JPS61237706A - 道路区画線の塗装工法 - Google Patents

道路区画線の塗装工法

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JPS61237706A
JPS61237706A JP60080761A JP8076185A JPS61237706A JP S61237706 A JPS61237706 A JP S61237706A JP 60080761 A JP60080761 A JP 60080761A JP 8076185 A JP8076185 A JP 8076185A JP S61237706 A JPS61237706 A JP S61237706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
painting
paint
road
area
road surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP60080761A
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English (en)
Inventor
鳥取 更太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaki Kogyo KK
Original Assignee
Osaki Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Osaki Kogyo KK filed Critical Osaki Kogyo KK
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Publication of JPS61237706A publication Critical patent/JPS61237706A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は道路区画線または道路標示の設置工事即ち、ト
ラフィックペイントの塗装工事において正確かつ美しい
仕上がりを得る為の工事方法に間する。
(従来技術) 従来この種工事においてはペイントの飛沫を防ぎ、ある
いは不用な部分へのペイントの塗着を防止するためには
、高圧のエアレス・スプレー法を行うかさものければ作
業の面倒な遮蔽物、例えばマスキング・テープ、型枠あ
るいはスプレー・エツジ遮蔽板等を用いる事が必要であ
った。
(発明が解決しようとする問題点) ところで従来技術によるスプレー塗装工法では大型の高
価な機械装置を用いるか、スプレー・エツジ遮蔽板を絶
えず掃除するか、それともマスキング・テープを道路面
に貼る等、およそ交通頻繁で危険の多い道路上ではなす
べきではないような作業を実施しなければならなかった
のである。
更に問題点を明らかにすれば■型板を使う塗装(例えば
実公昭58−53285)では自然の風や大型トラック
のまき起こす風でスプレーした塗料の飛沫が意外に遠く
まで跳ぶので、広い面積を持つ型枠を必要とし、道路上
の作業地点間の移動が非常に困難であった。■エアー・
スプレーによって道路区画線等を塗装する簡便機では左
右に円形の遮蔽板を取り付けるのが常識であり、長時間
使用していると、塗料が流れ落ちてくるなどして非常に
不便であった。0円心力投射工法(例えば実公昭42−
16100)では該塗装機の塗装しようとする所から回
転体の接線方向に数十cmの飛沫付着が起きるので、こ
れを防ぐためには、亜鉛びき薄鉄板を置く等の処置が必
要であった。
本発明は以上の問題点に鑑みて開発したもので目的とす
るところは、簡便て安価にしかも美しくて正確な塗装仕
上がりを得ることの出来る工事方法を提供せんとするに
ある。
(問題を解決するための手段) 本発明は以上の目的を達成するために、道路面の特定の
部分即ち、塗装すべき部分に近接したところの塗装され
るへきてない部分に、塗装工事に先立って適当な接着防
止剤を塗布するのである。
接着防止剤としてはフッ素系剥離剤、シリコーン系剥離
剤のほかに、水あるいは添加剤で改質された水が用いら
れる。
フッ素あるいはシリコーン系の接着防止剤は、剥離剤ま
たは汚れ防止剤として市販されている商品名ダイフリー
、テラコートFあるいは一般のシリコーン油の乳化液等
が使用される。これらは塗布径長時間その効果を持続す
る特長がある。
最も簡便な素材は水であり、塗装工事直前に適量を塗布
すれば十分に効果がある。しかし塗装仕上がりを正確で
美しいものとするには水に粘度と蒸発性を改良する物質
、即ち増粘剤としては例えばカルボキシメチルセルロー
ス(CMC)等、蒸発遅延剤としてはグリセリン、食塩
等を添加し・て効果の持続時間を長くすることが望まし
い。
(作    用  ) 本発明の工法によれば、塗装工事におけるマスキング作
業が非常に簡単、迅速に実施出来るばかりでなく、塗料
の硬化後、不用部分をワイヤーブラシで擦って塗料カス
を除去すればよいのであって、マスキングテープを剥が
して捨てるなどの手間が節約出来るし資材の節約にもな
る。
トラフィックペイント2種、3種等は高い温度で塗装す
るので細かい図柄を正確に描くにはマスキング等による
のが好ましいが道路面の作業ではテープは接着しにくい
、型板は交通車両に跳ね飛ばされて危険である等の難点
かあフた。本発明はこれ等の点をも解決し得たものであ
る。
(実施例) 以下本発明の態様を実施例によって説明する。
実施例1゜ 型板を使用して複雑な図形を描く工事を次のように行っ
た。■道路面の所定の位置に「自転車の記号用の型板」
 (実開昭55−131306)を置き周辺を白墨で形
どった。0周辺の線から2cmより内側にはブライマー
(下塗りペイント)を、周辺の線の1cm内部から外側
30cmまでの範囲には水を、ローラー塗りして3分間
放置した。■所定の位置に再び「自転車の記号用の型板
」を置きハンドスプレーガン(実公昭58−53285
 )でその上からトラフィックペイント3種を塗装した
。■該型板を取り去り、バーナーで加熱しながらガラス
ピーズを散布付着させた。■該型板および道路面に付着
し・た塗料を、前者は軽く叩いて、後者はデッキブラッ
シで軽く擦って剥がし、掃除した。この工法による場合
には塗装する部分の外側に最低3cmの幅を持つ型板を
用いれはよい。
従来の工法であれば少なくとも7cmは必要であったか
ら、縦横が70cmX 100cmの「自転車の記号」
にあっては、型板の面積を約9%小さくなし得た。その
上外周30cmまでは塗料が剥離するようなっているの
で、自然の風や大型トラックのまき起こす風でスプレー
した塗料の飛沫が意外に遠くまで跳び、道路面を汚す恐
れがない。
実施例2゜ 型板を使用して複雑な図形を描く工事を次のように行っ
た。■道路面の所定の位置に「自転車の記号用の型板」
を置き周辺を白墨で形どった。■周辺の線から1cm内
部から外側30cmまでの範囲に剥離剤ダイフリーをス
プレー塗りして3分間放置した。■所定の位置に再び「
自転車の記号用の型板」を置き、ペイントマーカーに取
り付けたハンドスプレーガンて該記号をトラフィックペ
イント2種で塗装しガラスピーズを散布付着させた。
05分後型板を除き道路面に付着した塗料をデッキブラ
ッシで軽く擦って、掃除した。
この工法による場合には塗装する部分の外側に最低3c
mの幅を持つ型板を用いればよい。従来の工法であれば
少なくとも7cmは必要であったから、縦横が70cm
X 100cmの「自転車の記号」にあっては、型板の
面積を約9%小さくなし得た。
その上外周30cmまでは塗料が剥離するようなってい
るので、自然の風や大型トラックのまき起こす風でスプ
レーした塗料の飛沫が意外に遠くまで跳び、道路面を汚
す恐れがない。
実施例3゜ 簡便な手押しエアースプレ一式道路区画線塗装機でその
スプレーガンを左右から挟む形に取り付けられていると
ころの遮蔽板を取り外したのち工事を次のように行った
。■区画線の幅の両側にシリコーン油エマルジョンを塗
装用のスポンジで正しく塗装して30分放置した。■塗
装開始線と終わりの線にはマスキングテープを貼りつけ
た。■トラフィックペイント1種を該簡便機で湿潤塗厚
0.2 mmに塗装して20分放置した。■手押し掃除
機で区画線をまたぐ約50cm幅で掃除し、マスキング
テープを取り除いた。
この工法は該簡便機のような特殊機械を用いなくとも、
普通のハンドスプレーガンによっても道路区画線を容易
に形成し得るという利点がある。
実施例4゜ 円心力投側式塗装機を備えたラインマーカー車(実開昭
53−9720)を用いてトラフィックペイント3種に
よって車道中央線(断続線)を塗装した。この工事は次
のように実施した。■道路を清掃し、塗装位置の測量と
ブライマー塗布をした。ラインの幅は15cmであった
。■断続線の塗装作業において、塗装の終点となる所か
ら、長さ50cm・幅20cmにCMCを添加した水を
塗布した。■約2秒後にトラフィックペイントを塗装し
た。■水が蒸発乾燥してから水塗布部に付着した塗料を
軽く叩いて剥がし、手押し式スィーパ−で吸引し清掃し
た。
実施例5゜ 円心力投開式うインマーカー車を用いてトラフィックペ
イント3種で車道中央線(断続線)を塗装した。この工
事は次のように実施した。■道路を清掃し、塗装位置の
測量とブライマー塗布をした。ラインの幅は15cmで
あった。■断続線の塗装作業において、塗装の終点とな
る所から50cmの間に、幅20cmにCMCとグリセ
リンを添加した水を塗布した。■塗装の終点となる所に
輻2cm長さ30cmのマスキングテープを、車道中央
線を横切る形に貼り付けた。■トラフィックペイントを
、少なくとも上記のマスキングテープの上まで(多くは
これを越えた所まで)投射塗装して、止めるようにした
。■約5秒して該マスキングテープを取り除いた。03
0秒以上冷却させた後、水を塗布した部分の塗料をハン
マーで軽く叩いて割り、スィーパ−で清掃した。
この工法によって塗装したものは、終点に亜鉛びき薄鉄
板等を敷いてマスキングしたものと同等又はそれ以上に
正確で美しい輪郭を作り得た。
(発 明  の  効  果  ) 道路区画線、道路標示等一般に路面標示と聡称されるも
のをペイント塗装して形成する場合、従来は目的に応じ
て■エアレス・スプレーの扇形パターンの両端がボケな
いスプレー・ノズル・チップを工夫する、■エアスプレ
ー・ガンや円心力投側式塗装機の飛沫を遮ぎる板を取り
付ける、■型板を用いる場合には飛沫か路面に付着しな
いように型板の外周を大きめにする等の対策か行われて
来たのであって、いずれも本発明のように手軽で簡単に
実施出来るようなものではなかった。
本発明は不用の部分に付着した塗料を硬化後剥がして捨
てるものであって、機械工具類の製作費用が安いこと、
広い面積にマスキング・テープを貼付したり大きな亜鉛
びき薄鉄板を敷くのに比べて資材費が安価になること、
工事の手間が大幅に節減出来ること、廃棄物の量が少な
くて済むことなどの効果があり、非常に経済的でありか
つ作業者の安全が守られるものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)道路区画線等をトラフィックペイントによって塗
    装形成するにおいて、スプレー塗装工法あるいは円心力
    投射工法を採用する場合、ペイントの飛沫が路面の所要
    部分以外に付着することを防止する手段として、剥離剤
    、水または粘度と蒸発性を調節する等の加工を施した水
    を塗装工事以前に塗装をなすべき部分外周の道路面に塗
    布することを特徴とする道路区画線等の塗装工法。
  2. (2)道路区画線等をトラフィックペイントによって塗
    装形成するにおいて、スプレー塗装工法あるいは円心力
    投射工法を採用する場合、ペイントの飛沫が路面の所要
    部分以外に付着することを防止する手段として剥離剤、
    水、または粘度と蒸発性を調節する等の加工を施した水
    を塗装工事以前に塗装をなすべき部分の外周道路面に塗
    布することを特徴とする道路区画線等の塗装工法におい
    て、塗装すべき部分の外部周辺の小面積または外部周辺
    の一部分を遮蔽物で覆った後、該道路区画線等を塗装す
    ることを特長とする工事方法。
JP60080761A 1985-04-15 1985-04-15 道路区画線の塗装工法 Pending JPS61237706A (ja)

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JP60080761A JPS61237706A (ja) 1985-04-15 1985-04-15 道路区画線の塗装工法

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JPS61237706A true JPS61237706A (ja) 1986-10-23

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JP (1) JPS61237706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0554617U (ja) * 1991-12-25 1993-07-23 日昌株式会社 ラインマスキングテープ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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