JP2003239123A - 衣料およびその製造方法 - Google Patents
衣料およびその製造方法Info
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- JP2003239123A JP2003239123A JP2002034799A JP2002034799A JP2003239123A JP 2003239123 A JP2003239123 A JP 2003239123A JP 2002034799 A JP2002034799 A JP 2002034799A JP 2002034799 A JP2002034799 A JP 2002034799A JP 2003239123 A JP2003239123 A JP 2003239123A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衿ぐりに縫着された衿が弛みにくく、シルエ
ットの美しい衣料およびその製造方法が求められてい
る。 【解決手段】 この衣料は、伸縮性を有する生地から成
る衿4を、身頃2の衿ぐり3に沿って伸ばした状態で衿
ぐり3に縫着したものである。衿4は筒状に形成され、
衿4の周長は、衿4を周方向に伸ばした状態で衿ぐり3
の周長Laと対応する長さとされている。衿4は伸縮性
を有する糸をオーバロック糸として用いて衿ぐり3に縫
着される。
ットの美しい衣料およびその製造方法が求められてい
る。 【解決手段】 この衣料は、伸縮性を有する生地から成
る衿4を、身頃2の衿ぐり3に沿って伸ばした状態で衿
ぐり3に縫着したものである。衿4は筒状に形成され、
衿4の周長は、衿4を周方向に伸ばした状態で衿ぐり3
の周長Laと対応する長さとされている。衿4は伸縮性
を有する糸をオーバロック糸として用いて衿ぐり3に縫
着される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身頃の衿ぐりに衿
が縫着された衣料およびその製造方法に関するものであ
る。
が縫着された衣料およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の一般的な衣料を図10に示す。
図示の衣料51は全体がニット生地で構成されていて、
筒状の衿54が身頃2の衿ぐり3に縫着されている。衿
54は伸ばしたり縮めたりしていない状態で衿ぐり3の
周長とほぼ等しい周長とされ、着用者の頭を通せる大き
さのものが使用されている。
図示の衣料51は全体がニット生地で構成されていて、
筒状の衿54が身頃2の衿ぐり3に縫着されている。衿
54は伸ばしたり縮めたりしていない状態で衿ぐり3の
周長とほぼ等しい周長とされ、着用者の頭を通せる大き
さのものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の衣料
51は着用を繰り返すと、衿54の先端が周方向に伸び
て弛み、身頃2の衿ぐり3から肩や胸にわたる領域Fが
波打って、だらしない印象を与えるという問題がある。
そこで、衿内に芯材を入れたものや衿内面に補強テープ
を貼着したものが提案されているが、製品として安っぽ
くなったり着用者の首に違和感を与えるといった不具合
を生じる。
51は着用を繰り返すと、衿54の先端が周方向に伸び
て弛み、身頃2の衿ぐり3から肩や胸にわたる領域Fが
波打って、だらしない印象を与えるという問題がある。
そこで、衿内に芯材を入れたものや衿内面に補強テープ
を貼着したものが提案されているが、製品として安っぽ
くなったり着用者の首に違和感を与えるといった不具合
を生じる。
【0004】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、衿ぐりに縫着された衿が弛みに
くく、シルエットの美しい衣料およびその製造方法の提
供を目的とする。
なされたものであって、衿ぐりに縫着された衿が弛みに
くく、シルエットの美しい衣料およびその製造方法の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る衣料は、伸縮性を有する生地から成る
衿を、身頃の衿ぐりに沿って伸ばした状態で衿ぐりに縫
着した構成にしてある。
に、本発明に係る衣料は、伸縮性を有する生地から成る
衿を、身頃の衿ぐりに沿って伸ばした状態で衿ぐりに縫
着した構成にしてある。
【0006】また、前記構成において、衿を筒状に形成
するとともに、衿の周長を、衿を周方向に伸ばした状態
で衿ぐりの周長と対応する長さにしたものである。
するとともに、衿の周長を、衿を周方向に伸ばした状態
で衿ぐりの周長と対応する長さにしたものである。
【0007】そして、前記した各構成において、伸縮性
を有する糸をオーバロック糸として用いて衿を衿ぐりに
縫着したものである。
を有する糸をオーバロック糸として用いて衿を衿ぐりに
縫着したものである。
【0008】更に、本発明に係る衣料の製造方法は、伸
縮性を有する生地から成る衿を一定方向に伸ばし、前記
伸ばした衿の一定方向の長さが身頃の衿ぐりの衿縫着長
に対応した長さとなるように衿を裁断し、前記裁断した
衿を前記一定方向に伸ばした状態で衿ぐりに縫着するよ
うにしたものである。
縮性を有する生地から成る衿を一定方向に伸ばし、前記
伸ばした衿の一定方向の長さが身頃の衿ぐりの衿縫着長
に対応した長さとなるように衿を裁断し、前記裁断した
衿を前記一定方向に伸ばした状態で衿ぐりに縫着するよ
うにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
衣料の正面図である。図において、この実施形態に係る
衣料1は、筒状に形成した衿4を身頃2の衿ぐり3に縫
着したものである。この場合、例えば、身頃2と衿4は
いずれも伸縮性を有するニット生地で構成されている。
また、身頃2および衿4のウエールW方向はいずれも縦
向きにしてある。但し、本発明の衣料に関して、身頃と
衿のウエールはいずれの向きであっても構わない。
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
衣料の正面図である。図において、この実施形態に係る
衣料1は、筒状に形成した衿4を身頃2の衿ぐり3に縫
着したものである。この場合、例えば、身頃2と衿4は
いずれも伸縮性を有するニット生地で構成されている。
また、身頃2および衿4のウエールW方向はいずれも縦
向きにしてある。但し、本発明の衣料に関して、身頃と
衿のウエールはいずれの向きであっても構わない。
【0010】上記した衿4は、図2(a)に示すよう
に、長尺の衿用生地4aから製作される。衿用生地4a
における長手方向の一端部5から他端部6までの長さL
は、身頃2における衿ぐり3の衿縫着長La(図3参
照)に対応した長さである。但し、長さLより長い衿用
生地を用いても、伸ばした後に裁断されるので構わな
い。そこで、衿用生地4aを図2(b)のごとく長手方
向(「一定方向」=矢印7の方向)に手で引っ張ると、
前記の長さLに伸びしろdLを加えた長さL1の衿用生
地4bとなる。次に、伸びた状態の衿用生地4bから、
同図(c)のように、伸びしろdLに対応する衿用生地
4dの部分を裁断する。すると、伸びた状態で前記の長
さLになった衿用生地4cが得られる。
に、長尺の衿用生地4aから製作される。衿用生地4a
における長手方向の一端部5から他端部6までの長さL
は、身頃2における衿ぐり3の衿縫着長La(図3参
照)に対応した長さである。但し、長さLより長い衿用
生地を用いても、伸ばした後に裁断されるので構わな
い。そこで、衿用生地4aを図2(b)のごとく長手方
向(「一定方向」=矢印7の方向)に手で引っ張ると、
前記の長さLに伸びしろdLを加えた長さL1の衿用生
地4bとなる。次に、伸びた状態の衿用生地4bから、
同図(c)のように、伸びしろdLに対応する衿用生地
4dの部分を裁断する。すると、伸びた状態で前記の長
さLになった衿用生地4cが得られる。
【0011】この衿用生地4cはしばらく放置しておく
と、同図(d)のように縮んで長さL2となる。衿用生
地4cは、1点鎖線8で示す長手方向中央部分で折り返
されて一端部5aと他端部6が重ね合わせられる。一端
部5aと他端部6の重ね合わせ部分はオーバロック縫目
9で示すように縫着され、衿用生地4cが筒状に形成さ
れる(同図(e)参照)。尚、上記の長さL,L1,L
2は理解を容易にするため、オーバロック縫目9などに
かかる縫いしろは含めていない。そして、同図(e)中
の1点鎖線10で示す短手方向中央部分を境に、衿用生
地4cの上側部分が折り返されて下側部分に重ね合わせ
られる。重ね合わせた衿用生地4cの下縁部分はオーバ
ロック縫目12のように縫着されて、筒袋状の衿4が出
来上がる(同図(f)参照)。符号11はオーバロック
縫目9を裏返してできた縫合わせ部を示している。この
ようにして製作される衿4の筒径は周方向に伸ばした状
態で着用者の頭を通せる大きさであればよい。
と、同図(d)のように縮んで長さL2となる。衿用生
地4cは、1点鎖線8で示す長手方向中央部分で折り返
されて一端部5aと他端部6が重ね合わせられる。一端
部5aと他端部6の重ね合わせ部分はオーバロック縫目
9で示すように縫着され、衿用生地4cが筒状に形成さ
れる(同図(e)参照)。尚、上記の長さL,L1,L
2は理解を容易にするため、オーバロック縫目9などに
かかる縫いしろは含めていない。そして、同図(e)中
の1点鎖線10で示す短手方向中央部分を境に、衿用生
地4cの上側部分が折り返されて下側部分に重ね合わせ
られる。重ね合わせた衿用生地4cの下縁部分はオーバ
ロック縫目12のように縫着されて、筒袋状の衿4が出
来上がる(同図(f)参照)。符号11はオーバロック
縫目9を裏返してできた縫合わせ部を示している。この
ようにして製作される衿4の筒径は周方向に伸ばした状
態で着用者の頭を通せる大きさであればよい。
【0012】上記の衿4は図3に示した身頃2の衿ぐり
3に、図4のオーバロックミシン13を用いて縫着され
る。このオーバロックミシン13は汎用品であり、ミシ
ン機構を内蔵した本体ケーシング23と、被縫製物を載
置するベッド15と、スパン糸16がそれぞれ供給され
る2本の針14,14を備えている。針14,14は、
供給されたスパン糸16,16を用いて矢印17で示す
ミシン送り方向の縫目を形成する。ベッド15下方の本
体ケーシング23内には、オーバロック縫目20を形成
するための周知のルーパ(図示省略)が配備されてい
る。前記のルーパには伸縮性を有する2本のウーリーナ
イロン糸19,19がオーバロック糸として供給され
る。
3に、図4のオーバロックミシン13を用いて縫着され
る。このオーバロックミシン13は汎用品であり、ミシ
ン機構を内蔵した本体ケーシング23と、被縫製物を載
置するベッド15と、スパン糸16がそれぞれ供給され
る2本の針14,14を備えている。針14,14は、
供給されたスパン糸16,16を用いて矢印17で示す
ミシン送り方向の縫目を形成する。ベッド15下方の本
体ケーシング23内には、オーバロック縫目20を形成
するための周知のルーパ(図示省略)が配備されてい
る。前記のルーパには伸縮性を有する2本のウーリーナ
イロン糸19,19がオーバロック糸として供給され
る。
【0013】そこでまず、身頃2を裏返して裏面21を
外側にする。裏返した身頃2の衿ぐり3内に衿4を上下
逆向きにして入れる。そして、衿4のオーバロック縫目
12の部分を衿ぐり3の縁に重ね、縫い始め位置を待ち
針で決めておく。周方向の別の箇所も待ち針で止めてお
くとよい。縫い始め位置を少し縫い付けたのちにミシン
13を止め、針14よりもミシン送り方向(矢印17方
向)の上流位置の衿4を、ミシン送り方向とは逆向き
(「一定方向」=広幅矢印18方向)に手で引っ張って
おく。そして、衿ぐり3の周方向に沿って衿4を伸ばし
た状態のまま運針を進めて衿ぐり3に縫着させるのであ
る。その際、図5に示すように、ウーリーナイロン糸1
9,19によってオーバロック縫目20が形成され、ス
パン糸16,16によってミシン送り方向の縫目24が
形成される。そうして、衿ぐり3の全周にわたり衿4を
縫着すると、衣料1が出来上がる。衿4は周方向に伸ば
された状態で衿ぐり3とほぼ同じ周長(衿縫着長)La
であるので、縫着に際し衿4の長さが足りなかったり余
ったりしない。
外側にする。裏返した身頃2の衿ぐり3内に衿4を上下
逆向きにして入れる。そして、衿4のオーバロック縫目
12の部分を衿ぐり3の縁に重ね、縫い始め位置を待ち
針で決めておく。周方向の別の箇所も待ち針で止めてお
くとよい。縫い始め位置を少し縫い付けたのちにミシン
13を止め、針14よりもミシン送り方向(矢印17方
向)の上流位置の衿4を、ミシン送り方向とは逆向き
(「一定方向」=広幅矢印18方向)に手で引っ張って
おく。そして、衿ぐり3の周方向に沿って衿4を伸ばし
た状態のまま運針を進めて衿ぐり3に縫着させるのであ
る。その際、図5に示すように、ウーリーナイロン糸1
9,19によってオーバロック縫目20が形成され、ス
パン糸16,16によってミシン送り方向の縫目24が
形成される。そうして、衿ぐり3の全周にわたり衿4を
縫着すると、衣料1が出来上がる。衿4は周方向に伸ば
された状態で衿ぐり3とほぼ同じ周長(衿縫着長)La
であるので、縫着に際し衿4の長さが足りなかったり余
ったりしない。
【0014】上記のように出来上がった衣料1(図1参
照)において、衿4は周方向に縮もうとし身頃2の衿ぐ
り周辺部は元に戻ろうとして互いに引き合っている。こ
れにより、衿4は芯材を用いていないにも拘わらずピン
と立った状態に保持され、使用を重ねても弛んだり波打
ったりしない。柔らかい生地で衿4を構成した場合も立
ったままである。かかる利点は、全周にわたって均等に
力を受ける筒状の衿のほうが、開いた衿よりも顕著にな
る。他方、身頃2の肩から胸に至る部分はピンと張って
すっきりした美しいシルエットが得られる。すなわち、
この衣料1は付加価値が高く、例えば高級婦人衣料とし
て重宝される。一方、オーバロック糸として伸縮性を有
するウーリーナイロン糸19を用いてあるので、着用時
における衿4の伸びに同調してウーリーナイロン糸19
も伸びるから糸切れしにくい。従って、長寿命の衣料1
となる。因みに、オーバロック糸として伸縮性に乏しい
スパン糸16を用いると、比較的短期間に糸切れして衿
ぐり3と衿4の縫着部分が解れた。
照)において、衿4は周方向に縮もうとし身頃2の衿ぐ
り周辺部は元に戻ろうとして互いに引き合っている。こ
れにより、衿4は芯材を用いていないにも拘わらずピン
と立った状態に保持され、使用を重ねても弛んだり波打
ったりしない。柔らかい生地で衿4を構成した場合も立
ったままである。かかる利点は、全周にわたって均等に
力を受ける筒状の衿のほうが、開いた衿よりも顕著にな
る。他方、身頃2の肩から胸に至る部分はピンと張って
すっきりした美しいシルエットが得られる。すなわち、
この衣料1は付加価値が高く、例えば高級婦人衣料とし
て重宝される。一方、オーバロック糸として伸縮性を有
するウーリーナイロン糸19を用いてあるので、着用時
における衿4の伸びに同調してウーリーナイロン糸19
も伸びるから糸切れしにくい。従って、長寿命の衣料1
となる。因みに、オーバロック糸として伸縮性に乏しい
スパン糸16を用いると、比較的短期間に糸切れして衿
ぐり3と衿4の縫着部分が解れた。
【0015】尚、上記の実施形態では、ウエールWを縦
向きにした衿4を例示したが、本発明に用いられる衿は
それに限定されるものでない。例えば、横向きのウエー
ルWを有するニット生地から成る衿4A(図6参照)
や、バイアス方向のウエールWを有するニット生地から
成る衿4B(図7参照)や、前側の縫合わせ部22でつ
ないだ筒状の衿4C(図8参照)であっても構わない。
あるいは、前が開いた衿4D(図9参照)であってもよ
い。
向きにした衿4を例示したが、本発明に用いられる衿は
それに限定されるものでない。例えば、横向きのウエー
ルWを有するニット生地から成る衿4A(図6参照)
や、バイアス方向のウエールWを有するニット生地から
成る衿4B(図7参照)や、前側の縫合わせ部22でつ
ないだ筒状の衿4C(図8参照)であっても構わない。
あるいは、前が開いた衿4D(図9参照)であってもよ
い。
【0016】また、本発明の衿の素材としては伸縮性の
ある生地であれば、織物、編物の別を問わない。例え
ば、フリース生地などであってもよい。そして、上記に
おいては、身頃2として伸縮性生地を使用した例を示し
たが、本発明の身頃は伸縮性生地でなくても適用され得
る。また、伸縮性を有する糸としては前記のウーリーナ
イロン糸に限るものでなく、それ以外に、例えばストレ
ッチナイロン糸、ウーリーテトロン糸などを使用するこ
とができる。
ある生地であれば、織物、編物の別を問わない。例え
ば、フリース生地などであってもよい。そして、上記に
おいては、身頃2として伸縮性生地を使用した例を示し
たが、本発明の身頃は伸縮性生地でなくても適用され得
る。また、伸縮性を有する糸としては前記のウーリーナ
イロン糸に限るものでなく、それ以外に、例えばストレ
ッチナイロン糸、ウーリーテトロン糸などを使用するこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る衣料
およびその製造方法によれば、衿が伸ばした状態で衿ぐ
りに縫着されるので、縫着後の衿と衿ぐり周辺部は互い
に引き合う。それにより、衿および衿ぐり周辺部の弛み
が解消される。
およびその製造方法によれば、衿が伸ばした状態で衿ぐ
りに縫着されるので、縫着後の衿と衿ぐり周辺部は互い
に引き合う。それにより、衿および衿ぐり周辺部の弛み
が解消される。
【0018】また、衿が筒状の場合は、開いた衿と比べ
て衿および衿ぐり周辺部の弛みをなくすことができる。
て衿および衿ぐり周辺部の弛みをなくすことができる。
【0019】そして、伸縮性を有する糸をオーバロック
糸として用いて縫着した場合は、衿の伸びに応じてオー
バロック糸も伸びるから、糸切れしにくく長寿命とな
る。
糸として用いて縫着した場合は、衿の伸びに応じてオー
バロック糸も伸びるから、糸切れしにくく長寿命とな
る。
【図1】本発明の一実施形態に係る衣料の正面図であ
る。
る。
【図2】前記衣料に用いられる衿の製造手順を示す説明
図である。
図である。
【図3】製造した衿と身頃を示す正面図である。
【図4】前記衿を衿ぐりに縫着する態様を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】縫着された衿と衿ぐりの側断面図である。
【図6】別の実施形態に係る衿を示す外観図である。
【図7】更に別の実施形態に係る衿を示す外観図であ
る。
る。
【図8】他の実施形態に係る衿を示す外観図である。
【図9】更に他の実施形態に係る衿を示す外観図であ
る。
る。
【図10】従来の衣料を示す正面図である。
1 衣料
2 身頃
3 衿ぐり
4,4A,4B,4C,4D 衿
4a,4b,4c,4d 衿用生地
7 矢印
13 オーバロックミシン
18 矢印
19 ウーリーナイロン糸
20 オーバロック縫目
L 長さ
La 衿縫着長(周長)
Claims (4)
- 【請求項1】 伸縮性を有する生地から成る衿を、身頃
の衿ぐりに沿って伸ばした状態で衿ぐりに縫着したこと
を特徴とする衣料。 - 【請求項2】 衿を筒状に形成するとともに、衿の周長
を、衿を周方向に伸ばした状態で衿ぐりの周長と対応す
る長さにしたことを特徴とする請求項1に記載の衣料。 - 【請求項3】 伸縮性を有する糸をオーバロック糸とし
て用いて衿を衿ぐりに縫着したことを特徴とする請求項
1または請求項2に記載の衣料。 - 【請求項4】 伸縮性を有する生地から成る衿を一定方
向に伸ばし、前記伸ばした衿の一定方向の長さが身頃の
衿ぐりの衿縫着長に対応した長さとなるように衿を裁断
し、前記裁断した衿を前記一定方向に伸ばした状態で衿
ぐりに縫着することを特徴とする衣料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002034799A JP2003239123A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 衣料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002034799A JP2003239123A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 衣料およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003239123A true JP2003239123A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27777165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002034799A Pending JP2003239123A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 衣料およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003239123A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544105A (ja) * | 2005-06-20 | 2008-12-04 | ナム パーク,ジュン | 伸び止め処理されたニット素材襟、その製造方法、及び前記襟付き上着 |
CN101862045A (zh) * | 2010-05-27 | 2010-10-20 | 德州学院 | 一种个性化女式上衣的制作方法 |
JP2017160570A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | モリリン株式会社 | 被服 |
-
2002
- 2002-02-13 JP JP2002034799A patent/JP2003239123A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544105A (ja) * | 2005-06-20 | 2008-12-04 | ナム パーク,ジュン | 伸び止め処理されたニット素材襟、その製造方法、及び前記襟付き上着 |
JP4820409B2 (ja) * | 2005-06-20 | 2011-11-24 | ナム パーク,ジュン | 伸び止め処理されたニット素材襟、その製造方法、及び前記襟付き上着 |
CN101862045A (zh) * | 2010-05-27 | 2010-10-20 | 德州学院 | 一种个性化女式上衣的制作方法 |
CN101862045B (zh) * | 2010-05-27 | 2012-05-30 | 德州学院 | 一种个性化女式上衣的制作方法 |
JP2017160570A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | モリリン株式会社 | 被服 |
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