JPS6123557Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6123557Y2 JPS6123557Y2 JP4725981U JP4725981U JPS6123557Y2 JP S6123557 Y2 JPS6123557 Y2 JP S6123557Y2 JP 4725981 U JP4725981 U JP 4725981U JP 4725981 U JP4725981 U JP 4725981U JP S6123557 Y2 JPS6123557 Y2 JP S6123557Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- thin
- coating layer
- protrusion
- resin coating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 23
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 11
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 11
- 238000009408 flooring Methods 0.000 claims description 8
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は床材に関し、更に詳しくは芯材1を被
覆する合成樹脂被覆層2の表面に上から見て波状
となつた軟質合成樹脂製の薄肉突条3を多数条列
設し、薄肉突条3間の合成樹脂被覆層2の表面に
薄肉突条3の倒れを防止する倒れ防止突条4を形
成して成る床材であつて、その目的とするところ
は突条間に雨水が溜まつていてもぬれることがな
い床材を提供することにある。
覆する合成樹脂被覆層2の表面に上から見て波状
となつた軟質合成樹脂製の薄肉突条3を多数条列
設し、薄肉突条3間の合成樹脂被覆層2の表面に
薄肉突条3の倒れを防止する倒れ防止突条4を形
成して成る床材であつて、その目的とするところ
は突条間に雨水が溜まつていてもぬれることがな
い床材を提供することにある。
以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
に基づいて詳述する。Aはデツキ材等に用いられ
る床材であつて、芯材1の周面に軟質の合成樹脂
被覆層2を被覆して形成してあり、合成樹脂被覆
層2の表面には滑べり止めや踏み心地をよくする
ために薄肉突条3が多数条列設されてある。薄肉
突条3は上から見て波状となつてあり、薄肉突条
3の下部は真直ぐに形成されていて、雨水の排水
機能が低下しないようにしてある。薄肉突条3間
の合成樹脂被覆層2の表面には薄肉突条3の倒れ
を防止する倒れ防止突条4が形成されてある。倒
れ防止突条4は第1図のように軟質合成樹脂を巾
広にして形成してもよいし、硬質合成樹脂のよう
な硬い材質で形成してもよい。また芯材1として
は例えば金属や硬質合成樹脂や金属と硬質合成樹
脂を組み合わせたものを用いてある。しかして踏
圧が加わつて薄肉突条3が撓んでも第2図のよう
に倒れ防止突条4の存在により完全に倒れること
がなく、雨水Rが上にあふれ出ることがない。そ
して床材Aを成形する場合には押出成形機のクロ
スヘツドダイタイプの金型5の中央に芯材1を通
過させるための貫通孔5を貫設し、貫通孔5と直
角に合成樹脂材10を貫通孔5へ注入するための
注入路6を形成し、貫通孔5の注入路6よりも前
方を後方よりも広くして合成樹脂材10が芯材1
と共に注入路6から前方へ押出されるようになつ
ており、加えて、注入路6よりも前方の貫通孔5
には第4図のように多数本の凹溝7,8を設けて
ある。この凹溝7,8は直線状であつて、巾狭の
凹溝7と巾広の凹溝8とで構成されている。しか
して、第3図に示すように表面に接着剤9を塗布
した芯材1を後方から送込んでゆくと、注入路6
から送出されてくる合成樹脂材10が芯材1と共
に前方へ押出されて芯材1の表面を合成樹脂被覆
層2により被覆すると共に金型Bの凹溝7,8に
よつて表面にその長手方向に沿つて突条3,4を
形成する。ここで、合成樹脂材10の押出し速度
は芯材1の送込み速度よりも大きく設定してあ
り、このため合成樹脂材10の粘性により金属の
芯材1に近いところでは合成樹脂材10は芯材1
とほぼ同速度で流れ合成樹脂被覆層2及び凹溝7
から押出される薄肉突条3の下部は第1図に示す
ように真直ぐに形成されるが、芯材1から離れた
薄肉突条3の上部は合成樹脂材10の流れる速さ
が速くて薄肉突条3の上部が下部よりも長さが長
くなり、このため薄肉突条3の上部は第1図のよ
うに波打状に撓んで形成されるのである。また凹
溝8から押出される倒れ防止突条4は巾広である
ため上部においても波打つことがない。
に基づいて詳述する。Aはデツキ材等に用いられ
る床材であつて、芯材1の周面に軟質の合成樹脂
被覆層2を被覆して形成してあり、合成樹脂被覆
層2の表面には滑べり止めや踏み心地をよくする
ために薄肉突条3が多数条列設されてある。薄肉
突条3は上から見て波状となつてあり、薄肉突条
3の下部は真直ぐに形成されていて、雨水の排水
機能が低下しないようにしてある。薄肉突条3間
の合成樹脂被覆層2の表面には薄肉突条3の倒れ
を防止する倒れ防止突条4が形成されてある。倒
れ防止突条4は第1図のように軟質合成樹脂を巾
広にして形成してもよいし、硬質合成樹脂のよう
な硬い材質で形成してもよい。また芯材1として
は例えば金属や硬質合成樹脂や金属と硬質合成樹
脂を組み合わせたものを用いてある。しかして踏
圧が加わつて薄肉突条3が撓んでも第2図のよう
に倒れ防止突条4の存在により完全に倒れること
がなく、雨水Rが上にあふれ出ることがない。そ
して床材Aを成形する場合には押出成形機のクロ
スヘツドダイタイプの金型5の中央に芯材1を通
過させるための貫通孔5を貫設し、貫通孔5と直
角に合成樹脂材10を貫通孔5へ注入するための
注入路6を形成し、貫通孔5の注入路6よりも前
方を後方よりも広くして合成樹脂材10が芯材1
と共に注入路6から前方へ押出されるようになつ
ており、加えて、注入路6よりも前方の貫通孔5
には第4図のように多数本の凹溝7,8を設けて
ある。この凹溝7,8は直線状であつて、巾狭の
凹溝7と巾広の凹溝8とで構成されている。しか
して、第3図に示すように表面に接着剤9を塗布
した芯材1を後方から送込んでゆくと、注入路6
から送出されてくる合成樹脂材10が芯材1と共
に前方へ押出されて芯材1の表面を合成樹脂被覆
層2により被覆すると共に金型Bの凹溝7,8に
よつて表面にその長手方向に沿つて突条3,4を
形成する。ここで、合成樹脂材10の押出し速度
は芯材1の送込み速度よりも大きく設定してあ
り、このため合成樹脂材10の粘性により金属の
芯材1に近いところでは合成樹脂材10は芯材1
とほぼ同速度で流れ合成樹脂被覆層2及び凹溝7
から押出される薄肉突条3の下部は第1図に示す
ように真直ぐに形成されるが、芯材1から離れた
薄肉突条3の上部は合成樹脂材10の流れる速さ
が速くて薄肉突条3の上部が下部よりも長さが長
くなり、このため薄肉突条3の上部は第1図のよ
うに波打状に撓んで形成されるのである。また凹
溝8から押出される倒れ防止突条4は巾広である
ため上部においても波打つことがない。
本考案は叙述のように薄肉突条間の合成樹脂被
覆層の表面に薄肉突条の倒れを防止する倒れ防止
突条を形成したので、上方から足などの力が加わ
つて薄肉突条が撓んだときに薄肉突条の上部が倒
れ防止突条の側面に当たつてそれ以上撓んで倒れ
てしまうことがなく、したがつて突条間に雨水が
溜まつていても雨水がにじみ出てきて足などをぬ
らしてしまうことがなく、また薄肉突条の劣化を
防ぐことができるという利点がある。
覆層の表面に薄肉突条の倒れを防止する倒れ防止
突条を形成したので、上方から足などの力が加わ
つて薄肉突条が撓んだときに薄肉突条の上部が倒
れ防止突条の側面に当たつてそれ以上撓んで倒れ
てしまうことがなく、したがつて突条間に雨水が
溜まつていても雨水がにじみ出てきて足などをぬ
らしてしまうことがなく、また薄肉突条の劣化を
防ぐことができるという利点がある。
第1図は本考案の実施例の床材の切欠せる斜視
図、第2図は同上の床材の動作説明を示す拡大せ
る切欠斜視図、第3図および第4図は同上の床材
を成形する金型の拡大側断面図および正面図であ
つて、1は芯材、2は合成樹脂被覆層、3は薄肉
突条、4は倒れ防止突条である。
図、第2図は同上の床材の動作説明を示す拡大せ
る切欠斜視図、第3図および第4図は同上の床材
を成形する金型の拡大側断面図および正面図であ
つて、1は芯材、2は合成樹脂被覆層、3は薄肉
突条、4は倒れ防止突条である。
Claims (1)
- 芯材を被覆する合成樹脂被覆層の表面に上から
見て波状となつた軟質合成樹脂製の薄肉突条を多
数条列設し、薄肉突条間の合成樹脂被覆層の表面
に薄肉突条の倒れを防止する倒れ防止突条を形成
して成る床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4725981U JPS6123557Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4725981U JPS6123557Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57158851U JPS57158851U (ja) | 1982-10-05 |
JPS6123557Y2 true JPS6123557Y2 (ja) | 1986-07-15 |
Family
ID=29844070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4725981U Expired JPS6123557Y2 (ja) | 1981-03-31 | 1981-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6123557Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0410237Y2 (ja) * | 1986-07-21 | 1992-03-13 | ||
JP2007009617A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Toray Ind Inc | 木質系板材及びそれを用いたユニット床材 |
-
1981
- 1981-03-31 JP JP4725981U patent/JPS6123557Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57158851U (ja) | 1982-10-05 |
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