JPH06296320A - 基材保護用物品 - Google Patents

基材保護用物品

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JPH06296320A
JPH06296320A JP6020248A JP2024894A JPH06296320A JP H06296320 A JPH06296320 A JP H06296320A JP 6020248 A JP6020248 A JP 6020248A JP 2024894 A JP2024894 A JP 2024894A JP H06296320 A JPH06296320 A JP H06296320A
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JP
Japan
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sheet
gel
splice
pressure
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP6020248A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean Marie Etienne Nolf
ジャン・マリー・エチェンヌ・ノルフ
Philip Roland Winfield
フィリップ・ローランド・ウィンフィールド
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Commscope Connectivity Belgium BVBA
Original Assignee
Raychem NV SA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/08Cable junctions
    • H02G15/18Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable
    • H02G15/192Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable with support means for ends of the sleeves
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
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    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/20Cable fittings for cables filled with or surrounded by gas or oil
    • H02G15/24Cable junctions

Landscapes

  • Cable Accessories (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に、ケーブル接続部のような基材を環境的
に保護するアッセンブリに使用するのに有用な物品を提
供する。 【構成】 基材保護に使用する物品は、裏打ち;裏打ち
上のゲル;およびゲル表面の粘着性を一時的に減少する
ように働く該表面を少なくとも部分的に覆う材料を有し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信ケーブルのスプラ
イスなどの基材を封入するスプライスケース、特に加圧
可能なスプライスケースなどに使用できる基材保護物品
に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブル間のスプライスは、例えば、腐
食ならびに他の化学的および機械的破損を防止する場合
に、環境から保護しなければならない。そのような保護
は、高性能接着剤またはシーラントによりスプライスの
それぞれの側でケーブルに結合するまたはケーブルを封
止するプラスチックまたは他の材料を用いて、スプライ
スのまわりにスプライスケースを形成することにより与
えられる。幾種類かのケーブルは、水蒸気などの汚染物
から保護するためにおよび(局在的な顕著な圧力低下に
より)ケーブル破損を早急に知らせるために内部で加圧
されている。圧力がケーブルに沿って移動する場合にお
よび加圧の好都合な効果がスプライスケース自体の中で
存在する場合に、そのようなケーブル間のスプライスケ
ースは耐圧性でなければならない。
【0003】英国特許明細書第1,545,128号にお
いて、加圧ケーブル用スプライスケースが開示されてい
る。成形プラスチック部分が、スプライスのそれぞれの
側でケーブルのまわりに供給され、中央スリーブが1つ
の成形部分から他の成形部分に伸び、スプライスそれ自
体をブリッジする。それぞれの成形部分は、その中をケ
ーブルが通過するチューブ状延長を有する。この延長は
ケーブルに係合するように熱収縮し、ケーブルスプライ
スに面する。従って、スプライスケースが完成した場合
に、チューブ状延長はケーブルに係合するようにスプラ
イスケース内の圧力により押し付けられ、延長とケーブ
ルの間の結合は剥離されない。(スリーブが上にある)
成形部分のフランジが内圧によりスリーブに向かって更
に押し付けられるので、成形部分と中央スリーブの間の
封止も耐圧性である。過剰なねじれを防止するように外
部クランプが与えられている。
【0004】この解決法は、ほぼ満足できるものであ
る。しかし、小さい許容誤差で種々の部品を製造しなけ
ればならず、その最も簡単な態様において少なくとも、
高外圧下で長時間にわたり封止を維持できない。
【0005】上記設計の成形部分をV字形封止(圧力に
応じて開き得る実質的に断面V字形のプラスチック材料
からできているストリップ)で置き換えた場合、および
中央スリーブを収縮性スリーブで置き換えた場合に、封
入されるケーブルの寸法には幾分制限がなくなる。V字
形封止の使用は英国特許明細書第2,040,106号に
開示されている。しかし、その結果は満足できるもので
あるが、装着において収縮性スリーブを収縮させるため
にかなりの量の熱が必要である。
【0006】[発明の構成]本発明者らは、可撓性材料の
シートが封止のみを与え、機械的拘束が実質的に剛直な
ケーシングおよび/またはサポートにより与えられる場
合に、シートの使用により、正のおよび/または負の外
圧に対して封止を維持することが可能になることを見い
出した。
【0007】従って、本発明は、スプライスのまわりに
巻き付けられ実質的に全体的にスプライスを封入する可
撓性不透過性シート、スプライスのまわりで環境的封止
を形成できるシートと一体になった封止材料、および包
囲されたスプライスのまわりに位置するケーシングを有
して成り、ケーブルスプライスを環境的に保護するのに
適したアッセンブリであって、シートは実質的に断面V
字形の縁部分を有し、V字の両腕は巻き付けシートの外
側と内側の間の圧力差に応じて開き、シートに対して封
止材料により形成された封止が圧力差により剥離されな
いことを特徴とするアッセンブリを提供する。シートは
非常に可撓性であることが好ましい。
【0008】外ケーシングは不透過性であり、円筒状で
ある。この場合に、円筒はケーブルを収容し、圧力維持
の問題は低減する。侵入ケーブルと、ケーブルを包囲す
る円筒の末端との間の環状空間を封止するための内部末
端サポートは、これら環状空間を部分的に充填し、サポ
ートが包囲するケーブル、およびサポートを包囲する円
筒状ケーシングの両方に対して封止される。可撓性不透
過性シートが、スプライス領域に侵入するケーブルまた
は末端サポートと円筒状ハウジングの間を封止する。従
って、サポートおよびハウジング(これは実質的に剛直
であってもよい。)は、封止のみとして機能する可撓性
シートを把持する保持機能を与える。このように保持機
能と封止機能は分離している。
【0009】巻き付けシートのそれぞれの側に耐高圧性
を与える方法は、シートがスプライスを横切って伸び、
1つの末端の過剰な圧力(例えば、高内圧)に応じてそ
れぞれの末端で拡張し得る形状を有するシートを用いる
ことである。外圧が高い場合に(例えば、シートとケー
シングの間の)封止の少なくとも一部分の破損は許容さ
れる。しかし、そのような破損は、1つの末端サポート
から他の末端サポートへのシートの拡がりに起因してア
ッセンブリの外側から内側に漏れ経路を形成しない。こ
れは図面に示されている。
【0010】サポートまたはケーブル(および要すれば
ケーシング)に対するシートの封止は、シーラント、接
着剤、ゲル、または他の封止材料の使用により向上す
る。これらは、シート、ケーシング、ケーブルまたはサ
ポートに直接に適用してよく、または、テープなどの形
態で裏打ち上に適用してもよい。ゲルの使用によって、
より高い温度性能が得られ、再入が容易になる。一般
に、ゲルは、100〜350(10-1mm)のコーン貫入
度および少なくとも200%の極限伸び、ならびに要す
れば107ダイン/cm2以下の弾性率を有する材料から成
る。特に、材料は、硬化性ポリウレタン前駆体20〜4
0重量%、および植物油に対して鉱油の割合が0.7〜
2.4である鉱油/植物油混合物80〜60重量%から
なる液状混合物をゲル化することによって調製できる。
重量%は、ポリウレタン前駆体および鉱油/植物油混合
物の総重量に対しての値である。
【0011】要すれば、末端サポートは、末端サポート
とケーブル(または他の基材)、可撓性シートまたはケ
ーシングの間の封止を向上するように、寸法的回復性、
特に熱収縮性であることが好ましい。特に、末端サポー
トは、電気的熱収縮性であることが好ましい。電気的熱
収縮性であることにより、末端サポートの特定部分が他
の部分と別個に回復することが可能になるからである。
例えば、ケーブル分岐が、特定ケーブルを封止すべき場
合には、出口のみが回復を必要とする。或る態様におい
て、サポートは、封入すべき基材の少なくとも一部分に
より与えられてもよく、別の部品は必要ではない。これ
は、封入すべき基材が実質的に均一な断面寸法を有する
場合、および外ケーシングが基材形状に合致する形状を
有する場合に好ましい。
【0012】アッセンブリまたは少なくとも外ケーシン
グは、チューブ型であるよりもラップアラウンド型であ
ることが好ましい。このことは、ケーブルの自由末端に
接近することなく、ケーブルなどの基材のまわりに装着
できることを意味する。従って、ラップアラウンドケー
シングは、断面において永久的には閉鎖していないが、
一体に接合できるハーフシェルの形状であってもよく、
またはケーブルのまわりで巻き付け得るまたは屈曲でき
る可撓性スリーブの形状であってもよい。縁部分は、要
すれば、ラップアラウンド型であってもよい。
【0013】軸方向強さおよび/またはねじれ強さをア
ッセンブリに与えるために特に、相互に末端サポートを
把持する或る手段を与えることが好ましい。ロッドまた
はバーが1つのサポート末端から他のサポート末端に存
在してよい。1つまたはそれ以上のロッドまたはバー
は、シートが1つの末端サポートから他の末端サポート
に伸びる場合においてアッセンブリが上記種類であるな
らば、過剰な外圧がアッセンブリにかかる時に、可撓性
シートを支持するサポートを与える。
【0014】可撓性シートの重なる長さ方向縁は、過剰
な内圧下で相互に移動しようとするが、この移動は、ケ
ーシングを重ねることにより最終的に防止される。その
ような移動は、例えば接着剤によりまたはポケット中の
ランニングによりシートの縁部分に取り付けられた上記
ロッドもしくはバー、または他の長い部材により更に防
止される。
【0015】以下に添付図面を参照して本発明を更に詳
しく説明する。図1は、ケーブル1のまわりに形成され
た従来技術のスプライスケースである。わかり易くする
ように、スプライスそれ自体は図示していない。スプラ
イスケースは末端にフランジ3を有する金属ハーフシェ
ル2から形成されており、フランジ3はサポートリング
4に係合している。サポートリング4は、ケーブル1に
係合する寸法的回復性内部分6および外部分7を有する
末端サポート5を支持する。寸法的回復性スリーブ8
は、末端サポート5に向かってスリーブ8を把持する外
クランプ9を除いて、全構造を包囲する。
【0016】スプライスケース内の過剰の圧力P1は、
部分6とケーブル1の間、または部分7とスリーブ8の
間の封止を剥離しない。しかし、この設計は、小さい許
容誤差を必要とし、高い過剰の外圧により封止が剥離す
ることがある。
【0017】本発明の第1の態様を図2に示す。図示す
るアッセンブリは、(図面の左側に示すように)単一構
造の末端サポート5、または(図面の右側に示すよう
に)ケーブル1を封止するために別の封止チューブまた
は他の部材11を有する。ケーブルに対するこの封止
は、接着剤または他のシーラント材料により、機械的手
段により、寸法的回復により、またはこれらの2つもし
くはそれ以上の方法により行える。回復を熱により行う
場合に、回復性部分は、熱変色性塗料または他の温度指
示塗料の被覆などの温度指示体を含んでもよく、充分な
熱が供給された場合に指示が得られる。可撓性シート1
2は、(再入可能縁部分と呼ばれることがある)実質的
に断面V字形である縁部分13を有し、図面に矢印で示
すように、末端サポート5のまわりに巻き付けられる。
サポート5はなくてもよく、シートはケーブル上に直接
に存在してもよい。再入可能部分13は、装着される場
合に、その末端で閉鎖していることが好ましく、または
連続環を形成することが好ましい。再入可能部分には、
発泡体ストリップ弾性的拡張性部材などの内部剥離層が
設けられていてよく、これにより、例えば、実質的にV
字形の断面は確実に開いたままであり、またはスプライ
スケース内の圧力に応じて確実に開くことができる。従
って、シートは、1つの末端サポートの付近から他の末
端サポートの付近にまで圧力保持クロージャーを形成す
る。「V字形」とは、文字「V」の形状のみに限定され
るものではなく、例えば、文字「U」の形状も含まれ
る。必要なことは、開くことができ、その間から圧力が
逃げることを防止するように直接にまたは間接に一致す
る2つの表面を与えることである。V字形封止は当該技
術において良く知られているが、英国特許第2,040,
106号に記載されているように、材料ストリップの形
態で用いられている。
【0018】可撓性シート12を末端サポート5のまわ
りに装着した後に、外ケーシング14を所定位置へと滑
動させることにより、または他の方法により所定位置に
配置する。可撓性シートはテーパー状であってもよく、
またはサポートに他の方法で固定されてもよく、これら
の間、特に、これらと介在マスチックまたはゲルまたは
他の封止材料の間の良好な封止を確実に行う。図面は、
分解図であり、サポート5とケーシング14の間の空間
は拡大されている。しかし、この設計によって製造の許
容誤差は大きくなり、シートにより封止されるサポート
とケーシングの間の空間は全く大きいものになる。この
態様または他の態様において、シート自体は充分な耐ク
リープ性を有するので、シートとケーシングの間に所望
寸法差を設けることができる。
【0019】ケーシング内の圧力はサポートまたはケー
ブルとシート(再入可能部分13の内リム)の間の封止
を強化するが、封止材料を供給することが好ましい。
【0020】シート、ケーシング、サポートもしくはケ
ーブルの適切な表面、またはこれらの2つもしくはそれ
以上は接着剤、マスチックなどのシーラント、またはゲ
ルで被覆されてもよい。例えば、感圧性両面接着テープ
が、ケーブルまたはサポート5の部分7のまわりに巻き
付けられ、シートが接着する表面が与えられる。しか
し、そのような封止は、その可能な高温性能および再入
し易さに原因してゲルにより与えられてもよい。
【0021】この第1の態様において、封止の不足によ
りケーブルスプライスに漏れ経路が形成しないので、ケ
ーシング14と再入可能部分13の外リムの間の封止を
与える必要が一般的にはない(ラップアラウンドシート
12の重なった縁の間の封止の問題は以下に説明す
る。)。実際、過剰な外圧が縁部分13と末端サポート
5の間の封止を向上するように、縁部分13とケーシン
グ14の間で作用できることが好ましい。そのような過
剰な圧力がシートを内側方向に押しつぶす可能性がある
場合に、末端サポート5またはケーブルの間の付加的サ
ポートが好ましい。そのような付加的サポートは、1つ
のサポート5から他のサポートに伸びるハーフシェルを
有してもよい。ハーフシェルはそれぞれ180゜の弧と
して拡がる必要はなく、ハーフシェルとは例えば120
゜またはそれ以下の角度の弧の3つまたはそれ以上のシ
ェルを有してもよい。しかし一般に、本発明のアッセン
ブリにより与えられるスプライスケースの基本構造は、
可撓性シートおよび外ケーシングのみから成ることが好
ましい(好ましいクリップおよびクランプなどの補助的
要素が与えられていてもよい。)。
【0022】過剰な外圧下での封止の保守は、図3か
ら、より容易に理解できる。サポート6は無くてもよ
く、シート12はケーブル1の上に直接に位置してもよ
い。PがP1よりも大きい場合に、シート12とサポー
ト5またはケーブルとの間の封止は、剥離せず、シート
12とケーシング14の間の封止が不足しても、スプラ
イスケースに漏れ経路が生じない。P1がPよりも大き
い場合に、シート12の縁部分13は開き、封止は剥離
しない。この場合に、ケースは過剰な拡張に対してシー
トを保持するように働くが、シートが充分に耐クリープ
性である場合にこの特徴は必要でない。
【0023】図3に、末端サポート5の1つに設けられ
た圧力アクセス弁15を示すが、圧力アクセス弁はシー
ト中にあってもよい。更に、末端サポート5は、導体1
6から電力供給される電気的熱回復性スリーブ11によ
りケーブルに封止されている。アッセンブリにおいて用
いた封止材料は、熱活性、特に電気的熱活性であってよ
い。従って、サポート、スリーブ11またはシート12
は電気ヒーターを含んでいてもよい。スリーブ11はラ
ップアラウンド型またはチューブ型であってよく、それ
自体で部分的に導電性であって、電源に接続された場合
に熱くなり収縮する回復性スリーブを含んで成る。ある
いは、分離した電気ヒーターまたは他のヒーターが与え
られてもよい。電気ヒーターは、正温度係数抵抗(PT
C)の導電性ポリマー組成物を含んで成ることなどに原
因して、温度に関して自己調節できることが好ましい。
ヒーターの機能が接着剤を活性化することである場合に
は、90〜130℃のスイッチング温度が適しており、
ヒーターの機能が熱回復である場合には、130〜16
0℃のスイッチング温度が適している。
【0024】本質的に電気的熱収縮性であるスリーブ
は、回復性PTC導電性ポリマー組成物のシート、導電
性ポリマー組成物のいずれかの側のシート電極、および
それぞれの電極の露出表面を覆う絶縁層のラミネートを
有して成る。電極は孔を有することが好ましく、重なっ
たポリマー組成物が回復する場合に電極を小さくするこ
とが可能になる。PTC材料の単一層に代えて、実質的
な定ワット材料(即ち、実質的な零温度係数抵抗(ZT
C)を有する材料)層の間にPTC材料をはさんだラミ
ネートなどの2層またはそれ以上のラミネートを用いる
場合に、改良された電気性能が得られる。スリーブは、
要すれば母線を介して、それぞれの電極シートに導体を
取り付けることにより電力供給され、これにより、スリ
ーブの厚さ方向に電流が流れる。
【0025】スリーブはチューブ状として形成してよい
が、平坦なシートを製造し、巻き付けてスリーブを形成
することが簡単である。スリーブの向かい合う縁部分
は、レール(レールはそれぞれの電極に接続された母線
を包含してよい。)へと形成してよく、レールは、例え
ば断面C字形のチャンネルにより一体にされ、シートを
ラップアラウンド形状に保持する。あるいは、向かい合
う部分は、縫製されるラップ接合を形成してもよい。
【0026】ラップ接合において上の縁部分の下方電極
のストリップおよび下の縁部分の上方電極のストリップ
を除去することにより、改良されたラップ接合が得られ
る。次いで、スリーブ全長にわたって伸び、電極の除去
ストリップの効果的な代替を行うPTC材料のストリッ
プを、重なり縁部分の間に配置する。次いでラップ接合
を縫製する。この設計により、かさばらないクロージャ
ーが得られ(除去された電極および絶縁の厚さはPTC
材料の新しいストリップの厚さよりも大きい。)、短絡
の危険性が低減しスリーブの全周でのPTC制御加熱が
可能になる。この電気スリーブ設計は新規であり、本発
明のアッセンブリの他の要素を用いない状態でケーブル
アクセサリーおよびパイプライン分野において用いても
よい。
【0027】スリーブ11はスプライスケースに面する
ので、スリーブ11とケーブルの間の封止は過剰の内圧
に本質的に耐える。一方、適当な接着剤および装着法を
用いた場合に、これら封止は、さらされる可能性がある
期間および大きさの過剰の外圧に耐えることができる。
サポート5/ケーシング14接合での過剰の内圧および
外圧に対する準備は、同様にしては(即ち、高性能接着
結合により)形成されないことが好ましい。部分的に
は、再入が難しいからであり、部分的には、剥離を生じ
させる圧力の効果は湾曲半径が大きくなる程大きくなる
からである。
【0028】別の態様について説明する。末端サポート
5の一方または両方は、ケーブル数に等しい複数の部分
6により、または部分の1つまたはそれ以上が2本また
はそれ以上のケーブルを収容する数が少ない部分6によ
り、2本またはそれ以上のケーブルに対して用いられて
もよい。1つの部分6における2本またはそれ以上のケ
ーブルの封止は、英国特許公告第2,019,120号に
記載されているような分岐クリップにより行なわれる。
サポート6を用いない場合に、そのような分岐クリップ
はシート上に直接に用いられる。
【0029】図4および図5は、再入可能またはV字形
部分13が、図2に示すような2つの縁のみのまわりで
なく、全ての縁に存在する可撓性シート12を示す。矢
印は、シートがケーブルスプライスおよび要すれば末端
サポートのまわりに巻き付けられる方向を示す。部分1
3aは、ケーブルスプライスの長さ方向に存在し、図2
のシートにおいて縁13の開放末端で生じる漏れ経路を
防止するのに役立つ。また、部分13aは、シートの長
さ方向重なり末端の間の漏れを防止するのに役立つ。一
般に、部分13aがシートの全幅において存在する必要
はなく、ドットを付した部分(1つの縁のみにおいて図
示する。)は無くてもよく、部分13bが単にその末端
で単に閉鎖してもよい。
【0030】図5に示す図4の断面図は、封止材料18
で被覆された縁部分13を示す。封止材料18は、例え
ば、マスチック、ゲル、またはマスチックもしくはゲル
を含浸させた連続気泡発泡体からなるテープなどであ
る。封止材料18は、ガラス繊維充填などにより強化さ
れてよく、装着前に剥離層19で被覆されている。封止
材料の厚さは、0.5〜3mm、特に約1mmであることが
好ましく、シートの厚さは0.5〜2mm、特に約0.8mm
であることが好ましい。シートは実質的に寸法的非回復
性であることが好ましく、ポリマー材料、例えば、エチ
レン/酢酸ビニルコポリマー、ポリアミド、または約8
0℃までで充分な熱安定性を有するポリマーもしくは他
の材料から成ることが好ましい。シート材料は照射され
てもよく、アニールされてもよい。シートは、2層また
はそれ以上のラミネート、例えばプラスチック層と金属
箔層のラミネートを有して成る。
【0031】熱活性を要する封止材料18、例えばホッ
トメルト接着剤または他の活性接着剤を用いる場合に、
加熱のため、シート12と一体になっていることが好ま
しい手段を設けてもよい。そのような手段は、縁部分1
3に熱接触する導電性ポリマー組成物または抵抗線を包
含する。
【0032】シートの寸法は、封入すべきケーブルスプ
ライスまたは他の基材の寸法に依存するが、500〜1
000mm、特に約760mmの長さ、および300〜60
0mm、特に約400mmの幅が一般的である。部分13の
幅は20〜40mm、特に約30mmであることが好まし
い。シートの縁(即ち、「V」字形部分)は、屈曲可能
な場合にはシートを屈曲することにより、または屈曲不
可能な場合にはシートを溶接することにより形成でき
る。
【0033】図6は、要すれば、シート12に取り付け
られた接続ロッドまたはバー20を有するシート12を
示す。これらバー20は末端サポート5に接続してお
り、要すれば、スプライスケースに長さ方向強さおよび
シートに内部サポートを与える。バー20は、両面接着
テープ21によりシート12に取り付けられている。あ
るいは、バー20はシート内のポケット中に存在してよ
く、または他の機械的取り付け手段を用いてもよい。そ
のようなバーは上記のハーフシェル内で用いてもよく、
この場合にバーはサポートに直接に係合せずに、ハーフ
シェルに係合する。これらバーは、アッセンブリに軸方
向および/またはねじれ強さを与える上記のバーと同じ
であってもよくまたは別であってもよい。
【0034】ラップアラウンドシート12の重なり長さ
方向末端の間の封止について説明する。スプライスケー
スでの漏れ経路の発生を防止するには、(a)周囲封止
を、シートとサポート5またはケーブルならびにシート
と他の要素の間の両方において保持すること、または
(b)シートとケーシングの間の封止が必要でない場合
に、シートおよびサポートまたはケーブルのみが封止ク
ロージャー(ケーシングは保持機能を有し、衝撃破損な
どに対する耐性を与える。)を与えることが必要であ
る。状況(a)は、図9および図10に示す第2の態様
に関する。状況(b)は今、説明していることである。
【0035】一般にシート12の長さ方向縁の間のラッ
プ接合は過剰な内圧または外圧により剥離しないので、
その問題は深刻ではない。図7および図8は、過剰な内
圧および外圧の効果をそれぞれ示すスプライスケースの
横断面図である。ケーシング14と末端サポート5(よ
って、バー20)の間の大きな許容誤差において機能で
きることがわかる。しかし、長さ方向縁は、向かい合っ
た状態で重なり、ピッグテイル状のラップ接合を形成す
る。この場合に、長さ方向縁部分の一方または両方が、
図4のように、実質的に断面V字形であることが好まし
い。内圧により生じる剥離が防止できるからである。使
用時または装着時に、例えば接着剤が活性化および/ま
たは硬化する間、ラップ接合された縁を一体に把持する
ために、長いクランプが与えられてもよい。
【0036】図7において、過剰な内圧は可撓性シート
12をケーシング14に向かって押し付ける。同様の圧
力(P1)がシートの自由縁のそれぞれの面にかかるの
で、重なりでの封止18は剥離しない。同様に図8にお
いて、過剰な外圧によりシート12がバー20およびサ
ポート5の部分7に向かって押し付けられる場合に、同
様の圧力(P)が自由末端のそれぞれの面にかかるの
で、封止18は剥離しない。
【0037】封止18は剥離されないが、高い過剰な内
圧において特に、封止には剪断力がかかる。
【0038】一般に、剪断の問題は次の2つの方法の一
方または両方により解決できる。第1に、シートがケー
シング14に接触するまで滑動を可能にする封止を用い
る。ゲルは、漏れ経路の形成なくそのような動きが生じ
得ることにおいて有用である。長さ方向封止は、重ねら
れる末端および要すれば封止材料に磁性材料を含めるこ
とにより、または磁性的に縁を一体に挟み付ける外部部
材の使用により、磁力により増強される。第2に、封止
が剪断に付される程度を減少する。これは、シートを強
化することにより、または図6ならびに図7および図8
に示すようなロッド20または他の部材をシートに取り
付けることにより行える。他の部材は例えば末端サポー
ト5に係合する。あるいは、シート自体は、封止18に
剪断を生じさせない力の作用下で拡張できてもよい。こ
れは、図8に示すようにシートの少なくとも一部分にお
いて(プリーツまたは他の重なりを含む)コルゲートな
どの手段を与えることにより、または伸張できる材料を
シートの一部分として用いることにより行える。
【0039】図9および図10において、可撓性シート
の第1部分はケーシング14とサポート5の間でアッセ
ンブリのそれぞれの末端において供給されている。シー
トの第1部分は、ケーシング14とシートの間およびサ
ポート5とシートの間の封止が過剰な内圧によりまたは
過剰な外圧により剥離しないような形状を有する。別の
要素14(これは、同様の可撓性シート材料を有しても
よい。)は、図面のスプライスの左側の第1部分をスプ
ライスケースの右側の同様の部分に接合する。
【0040】2つの可能性を示したが、これらのそれぞ
れにおいてシートは、シートのいずれかの側の高い圧力
に応じて開くような形状を有する。図9において、シー
ト22は、その中央に沿って一体に溶接または結合され
た2層の可撓性材料の形態であり、2つの隣あった再入
可能形体を形成する。図10においてシート23は、一
方が他方の上に存在する2つの再入可能形体であり、2
つの分離材料片からできているかまたは一体片からでき
ている。
【0041】図11は、アッセンブリのいずれかの要素
に、特に図3に示す電気的回復性スリーブ11に、また
は他の電気的回復性PTCデバイスに供給される電力を
制御する本発明の器具である。図11の器具は、これを
図3の導体16の1つに取り付けることができるよう
に、および装着後にアッセンブリ中に保持されるように
充分に小さいことが好ましい。この器具において、長さ
は20〜30mmであり、直径は10〜15mmであること
が好ましい。
【0042】図示する器具は、スリーブ11への電流の
急激な流入を防止するのに役立つ時限バラスト抵抗体で
あり、これは、正温度係数抵抗を有する多くの種類の導
電性ポリマーとともに用いることが好ましい。器具は、
一定時間にわたって高抵抗を有し、その後に低抵抗を有
することが好ましい。例えば、器具は、1〜3分間、好
ましくは約2分間、0.6〜1.0オ−ム、好ましくは約
0.8オ−ムの抵抗を有し、その後に抵抗は無視できる
程度になる。この時間は、24ボルトおよび400〜6
00ワットの回路において使用するのに適している。
【0043】適した電気要素を用いてもよいが、例示す
る器具は以下のものを有する。高抵抗は、約0.8オ−
ムの抵抗線25により与えられ、100オ−ム抵抗体2
4などのキャリヤを包囲する。出ていくおよび入ってい
く導体は銅ディスク26と電気接触し、(無視できる程
度の抵抗を有することが好ましい)銅ロッド27がディ
スクから短距離、例えば1mmの間隔で離れている。一定
時間にわたって抵抗体に電流を流した後、溶融熱可塑性
充填剤を熱収縮性スリーブに置き換え、銅ロッド27を
ディスク26に接触させ、抵抗体25を短絡する。尚早
な短絡を防止するために充填剤以外の手段を用いてもよ
い。
【0044】本発明のアッセンブリにおいて他の電気制
御を用いてもよい。図12〜図16は、上記アッセンブ
リにおいて有用であるが、それ自体で基材の環境的保護
においても有用である本発明の物品を示す。
【0045】図12〜図16の物品は、上記ゲルの調製
を含むゲルの配合物において見られる不都合、即ち、粘
着性に起因する使用前の取り扱いの難しさを解消する。
解決法は、ゲル表面処理により粘着性を一時的に減少す
ることである。これは、ゲルの塊性質が悪影響を受けな
いように、および物品の機械的変形によりゲルが、保護
すべき表面に適切に接触するように、行うことができ
る。一般に、機械的力の適用時にゲルが通過する機械的
遮蔽、または破壊する、もしくは破砕する機械的遮蔽を
設ける。この新規な方法は、低弾性率のゲルにおいて、
および大きな領域がゲルにより被覆される物品において
有用である。こうすることにより、接触時に非粘着性で
あるが、圧力が適用された場合にそれ自体をまたは他の
材料、例えばポリエチレンまたはアルミニウムを封止す
るゲルを得ることが可能になる。
【0046】図12は、ケーブル1の間のスプライスの
まわりに一時的エンクロージャーを形成する方法を示
す。材料シート28、例えばナイロンフイルムは、少な
くともその周囲において、粘着性が一時的に低減された
ゲル29で被覆されている。裏打ちシート28がスプラ
イスのまわりに巻き付けられ、スプライスを封止し、そ
の後に巻きほどかれスプライスを露出する。
【0047】粘着性の一時的低減を行う1つの方法を、
図13および図14に示す。可撓性プラスチック材料か
らできていることが好ましいネット30(ネットとは、
網、および孔を有する他の材料を意味する。)がゲル2
9の表面に適用されている。使用前の取り扱い時に、ネ
ット30の表面のみに触れるが、該表面は粘着性でな
い。しかし、圧力を物品(例えば、裏打ち28またはネ
ット30)に適用する場合にゲルは押し付けられ空隙を
通過し、所望封止が形成する。圧力の除去により、ゲル
はその以前の状態に戻り、物品の再使用が可能になる。
【0048】ネットに代えて粒状材料を用いた場合の別
の態様を図15および図16に示す。そのような粒状材
料は、小さいガラスまたはプラスチック球または鉛粒子
を包含する。0.1〜10mm、好ましくは0.4〜0.5m
mの直径を有するガラス球を用いることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、従来の加圧スプライスケースを示す
図。
【図2】 図2は本発明の第1の態様の分解斜視図。
【図3】 図3は図2の態様の断面図。
【図4】 図4は、図2および図3の態様において用い
る可撓性シートを示す図。
【図5】 図5は、図2および図3の態様において用い
る可撓性シートを示す図。
【図6】 図6は改良を加えた可撓性シートを示す図。
【図7】 図7は第1の態様の断面図。
【図8】 図8は第1の態様の断面図。
【図9】 図9は第2の態様の断面図。
【図10】 図10は第2の態様の断面図。
【図11】 図11は、熱回復性スリーブを用いる本発
明の態様で用いる電流流入調節器具を示す図。
【図12】 図12は、その上にゲルを有する封止用シ
ートを示す図である。
【図13】 図13は、その上にゲルを有する封止用シ
ートを示す図である。
【図14】 図14は、その上にゲルを有する封止用シ
ートを示す図である。
【図15】 図15は、その上にゲルを有する封止用シ
ートを示す図である。
【図16】 図16は、その上にゲルを有する封止用シ
ートを示す図である。
【符号の説明】
P,P1…圧力、1…ケーブル、2…シェル、3…フラ
ンジ、4…サポートリング、5…末端サポート、6…内
部分、7…外部分、8…スリーブ、9…クランプ、11
…部材、12,22,23…シート、13…縁部分、1
4…ケーシング、15…弁、16…導体、18…封止、
19…剥離層、20…バー、21…テープ、24…抵抗
体、25…抵抗線、26…ディスク、27…ロッド、2
8…裏打ちシート、29…ゲル、30…ネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ・ローランド・ウィンフィール ド イギリス国イングランド、ウイルトシャ ー、クリックレード、キールズ6番

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏打ち;裏打ち上のゲル;およびゲル表
    面の粘着性を一時的に減少するように働く該表面を少な
    くとも部分的に覆う材料を有してなる基材保護用物品。
  2. 【請求項2】 物品の機械的変形時にゲルが材料を通過
    できる特許請求の範囲第1項記載の物品。
  3. 【請求項3】 材料はネットを有して成る特許請求の範
    囲第2項記載の物品。
  4. 【請求項4】 材料は粒状である特許請求の範囲第2項
    記載の物品。
  5. 【請求項5】 基材は、ケーブル接続部である特許請求
    の範囲第1〜4項のいずれかに記載の物品。
  6. 【請求項6】 裏打ちは、基材の周囲に巻き付けて実質
    的に全部基材を包囲できる可撓性不透過性シートである
    請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の物品。
  7. 【請求項7】 機械的な抵抗を与えるために独立した実
    質的に剛直なケーシングが供給される特許請求の範囲第
    6項記載の物品。
JP6020248A 1985-03-29 1994-02-17 基材保護用物品 Pending JPH06296320A (ja)

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