JPS61238215A - 便座カバ−及びその製造方法 - Google Patents
便座カバ−及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS61238215A JPS61238215A JP7898685A JP7898685A JPS61238215A JP S61238215 A JPS61238215 A JP S61238215A JP 7898685 A JP7898685 A JP 7898685A JP 7898685 A JP7898685 A JP 7898685A JP S61238215 A JPS61238215 A JP S61238215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted
- toilet seat
- seat cover
- annular portion
- knitting
- Prior art date
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- Granted
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は洋式便器におけるU形便座に被せる便座カバー
及びその製造方法に関するものである。
及びその製造方法に関するものである。
一般にこの種の便座カバーとしては筒編みした伸縮性を
有する筒状布地の両端を夫々縫着して封止すると共に、
中間部の周壁に所要長さの切り込みを形成し、この切り
込みの周縁に沿って弾性材を縫着して開口部を形成する
ようにしたものが広く使用されている。しかしこのよう
な便座カバーは縫製工程が多く、また、開口部形成のた
めの切り込み、開口部への弾性材の縫着等の手作業も多
い等の問題もあった。
有する筒状布地の両端を夫々縫着して封止すると共に、
中間部の周壁に所要長さの切り込みを形成し、この切り
込みの周縁に沿って弾性材を縫着して開口部を形成する
ようにしたものが広く使用されている。しかしこのよう
な便座カバーは縫製工程が多く、また、開口部形成のた
めの切り込み、開口部への弾性材の縫着等の手作業も多
い等の問題もあった。
このため近年にあっては第5図に示す如き便座カバーが
提案されている(実開昭57−111300号)。
提案されている(実開昭57−111300号)。
この便座カバーは例えば短繊維の糸を表に、長繊維の糸
を裏にして約10コース平編みし、リンキングライン3
4j’を編成し、次にパイル編みに切り換えてこれを減
らし目編み、増し目編みの所謂爪先線で先端部31の曲
面を編成し、続いてパイル編みのまま袋編みしてカバー
主体30を編成し、長さが40cmはどになったところ
で、続く20oはどの間を針抜き編みして裁断線を形成
する。この裁断線は着脱用の開口部36となる。裁断線
を形成した後は再び袋編みしてカバー主体30を40c
mはど曙成し、その後減らし目編み、増し目編みの所謂
爪先編みで第1図中右側の端部32を編成し、約10コ
ースの平編みによるリンキングライン34rを編成する
。
を裏にして約10コース平編みし、リンキングライン3
4j’を編成し、次にパイル編みに切り換えてこれを減
らし目編み、増し目編みの所謂爪先線で先端部31の曲
面を編成し、続いてパイル編みのまま袋編みしてカバー
主体30を編成し、長さが40cmはどになったところ
で、続く20oはどの間を針抜き編みして裁断線を形成
する。この裁断線は着脱用の開口部36となる。裁断線
を形成した後は再び袋編みしてカバー主体30を40c
mはど曙成し、その後減らし目編み、増し目編みの所謂
爪先編みで第1図中右側の端部32を編成し、約10コ
ースの平編みによるリンキングライン34rを編成する
。
この編成が終了後、リンキングライン31!、34rと
カバー主体30とをオーバロックミシンで縫合し、また
、カバー主体30の中央部に形成した裁断線をはさみ等
で切断して開口部36を形成する。この着脱用の開口部
36の内面端部に中広の輪ゴム等環状に形成した弾性体
35をあって、この弾性体35を包み込むようにして飾
り糸で開口の周縁をボタン孔のように蛤ミシンでかがる
。
カバー主体30とをオーバロックミシンで縫合し、また
、カバー主体30の中央部に形成した裁断線をはさみ等
で切断して開口部36を形成する。この着脱用の開口部
36の内面端部に中広の輪ゴム等環状に形成した弾性体
35をあって、この弾性体35を包み込むようにして飾
り糸で開口の周縁をボタン孔のように蛤ミシンでかがる
。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで上述の如き従来の方法にあっては両端部におけ
るリンキングライン341.34rの形成、また開口部
36に対するオーバーロックミシンによる縫合、裁断線
に沿っての裁断、輪ゴム等弾性体35の縫着等、作業工
程の切替えが必要となる等のため製造能率に問題があっ
た。
るリンキングライン341.34rの形成、また開口部
36に対するオーバーロックミシンによる縫合、裁断線
に沿っての裁断、輪ゴム等弾性体35の縫着等、作業工
程の切替えが必要となる等のため製造能率に問題があっ
た。
C問題点を解決するための手段〕
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは横編機を用いて連続的に編成するこ
とが可能で殆ど手作業を必要とせず、生産能率が高く、
また便座に対する着脱作業も容易、且つ迅速に行い得る
ようにした便座カバー及びその製造方法を提供するにあ
る。
目的とするところは横編機を用いて連続的に編成するこ
とが可能で殆ど手作業を必要とせず、生産能率が高く、
また便座に対する着脱作業も容易、且つ迅速に行い得る
ようにした便座カバー及びその製造方法を提供するにあ
る。
本発明に係る便座カバーは横編機を用いて編成され、先
端は目増しによって丸味を備える状態で閉じられた2個
の筒状の脚部と、該両脚部の並列させた基端に連続編成
され、一体の筒状をなす環状部と、該環状部と連続編成
された弾性環状部とを具備することを特徴とする。
端は目増しによって丸味を備える状態で閉じられた2個
の筒状の脚部と、該両脚部の並列させた基端に連続編成
され、一体の筒状をなす環状部と、該環状部と連続編成
された弾性環状部とを具備することを特徴とする。
以下本発明をその実施状態を示す図面に基づき具体的に
説明する。第1図は本発明方法により製造された本発明
品たる便座カバーの模式図、第2図(イ)、(ロ)、(
ハ)は本発明方法による製造過程を示す説明図、第3.
4図は本発明品の使用態様を示す模式図であり、図中1
,2は便座】Oの脚11.12に被せる脚部、3は環状
部、4は弾性環状部を示している0脚部1.2は先端を
閉じた筒状をなし、基端はこれらと一体的に環状部3が
、更にその基端には弾性環状部4がいずれもメリヤス編
みにて連続編成されている。
説明する。第1図は本発明方法により製造された本発明
品たる便座カバーの模式図、第2図(イ)、(ロ)、(
ハ)は本発明方法による製造過程を示す説明図、第3.
4図は本発明品の使用態様を示す模式図であり、図中1
,2は便座】Oの脚11.12に被せる脚部、3は環状
部、4は弾性環状部を示している0脚部1.2は先端を
閉じた筒状をなし、基端はこれらと一体的に環状部3が
、更にその基端には弾性環状部4がいずれもメリヤス編
みにて連続編成されている。
次に具体的に製造順序について第2図(イ)。
(ロ)、(ハ)に従って説明する。先ず第2図(イ)に
示す如く、片側の脚部1 (又は2)を作成するが、横
編機、例えば並横機を用いる場合にはべら針を脚部1の
周長に合せて前、後、袷数本を定めて、目出しを行い、
この最初に形成された編目を境いにして順次目増しを行
いつつ前、後面をその側方にて相互に繋がった状態、即
ち先端を丸味をもたせた状態に編成し、その後は目数を
一定にして筒状に編み進み、その長さが便座10の脚1
1、12の各長さと略等しくなるよう、また使用糸、編
地の伸縮性によっては若干長く、又は短くなるよう編成
する。
示す如く、片側の脚部1 (又は2)を作成するが、横
編機、例えば並横機を用いる場合にはべら針を脚部1の
周長に合せて前、後、袷数本を定めて、目出しを行い、
この最初に形成された編目を境いにして順次目増しを行
いつつ前、後面をその側方にて相互に繋がった状態、即
ち先端を丸味をもたせた状態に編成し、その後は目数を
一定にして筒状に編み進み、その長さが便座10の脚1
1、12の各長さと略等しくなるよう、また使用糸、編
地の伸縮性によっては若干長く、又は短くなるよう編成
する。
所定長さに編成した脚部はそのまま編糸の端部を若干残
して切断し、各編目はべら針に係止させたままにして待
機させる。
して切断し、各編目はべら針に係止させたままにして待
機させる。
次に上述したのと全く同じ過程で他の脚部2(又はl)
を編成する。そして両脚部1,2が同じ長さに編成され
たとき、前記一方の脚部1の脚部におけるべら針を横編
機の前、後面側夫々において脚部1を編成した針のグル
ープに移して脚部1を1コース分編み、その戻りの半コ
ースを終了した時点で脚部2の編成針を作動して脚部2
側に編み進み、脚部2を略1コース編成した後、そのま
ま脚部1,2の全編成針について所要コース数編成し、
環状部3を形成する。この環状部3の編成に際しては目
数は一定、又は初期の数コースについて目減らしを行っ
てもよい。
を編成する。そして両脚部1,2が同じ長さに編成され
たとき、前記一方の脚部1の脚部におけるべら針を横編
機の前、後面側夫々において脚部1を編成した針のグル
ープに移して脚部1を1コース分編み、その戻りの半コ
ースを終了した時点で脚部2の編成針を作動して脚部2
側に編み進み、脚部2を略1コース編成した後、そのま
ま脚部1,2の全編成針について所要コース数編成し、
環状部3を形成する。この環状部3の編成に際しては目
数は一定、又は初期の数コースについて目減らしを行っ
てもよい。
この環状部3を所要コース編み終えると、そのまま引続
いて弾性環状部4の編成に入る。この弾性環状部4自体
の目数は環状部3におけると略同じであるが、編成過程
で略半コース遅れで内周面に沿って所要ピンチでゴム紐
を差し通してループ状に編み込む。所要コース環み終え
ると横編機から外して弾性環状部4における開口部5の
口元をオーバーロックミシンにて編み止めして終了する
。
いて弾性環状部4の編成に入る。この弾性環状部4自体
の目数は環状部3におけると略同じであるが、編成過程
で略半コース遅れで内周面に沿って所要ピンチでゴム紐
を差し通してループ状に編み込む。所要コース環み終え
ると横編機から外して弾性環状部4における開口部5の
口元をオーバーロックミシンにて編み止めして終了する
。
なお弾性環状部4はゴム紐を用いる代りに通常のゴム編
地にて構成し、またこのゴム編地を若干長く編成した後
内側に折返してその端縁部を弾性環状部4の内面に折り
返し縫着する構成等伸縮性を備える構成であればよい。
地にて構成し、またこのゴム編地を若干長く編成した後
内側に折返してその端縁部を弾性環状部4の内面に折り
返し縫着する構成等伸縮性を備える構成であればよい。
また実施例では脚部1.2は前者を編成した後、後者を
編成することとしたが、何らこれに限らず、同時的に編
成する構成としてもよいことは勿論である。
編成することとしたが、何らこれに限らず、同時的に編
成する構成としてもよいことは勿論である。
而して上述した如き本発明方法によって得た本発明品た
る便座カバーは第3図に示す如く開口部5から便座10
の両脚11.11の夫々に被せ、各I!11部1.2を
脚11.11に差し通し、第4図に示す如く開口部5を
便座lOの枢支位置まで移動させればよい。
る便座カバーは第3図に示す如く開口部5から便座10
の両脚11.11の夫々に被せ、各I!11部1.2を
脚11.11に差し通し、第4図に示す如く開口部5を
便座lOの枢支位置まで移動させればよい。
以との如く本発明にあっては脚部、環状部、弾性環状部
を連続編成することが可能となり、殆ど人手を必要とせ
ず、大幅な省力化が図れ、成品自体を安価に提供し得る
など、本発明は優れた効果を奏するものである。
を連続編成することが可能となり、殆ど人手を必要とせ
ず、大幅な省力化が図れ、成品自体を安価に提供し得る
など、本発明は優れた効果を奏するものである。
第1図は本発明方法により得た本発明品の模式的平面図
、第2図(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明方法の製造過
程を示す説明図、第3.4図は本発明方法で製造した便
座カバーの使用態様を示す斜視図、第5図は従来方法に
よって製造された便座カバーの斜視図である。 1.2・・・脚部 3・・・環状部 4・・・弾性環状
部5・・・開口部 特 許 出願人 垣 内 −起 代理人 弁理士 河 野 登 夫第1図 ヲ (イ) (ロ) (ハ)
第 2 図 第 3 図 第 4 図 算 !5 図 手続補正書(自発ン 昭和61年2月28日
、第2図(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明方法の製造過
程を示す説明図、第3.4図は本発明方法で製造した便
座カバーの使用態様を示す斜視図、第5図は従来方法に
よって製造された便座カバーの斜視図である。 1.2・・・脚部 3・・・環状部 4・・・弾性環状
部5・・・開口部 特 許 出願人 垣 内 −起 代理人 弁理士 河 野 登 夫第1図 ヲ (イ) (ロ) (ハ)
第 2 図 第 3 図 第 4 図 算 !5 図 手続補正書(自発ン 昭和61年2月28日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、横編機を用いて編成され、先端は目増しにより丸味
を備える状態で閉じられた2個の並列させた筒状の脚部
と、並列させた前記両脚部の基端を繋いだ状態でこれら
と連続編成された筒状をなす環状部と、該環状部と連続
編成された弾性環状部とを具備することを特徴とする便
座カバー。 2、横編機を用いて、編出し後目増しして丸味を備える
状態で先端を閉じた2個の筒状をなす脚部を同時的、又
は順次的に編成した後、両脚部を並列状態にしてその両
基端を一体の筒状をなすよう連続編成し、続いて弾性を
有する環状部を編成することを特徴とする便座カバーの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7898685A JPS61238215A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 便座カバ−及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7898685A JPS61238215A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 便座カバ−及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61238215A true JPS61238215A (ja) | 1986-10-23 |
JPH0471529B2 JPH0471529B2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=13677214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7898685A Granted JPS61238215A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 便座カバ−及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61238215A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5107549A (en) * | 1989-02-21 | 1992-04-28 | Pitts John L | Disposable toilet seat cover |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718952U (ja) * | 1971-03-31 | 1972-11-02 | ||
JPS4727790U (ja) * | 1971-04-15 | 1972-11-29 | ||
JPS4931212U (ja) * | 1972-06-17 | 1974-03-18 |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP7898685A patent/JPS61238215A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4718952U (ja) * | 1971-03-31 | 1972-11-02 | ||
JPS4727790U (ja) * | 1971-04-15 | 1972-11-29 | ||
JPS4931212U (ja) * | 1972-06-17 | 1974-03-18 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5107549A (en) * | 1989-02-21 | 1992-04-28 | Pitts John L | Disposable toilet seat cover |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471529B2 (ja) | 1992-11-16 |
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