JPS61231823A - 加圧可能なスプライスケ−ス - Google Patents

加圧可能なスプライスケ−ス

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JPS61231823A
JPS61231823A JP61040122A JP4012286A JPS61231823A JP S61231823 A JPS61231823 A JP S61231823A JP 61040122 A JP61040122 A JP 61040122A JP 4012286 A JP4012286 A JP 4012286A JP S61231823 A JPS61231823 A JP S61231823A
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  • Cable Accessories (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、通信ケーブルのスプライスなどの基材を封入
する゛スプライスケースに関し、詳しくは加圧可能なス
プライスケースに関する。
[従来技術] ケーブル間のスプライスは、例えば、腐食ならびに他の
化学的および機械的破損を防止する場合に、環境から保
護しなければならない。そのような保護は、高性能接着
剤またはシーラントによりスプライスのそれぞれの側で
ケーブルに結合するまたはケーブルを封止するプラスチ
ックまたは他の材料を用いて、スプライスのまわりにス
プライフに一フ九躬虚士1−シ1−ドア^竺÷1−如1
 地任類かのケーブルは、水蒸気などの汚染物から保護
するためにおよび(局在的な顕著な圧力低下により)ケ
ーブル破損を早急に知らせるために内部で加圧されてい
る。圧力がケーブルに沿って移動する場合におよび加圧
の好都合な効果がスプライスケース自体の中で存在する
場合に、そのようなケーブル間のスプライスケースは耐
圧性でなければならない。
米国特許明細書第1,545.128号において、加圧
ケーブル用スプライスケースが開示されている。成形プ
ラスチック部分が、スプライスのそれぞれの側でケーブ
ルのまわりに供給され、中央スリーブが1つの成形部分
から他の成形部分に伸び、スプライスそれ自体をブリッ
ジする。それぞれの成形部分は、その中をケーブルが通
過するチューブ状延長を有する。この延長はケーブルに
係合するように熱収縮し、ケーブルスプライスに面する
従って、スプライスケースが完成した場合に、チューブ
状延長はケーブルに係合するようにスプライスケース内
の圧力により押し付けられ、延長とケ−プルの間の結合
は剥離されない。(スリーブが上にある)成形部分のフ
ランジが内圧によりスリーブに向かって更に押し付けら
れるので、成形部分と中央スリーブの間の封止も耐圧性
である。過剰なねじれを防止するように外部クランプが
与えられている。
この解決法は、はぼ満足できるものである。しかし、小
さい許容誤差で種々の部品を製造しなければならず、そ
の最も簡単な態様において少なくとも、高外圧下で長時
間にわたり封止を維持できない。
上記設計の成形部分をV字形封止(圧力に応じて開き得
る実質的に断面V字形のプラスチック材料からできてい
るストリップ)で置き換えた場合、および中央スリーブ
を収縮性スリーブで置き換えた場合に、封入されるケー
ブルの寸法には幾分制限がなくなる。V字形封止の使用
は米国特許明細書第2,040,106号に開示されて
いる。しかし、その結果は満足できるものであるが、装
着において収縮性スリーブを収縮させるためにかなりの
量の熱が必要である。
[発明の構成] 本発明者らは、可撓性材料のシートが封止のみを与え、
機械的拘束が実質的に剛直なケーシングおよび/または
サポートにより与えられる場合に、ソートの使用により
、正のおよび/または負の外圧に対して封止を維持する
ことが可能になることを見い出した。
従って、本発明は、 スプライスのまわりに巻き付けられ実質的に全体的にス
プライスを封入する可撓性不透過性シート、 スプライスのまわりで環境的封止を形成できるシートと
一体になった封止材料、および包囲されたスプライスの
まわりに位置するケーシング を有して成り、ケーブルスプライスを環境的に保護する
のに適したアッセンブリであって、シートは実質的に断
面V字形の縁部分を有し、7字の両腕は巻き付けシート
の外側と内側の間の圧力差に応じて開き、シートに対し
て封止材料により形成された封止が圧力差により剥離さ
れないことを特徴とするアッセンブリを提供する。シー
トは非常に可撓性であることが好ましい。
外ケーシングは不透過性であり、円筒状である。
この場合に、円筒はケーブルを収容し、圧力維持の問題
は低減する。侵入ケーブルと、ケーブルを包囲する円筒
の末端との間の環状空間を封止するための内部末端サポ
ートは、これら環状空間を部分的に充填し、サポートが
包囲するケーブル、およびサポートを包囲する円筒状ケ
ーシングの両方6に対して封止される。可撓性不透過性
シートが、スプライス領域に侵入するケーブルまたは末
端サポートと円筒状ハウジングの間を封止する。従って
、サポートおよびハウジング(これは実質的に剛直であ
ってもよい。)は、封止のみとして機能する可撓性シー
トを把持する保持機能を与える。
このように保持機能と封止機能は分離している。
巻き付けシートのそれぞれの側に耐高圧性を与える方法
は、シートがスプライスを横切って伸び、1つの末端の
過剰な圧力(例えば、高内圧)に応じてそれぞれの末端
で拡張し得る形状を有するシートを用いることである。
外圧が高い場合に(例えば、シートとケーシングの間の
)封止の少なくとも一部分の破損は許容される。しかし
、そのような破損は、1つの末端サポートから他の末端
サポートへのシートの拡がりに起因してアッセンブリの
外側から内側に漏れ経路を形成しない。これは図面に示
されている。
サポートまたはケーブル(および要すればケーシング)
に対するシートの封止は、シーラント、接着剤、ゲル、
または他の封止材料の使用により向上する。これらは、
シート、ケーシング、ケーブルまたはサポートに直接に
適用してよく、または、テープなどの形態で裏打ち上に
適用してもよい。ゲルの使用によって、より高い温度性
能が得られ、再入が容易になる。一般に、ゲルは、lO
O〜350(l O−’n+m)のコーン貫入度および
少なくとも200%の極限伸び、ならびに要すればlO
7ダイン7cm2以下の弾性率を有する材料から成る。
特に、材料は、硬化性ポリウレタン前駆体20〜40重
量%、および植物油に対して鉱油の割合が0.7〜2.
4である鉱油/植物油混合物80〜60重量%からなる
液状混合物をゲル化することによって調製できる。重量
%は、ポリウレタン前駆体および鉱油/植物油混合物の
総重量に対しての値である。
要すれば、末端サポートは、末端サポートとケーブル(
または他の基材)、可撓性シートまたはケーシングの間
の封止を向上するように、寸法的回復性、特に熱収縮性
であることが好ましい。特に、末端サポートは、電気的
熱収縮性であることが好ましい。電気的熱収縮性である
ことにより、末端サポートの特定部分が他の部分と別個
に回復することが可能になるからである。例えば、ケー
ブル分岐が、特定ケーブルを封止すべき場合には、出口
のみが回復を必要とする。成る態様において、サポート
は、封入すべき基材の少なくとも一部分により与えられ
てもよく、別の部品は必要ではない。これは、封入すべ
き基材が実質的に均一な断面寸法を有する場合、および
外ケーシングが基材形状に合致する形状を有する場合に
好ましい。
アッセンブリまたは少なくとも外ケーシングは、チュー
ブ型であるよりもラップアラウンド型であることが好ま
しい。このことは、ケーブルの自由末端に接近すること
なく、ケーブルなどの基材のまわりに装着できることを
意味する。従って、ラップアラウンドケーシングは、断
面において永久的には閉鎖していないが、一体に接合で
きるハーフシェルの形状であってもよく、またはケーブ
ルのまわりで巻き付け得るまたは屈曲できる可撓性スリ
ーブの形状であってもよい。縁部分は、要すれば、ラッ
プアラウンド型であってもよい。
軸方向強さおよび/またはねじれ強さをアッセンブリに
与えるために特に、相互に末端サポートを把持する成る
手段を与えることが好ましい。ロッドまたはバーが1つ
のサポート末端から他のサポート末端に存在してよい。
1つまたはそれ以上のロッドまたはバーは、シートが1
つの末端サポートから他の末端サポートに伸びる場合に
おいてアッセンブリが上記種類であるならば、過剰な外
圧がアッセンブリにかかる時に、可撓性シートを支持す
るサポートを与える。
可撓性シートの重なる長さ方向縁は、過剰な内圧下で相
互に移動しようとするが、この移動は、ケーシングを重
ねることにより最終的に防止される。そのような移動は
、例えば接着剤によりまたはポケット中のランニングに
よりシートの縁部分に取り付けられた上記ロッドもしく
はバー、または他の長い部材により更に防止される。
以下に添付図面を参照して本発明を更に詳しく説明する
第1図は、ケーブルlのまわりに形成された従来技術の
スプライスケースである。わかり易くするように、スプ
ライスそれ自体は図示していない。
スプライスケースは末端にフランジ3を有する金属ハー
フシェル2から形成されており、フランジ3はサポート
リング4に係合している。サポートリング4は、ケーブ
ル1に係合する寸法的回復性内部分6および外部分7を
有する末端サポート5を支持する。寸法的回復性スリー
ブ8は、末端サポート5に向かってスリーブ8を把持す
る外クランプ9を除いて、全構造を包囲する。
スプライスケース内の過剰の圧力P1は、部分6とケー
ブルlの間、または部分7とスリーブ8の間の封止を剥
離しない。しかし、この設計は、小さい許容誤差を必要
とし、高い過剰の外圧により封止が剥離することがある
本発明の第1の態様を第2図に示す。図示するアッセン
ブリは、(図面の左側に示すように)単一構造の末端サ
ポート5、または(図面の右側に示すように)ケーブル
lを封止するために別の封止チューブまたは他の部材1
1を有する。ケーブルに対するこの封止は、接着剤また
は他のシーラント材料により、機械的手段により、寸法
的回復により、またはこれらの2つもしくはそれ以上の
方法により行える。回復を熱により行う場合に、回復性
部分は、熱変色性塗料または他の温度指示塗料の被覆な
どの温度指示体を含んでもよく、充分な熱が供給された
場合に指示が得られる。可撓性シートI2は、(再入可
能縁部分と呼ばれることがある)実質的に断面V字形で
ある縁部分13を有し、図面に矢印で示すように、末端
サポート5のまわりに巻き付けられる。サポート5はな
くてもよく、シートはケーブル上に直接に存在してもよ
い。再入可能部分13は、装着される場合に、その末端
で閉鎖していることが好ましく、または連続環を形成す
ることが好ましい。再入可能部分には、発泡体ストリッ
プ弾性的拡張性部材などの内部剥離層が設けられていて
よく、これにより、例えば、実質的にV字形の断面は確
実に開いたままであり、またはスプライスケース内の圧
力に応じて確実に開くことができる。従って、シートは
、1つの末端サポートの付近から他の末端サポートの付
近にまで圧力保持クロージヤーを形成する。
「V字形」とは、文字「V」の形状のみに限定されるも
のではなく、例えば、文字「U」の形状も含まれる。必
要なことは、開くことができ、その間から圧力が逃げる
ことを防止するように直接にまたは間接に一致する2つ
の表面を与えることである。
V字形封止は当該技術において良く知られているが、英
国特許第2,040,106号に記載されているように
、材料ストリップの形態で用いられている。
可撓性シート12を末端サポート5のまわりに装着した
後に、外ケーシング14を所定位置へと滑動させること
により、または他の方法により所定位置に配置する。可
撓性シートはテーパー状であってもよく、またはサポー
トに他の方法で固定されてもよく、これらの間、特に、
これらと介在マスチックまたはゲルまたは他の封止材料
の間の良好な封止を確実に行う。図面は、分解図であり
、サポート5とケーシング14の間の空間は拡大されて
いる。しかし、この設計によって製造の許容誤差は大き
くなり、シートにより封止されるサポートとケーシング
の間の空間は全く大きいものになる。この態様または他
の態様において、シート自体は充分な耐クリープ性を有
するので、シートとケーシングの間に所望寸法差を設け
ることができる。
ケーシング内の圧力はサポートまたはケーブルとシート
(再入可能部分13の内リム)の間の封止を強化するが
、封止材料を供給することが好ましい。
シート、ケーシング、サポートもしくはケーブルの適切
な表面、またはこれらの2つもしくはそれ以上は接着剤
、マスチックなどのシーラント、またはゲルで被覆され
てもよい。例えば、感圧性両面接着テープが、ケーブル
またはサポート5の部分7のまわりに巻き付けられ、シ
ートが接着する表面が与えられる。しかし、そのような
封止は、その可能な高温性能および再入し易さに原因し
てゲルにより与えられてもよい。
この第1の態様において、封止の不足によりケーブルス
プライスに漏れ経路が形成しないので、ケーシング14
と再入可能部分13の外リムの間の封止を与える必要が
一般的にはない(ラップアラウンドシート12の重なっ
た縁の間の封止の問題は以下に説明する。)。実際、過
剰な外圧が縁部分13と末端サポート5の間の封止を向
上するように、縁部分I3とケーシング14の間で作用
できることが好ましい。そのような過剰な圧力がシート
を内側方向に押しつぶす可能性がある場合に、末端サポ
ート5またはケーブルの間の付加的サポートが好ましい
。そのような付加的サポートは、1つのサポート5から
他のサポートに伸びるノ\−フシエルを有してもよい。
ハーフシェルはそれぞれ180°の弧として拡がる必要
はなく、ノ\−フシエルとは例えば120°またはそれ
以下の角度の弧の3つまたはそれ以上のソエルを有して
もよい。しかし一般に、本発明のアッセンブリにより与
えられるスプライスケースの基本構造は、可撓性シート
および外ケーシングのみから成ることが好ましい(好ま
しいクリップおよびクランプなどの補助的要素が与えら
れていてもよい。)。
過剰な外圧下での封止の保守は、第3図から、より容易
に理解できる。サポート6は無くてもよく、シート12
はケーブル1の上に直接に位置してもよい。PがPlよ
りも大きい場合に、シート12とサポート5またはケー
ブルとの間の封止は、剥離せず、シート12とケーシン
グ14の間の封止が不足しても、スプライスケースに漏
れ経路が生じない。plがPよりも大きい場合に、シー
ト12の縁部分13は開き、封止は剥離しない。
この場合に、ケースは過剰な拡張に対してシートを保持
するように働くが、シートが充分に耐クリープ性である
場合にこの特徴は必要でない。
第3図に、末端サポート5の1つに設けられた圧力アク
セス弁15を示すが、圧力アクセス弁はシート中にあっ
てもよい。更に、末端サポート5は、導体16から電力
供給される電気的熱回復性スリーブ11によりケーブル
に封止されている。
アッセンブリにおいて用いた封止材料は、熱活性、特に
電気的熱活性であってよい。従って、サポート、スリー
ブ11またはシート12は電気ヒーターを含んでいても
よい。スリーブ11はラップアラウンド型またはチュー
ブ型であってよく、それ自体で部分的に導電性であって
、電源に接続された場合に熱くなり収縮する回復性スリ
ーブを含んで成る。あるいは、分離した電気ヒーターま
たは他のヒーターが与えられてもよい。電気ヒーターは
、正温度係数抵抗(PTC)の導電性ポリマー組成物を
含んで成ることなどに原因して、温度に関して自己調節
できることが好ましい。ヒーターの機能が接着剤を活性
化することである場合には、90〜130℃のスイッチ
ング温度が適しており、ヒーターの機能が熱回復である
場合には、130〜160℃のスイッチング温度が適し
ている。
本質的に電気的熱収縮性であるスリーブは、回復性PT
C導電性ポリマー組成物のシート、導電性ポリマー組成
物のいずれかの側のシート電極、およびそれぞれの電極
の露出表面を覆う絶縁層のラミネートを有して成る。電
極は孔を有することが好ましく、重なったポリマー組成
物が回復する場合に電極を小さくすることが可能になる
。PTC材料の単一層に代えて、実質的な定ワット材料
(即ち、実質的な零温度係数抵抗(ZTC)を有する材
料)層の間にPTC材料をはさんだラミネートなどの2
層またはそれ以上のラミネートを用いる場合に、改良さ
れた電気性能が得られる。スリーブは、要すれば母線を
介して、それぞれの電極シートに導体を取り付けること
により電力供給され、これにより、スリーブの厚さ方向
に電流が流れる。
スリーブはチューブ状として形成してよいが、平坦なシ
ートを製造し、巻き付けてスリーブを形成することが簡
単である。スリーブの向かい合う縁部分は、レール(レ
ールはそれぞれの電極に接続された母線を包含してよい
。)へと形成してよく、レールは、例えば断面C字形の
チャンネルにより一体にされ、シートをラップアラウン
ド形状に保持する。あるいは、向かい合う部分は、縫製
されるラップ接合を形成してもよい。
ラップ接合において上の縁部分の下方電極のストリップ
および下の縁部分の上方電極のストリップを除去するこ
とにより、改良されたラップ接合が得られる。次いで、
スリーブ全長にわたって伸び、電極の除去ストリップの
効果的な代替を行うPTC材料のストリップを、重なり
縁部分の間にV廣ナス 々い−75−7い、プを庭合本
稿制すス−4−の宜仕計により、かさばらないクロージ
ヤーが得られ(除去された電極および絶縁の厚さはPj
C材料の新しいストリップの厚さよりも大きい。)、短
絡の危険性が低減しスリーブの全周でのPTC制御加熱
が可能になる。この電気スリーブ設計は新規であり、本
発明のアッセンブリの他の要素を用いない状態でケーブ
ルアクセサリ−およびパイプライン分野において用いて
もよい。
スリーブ11はスプライスケースに面するので、スリー
ブ11とケーブルの間の封止は過剰の内圧に本質的に耐
える。一方、適当な接着剤および装着法を用いた場合に
、これら封止は、さらされる可能性がある期間および大
きさの過剰の外圧に耐えることができる。サポート5/
ケーシング14接合での過剰の内圧および外圧に対する
準備は、同様にしては(即ち、高性能接着結合により)
形成されないことが好ましい。部分的には、再入が難し
いからであり、部分的には、剥離を生じさせる圧力の効
果は湾曲半径が大きくなる程大きくなるからである。
別の態様について説明する。末端サポート5の一方また
は両方は、ケーブル数に等しい複数の部分6により、ま
たは部分の1つまたはそれ以上が2本またはそれ以上の
ケーブルを収容する数が少ない部分6により、2本また
はそれ以上のケーブルに対して用いられてもよい。1つ
の部分6における2本またはそれ以上のケーブルの封止
は、英国特許公告第2,019,120号に記載されて
いるような分岐クリップ(三より行なわれる。サポート
6を用いない場合に、そのような分岐クリップはシート
上に直接に用いられる。
第4a図および第4b図は、再入可能またはV字形部分
13が、第2図に示すような2つの縁のみのまわりでな
く、全ての祿に存在する可撓性シート12を示す。矢印
は、シートがケーブルスプライスおよび要すれば末端サ
ポートのまわりに巻き付けられる方向を示す。部分13
aは、ケーブルスプライスの長さ方向に存在し、第2図
のシートにおいて縁I3の開放末端で生じる漏れ経路を
防止するのに役立つ。また、部分13aは、シートの長
さ方向型なり末端の間の漏れを防止するのに役立つ。一
般に、部分13aがシートの全幅において存在する必要
はなく、ドツトを付した部分(1つの縁のみにおいて図
示する。)は無くてもよく、部分13bが単にその末端
で単に閉鎖してもよい。
第4b図に示す第4a図の断面図は、封止材料18で被
覆された縁部分13を示す。封止材料18は、例えば、
マスチック、ゲル、またはマスチックもしくはゲルを含
浸させた連続気泡発泡体からなるテープなどである。封
止材料18は、ガラス繊維充填などにより強化されてよ
く、装着前に剥離層19で被覆されている。封止材料の
厚さは、0.5〜3 mm、特に約1mmであることが
好ましく、シートの厚さは0.5〜2mm、特に約0 
、8 mmであることが好ましい。シートは実質的に寸
法的非回復性であることが好ましく、ポリマー材料、例
えば、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、ポリアミド、
または約80℃までで充分な熱安定性を有するポリマー
もしくは他の材料から成ることが好ましい。シート材料
は照射されてもよく、アニールされでもよい。シートは
、2層またはそれ以上のラミネート、例えばプラスチッ
ク層と金属箔層のラミネートを有して成る。
熱活性を要する封止材料18、例えばホットメルト接着
剤または他の活性接着剤を用いる場合に、加熱のため、
シート12と一体になっていることが好ましい手段を設
けてもよい。そのような手段は、縁部分13に熱接触す
る導電性ポリマー組成物または抵抗線を包含する。
シートの寸法は、封入すべきケーブルスプライスまたは
他の基材の寸法に依有するが、500〜1000mm、
特に約760mmの長さ、および300〜600 mm
、特に約400mmの幅が一般的である。部分13の幅
は20〜40mm、特に約30mmであることが好まし
い。シートの縁(即ち、rVJ字形部分)は、屈曲可能
な場合にはシートを屈曲することにより、または屈曲不
可能な場合にはシートを溶接することにより形成できる
第5図は、要すれば、シート12に取り付けら1−1)
+瞳性−z 、、、 V七fi−Iりζ−00t、六十
2;1LI2を示す。これらバー20は末端サポート5
に接続しており、要すれば、スプライスケースに長さ方
向強さおよびシートに内部サポートを与える。
バー20は、両面接着テープ21によりシート12に取
り付けられている。あるいは、バー20はシート内のポ
ケット中に存在してよく、または他の機械的取り付け手
段を用いてもよい。そのようなバーは上記のハーフシェ
ル内で用いてもよく、この場合にバーはサポートに直接
に係合せずに、バーフンエルに係合する。これらバーは
、アッセンブリに軸方向および7/またはねじれ強さを
与える上記のバーと同じであってもよくまたは別であっ
てもよい。
ラップアラウンドシート12の重なり長さ方向末端の間
の封正について説明する。スプライスケースでの漏れ経
路の発生を防止するには、(a)周囲封止を、シートと
サポート5またはケーブルならびにシートと他の要素の
間の両方において保持すること、または(b)シートと
ケーシングの間の封止か必要でない場合に、シートおよ
びサポートまたはケーブルのみが封止クロージヤー(ケ
ーシングは保持機能を有し、衝撃破損などに対する耐性
を与える。)を与えることが必要である。状況(a)は
、第7図に示す第2の態様に関する。状況(b)は今、
説明していることである。
一般にシート12の長さ方向縁の間のラップ接合は過剰
な内圧または外圧により剥離しないので、その問題は深
刻ではない。第6a図および第6b図は、過剰な内圧お
よび外圧の効果をそれぞれ示すスプライスケースの横断
面図である。ケーシング14と末端サポート5(よって
、バー20)の間の大きな許容誤差において機能できる
ことがわかる。
しかし、長さ方向縁は、向かい合った状態で重なり、ピ
ッグティル状のラップ接合を形成する。この場合に、長
さ方向縁部分の一方または両方が、第4a図のように、
実質的に断面7字形であることが好ましい。内圧により
生じる剥離が防止できるからである。使用時または装着
時に、例えば接着剤が活性化および/または硬化する間
、ラップ接合された縁を一体に把持するために、長いク
ランプが与えられてもよい。
第6a図において、過剰な内圧は可撓性シー)・I2を
ケーシング14に向かって押し付ける。同様の圧力(P
 ’)がシートの自由縁のそれぞれの面にかかるので、
重なりでの封止18は剥離しない。
同様に第6b図において、過剰な外圧によりシート12
がバー20およびサポート5の部分7に向かって押し付
けられる場合に、同様の圧力(P)が自由末端のそれぞ
れの面にかかるので、封止18は剥離しない。
封止18は剥離されないが、高い過剰な内圧において特
に、封止には剪断力がかかる。
一般に、剪断の問題は次の2つの方法の一方または両方
により解決できる。第1に、シートがケーシング14に
接触するまで滑動を可能にする封止を用いる。ゲルは、
漏れ経路の形成なくそのような動きが生じ得ることにお
いて有用である。長さ方向封止は、重ねられる末端およ
び要すれば封止材料に磁性材料を含めることにより、ま
たは磁性的に縁を一体に挟み付ける外部部材の使用によ
り、磁力により増強される。第2に、封止が剪断に付さ
れる程度を減少する。これは、シートを強化することに
より、または第5図および第6図に示すようなロッド2
0または他の部材をソートに取り付けることにより行え
る。他の部材は例えば末端サポート5に係合する。ある
いは、シート自体は、封止18に剪断を生じさせない力
の作用下で拡張できてもよい。これは、第6b図に示す
ようにシートの少なくとも一部分において(プリーツま
たは他の重なりを含む)コルゲートなどの手段を与える
ことにより、または伸張できろ材料をソートの一部分と
して用いることにより行える。
第7a図および第7b図において、可撓性シートの第1
部分はケーシング14とサポート5の間でアッセンブリ
のそれぞれの末端において供給されている。シートの第
1部分は、ケーシング14とシートの間およびサポート
5とシートの間の封止が過剰な内圧によりまたは過剰な
外圧により剥離しないような形状を有する。別の要素+
4(これは、同様の可撓性シート材料を有してもよい。
)は、図面のスプライスの左側の第1部分をスプライス
ケースの右側の同様の部分に接合する。
2つの可能性を示したが、これらのそれぞれにおいてシ
ートは、シートのいずれかの側の高い圧力に応じて開く
ような形状を有する。第7a図において、シート22は
、その中央に沿って一体に溶接または結合された2層の
可撓性材料の形態であり、2つの隣あった再入可能形体
を形成する。
第7b図においてシート23は、一方が他方の上に存在
する2つの再入可能形体であり、2つの分離材料片から
できているかまたは一体片からできている。
第8図は、アッセンブリのいずれかの要素に、特に第3
図に示す電気的回復性スリーブ2に、または他の電気的
回復性PTCデバイスに供給される電力を制御する本発
明の器具である。第8図の器具は、これを第3図の導体
16の1つに取り付けることができるように、および装
着後にアッセンブリ中に保持されるように充分に小さい
ことが好ましい。この器具において、長さは20〜30
mmであり、直径は10〜15mmであることが好まし
い。
図示する器具は、スリーブ11への電流の急激な流入を
防止するのに役立つ時限バラスト抵抗体であり、これは
、正温度係数抵抗を有する多くの種類の導電性ポリマー
とともに用いることが好ましい。器具は、一定時間にわ
たって高抵抗を有し、その後に低抵抗を有することが好
ましい。例えば、器具は、1〜3分間、好ましくは約2
分間、0゜6〜1.0オーム、好ましくは約0,8オー
ムの抵抗を有し、その後に抵抗は無視できる程度になる
この時間は、24ボルトおよび400〜600ワツトの
回路において使用するのに適している。
適した電気要素を用いてもよいが、例示する器具は以下
のものを有する。高抵抗は、約0.8オームの抵抗線2
5により与えられ、100オーム抵抗体24などのキャ
リヤを包囲する。出ていくおよび入っていく導体は銅デ
ィスク26と電気接触し、(無視できる程度の抵抗を有
することが好ましい)銅ロッド27がディスクから短距
離、例えば1mmの間隔で離れている。一定時間にわた
って抵抗体に電流を流した後、溶融熱可塑性充填剤を熱
収縮性スリーブに置き換え、銅ロッド27をディスク2
6に接触させ、抵抗体25を短絡する。
尚早な短絡を防止するために充填剤以外の手段を用いて
もよい。
本発明のアッセンブリにおいて他の電気制御を用いても
よい。
第9図は、上記アブセンブリにおいて有用であるが、そ
れ自体で基材の環境的保護においても有用である本発明
の物品を示す。
第9図の物品は、上記ゲルの調製を含むゲルの配合物に
おいて見られる不都合、即ち、粘着性に起因する使用前
の取り扱いの難しさを解消する。
解決法は、ゲル表面処理により粘着性を一時的に減少す
ることである。これは、ゲルの塊性質が悪影響を受けな
いように、および物品の機械的変形によりゲルが、保護
すべき表面に適切に接触するように、行うことができる
。一般に、機械的力の適用時にゲルが通過する機械的遮
蔽、または破壊する、もしくは破砕する機械的遮蔽を設
ける。この新規な方法は、低弾性率のゲルにおいて、お
よび大きな領域がゲルにより被覆される物品において有
用である。こうすることにより、接触時に非粘着性であ
るが、圧力が適用された場合にそれ自体をまたは他の材
料、例えばポリエチレンまたはアルミニウムを封止する
ゲルを得ることが可能になる。
第9a図は、ケーブルIの間のスプライスのまわりに一
時的エンクロージャーを形成する方法を示す。材料シー
ト28、例えばナイロンフィルムは、少なくともその周
囲において、粘着性が一時的に低減されたゲル29で被
覆されている。裏打ちシート28がスプライスのまわり
に巻き付けられ、スプライスを封止し、その後に巻きほ
どかれスプライスを露出する。
粘着性の一時的低減を行う1つの方法を、第9b図およ
び第9c図に示す。可撓性プラスチック材料からできて
いることが好ましいネット30(ネットとは、網、およ
び孔を有する他の材料を色味する。)がゲル29の表面
に適用されている。使用前の取り扱い時に、ネット30
の表面のみに触れるが、該表面は粘着性でない。しかし
、圧力を物品(例えば、裏打ち28またはネット30)
に適用する場合にゲルは押し付けられ空隙を通過し、所
望封止が形成する。圧力の除去により、ゲルはその以前
の状態に戻り、物品の再使用が可能になる。
ネットに代えて粒状材料を用いた場合の別の態様を第9
a図および第9e図に示す。そのような粒状材料は、小
さいガラスまたはプラスチック球または鉛粒子を包含す
る。0.1〜10mm、好ましくは04〜0 、5 m
mの直径を有するガラス球を用いることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の加圧スプライスケースを示す図、 第2図は本発明の第1の態様の分解斜視図、第3図は第
2図の態様の断面図、 第4a図および第4b図は、第2図および第3図の態様
において用いる可撓性シートを示す図、第5図は改良を
加えた可撓性シートを示す図、第6a図および第6b図
は第1の態様の断面図、第7a図および第7b図は第2
の態様の断面図、第8図は、熱回復性スリーブを用いる
本発明の態様で用いる電流流入調節器具を示す図、第9
a図〜第9e図は、その」=にゲルを有する封止用シー
トを示す図である。 P、P’・・・圧力、l・・・ケーブル、2・・・シェ
ル、3・・・フランジ、4・・・サポートリング、5・
・・末端サポート、6・・・内部分、7・・・外部分、
8・・・スリーブ、9・・・クランプ、2・・・部材、
12,22.23・・・シート、13・・・縁部分、1
4・・・ケーシング、15・・・弁、16・・・導体、
18・・・封止、19・・・剥離層、20・・・バー、
21・・・テープ、24・・・抵抗体、25・・・抵抗
線、26・・・ディスク、27・・・ロッド、28・・
・裏打ちシート、29・・・ゲル、30・・・ネット。 特許出願人 エヌ・つ工・レイケム・ ソシエテ・アノニム 代 理 人 弁理士 青白 葆 ほか2名従来技術 「ニ− F々、6a。 12.13 Fig、6b。 Fig、9b      Fig、9c。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スプライスのまわりに巻き付けられ実質的に全体的
    にスプライスを封入する可撓性不透過性シート、 スプライスのまわりで環境的封止を形成できるシートと
    一体になった封止材料、および 包囲されたスプライスのまわりに位置するケーシング を有して成り、ケーブルスプライスを環境的に保護する
    のに適したアッセンブリであって、 シートは実質的に断面V字形の縁部分を有し、V字の両
    腕は巻き付けシートの外側と内側の間の圧力差に応じて
    開き、シートに対して封止材料により形成された封止が
    圧力差により剥離されないことを特徴とするアッセンブ
    リ。 2、V字の両腕が巻き付けシート内の過剰な圧力下で開
    き得るように、V字の頂点はスプライスの外側に面して
    いる特許請求の範囲第1項記載のアッセンブリ。 3、シートは、V字の頂点がアッセンブリに面しかつア
    ッセンブリの外側に面する部分であって、アッセンブリ
    内外の過剰の圧力の影響下で開き得る部分を有する特許
    請求の範囲第2項記載のアッセンブリ。 4、ケーシングは実質的に円筒状であり、アッセンブリ
    はケーシングのそれぞれの末端部分で末端サポートを更
    に有し、シートは1つの末端サポートから他の末端サポ
    ートに伸びて1つの末端サポートの付近から他の末端サ
    ポートの付近にまで圧力クロージャーを形成する特許請
    求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のアッセンブリ。 5、封止材料はホットメルト接着剤を含んで成る特許請
    求の範囲第1〜4項のいずれかに記載のアッセンブリ。 6、封止材料はゲルを含んで成る特許請求の範囲第1〜
    5項のいずれかに記載のアッセンブリ。 7、ゲルは150〜350(10^−^1mm)のコー
    ン貫入度および少なくとも200%の極限伸びを有する
    特許請求の範囲第6項記載のアッセンブリ。 8、ゲルは、ゲルの機械的変形の以前にゲルの粘着性を
    減少できる材料を含む特許請求の範囲第6項記載のアッ
    センブリ。 9、サポートはケーブルに封止係合するための手段を有
    する特許請求の範囲第4項記載のアッセンブリ。 10、封止材料が該縁部分でシートの上に供給されてい
    る特許請求の範囲第1〜9項記載のいずれかに記載のア
    ッセンブリ。 11、封止材料は熱活性であり、アッセンブリは封止材
    料の加熱手段をも有する特許請求の範囲第1〜10項の
    いずれかに記載のアッセンブリ。 12、加熱手段は、該縁部分に位置する電気ヒーターを
    有して成る特許請求の範囲第11項記載のアッセンブリ
    。 13、電気ヒーターは、縁部分に熱的に接触する導電性
    ポリマー組成物を含んで成る特許請求の範囲第12項記
    載のアッセンブリ。 14、シートは実質的に長方形であり、少なくとも2つ
    の向かい合う縁に沿って実質的に断面V字形である縁部
    分を有する特許請求の範囲第1〜13項のいずれかに記
    載のアッセンブリ。 15、シートはその4つの縁に沿って実質的に断面V字
    形である縁部分を有する特許請求の範囲第14項記載の
    アッセンブリ。 16、ケーシングは実質的に剛直であり、シートは非常
    に可撓性である特許請求の範囲第1〜15項のいずれか
    に記載のアッセンブリ。 17、可撓性シートは実質的に寸法的非回復性である特
    許請求の範囲第1〜16項のいずれかに記載のアッセン
    ブリ。 18、縁部分には弾性拡張性部材が供給されている特許
    請求の範囲第1〜17項のいずれかに記載のアッセンブ
    リ。 19、裏打ち;裏打ち上のゲル;およびゲル表面の粘着
    性を一時的に減少するように働く該表面を少なくとも部
    分的に覆う材料を有してなる基材保護用物品。 20、物品の機械的変形時にゲルが材料を通過できる特
    許請求の範囲第19項記載の物品。 21、材料はネットを有して成る特許請求の範囲第20
    項記載の物品。 22、材料は粒状である特許請求の範囲第20項記載の
    物品。
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