JPS61229102A - 自動制御装置 - Google Patents
自動制御装置Info
- Publication number
- JPS61229102A JPS61229102A JP6912385A JP6912385A JPS61229102A JP S61229102 A JPS61229102 A JP S61229102A JP 6912385 A JP6912385 A JP 6912385A JP 6912385 A JP6912385 A JP 6912385A JP S61229102 A JPS61229102 A JP S61229102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- signal
- output
- control output
- automatic control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B11/00—Automatic controllers
- G05B11/01—Automatic controllers electric
- G05B11/36—Automatic controllers electric with provision for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral, differential
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は被制御体を目標値に自動的に制御する方法に於
て動的な信号のみによる制御法と動的な信号による制御
と静的な信号による制御を重畳した方法を基本とし更に
被制御系を目標値に正しく戻して静止させる方法として
制御の中心を浮動させ,その制御の中心を外乱の中心と
自動選択によつてバランスさせることを特徴とした自動
制御装置に関する。従来の自動制御装置は被制御系の偏
差状態を偏差検出器で検出し。その偏差信号を増幅しこ
の出力によつて目標値に自動追従させる構造となつてい
る。これは静的な自動制御法であります。実際に運動を
行つているものを自動制御する場合には,更に動いてい
る信号による自動制御を行う必要がある。従来の静的な
自動制御法では偏差信号の徴分値を重畳した方法が用い
られているがこの徴分値は偏差信号かり取り出している
ので制御出力は信号より遅れるために偏差が零になつて
も停止せず目標値を通過し,通常は振動を繰返しながり
減衰して目標値に到達する自動制御法であります。
て動的な信号のみによる制御法と動的な信号による制御
と静的な信号による制御を重畳した方法を基本とし更に
被制御系を目標値に正しく戻して静止させる方法として
制御の中心を浮動させ,その制御の中心を外乱の中心と
自動選択によつてバランスさせることを特徴とした自動
制御装置に関する。従来の自動制御装置は被制御系の偏
差状態を偏差検出器で検出し。その偏差信号を増幅しこ
の出力によつて目標値に自動追従させる構造となつてい
る。これは静的な自動制御法であります。実際に運動を
行つているものを自動制御する場合には,更に動いてい
る信号による自動制御を行う必要がある。従来の静的な
自動制御法では偏差信号の徴分値を重畳した方法が用い
られているがこの徴分値は偏差信号かり取り出している
ので制御出力は信号より遅れるために偏差が零になつて
も停止せず目標値を通過し,通常は振動を繰返しながり
減衰して目標値に到達する自動制御法であります。
本発明は被制御体の偏差信号の時間的な変化即ち速さの
信号を被制御体のもつ固有の動く速さに相当するモデル
信号(プログラム信号と呼ぶ)を偏差信号によつて動作
させ,偏差信号S′の変化ds′/dtとプログラム信
号P′の変化dp′/dtとの比較によつて得られる制
御出力G′による自動制御,所謂動的な自動制御法を提
供するものである。動的な制御法による制御出力は偏差
信号がプログラム信号よりも大きい時は正の出力となり
,又小いさい時は負の出力となる。正は被制御体を目標
値に戻す速さを大きくする方向の制御出力であり,又負
は目標値に戻つて来る速さを減速する方向の制御出力で
ある。
信号を被制御体のもつ固有の動く速さに相当するモデル
信号(プログラム信号と呼ぶ)を偏差信号によつて動作
させ,偏差信号S′の変化ds′/dtとプログラム信
号P′の変化dp′/dtとの比較によつて得られる制
御出力G′による自動制御,所謂動的な自動制御法を提
供するものである。動的な制御法による制御出力は偏差
信号がプログラム信号よりも大きい時は正の出力となり
,又小いさい時は負の出力となる。正は被制御体を目標
値に戻す速さを大きくする方向の制御出力であり,又負
は目標値に戻つて来る速さを減速する方向の制御出力で
ある。
その結果被制御体はプログラム信号にならうように偏差
信号との交鎖によつて発生する制御出力によつて慣性を
消しながりオーバーランをすることなしに目標値に到達
することになる。
信号との交鎖によつて発生する制御出力によつて慣性を
消しながりオーバーランをすることなしに目標値に到達
することになる。
次に本発明による制御を最適制御化する方法として上記
の動的な信号による制御出力を静的な信号による制御出
力に比例するように重畳すると外乱に対して制御出力を
極限まで大きくして短時間にしかもオーバーランなしに
目標値に到達させることができる,実際の例では動的な
制御出力の正側を偏差信号に比例1を出力とし,負側は
前述の如く一定の減速(又は停止)制御出力にすると目
標値到達すると電動機の場合には停止トルクのまゝで停
止することになる。又別の方法として動的な信号による
制御出力は目標値に近ずくと正の出力の時間が短かくな
ることかり,上記静的な制御出力を重畳するかわりに制
御出力を時間的に徐々に増加する(スロースタートと呼
ぶ)制御出力を重畳すると上記自動制御と同じ良質で回
路が簡単で低コストの自動制御装置が得られるものであ
る。
の動的な信号による制御出力を静的な信号による制御出
力に比例するように重畳すると外乱に対して制御出力を
極限まで大きくして短時間にしかもオーバーランなしに
目標値に到達させることができる,実際の例では動的な
制御出力の正側を偏差信号に比例1を出力とし,負側は
前述の如く一定の減速(又は停止)制御出力にすると目
標値到達すると電動機の場合には停止トルクのまゝで停
止することになる。又別の方法として動的な信号による
制御出力は目標値に近ずくと正の出力の時間が短かくな
ることかり,上記静的な制御出力を重畳するかわりに制
御出力を時間的に徐々に増加する(スロースタートと呼
ぶ)制御出力を重畳すると上記自動制御と同じ良質で回
路が簡単で低コストの自動制御装置が得られるものであ
る。
更に自動制御装置は常に外乱がある場合には被制御体は
目標値か■れてその時に発生する偏差信号による制御出
力でバランスが行われる。
目標値か■れてその時に発生する偏差信号による制御出
力でバランスが行われる。
この目標値かりそれた偏差信号をオフセツト呼んでいる
。このオフセツトを零にすることが自動制御の性能を向
上することであり本発明では自動制御回路の制御の中心
を浮動できる構造とし,ラチェット機構に結び付け動的
制御の出力信号によつて正,負に順次連動するようにし
て制御の中心を自動選択することによつてオフセツトが
なく完全に目標値に停止することができる自動制御装置
を発明した。この制御の中心移動の方法は究極としては
目標値に対してラチェット機構の半分だけずれることに
なる,そして目標値より上又は下で制御を繰返すことに
なるが電気回路としてはこの差を極限まで小いさくする
ことは容易なことであります。
。このオフセツトを零にすることが自動制御の性能を向
上することであり本発明では自動制御回路の制御の中心
を浮動できる構造とし,ラチェット機構に結び付け動的
制御の出力信号によつて正,負に順次連動するようにし
て制御の中心を自動選択することによつてオフセツトが
なく完全に目標値に停止することができる自動制御装置
を発明した。この制御の中心移動の方法は究極としては
目標値に対してラチェット機構の半分だけずれることに
なる,そして目標値より上又は下で制御を繰返すことに
なるが電気回路としてはこの差を極限まで小いさくする
ことは容易なことであります。
この制御の中心を浮動させてオフセツトを零にする方法
は2種あり第一の方法は上記動的な信号による制御法に
用いるホイートストンブリツジの制御の中心を可変構造
とする方法と第二の方法は制御出力を2系統とし,1系
統をラチェットリレーを用いた制御の中心による制御出
力とし,残りの1系統をその都度発生する外乱の制御,
即ち上記動的な制御出力と静的な制御出力を重畳した自
動制御とし,この2系統の出力で制御を行う自動制御装
置を提供するものである。
は2種あり第一の方法は上記動的な信号による制御法に
用いるホイートストンブリツジの制御の中心を可変構造
とする方法と第二の方法は制御出力を2系統とし,1系
統をラチェットリレーを用いた制御の中心による制御出
力とし,残りの1系統をその都度発生する外乱の制御,
即ち上記動的な制御出力と静的な制御出力を重畳した自
動制御とし,この2系統の出力で制御を行う自動制御装
置を提供するものである。
以下本発明を図面によつて動作を説明する。第1図は静
的な自動制御装置に用いるホイートストーンブリツジ回
路を示す。Sは信号検出器,Gは制御出力,Rは固定抵
抗,VRは目標値を決める可変抵抗を示す。
的な自動制御装置に用いるホイートストーンブリツジ回
路を示す。Sは信号検出器,Gは制御出力,Rは固定抵
抗,VRは目標値を決める可変抵抗を示す。
従来の自動制御はこの回路を用い被制御体が目標かりは
ずれると信号検出器Sで偏差を検出し制御出力Gが増幅
されて被制御体を目標値に戻す構造となつている。第2
図は動的な信号による制御のためのホイートストーンブ
リツジ回路を示す。S′が信号検出器,P′は時間と共
に変化するプログラム信号発生器を示す。S′にds′
/dtの信号が入るとP′の信号dp′/dtがG′信
号をキツカケとして動作を開始しその時得られる比較信
号は動的な制御出力G′で表わされ,(1)式となる。
ずれると信号検出器Sで偏差を検出し制御出力Gが増幅
されて被制御体を目標値に戻す構造となつている。第2
図は動的な信号による制御のためのホイートストーンブ
リツジ回路を示す。S′が信号検出器,P′は時間と共
に変化するプログラム信号発生器を示す。S′にds′
/dtの信号が入るとP′の信号dp′/dtがG′信
号をキツカケとして動作を開始しその時得られる比較信
号は動的な制御出力G′で表わされ,(1)式となる。
G′はa点とb点の比較を示し,a>bの範囲の正の制
御出力はプログラム信号の速さと比較して被制御体を目
標値に戻す制御量となり,a<bの負の出力は被制御体
が目標値に戻つて来る速さをプログラム信号と比較して
減速する制御出力となる。この動作は電動機では前者が
駆動トルクで後者がブレーキトルクとなる。又自動車の
運転ではアクセルとブレーキに相当する。
御出力はプログラム信号の速さと比較して被制御体を目
標値に戻す制御量となり,a<bの負の出力は被制御体
が目標値に戻つて来る速さをプログラム信号と比較して
減速する制御出力となる。この動作は電動機では前者が
駆動トルクで後者がブレーキトルクとなる。又自動車の
運転ではアクセルとブレーキに相当する。
第3図は電動機による自動制御装置の動作特性を示す。
縦軸は偏差信号量を示し,横軸は経過時間を示す。0は
目標値,被制御体が何らかの外乱を受けて目標値から外
れると第1図では(E)曲線で示す動作となる。第2図
による制御ではa点は(A)曲線で示す動作となる。更
にこの動作を説明すると被制御体が外乱をt0で受ける
と少し遅れてt1からプログラム信号が動作し,b点は
(B1)直線で増加し(A)と(B1)が交鎖するt2
までG′は正の制御出力を発生する。次にb点がa点よ
り大きくなるとプログラム信号は(B2)直線で減少し
(B2)と(A)が交鎖するt3までG′は負の制御出
力となる。以下同様にt3から被制御体が目標値に到達
するまでG′の制御出力で目標値に制御されて停止する
動作を示す。第4図は縦軸にG′による制御出力を(g
)で表わす。(g)はプログラム信号(B1)の範囲が
被制御体を目標値に近ずけるための制御出力,即ち電動
機では駆動トルクに相当し,プログラム信号(B2)の
範囲では目標値に近ずく早さを減速するブレーキトルク
となり,その結果被制御体は偏差信号とプログラム信号
によつて作られたプロセスに従つて目標値に到達するこ
ととなる。
目標値,被制御体が何らかの外乱を受けて目標値から外
れると第1図では(E)曲線で示す動作となる。第2図
による制御ではa点は(A)曲線で示す動作となる。更
にこの動作を説明すると被制御体が外乱をt0で受ける
と少し遅れてt1からプログラム信号が動作し,b点は
(B1)直線で増加し(A)と(B1)が交鎖するt2
までG′は正の制御出力を発生する。次にb点がa点よ
り大きくなるとプログラム信号は(B2)直線で減少し
(B2)と(A)が交鎖するt3までG′は負の制御出
力となる。以下同様にt3から被制御体が目標値に到達
するまでG′の制御出力で目標値に制御されて停止する
動作を示す。第4図は縦軸にG′による制御出力を(g
)で表わす。(g)はプログラム信号(B1)の範囲が
被制御体を目標値に近ずけるための制御出力,即ち電動
機では駆動トルクに相当し,プログラム信号(B2)の
範囲では目標値に近ずく早さを減速するブレーキトルク
となり,その結果被制御体は偏差信号とプログラム信号
によつて作られたプロセスに従つて目標値に到達するこ
ととなる。
更にこの目標値に到達する時間を短かくする方法として
制御出力(g)を偏差信号に比例させると(f)曲線で
示される制御出力となるので被制御体に加える力を極限
まで大きくすることができ,その結果目標値に到達する
までの時間を短くすることができる。又別の方法として
制御出力(g)は被制御体が目標値に近ずくと目標値に
近ずけるための制御出力の時間が短かくなるので,制御
出力を時間と共に徐々に増加するスロースタート機構を
持つようにすると制御出力は(h)曲線で示されるよう
に(f)と同じ性能が得られる。
制御出力(g)を偏差信号に比例させると(f)曲線で
示される制御出力となるので被制御体に加える力を極限
まで大きくすることができ,その結果目標値に到達する
までの時間を短くすることができる。又別の方法として
制御出力(g)は被制御体が目標値に近ずくと目標値に
近ずけるための制御出力の時間が短かくなるので,制御
出力を時間と共に徐々に増加するスロースタート機構を
持つようにすると制御出力は(h)曲線で示されるよう
に(f)と同じ性能が得られる。
通常,外乱がある場合,被制御体は目標値からそれた信
号によつて発生する制御出力とバランスすることによつ
て静止することになつている。
号によつて発生する制御出力とバランスすることによつ
て静止することになつている。
これは外乱のある場合消すことのできない誤差でありこ
れをオフセツトと呼んでいる。第5図と第6図はオフセ
ツトを零にする方法として制御の中心を動的な制御出力
によつて外乱とバランスさせる方法を示す。第5図はホ
イートストンブリツジ回路の中に夛端子抵抗Rcを設け
,その夛端子にラチェット機構を結u′′付けG′の信
号によつて順次制御の中心を移動する構造を示す。そし
て制御の中心C点は被制御体が目標値に到達するとC点
の移動は停止し,その時のRcがすべての外乱とバラン
スした制御の中心となる。同様に第6図は制御の中心を
制御出力側で2系統に分けた方法を示す。
れをオフセツトと呼んでいる。第5図と第6図はオフセ
ツトを零にする方法として制御の中心を動的な制御出力
によつて外乱とバランスさせる方法を示す。第5図はホ
イートストンブリツジ回路の中に夛端子抵抗Rcを設け
,その夛端子にラチェット機構を結u′′付けG′の信
号によつて順次制御の中心を移動する構造を示す。そし
て制御の中心C点は被制御体が目標値に到達するとC点
の移動は停止し,その時のRcがすべての外乱とバラン
スした制御の中心となる。同様に第6図は制御の中心を
制御出力側で2系統に分けた方法を示す。
Fは加熱炉,H1はG′によつて動作する電源W1から
供給されるヒーターを示す。H2はG′のキツカケによ
つて動作するラチェット機構の電源W2から供給される
ヒーター示し,H2の熱量が外乱の平均値とバランスし
た制御の中心となつている。第7図は第6図に示す加熱
炉の温度制御の動作特性を示す。Oは目標温度,(E)
は従来のフイードバツク制御による動作特性を示す。(
A)は本制御による動作特性即ち偏差信号,(B1)(
B2)はプログラム信号を示す。第8図は第7図に示す
動作特性の時の制御出力の総和を(K)で示す。
供給されるヒーターを示す。H2はG′のキツカケによ
つて動作するラチェット機構の電源W2から供給される
ヒーター示し,H2の熱量が外乱の平均値とバランスし
た制御の中心となつている。第7図は第6図に示す加熱
炉の温度制御の動作特性を示す。Oは目標温度,(E)
は従来のフイードバツク制御による動作特性を示す。(
A)は本制御による動作特性即ち偏差信号,(B1)(
B2)はプログラム信号を示す。第8図は第7図に示す
動作特性の時の制御出力の総和を(K)で示す。
OはW2かりH2に供給される加熱炉の制御の中心を示
す。O+,O−は制御の中心より少し高い熱量と少し低
い熱量を示す。又OL,ONは電源W2の制御出力端子
を示す。このように加熱炉Fに対してプログラム信号P
′を最適値に選定し,W1W2による制御出力の最適値
を選定すると加熱炉の温度特性は第7図(A′)で示さ
れるような動作特性が得られるものである。
す。O+,O−は制御の中心より少し高い熱量と少し低
い熱量を示す。又OL,ONは電源W2の制御出力端子
を示す。このように加熱炉Fに対してプログラム信号P
′を最適値に選定し,W1W2による制御出力の最適値
を選定すると加熱炉の温度特性は第7図(A′)で示さ
れるような動作特性が得られるものである。
以上のように本発明の第1のポイントは第2図に示す左
辺の信号検出器S′かり得られる徴分信号ds′/dt
を右辺のプログラム信号によつて発生するdp′/dt
信号をa点とb点の差を起点として動作させることによ
つて見かけ上第1図の制御出力Gよりも先の制御出力G
′を得る自動制御法を基本とするもので,更にこの制御
性能を向上するために制御出力を偏差信号に比例させる
方法を発明し,更に又制御出力にスロースタート機構を
持たせることによつて同等の性能が得られる方法を発明
した。又連続的に加わる外乱に対して従来の制御はオフ
セツトが発生するが本発明は制御の中心を浮動できる構
造とし,自動的に制御の中心をホイートストンブリツジ
の中で選定する方法,あるいは制御出力を2系統に分け
てその中の1系統で制御の中心を選定する方法を発明し
たのが第2のポイントである。
辺の信号検出器S′かり得られる徴分信号ds′/dt
を右辺のプログラム信号によつて発生するdp′/dt
信号をa点とb点の差を起点として動作させることによ
つて見かけ上第1図の制御出力Gよりも先の制御出力G
′を得る自動制御法を基本とするもので,更にこの制御
性能を向上するために制御出力を偏差信号に比例させる
方法を発明し,更に又制御出力にスロースタート機構を
持たせることによつて同等の性能が得られる方法を発明
した。又連続的に加わる外乱に対して従来の制御はオフ
セツトが発生するが本発明は制御の中心を浮動できる構
造とし,自動的に制御の中心をホイートストンブリツジ
の中で選定する方法,あるいは制御出力を2系統に分け
てその中の1系統で制御の中心を選定する方法を発明し
たのが第2のポイントである。
この動作は先の信号で制御を行う形となつているので別
名フイードフオワード制御とも呼んでいるが本質的には
動的な制御回路のフイードバツク制御である。又本制御
はON OFFの不連続制御操作であるが偏差信号を追
従しながら必要に応じて最適制御出力で自動制御を行う
のでその動作は自動のプロセス制御となつて居り,その
結果目標値に到達する時にオーバーランがなくしかも所
要時間とエネルギーを最少値にすることができ,その時
の被制御体の動きは連続した良質の自動制御装置が得り
れるものである。
名フイードフオワード制御とも呼んでいるが本質的には
動的な制御回路のフイードバツク制御である。又本制御
はON OFFの不連続制御操作であるが偏差信号を追
従しながら必要に応じて最適制御出力で自動制御を行う
のでその動作は自動のプロセス制御となつて居り,その
結果目標値に到達する時にオーバーランがなくしかも所
要時間とエネルギーを最少値にすることができ,その時
の被制御体の動きは連続した良質の自動制御装置が得り
れるものである。
この自動制御法の応用は前記実施例に限らず流量,圧力
,電流蒸発,重量,角度,回転,速度,加速度などの制
御に適用可能である。又本制御をコンピユータの端末機
として使用する場合は動作時間に遅れがなく,又回路は
差動増幅器で構成されるのでIC化が容易である。更に
本発明の制御の中心を浮動させて外乱とバランスさせる
方法は端末機の自動制御装置に自律機能を持たせること
となりその結果コンピユータ側にかける負担の少ない実
用価値のある高度の自動制御が得られるものである。
,電流蒸発,重量,角度,回転,速度,加速度などの制
御に適用可能である。又本制御をコンピユータの端末機
として使用する場合は動作時間に遅れがなく,又回路は
差動増幅器で構成されるのでIC化が容易である。更に
本発明の制御の中心を浮動させて外乱とバランスさせる
方法は端末機の自動制御装置に自律機能を持たせること
となりその結果コンピユータ側にかける負担の少ない実
用価値のある高度の自動制御が得られるものである。
第1図は静的な動作を検出し制御出力を得る電気回路。
S−−−偏差検出器。G−−−制御出力VR−−−目標
設定可変抵抗 R−−−抵抗。 第2図は動的な信号を検出し動的な制御出力を得る電気
回路。 S′−−−ds′/dt検出器 P′−−−dp′/d
tプログラム信号発生器。 G′−−−動的な制御出力。 第3図は第2図回路の動作特性図。 (E)−−−第1図による動作特性。(A)−−−偏差
信号。O1−−−目標値(B1)−−−G′が正のプロ
グラム信号。(B2)−−−G′が負のプログラム信号
。 t−−−経過時間。 第4図は第3図に於ける制御出力図 (g)−−−第3図の動作中の制御出力。(f)−−−
偏差信号に比例した制御出力。(h)−−−スロースタ
ートを重畳した制御出力,第5図は制御の中心を浮動さ
せる構造とした電気回路図Rc−−−制御の中心を可変
する抵抗。C−−−浮動制御中心。 第6図は制御出力を2系統とした温度制御回路図。 F−−−加熱炉。H1−−−ヒーター1。H2−−−ヒ
ーター2。 W1−−−制御電源。W2−−−浮動端子付電源(AC
)−−−供給電力。 第7図は第6図に示す加熱炉の動作特性図。 (A′)−−−実現可能な最適制御特性。 第8図は第7図の制御出力図 (k)−−−第7図の総和制御出力。O+−−−目標値
をわずかに越えた制御の中心。O−−−−目標値にわず
かに少ない制御の中心OL〜On−−−制御の中心とな
る浮動端子。 以上。
設定可変抵抗 R−−−抵抗。 第2図は動的な信号を検出し動的な制御出力を得る電気
回路。 S′−−−ds′/dt検出器 P′−−−dp′/d
tプログラム信号発生器。 G′−−−動的な制御出力。 第3図は第2図回路の動作特性図。 (E)−−−第1図による動作特性。(A)−−−偏差
信号。O1−−−目標値(B1)−−−G′が正のプロ
グラム信号。(B2)−−−G′が負のプログラム信号
。 t−−−経過時間。 第4図は第3図に於ける制御出力図 (g)−−−第3図の動作中の制御出力。(f)−−−
偏差信号に比例した制御出力。(h)−−−スロースタ
ートを重畳した制御出力,第5図は制御の中心を浮動さ
せる構造とした電気回路図Rc−−−制御の中心を可変
する抵抗。C−−−浮動制御中心。 第6図は制御出力を2系統とした温度制御回路図。 F−−−加熱炉。H1−−−ヒーター1。H2−−−ヒ
ーター2。 W1−−−制御電源。W2−−−浮動端子付電源(AC
)−−−供給電力。 第7図は第6図に示す加熱炉の動作特性図。 (A′)−−−実現可能な最適制御特性。 第8図は第7図の制御出力図 (k)−−−第7図の総和制御出力。O+−−−目標値
をわずかに越えた制御の中心。O−−−−目標値にわず
かに少ない制御の中心OL〜On−−−制御の中心とな
る浮動端子。 以上。
Claims (5)
- (1)被制御体を目標値に自動的に近ずける自動制御装
置に於て偏差信号の中の変化速度信号と被制御体の持つ
固有の動く速さに近似されたプログラム信号(時間と共
に増加又は減少する信号)を偏差信号によって動作させ
、比較することによって制御出力を得、又その制御出力
によってプログラムを選択し、同様の制御出力によって
被制御体を目標値に到達させる所謂動的な信号によって
制御を行う自動制御装置。 - (2)前記第1項の自動制御装置の最適自動制御機能を
得るために制御出力を被制御体の偏差信号に比例するよ
うに重畳した出力で制御を行う自動制御装置。 - (3)前記第1項の自動制御装置の最適自動制御機能を
得るためにその制御出力が制御動作を行う度毎に、時間
と共に徐々に増加する(スロースタート)機能を持つよ
うに重畳した制御出力で制御を行う自動制御装置。 - (4)前記第2項、第3項の自動制御装置に於て制御回
路の目標値となる位置に夛端子の抵抗に連結して制御の
中心が浮動できる構造とし、その夛端子にラチェット機
構を連結し、前記制御出力を用いて連動して外乱のすべ
ての平均値と制御出力の中心が一致するようにして制御
を行う自動制御装置。 - (5)前記第2項、第3項の自動制御装置に於て制御出
力を2系統とし、第1の系統の制御出力を夛端子で浮動
できる構造とし同じように制御出力と連動させて外乱と
制御量がバランスするように動作させ、別の第2系統の
制御出力を前記第2項第3項に記した自動制御を行わせ
て、制御の中心を浮動したバランスと急激な外乱を制御
する2つの系統を重畳することによって制御を行う自動
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6912385A JPS61229102A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6912385A JPS61229102A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 自動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61229102A true JPS61229102A (ja) | 1986-10-13 |
Family
ID=13393553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6912385A Pending JPS61229102A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 自動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61229102A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2731741C1 (ru) * | 2019-12-12 | 2020-09-08 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт автоматики и процессов управления Дальневосточного отделения Российской академии наук (ИАПУ ДВО РАН) | Устройство формирования программных сигналов управления |
-
1985
- 1985-04-03 JP JP6912385A patent/JPS61229102A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2731741C1 (ru) * | 2019-12-12 | 2020-09-08 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт автоматики и процессов управления Дальневосточного отделения Российской академии наук (ИАПУ ДВО РАН) | Устройство формирования программных сигналов управления |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4381478A (en) | Control system for a linear synchronous motor | |
JPH0311161B2 (ja) | ||
CN112297873B (zh) | 电动车辆系统和控制电动车辆的控制方法 | |
JPS61229102A (ja) | 自動制御装置 | |
JPS6143535B2 (ja) | ||
WO1990016020A1 (fr) | Procede de mise a zero utilisant un observateur estimateur de perturbations | |
JP3158461B2 (ja) | ダイナモメータの電気慣性補償方法 | |
CN106787940A (zh) | 一种改进的超声波电机反步自适应伺服控制方法 | |
JPH03107384A (ja) | モータ駆動制御装置 | |
JPS59169396A (ja) | 発電機の制御方式 | |
JPH0248820B2 (ja) | ||
JP2814764B2 (ja) | ロボットの制御装置 | |
US20230303207A1 (en) | Method for Controlling Motor Assistance provided by a Motor of an Electric Bike | |
JP3937519B2 (ja) | エンジンの回転数制御装置 | |
JP2527282Y2 (ja) | 電力制御装置 | |
JP3555351B2 (ja) | 速度制御装置 | |
JP3988468B2 (ja) | 車両速度制御装置のコールドスタート時補正方法及び補正装置 | |
JPH03159587A (ja) | コンベヤ設備の始動および制動の無振動調節方法および装置 | |
JPH07203606A (ja) | 電気自動車のトルク制御装置 | |
JPS60173327A (ja) | リンクレススロツトルアクチユエ−タの駆動装置 | |
JP2002036917A (ja) | 無段変速機を備えた車両の加減速度制御装置 | |
JPH02228204A (ja) | 電動車の速度制御装置 | |
JPH0354368Y2 (ja) | ||
JPS6045105B2 (ja) | 交流エレベ−タの速度制御装置 | |
SU1471274A1 (ru) | Электропривод посто нного тока с оптимальным управлением |