JPS6122892B2 - - Google Patents

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JPS6122892B2
JPS6122892B2 JP54123805A JP12380579A JPS6122892B2 JP S6122892 B2 JPS6122892 B2 JP S6122892B2 JP 54123805 A JP54123805 A JP 54123805A JP 12380579 A JP12380579 A JP 12380579A JP S6122892 B2 JPS6122892 B2 JP S6122892B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotation speed
vibration
turbine generator
rpm
steam turbine
Prior art date
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Expired
Application number
JP54123805A
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English (en)
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JPS5647719A (en
Inventor
Masafumi Takechi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5647719A publication Critical patent/JPS5647719A/ja
Publication of JPS6122892B2 publication Critical patent/JPS6122892B2/ja
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転機器の振動診断方法に係り、特に
回転機器の異常振動を早期に検出することのでき
る異常振動診断方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、蒸気タービン発電機は第1図に示す如
き構成を有している。すなわち、高圧タービン1
に中圧タービン2が設けられており、中圧タービ
ン2の後段に低圧タービン3,4が設けられてい
る。この低圧タービン4に発電機5が設けられて
いる。そして、各タービンおよび発電機の回転軸
には、軸受6,7,8,9,10,11がそれぞ
れ設けられている。このような構成を有する蒸気
タービン発電機においては、各タービンおよび発
電機の軸振動の監視が、異常振動によりタービン
の破壊に結び付く関係から運転保守の内で大きな
比重を占めている。
そこで、従来は、回転軸の各軸受6,7,8,
9,10,11にそれぞれ第2図に示す如き軸振
動検出器12を取り付け、この軸振動検出器12
の軸振動信号を中央制御盤に集め、各軸受毎に順
次走査させメータに振幅値を表示して振動状態の
監視を行なつていた。すなわち、振幅が軸振動許
容値を越えた時に警報を出力し、さらに大きくな
るとタービンをトリツプさせ、その保護を行つて
いる。この場合の振幅の許容値はオーバオールに
よつて定められるため、振動の絶対値が増加しな
ければ、危険周波数成分だけが増加しても異常と
判断しない場合がある。このように、実際には振
動波形の絶対値が増加しなくても特定の周波数成
分が増大すれば、異常が発生している場合があ
る。
したがつて、従来の振動診断装置は、第2図に
示す如く、軸振動検出器12に増幅器13を接続
して、検出値を増幅し、さらに、増幅器13に接
続されるA/D変換器14によつてデジタル値に
変換し、フーリエ分析器15により周波数成分毎
の変動量により異常の検知を行なつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の振動診断装置にあつて
は、異常を検出するに周波数分析を行なうが、各
周波数成分が、過去の異常状態における周波数成
分のどれに該当するか明確でなく比較が甚だ困難
であり、また、過去に生じた異常時の現象を記録
して追跡することになるが、従来、異常の有無を
中央制御盤に振動検出器からの検出を順次走査さ
せて人間が判読していたため甚しき労力を有する
という欠点を有していた。
また、従来の装置にあつては、過去の異常振動
を生じた時点の運転状態を、現状の運転状態が、
例えば、過去の1000回転時あつたものが現状は
500回転であつた場合といつたように異る場合に
は、厳密な比較は困難であるという欠点を有して
いた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、蒸気タービン発電機の運転中
の異常振動を早期に検出し、回転機の異常振動の
徴候を診断することのできる蒸気タービン発電機
の異常振動診断方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
蒸気タービン発電機の異常振動は、その発生原
因によつて、 回転周波数およびその調波成分、回転機器の
固有周波数成分の大きさに相違があること。
軸振動以外のプラント状態など、たとえば、
温度、圧力、流量などに振動原因に対応して、
変化する変数があること。
一般に異常振動が発生した時以外でも、通常
の運転条件の違いで変動するのが普通である。
という特徴を有している。これらの特徴に着目
し、本発明は検出毎の振動値と、該振動検出時の
振動の調波分析結果とを、各検出時のプラント状
態に対応する比較レベルと比較することにより、
蒸気タービン発電機の異常振動の徴候の診断を行
なおうとするものである。
すなわち、本発明は、蒸気タービン発電機の回
転数、負荷、主蒸気温度、高圧タービン1段後内
壁温度を検出し、主蒸気温度と高圧タービン1段
後内壁温度との差であるミスマツチ温度(T)に
より起動モードを コールドスタート;100T ウオームスタート;−70<T<100 ホツトスタート;−145<T−70 ベリーホツトスタート;T−145 に区分し、さらに各起動モードに対して、蒸気タ
ービン発電機の回転数を500rpm〜1000rpmと
500rpmきざみに3500rpmまでの6パターンに分
類すると共に、蒸気タービン発電機の負荷を0〜
20%と20%きざみに100%までの6パターンに分
類し、各起動モードの各パターンについて軸振動
信号について予め定められた 一次固有周波数成分 回転数成分/3 回転数成分/2 回転数成分 2×回転数成分 の各周波数成分の大きさを示す周波数スペクトル
信号と、現在の起動モードに対応した蒸気タービ
ン発電機の回転数及び負荷状態の組合せによつて
定まるプラント状態に対応した各周波数スペクト
ル信号とを比較し、該現在の各周波数スペクトル
信号レベルが前記設定されたレベルよりも大きい
ときに異常振動であると診断することを特徴とす
るものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第3図には、本発明の一実施例が示されてい
る。
図において、ロータ20には、振動検出器21
が設けられており、この振動検出器21によつて
検出された軸振動信号22が、振動検出器21に
接続されている振動診断装置100に入力され
る。この振動診断装置100は、調波分析器10
1、検波整流器102、プラント状態判別器10
3、レベル比較器104、レベル設定器105か
らなる。軸振動信号22は調波分析器101に入
力される。この調波分析器101には、レベル比
較器104が接続されている。また、軸振動信号
22は、検波整流器102にも入力され、この検
波整流器102の出力値は、レベル比較器104
に入力するよう構成されている。
一方、プラント変位検出器23から出力される
プラント変位より、プラント状態を判別するため
のプラント状態判別器103に信号が入力されて
いる。このプリント状態判別器103から出力さ
れるプラント状態信号108はレベル比較器10
4に入力される。
この調波分析器101より出力される調波分析
信号106、検波整流器102より出力される振
動オーバオール信号107、プラント状態判別機
103から出力されるプラント状態信号108は
レベル比較器104に入力されると同時にレベル
設定器105にも入力される。このレベル設定器
105から出力されるヘルスレベル信号109は
レベル比較器104に入力され、レベル比較器1
04において比較される。もし異常であれば、レ
ベル比較器104より異常判定信号110が出力
される。
このような構成において、調波分析器101
は、従来技術と同様に軸振動計よりの軸振動信号
22を入力し、周波数成分毎の大きさを出力す
る。
又、それと同時に検波整流器102を介して、
振動のオーバオール信号107を検出する。又、
調波分析器101は全周波数成分に大して分析結
果を出力するのでなく、 一次固有周波数成分 回転数成分/3 回転数成分/2 回転数成分 2×回転数成分 の周波数成分の大きさを示す周波数スペクトル信
号を抽出して出力する。
また、プラント状態判別機103は、プラント
変数検出器23により、回転数、負荷、主蒸気温
度、高圧タービン1段後内壁温度を検出し、主蒸
気温度と高圧タービン1段後内壁温度との差であ
るミスマツチ温度(T)により起動モードを コールドスタート;100T ウオームスタート;−70<T<100 ホツトスタート;−145<T−70 ベリーホツトスタート;T−145 に区分し、さらに各起動モードに対して、蒸気タ
ービン発電機の回転数を500rpm〜1000rpmと
500rpmきざみに3500rpmまでの6パターンに分
類する。
従つて、プラント状態は、各起動モードに対応
して、回転数及び負荷状態の組合せによつて定め
る。また、レベル設定器105は上記のプラント
状態に対応して、上述の各周波数スペクトル信号
に対するレベルをもつ。
したがつて、実際の診断は、例えばタービンが
コールドスタートモードで起動されたとすると、
レベル設定器105はコールドスタートモードの
設定がなされる。従つて、レベル比較器104は
コールドスタートモードに対応して、なおかつ、
回転数、負荷に対応したレベルとの比較を現在の
振動信号と行う。設定されたレベル以上の場合
は、異常振動の徴候有りとして、異常判定信号1
10を出力する。
なお、調波分析器101に加えて検波整流器1
02を設けているのは、調波分析器101におい
て調波分析するまでもなく異常状態を現出してい
る場合に早期に対応するためのものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、蒸気タ
ービン発電機の運転中に発生した異常軸振動を、
従来の振幅値により定められた一律の設定値では
なく、運転モードに対応し、なおかつ、周波数ス
ペクトルに対応した、詳細な比較レベルをもつ事
により、異常振動を早期に検出する事が出来る。
このように、本発明によれば、蒸気タービン発
電機の異常振動の早期検出を行ない、回転機の異
常振動の徴候を診断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸気タービン発電機の構成図、第2図
は従来の振動診断装置の回路図、第3図は本発明
の実施例を示す回路図である。 100……振動診断装置、101……調波分析
器、102……検波整流器、103……プラント
状態判別器、104……レベル比較器、105…
…レベル設定器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蒸気タービン発電機の回転数、負荷、主蒸気
    温度、高圧タービン1段後内壁温度を検出し、主
    蒸気温度と高圧タービン1段後内壁との差である
    ミスマツチ温度(T)により起動モードを コールドスタート;100T ウオームスタート;−70<T<100 ホツトスタート;−145<T−70 ベリーホツトスタート;T−145 に区分し、さらに各起動モードに対して、蒸気タ
    ービン発電機の回転数を500rpm〜1000rpmと
    500rpmきざみに3500rpmまでの6パターンに分
    類すると共に、蒸気タービン発電機の負荷を0〜
    20%と20%きざみに100%までの6パターンに分
    類し、各起動モードの各パターンについて軸振動
    信号について予め定められた 一次固有周波数成分 回転数成分/3 回転数成分/2 回転数成分 2×回転数成分 の各周波数成分の大きさを示す周波数スペクトル
    信号と、現在の起動モードに対応した蒸気タービ
    ン発電機の回転数及び負荷状態の組合せによつて
    定まるプラント状態に対応した各周波数スペクト
    ル信号とを比較し、該現在の各周波数スペクトル
    信号レベルが前記設定されたレベルよりも大きい
    ときに異常振動であると診断することを特徴とす
    る蒸気タービン発電機の異常振動診断方法。
JP12380579A 1979-09-28 1979-09-28 Diagnosing device for vibration Granted JPS5647719A (en)

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JP12380579A JPS5647719A (en) 1979-09-28 1979-09-28 Diagnosing device for vibration

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JP12380579A JPS5647719A (en) 1979-09-28 1979-09-28 Diagnosing device for vibration

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JPS5647719A JPS5647719A (en) 1981-04-30
JPS6122892B2 true JPS6122892B2 (ja) 1986-06-03

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JP12380579A Granted JPS5647719A (en) 1979-09-28 1979-09-28 Diagnosing device for vibration

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60157024A (ja) * 1984-01-27 1985-08-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 回転機械の振動監視方法
JPS628024A (ja) * 1985-07-04 1987-01-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 回転機械の診断方法
JPS628023A (ja) * 1985-07-04 1987-01-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 回転機械の診断方法
JPS628025A (ja) * 1985-07-04 1987-01-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 回転機械の診断方法

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