JPS61236545A - 写真感光材料用支持体 - Google Patents
写真感光材料用支持体Info
- Publication number
- JPS61236545A JPS61236545A JP7806085A JP7806085A JPS61236545A JP S61236545 A JPS61236545 A JP S61236545A JP 7806085 A JP7806085 A JP 7806085A JP 7806085 A JP7806085 A JP 7806085A JP S61236545 A JPS61236545 A JP S61236545A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photographic
- gelatin
- film
- support
- lime
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- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/91—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by subbing layers or subbing means
- G03C1/93—Macromolecular substances therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
((転)産業上の利用分は
写真感光材料用、ポリエステルフィルムに写真用ゼラチ
ン組成物を強固に接着させるだめの写真用ポリエステル
フィルムの支持体に関する。
ン組成物を強固に接着させるだめの写真用ポリエステル
フィルムの支持体に関する。
(R) 従来技術及びその間峨点
従来、ポリエステルフィルムの下引に関して種々の方法
が試みられてきたことは良く知られている。シカし、ポ
リエステルフィルムが一般に結晶性が高いこと、化学的
に安定であるなど疎水性が著しく強くて、親水性の写真
乳剤層と良好・な接着力を得ることが困難であった。
が試みられてきたことは良く知られている。シカし、ポ
リエステルフィルムが一般に結晶性が高いこと、化学的
に安定であるなど疎水性が著しく強くて、親水性の写真
乳剤層と良好・な接着力を得ることが困難であった。
このような難点を克服するために試みられた従来の技術
におけるポリエステル系高分子化合物の表面処理、特に
親水化処理の方法によって写真乳剤層との接着力を得る
方法としては薬品処理、機械処理、放電処理、紫外線処
理、高周波処理、グロー放電処理、活性プラズマ処理、
レーザー処理、混酸処理、オゾン酸化処理などの処理を
したのち、直接写真乳剤を塗布して接着力を得る方法と
、もう一方、一旦これらの表面処理ののち、下引層を設
け、この上に写真乳剤を塗布する方法の2つがある。こ
れらのうち、後者の方法がより有効であり広く行われて
いる。
におけるポリエステル系高分子化合物の表面処理、特に
親水化処理の方法によって写真乳剤層との接着力を得る
方法としては薬品処理、機械処理、放電処理、紫外線処
理、高周波処理、グロー放電処理、活性プラズマ処理、
レーザー処理、混酸処理、オゾン酸化処理などの処理を
したのち、直接写真乳剤を塗布して接着力を得る方法と
、もう一方、一旦これらの表面処理ののち、下引層を設
け、この上に写真乳剤を塗布する方法の2つがある。こ
れらのうち、後者の方法がより有効であり広く行われて
いる。
これらの表面処理はいずれも、本来は疎水性であったポ
リエステルの表面に多少共、極性基を作らせる事により
表面を親水化させるものと思われ、その結果として下引
層中に含有される成分の極性基とポリエステル表面との
親和力が増加するのであろうと考えられる。
リエステルの表面に多少共、極性基を作らせる事により
表面を親水化させるものと思われ、その結果として下引
層中に含有される成分の極性基とポリエステル表面との
親和力が増加するのであろうと考えられる。
下引層の塗布の方法としては特開昭52−49019、
同52−42114、同52−104913に示される
ように、@1層としてポリエステルフィルムによく接着
する層を設け、その上に第2層として親水性の樹脂層を
塗布する方法、又疎水性基と親水性基の両方を含有する
樹脂層を一層のみ塗布する方法がある。
同52−42114、同52−104913に示される
ように、@1層としてポリエステルフィルムによく接着
する層を設け、その上に第2層として親水性の樹脂層を
塗布する方法、又疎水性基と親水性基の両方を含有する
樹脂層を一層のみ塗布する方法がある。
たとえば、塩化ビニリデン、塩化ビニル、メタクリル酸
とアクリル酸及びそのエステル、無水マレイン酸、スチ
レン、フリジエンなどを出発原料とする共重合体をはじ
め、特公昭47−24270及び特開昭51−3027
4に示されるようにグラフト化ゼラチン、ニトロセルロ
ースを有機溶剤に溶解し、支持体フィルムの溶剤または
膨潤剤であるP−クロルフェノールもしくはレゾルシノ
ール等の化合物を加えて作られる下引液を支持体フィル
ムに塗布する方法が用いられている。
とアクリル酸及びそのエステル、無水マレイン酸、スチ
レン、フリジエンなどを出発原料とする共重合体をはじ
め、特公昭47−24270及び特開昭51−3027
4に示されるようにグラフト化ゼラチン、ニトロセルロ
ースを有機溶剤に溶解し、支持体フィルムの溶剤または
膨潤剤であるP−クロルフェノールもしくはレゾルシノ
ール等の化合物を加えて作られる下引液を支持体フィル
ムに塗布する方法が用いられている。
しかしながら、これらの溶剤系下引液を用いる加工法は
下引液を塗布乾燥する際、いずれも環境衛生上有害な有
機溶剤の蒸気を出し、しばしば作業に支障をきたすこと
が多い。このため多大の費用を投じて、溶剤回収装置を
設ける必要が生じている。特に下引液中に支持体フィル
ムの前記溶剤または膨潤剤を含有することは有害な蒸気
を放出するばかりでなく、フィルム透明性を失わしめ、
かつフィルムの平面性を損うなど仕上り品質を著しく悪
化する弊害がしばしば発生する。
下引液を塗布乾燥する際、いずれも環境衛生上有害な有
機溶剤の蒸気を出し、しばしば作業に支障をきたすこと
が多い。このため多大の費用を投じて、溶剤回収装置を
設ける必要が生じている。特に下引液中に支持体フィル
ムの前記溶剤または膨潤剤を含有することは有害な蒸気
を放出するばかりでなく、フィルム透明性を失わしめ、
かつフィルムの平面性を損うなど仕上り品質を著しく悪
化する弊害がしばしば発生する。
そこで、かかる欠点を改良した下引加工方法として溶剤
系下引液の代りに種々のモノマーの共重合体を含有する
水性分散液を下引液として用いる方法が採用されている
。例えば、ブタジェン−スチレン共重合体を含有する水
性分散液の下引法やビニリデン系共重合体を含有する下
引法が知られている。しかしながら、疎水性フィルムへ
共重合体を含有する水性分散液を下引してすぐれた接着
性をもたせるためには、水性分散液の種類および加工条
件、選定がむづかしく、充分満足しうる接着性を確保す
ることが困難である。
系下引液の代りに種々のモノマーの共重合体を含有する
水性分散液を下引液として用いる方法が採用されている
。例えば、ブタジェン−スチレン共重合体を含有する水
性分散液の下引法やビニリデン系共重合体を含有する下
引法が知られている。しかしながら、疎水性フィルムへ
共重合体を含有する水性分散液を下引してすぐれた接着
性をもたせるためには、水性分散液の種類および加工条
件、選定がむづかしく、充分満足しうる接着性を確保す
ることが困難である。
(0) 発明の目的
本発明の第1の目的はポリエステルフィルムと写真用親
水性コロイド層との間に強固な接着力を有する写真用支
持体を提供することである〇本発明の第2の目的はポリ
エステルの膨潤剤あるいは溶解剤の使用を必要としない
ため、有害な有機溶剤笛を排気もしくは排水中に放出す
ることがなくて、公害発生の無いようにできる写真用支
持体を提供することである。
水性コロイド層との間に強固な接着力を有する写真用支
持体を提供することである〇本発明の第2の目的はポリ
エステルの膨潤剤あるいは溶解剤の使用を必要としない
ため、有害な有機溶剤笛を排気もしくは排水中に放出す
ることがなくて、公害発生の無いようにできる写真用支
持体を提供することである。
本発明の第3の目的は平面性及び透明性のすぐれた写真
用支持体を提供する事である。
用支持体を提供する事である。
本発明の第4の目的は、安定にかつ容易に製造できる下
引用組成物からなる下引層を有する写真用支持体を提供
する事である。
引用組成物からなる下引層を有する写真用支持体を提供
する事である。
本発明の第5の目的は保存安定性の良い下引用組成物か
ら成る下引層を有する写真用支持体を提供する事である
。
ら成る下引層を有する写真用支持体を提供する事である
。
本発明の第6の目的は下引塗布工程での塗布及び乾燥条
件の変動によっても下引性能に変動が生じない安定に製
造できる写真用支持体を提供する事である。
件の変動によっても下引性能に変動が生じない安定に製
造できる写真用支持体を提供する事である。
本発明の第7の目的は各種の写真用親水性コロイド層、
特に写真乳剤層に対して悪影響を与えない写真用支持体
を提供する事である〇 (鶴 発明の構成 一般にゼラチンは動物の皮や骨の主成分であるコーラゲ
ンを熱水中で可溶化させて製造するのであるが原料を直
ちに熱水中に抽出することは困難であり、工業的製造方
法では原料を石灰乳に1〜3ケ月間浸漬する前処理即ち
石灰漬けと称する長期間の前処理を行なってコーラゲン
を予め部分的に加水分解している。本発明に係るゼラチ
ンは牛の骨を原料としており、一般的に数回行なわれる
抽出のうち、最初に抽出(一番抽出)されるものが高物
性でゼリー強度も250以上のものが抽出されるが主原
料の牛骨の72以上を占める無機分の#1とんどがリン
酸カルシウムである。これを希塩酸により可溶性のリン
酸二水素カルシウムにして溶出させると後に不溶性コラ
ーゲンを主成とする゛オセインが残る。オセインは一部
酸によって加水分解して損失となるので、塩酸処理は効
率の良い条件で行なわれ、リン酸カルシウムを完全に除
くために長時間処理すると必要なオセインの加水分解が
進むので最適な所で処理が行なわれている。
特に写真乳剤層に対して悪影響を与えない写真用支持体
を提供する事である〇 (鶴 発明の構成 一般にゼラチンは動物の皮や骨の主成分であるコーラゲ
ンを熱水中で可溶化させて製造するのであるが原料を直
ちに熱水中に抽出することは困難であり、工業的製造方
法では原料を石灰乳に1〜3ケ月間浸漬する前処理即ち
石灰漬けと称する長期間の前処理を行なってコーラゲン
を予め部分的に加水分解している。本発明に係るゼラチ
ンは牛の骨を原料としており、一般的に数回行なわれる
抽出のうち、最初に抽出(一番抽出)されるものが高物
性でゼリー強度も250以上のものが抽出されるが主原
料の牛骨の72以上を占める無機分の#1とんどがリン
酸カルシウムである。これを希塩酸により可溶性のリン
酸二水素カルシウムにして溶出させると後に不溶性コラ
ーゲンを主成とする゛オセインが残る。オセインは一部
酸によって加水分解して損失となるので、塩酸処理は効
率の良い条件で行なわれ、リン酸カルシウムを完全に除
くために長時間処理すると必要なオセインの加水分解が
進むので最適な所で処理が行なわれている。
この場合でも石灰処理後抽出されたゼラチンにはかなり
高い濃度のカルシウム、その他の無機塩が存在する。
高い濃度のカルシウム、その他の無機塩が存在する。
例えばカルシウムに注目すれば、通常市販されている写
真用ゼラチンには2000 ppm−6000pprn
のカルシウムが含まれている。
真用ゼラチンには2000 ppm−6000pprn
のカルシウムが含まれている。
本発明者等はこれらのカルシウム塩やその他の無機塩を
除すたゼラチンを用いて鋭意研究を続けてきた結果、写
真感光材料用ポリエステルフィルムの少なくとも一面の
下引層に1ゼリ一強度250I以上を有するカルシウム
の含有ill O00ppm以下の石灰処理ゼラチンを
含ませた時、透明性にすぐれ接着性が格段に向上した写
真用ポリエステルフィルム支持体が得られ、本発明を完
成するに到ったものである。
除すたゼラチンを用いて鋭意研究を続けてきた結果、写
真感光材料用ポリエステルフィルムの少なくとも一面の
下引層に1ゼリ一強度250I以上を有するカルシウム
の含有ill O00ppm以下の石灰処理ゼラチンを
含ませた時、透明性にすぐれ接着性が格段に向上した写
真用ポリエステルフィルム支持体が得られ、本発明を完
成するに到ったものである。
本発明に用いられるゼリー強度2501以上を有しカル
シウムの含有fil O00pprn以下の石灰処理ゼ
ラチンとは、写真用ゼラチン試験法(1982年写真用
ゼラチン試験法合同審議会発行)第8ページ記載のバギ
ー法測定によるゼリー強度を表わし、共立出版社発行の
写真化学(1968年、菊池真−著)第215頁のゼリ
ー強度と区別される写真用ポリエステルフィルムの下引
層にゼラチンを含有させた特許としては、ゼラチンとポ
リエステルを使用した特開か54−1612、ラテック
ス粒子とゼラチンを2層以上塗布した特開55−642
31,2層構成の下引層において下引第2層にゼラチン
を使用した特開55−129344、その他グラフト化
ゼラチン等の特許はあるが、ゼラチンのゼリー強度に留
意することは少なかった。
シウムの含有fil O00pprn以下の石灰処理ゼ
ラチンとは、写真用ゼラチン試験法(1982年写真用
ゼラチン試験法合同審議会発行)第8ページ記載のバギ
ー法測定によるゼリー強度を表わし、共立出版社発行の
写真化学(1968年、菊池真−著)第215頁のゼリ
ー強度と区別される写真用ポリエステルフィルムの下引
層にゼラチンを含有させた特許としては、ゼラチンとポ
リエステルを使用した特開か54−1612、ラテック
ス粒子とゼラチンを2層以上塗布した特開55−642
31,2層構成の下引層において下引第2層にゼラチン
を使用した特開55−129344、その他グラフト化
ゼラチン等の特許はあるが、ゼラチンのゼリー強度に留
意することは少なかった。
本発明者等は、ゼラチンのゼリー強度とカルシウムの含
有量に注目し、種々のゼリー強度とカルシウム含有量の
ゼラチンを写真感光材料用支持体の下引層に利用したと
ころ、石灰処理ゼラチンのゼリー強度とカルシウムの含
有量が写真感光材料用支持体の下引層の接着性、透明性
に影響を及ぼすことがわかった◇即ち、ゼリー強度が高
くカルシウムの含有量が少ないゼラチンの方が通常のゼ
ラチンに比べて接着性、透明性が良くなるものであった
0例えば、ゼリー強度2501以上でカルシウムの含有
量が1000 ppm以下の石灰処理ゼラチンは、ゼリ
ー強度2301以下の石灰処理ゼラチンやゼリー強度2
50〜300IIの酸処理ゼラチン等と比較してきわめ
て有効である。
有量に注目し、種々のゼリー強度とカルシウム含有量の
ゼラチンを写真感光材料用支持体の下引層に利用したと
ころ、石灰処理ゼラチンのゼリー強度とカルシウムの含
有量が写真感光材料用支持体の下引層の接着性、透明性
に影響を及ぼすことがわかった◇即ち、ゼリー強度が高
くカルシウムの含有量が少ないゼラチンの方が通常のゼ
ラチンに比べて接着性、透明性が良くなるものであった
0例えば、ゼリー強度2501以上でカルシウムの含有
量が1000 ppm以下の石灰処理ゼラチンは、ゼリ
ー強度2301以下の石灰処理ゼラチンやゼリー強度2
50〜300IIの酸処理ゼラチン等と比較してきわめ
て有効である。
本発明に係る石灰処理ゼラチンは、写真感光材料用ポリ
エステルフィルムの下引層として、50〜800’P/
7FL’特に好ましくは100〜60ollIP/ r
rLl使用し、下引層構成物中に20%以上、特に好ま
しくは30%以上存在したとき、その効果を現わすもの
であるが、該石灰処理ゼラチンの使用については、ゼリ
ー強度250.f以下の脱イオンゼラチンを本発明の石
灰処理ゼラチンの効果をうしなわない量の範囲で併用し
てもよい。更にこの他にゼラチン誘導体水分散性樹脂類
たとえばスチレンブタジェンラテックス、アクリル共重
合体エマルジ腫ン、塩化ビニリデン共重合体ラテックス
エチレン酢酸ビニル共重合体ラテックスを併用してもよ
い。本発明の石灰処理ゼラチンを用いた写真用感光材料
の下引層は適轟な架橋剤で架橋することができる。架橋
剤の具体的な例としてはホルムアルデヒドゲルタールア
ルデヒドの如きアルデヒド系化合物、エチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、クリセリンポリグリシジルエ
ーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテ
ルなどのエポキシ化合物である。
エステルフィルムの下引層として、50〜800’P/
7FL’特に好ましくは100〜60ollIP/ r
rLl使用し、下引層構成物中に20%以上、特に好ま
しくは30%以上存在したとき、その効果を現わすもの
であるが、該石灰処理ゼラチンの使用については、ゼリ
ー強度250.f以下の脱イオンゼラチンを本発明の石
灰処理ゼラチンの効果をうしなわない量の範囲で併用し
てもよい。更にこの他にゼラチン誘導体水分散性樹脂類
たとえばスチレンブタジェンラテックス、アクリル共重
合体エマルジ腫ン、塩化ビニリデン共重合体ラテックス
エチレン酢酸ビニル共重合体ラテックスを併用してもよ
い。本発明の石灰処理ゼラチンを用いた写真用感光材料
の下引層は適轟な架橋剤で架橋することができる。架橋
剤の具体的な例としてはホルムアルデヒドゲルタールア
ルデヒドの如きアルデヒド系化合物、エチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、クリセリンポリグリシジルエ
ーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテ
ルなどのエポキシ化合物である。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、これ
により本発明の態様が限定されるものではない。
により本発明の態様が限定されるものではない。
(E)実施例
なお、以下の実施例において行なわれた写真用ポリエス
テルフィルムの支持体と乳剤層との接着力の評価は下記
の通りである。
テルフィルムの支持体と乳剤層との接着力の評価は下記
の通りである。
(1)乾燥時の接着テスト
乾燥フィルムの乳剤面にカミソリの刃を用いて網目状に
浅く傷をつけ、その上によく接着するセロハンテープを
圧着して瞬間的にハク離する。この方法においてハク離
部分が0〜2%の場合を○印、2〜30%の場合をΔ印
、30〜100%をx印とする。
浅く傷をつけ、その上によく接着するセロハンテープを
圧着して瞬間的にハク離する。この方法においてハク離
部分が0〜2%の場合を○印、2〜30%の場合をΔ印
、30〜100%をx印とする。
(2処理湿潤時の接着テスト
処理液中でフィルムの乳剤面に鉄筆を用いて引カキキズ
を2本交差してつけて、そのキズの部分を線に直角方向
に指でこすり、乳剤層がキズ以上に広がらない場合をO
印、キズ以上に広がり最大中が5m以内をΔ印、キズ以
上に広がυハク離大の場合をx印とする。
を2本交差してつけて、そのキズの部分を線に直角方向
に指でこすり、乳剤層がキズ以上に広がらない場合をO
印、キズ以上に広がり最大中が5m以内をΔ印、キズ以
上に広がυハク離大の場合をx印とする。
実施例1゜
支持体の製造にあたって次の塗液1.2.3゜4を調製
した。
した。
塗液1゜
塗液2゜
塗液3゜
(ゼラチンを40〜50℃で溶解後次の液を加える)塗
液4゜ 水 500II
このようにして調整された塗液1〜4を、コロナ放電処
理をしたポリエステルフィルムにエアー・ナイフコータ
ーにより平方メートルあたり20d塗布し、70℃の熱
風で1分間乾燥した。
液4゜ 水 500II
このようにして調整された塗液1〜4を、コロナ放電処
理をしたポリエステルフィルムにエアー・ナイフコータ
ーにより平方メートルあたり20d塗布し、70℃の熱
風で1分間乾燥した。
こうして得られた下引済写真感光材料用支持体に沃臭化
銀乳剤を塗布した。このようにしてできた写真フィルム
は4種とも乾燥時、処理湿潤時の接着テストはともに評
価Oで写真特性、支持体の透明性も良好であった。
銀乳剤を塗布した。このようにしてできた写真フィルム
は4種とも乾燥時、処理湿潤時の接着テストはともに評
価Oで写真特性、支持体の透明性も良好であった。
実施例2゜
以下に示すような塗液5を調製した。
塗液5゜
塗液2.からスチレンブタジェンラテックス除いたほか
は塗液2.と同じ組成にて調製した。
は塗液2.と同じ組成にて調製した。
このようにして調製された塗液5.を実施例1と同じ方
法で平方メートルあたり10.t/塗布し、70を塗布
した。このようにしてできた写真フィルムは乾燥時、処
理湿潤時の接着テストはともに評価0で写X特性、支持
体の透明性も良好であった。
法で平方メートルあたり10.t/塗布し、70を塗布
した。このようにしてできた写真フィルムは乾燥時、処
理湿潤時の接着テストはともに評価0で写X特性、支持
体の透明性も良好であった。
比較例
比較例として、以下に示すような塗液6・ 7・8を調
製し、実施例1と同様の塗布乾燥を行なったO 各塗液は以下のようなゼラチンを用いた以外はゼラチン
の重量その他添加剤の構成、量ともに塗液1と同じであ
る。
製し、実施例1と同様の塗布乾燥を行なったO 各塗液は以下のようなゼラチンを用いた以外はゼラチン
の重量その他添加剤の構成、量ともに塗液1と同じであ
る。
塗液6.ゼリー強度295IIの酸処理、ゼラチン塗液
7.ゼリー強度205gカルシウム含有量100 pp
mの石灰処理ゼラチン 塗液8. ゼリー強度270Iカルシウム含有量I B
s o ppmの石灰処理ゼラチンaり 写真用支持体を得た後、沃臭化銀乳剤を塗布した〇この
ようにして得られた写真フィルムは、その評価は以下の
ようになった。
7.ゼリー強度205gカルシウム含有量100 pp
mの石灰処理ゼラチン 塗液8. ゼリー強度270Iカルシウム含有量I B
s o ppmの石灰処理ゼラチンaり 写真用支持体を得た後、沃臭化銀乳剤を塗布した〇この
ようにして得られた写真フィルムは、その評価は以下の
ようになった。
塗液6.塗液7.塗液8゜
乾燥時接着テスト Δ 、Δ Δ処理湿
潤時接着テスト×× Δ 支持体の透明性 × ○ ×(Pi
発明の効果
潤時接着テスト×× Δ 支持体の透明性 × ○ ×(Pi
発明の効果
Claims (1)
- (1)写真用ポリエステルフィルムの少なくとも一面に
、ゼリー強度250g以上を有しカルシウム含有量10
00ppm以下の石灰処理ゼラチンを下引層に含むこと
を特徴とする写真用感光材料用支持体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7806085A JPS61236545A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 写真感光材料用支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7806085A JPS61236545A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 写真感光材料用支持体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61236545A true JPS61236545A (ja) | 1986-10-21 |
Family
ID=13651308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7806085A Pending JPS61236545A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 写真感光材料用支持体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61236545A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6444930A (en) * | 1987-08-13 | 1989-02-17 | Konishiroku Photo Ind | Silver halide photographic sensitive material with improved fogging and shelf-life property |
JPS6473337A (en) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | Konishiroku Photo Ind | Silver halide photographic sensitive material capable of high-speed processing |
JPH01303438A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 |
JPH0540328A (ja) * | 1991-08-07 | 1993-02-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP7806085A patent/JPS61236545A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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