JPS61234743A - 家畜・家禽用飼料 - Google Patents

家畜・家禽用飼料

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JPS61234743A
JPS61234743A JP60077333A JP7733385A JPS61234743A JP S61234743 A JPS61234743 A JP S61234743A JP 60077333 A JP60077333 A JP 60077333A JP 7733385 A JP7733385 A JP 7733385A JP S61234743 A JPS61234743 A JP S61234743A
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feed
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soluble
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Yasuzo Uchida
内田 安三
Yoichi Shirakawa
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Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は家畜・家禽用飼料に関するもので、さらに詳し
くは、部分的に分解された魚蛋白質、即ち部分分解魚蛋
白質を含有する家畜・家禽用飼料に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
、家畜・家禽用飼料には蛋白質源としてフィッシュ・ミ
ール、所謂魚粉が使用されているが、このフィッシュ・
ミールには北洋ミール、沿岸ミール、輸入ミール等があ
り、北洋ミールは比較的良質であるにしても沿岸ミール
や輸入ミールは酸化した脂肪の含有量が多く、又蛋白質
の熱変性が著しく、さらに有効栄養成分の分解、劣化を
起こしたものが多く、これらを家畜・家禽に与えると発
育の停滞、下痢等を引き起こし、これらのミールを多量
に与えると卵や肉に魚臭が移ったりする場合がある。し
かし、フィッシュ・ミールはそのアミノ酸組成にリジン
やメチオニンなどの植物蛋白質に不足している必須アミ
ノ酸を多く含み、子牛、子豚、雛等の成長に必要な未知
成長因子(UGF)を含むとされており、良質なフィッ
シュ・ミールは特に幼動物の飼料に必要であることから
、前記のフィッシュ・ミールの中から北洋ミールやその
他の良質な沿岸ミールや輸入ミールを選択して使用して
いるのが現状である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、前記の如き現状に鑑み、家畜・家禽用飼
料の蛋白質源として、従来の沿岸ミール、輸入ミールが
有している欠点がなく、ひいては北洋ミールよりさらに
好適なものを開発すべく鋭意検討を進めた結果、部分的
に分解された魚蛋白質、即ち部分分解魚蛋白質が家畜・
家禽用飼料の蛋白質源として非常に好適であることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の家畜・家禽用飼料は、部分的に分解され
、熱変性されていない魚蛋白質であって、分子量10万
より大きいものが20%以下、分子量10万〜4万のも
のが20〜50%、分子量4゛万〜1.4万のものが2
0〜50%、分子量1.4万より小さいものが20%以
下からなる部分分解魚蛋白質を含有することを特徴とす
る。
以下に本発明の家畜・家禽用飼料について詳述する。
本発明で使用される前記の部分分解魚蛋白質は、例えば
(1)魚体そのまま、或いはそれから内臓部分又は/及
び表皮部分を除去したもの、(2)魚体から採肉して得
られる魚肉又はそれを加工したもの及び(3)魚類の残
滓等から選ばれた原料を、蛋白質分解酵素で処理するか
又は自己消化させ、その後、必要なら魚骨及び魚油、又
はさらに水溶性成分を分離、除去することによって得ら
れる。
前記原料の具体例としては、例えばニシン、マイワシ、
サバ、サンマ、ウルメイワシ、スケトウダラ、カレイ、
アンチョビー、ピルチャード等の多獲性魚類の全魚体;
それらから内臓部分又は/及び表皮部分を除去したもの
;それらから採肉して得られる落し身又は冷凍落し身等
の魚肉;それらを加工して得られる脱水肉、すり身等の
魚肉加工品;例えば冷凍すり身の製造によって排出され
るスケトウダラの残滓や缶詰工場等から排出されるカツ
オ、マグロ、サケ、マス、サバ等の魚類の残滓等があげ
られるが、安価で、且つ目的に合致した品質の良好な部
分分解魚蛋白質を得るためには鮮度の良好な多獲性魚類
の全魚体を使用するのが好ましい。
前記の部分分解魚蛋白質を得るために使用される蛋白質
分解酵素としては、例えばアクロシン、ウロキナーゼ、
ウロベプシン、エラスターゼ、エンテロペプチダーゼ、
カテブシン、カリクレイン、キニナーゼ2、キモトリプ
シン、キモパパイン、コラゲナーゼ、ストレプトキナー
ゼ、スブチリシン、テルモリジン、トリプシン、トロン
ビン、パパイン、パンクレアトペブチダーゼ、フィシン
、プラスミン、レニン、レプチラーゼ、レンニン等のよ
うなプロテアーゼ;例えばアルギニンアミノペプチダー
ゼ、オキシトシナーゼ、ロイシンアミノペプチダーゼ等
のアミノペプチダーゼ、アンギオテンシナーゼ、アンギ
オテンシン変換酵素、インシュリナーゼ、例えばアルギ
ニンカルボキシペプチダーゼ、キニナーゼ1、チロイド
ペプチダーゼ等のカルボキシペプチダーゼ、例えばカル
ノシナーゼ、プロテアーゼ等のジペプチダーゼ、プロナ
ーゼのようなペプチダーゼ;及びその他の蛋白質分解酵
素並びにそれらの変性品、配合品等があげられ、その作
用様式に従ってポリペプチド鎖の末端から作用して行く
エキソ型プロテアーゼと内部に作用するエンド型プロテ
アーゼとに分けられるが、特にエンド型プロテアーゼが
好ましい。
本発明に用いられる部分分解魚蛋白質を得るには、まず
前記の如き原料を前記の如き蛋白質分解酵素で処理する
か又は自己消化させるが、蛋白質分解酵素で処理する場
合の処理の程度は出発原料中の全窒素に対する酵素処理
後の可溶性窒素の増加率: Ne −N。
−x 100 (但し、式中、Ntは原料中の全室t 素の重量%、Neは酵素処理後の生成物中の可溶性窒素
の重量%、Noは酵素無添加の他は同条件で処理した後
の生成物中の可溶性窒素の重量%である)が3〜50%
、好ましくは5〜40%となるまで処理を行えばよく、
かかる酵素による処理は例えば20〜70℃、好ましく
は30〜60℃の条件下で約5分〜2時間、好ましくは
10分〜1時間混合攪拌しながら行えばよい。また、そ
の際の酵素の使用量は、通常、処理すべき原料に対して
0゜005〜1.0重量%である。
また、前記の原料を自己消化させる場合は、出発原料中
の全窒素に対する自己消化後の可溶性窒素の増加率: Ne −N。
−X 100 (但し、式中、Ntは原料中の全室t 素の重量%、Meは自己消化後の生成物中の可溶性窒素
の重量%、Noは原料中の可溶性窒素の重量%である)
が10〜50%、好ましくは10〜40%となるように
自己消化させればよく、例えば30〜60℃、好ましく
は40〜60℃の条件下で約20分〜2時間、好ましく
は30分〜1時間混合攪拌しながら自己消化させればよ
い。
前記のように蛋白質分解酵素で処理して得られた生成物
又は自己消化により得られた生成物は、種々の手段によ
り酵素を失活させた後それに使用した原料との関係で、
もし魚骨、魚油等を多量に含んでいる場合、これらを例
えば遠心濾過、遠心分離等の手段により当該生成物より
除去し、また水溶性成分を含む水溶液部分を例えば遠心
分離等の手段でさらに当該生成物より除去することによ
り、本発明に使用される部分分解魚蛋白質を得ることが
できる。前記の分離は、二層分離機、三層分離機を使用
すれば連続処理が可能なので特に好ましい。
本発明で使用される部分分解魚蛋白質は、分子量10万
より大きいものが20%以下、分子量10万〜4万のも
のが20〜50%、分子量4万〜1.4万のものが20
〜50%、分子量1.4万より小さいものが20%以下
であることが必須である。
かかる各分子量区分の割合は、近勝らの方法(生化学、
第44巻、第304頁、1972年)に従いリン酸ナト
リウム/SDS (pH7,2)でSDS/ポリアクリ
ルアミドゲルにサンプル6μgを注入して40mAで7
時間泳動を行い、同様に標準分子量キット(ファルマシ
ア・ジャパン社製)を用いて泳動パターンを記録し、こ
れを用いてキャリブレーションカーブを作製後、サンプ
ル中の蛋白質分子量をキャリブレーションカーブより求
めると共にスキャニングデンシトメーターを用いて分子
量10万超、10万〜4万、4万〜1.4万、1゜4万
未満の4区分の蛋白質の割合を計測したものであり、こ
のような計測により各分子量区分の割合が前記の範囲に
入るように前記の蛋白質分解酵素による処理又は自己消
化の程度及び処理後の生成物からの水溶性成分を含む水
溶液部分の分離除去の割合が選択される。
本発明に使用される部分分解魚蛋白質は、前記の如くし
て得られるが、特に、魚体をそのまま、或いは内臓部分
又は/及び表皮部分を除去した後、蛋白質分解酵素で処
理し、その後、魚骨、魚油及び水溶液部分を分離、除去
して得られる部分分解魚蛋白質が好ましい。尚、かかる
部分分解魚蛋白質は、必要に応じて凍結乾燥、噴霧乾燥
、通風乾燥等の種々の手段で乾燥することもできる。
本発明の家畜・家禽用飼料は、前記のようにして得られ
た部分分解魚蛋白質又はその乾燥物を蛋白源の一つとし
て好ましくは主成分として含有することを特徴とするが
、その他の成分として例えばとうもろこし、マイロ、ダ
レインツルガム、大麦、小麦、小麦粉、えんぼく、ライ
麦等の穀実類;例えば大豆粕、綿実粕、あまに粕、落花
生釉、ごま粕、やし粕、サフラワー粕、その他の油粕類
等の植物油粕類:例えば米ぬか、脱脂ぬか、ふすま、麦
ぬか等のふすま、ぬか類;例えばコーンスターチ製造粕
、デンプン粕等のデンブン工業製造粕;例えば廃糖蜜、
ビートパルプ等の製糖工業副産物;例えばビール粕、麦
芽根、アルコール粕、ブタノール粕、正味粕、その他の
醗酵粕等の醗酵工業副産物;例えばフィッシュ・ソリニ
ブル、鯨肉粉等の水産物及び魚粕類;例えば肉粉、タン
ケージ、血粉、羽毛粉等の層場副産物;例えば豚脂、牛
脂等の動植物油脂;例えばアルファルファミール等の茎
葉類;例えば尿素、食塩、飼料用カルシウム、骨粉、リ
ン酸塩等の物質;例えばビタミンA、D、E、に、BI
、B2.その他(7)B郡、C等のビタミン類;例えば
マンガン、鉄、銅、亜鉛、コバルト、ヨウ素等の無機塩
類;抗生物質、抗酸化剤、抗コクシジウム剤、駆虫剤、
ホルモン、防黴剤、防虫剤、着色剤、香料、酵素、界面
活性剤、リン脂質、甘味剤、アミノ酸類を含有すること
ができる。この場合の他の成分の含有量は、本発明の家
畜・家禽用飼料における部分分解魚蛋白質の含有率が3
〜80%、特に5〜60%となるようにするのが好まし
い。
本発明の家畜・家禽用飼料は、前記の部分分解魚蛋白質
をそのまま又はその粒状乾燥物を、必要ならその他の前
記の原料を適当な粒度に粉砕したものや微量原料と共に
混合するか、又は混合後、例えばペレッミル等の成形機
で一定の大きさに成形することにより製造することがで
きる。
本発明の家畜・家禽用飼料とは例えば豚、牛、山羊、綿
羊等の家畜及び例えば鶏、うずら、七面鳥、あひる等の
家禽に与える飼料であり、例えば肉豚育成用(幼豚用又
は子豚用;例えば若豚用、肉豚育成用等の肉豚前期用;
例えば肥育用、仕上用等の肉豚後期用)、種豚育成用(
幼豚用、若豚用、種豚用、妊娠豚用、授乳豚用)、子豚
育成用(子豚用人工乳、子豚ミルク等)、子牛育成用(
人工乳、代用乳等)、乳牛用、肉牛(和牛等)肥育用、
隅用(育雛用、中温用、大雛用、産卵鶏用、種部用、ブ
ロイラー用)、うずら用、七面鳥用、あひる用、山羊用
、綿羊用、毛皮獣用(ミンク用等)などの各種飼料を含
む。
〔実施例〕
下記の参考例1及び2は、本発明の家畜・家禽用飼料に
用いられる部分分解魚蛋白質の製造例である。
参考例1 マイワシIKgに蛋白質分解酵素:プロテア−ゼアマノ
A(大野製薬側製)0.3gを少量の水に溶解して加え
、温度を50℃に保って30分間攪拌すると、次第に魚
骨より魚肉が剥離して全体がスラリー状となる。
このスラリー状物の可溶性窒素の増加率を次の方法で測
定した。スラリー状物10gをとり、水30+alと混
合し、10%トリクロロ酢酸溶液5mlを加えて水で5
0slにし、濾紙(東洋濾紙:Na5A)で濾過する。
この濾液10m1を常法により硫酸分解後、可溶性窒素
量をケルプール法で測定し可溶性窒素(Ne)とする。
又、スラリー状物2gを取り硫酸分解後同様に処理して
全窒素(Nt)とする。さらに酵素無添加の原料につい
て50℃に30分間保った後、Logをとって同様にト
リクロロ酢酸溶液添加後濾過した濾液10m1を硫酸分
解して可溶性窒素量を測定し可溶性窒素(No)とする
、上記測定の結果、このスラリー状物の可溶Ne −N
性窒素の増加率: −X 100は24.2%であNt った。
次にこのスラリー状物を昇温しで75℃で15゜分間保
ち、酵素を失活させた後、6メノシユのステンレス製金
網を取り付けたバスケ・7ト型遠心器で魚骨を除去し、
魚骨の除去されたスラリーを300Or、p、m、で5
分間遠心分離して魚油、水相(スティックウォーター)
、部分分解魚蛋白質沈澱部に分離させ、部分分解魚蛋白
質からなるケーキを取得した。
このケーキを真空凍結乾燥して130gの粉末状部分分
解魚蛋白質を得た。
次に、この乾燥物の少量をとり、冷エタノールを用いて
良く洗浄後、減圧乾燥して溶媒を除去し、以下の方法で
蛋白質の分子量をSO3/ポリアクリルアミドゲルを用
いる電気泳動法で測定した。
近勝らの方法(生化学、第44巻、第304頁、197
2年)に従い、リン酸ナトリウム/5DS(pH7,2
)でSDS/ポリアクリルアミドゲルにサンプル6μg
を注入して、40+mAで7時間泳動を行い、同様に標
準分子量キット(ファルマシア・ジャパン社製)を用い
て泳動パターンを記録し、これを用いてキャリブレーシ
ョンカーブを作製する。サンプル中の蛋白質分子量をキ
ャリブレーションカーブより求めると共に、スキャニン
グデンシトメーターを用いて、分子量10万超、lO万
〜4万、4万〜1.4万、1.4万未満の蛋白の割合を
計測した。
その結果、上記部分分解魚蛋白質は、分子量10万超の
部分が7%、10万〜4万の部分が41%、4万〜1,
4万の部分が35%、1.4万未満の部分が17%であ
った。
出発原料について同様に試験した結果は、分子量lO万
超の部分が34%、10万〜4万の部分が28%、4万
〜1.4万の部分が30%、1,4万未満の部分が8%
であり、蛋白質分解酵素処理によって得られた上記部分
分解魚蛋白質は、魚蛋白質が部分分解を受けて低分子化
されていることが判る。
参考例2 マイワシjKgを50℃の温度に保って40分間攪拌す
ると、次第に魚骨より魚肉が剥離して全体がスラリー状
となる。
このスラリー状物の可溶性窒素の増加率を次の方法で測
定した。スラリー状物10gをとり、水30+*lと混
合し、10%トリクロロ酢酸溶液5mlを加えて水で5
0m1にし、濾紙(東洋濾紙:阻5A)で濾過する。こ
の濾液10+1を常法により硫酸分解後、可溶性窒素量
をケルプール法で測定し可溶性窒素(Ne)とする。又
、スラリー状物2gを取り硫酸分解後同様に処理して全
窒素(Nt)とする。さらに原料10gをとって同様に
トリクロロ酢酸溶液添加後濾過した濾液10m1を硫酸
分解して可溶性窒素量を測定し可溶性窒素(No)とす
る。上記測定の結果、このスラリー状物の可溶性Me 
−N。
窒素の増加率ニー  X 100は16.0%でありN
t た。
次にこのスラリー状物を昇温しで75℃で15分間保ち
、酵素活性を失わせた後、6メツシユのステンレス製金
網を取り付けたバスケット型遠心器で魚骨を除去し、魚
骨の除去されたスラリーを300Or、p、m、で5分
間遠心分離して魚油、水相(スティックウォーター)、
部分分解魚蛋白質沈澱部に分離させ、部分分解魚蛋白質
からなるケーキを取得した。
このケーキを真空凍結乾燥して1)5gの粉末状部分分
解魚蛋白質を得た。
この部分分解魚蛋白質の蛋白分子量の分布は、10万超
の部分が1)%、10万〜4万の部分が46%、4万〜
1.4万の部分が33%、1.4万未満の部分が10%
であった。
実施例1〜2及び比較例1 参考例1〜2で得られた部分分解魚蛋白質を使用、下表
に示す配合組成により本発明の子豚育成用配合飼料を調
製した。また、比較のために前記の部分分解魚蛋白質の
代わりに魚粉を使用して同様の配合飼料をili製した
配合組成 これらの配合飼料3種を生後30〜35日齢の子豚各5
DIずつ(15頭)に3週間、給与し、飼育試験を行っ
たところ、下表に示す結果が得られた。
実施例3〜4及び比較例2 参考例1〜2で得られた部分分解魚蛋白質を使用し、下
表に示す配合組成により本発明の哺乳期子牛育成用代用
乳配合飼料を調製した。また、比較のため部分分解魚蛋
白質の代わりに従来の北洋ミール(魚粉)を使用し同様
の配合飼料を調製した。
配合組成 これらの配合飼料3種を6倍量の温湯に溶がしたものを
生後7日齢のメス子牛各5頭ずつ(15頭)に4週間、
給与し、飼育試験を行ったところ、下表に示す結果が得
られた。
実施例5〜6及び比較例3 参考例1〜2で得られた部分分解魚蛋白質を使用して下
表に示す配合組成により本発明の幼雛用配合飼料を調製
した。また、比較のため、前記の部分分解魚蛋白質の代
わりに魚粉を使用して同様の配合飼料を調製した。
配合組成 これらの配合飼料3種をブロイラー専用種雄雛20羽ず
つ(計60羽)に8週間、給与し、飼育試験を行ったと
ころ、下表に示す結果が得られた。
〔発明の効果〕
本発明の家畜・家禽用飼料は、例えば豚、牛、山羊、綿
羊等の家畜及び例えば鶏、うずら、七面鳥、あひる等の
家禽に与える飼料として優れた効果を奏し、中でも特に
、例えば幼豚、子豚、子牛、雛等の幼動物部の家畜・家
禽用飼料及び例えばミンク等の毛皮駅用として優れた効
果を発揮する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部分的に分解され、熱変性されていない魚蛋白質
    であって、分子量10万より大きいものが20%以下、
    分子量10万〜4万のものが20〜50%、分子量4万
    〜1.4万のものが20〜50%、分子量1.4万より
    小さいものが20%以下からなる部分分解魚蛋白質を含
    有することを特徴とする家畜・家禽用飼料。
  2. (2)部分分解魚蛋白質が、魚体をそのまま、あるいは
    内臓部分又は/及び表皮部分を除去した後、蛋白質分解
    酵素で処理するか又は自己消化させ、その後、魚骨及び
    魚油、又はさらに水溶性成分を分離、除去して得られる
    部分分解魚蛋白質であることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の家畜・家禽用飼料。
  3. (3)部分分解魚蛋白質が、魚肉を蛋白質分解酵素で処
    理するか又は自己消化させ、或いはさらに魚油又は魚油
    と水溶性成分を分離、除去して得られる部分分解魚蛋白
    質であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の家畜・家禽用飼料。
  4. (4)蛋白質分解酵素による処理を、原料中の全窒素に
    対する酵素処理後の可溶性窒素の増加率:(Ne−No
    )/(Nt)×100(但し、式中、Ntは原料中の全
    窒素の重量%、Neは酵素処理後の生成物中の可溶性窒
    素の重量%、Noは酵素無添加の他は同条件で処理した
    後の生成物中の可溶性窒素の重量%である)が3〜50
    %となるまで行うことを特徴とする特許請求の範囲第(
    2)項又は第(3)項記載の家畜・家禽用飼料。
  5. (5)自己消化を、原料中の全窒素に対する自己消化後
    の可溶性窒素の増加率: (Ne−No)/(Nt)×100(但し、式中、Nt
    は原料中の全窒素の重量%、Neは自己消化後の生成物
    中の可溶性窒素の重量%、Noは原料中の可溶性窒素の
    重量%である)が10〜50%となるまで行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第(2)項又は第(3)項記載
    の家畜・家禽用飼料。
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