコール、1.
2−プロパンジオール、1.4−ブタンジオール、グリ
セリン、ポリエチレングリコール、1.6−ヘキサンジ
オール、フェノールおよびクレゾールである。
分子当り1ないし10個の範囲の炭素原子を存するアル
カノールが特に好ましい、アルコールが1個より多い水
酸基を有するなら、試薬間に存在するモル比に依って、
異なる生成物が生じうる。
例えばオレフィン型不飽和化合物の使用量に依って、グ
リセリンからモノエステルかまたはジエステルが生じう
る。本方法は水とアルコールの同時存在下で実施しても
よく、その場合カルボン酸とエステルが同時に生成する
0本発明による方法はエチレン、−酸化炭素およびメタ
ノールから出発する重要な溶剤プロピオン酸メチルの製
造に特に適する。
本発明による方法で一酸化炭素は純粋または窒素、貴ガ
スまたは二酸化炭素のような不活性ガスで希釈して使用
しうる。一般に10%V以上の水素の存在は望ましくな
い。一般に一酸化炭素または水素台M5%V以下の一酸
化炭素含有ガスの使用が好ましい。
オレフィン型不飽和化合物と水またはアルコールのモル
比は臨界的でない。オレフィン型不飽和化合物と一酸化
炭素のモル比は広い範囲で変えうるが、好ましくは1:
5ないし5:1の範囲である。モノオレフィンと水かま
たはm個アルコールを使用する場合は、過剰の該ヒドロ
キシ化合物を使用するのが通常好ましい。しかし、多価
アルコールを使用してポリエステルを製造する場合は、
過剰のオレフィン型化合物を使用することが一般に必要
であろう。
本発明による方法はハツチ式、連続式または半連続式に
実施しうる。一般に溶剤を使用する必要はない、何故な
らば通常、反応体の一方一例えばアルコール−の過剰が
あり、それが溶剤としても役立ちうるからである。しか
し、必要なら溶剤例えばジメチルスルホキシド、ジイソ
プロピルスルホン、テトラヒドロチオフェン−1,1−
ジオキシド(スルホランとも云う)、アセトン、クロロ
ホルム、メチルイソブチルケトン、ジグライム(ジエチ
レングリコールのジメチルエーテル)またはジイソプロ
ピルエーテルを使用しうる。カルボニル化反応の主反応
生成物も溶剤として使用しうる。
得られる反応混合物を1またはそれ以上の例えば層別、
溶剤抽出、蒸留、分別または吸着といった段階を含む適
当な触媒および生成物分離手段にかけることができる。
触媒系並びに未転化出発化合物または溶剤−もしあれば
−は一部または全部反応域にリサイクルしうる。
ルテニウム化合物と正燐酸またはピロ燐酸のような燐含
有酸から構成される触媒系の使用は例えば刊行された日
本特許出願61.218539および米国特許第4,5
99,476号明細書から知られていたけれども、本発
明の方法に含まれる反応の型はそれぞれの開示されてい
る方法、即らそれぞれエタノールを製造する合成ガス反
応およびオレフィンの二量体化、のそれらと全く異なる
ので、本発明の方法の魅力的特徴は確かに当該技術分野
の熟達者により予期できなかったことは理解されるであ
ろう。
次の実施例は本発明を更に説明するものであるが、本発
明の範囲をそれら特定のB俤に限定するものではない。
以下に記載する実験は300d電磁攪拌不銹鋼オートク
レーブ中で実施した。
得られた反応混合物は気液クロマトグラフィにより分析
した。
土」:ヱ土」− オートクレーブにメタノール(50d、1.23モル)
、ルテニウム(アセチルアセト、i、 −トL(0,2
ミリモル)および“成分b”として使用する化合物を入
れ、−酸化炭素でフラッシュし、密封し、−酸化炭素を
その分圧20バールが得られるまで充填し、エチレンを
その分圧20バールが得られるまで充填し、そして加熱
した。175℃で5時間の反応時間後、オートクレーブ
を周囲温度をとるにまかせ、そして開放して反応混合物
を分析した。
表1は各々の例につき“成分う)°′として使用した酸
または塩、その化合物の使用量および反応速度およびプ
ロピオン酸メチルへの選択率を示す。
倒」」− 例1〜10に記載したのとおよそ同じ方法で実験を実施
したが、Ru(アセチルアセトネート)3の代りに0.
07ミリモルのRu 3(C0)12を使用し、−力成
分(b)として2ミリモルのHIPO,を使用したこと
が異なる。
平均転化速度は毎時ルテニウムグラム原子当りエチレン
170モル、プロピオン酸メチルへの選択率は96%で
あった。
桝上1 例1〜10に記載したのとおよそ同し方法で実験を実施
したが、成分(ト))として0.33モルのH3[P 
(M o io+。)41 または燐モリブデン酸を使
用したことが異なる。
平均転化速度は毎時ルテニウムグラム原子当りエチレン
80モル、プロピオン酸メチルへの選択率は96%であ
った。
血±1 例1〜10に記載したのとおよそ同じ方法で実験を実施
したが、エチレンの代りに2、Omlのα−オクテンを
使用し、−万一酸化炭素の初期分圧は10バールであっ
たことが異なる。
成分(b)として2ミリモルのH,PO,を使用した。
平均転化速度はα−オクテン45モル/グラム原子Ru
−hr、ノナン酸メチルへの選択率は96%、得られた
ノナン酸メチルの直鎖性は66%であった。
嵐上土 例1〜10に記載したのとおよそ同じ方法で実験を実施
したが、50m1のメタノールの代りに45m2のジグ
ライムと15m1の水をオートクレーブに添加したこと
が異なる。成分(blとして2ミリモルのH,PO,を
使用した。反応時間は2.5時間であった。
エチレンの転化速度は毎時ルテニウムグラム原子当Q2
30モル、プロピオン酸への選択率は90%であった。
代理人の氏名   川原1)−穂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)オレフィン型不飽和化合物と一酸化炭素を水また
    はアルコールの存在下におよび触媒系の存在下に接触さ
    せることによるカルボン酸またはそれらのエステルの製
    造方法において、触媒系が成分(a)−ルテニウム化合
    物、および 成分(b)−下記一般式による化合物 _m(O■X−(R)_n( I ) (式中Xは燐、アンチモン、砒素、モリブデンまたはタ
    ングステンを表わし、 m=1または2、 n=1、2または3、そして 同一または異なる各Rは基OM(ここでMは水素、金属
    、アンモニウムまたは無機カチオンを表わす)を表わし
    、および/または基Rの多くとも2つは独立にアルキル
    、アリールまたはアルアルキル基を表わし、および/ま
    たは基Rの多くとも1つは式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中p=1または2、そしてq=0、1または2) の基を表わし、 但し(2m+n)および(2q+p+1)はXの価数に
    等しい) を結合することにより得ることができることを特徴とす
    る前記製造方法。 (2)Xが燐、モリブデンまたはタングステンを表わす
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)RがOM基または場合により1またはそれ以上の
    ハロゲン原子または炭素原子数1〜4のアルキル基で置
    換されていてもよいメチル、エチル、n−プロピル、イ
    ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、第3ブチル、フ
    ェニル、ナフチル、ベンジル、フェニルエチルを表わす
    成分(b)を使用することを特徴とする特許請求の範囲
    第1または2項記載の方法。 (4)成分(b)としてヒドロ燐酸、ピロ燐酸、次燐酸
    、正燐酸、フェニルホスホン酸、オルトタングステン酸
    、メタタングステン酸、燐モリブデン酸、燐タングステ
    ン酸、モリブド燐酸、モリブド砒酸およびそれらの混合
    物およびそれらの塩から成る群から選ばれたものを使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のいず
    れか記載の方法。 (5)成分(b)として亜鉛、銅、アルカリ金属、アル
    カリ土類金属およびアンモニウム塩から選ばれた塩を使
    用することを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のい
    ずれか記載の方法。 (6)成分(a)としてルテニウムトリスアセチルアセ
    トネートまたはルテニウムカルボニル錯体を使用するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれか記
    載の方法。(7)成分(a)の使用量が出発オレフィン
    型不飽和化合物のモル当り10^−^6ないし10^−
    ^1グラム原子ルテニウムの範囲であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1〜6項のいずれか記載の方法。 (8)成分(b)がルテニウムグラム原子当り0.1な
    いし100当量の範囲の量で存在することを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜7項のいずれか記載の方法。 (9)100℃ないし250℃の範囲の温度および5な
    いし100バールの範囲の圧力で実施することを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜8項のいずれか記載の方法。 (10)オレフィン型不飽和化合物として末置換または
    置換された2〜20個の炭素原子および1〜3個の二重
    結合を有するアルケンまたはシクロアルケンを使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜9項のいずれか
    記載の方法。 (11)20個より多くない炭素原子を含有するアルコ
    ールを使用することを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    10項のいずれか記載の方法。
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GB8803535 1988-02-16

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CA (1) CA1334674C (ja)
DE (1) DE68901871T2 (ja)
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KR890012933A (ko) 1989-09-20
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ES2033072T3 (es) 1993-03-01
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EP0329252B1 (en) 1992-06-24
DE68901871D1 (de) 1992-07-30
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