JPS61233238A - 液体減衰式防振支持装置 - Google Patents
液体減衰式防振支持装置Info
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- JPS61233238A JPS61233238A JP7502085A JP7502085A JPS61233238A JP S61233238 A JPS61233238 A JP S61233238A JP 7502085 A JP7502085 A JP 7502085A JP 7502085 A JP7502085 A JP 7502085A JP S61233238 A JPS61233238 A JP S61233238A
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- Japan
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- vibration
- frequency
- voltage
- partition plate
- flat plate
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/26—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
- F16F13/264—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions comprising means for acting dynamically on the walls bounding a working chamber
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車エンジン等の振動体を防振的に支持する
ために用いる液体減衰式防振支持装置に関する。
ために用いる液体減衰式防振支持装置に関する。
(従来の技術)
自動車に搭載したエンジンを防振的に支承する場合、エ
ンジン自体の回転数変動中が大きいために、低速時に発
生する振幅の大きい低周波振動に対する減衰係数が大き
いことと、高速時に発生する高周波振動に対する振動絶
縁性が大きいこととの2つの要求を満足し得る防振支持
装置が必要で、あるが、クランキング振動、アイドリン
グ振動などの低周波振動、中周波振動による振動と、こ
もり音、透過音などの高周波振動による騒音とは、相互
に特性が反するために、いずれについても有効かつ同時
に防振性能を発揮させることは困難であるが、最近に至
って振動に対する減衰機能は封入した液体によって担持
させ、一方、振動絶縁機能は液体封入のための室壁を形
成するゴム弾性体の防振基材によって担持させることが
可能な液体減衰式防振支持装置が採用されるようになっ
てきた。
ンジン自体の回転数変動中が大きいために、低速時に発
生する振幅の大きい低周波振動に対する減衰係数が大き
いことと、高速時に発生する高周波振動に対する振動絶
縁性が大きいこととの2つの要求を満足し得る防振支持
装置が必要で、あるが、クランキング振動、アイドリン
グ振動などの低周波振動、中周波振動による振動と、こ
もり音、透過音などの高周波振動による騒音とは、相互
に特性が反するために、いずれについても有効かつ同時
に防振性能を発揮させることは困難であるが、最近に至
って振動に対する減衰機能は封入した液体によって担持
させ、一方、振動絶縁機能は液体封入のための室壁を形
成するゴム弾性体の防振基材によって担持させることが
可能な液体減衰式防振支持装置が採用されるようになっ
てきた。
ところで従来のこの種防振支持装置はゴム筒状体からな
る防振基材を有する本体に設けた内室を仕切板により2
つの室に仕切り、それら空間を前記仕切板に設けたオリ
フィスを介し連通ずると共に、各室内に液体を封入して
なる周知の構造であって、この仕切板は一般に剛性が高
い材質でしかも周縁が本体の内壁に固定されるものが殆
どである〇 一方、前記仕切板を薄形構造となして高周波領域での小
振幅性の振動を吸収し易くしたものも提案され一部にお
いて用いられている。
る防振基材を有する本体に設けた内室を仕切板により2
つの室に仕切り、それら空間を前記仕切板に設けたオリ
フィスを介し連通ずると共に、各室内に液体を封入して
なる周知の構造であって、この仕切板は一般に剛性が高
い材質でしかも周縁が本体の内壁に固定されるものが殆
どである〇 一方、前記仕切板を薄形構造となして高周波領域での小
振幅性の振動を吸収し易くしたものも提案され一部にお
いて用いられている。
(発明が解決しようとする問題点)
前述する従来の各装置で前者に詔いては、仕切板が剛性
が高くかつ固定構造であるために、高周波振動領域では
液室の減圧が高くなって動ばね定数が大きくなるという
難点があり、そのためにこもり音を発生し、車室内の静
粛性をそこなう問題があった。
が高くかつ固定構造であるために、高周波振動領域では
液室の減圧が高くなって動ばね定数が大きくなるという
難点があり、そのためにこもり音を発生し、車室内の静
粛性をそこなう問題があった。
一方、後者については、中周波数、低周波数領域の振動
に対する減衰特性が低下する不都合があり、また薄膜構
造の仕切板は機械強度面ならびに特性が一定した均一な
厚さのものが製作し難い問題を有していた。
に対する減衰特性が低下する不都合があり、また薄膜構
造の仕切板は機械強度面ならびに特性が一定した均一な
厚さのものが製作し難い問題を有していた。
そこで本発明はか\る従来のこの種各装置が有する欠点
を解決することを技術的課題としてなるものであって、
低周波振動に対し減衰性能を発揮せしめるべく前記仕切
板を振動体から伝“層する振動に対して逆位相で同期的
に振動せしめる一方、高周波振動に対し動ばね定数を低
減せしめるべく前記仕切板を同位相で同期的に振動せし
めることによって、低周波振動に対する減衰作用を成す
ことはもとより、高周波数振動による液圧上昇を抑えて
特にこもり音をなくするようにし、もって自動車などの
低振動化ならびに低騒音化の実現を果させようとするも
のである。
を解決することを技術的課題としてなるものであって、
低周波振動に対し減衰性能を発揮せしめるべく前記仕切
板を振動体から伝“層する振動に対して逆位相で同期的
に振動せしめる一方、高周波振動に対し動ばね定数を低
減せしめるべく前記仕切板を同位相で同期的に振動せし
めることによって、低周波振動に対する減衰作用を成す
ことはもとより、高周波数振動による液圧上昇を抑えて
特にこもり音をなくするようにし、もって自動車などの
低振動化ならびに低騒音化の実現を果させようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段)
そこで本発明は、液体減衰式防振支持装置(以下防振マ
ウントと称す)を防振支持体と電圧発生装置αηとから
構成せしめて、防振支持体は、ゴム弾性体からなる防振
基体(2)を有する本体(1)に設け、かつ流体で満た
された内室を仕切板(6)により2つの室(6)、(I
3に仕切り、それ等室(イ)、(至)内に液体を封入せ
しめる一方、厚肉の周縁部α尋に囲まれ、かつ一体させ
てなる内方部が電圧変化により伸縮及び振動をなす素子
により形成された平板(以下振動板と称す)α均からな
っていて、前記周縁部Q4に厚み方向に貫通するオリフ
ィスαQが設けられてなる板体により前記仕切板(6)
を形成している。
ウントと称す)を防振支持体と電圧発生装置αηとから
構成せしめて、防振支持体は、ゴム弾性体からなる防振
基体(2)を有する本体(1)に設け、かつ流体で満た
された内室を仕切板(6)により2つの室(6)、(I
3に仕切り、それ等室(イ)、(至)内に液体を封入せ
しめる一方、厚肉の周縁部α尋に囲まれ、かつ一体させ
てなる内方部が電圧変化により伸縮及び振動をなす素子
により形成された平板(以下振動板と称す)α均からな
っていて、前記周縁部Q4に厚み方向に貫通するオリフ
ィスαQが設けられてなる板体により前記仕切板(6)
を形成している。
また、前記電圧発生装置αηは、前記防振支持体に支持
させた振動体の振動周波数を検出してこれと同じ周波数
で、かつ前記振動周波数が低周波域のときは逆位相、高
周波域のときは同位相の電圧を発生する装置に形成して
いる。
させた振動体の振動周波数を検出してこれと同じ周波数
で、かつ前記振動周波数が低周波域のときは逆位相、高
周波域のときは同位相の電圧を発生する装置に形成して
いる。
しかして本発明は電圧発生装置(17)の発生電圧を防
振支持体に詔ける前記仕切板(6)の振動板(至)の両
面に設けた電極に印加せしめる如く成したものである。
振支持体に詔ける前記仕切板(6)の振動板(至)の両
面に設けた電極に印加せしめる如く成したものである。
(作用)
本発明は上述の手段を有せしめたことによって、エンジ
ンなど支持されてなる振動体が振動するときは前記本体
の防振基体であるゴム弾性体が動的な圧縮撓みを受ける
ので仕切板(6)の両側の前記室(6)、(13は可逆
的に容積変化する。
ンなど支持されてなる振動体が振動するときは前記本体
の防振基体であるゴム弾性体が動的な圧縮撓みを受ける
ので仕切板(6)の両側の前記室(6)、(13は可逆
的に容積変化する。
この場合、低周波振動をなす防振支持体の振動と仕切板
(6)の振動とは逆位相関係となるので、容積が減少し
ようとする室は一層容積減少側に変化し、逆に増加しよ
うとする室は一層容積増加側に変化しようとする結果、
オリフィスQlを通じて液体の移動が生じて当然振動に
応じて正逆反転した液体流動が多く成され、その際、絞
り効果による減衰機能が十分発揮されて低周波振動を有
効に減衰することが可能である。
(6)の振動とは逆位相関係となるので、容積が減少し
ようとする室は一層容積減少側に変化し、逆に増加しよ
うとする室は一層容積増加側に変化しようとする結果、
オリフィスQlを通じて液体の移動が生じて当然振動に
応じて正逆反転した液体流動が多く成され、その際、絞
り効果による減衰機能が十分発揮されて低周波振動を有
効に減衰することが可能である。
一方、高周波振動に対しては前記室内の液圧が上昇しよ
うとするが、仕切板(6)が防振支持体の振動とは同位
相関係となるので液圧の上昇は減殺されて高周波数領域
側での動ばね定数は低減し得ることとなり、振動伝達を
有効にしゃ断することができる。
うとするが、仕切板(6)が防振支持体の振動とは同位
相関係となるので液圧の上昇は減殺されて高周波数領域
側での動ばね定数は低減し得ることとなり、振動伝達を
有効にしゃ断することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。
。
図示の防振マウントは防振支持体と電圧発生装置αηと
から構成されて勿り、前記防振支持体は本体(1)、第
1金具(3)、第2金具(4)、ゴム板(5)及び仕切
板(6)を主要構成部材左して有する。
から構成されて勿り、前記防振支持体は本体(1)、第
1金具(3)、第2金具(4)、ゴム板(5)及び仕切
板(6)を主要構成部材左して有する。
本体(1)は防振基体(2)となるブロック状のゴム弾
性体の一側に金属製の筒状体(7)を、他側に取付用ボ
ルト(9)を中央部に嵌装して有する金属製平板(8)
を夫々加硫成型の過程で一体に取着せしめている。
性体の一側に金属製の筒状体(7)を、他側に取付用ボ
ルト(9)を中央部に嵌装して有する金属製平板(8)
を夫々加硫成型の過程で一体に取着せしめている。
第1金具(3)はハツト形状をなしていて取付用ポル)
Qt)を中央部に嵌装して有するが、その周縁部を前
記本体(1)における筒状体(7)の端部に被冠した後
、カシメることによって本体(1)に固着一体させる。
Qt)を中央部に嵌装して有するが、その周縁部を前
記本体(1)における筒状体(7)の端部に被冠した後
、カシメることによって本体(1)に固着一体させる。
なお、この第1金具(3)には側部など適当個所に小孔
αηを穿設して空気流通孔に形成している。
αηを穿設して空気流通孔に形成している。
第2金具(4)は略り字形をなす金属板体であって、前
記防振基体(2)に側方から当接させ、かつ前記金属製
平板(8)に面接触させて、前記取付用ボルト(9)を
挿通後、締付けることによって前記本体(1)に固着一
体させている。
記防振基体(2)に側方から当接させ、かつ前記金属製
平板(8)に面接触させて、前記取付用ボルト(9)を
挿通後、締付けることによって前記本体(1)に固着一
体させている。
一方、ゴム板(5)は前記本体(1)における筒状体(
7)の開口端を掩塞するように横置きさせて、その周縁
部を前記筒状体(7)の端部と前記第1金具(3)の周
縁部とで挾持することにより周縁部が本体(1)に対し
気密を保って固着される。
7)の開口端を掩塞するように横置きさせて、その周縁
部を前記筒状体(7)の端部と前記第1金具(3)の周
縁部とで挾持することにより周縁部が本体(1)に対し
気密を保って固着される。
かく構成してなる防振支持体は本体(1)内に、防振基
体(2)の内面、筒状体(7)の内壁面及びゴム板(5
)の片側面を周壁面とした密閉構造の内室が形成される
が、この内室には仕切板(6)を横設せしめていて、こ
の仕切板(6)により、内室を上下に配された2つの室
(イ)、a3に仕切らせている。
体(2)の内面、筒状体(7)の内壁面及びゴム板(5
)の片側面を周壁面とした密閉構造の内室が形成される
が、この内室には仕切板(6)を横設せしめていて、こ
の仕切板(6)により、内室を上下に配された2つの室
(イ)、a3に仕切らせている。
上記仕切板(6)は周縁部a◆を硬質ゴム等の弾性体か
らなる厚肉のリング形になしていると共に、この周縁部
α◆に囲まれる内方部を該周縁部α◆に一体させた振動
板(ト)から形成させて、全体として厚み方向に振動可
能な円盤形状をなしている。
らなる厚肉のリング形になしていると共に、この周縁部
α◆に囲まれる内方部を該周縁部α◆に一体させた振動
板(ト)から形成させて、全体として厚み方向に振動可
能な円盤形状をなしている。
なお、上記振動板(至)は詳細を示していないが、例え
ば、圧電素子と金属板とを貼り合わせたもので、圧電素
子表面及び金属に、極性を交互に連続的に変えた入力信
号を印加することにより振動せしめるものであり、また
振動板は合成樹脂等にて包囲されており、封入された液
体とは接触しない構造となしている。
ば、圧電素子と金属板とを貼り合わせたもので、圧電素
子表面及び金属に、極性を交互に連続的に変えた入力信
号を印加することにより振動せしめるものであり、また
振動板は合成樹脂等にて包囲されており、封入された液
体とは接触しない構造となしている。
さらに前記仕切板(6)は、周縁部α→の厚肉部分にお
いて、略々全周にわたって円周方向に延びる溝α・を凹
設せしめると共に、この溝α→を少くとも1個の斜板部
翰で分断させて略々全周にわたる弧状の通路となし、そ
の一端部から周縁部α◆を貫通して室(6)に臨む連通
孔(至)と、同じく他端部から周縁部α→を貫通して室
(至)に臨む連通孔α呻とを夫々設けている(第2図、
第3図参照)。
いて、略々全周にわたって円周方向に延びる溝α・を凹
設せしめると共に、この溝α→を少くとも1個の斜板部
翰で分断させて略々全周にわたる弧状の通路となし、そ
の一端部から周縁部α◆を貫通して室(6)に臨む連通
孔(至)と、同じく他端部から周縁部α→を貫通して室
(至)に臨む連通孔α呻とを夫々設けている(第2図、
第3図参照)。
か\る構造となした仕切板(6)は、本体(1)の内周
壁部の例えば金属製の筒状体(7)の内周壁に対して圧
嵌合により固定するが、この固定によって前記溝αQは
両室@、(至)を連通ずる長い通路となるものであって
、従ってこの溝αQは室(6)、0内に充填させた液体
を可逆流通させるオリフィスに形成されるO 救主の構造になる防振支持体と組をなす前記電圧発生装
置αηは周波数可変の交流電圧を発生する装置であって
、前記防振支持体に支持させた振動体例えばエンジンの
振動周波数を振動計などによって検出して、これと同じ
周波数の交流電圧を発生し得る構造を有しているが、さ
らに、この装置αηは検出した振動周波数が低周波域例
えば451以下であるときは振動体の振動に対して逆位
相(位相角180°のずれを意味する)の電圧を発生し
、また45ルを超える高周波域であるときは同位相の電
圧を発生するよう形成している。
壁部の例えば金属製の筒状体(7)の内周壁に対して圧
嵌合により固定するが、この固定によって前記溝αQは
両室@、(至)を連通ずる長い通路となるものであって
、従ってこの溝αQは室(6)、0内に充填させた液体
を可逆流通させるオリフィスに形成されるO 救主の構造になる防振支持体と組をなす前記電圧発生装
置αηは周波数可変の交流電圧を発生する装置であって
、前記防振支持体に支持させた振動体例えばエンジンの
振動周波数を振動計などによって検出して、これと同じ
周波数の交流電圧を発生し得る構造を有しているが、さ
らに、この装置αηは検出した振動周波数が低周波域例
えば451以下であるときは振動体の振動に対して逆位
相(位相角180°のずれを意味する)の電圧を発生し
、また45ルを超える高周波域であるときは同位相の電
圧を発生するよう形成している。
そして、この発生した電圧を前記振動板(ト)における
両電極間に印加するために、それ等電極と電圧発生装置
(17)の出力端子とを配線で連絡せしめる。
両電極間に印加するために、それ等電極と電圧発生装置
(17)の出力端子とを配線で連絡せしめる。
本発明装置例は以上述べた構造を有するが、前記防振支
持体は前記各室(2)、(11内に不凍液等の液体を封
入し、さらに前述の如く振動板(至)と電圧発生装置(
17)とを電気的に接続せしめて、防振支持体を例えば
自動車の車体とエンジンとの間に防振体として介在せし
めて使用するに の場合、走行中の高周波振動は基本的に防振基体(2)
により吸収されるので、こもり音や透過音は良好に吸収
、しゃ断される。
持体は前記各室(2)、(11内に不凍液等の液体を封
入し、さらに前述の如く振動板(至)と電圧発生装置(
17)とを電気的に接続せしめて、防振支持体を例えば
自動車の車体とエンジンとの間に防振体として介在せし
めて使用するに の場合、走行中の高周波振動は基本的に防振基体(2)
により吸収されるので、こもり音や透過音は良好に吸収
、しゃ断される。
一方、アイドリング振動などの低周波振動は両室(2)
、c13内の液体をオリフィスへQを介して可逆的に流
動させることにより効果的に減衰される。
、c13内の液体をオリフィスへQを介して可逆的に流
動させることにより効果的に減衰される。
ところで低周波振動が発生した場合には、第4図に示す
如く、セラミック平板(イ)が逆・位相、等周波数の関
係で振動を与えられるので、前記作用の項で説明した通
り、オリフィスQlによる絞り効果が顕著に奏される結
果、振動に対する減衰係数が太き(なり、低周波振動を
防振支持体によって有効に減衰することが可能である。
如く、セラミック平板(イ)が逆・位相、等周波数の関
係で振動を与えられるので、前記作用の項で説明した通
り、オリフィスQlによる絞り効果が顕著に奏される結
果、振動に対する減衰係数が太き(なり、低周波振動を
防振支持体によって有効に減衰することが可能である。
一方、高周波振動が発生した場合には、第5図に示す如
く、振動板(ト)が同位相、等周波数の関係で強制振動
が成される結果、室(2)、(2)内における液圧の上
昇は減殺されて動ばね定数が低減され、振動伝達は効果
的にしゃ断される。
く、振動板(ト)が同位相、等周波数の関係で強制振動
が成される結果、室(2)、(2)内における液圧の上
昇は減殺されて動ばね定数が低減され、振動伝達は効果
的にしゃ断される。
(発明の効果)
以上本発明によれば、防振支持体における仕切板(6)
を低周波振動発生の際には、逆位相かつ同じ周波数で強
制振動させ、−刃高周波振動発生の際には、同位相かつ
同じ周波数で強制振動させるようにしているので、高周
波振動領域では液圧上昇を抑えると共に動ばね定数を小
さくすることができて、こもり音や透過音のしゃ断時性
にすぐれて詣り、−万延周波振動領域ではオリフィスα
Qが、絞り作用をより一層゛発揮して有効な振動減衰が
果される。
を低周波振動発生の際には、逆位相かつ同じ周波数で強
制振動させ、−刃高周波振動発生の際には、同位相かつ
同じ周波数で強制振動させるようにしているので、高周
波振動領域では液圧上昇を抑えると共に動ばね定数を小
さくすることができて、こもり音や透過音のしゃ断時性
にすぐれて詣り、−万延周波振動領域ではオリフィスα
Qが、絞り作用をより一層゛発揮して有効な振動減衰が
果される。
かくして、低・高周波を含む広い領域の振動に対して十
分なしゃ断性能を安定的に発揮し得る。
分なしゃ断性能を安定的に発揮し得る。
第1図は本発明の1例に係る要部断面示構造図、第2図
は第1図における仕切板の平面図、第8図は第2図にお
けるA−A線断面図、第4図及び第5図は上記仕切板の
振動と振動体の振動との関係を低周波域及び高周波域で
夫々示した振動特性線図である。 (1)・・・本体、 (2)・・・防振基体、
(6)・・・仕切板、 (2)、(Ll・・・
室、α◆・・・周縁部、 (ト)・・・振動板、
α→・・・オリフィス、 αη・・・電圧発生装置。 第1図
は第1図における仕切板の平面図、第8図は第2図にお
けるA−A線断面図、第4図及び第5図は上記仕切板の
振動と振動体の振動との関係を低周波域及び高周波域で
夫々示した振動特性線図である。 (1)・・・本体、 (2)・・・防振基体、
(6)・・・仕切板、 (2)、(Ll・・・
室、α◆・・・周縁部、 (ト)・・・振動板、
α→・・・オリフィス、 αη・・・電圧発生装置。 第1図
Claims (1)
- 1、ゴム弾性体からなる防振基体(2)を有する本体(
1)に設け、かつ流体で満たされた内室を仕切板(6)
により2つの室(12)、(13)に仕切り、それ等室
(12)、(13)内に液体を封入せしめる一方、厚肉
の周縁部(14)に囲まれ、かつ、一体させてなる内方
部が電圧変化により伸縮及び振動をなす素子により形成
された平板(15)からなつていて、前記周縁部(14
)に厚み方向に貫通するオリフィス(16)が設けられ
てなる板体により前記仕切板(6)を形成してなる防振
支持体と、この防振支持体に支持させた振動体の振動周
波数を検出してこれと同じ周波数で、かつ前記振動周波
数が低周波域のときは逆位相、高周波域のときは同位相
の電圧を発生する電圧発生装置(17)とを備え、この
電圧発生装置(17)の発生電圧を前記仕切板(6)の
前記平板(15)の両面に設けた電極に印加せしめる如
くしたことを特徴とする液体減衰式防振支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7502085A JPS61233238A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 液体減衰式防振支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7502085A JPS61233238A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 液体減衰式防振支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61233238A true JPS61233238A (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=13564074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7502085A Pending JPS61233238A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 液体減衰式防振支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61233238A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3821368A1 (de) * | 1988-06-24 | 1989-12-28 | Audi Ag | Schwingungsdaempfende und schwingungskompensierende lageranordnung |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591829A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Toyoda Gosei Co Ltd | 液封入防振装置 |
JPS608540A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | Nissan Motor Co Ltd | 防振装置 |
JPS60192141A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-09-30 | Toyoda Gosei Co Ltd | 液封入防振装置 |
-
1985
- 1985-04-08 JP JP7502085A patent/JPS61233238A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS591829A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-07 | Toyoda Gosei Co Ltd | 液封入防振装置 |
JPS608540A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | Nissan Motor Co Ltd | 防振装置 |
JPS60192141A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-09-30 | Toyoda Gosei Co Ltd | 液封入防振装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3821368A1 (de) * | 1988-06-24 | 1989-12-28 | Audi Ag | Schwingungsdaempfende und schwingungskompensierende lageranordnung |
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