JPS6123215Y2 - - Google Patents
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- JPS6123215Y2 JPS6123215Y2 JP12708479U JP12708479U JPS6123215Y2 JP S6123215 Y2 JPS6123215 Y2 JP S6123215Y2 JP 12708479 U JP12708479 U JP 12708479U JP 12708479 U JP12708479 U JP 12708479U JP S6123215 Y2 JPS6123215 Y2 JP S6123215Y2
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- wire
- glaze layer
- lower glaze
- porous glass
- fan
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- Expired
Links
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Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として厨房のような食物を調理する
室に使用する換気扇の汚損を少なくするための換
気扇用排気筒に関するものである。
室に使用する換気扇の汚損を少なくするための換
気扇用排気筒に関するものである。
厨房などに使用される従来の換気扇は取付用の
器枠内に排気用のフアンを設けただけのものを普
通とするが、調理の際に加熱によつて発生する油
脂の微粒子が排気流に伴われてフアンや器枠内に
附着して短期間に汚損されるために屡々清掃を必
要とし、その取付個所からの取外しおよび分解、
組立を伴う清掃の手数はきわめて煩わしいものが
ある。
器枠内に排気用のフアンを設けただけのものを普
通とするが、調理の際に加熱によつて発生する油
脂の微粒子が排気流に伴われてフアンや器枠内に
附着して短期間に汚損されるために屡々清掃を必
要とし、その取付個所からの取外しおよび分解、
組立を伴う清掃の手数はきわめて煩わしいものが
ある。
本考案は前記のような従来の換気扇にみられる
清掃の煩わしさのきわめて少ない換気扇を提供す
るための換気扇用排気筒を目的としたもので、図
示の実施例に示すように、発熱線1の表面に下釉
層2を被着して該下釉層2の表面にさらに油脂酸
化用触媒を含有させた多孔質ガラス層3を被着し
てなる加工線材4をもつて組まれた網体5を中空
の本体6内に張設したことを特徴とするものであ
る。なお、図示の加工線材4は例えばニクロム線
をもつてした発熱線1の表面に通常の鋼板琺瑯の
下釉薬をかけて焼成することにより下釉層2を被
着し、次に、水酸化アルミニウムその他の適当な
気孔形成剤とマンガン、ニツケル、銅などの酸化
物をもつてした油脂酸化用触媒を添加した釉薬を
前記下釉層2の表面にかけて焼成することにより
油脂酸化用触媒を含有させた多孔質ガラス層3を
被着したものとして製造できるものであるが、こ
のような加工線材4をもつて1mm〜2mm角の網目
に組むことによつて網体5としている。また、7
は網体5を周縁において取付けたステンレス鋼よ
りなる保持枠環、8は発熱線1に接続するコー
ド、9はコード接続器である。
清掃の煩わしさのきわめて少ない換気扇を提供す
るための換気扇用排気筒を目的としたもので、図
示の実施例に示すように、発熱線1の表面に下釉
層2を被着して該下釉層2の表面にさらに油脂酸
化用触媒を含有させた多孔質ガラス層3を被着し
てなる加工線材4をもつて組まれた網体5を中空
の本体6内に張設したことを特徴とするものであ
る。なお、図示の加工線材4は例えばニクロム線
をもつてした発熱線1の表面に通常の鋼板琺瑯の
下釉薬をかけて焼成することにより下釉層2を被
着し、次に、水酸化アルミニウムその他の適当な
気孔形成剤とマンガン、ニツケル、銅などの酸化
物をもつてした油脂酸化用触媒を添加した釉薬を
前記下釉層2の表面にかけて焼成することにより
油脂酸化用触媒を含有させた多孔質ガラス層3を
被着したものとして製造できるものであるが、こ
のような加工線材4をもつて1mm〜2mm角の網目
に組むことによつて網体5としている。また、7
は網体5を周縁において取付けたステンレス鋼よ
りなる保持枠環、8は発熱線1に接続するコー
ド、9はコード接続器である。
このように構成されたものは、排気用のフアン
10の吸気側に中空の本体6の一端を連結するこ
とによつて換気扇とし、換気用のフアン10を緩
かに回転駆動させるとともに網体5に組まれた加
工線材4の発熱線1に通電することによつて該発
熱線1を200℃〜400℃程度に発熱させれば、その
熱は発熱線1の表面に被着した下釉層2を介して
さらに該下釉層2の表面に被着した油脂酸化用触
媒を含有させた多孔質ガラス層3も加熱された状
態となり、吸気側にある中空の本体6の開口端か
らフアン10によつて吸引される厨房などの室内
の空気は該中空の本体6内に張設された適数個の
網体5の加熱状態となつている多孔質ガラス層3
に全面的に接触したうえフアン10を経て外界に
排気されることとなる。しかして、この加熱状態
にある多孔質ガラス層3に含有されて同時に加熱
状態にある油脂酸化用触媒は該多孔質ガラス層3
の外表面からこれに通じる多孔質の組織に亘つて
部分的に露出していることによつて排気流中に油
脂の微粒子が伴われている場合にはこれを酸化分
解することとなり、その結果、網体5を通過した
排気中にはフアン10やその器枠内に油脂の形で
附着するものが殆んどなく、煩雑な清掃の必要な
く長期に亘つて使用できるものである。なお、発
熱線1の表面に被着した下釉層2は発熱線1と膨
張係数を近似なものとして強固に密着し、その表
面にさらに被着される多孔質ガラス層3とは一対
的に融着することによつて加工線材4も損傷な
く、長期の使用に耐えるものである。
10の吸気側に中空の本体6の一端を連結するこ
とによつて換気扇とし、換気用のフアン10を緩
かに回転駆動させるとともに網体5に組まれた加
工線材4の発熱線1に通電することによつて該発
熱線1を200℃〜400℃程度に発熱させれば、その
熱は発熱線1の表面に被着した下釉層2を介して
さらに該下釉層2の表面に被着した油脂酸化用触
媒を含有させた多孔質ガラス層3も加熱された状
態となり、吸気側にある中空の本体6の開口端か
らフアン10によつて吸引される厨房などの室内
の空気は該中空の本体6内に張設された適数個の
網体5の加熱状態となつている多孔質ガラス層3
に全面的に接触したうえフアン10を経て外界に
排気されることとなる。しかして、この加熱状態
にある多孔質ガラス層3に含有されて同時に加熱
状態にある油脂酸化用触媒は該多孔質ガラス層3
の外表面からこれに通じる多孔質の組織に亘つて
部分的に露出していることによつて排気流中に油
脂の微粒子が伴われている場合にはこれを酸化分
解することとなり、その結果、網体5を通過した
排気中にはフアン10やその器枠内に油脂の形で
附着するものが殆んどなく、煩雑な清掃の必要な
く長期に亘つて使用できるものである。なお、発
熱線1の表面に被着した下釉層2は発熱線1と膨
張係数を近似なものとして強固に密着し、その表
面にさらに被着される多孔質ガラス層3とは一対
的に融着することによつて加工線材4も損傷な
く、長期の使用に耐えるものである。
従つて、本考案は廚房などに使用して加熱調理
により油脂の微粒子を伴う室内空気を排気用のフ
アンを汚損させることなく排気する換気扇を提供
できる換気扇用排気筒として実用的価値きわめて
大なものである。
により油脂の微粒子を伴う室内空気を排気用のフ
アンを汚損させることなく排気する換気扇を提供
できる換気扇用排気筒として実用的価値きわめて
大なものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部切欠側面図、第2図は網体の正面図、第3図
は加工線材の一部切欠拡大端面図である。 1……発熱線、2……下釉層、3……油脂酸化
用触媒を含有させた多孔質ガラス層、4……加工
線材、5……網体、6……中空の本体。
一部切欠側面図、第2図は網体の正面図、第3図
は加工線材の一部切欠拡大端面図である。 1……発熱線、2……下釉層、3……油脂酸化
用触媒を含有させた多孔質ガラス層、4……加工
線材、5……網体、6……中空の本体。
Claims (1)
- 発熱線1の表面に下釉層2を被着して該下釉層
2の表面にさらに油脂酸化用触媒を含有させた多
孔質ガラス層3を被着してなる加工線材4をもつ
て組まれた網体5を中空の本体6内に張設したこ
とを特徴とする換気扇用排気筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12708479U JPS6123215Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12708479U JPS6123215Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5646731U JPS5646731U (ja) | 1981-04-25 |
JPS6123215Y2 true JPS6123215Y2 (ja) | 1986-07-11 |
Family
ID=29358960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12708479U Expired JPS6123215Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6123215Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125704A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 揮発性有機化合物処理ユニットの設置構造、及び、揮発性有機化合物処理ユニット |
JP2012125705A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 揮発性有機化合物処理ユニットの設置構造、及び、揮発性有機化合物処理ユニット |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP12708479U patent/JPS6123215Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5646731U (ja) | 1981-04-25 |
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