JPS581606Y2 - 回転機械の接触検知装置 - Google Patents

回転機械の接触検知装置

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JPS581606Y2
JPS581606Y2 JP1977176578U JP17657877U JPS581606Y2 JP S581606 Y2 JPS581606 Y2 JP S581606Y2 JP 1977176578 U JP1977176578 U JP 1977176578U JP 17657877 U JP17657877 U JP 17657877U JP S581606 Y2 JPS581606 Y2 JP S581606Y2
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JP
Japan
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contact
voltage
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contact detection
low voltage
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JP1977176578U
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JPS5499901U (ja
Inventor
浩一 新田
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転機械の接触検知装置に関する。
回転機械としてタービン発電プラントの一例を第1図に
示す。
第1図に釦いて1は高圧タービン、2は中圧、低圧ター
ビンで内部概略構造を示しである。
また、3は発電機である。蒸気タービンは原理構造上蒸
気が有効に翼を通過するよう各静翼4及び各動翼5の間
隙を微少に保ち、又、蒸シが外へもれるのを防ぐためロ
ータ6の貫通部にはロータ6と微少間隙で、グランドフ
ィン7を多数設ける必要があり、従って熱変形、熱膨張
によりロータ6と静止部に接触を生じる場合がある。
静止部と回転体が接触を生じた場合、それが過大であれ
ば勿論運転不能であり、軽い接触でもその接触部が部分
加熱され熱変形を起し回転体が曲ることて振動が増大し
運転不能となる。
一方回転機械の振動大となる原因にはアンバランス、熱
変形、回転体の接触その他事数あり、振動を減少させる
ためにはその原因に応じた対策が必要となる。
従って振動発生原因を明確にすることが適切な対策つ1
り振動低減に役立ち、安全運転につながることになる。
なお第1図において12は接地ブラシで、軸電圧によっ
て軸受部の電蝕を防止するため必ずどのプラントにも設
けられている。
しかして、従来は原因判別手段の1つとして、第2図に
示すように、軸受8及びグランド部9に聴診枠10の一
端をあて、その他端を耳に督しあて、接触音の有無を判
定していた。
しかし、これでは(1)一旦流入蒸蒸を断つ必要がある
(蒸気音で判別出来ないため)。
(2)回転機に人が近寄らないと判別が出来ない。
(3)奥内部の接触及び軽い接触では判別が困難である
等の欠点を持っている。
回転機械にとってロータと静止部の接触は振動の増大他
致命的大事故につながる可能性をもってち・す、確実に
接触の有無を検知して振動増大原因を明確に判別する必
要がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、接地ブラシ
と軸受間に低電圧電源を介装連絡し、上記接地ブラシと
連絡したロータ及びこれと潤滑油で絶縁された前記軸受
間に低電圧を印加すると共に、同印加された低電圧の電
圧レベルを計測する装置を設けてなることを要旨とし、
ロータと静止部との接触を確実に検知し得る回転機械の
接触検知装置を提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を第1図及び第3図を参照して説
明する。
第3図は本考案の一実施例を示すもので、ロータ6と軸
受8が潤滑油11により絶縁されているところに着目し
、接地ブラシ12と軸受8に低電圧ち低電圧電源13よ
り抵抗14を通し切替スイッチ15を介して印加する。
そして接地ブラシ12と軸受8に加わる電圧V□を平滑
回路16に入力している。
さらに平滑後の電圧v2をレベル比較回路17に入力し
てその電圧を判別させ、ランプ表示18a〜18c又は
警報19を発する。
切替スイッチ15は通常B側として回路を開放すること
により電蝕防止を行ない、計測時のみA側とし、電源1
3をロータ6と軸受8との間に印加する。
第4図は、接地ブラシ12と軸受8に加わる電圧V□と
平滑回路16を経た後の電圧V2及びレベル比較回路1
7の設定を示すもので、aは接融なしの状態を示し、電
圧■1は低電圧電源13の電圧にほぼ等しい。
bはaに対する平滑後の電圧を示し、レベル比較回路1
7の設定をCの如くすれば良判別が得られる。
捷たdは軽い接触の状態を示し、eはdに対する平滑後
の電圧を示し、レベル比較回路17の設定をfの如くす
れば軽判別が得られる。
さらに、gは強い接触の状態を示し、V2はロータ6と
静止部(含軸受8)が接触するため、低電圧源13は抵
抗14を通して短絡される。
このため電圧v1はgのように零電圧にほぼ等しくなる
hはgに対する平滑後の電圧を示し、レベル比較回路1
7の設定をiの如くすれば強判別が得られる。
上記のようにレベル比較回路17の設定をclf及びi
の3通り設定しておけは、ランプ表示18a〜18cに
より接触状態を確認することかできる。
本考案は上記実施例に限定されるものでなく、例えば蒸
気タービン、ガスタービン、軸流圧縮機等の回転機械に
応用し得るものである。
以上述べたように本考案によれば、接地ブラシと軸受間
に低電圧電源を介装連絡し、上記接地プランと連絡し7
たロータ及びこれと潤滑油で絶縁された前記管間に低電
圧を印加すると共に、同印加された低電圧の電圧レベル
を計測する装置を設けてなることを要旨としているので
、遠隔測定が可能であり、回転機械に接近することなく
、操作室でランプ表示等により接触の有無を確認でき、
作業の安全性を向上することができる。
また、1騒音の影響を受けないので、蒸気タービンにお
いて実施上た場合でも流入蒸気を断つ必要がなく、通常
運転中でも接触の有無を確認することができる。
さらに実施例で示したようにレベル比較回路17にむい
て複数のレベル設定を行った場合には接触の強弱度を判
別することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はタービン発電プラントの一例を示す図、第2図
は従来の回転機械の接触検知手段を示す図、第3図は本
考案の一実施例を示す構成図、第4図は同実施例の動作
を説明するための各部動作電圧波形図である。 1・・・高圧タービン、2・・・中圧、低圧タービン、
3・・・発電機、4・・・静翼、5・・・動翼、6・・
・ロータ、7・・・グランドファン、8・・・軸受、9
・・・グランド部、10・・・聴診棒、11・・・潤滑
油、12・・・接地ブラシ、13・・・低電圧電源、1
8a〜18c・・・ランプ表示、19・・・警報。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 潤滑油で絶縁された回転体と静止部との間に低電圧電源
    から抵抗を介して低電圧を印加し、上記回転体と静止部
    との間の電圧を信号源として平滑回路により平滑し、こ
    の平温回路の出力電圧をレベル比較回路で設定レベルと
    比較して接触の有無を判別するように構成したことを特
    徴とする回転機械の接触検知装置。
JP1977176578U 1977-12-27 1977-12-27 回転機械の接触検知装置 Expired JPS581606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977176578U JPS581606Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 回転機械の接触検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977176578U JPS581606Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 回転機械の接触検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5499901U JPS5499901U (ja) 1979-07-14
JPS581606Y2 true JPS581606Y2 (ja) 1983-01-12

Family

ID=29185243

Family Applications (1)

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JP1977176578U Expired JPS581606Y2 (ja) 1977-12-27 1977-12-27 回転機械の接触検知装置

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JPS5499901U (ja) 1979-07-14

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