JPS60157024A - 回転機械の振動監視方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は回転機械の振動監視方法の改良に関するもので
ある。

ポンプ・タービン・ブロワ等の回転機械では、その大型
化、大容量化に伴ない回転機械の振動問題がクローズ・
アップされており、使用時の堡守、管理の一環として軸
もしくはケーシング系の振動χ常時、測定・監視てるこ
とが機械の異常の有無ヶ診断する有効な方法として注目
されている。

振動監視方法は、一般的に振動値そのものケ対象にして
おり、回転機械が破損または損傷に至ると考えられる振
動値ケアラーム値として設定し、それを越えると、警報
が発せられ、ひいては自動的にトリップするようになっ
ている。ところが従来は、このアラ−ムレはル（振動監
視し×ル）が第１図の一点鎖線に示すように吐出流量ま
たは出力等の負荷の変化に関係なく、一定値にセットさ
れていた。しかし、回転機械の殆んどは、その振動特性
として振動イ直が上記負荷の状態量の影響７受けて変化
する。また負荷全域ケ運転点として使用するものも少な
くなくて、振動値が負荷域により変化する。例えば第１
図の振動特性Ｚ持つ回転機械の場合、低負荷域に比べ高
負荷域（定格運転ポイント）の方が振動値が低いため、
アラームレベルとの差も大きい。一方、回転機械の異常
診断の観点からみれば、振動の絶対値ばかりでなく、現
振動値からの相対変化量も重要であり、いくらアラーム
レベルに達していないからといって正常であると判断す
るのは非常に危険である。

本発明は前記の問題点に対処するもので、回転機械の負
荷の状態量の変化に応じて振動監視レベルχ可変に且つ
最適に設定すること乞特徴とした回転機械の振動監視方
法に係り、その目的とする処は、回転機械の異常診断を
正確に且つ迅速に行なうことができて、回転機械ひいて
はプラントの安全性及び信頼性を向上できる改良された
回転機械の振動監視方法を供する点にある。

次に本発明の回転機械の振動監視方法乞具体的に説明す
ると、本振動監視方法の実施に当っては、回転機械の負
荷の状態量の変化で変る振動特性を予め把握し、振動監
視レベル（アラームレベル）が第２図（Ａ）の一点鎖線
に示すように負荷の状態量の変化に追従して最適に設定
されてゆ（機能乞もった振動監視装置ン使用し、回転機
械の運転中、同振動監視装置がそのときの負荷の状態量
に対し最適な振動監視基準になると、警告を発して、運
転員に異常を知らせる。

本発明の回転機械の振動監視方法は前記のように構成さ
れており、アラームレベル（振動監視レベル）ケ回転機
械の負荷の全域で負荷の状態量に応じて最適に設定する
ことができ、回転機械の異常診断ｔより正確に且つ迅速
に行なうことができて、回転機械ひいてはプラントの安
全性及び信頼性χ向上できる効果がある。

以上本発明ビ実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の回転機械の振動監視方法の振動監視レベ
ルの設定要領を示す説明図、第２図は本発明に係る回転
機械の振動監視方法の振動監視レベルの設定要領を示す
説明図である。 （７！・・・振動監視レベル。 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 外６名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転機械の負荷の状態量の変化に応じて振動監視しくル
   を可変に且つ最適に設定すること乞特徴とした回転機械
   の振動監視方法。