JPS6123289Y2 - - Google Patents

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JPS6123289Y2
JPS6123289Y2 JP1980015866U JP1586680U JPS6123289Y2 JP S6123289 Y2 JPS6123289 Y2 JP S6123289Y2 JP 1980015866 U JP1980015866 U JP 1980015866U JP 1586680 U JP1586680 U JP 1586680U JP S6123289 Y2 JPS6123289 Y2 JP S6123289Y2
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cylindrical
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JP1980015866U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタと作業機とを着脱自在にか
つ昇降自在に連結するための3点リンク機構のト
ツプリンクに関する。
(従来の技術) 例えば、トラクタに、3点リンク機構を介して
溝掘機等の縦形作業機を装着する場合には、トラ
クタ車体に後方延出状のトツプリンク取付台を備
え、該取付台に通常のものより長さの短いトツプ
リンクを枢支するようにして、作業機の地上高を
充分高くとれるようにする。然し乍ら、上記の場
合には、取付台に於けるトツプリンクの枢支軸廻
りのモーメントが小さいので、作業中に作業機に
比較的大きな抵抗がかかると浮上がり易すいと云
う問題があつた。そこで、上記問題を解決するト
ツプリンクとして、作業時には長さを長くするよ
うにし、作業機上昇時には長さを短かくするよう
にしたものである。
このように、トツプリンクの長さを伸縮自在に
構成したものとして、例えば、実開昭54−168003
号公報、特開昭52−136709号公報に記載されたも
のが公知である。
前記実開昭54−168003号公報に記載のものは、
トツプリンクを油圧シリンダで構成し、油路を開
閉することにより、トツプリンクの長さを調整す
るものであつた。
また、特開昭52−136709号に記載のものは、ト
ツプリンクにラチエツト機構を設け、ラチエツト
歯と爪との係脱自在な係合により、その長さを調
整するものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の油圧シリンダを用いたものは、作動
油を使用するものであるから、油の管理が必要と
なり面倒なものであつた。また油圧シリンダを用
いるため高価なものとなつていた。
更に、前記ラチエツト式のものは、伸長方向の
力に対して用をなさないものであり、ブラウ作業
にのみ利用できるものであり、汎用性に欠けるも
のであつた。
そこで本考案は、構造簡単にして、押圧力、引
張力のいずれに対しても使用することができ、し
かも、伸縮固定の調整作業が、運転座席に座つた
ままで行うことができる操作性の良いトツプリン
クを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成する為、本考案は、次の手段を
溝じた。即ち、本考案の特徴とする処は、作業機
を昇降自在に吊持ちすべくトラクタの後部に3点
リンク機構が上下方向回動自在に枢着され、該3
点リンク機構のトツプリンクが運転座席の後方で
かつ下方に配置されたものにおいて、 前記トツプリンクは、筒状分割体と軸状分割体
とを入れ子構造として伸縮自在に構成され、軸状
分割体には、その長手方向に沿つて所定間隔をお
いて、径方向にロツク孔が開設され、 筒状分割体の外面には、作動体が筒状分割体の
長手方向に沿つて配置され、該作動体の一端部は
筒状分割体に回動自在に枢支され、同他端部に挿
入具が枢着され、 該挿入具は、筒状分割体に径方向に移動自在に
挿入され、かつ挿入具の内端は前記ロツク孔に挿
脱自在に挿入され、 前記作動体には、筒状分割体の長手方向に沿つ
て移動自在なハンドルが設けられ、該ハンドルの
両端部に、作動体からの抜け止め部が形成されて
いる点にある。
(作用) 本考案によれば、運転者は運転座席に座つたま
まの状態で、手を後方に延ばし、トツプリンクの
作動体に設けられたハンドルを握り、該ハンドル
を上下方向いずれかに回動させて作動体を揺動さ
せることにより、挿入具をロツク孔から引き抜
く。挿入具をロツク孔から引き抜くことにより、
筒状分割体と軸状分割体との結合が解除され、両
者は軸方向に相対移動可能になり、トツプリンク
の長さを調整することができる。
油圧装置により3点リンク機構を上下方向に回
動すると、トツプリンクの傾斜角度は異なる。ト
ツプリンクの傾斜が急になるとハンドルの下端は
運転座席の後方下方に位置することになり、その
操作がしにくくなる。しかし、ハンドルは軸方向
に移動自在であるから、ハンドルの後端を上方に
引き上げることにより、運転座席から座つたまま
でも操作が容易となる。
(実施例) 以下、本考案の第1実施例を第1図乃至第6図
の図面に基き説明すれば、第1図に於いて1はト
ラクタ車体で、同車体1後部上面には、左右一対
のリフトアーム2を有する作業機昇降用油圧装置
3を介して、座席4を備えてある。5は縦形作業
機として例示する溝掘機で、車体1後部に、3点
リンク機構6を介して、昇降自在に装着してあ
る。溝掘機5は、ギヤケース7、スクリユウオー
ガ8、オーガケース9、左右一対のサポートアー
ム10トツプマスト11等から成る。そして、前
記ギヤケース7の入力軸に伝動軸12を介してト
ラクタのPTO軸から伝動することによりオーガ
8を駆動可能とし、このオーガ8とオーガケース
9との協働作用により溝13を掘削可能としてい
る。前記3点リンク機構6は中央1本のトツプリ
ンク14と左右一対のロアリンク15とから成
り、ロアリンク15各端部は車体1側部及びサポ
ートアーム10のロアリンク取付ピン16,17
に枢支してある。前記トツプリンク14は、前部
側の筒状分割体18と後部側の軸状分割体19と
を入れ子構造として伸縮自在に構成してあり、両
分割体18,19に備えた球継手部20,21を
車体1後端のトツプリンク取付台22及びトツプ
マスト11にピン23,24により枢支してあ
る。前記軸状分割体19は角棒状で、筒状分割体
18後端部の角筒部25に摺動自在に挿通して、
両分割体18,19の相対回動を防止してある。
また、軸状分割体19前端部及び後端部には一対
の角枠状片を嵌合固着する等して前,後部ストツ
パ部26,27を構成し、両ストツパ部26,2
7が角筒部25に接当することによりトツプリン
ク14の伸縮を所定範囲内に規制している。一
方、前記筒状分割体18は円筒状又は角筒状に構
成してあり、筒状分割体18上面後部側には一対
のブラケツト28を立設している。29は角筒状
に構成した作動体で、作動体29前端に固設した
取付片30を筒状分割体18のブラケツト28間
にピン31により枢支して、作動体29を筒状分
割体18上方側で揺動自在としている。また、作
動体29後端部下面からは連結板32を下設し
て、該連結板32には作動体29の軸心方向に長
孔33を形成し、この長孔33に長手方向に移動
自在に挿通したピン34によりピン状挿入具35
上端部を枢支している。そして、この挿入具35
を角筒部25の挿入孔36を通して軸状分割体1
9前後端部のロツク孔37,38に挿脱自在に挿
入することにより、トツプリンク14を最大伸長
体勢と最小縮小体勢とにロツク可能としている。
39は挿入具35の中途部にリンク状片を嵌合固
着する等して構成した接当部で、作動体29と筒状
分割体18間に弾引状に介装した抜止め用弾機40
により、接当部39を角筒部25に圧接してい
る。なお、筒状分割体18のブラケツト28前端
面には揺動阻止片41を渡設して、該阻止片41
に作動体29の取付片30が接当することにより
作動体29の所定以上の揺動を阻止可能としてい
る。42はハンドルで、このハンドル42は、角
棒両端部を上向きに折曲げ、該両端部に握持部4
3,44を備えて構成してあり、作動体29にト
ツプリンク14の長手方向に摺動自在で且つ相対
回動不能に挿通してある。
上記のように構成した第1実施例によれば、溝
掘作業する際には、トツプリンク14を第4図に
示す最大伸長体勢にロツクし、第1図に示すよう
にオーガ8を回転駆動動しつつ溝掘機5をトラク
タにより牽引走行すれば、トツプリンク14は通
常のものと同様に長いので、オーガ8に比較的大
きな抵抗がかかつても溝掘機5は浮上がることは
ない。
次に、溝掘機5を上昇させる際には、第5図に
示すように、挿入具35をハンドル42操作によ
り軸状分割体19の前部側ロツク孔37から抜
く。この際第1図及び第5図に示すようにハンド
ル42を最も前方側の位置に移動させてその操作
を行えば、座席4上のオペレータはハンドル42
をその前部側の握持部43を握つて容易に操作で
きる。そして、第2図に示すようにオーガ8を溝
13前壁部に接当させた状態でトラクタを前進さ
せ、溝掘機5によりトツプリンク14を軸状分割
体19の後部ストッパ部27が筒状分割体18の
角筒部25に接当するまで縮少させながら、溝掘
機5をサポートアーム10の取付ピン17の軸心
廻りに回動させて、溝掘機5をその下部を持上げ
た前後姿勢とする。そして、上記の場合において
トツプリンク14の縮少が開始された際にハンド
ル42の操作力を解除しておけば、第6図に示す
ように、挿入具35が弾機40の弾引力により後
部側ロツク孔38に挿入されて、トツプリンク1
4は最小縮少体勢にロツクされるのである。次に
第3図に示すように溝掘機5を持上げるのである
が溝掘機5をまず下部を持上げた前傾姿勢として
それから持上げているので、溝掘機5の地上高を
充分確保できる。
次に、溝掘機5を再度作業体勢とする際には、
第6図に示すように挿入具35をハンドル42操
作により軸状分割体19の後端側ロツク孔38か
ら抜いて溝掘機5を下降させると云う上記の逆の
手順で作業を行えばよい。この際、ハンドル42
を第3図の仮想線及び第6図で示す最も後方側の
位置に移動させてその操作を行うようにすれば、
座席4上のオペレータはハンドル42をその後部
側の握持部44を握つて容易に操作できる。
第7図は本考案の第2実施例を示すもので、筒
状分割体18外周部の前部側に筒状調整体45を
進退自在に螺合して、トツプリンク14の伸縮微
調整を行えるようにし、トツプリンク14にトラ
クタ各機種に対する汎用性及び各種の作業状況に
対する対応性を具備させてある。そして、調整体
45前端に球継手部20を固設してある。なお、
第7図の仮想線で示すように、ハンドル42を、
真直な棒体両端部に握持部43,44を備えて構
成するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案は、挿入具を操作
する作動体にハンドルをトップリンクの長手方向
に移動自在に具備したものであるから、本考案の
トツプリンクを使用した3点リンク機構を用いて
車輛に溝掘機等の作業機を装着した際に於いて、
作業機の作業時及び作業機を持上げ体勢にした時
のいずれの場合でも、ハンドルの移動により、車
輛の座席上のオペレータはハンドルによる挿入具
の操作を容易に行なうことができる。本考案は上
記利点を有すると共に、その構造は簡易で、ロー
コストで実施可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は全体側面図、第2図及び第3図は第
1図の作動状態図、第4図は第1図の要部拡大断
面図、第5図及び第6図は第4図の作動状態図、
第7図は本考案の第2実施例を示す要部断面図で
ある。 6……3点リンク機構、14……トツプリン
ク、18,19……筒状・軸状分割体、29……
作動体、35……挿入具、36……挿入孔、3
7,38……ロツク孔、42……ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 作業機を昇降自在に吊持ちすべくトラクタの後
    部に3点リンク機構が上下方向回動自在に枢着さ
    れ、該3点リンク機構のトツプリンクが運転座席
    の後方でかつ下方に配置されたものにおいて、 前記トツプリンクは、筒状分割体と軸状分割体
    とを入れ子構造として伸縮自在に構成され、 軸状分割体には、その長手方向に沿つて所定間
    隔をおいて、径方向にロツク孔が開設され、 筒状分割体の外面には、作動体が筒状分割体の
    長手方向に沿つて配置され、 該作動体の一端部は筒状分割体に回動自在に枢
    支され、同他端部に挿入具が枢着され、 該挿入具は、筒状分割体に径方向に移動自在に
    挿入され、かつ挿入具の内端は前記ロツク孔に挿
    脱自在に挿入され、 前記作動体には、筒状分割体の長手方向に沿つ
    て移動自在なハンドルが設けられ、該ハンドルの
    両端部に、作動体からの抜け止め部が形成されて
    いることを特徴とする3点リンク機構に於けるト
    ツプリンク。
JP1980015866U 1980-02-08 1980-02-08 Expired JPS6123289Y2 (ja)

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JP1980015866U JPS6123289Y2 (ja) 1980-02-08 1980-02-08

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JPS56117608U JPS56117608U (ja) 1981-09-08
JPS6123289Y2 true JPS6123289Y2 (ja) 1986-07-12

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ID=29612302

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52136709A (en) * 1976-04-30 1977-11-15 Kubota Ltd Angle adjuster for plow

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810784Y2 (ja) * 1978-05-17 1983-02-28 株式会社クボタ トラクタのトツプリンク

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52136709A (en) * 1976-04-30 1977-11-15 Kubota Ltd Angle adjuster for plow

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JPS56117608U (ja) 1981-09-08

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