JPS61234744A - ペツトフ−ド - Google Patents

ペツトフ−ド

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JPS61234744A
JPS61234744A JP60077334A JP7733485A JPS61234744A JP S61234744 A JPS61234744 A JP S61234744A JP 60077334 A JP60077334 A JP 60077334A JP 7733485 A JP7733485 A JP 7733485A JP S61234744 A JPS61234744 A JP S61234744A
Authority
JP
Japan
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fish
molecular weight
nitrogen
soluble
pet food
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Pending
Application number
JP60077334A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuzo Uchida
内田 安三
Yoichi Shirakawa
白川 洋一
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Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はぺ・ノドフードに関するもので、さらに詳しく
は、部分的に分解された魚蛋白質、即ち部分分解魚蛋白
質を含有するペットフードに関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
、イヌ、ネコ、九官鳥等のペットフードにはかなりの量
の動物性蛋白質や植物性蛋白質が含まれており、その蛋
白質給源として種々の原材料が使用されているが、必ず
しもその経済性、嗜好性及び栄養価値の全ての点を満足
し得るものはなく、これを代替し得るような、安価で栄
養価値が高く、各種ペットの嗜好性に合致した蛋白質材
料が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、かかる事情に鑑み、各種ペットフードの
蛋白質給源として好適な蛋白質材料を開発すべく鋭意検
討を進めた結果、本発明に到達した。
即ち、本発明は、部分的に分解され、熱変性されていな
い魚蛋白質であって、分子量10万より大きいものが2
0%以下、分子量10万〜4万のものが20〜50%、
分子量4万〜1,4万のものが20〜50%、分子量!
、4万より小さいものが20%以下からなる部分分解魚
蛋白質を含有することを特徴とするベットフードである
以下に本発明のベットフードについて詳述する。
本発明で使用される前記の部分分解魚蛋白質は、例えば
(1)魚体そのまま、或いはそれから内臓部分又は/及
び表皮部分を除去したもの、(2)魚体から採肉して得
られる魚肉又はそれを加工したもの及び(3)魚類の残
滓等から選ばれた原料を、蛋白質分解酵素で処理するか
又は自己消化させ、その後、必要なら魚骨及び魚油、又
はさらに水溶性成分を分離、除去することによって得ら
れる。
前記原料の具体例としては、例えばニシン、マイワシ、
サバ、サンマ、ウルメイヮシ、スケトウダラ、カレイ、
アンチロビー、ピルチャード等の多獲性魚類の全魚体;
それらから内臓部公文、は/及び表皮部分を除去したち
の;それらから採肉して得られる落し身又は冷凍落し身
等の魚肉;それらを加工して得られる説水肉、すり身等
の魚肉加工品;例えば冷凍すり身の製造によって排出さ
れるスケトウダラの残滓や缶詰工場等から排出されるカ
ツオ、マグロ、サケ、マス、サバ等の魚類の残滓等があ
げられるが、安価で、且つ目的に合致した品質の良好な
部分分解魚蛋白質を得るためには鮮度の良好な多獲性魚
類の全魚体を使用するのが好ましい。
前記の部分分解魚蛋白質を得るために使用される蛋白質
分解酵素としては、例えばアクロシン、ウロキナーゼ、
ウロペブシン、エラスターゼ、エンテロペプチダーゼ、
カテプシン、カリクレイン、キニナーゼ2、キモトリプ
シン、キモパパイン、コラゲナーゼ、ストレプトキナー
ゼ、スブチリシン、テルモリジン、トリプシン、トロン
ビン、パパイン、パンクレアトペブチダーゼ、フィシン
、プラスミン、レニン、レプチラーゼ、レンニン等のよ
うなプロテアーゼ;例えばアルギニンアミノペプチダー
ゼ、オキシトシナーゼ、ロイシンアミノペプチダーゼ等
のアミノペプチダーゼ、アンギオテンシナーゼ、アンギ
オテンシン変換酵素、インシュリナーゼ、例えばアルギ
ニンカルボキシペプチダーゼ、キニナーゼ1、チロイド
ペプチダーゼ等のカルボキシペプチダーゼ、例えばカル
ノシナーゼ、プロテアーゼ等のジペプチダーゼ、プロナ
ーゼのようなペプチダーゼ;及びその他の蛋白質分解酵
素並びにそれらの変性品、配合品等があげられ、その作
用様式に従ってポリペプチド鎖の末端から作用して行く
エキソ型プロテアーゼと内部に作用するエンド型プロテ
アーゼとに分けられるが、特にエンド型プロテアーゼが
好ましい。
本発明に用いられる部分分解魚蛋白質を得るには、まず
前記の如き原料を前記の如き蛋白質分解酵素で処理する
か又は自己消化させるが、蛋白質分解酵素で処理する場
合の処理の程度は出発原料中の全窒素に対する酵素処理
後の可溶性窒素の増加重: Nt 素の重量%、Neは酵素処理後の生成物中の可溶性窒素
の重量%、Noは酵素無添加の他は同条件で処理した後
の生成物中の可溶性窒素の重量%である)が3〜50%
、好ましくは5〜40%となるまで処理を行えばよく、
かかる酵素による処理は例えば20〜70℃、好ましく
は30〜60℃の条件下で約5分〜2時間、好ましくは
10分〜1時間混合攪拌しながら行えばよい、また、そ
の際の酵素の使用量は、通常、処理すべき原料に対して
0、005〜1.0重量%である。
また、前記の原料を自己消化させる場合は、出発原料中
の全窒素に対する自己消化後の可溶性窒素の増加率= Nt 素の重量%、Neは自己消化後の生成物中の可溶性窒素
の重量%、Noは原料中の可溶性窒素の重量%である)
が10〜50%、好ましくは10〜40%となるように
自己消化させればよく、例えば30〜60℃、好ましく
は40〜60℃の条件下で約20分〜2時間、好ましく
は30分〜1時間混合攪拌しながら自己消化させればよ
い。
前記のように蛋白質分解酵素で処理して得られた生成物
又は自己消化により得られた生成物は、種々の手段によ
り酵素を失活させた後それに使用した原料との間係で、
もし魚骨、魚油等を多量に含んでいる場合、これらを例
えば遠心濾過、遠心分離等の手段により当該生成物より
除去し、また水溶性成分を含む水溶液部分を例えば遠心
分離等の手段でさらに当該生成物より除去することによ
り、本発明に使用される部分分解魚蛋白質を得ることが
できる。前記の分離は、二層分離機、三層分離機を使用
すれば連続処理が可能なので特に好ましい。
本発明で使用される部分分解魚蛋白質は、分子量10万
より大きいものが20%以下、分子量10万〜4万のも
のが20〜50%、分子量4万〜1.4万のものが20
〜50%、分子量1,4万より小さいものが20%以下
であることが必須である。
かかる各分子量区分の割合は、近勝らの方法(生化学、
第44巻、第304頁、1972年)に従いリン酸ナト
リウム/SDS (pH7,2)でSDS/ポリアクリ
ルアミドゲルにサンプル6μgを注入して40mAで7
時間泳動を行い、同様に標準分子量キット(ファルマシ
ア・ジャパン社製)を用いて泳動パターンを記録し、こ
れを用いてキャリブレーションカーブを作製後、サンプ
ル中の蛋白質分子量をキャリブレーションカーブより求
めると共にスキャニングデンシトメーターを用いて分子
量10万超、10万〜4万、4万〜1.4万、l。
4万未満の4区分の蛋白質の割合を計測したものであり
、このような計測により各分子量区分の割合が前記の範
囲に入るように前記の蛋白質分解酵素による処理又は自
己消化の程度及び処理後の生成物からの水溶性成分を含
む水溶液部分の分離除去の割合が選択される。
本発明に使用される部分分解魚蛋白質は、前記の如くし
て得られるが、特に、魚体をそのまま、或いは内臓部分
又は/及び表皮部分を除去した後、蛋白質分解酵素で処
理し、その後、魚骨、魚油及び水溶液部分を分離、除去
して得られる部分分解魚蛋白質が好ましい、尚、かかる
部分分解魚蛋白質は、必要に応じて凍結乾燥、噴霧乾燥
、通風乾燥等の種々の手段で乾燥することもできる。
本発明のベットフードは、前記のようにして得られた部
分分解魚蛋白質又はその乾燥物を蛋白源の一つとして好
ましくは主成分として含有することを特徴とするが、そ
の他の成分として例えばとうもろこし、マイロ、グレイ
ンツルガム、大麦、小麦、小麦粉、えんぼく、ライ麦等
の穀実類;例えば大豆粕、綿実粕、あまに粕、落花生釉
、ごま粕、やし粕、サフラワー粕、その他の油粕類等の
植物油粕頬;例えば米ぬか、親脂ぬか、ふすま、麦ぬか
等のふすま、ぬか類;例えばコーンスターチ製造粕、デ
ンプン粕等のデンプン工業製造粕:例えば廃糖蜜、ビー
トバルブ等の製糖工業副産物;例えばビール粕、麦芽根
、アルコール粕、ブタノール粕、正味粕、その他の醗酵
粕等の醗酵工業副産物;例えばフィッシュ・ソリュブル
、鯨肉粉等の水産物及び魚粕類;例えば肉粉、タンケー
ジ、血粉、羽毛粉等の層場副産物;例えば豚脂、牛脂、
大豆油等の動植物油脂;例えばアルファルファミール等
の茎葉類;例えば尿素、食塩、飼料用カルシウム、骨粉
、リン酸塩等の物質;例えばビタミンA、D、E、に、
Bl 、B2.その他のB群、C等のビタミン類;例え
ばマンガン、鉄、銅、亜鉛、コバルト、コラ素等の無機
塩類;抗生物質、抗酸化剤、抗コクシジウム剤、駆虫剤
、ホルモン、防黴剤、防虫剤、着色剤、香料、酵素、界
面活性剤、リン脂質、甘味剤、アミノ酸類を含有するこ
とができる。この場合の他の成分の含有量は、本発明の
ペットフードにおける部分分解魚蛋白質の含有率が5〜
100%、特に10〜60%となるようにするのが好ま
しい。
本発明のペットフードは、前記の部分分解魚蛋白質をそ
のまま又はその粒状乾燥物を、必要なら前記のその他の
成分を適当な粒度に粉砕したちのや微量原料と共に混合
するか、又は混合後、例えばペレットミル等の成型機で
一定の大きさに成型することにより製造することができ
る。
本発明のペットフードとしては、例えばイヌ用のドッグ
フード、例えばネコ用のキャッッフード、例えば九官鳥
、カナリア、フィンチ、セキセイインコ等のバードフー
ド、例えばキンギョ、ニシキゴイ等のフィンシュフード
等があげられる。
〔実施例〕
下記の参考例1及び2は、本発明のペットフードに用い
られる部分分解魚蛋白質の製造例である。
参考例1 マイワシIKgに蛋白質分解酵素:プロテア−ゼアマノ
A(大野製薬■製)0.3gを少量の水に溶解して加え
、温度を50℃に保って30分間攪拌すると、次第に魚
骨より魚肉が剥離して全体がスラリー状となる。
このスラリー状物の可溶性窒素の増加率を次の方法で測
定した。スラリー状物10gをとり、水30IIllと
混合し、10%トリクロロ酢酸溶液5mlを加えて水で
50m1にし、濾紙(東洋濾紙:ll&L5A)で濾過
する。この濾液10n+1を常法により硫酸分解後、可
溶性窒素量をケルプール法で測定し可溶性窒素(Ne)
とする。又、スラリー状物2gを取り硫酸分解後同様に
処理して全室@(Nt)とする、さらに酵素無添加の原
料について50℃に30分間保った後、10gをとって
同様にトリクロロ酢酸溶液添加後濾過した濾*10m1
を硫酸分解して可溶性窒素量を測定し可溶性窒素(No
)とする。上記測定の結果、このスラリー状物の可溶N
e −N。
性窒素の増加率ニー  X 100は24.2%であN
t った。
次にこのスラリー状物を昇温しで75℃で15分間保ち
、酵素を失活させた後、6メツシユのステンレス製金網
を取り付けたバスケット型遠心器で魚骨を除去し、魚骨
の除去されたスラリーを300Or、p、t*、で5分
間遠心分離して魚油、水相(スティックウォーター)、
部分分解魚蛋白質沈澱部に分離させ、部分分解魚蛋白質
からなるケーキを取得した。
このケーキを真空凍結乾燥して130gの粉末伏部分分
解魚蛋白質を得た。
次に、この乾燥物の少量をとり、冷エタノールを用いて
良く洗浄後、減圧乾燥して溶媒を除去し、以下の方法で
蛋白質の分子量をSDS/ポリアクリルアミドゲルを用
いる電気泳動法で測定した。
近勝らの方法(生化学、第44巻、第304頁、197
2年)に従い、リン酸ナトリウム/5DS(pH7,2
)でSDS/ポリアクリルアミドゲルにサンプル6μg
を注入して、40mAで7時間泳動を行い、同様に標準
分子量キット(ファルマシア・ジャパン社製)を用いて
泳動パターンを記録し、これを用いてキャリブレーショ
ンカーブを作製する。サンプル中の蛋白質分子量をキャ
リブレーションカーブより求めると共に、スキャニング
デンシトメーターを用いて、分子量10万超、10万〜
4万、4万〜1,4万、1.4万未満の蛋白の割合を計
測した。
その結果、上記部分分解魚蛋白質は、分子量l0万超の
部分が7%、10万〜4万の部分が41%、4万〜1.
4万の部分が35%、1,4万未満の部分が17%であ
った。
出発原料について同様に試験した結果は、分子量10万
超の部分が34%、10万〜4万の部分が28%、4万
〜1.4万の部分が30%、1.4万未満の部分が8%
であり、蛋白質分解酵素処理によって得られた上記部分
分解魚蛋白質は、魚蛋白質が部分分解を受けて低分子化
されていることが判る。
参考例2 マイワシIKgを50℃の温度に保って40分間攪拌す
ると、次第に魚骨より魚肉が剥離して全体がスラリー状
となる。
このスラリー状物の可溶性窒素の増加率を次の方法で測
定した。スラリー状物10gをとり、水30+1と混合
し、10%トリクロロ酢酸溶液5mlを加えて水で50
IIlにし、濾紙(東洋濾紙:Na5A)で濾過する。
この濾液10−1を常法により硫酸分解後、可溶性窒素
量をケルプール法で測定し可溶性窒素(Ne)とする。
又、スラリー状物2gを取り硫酸分解後同様に処理して
全窒素(Nt)とする。さらに原料Logをとって同様
にトリクロロ酢酸溶液添加後濾過した濾液10m1を硫
酸分解して可溶性窒素量を測定し可溶性窒素(No)と
する。上記測定の結果、このスラリー状物の可溶性Ne
 −N。
窒素の増加率ニー  X 100は16.0%であつN
t た。
次にこのスラリー状物を昇温しで75℃で15分間保ち
、酵素活性を失わせた後、6メツシユのステンレス製金
網を取り付けたバスケット型遠心器で魚骨を除去し、魚
骨の除去されたスラリーを300Or、p、s、で5分
間遠心分離して魚油、水相(スティックウォーター)、
部分分解魚蛋白質沈澱部に分離させ、部分分解魚蛋白質
からなるケーキを取得した。
このケーキを真空凍結乾燥して1)5gの粉末状部分分
解魚蛋白質を得た。
この部分分解魚蛋白質の蛋白分子量の分布は、10万超
の部分が1)%、10万〜4万の部分が46%、4万〜
1,4万の部分が33%、1,4万未満の部分が10%
であった。
実施例1〜2及び比較例1 参考例1〜2で得られた部分分解魚蛋白質を使用し、下
表に示す配合組成により本発明のドッグフードを調製し
た。また、比較のために上記部分分解魚蛋白質の代わり
に大豆蛋白質を使用し、同様にトングフードを鋼製した
配合組成 前記の調製されたトングフード3[を1匹ずつ隔離され
ている5匹の犬にそれぞれ同様に給与し、1週間その食
付き状況を観察したところ、実施例1〜2のドッグフー
ドが比較例1のトングフードより明らかに良好であった
実施例3〜4及び比較例2 参考例1〜2で得られた部分分解魚蛋白質を使用し、下
表に示す配合組成により本発明のキャツトフードを開裂
した。また、比較のために上記部分分解魚蛋白質の代わ
りに通常の魚粉を使用し、同様にキャツトフードを調製
した。
配合組成 前記の調製されたキャツトフード3種を1匹ずつ隔離さ
れている5匹のネコにそれぞれ同様に給与し、1週間そ
の食付き状況を観察したところ、実施例3〜4のキャツ
トフードが比較例2のキャツトフードより明らかに良好
であった。
実施例5〜6及び比較例3 参考例1〜2で得られた部分分解魚蛋白質を使用し、下
表に示す配合組成により本発明の九官鳥用バードフード
を調製した。また、比較のために上記部分分解魚蛋白質
の代わりに通常の魚粉を使用し、同様にバードフードを
開裂した。
配合組成 前記の調製されたバードフード3種を1羽ずつ隔離され
ている5羽の九官鳥にそれぞれ同様に給与し、1週間そ
の食付き状況を観察したところ、実施例5〜6のバード
フードが比較例3のバードフードより明らかに良好であ
った。
実施例7〜8及び比較例4 参考例1〜2で得られた部分分解魚蛋白質を使用し、下
表に示す配合組成により本発明のキンギョ用フィンシュ
フードを調製した。また、比較のために上記部分分解魚
蛋白質の代わりに北洋ミールを使用し、同様にフィッシ
ュフードを調製した。
配合組成 前記の調製されたフィッシュフード3種を20匹のキン
ギョにそれぞれ同時に給与し、1週間その食付き状況を
観察したところ、実施例7〜8のフィッシュフードが比
較例4のフィッシュフードより明らかに良好であった。
〔発明の効果〕
本発明のベットフードは、その蛋白質給源として使用さ
れている部分分解魚蛋白質が安価で且つ栄養価値が高く
、各種ベットの嗜好性に合致しているので、従来のベッ
トフードに比し、各種ベットがより好んで食するだけで
なく、必須アミノ酸のバランスにすぐれ、栄養価値も極
めて高いものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部分的に分解され、熱変性されていない魚蛋白質
    であって、分子量10万より大きいものが20%以下、
    分子量10万〜4万のものが20〜50%、分子量4万
    〜1.4万のものが20〜50%、分子量1.4万より
    小さいものが20%以下からなる部分分解魚蛋白質を含
    有することを特徴とするペットフード。
  2. (2)部分分解魚蛋白質が、魚体をそのまま、あるいは
    内臓部分又は/及び表皮部分を除去した後、蛋白質分解
    酵素で処理するか又は自己消化させ、その後、魚骨及び
    魚油、又はさらに水溶性成分を分離、除去して得られる
    部分分解魚蛋白質であることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載のペットフード。
  3. (3)部分分解魚蛋白質が、魚肉を蛋白質分解酵素で処
    理するか又は自己消化させ、或いはさらに魚油又は魚油
    と水溶性成分を分離、除去して得られる部分分解魚蛋白
    質であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載のペットフード。
  4. (4)蛋白質分解酵素による処理を、原料中の全窒素に
    対する酵素処理後の可溶性窒素の増加率:(Ne−No
    )/(Nt)×100(但し、式中、Ntは原料中の全
    窒素の重量%、Neは酵素処理後の生成物中の可溶性窒
    素の重量%、Noは酵素無添加の他は同条件で処理した
    後の生成物中の可溶性窒素の重量%である)が3〜50
    %となるまで行うことを特徴とする特許請求の範囲第(
    2)項又は第(3)項記載のペットフード。
  5. (5)自己消化を、原料中の全窒素に対する自己消化後
    の可溶性窒素の増加率: (Ne−No)/(Nt)×100(但し、式中、Nt
    は原料中の全窒素の重量%、Neは自己消化後の生成物
    中の可溶性窒素の重量%、Noは原料中の可溶性窒素の
    重量%である)が10〜50%となるまで行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第(2)項又は第(3)項記載
    のペットフード。
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