JPS61236014A - 回転ヘツド装置 - Google Patents

回転ヘツド装置

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JPS61236014A
JPS61236014A JP7643985A JP7643985A JPS61236014A JP S61236014 A JPS61236014 A JP S61236014A JP 7643985 A JP7643985 A JP 7643985A JP 7643985 A JP7643985 A JP 7643985A JP S61236014 A JPS61236014 A JP S61236014A
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drum
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shaft
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はVTR用回転ヘッド装置の構造に係り、特に小
形コンパクトかつ低コストで多機能高性能が得られる構
造に関する。
〔発明の背景〕
従来のVTR用回転ヘッド装置では、特開昭53−55
007  等にあるようにビデオヘッド回転機能のみを
有する構造で他に回転作動機能を有する構造例はない。
目的は異るが同一軸線上から複数の回転動力を得るモー
タの構造例としては特公昭57−40574 号記載の
構造がある。この例はVTR用キャプスタン及びリール
軸の同時駆動を目的としている。二動力を得る部分の基
本構成は以下の通υである。すなわち、同一軸線上に、
第1の回転子を固定した第1の回転出力軸と第2の回転
子を固定した第2の回転出力軸とを有し、第1の回転子
をこれに対応したモータ固定子への給電により回転せし
めこれに電磁的にカップリングしである第2の回転子も
これに追随させて回転せしめる構成である。従ってこの
構造は第1のモータ回転子の回転力から第1及び第2両
方の回転軸出力を得る構成であり各出力を単独に分離し
て得ることはできないし制御も難しい。また回転部とし
て1個の回転子と1個の回転軸とから成る結合体を単位
回転構体としてこれを2個設けるため各回転結合体間の
同心度等組み込み精度を高めるには製作上の工夫が必要
である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は小形@量コンパクト構造でビデオヘッド
回転動作の他VTR機構の回転動作を行わしめ得る複数
機能を有した回転ヘッド装置を提供することV−ある。
〔発明の概要〕
上記目的を実現するために本発明の回転ヘッド装置では
、ビデオヘッド駆動用DDモータを下側ドラム底面より
上部位置に内蔵等して設けさらにこれに同軸に独立回転
駆動する第2のモータを設け小形軽量かつコンパクトな
装置構成下でキャプスタン軸やリール軸を同時に駆動で
きる機能を持つ構造としている点が特徴である。
特に本発明構造中中心軸を下側ドラムの底面部中心に直
接または間接に固定し、上部にはハウジング回転形のビ
デオヘッド回転構体を、また下部には同形のキャプスタ
ン軸等駆動用回転部る係合する構造では装置の小形軽量
化及びコンパクト化を図り易く、さらにジッタ、ワウ・
フラッタ、振動等の低減化改善等高性能化も容易に実現
できる。また組み込みの作業性も高められ低コスト化も
実現できる。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の回転ヘッド装置の第1実施例図である
。本実施例は中心軸を固定し上側ドラムの下部に設けた
第2のドラムを回転させるいわゆる軸固定形中ドラム回
転構造で、中心軸lを下側ドラム3の底面中心部に圧入
等にょシ固定し、下側ドラム3の内部に内蔵した扁平状
の第1の駆動モータでビデオヘッド8を搭載したドラム
7を含む回転部を回転駆動し、第2のモータは第1のモ
ータと同様扁平状モータで下側ドラム3の底部下面にあ
って下面側に貫通突出させた中心軸1の周囲に同心状に
設けである。
上側ドラム2は中心軸lの最上端部に固定ディスク10
を介し間接的に固定しである。ビデオヘッド搭載ドラム
7は回転構体4に対し同心状に固定しである。回転構体
4はその中心部の上下2箇所に玉軸受等のころがり軸受
5α、5Aを用いてあり中心軸1に対し回転自在に係合
させである。回転構体4の外周部にあってビデオヘッド
搭載ドラム7の上側には扁平平面形の回転トランスの回
転側ヨーク15を固定してあシ、またビデオヘッド搭載
ドラム7の下側には第1のモータの回転子(回転子マグ
ネット18と回転子ヨーク19から成る)を固定しであ
る。上部において回転トランスの固定側ヨーク14は固
定ディスクlOの下面に固定しである。一方第1のモー
タの固定子は下側ドラム3の底面上に設け回転子と対向
させである。該固定子はコイル21.固定子ヨーク22
.配線基板郷1位置センサ40 、ビデオヘッド回転位
置検出センサ(タックセンサ)41等より成る。回転構
体4の上端部外周に設けたビデオヘッド位置検知信号源
(タック信号源)50は微小寸法マグネット等で構成し
、上記タックセンサ41と同一の軸方向高さ位置に設け
である。ビデオヘッド搭載ドラム7は外周部に円環状凸
部を有した形状で動的釣り合い修正用おもりをこの内周
凹部に付着させ易いようにしである。これに固定した基
板舘はビデオヘッド8の端末と回転トランス15の端末
を接続するためにある。固定ディスク10の上面に固定
した上側ドラム2の上面には回転トランス14の端末を
接続し、外部に別途設けたビデオ信号処理電子回路と接
続するための基板四を固定しである。36は該電子回路
への接続リード線、(資)はコネクタである。第1のモ
ータの回転子の外周には磁性材で構成したシールドケー
ス20をドラム内面に固定してあり、マグネ、ト18の
漏洩磁界をここで吸収するようにしである。予圧金具6
は軸受5α。
5h間に予圧を与え軸1との間のガタをなくすためのも
のである。第1のモータに駆動電子回路から制御給電す
るととKよりビデオヘッド8を含む第1の回転部を回転
せしめ、該ヘッドでドラム側面を走行するビデオテープ
面上を摺動スキャンさせ、ビデオ信号を記録・再生する
下側ドラム3の下面に設けた第2のモータもマグネッ)
If、[1定子コイル21′、固定子ヨーク22′、配
線基板25′、センサ類等電磁部の構成は上記第1のモ
ータの場合とほぼ同じである。第2のモータの固定子は
下側ドラム3の最下面2000面部に固定し、回転子マ
グネット18′の磁極面を上向き方向にしてこれに対向
させである。
第2のモータの回転子の回転子ヨーク1グの中心下端部
にはブーIJ 60を設けベルト150で動力を他部に
伝達できるようにしである。また同ヨーク19’の外周
部には円環状に凹部を設け動的釣9合わせ用おも)を付
着させ得るようにしである。
51はすべり軸受ボスである。駆動電子回路からリード
線35′を経て給電することによりこの第2のモータを
回転せしめ上部の第1のモータとは別個に独立して回転
動力を取り出し、VTRの他部機構を回転駆動する。本
実施例構造の回転ヘッド装置によれば、(1)下側ドラ
ム中央に固定した中心軸上にビデオヘッド回転用モータ
及びVTR他部署駆動用モータを設けるため小形軽量コ
ンパクトな構造のVTRセットを構成できる。(2)中
心軸を固定しであるためモータ回転時の振動が少ない。
また1本の軸を用いであるため第1.第2のモータ及び
各回転部を高精度に組み立て易い。特に第1.第2の各
独立回転形モータを極めて近接した位置に容易に構成で
きる。回転の安定性も高い。(3)第2のモータで駆動
する負荷系も含め部品点数や組み込み工数の削減を実現
できるため低コストにこれを製作できる。(4)第2の
モータを他部分に別個に設ける場合に比べ本実施例構造
では下側ドラム下面にこれを設けるため、取り付は強度
及び精度を極めて高くできる。薄形シャーシ構造の場合
には特にこの点が有利である。+51 V T Rとし
て必要なモータのうち複数を同−箇所内の小スペース内
に収納できるためこれらモータに起因する磁気漏洩を容
易にシールド等して低減化し易い。
(6)固定部を共有する同一軸上に回転部を近接させて
設けた構成のため、各回転部の動的釣り合い試験作業に
おいて治具交換や取り付けのし直し、試験機の交換等を
不・要にできるため能率的な作業が可能である。(7)
第2モータでこれに連結した負荷回転体を減速駆動し定
速回転させる場合、第2モータは高速回転させるため速
度制御用周波数信号発電器(FG)は低レート・高精度
にでき、かつ負荷回転体軸換算の回転イナーシャを大幅
に増大できるため、サーボ系の性能を高められ回転むら
を低レベルに抑えられる。
従って低ジツタ、低ワウ・フラッタの高性能VTRを実
現できる。(8)ヘッド回転体を上側ドラムと下側ドラ
ム間に形成されるスペース内に半閉的に内蔵させるため
回転時騒音をマスクしてこれを大幅に低減できる。また
回転部の表面積も減らせるため空気摩擦も少なくできこ
れによる騨音(風切り音)や損失(風損)も低減できる
。(9)軸固定構造のため軸のねじシ振動がなくこれK
よる回転むらをなくせる。顛第1のモータで駆動する回
転部を小形・軽量・低イナーシヤにできるため、回転部
の動的不釣り合い量を少なくしてこれに基づく振動を低
減できる。また起動立ち上がり時間を短縮できる。(ロ
)軸受が下側ドラムに直結されていないため下側ドラム
の振動を低レベルにできる。(2)軸受間距離を短縮し
た構造にできるため装置全体を薄形にでき、かつ、組み
立て時に軸受にかける予圧を軽減できるため軸受摩擦を
減らして低消費電力にできる。(2)上側ドラムは固定
構造のため走行テープに与える上側ドラムの外乱要因は
極めて少ないし小さい。このためテープ振動を減らしワ
ウ・フラッタ、ジッタ等を低減改善できる。α◆上側ド
ラムは固定してあシ、この下に位置する幅の狭いビデオ
ヘッド搭載ドラムを回転させるため、ビデオテープの浮
き上がシを防止でき少ないヘッドチップ突出量や低テー
プテンシ璽ン下でも良好なヘッドタッチが得られ、安定
した高ヘツド出力が得られる。またテープ面のいたみや
ヘッド摩耗を改善できる。さらに上側ドラム、ビデオヘ
ッド搭載ドラム等の表面の形状・寸法・材質に対する制
約が少ないため、これらの加工が容易で低コストにでき
る。(イ)ドラム側面にはカプラ等の上側ドラム支持用
部材を一切設けない構造のため、テープ巻き付は角を容
易に拡大できこのためドラム径を縮少して小形化も図れ
る。舖上側ドラムを固定する構造のため上側ドラム側面
等にテープ走行姿勢を規制するリード構造を設けた9他
の構体片を付帯させたりできる。鰭ビデオヘッド搭載ド
ラムの外周部に円環状の凸部を設けるため、動的釣り合
い作業を能率的にできる。この凸部の外周縁は釣り合い
試験機の駆動ベルトを掛ける場所として利用できる。等
の諸利点がある。
第2図は本発明の回転ヘッド装置の第2実施例図で、下
側ドラム3の下方に設けた第2のモータを複数(2個)
とした場合の構成例である。
軸1の取シ付は構造、上下ドラム構造、ビデオヘッド搭
載ドラム7の構造、第1のモータ部構造等は全て上記第
1実施例の場合と同じである。
この実施例のごとく第2モータ部を2個設けることによ
りこの部分から独立した回転動力を2個以上得ることが
できる。第2のモータのうち下側に配置したモータの回
転子はブーIJ 60’の径を小径とするために軸1の
先端に突出させた形状にしである。軸lの先端は段付き
形状とし、軸受けすべり軸受としてすベシ軸受ボス51
′をこの部分に係合しである。
第3図は本発明の装置の第3実施例図で、モータ固定子
を固定する下側ドラム3の底面部を側片(モータ固定片
)170に分割した構造例である。第1.第2のモータ
の固定子はこのモータ固定片170の表裏面に固定する
。中心軸1は本固定片170の中心に圧入等により固定
する。
本実施例の構造にすると軸l、第1.第2のモータ部及
びビデオヘッド8.同搭載ドラム7゜回転トランス等を
全て予め固定片170をベースとし、この上に組み込ん
でアセンブリ化できるため動的釣り合い試験1回転性能
試験等までも下側ドラム3組み込み前のこの状態で実施
できモータ、ヘッド等各部の精度チェックや性能チェッ
ク、修正・交換等を容易に行え最終的に下側ドラム3に
組み込む状態を調整度の高い状態に仕上げることができ
る。
第4図は本発明の装置の第4実施例図で、第1、第2の
モータの固定子ヨークを一体化構造とした構造例である
。固定子ヨーク22の表裏両面に第1.第2のモータの
固定子コイル21 、21’配線基板25 、25’を
設ける。本構造によればよシ一層の薄形構造化を実現で
きる。上記第3実施例の場合と同様固定子ヨーク22を
ベースに予めほぼフルアセンブリ化できる。組み立て及
び調整作業の改善効果については上記第3実施例の場合
とほぼ同様である。
第5図は本発明の装置の第5実施例図で、第2のモータ
を固定軸1の上下端2箇所に分割して設けた構造例であ
る。本構造によれば上方部からも回転駆動力を得られる
。上側ドラム2の上面部に固定子ヨーク22 dを固定
したり上側ドラム上面を磁性材で構成しそのまま固定子
ヨークとしてもよい。
第6図は本発明の装置の第6実施例図で、上側ドラム2
は軸1の先端に固定せず側面に設けたカプラ210で下
側ドラム3に固定した構造である。本構造では軸1の先
端の質量が極めて小さいため軸lの固有振動数を扁くで
き回転外乱に対する共振性を低減緩和できる。
第7図は軸受部に流体動圧軸受を用いた場合の構造例で
ある。軸1の表面にくの字形の複数の浅溝(グループ)
190を形成し、グリース等の潤滑剤をハウジングボス
195との間に満たした構造である。回転構体4を第1
のモータで駆動させる(この場合上方からみて反時計方
向)とグループ190内に潤滑剤が高速で流入し流体動
圧を発生して軸lの表面から71ウジングボス195を
半径方向に押し上げる。スラスト支承片1850表面に
も例えばら旋状等のグループをその中心に集結する方向
に設けると、上記と同様の流体動圧がここで発生しスラ
スト方向にもハウジングボス195を押し上げる力が生
ずる。このようにして回転構体4は軸1に対し非接触状
態で支承される、本構造の軸受を用いると玉軸受に6る
ごとき玉の接触転勤振動等をなくすことができるため低
振動の装置を実現できる。スラスト部の摩擦を減らすモ
ータ構造としては第1のモータにはラジアルギャップ形
モータが適する。第2のモータの軸受はすベシ軸受を用
いている。スラスト部には小径ボール65を用いこの部
分でも低スラスト摩擦化を図っである。
第8図は本発明の装置のfs7実施例図で、ビデオヘッ
ド8を上側ドラム2の下面に搭載しこれを軸1の周囲に
回転係合した回転構体4に固定して全体を回転させる、
いわゆる上側ドラム回転形構造である。軸1は前記各実
施例の場合と同様下側ドラム3の底面中心部に固定しで
ある。該軸1の上端には固定ディスク10を固定し回転
トランスの固定ヨーク14とその端末接続基板29及び
電磁界シールド用導電板85を固定しである。基板29
の面上には増幅器等ビデオ信号処理電子回路のICAO
や電子部品81等を接続固定しである。第1.第2モー
タ部構造については前記各実施例の場合と同様である。
本構造によればビデオ信号のS/Nを向上した上側ドラ
ム回転形装置を実現できる。
第9図は本発明の装置の第8実施例図で、流体動圧軸受
を用いた上側ドラム回転形構造である。スラスト支承片
185は軸1の先端に接触させて設けである。回転トラ
ンス14 、15は円筒形状で第1のモータの内周部に
設けである。第2モータにおいて軸受部にはスラスト片
45を設け、これでスラスト荷重を受けるようにしであ
る。
本構造によれば、振動を低減でき、またビデオヘッド8
を交換する場合にも回転トランス14゜15を取りはず
すことなく、これには無関係にその作業を能率的に容易
に行うことができる。
第10図は本発明の装置の第9実施例図で、下側ドラム
3の下方に設けた第2のモータの軸1′を上部筒1のモ
ータ軸1から分離し回転形構造とした場合の構造例であ
る。下側ドラム3の下方にすべり軸受ボス51 Aと軸
受5Cとを嵌合し、これに回転軸1′を挿入しである。
回転軸1′の先端部にはプーリ60を一体化した第2の
モータ回転子を固定してあり一体で回転できるようにな
っている。
第11図は本発明の装置の第10実施例図で、下側ドラ
ム3の中心部に軸受5α、5Aを設けこれに軸1を回転
自在に挿入係合した構造である。
第1のモータ及びこれで駆動するビデオヘッド搭載ドラ
ム7または上側ドラム2(いずれも図中省略)等は軸に
固定する。下側ドラム3の下方に設ける第2のモータ、
軸1′及びこれに固定した回転子部等の構造は上記第9
実施例(第10図)の場合と同様である。
第12図は本発明の装置の第1】実施例図で、第1のモ
ータでビデオヘッド8及びこれを固定した回転部の他、
これに電磁的にカップリングした同心状の従属回転部を
も一緒に回転させる構造例である。同図において、11
8は多極の渦電流力発生マグネット、119はヨーク、
 120,121はシールドケース、9は第2回転ドラ
ムである。
第1のモータにより回転子4.ビデオヘッド8゜ビデオ
ヘッド搭載ドラム7等回転部が回転すると、回転構体4
の先端に固定した渦電流力発生マグネット118も一体
回転し、その磁極面に対向した第2回転ドラム9の下面
部に渦電流を発生し磁束との相互作用によってここに渦
電流力を発生する。このため第2回転ドラムは渦電流力
発生マグネット118と同方向に一定のすべりをもって
これに追随し回転する。シールドケース120,121
はマグネット118の磁界漏洩を防止するためにある。
上側ドラム2は下側ドラム3の底面に固定した軸1の先
端に固定しである。
第2のモータ及びプーリωは下側ドラム3の底面下部に
設けである。かかる本実施例構造によると上側ドラム2
の下部に低速回転する第2回転ドラム9を設けであるた
め、これらドラム表面をテープが走行する場合、該第2
回転ドラム90表面でもテープに対しトルクリップルの
ない滑らかな走行力を与えることができるため、テープ
走行系の駆動力やテープテンショを低減でき、同時にテ
ープ振動を大幅低減して滑らかな走行を実現できる。ま
た薄手テープ等に対してもドラム面へのはシ付き等をな
くして滑らかな正常走行をさせ得る。
第13図は本発明の第12実施例図で、本構造は上記第
1】実施例(第12図)と異なり第2回転ドラム9の駆
動源としてtaSのモータを設け九構造例である。21
8は回転子マグネッ) 、 219は同ヨーク、221
は固定子コイル、222は同ヨーク、220はシールド
ケースである。上側ドラム2の下面にモータ固定子(固
定子コイル221゜固定子ヨーク222.配線基板u等
)を固定し、これに対向した第2回転ドラム9の上面に
回転子(回転子マグネット218.固定子ヨーク219
等)を固定しである。コイルに給電してマグネッ) 2
18に駆動力を与え第2回転ドラム9を回転させる。本
実施例構造によると第2回転ドラム9の速度を負荷トル
クによらず一定に保持でき、またこの速度を走行条件等
に合わせて自由に選択可変できる。従って、上記第11
実施例の場合より一層テープ走行性能を高められる。ま
た種々のテープの走行にも問題なく対応できる。
ビデオヘッド回転用の第1のモータの負荷も軽減される
ためモータの振動や回転むらも低く抑えられ、低ジツタ
、低ワウ・フラッタの高性能性を容易に実現できる。
第14図は本発明の回転ヘッド装置を用いた負荷駆動方
式の一例を示す図で、(a)は側面図、(b)は平面略
図である。本構成はキャプスタン軸70を第1負荷とし
て減速駆動する例である。プーリ60と61をベルト1
50で連結しである。プーリ61はその中心にキャプス
タン軸70を固定してあシ、さらに裏側には第2のプー
リ62を固定しである。ここには第2のベルト150’
を掛けてあシ、さらに他の第2負荷に連結しである。プ
ーリ60に対しプーリ61の直径は数倍以上にしてあり
、プーリ61の回転数の数倍で60が回転するようにし
である。かかるキャプスタン軸負荷駆動方式によると、
駆動モータ(第2のモータ)の回転数を高くできるため
速度制御信号発生用FGを低レートにできる。このため
FG信号の精度を高精度なものにできる。またキャプス
タン軸の見掛けの回転イナーシャとして第2のモータ回
転子のイナーシャ分も減速比に対応した値に増大された
形でプーリ61のイナーシャに加算されるため、キャプ
スタン軸の回転イナーシャは見掛は上極めて大きな値と
なる。従って上記FG精度の向上とイナーシャの増大の
両改善によシキャプスタン軸回転のサーボ制御性の大幅
な改譬向上を図ることができる。
第15図は本発明の回転ヘッド装置を用いた負荷駆動方
式の他の一例を示す図で、(α)は側断面図、(b)は
平面図である。本構成は下側ドラム3の下部に設けた2
個の第2のモータで同時に2個の負荷軸90 、 Wを
駆動する構造例である。負荷軸90 、90’はリール
軸等であってもよい。本構造によれば負荷軸を含めより
一層コンパクトな形態で上記第12図の実施例と同様、
負荷軸90 。
釘の高性能回転特性が得られる。
上記の諸実施例では、第1.第2のモータとして扁平状
モータを用いたがこの細円筒状モータであっても又ロッ
トを有する鉄心形モータ等であってもよい。また第2の
モータ回転子から動力を取シ出す箇所(プーリ等)を1
モータ轟た91個としたが2個以上の構造であってもよ
い。またさらに同軸内にはモータ回転子の他部動力を持
たないローラ等を別個に併設してもよい。また回転動力
伝達方式としてプーリ・ベルトの他ギヤーやローラー等
またはその他の手段・構造を用いてもよい。さらに第1
のモータで駆動するビデオヘッド搭載ドラムの外径は上
側ドラムや下側ドラムよりも小直径とし走行テープ面を
摺動しない構造であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ドラムのビデオヘッド回転中心線上に
ビデオヘッド回転用モータ及び回転構体の他、VTRの
他部作動用モータ及び機構を小形に設けることができる
ため、小形軽量コンパクト構造のVTRセットを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転ヘッド装置の第1実施例を示す断
面図、第2図は第2実施例を示す断面図、第3図は第3
実施例を示す断面図、第4図は第4実施例を示す断面図
、第5図は第5実施例を示す断面図、第6図は第6実施
例を示す断面図、第7図は軸受構造の他の一実施例を示
す要部断面図、第8図は第7実施例を示す断面図、第9
図は第8実施例を示す断面図、第10図は第9実施例を
示す要部断面図、第11図は第10実施例を示す要部断
面図、第12図は第11実施例を示す断面図、第13図
は第12実施例を示す断面図、第14図(a) 、 (
A)は本発明の回転ヘッド装置を用いた負荷駆動方式の
一例を示す断面図及び要部平面図、第15図(α) 、
 (b)は負荷駆動方式の他の一例を示す断面図及び要
部平面図である。 1・・・中心軸      2・・・上側ドラム3・・
・下側ドラム    4・・・回転構体5α、54,5
ey、5d、5g、5f、51  ・・・軸受7・・・
ビデオヘッド搭載ドラム 8・・・ビデオヘッド   14,15・・・回転トラ
ンス18.18’ 、18C,18d  ・・・回転子
マグネット21.21’ 、21C,21d  ・・・
固定子コイル22.22’ 、22C,22d  ・・
・固定子ヨーク25.25’ 、25c、25d  ・
−配線基板6Q、6Q’・・・プーリ 150.150’・・・伝達ベルト 見 1 口 3ら ! 2い コし 窮 3 図 畜4図 笛 5 図 蝮6図 3や 飄 7 図 阜8図 3ら 19 図 !!310図 ζ ■ 11図 を 第1’Z図 150ψ 113固 314−図 (α) ! (′t)) に )ら0 逼 15 八B cLI

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビデオヘッドを搭載した構体を直結モータで回転駆
    動するVTR用回転ヘッド装置において、ビデオヘッド
    を回転駆動する第1のモータ部と、該第1のモータ部に
    対し同心状に配列し独立に駆動する第2のモータ部とを
    備えたことを特徴とする回転ヘッド装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の回転ヘッド装置におい
    て、第1のモータ部を下側ドラム底面またはこれより上
    部に設けたことを特徴とする回転ヘッド装置。 3、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の回転ヘッド
    装置において、下側ドラム側に直接または間接に同心状
    に固定した1本または複数の中心固定軸と、該中心固定
    軸に対し軸受部を介し回転自在に係合し少くとも回転外
    周部にビデオヘッドを搭載固定し第1のモータで回転駆
    動する第1の回転構体部と、中心部に出力伝達構造を有
    し上記第1の回転構体に同心状に別個に設け第2のモー
    タで回転駆動する第2の回転構体部とを備えたことを特
    徴とする回転ヘッド装置。 4、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の回転ヘッド
    装置において、第1のモータの回転子及びこれに直結し
    ビデオヘッドを搭載固定した第1の回転構体部をこれら
    の中心に設けた回転軸に固定し、該回転軸と同一軸心上
    に別個に設けた第2の中心軸に、第2のモータの回転子
    及びこれに直結し中心部に出力伝達構造を有する第2の
    回転構体部を回転自在に係合または固定したことを特徴
    とする回転ヘッド装置。 5、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の回転ヘッド
    装置において、第2のモータ部を複数個より成る構成と
    したことを特徴とする回転ヘッド装置。
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