JPH0524321B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524321B2 JPH0524321B2 JP57203675A JP20367582A JPH0524321B2 JP H0524321 B2 JPH0524321 B2 JP H0524321B2 JP 57203675 A JP57203675 A JP 57203675A JP 20367582 A JP20367582 A JP 20367582A JP H0524321 B2 JPH0524321 B2 JP H0524321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pump
- main oil
- emergency
- speed
- comparator
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 56
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D21/00—Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for
- F01D21/04—Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position
- F01D21/045—Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for responsive to undesired position of rotor relative to stator or to breaking-off of a part of the rotor, e.g. indicating such position special arrangements in stators or in rotors dealing with breaking-off of part of rotor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、主油ポンプ軸の切損時に、タービン
等の回転機を緊急停止させるための回転数の主油
ポンプ軸の切損時の緊急停止装置に関する。
等の回転機を緊急停止させるための回転数の主油
ポンプ軸の切損時の緊急停止装置に関する。
この種、緊急停止装置の従来技術としては、米
国特許第3211957号明細書、およびカナダ特許第
751205号明細書に示されるものがある。
国特許第3211957号明細書、およびカナダ特許第
751205号明細書に示されるものがある。
これらの従来技術は、主油ポンプの吐出圧が予
め定めた値より下がると、油圧低検出装置である
油シリンダのピストンロツトが掛金をたたき、た
たかれた掛金が動いてパイロツト弁がロツドから
外れ、パイロツト弁が動き、危急遮断装置を経由
した作動油が抜けることにより、タービンを緊急
停止させる。また、再起動時は、タービンをリセ
ツトして起動し、主油ポンプの圧力が一定値以上
に上昇すると、前記パイロツト弁と掛金をリセツ
トするようになつている。
め定めた値より下がると、油圧低検出装置である
油シリンダのピストンロツトが掛金をたたき、た
たかれた掛金が動いてパイロツト弁がロツドから
外れ、パイロツト弁が動き、危急遮断装置を経由
した作動油が抜けることにより、タービンを緊急
停止させる。また、再起動時は、タービンをリセ
ツトして起動し、主油ポンプの圧力が一定値以上
に上昇すると、前記パイロツト弁と掛金をリセツ
トするようになつている。
しかし、この従来技術では油圧ピストンまたは
圧力スイツチの作動除外措置を要する欠点があ
り、応答速度が遅い欠点もある。
圧力スイツチの作動除外措置を要する欠点があ
り、応答速度が遅い欠点もある。
すなわち、前述の従来技術では主油ポンプの起
動後、油圧ピストンまたは圧力スイツチが常時作
動し、主油ポンプの吐出圧が設定圧まで上昇する
前に、主油ポンプの油圧低を検出し、回転機を緊
急停止させるので、主油ポンプの起動後、その吐
出圧が設定圧まで上昇するまでの間、油圧ピスト
ンまたは圧力スイツチを作動除外させる必要があ
る。
動後、油圧ピストンまたは圧力スイツチが常時作
動し、主油ポンプの吐出圧が設定圧まで上昇する
前に、主油ポンプの油圧低を検出し、回転機を緊
急停止させるので、主油ポンプの起動後、その吐
出圧が設定圧まで上昇するまでの間、油圧ピスト
ンまたは圧力スイツチを作動除外させる必要があ
る。
また、前述の従来技術では動作経路が主油ポン
プ軸切損→主油ポンプの回転数急激低下→主油ポ
ンプ吐出圧低下→油圧ピストンまたは圧力スイツ
チ用の管路の圧油が逃げ油圧が低下→油圧ピスト
ンまたは圧力スイツチ作動→危急遮断手段作動→
回転機停止となるので、応答時間が遅れる。
プ軸切損→主油ポンプの回転数急激低下→主油ポ
ンプ吐出圧低下→油圧ピストンまたは圧力スイツ
チ用の管路の圧油が逃げ油圧が低下→油圧ピスト
ンまたは圧力スイツチ作動→危急遮断手段作動→
回転機停止となるので、応答時間が遅れる。
また、別の従来技術として、主油ポンプ吐出系
統に、圧力スイツチを2個設置し、そのうちの1
個を油圧低検出用と、他の1個をリセツト用とし
たものである。
統に、圧力スイツチを2個設置し、そのうちの1
個を油圧低検出用と、他の1個をリセツト用とし
たものである。
そして、この従来技術では予め設定した油圧よ
り主油ポンプ吐出圧が低下すると、油圧低検出用
圧力スイツチより油圧低信号を出して、タービン
等の回転機を緊急停止させる。次に、再起動して
主油ポンプ吐出圧が予め設定した油圧以上になる
と、リセツト用圧力スイツチより信号を出してリ
セツトする。リセツトされた状態で、主油ポンプ
吐出圧低が検出されると、回転機を緊急停止させ
るようになつている。
り主油ポンプ吐出圧が低下すると、油圧低検出用
圧力スイツチより油圧低信号を出して、タービン
等の回転機を緊急停止させる。次に、再起動して
主油ポンプ吐出圧が予め設定した油圧以上になる
と、リセツト用圧力スイツチより信号を出してリ
セツトする。リセツトされた状態で、主油ポンプ
吐出圧低が検出されると、回転機を緊急停止させ
るようになつている。
しかし、この従来技術も応答速度が遅い欠点が
あつた。
あつた。
本発明の目的は、主油ポンプ軸の切損から回転
機の緊急停止までの応答速度が速く、しかも誤動
作がなく信頼性が高く、さらに主油ポンプ軸の切
損を検出する部材の作動除外の必要がない回転機
の主油ポンプ軸切損時の緊急停止装置を提供する
にある。
機の緊急停止までの応答速度が速く、しかも誤動
作がなく信頼性が高く、さらに主油ポンプ軸の切
損を検出する部材の作動除外の必要がない回転機
の主油ポンプ軸切損時の緊急停止装置を提供する
にある。
すなわち本発明は、主油ポンプ軸の両端部に、
夫々複数個ずつ同じ個数の回転数検出器を設置
し、各回転数検出器を比較器に接続し、該比較器
を危急遮断装置に接続するとともに、前記回転数
検出器のうち複数の検出回転数が相違したとき、
比較器から危急遮断装置に緊急停止信号を送り、
危急遮断装置を通じて回転機を停止させるように
構成し所期の目的を達成するようにしたものであ
る。
夫々複数個ずつ同じ個数の回転数検出器を設置
し、各回転数検出器を比較器に接続し、該比較器
を危急遮断装置に接続するとともに、前記回転数
検出器のうち複数の検出回転数が相違したとき、
比較器から危急遮断装置に緊急停止信号を送り、
危急遮断装置を通じて回転機を停止させるように
構成し所期の目的を達成するようにしたものであ
る。
この構成で主油ポンプ軸が正常なときは、主油
ポンプ軸の両端部の回転数は同一であり、回転数
検出器の出力も同一であるので、比較器からの緊
急停止信号は出力しない。定常回転中に、主油ポ
ンプ軸が切損したときは、主油ポンプ軸に対して
主油ポンプが抵抗となるので、切損部より先の部
分の回転数が急激に減少し、回転機の主車軸側に
残つている主油ポンプ軸の部分の回転数と、切損
部より先の部分の回転数が異なり、比較器から緊
急停止信号が出力され、直ちに回転機を緊急停止
させることができ、応答速度を速くすることがで
きる。
ポンプ軸の両端部の回転数は同一であり、回転数
検出器の出力も同一であるので、比較器からの緊
急停止信号は出力しない。定常回転中に、主油ポ
ンプ軸が切損したときは、主油ポンプ軸に対して
主油ポンプが抵抗となるので、切損部より先の部
分の回転数が急激に減少し、回転機の主車軸側に
残つている主油ポンプ軸の部分の回転数と、切損
部より先の部分の回転数が異なり、比較器から緊
急停止信号が出力され、直ちに回転機を緊急停止
させることができ、応答速度を速くすることがで
きる。
また、本発明では主油ポンプ軸の両端部の回転
数が同一回転数か否かを監視する、主油ポンプ軸
の両端部の回転数の偏差監視方式を採つているの
で、主油ポンプ軸の切損を検出する部材の作動除
外の必要がなく、主油ポンプの起動時から常時監
視することができる。
数が同一回転数か否かを監視する、主油ポンプ軸
の両端部の回転数の偏差監視方式を採つているの
で、主油ポンプ軸の切損を検出する部材の作動除
外の必要がなく、主油ポンプの起動時から常時監
視することができる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第1図〜第3図は、本発明の一実施例を示すも
ので、タービン等の回転機(図示せず)の主車軸
1、これの一端部に直結された主油ポンプ軸とし
ての補助車軸2、これの両端部に設置された複数
個の回転数検出器としての速度ピツクアツプ3,
4、比較器7、危急遮断ソレノイド9を有する危
急遮断装置10とを備えており、前記補助車軸2
に主油ポンプ11が設けられている。
ので、タービン等の回転機(図示せず)の主車軸
1、これの一端部に直結された主油ポンプ軸とし
ての補助車軸2、これの両端部に設置された複数
個の回転数検出器としての速度ピツクアツプ3,
4、比較器7、危急遮断ソレノイド9を有する危
急遮断装置10とを備えており、前記補助車軸2
に主油ポンプ11が設けられている。
そして、一方の速度ピツクアツプ3では補助車
軸2における主車軸1側の端部の回転数を検出し
てその検出値を比較器7に送り、他方の速度ピツ
クアツプ4では補助車軸2における前記主車軸1
側とは反対側の端部の回転数を検出してその検出
値を比較器7に送り、比較器7では前記速度ピツ
クアツプ3,4から送られてくる検出値を比較
し、二つの検出値が異なるときは危急遮断装置1
0に緊急停止信号を出力し、該危急遮断装置10
を通じてタービン等の回転機を緊急停止させる。
軸2における主車軸1側の端部の回転数を検出し
てその検出値を比較器7に送り、他方の速度ピツ
クアツプ4では補助車軸2における前記主車軸1
側とは反対側の端部の回転数を検出してその検出
値を比較器7に送り、比較器7では前記速度ピツ
クアツプ3,4から送られてくる検出値を比較
し、二つの検出値が異なるときは危急遮断装置1
0に緊急停止信号を出力し、該危急遮断装置10
を通じてタービン等の回転機を緊急停止させる。
前記実施例の緊急停止装置においては、主油ポ
ンプ軸としての補助車軸2が切損した場合、主油
ポンプが抵抗として作用し、切損と同時に、補助
車軸2の切損部より先の部分の回転数が急激に減
少し、主車軸1側に残つている部分の回転数は正
常運転時の回転数と同じであり、したがつて補助
車軸2の両端部の回転数を比較することによつて
補助車軸2の切損を直ちに検出できるし、比較器
7からの緊急停止信号により危急遮断装置10を
直ちに作動させ、回転機を速やかに停止させるこ
とができる。
ンプ軸としての補助車軸2が切損した場合、主油
ポンプが抵抗として作用し、切損と同時に、補助
車軸2の切損部より先の部分の回転数が急激に減
少し、主車軸1側に残つている部分の回転数は正
常運転時の回転数と同じであり、したがつて補助
車軸2の両端部の回転数を比較することによつて
補助車軸2の切損を直ちに検出できるし、比較器
7からの緊急停止信号により危急遮断装置10を
直ちに作動させ、回転機を速やかに停止させるこ
とができる。
しかも、この実施例の緊急停止装置では、補助
車軸2の両端部の回転数が相違したときに、補助
車軸2の切損を検出するようにしており、補助車
軸2の両端部の回転数の偏差監視方式を採用して
いるので、主油ポンプ軸の切損を検出する部材と
しての速度ピツクアツプ3,4および比較器7の
作動除外を必要としない。
車軸2の両端部の回転数が相違したときに、補助
車軸2の切損を検出するようにしており、補助車
軸2の両端部の回転数の偏差監視方式を採用して
いるので、主油ポンプ軸の切損を検出する部材と
しての速度ピツクアツプ3,4および比較器7の
作動除外を必要としない。
この実施例につき、さらに詳細に説明すると、
第2図に示すように、一方の速度ピツクアツプ3
はアンプ部5を介して比較器7に接続され、他方
の速度ピツクアツプ4はアンプ部6を介して比較
器7に接続されている。また、比較器7には第2
図に示すように、リレー8を介して危急遮断ソレ
ノイド9が接続され、該危急遮断ソレノイド9を
通じて危急遮断装置10を作動させるように構成
されている。
第2図に示すように、一方の速度ピツクアツプ3
はアンプ部5を介して比較器7に接続され、他方
の速度ピツクアツプ4はアンプ部6を介して比較
器7に接続されている。また、比較器7には第2
図に示すように、リレー8を介して危急遮断ソレ
ノイド9が接続され、該危急遮断ソレノイド9を
通じて危急遮断装置10を作動させるように構成
されている。
そして、前記速度ピツクアツプ3,4の出力レ
ベルは第3図に示すように、一定の方形波であ
り、回転速度に比例した周波数を持つている。前
記アンプ部5,6は、当該速度ピツクアツプ3,
4の検出値を電気信号に変換するとともに増幅し
て出力するもので、その出力は第3図に示すごと
く、速度ピツクアツプ3,4の方形波出力の周波
数に応じた出力レベルを持つようになつている。
前記比較器7は、主油ポンプ軸としての補助車軸
2における主車軸1側の回転数に比例したアンプ
部5の出力が、その反対側の回転数に比例したア
ンプ部6の出力よりも大きくなつたときに、緊急
停止信号として、第3図に示すように、一定レベ
ルの電圧を出力するようになつている。前記危急
遮断ソレノイド9は、比較器7から緊急停止信号
としての電圧が出力されたとき、その電圧により
励磁され、危急遮断装置10を作動させるように
連係されている。
ベルは第3図に示すように、一定の方形波であ
り、回転速度に比例した周波数を持つている。前
記アンプ部5,6は、当該速度ピツクアツプ3,
4の検出値を電気信号に変換するとともに増幅し
て出力するもので、その出力は第3図に示すごと
く、速度ピツクアツプ3,4の方形波出力の周波
数に応じた出力レベルを持つようになつている。
前記比較器7は、主油ポンプ軸としての補助車軸
2における主車軸1側の回転数に比例したアンプ
部5の出力が、その反対側の回転数に比例したア
ンプ部6の出力よりも大きくなつたときに、緊急
停止信号として、第3図に示すように、一定レベ
ルの電圧を出力するようになつている。前記危急
遮断ソレノイド9は、比較器7から緊急停止信号
としての電圧が出力されたとき、その電圧により
励磁され、危急遮断装置10を作動させるように
連係されている。
前記実施例の緊急停止装置は、次のような作用
する。
する。
すなわち、正常時は補助車軸2の両端部の回転
数は同一であり、したがつて速度検出器3,4の
出力波の周波数は同一であり、アンプ部5,6の
出力も両者同一となるので、比較器7からの出力
は零であり、危急遮断ソレノイド9は励磁され
ず、危急遮断装置10が作動しない。
数は同一であり、したがつて速度検出器3,4の
出力波の周波数は同一であり、アンプ部5,6の
出力も両者同一となるので、比較器7からの出力
は零であり、危急遮断ソレノイド9は励磁され
ず、危急遮断装置10が作動しない。
ここで、補助車軸2が切損すると、切損部より
先の部分は主油ポンプ11の抵抗により停止し、
主車軸1側に残つた部分は主車軸1と同一速度で
回転する。
先の部分は主油ポンプ11の抵抗により停止し、
主車軸1側に残つた部分は主車軸1と同一速度で
回転する。
その結果、主車軸1側に残つた部分の回転数を
検出する速度ピツクアツプ3の出力波の周波数は
変化せず、切損部より先の部分の回転数を検出す
る速度ピツクアツプ4の出力波の周波数は切損と
同時に急激に減少する。
検出する速度ピツクアツプ3の出力波の周波数は
変化せず、切損部より先の部分の回転数を検出す
る速度ピツクアツプ4の出力波の周波数は切損と
同時に急激に減少する。
したがつて、前記速度ピツクアツプ3に接続さ
れているアンプ部5の出力が、速度ピツクアツプ
4に接続されているアンプ部6の出力よりも高く
なり、比較器7から緊急停止信号としての電圧が
出力され、その電圧により危急遮断ソレノイド9
が励磁され、危急遮断装置10が作動され、ター
ビン等の回転機が停止されるので、該回転機を速
やかに緊急停止させることができる。
れているアンプ部5の出力が、速度ピツクアツプ
4に接続されているアンプ部6の出力よりも高く
なり、比較器7から緊急停止信号としての電圧が
出力され、その電圧により危急遮断ソレノイド9
が励磁され、危急遮断装置10が作動され、ター
ビン等の回転機が停止されるので、該回転機を速
やかに緊急停止させることができる。
なお、この実施例において、切損部より先の部
分の回転数を検出する速度ピツクアツプ4に接続
されたアンプ部6の増幅率を、他のアンプ部5の
増幅率よりも大きくすることにより危急遮断する
回転数偏差を調整することができる。
分の回転数を検出する速度ピツクアツプ4に接続
されたアンプ部6の増幅率を、他のアンプ部5の
増幅率よりも大きくすることにより危急遮断する
回転数偏差を調整することができる。
また、速度ピツクアツプを主油ポンプ軸の両端
部に、複数個ずつ同じ個数設置し、複数個間で回
転数が相違したときに、比較器7から緊急停止信
号を出すようにしているので、速度ピツクアツプ
の故障による誤動作を少なくすることができる。
つまり速度ピツクアツプを主油ポンプ軸の両端部
に、例えば3個ずつ設置し、そのうちの2個ずつ
の速度ピツクアツプで検出の回転数が相違したと
き、緊急停止信号が出されるので、速度ピツクア
ツプ自体の故障による誤動作を少なくでき、信頼
性を向上させることができる。
部に、複数個ずつ同じ個数設置し、複数個間で回
転数が相違したときに、比較器7から緊急停止信
号を出すようにしているので、速度ピツクアツプ
の故障による誤動作を少なくすることができる。
つまり速度ピツクアツプを主油ポンプ軸の両端部
に、例えば3個ずつ設置し、そのうちの2個ずつ
の速度ピツクアツプで検出の回転数が相違したと
き、緊急停止信号が出されるので、速度ピツクア
ツプ自体の故障による誤動作を少なくでき、信頼
性を向上させることができる。
さらに、この実施例では回転数検出器に速度ピ
ツクアツプを使用しているが、これに限らず回転
計発電機等を用いてもよい。
ツクアツプを使用しているが、これに限らず回転
計発電機等を用いてもよい。
また、危急停止装置も図示実施列のものに限ら
ず、所期の機能を有するものであればよい。
ず、所期の機能を有するものであればよい。
さらにまた、本発明はタービンに限らず、主油
ポンプを備える回転機全般に適用することができ
る。
ポンプを備える回転機全般に適用することができ
る。
以上説明したように本発明によれば、主油ポン
プ軸の切損時から回転機の停止までの応答速度を
著しく速くなし得、かつ誤動作が少なく信頼性の
向上がはかれ、さらに主油ポンポ軸の両端部の回
転数の偏差監視方式を採つているので、主油ポン
プ軸の切損を検出する部材の作動除外の必要がな
く、主油ポンプ軸を常時監視し得る効果がある。
プ軸の切損時から回転機の停止までの応答速度を
著しく速くなし得、かつ誤動作が少なく信頼性の
向上がはかれ、さらに主油ポンポ軸の両端部の回
転数の偏差監視方式を採つているので、主油ポン
プ軸の切損を検出する部材の作動除外の必要がな
く、主油ポンプ軸を常時監視し得る効果がある。
第1図〜第3図は本発明回転機の主油ポンプ軸
切損時の緊急停止装置の一実施例を示すもので、
その第1図は系統図、第2図は連動部材のブロツ
ク図、第3図は主油ポンプ軸としての補助車軸の
両端部の速度ピツクアツプの出力、各速度ピツク
アツプに接続されたアンプ部の出力および比較器
の緊急停止信号としての出力を示す図である。 1……回転機の主車軸、2……主油ポンプ軸と
しての補助車軸、3,4……回転数検出器として
の速度ピツクアツプ、5,6……各速度ピツクア
ツプに接続されたアンプ部、7……比較器、10
……危急遮断装置、11……主油ポンプ。
切損時の緊急停止装置の一実施例を示すもので、
その第1図は系統図、第2図は連動部材のブロツ
ク図、第3図は主油ポンプ軸としての補助車軸の
両端部の速度ピツクアツプの出力、各速度ピツク
アツプに接続されたアンプ部の出力および比較器
の緊急停止信号としての出力を示す図である。 1……回転機の主車軸、2……主油ポンプ軸と
しての補助車軸、3,4……回転数検出器として
の速度ピツクアツプ、5,6……各速度ピツクア
ツプに接続されたアンプ部、7……比較器、10
……危急遮断装置、11……主油ポンプ。
Claims (1)
- 1 主油ポンプ軸の両端部に、夫々複数個ずつ同
じ個数の回転数検出器を設置し、各回転数検出器
を比較器に接続し、該比較器を危急遮断装置に接
続するとともに、前記回転数検出器のうち複数の
検出回転数が相違したとき、比較器から危急遮断
装置に緊急停止信号を送り、危急遮断装置を通じ
て回転機を停止させるように構成したことを特徴
とする回転機の主油ポンプ軸切損時の緊急停止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20367582A JPS5993905A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 回転機の主油ポンプ軸切損時の緊急停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20367582A JPS5993905A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 回転機の主油ポンプ軸切損時の緊急停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5993905A JPS5993905A (ja) | 1984-05-30 |
JPH0524321B2 true JPH0524321B2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=16477980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20367582A Granted JPS5993905A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 回転機の主油ポンプ軸切損時の緊急停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5993905A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6176074B1 (en) * | 1998-06-05 | 2001-01-23 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Shaft decouple logic for gas turbine |
DE102011015581B3 (de) * | 2011-03-30 | 2012-08-16 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Wellenbrucherkennung |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5461101U (ja) * | 1977-10-07 | 1979-04-27 |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP20367582A patent/JPS5993905A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5993905A (ja) | 1984-05-30 |
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