JPS61232149A - 飲料缶の溶接缶胴 - Google Patents

飲料缶の溶接缶胴

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JPS61232149A
JPS61232149A JP6389585A JP6389585A JPS61232149A JP S61232149 A JPS61232149 A JP S61232149A JP 6389585 A JP6389585 A JP 6389585A JP 6389585 A JP6389585 A JP 6389585A JP S61232149 A JPS61232149 A JP S61232149A
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JP
Japan
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diameter
welded
opening
dimension
reduced
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Pending
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JP6389585A
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English (en)
Inventor
中島 芳幸
桜井 徹男
進 田中
由里 竹田
靖 伊藤
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Hokkaican Co Ltd
Original Assignee
Hokkaican Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、少なくとも一方の開口部側に縮径部を備える
飲料缶などに用いるスリーピース缶用の溶接缶胴に関す
る。
(従来の技術) 近年、金1E製飲料缶などにおいて、趣味感の多様化に
より変形缶が多用されるようになって来た。
その一種として缶胴の開口部側に向って缶胴径が次第に
小径となる連続した縮径部を備えるスリーピースの所謂
ネックイン缶は知られている。しかしながらこのネック
インスリーピース缶は缶蓋の小型化によるコストダウン
或いは缶胴外面と缶蓋巻、締部とを同一面上にすること
による梱包上のメリットなどを考慮したものであり、従
って縮径部における缶胴の軸心方向への缶胴の絞込寸法
も缶胴径に対して6%以下の比較的小さなものであって
、缶胴の外観が変化に乏しいという問題がある。
他方、缶胴の開口部側に缶胴の軸心方向への缶胴の絞込
寸法が缶胴径に対し6%以上という大きな絞込加工を施
して特徴のある縮径部を形成させるには絞込加工時に大
きな成形加工が施されても所定の形状が出て色品質的に
も問題がなく、また生産性の面でも支障のない事が必要
であり、かかる技術的課題を解消し、缶胴の絞込寸法が
缶胴径に対し6%以上の縮径部を備えた缶胴から成る変
形缶の出現が望まれていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はかかる従来の問題を解消し、缶胴の少なくとも
一方の開口部側に大きな絞込加工の施された縮径部を備
え、形状に変化を与えた趣味感のあるデザインであって
、手で握り易い缶胴を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するためになされたものであ
って、第1発明の溶接缶胴は、側縁が溶接された缶胴の
少なくとも一方の開口部側にこの開口部に向って相隣れ
る小径部の胴径より順次小径で複数の段部を備える縮径
部を絞込加工により設け、この縮径部における缶胴の軸
心方向への缶胴の絞込寸法を缶胴径に対し6〜15%と
し、かつ缶胴の軸方向の縮径長さを該絞込寸法の1.5
〜5.0倍に形成した缶胴において、前記缶胴を厚さ0
.18〜0.23awIで、かつロックウェル硬度(H
R30T )が52〜60から成る鋼板で構成したこと
を特徴とする。
第2発明の溶接缶胴は、側縁が溶接された缶胴の少なく
とも一方の開口部側に、この開口部に向って缶胴径が次
第に小径となる連続した縮径部を絞込加工により設け、
この縮径部における缶胴の軸心方向への缶胴の絞込寸法
を缶胴径に対し6〜15%とし、かつ缶胴の軸方向の縮
径長さを該絞込寸法の1.5〜5.0倍に形成した缶胴
において、前記缶胴を厚さ0.18〜0.23jwで、
かつロックウェル硬度(HR30T )が52〜60か
ら成る鋼板で構成したことを特徴とする。
(実施例) 以下本発明を図面により説明する。
図面は、本発明の溶接缶胴の1例を示すものであり、(
1)は側縁に継目を有し両端に開口部(りを備える筒状
の缶胴、(3)は缶胴(1)の開口部(D側に絞込加工
によって設けられた開口部(ゐに向って相隣れる小径部
(4)の胴径より順次小径で複数の段部(5)を備える
縮径部を示す。そして図示実施例では、縮径部(3)を
缶1 (1)の両開口部(2)側に夫々設けものであり
、この縮径部(3)を缶!$1 (1)の開口部(2)
側に絞込加工を施して開口部(2)に形成した開口径−
嘔を缶胴径Wより減じた値を缶胴(1)の軸心方向への
絞込寸法Sとし、この絞込寸法Sとし、この絞込寸法S
を缶胴径Wに対し次式C僻りれζ濾で6〜15%のに凹
とし、かつ缶胴(1)の軸方向の縮径長ざLを前記絞込
寸法Sの1.5〜5.0倍の範囲とするものである。
すなわち缶胴(1)の絞込寸法Sにおいては缶胴径Wに
対して6%以下では、縮径部(3)の視覚的差異が顕著
ではないためデザイン的効果および手での握り易さ等の
色線能面で従来品と何ら変る所がなく、また15%を超
すと缶胴(1)に絞込加工を施して縮径部(3)を形成
する際に用いる絞込加工装置の機能が複雑化し、製造に
時間を要し生産効率が低いばかりではなく、縮径が顕著
となって縮径部(3)にしわを発生し外観を損う。縮径
長さLにおいては絞込寸法Sに対して1.5倍以下では
縮径部(3)の視覚的差異が顕著ではないためデザイン
的効果および色線能面で従来品と何ら変る所がなく、ま
た5倍を超すと縮径部(3)が視覚的に明確に現われな
いためデザイン的効果がなく、かつ手での握り易さ等の
色線能面で従来のストレート化と変りなく、更に缶胴(
1)に縮径長さしがより長い縮径部(3)を形成させる
必要があるため絞込加工に用いる絞込加工装置の缶胴(
1)内に出入するダイリング機構が複雑となり、かつ出
入に時間を要し生産効率が低くなる。
そして、缶胴(1)の軸心方向への缶11(1)の絞込
寸法Sを缶胴径Wに対し6〜15%、Ffi胴(1)の
軸方向の縮径長さしが絞込寸法の1.5〜5.0倍の縮
径部(3)を備える缶胴(1)を得るために解決しなけ
ればならない問題点、すなわち絞込加工の際所定形状の
縮径部(3)が得られること、縮径部(3)にしわが発
生しないこと、絞込加工装置のダイリング機構が複雑で
なくかつ生産効率が高いこと。
得られた缶胴および缶体の座屈強度、バネリング強度が
良好であること、更に缶胴(1)に予め施されている保
護塗料および印刷が絞込加工の際剥離しないことなどに
ついて種々検討した結果、側縁の継目が溶接された溶接
缶胴であって、缶胴(1)がブリキ板、ティン・フリー
・スチール板などのような鋼板であって、厚さを0.1
8〜0.23履、ロツクウx /L/硬度(HR30T
:JISZ22501C基く)を52〜60の範囲とす
るものが最適であごとを知見し、本発明を完成した。
すなわち厚さにおいては、0.18#Im以下では得ら
れた缶体の座屈強度およびバネリング強度が低下して実
用性に欠ける。そこで座屈強度およびバネリング強度を
高めるためには缶胴(1)にロックウェル硬度の高い材
料を用いると良いが、この硬度が高い場合には絞込加工
性が低下し、缶胴(1)の開口部(つ周縁にしわが発生
し外観および缶品質を損う。また0、23.を超すと絞
込加工時の成形加圧を高める必要が生じ生産効率が低下
しかつ加工装置の摩耗、破損につながるばかりではなく
材料費のコストアップとなる。ロックウェル硬度(ll
R30T )においては52以下では缶胴(1)が柔ら
かすぎて予め平板状態での保護塗料および印刷を施す際
に板折れが発生し易く、かつスプリングバックが低下し
て絞込加工時において加工装置のダイリング機構が缶胴
(1)内から円満に出す生産効率が低下し、更に缶体に
した際座屈強度およびバネリング強度が低下し僅かな衝
撃で凹みが発生し易く実用性に乏しくなる。また60を
超すと缶胴(1)が硬くなって絞込加工性が低下し、缶
胴(1)の開口部(り周縁にしわが発生し外観および缶
品質を損う。
かくするときは、缶!I(1)の開口部(2)側に形状
に変化を与えた趣味感のあるデザインであって手で握り
易い縮径部(3)を備えた缶IN (1)が得られる。
前記図示実施例では、缶IN (1)の開口部(D側に
絞込加工により開口部(ゐに向りて相隣れる小径部(4
)の胴径より順次小径で複数の段部(5)を備える縮径
部(3)を構成させたものであるが、缶胴(1)の開口
部(2)側にこの開口部(2)に向って相隣れる小径部
(4)の胴径より順次小径で複数の段部(5)を備える
縮径部(3)を絞込加工により形成させた後に次いで缶
胴(1)の少なくとも一方の開口部(2)側に形成され
た小径部(4)と段部(5)とを有する縮径部(3)を
缶胴(1)の内外面からロールにより押圧して開口部(
2>に向って缶胴径Wが次第に小径となるなめらかな連
続した縮径部を構成させても支障はない。
また図示実施例では缶胴(1)の両開口部(2)側に夫
々縮径?ilS (3)を設けたものであるが、缶IN
 (1)の一方の開口部(乃側にのみ縮径部(3)を設
けたものであっても良い。更に図示実施例では缶胴(1
)の両開口部(乃銅に設けた夫々の縮径部(3)の縮径
寸法Sおよび縮径長さしを同一としたが、両者の縮径寸
法Sおよび縮径長さLの夫々が異なっても良い。
尚、本発明実施の缶1 (1)を製造するには、缶胴の
一端側或は両端側に缶胴の中央側から開口部側に複数の
間隔を存し、そして開口部側から遠い順に複数回の絞込
加工を施して缶胴中央側から開口部側に向って相隣れる
小径部の缶胴径より順次小径で複数の段部を備える縮径
部を形成して最終口径まで絞込む方法、或は前記方法で
缶胴の少なくても一方の開口部側に形成された前記小径
部と段部とを有する縮径部を缶胴の内外面からロールに
より押圧して平坦な縮径部を形成させる方法を用いるこ
とにより縮径寸法Sが大きくても縮径部や開口部にしわ
を生ずることなしに外観的に優れた缶胴を連続して効率
よく製造出来る。
(発明の効果) このように本発明の第1発明および第2発明の溶接缶胴
は缶胴を厚さ0.18〜0.23履で、かつロックウェ
ル硬度(HR30T )が52〜60から成る鋼板で構
成したので、側縁が溶接された缶胴の少なくとも一方の
開口部側にこの開口部に向って缶胴径が次第に小径とな
り、かつ缶胴の軸心方向への缶胴の絞込寸法が缶胴径に
対し6〜15%、また缶胴の軸方向の縮径長さが絞込寸
法の1.5〜5,0倍の所定形状通りの縮径部をしわ、
傷等を付けず、生産性良く絞込加工により形成出来て、
缶胴の形状に変化を与えた趣味感のあるデザインであっ
て、手で握り易い縮径部を備えた缶胴を提供する効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施の1例を示す截断側面図である。 (1)・・・缶胴 (り・・・開口部 (3)・・・縮径部 (4)・・・小径部 (5)・・・段部 W・・・缶胴径 S・・・絞込寸法 し・・・縮径長

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、側縁が溶接された缶胴の少なくとも一方の開口部側
    にこの開口部に向って相隣れる小径部の胴径より順次小
    径で複数の段部を備える縮径部を絞込加工により設け、
    この縮径部における缶胴の軸心方向への缶胴の絞込寸法
    を缶胴径に対し6〜15%とし、かつ缶胴の軸方向の縮
    径長さを該絞込寸法の1.5〜5.0倍に形成した缶胴
    において、前記缶胴を厚さ0.18〜0.23mmで、
    かつロックウェル硬度(HR30T)が52〜60から
    成る鋼板で構成したことを特徴とする溶接缶胴。 2、側縁が溶接された缶胴の少なくとも一方の開口部側
    に、この開口部に向って缶胴径が次第に小径となる連続
    した縮径部を絞込加工により設け、この縮径部における
    缶胴の軸心方向への缶胴の絞込寸法を缶胴径に対し6〜
    15%とし、かつ缶胴の軸方向の縮径長さを該絞込寸法
    の1.5〜5.0倍に形成した缶胴において、前記缶胴
    を厚さ0.18〜0.23mmで、かつロックウェル硬
    度(HR30T)が52〜60から成る鋼板で構成した
    ことを特徴とする溶接缶胴。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011031916A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Hokkai Can Co Ltd 溶接缶体
JP2011084319A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Hokkai Can Co Ltd 溶接缶体
JP2011131916A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Hokkai Can Co Ltd 溶接缶体
JP2014200811A (ja) * 2013-04-03 2014-10-27 北海製罐株式会社 缶胴の加工方法及び缶胴
JP2016005967A (ja) * 2014-05-30 2016-01-14 ユニバーサル製缶株式会社 飲料缶

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153334B2 (ja) * 1981-09-18 1986-11-17 Terumo Corp

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