JPS61235330A - フリクシヨン繰り出し方式における自動強制重送防止機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帳票送シ機構、特にカードリーダ、光学文字読
取装置、光学マーク読取装置、現金処理機、複写機等の
不連続帳票処理装置等に使用されるフリクション繰り出
し方式における自動重送防止機構に関する。

〔従来の技術〕

従来の帳票送シ機構としては、第２図に示すようなもの
がある１図中１′は帳票、２′はプッシャーローラ、３
′はピッカーローラ、４′は剥離ローラ。

１１’は第−送シローラ、１２′は第二送シローラ。

１３′はベルト、１５′はガイド、１６′は繰り出しガ
イド、１７′はバックアッププレート、１８′はワンウ
ェイクラッチである。そして、プッシャーローラ２′、
ピッカーローラ３′と剥離ロー２４′によって、バック
アッププレート１７′でブツシャ−ロー２２′に押しつ
けられた帳票１′を繰り出すが、剥離ローラ４′とピッ
カーローラ３′のギャップは固定であシ、帳票１′と剥
離ローラ４′とに生じる摩擦力は一定であった。

〔解決すべき問題点〕

上述した従来のフリクション繰り出し方式は剥離ローラ
４′とピッカーローラ３′のギャップが固定であるため
くい帳票１′の紙質が一種類であっても、何度も使用し
使い古しぎみの帳票１′から真っさらな帳票１′まで帳
票１′の厚みがさまざまであシ、また摩擦係数も多少ば
らつきがあシ、ギャップの調整の仕方によシギャツブを
広めに設定すると重送を生じたり、ギャップを狭めに設
定すればピックミスを生じるという欠点があった。

〔問題点の解決手段〕

本発明は、上記従来の問題点く着目してなされたもので
、帳票を押しつけるプッシャーローラ。

該プッシャーローラにて押しつけられた帳票を挾んで繰
出すピッカーローラ及び剥離ローラを有するフリクショ
ン繰り出し方式において１．剥離ローラを上限下限２つ
のストッパー間で揺動可能なアーム上に配置し、該アー
ムをピッカーローラド剥離ローラのギャップが広くなる
上限の位置へ引っ張るスプリングをアームに設けたこと
を特徴とするフリクション繰り出し方式における自動強
制重送防止機構を提供することによシ、真っさらな比較
的薄いもしくは２枚以上フィツトしている帳票が送られ
ようとする時には帳票の１枚送シの時の倍以上の厚さに
なるので剥離ローラとピッカーローラの押圧力の増加に
よシ摩擦が大きくなり剥離口・−ラを下限（ピッカーロ
ーラと剥離ローラのギャップを狭くする側）へ自動的に
移動させることを可能にする本のである。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図（荀は本発明の一実施例の側面図である。帳票１
はガイド１５上にあシスプリング１８のついたバックア
ッププレート１７によってプッシャーローラ２に押しつ
けられている。この帳票１をモータ（囲路）Ｋよって時
計方向に回転するプツシ’ｒ　−ｏ　−５２及（ｉプッ
シャーローラ２と同期して回転するピッカーローラ３と
、固定もしくは送）出し方向と逆回転する剥離ローラ４
によって一枚ずつ送り出される。帳票１はたとえ紙質が
同一でも使い古しの帳票１．真っさらな帳票１．また湿
度、温度による変化または素材そのものの繊維によるバ
ラツキなどの緒々の条件によって厚み摩擦係数が変化す
る。その為に剥離ローラ４ｔアームシヤフト６ａを支点
とする揺動可能なアーム６上に設置し、通常はピッカー
ローラ３と剥離ローラ４のギャップδ（第１図（Ｃ）に
示す）を大きめに設定する。この時アーム６はスプリン
グ７によってギャップδが広くなる方向に引っ張られて
固定プレート８にとシつけられている調整可能なゆるみ
正めのスプリング９ａを有するストッパ９によって上限
の位置で固定されている。繰り出しを行なう際真っさら
な厚さの薄い帳票１や二枚の帳票が重なったような帳票
１がピッカーローラ３と剥１１ｉローラ４に入ってきた
時は一枚の帳票１よシ厚いためにピッカーローラ３と剥
離ローラ４間にくい込む力が大きくなりその力がアーム
６を固定しているスプリング７の引張力よりも大きくな
るとアーム６がギャップδを小さくする方向に回転し、
帳票１をさらに第１図（ｂ）の１’に示すようにしごい
て剥離する力を自動的に大きくする。尚、３ａはピッカ
ーシャフト、６ｂはベアリングである。但しこの時アー
ム６の回転が大きくギャップδ′（第１図（Ｃ）に示す
）を帳票１の厚みよりも小さくすると帳票１を送る力よ
シ剥離する力が大きくなシ帳票１が破れたシジャムとな
ったυするのでそのギャップδ′の下限の位置を規制す
るため上限のストッパ９と同様に下限のストッパ１０が
プレート８上に取シつけである。１０ａはストッパ１０
のスプリングである。これで一枚ずつ送られた帳票１は
第−送シローラ１１でさらに引張られ第二送シローラ１
２にかけられたベルト１３で所要の位置に搬送される。

尚、１６は繰り出しガイドである。

この例では第１図（ｂ）Ｋ示す剥離ローラ４のシャフト
４ａにはピン１９ｂで固定されたワンウェイボックス１
９ａＫ圧入されたワンウェイクラッチ１９が取付けられ
、送夛方向には回転しないが逆転は可能な機構圧なって
いる。

〔発明の効果〕 以上説明しえように本発明は、帳票を押しつけるプッシ
ャーローラ、該プッシャーローラにて押しつけられた帳
票を挾んで繰出すピッカーローラ及び剥離ローラを有す
るフリクション繰り出し方式において、剥離ローラを上
限下限２つのストッパー間で揺動可能なアーム上に配置
し、該アームをピッカーローラと剥離ローラのギャップ
が広くなる上限の位置へ引っ張るスプリングをアームに
設けたことを特徴とするフリクション繰り出し方式にお
ける自動強制重送防止機構としたため、従来の方式より
も強制的（かつ自動的に帳票を剥離して搬送できるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、本発明の一実施例を示す側面図、第１
図中）は、ピッカーローラと剥離ローラの状態を示す平
面図、 第１図（Ｃ）は、ピッカーローラと剥離ローラのギャッ
プを示す平面図、 そして、第２図は、従来例を示す側面図である。 １・・・帳票　　　　　　　　　２川プツシヤーローラ
３・・・ピッカーローラ　　４・・・剥離ローラ６・・
・アーム　　　　　　７・・・スフリング１７・・・バ
ックアッププレート δ・・・ギャップ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帳票を押しつけるプッシャーローラ、該プッシャーロー
   ラにて押しつけられた帳票を挾んで繰出すピッカーロー
   ラ及び剥離ローラを有するフリクション繰り出し方式に
   おいて、剥離ローラを上限下限２つのストッパー間で揺
   動可能なアーム上に配置し、該アームをピッカーローラ
   と剥離ローラのギャップが広くなる上限の位置へ引つ張
   るスプリングをアームに設けたことを特徴とするフリク
   ション繰り出し方式における自動強制重送防止機構。