JPS597738A - ガスタ−ビンエンジンに於ける回復不可能な失速を検出する方法及び装置 - Google Patents

ガスタ−ビンエンジンに於ける回復不可能な失速を検出する方法及び装置

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JPS597738A
JPS597738A JP58077372A JP7737283A JPS597738A JP S597738 A JPS597738 A JP S597738A JP 58077372 A JP58077372 A JP 58077372A JP 7737283 A JP7737283 A JP 7737283A JP S597738 A JPS597738 A JP S597738A
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stall
engine
speed
irrecoverable
compressor
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JP58077372A
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ジユデイス・アン・フオスタ−
ジヨン・ウインストン・セント・ジヤキユ−ズ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C9/00Controlling gas-turbine plants; Controlling fuel supply in air- breathing jet-propulsion plants

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガスタービンエンジンに於番プる]ンプレッサ
の回転失速警報装置に係る。
ガスタービンエンジンに於ては、二種類の失速、即らサ
ージとして知られている回復可能な失速と停滞として知
られている回復不可能な失速とが発生する。かかる二種
類の失速はガスタービンエンジンの技術分野に於て良く
知られており、それらの原因についての詳しい説明は不
要であるので省略する。これらの失速は通常エンジンの
過渡運転中、即ら加速又は減速中に発生し、特に増力器
を備えたエンジンに於て増力器が作動されたどき又は作
動されているときに最も発生し易い。
回復不可能な失速又は回復可能な失速の何れかが発生ず
ると、1ニンジン内を流れる空気流が遮断されるので1
.タービン温度及び排気ガス温度は土性し、コンブレツ
リ速度はJぐに又はJ:もなく低下する。エンジンはそ
れが自ノコにて通常の運転状態に復帰Jる前に多数の回
復可能な失速1ノージ状態になる。パイロットはかかる
失速条件が存在する間明らかなパワーの低下を経験Jる
。これに対し回復不可能な回転失速は自ら自動的に修正
されることはなく、ガス温度がそれ以上、F昇すること
によって重大な損傷がエンジンに及ぼされる前に、パイ
[1ツトはス[1ツトルレバーを押し戻(〕てエンジン
を停止させ、しかる後エンジンを再始動しな番プればな
らない。ひとたびエンジンが停止されると、エンジン速
度(即ちコンプレッサ速11k)4よその速度が既に成
る予め定められた範囲内に存在しない限りその範囲内に
低減されなければならず、エンジン温度(例えばタービ
ン入口温度)はパイロットが首尾よくエンジンを再始動
し得るに充分な機会を得るようにするためには成る予め
定められた値以下に低下せしめられなtJればならない
パイロットがエンジンが回復不可能な失速条件にあるこ
とに気付(のが速ければ速いほど、パイロットはエンジ
ンを好ましい再始動領域にもたらすに充分な機会を得る
ことができ、パイロットはより確実にエンジンを再始動
させることができる。
回復不可能な失速を検出する失速検出装置を組込まれて
いないエンジンに於ては、パイロットはエンジン速度ゲ
ージ及びエンジン温度ゲージを監視してそれらのゲージ
の読みに基いてエンジンが回復不可能な失速条件にある
か否かを判断しなければならない。回復可能な失速であ
ろうと回復不可能な失速であろうと、パイロットが失速
が発生した一間に1ンジン速度ゲージ及びエンジン温度
ゲージを見ている場合であっても、エンジン温度及びエ
ンジン速度がパイロン1−が失速条件に気付くに充分な
程度化するまでには成る程度の時間的遅延がある。また
パイ[1ツトはエンジンを停止ず5− るという劇的な決定をする前に、失速が回復不可能な失
速でないことを確信するに足る時間の間」ニンジン停止
等の行動をとらずに持だなUればならない。かかる時間
的遅延にJ:り更にパイロットが首尾良くエンジンを再
始動ざゼる機会が損われる。
従って回慢不可11シな失速を検出する失速検出@置を
よパイロン1へが不必要にエンジンを停止したり再始動
【)たすする(このJ:うなこと番ようまくいっても危
険なことである)ことを回避すべく、回復不可能な失速
と回復司能な失速とを区別し得るものでなければ仕らな
い。
米国特許第3,426,322号には、:1ンプレツサ
失速の種類については明細書中に論じられていないが、
コンプレツリー失速を検出する装置が記載されている。
M本釣に(よ−ト述の米国特許に於ては、排気ガス温良
が成る予め定められ/j値以−トでありロエンジン速度
が予め定められた。上限値と下限値との間にあり、しか
もかがる条件が成る予め定められた時間の間(10秒が
一例として示されている)存在する場合には、エンジン
がコンブ6− レッ蚤す失速条件にあることを航空機の乗務員に知らゼ
る警報信号が発生される。上述の米国特許の警報装置が
回復不可能な失速を警報するものであるとしても、その
検出!li置が如何にして回復不可能な失速と回復可能
な失速とを区別するかは前述の米国特許からは明らかで
ない。しかし前記検出装置はその装置に組込まれた時間
的遅延の長さよりも速くパイロットに失速条件を警報す
ることができないことは確かである。
失速警報装置に於()る当技術分野の現状を示J−代表
的な他の幾つかの特許として、米国特許第3゜867.
717月、同第4.’06’0.98’0号、同第4,
118,926号、同第4.137,710号があり、
後者三つの米国特許は本願出願人と同一の譲受人に譲渡
されたものである。
本発明の一つの目的は、コンプレツVの回復可能な失速
と回復不可能な失速とを区別することのできるコンプレ
ッサの回転失速警報装置を提供することである。
本発明の他の一つの目的は、従来の失速警報装置よりも
より迅速に且より正確に回復不可能な失速条件の存在を
検出することのできる=lンプレッサの回復不可能な回
転失速警報装置を提供することである。
本発明によれば、]−ンジン温[Tに対するエンジン速
度Nの比N/Tが81算され、比N/Tが成る予め定め
られた飴にまで低下したとき」ンプレッリに回復不可能
な回転失速条件が存在していることを示す出力信号が発
q−される。
本明細書に於て、エンジン速度とはコンプレッ9′(ツ
インスプール式−1−ンジンの場合には何れかの」ンプ
レッ1〕−)の回転連敗をいい、エンジン温度とは燃焼
器の下流側にM4ノる幾つかの点に於1プるガス流の湿
度をいう。
二二1ンーIレッリの大抵の回復可能な失速又は回復不
可能な失速の発生時に1よ、エンジン温度が上昇し始め
ることが良く知られている。エンジン速度はまず上昇又
は低下するが、失速条件が存続すると、エンジン速度は
究極的には失速発生時に於けるエンジン達磨よりも低い
値にまで低下する。失速が回復可能な失速である場合に
は、究極的にはエンジン温度の上昇が停止してエンジン
温度が低下し始め、エンジン速度の低下が停止してエン
ジン速度が上昇し、究極的にはエンジン温度及びエンジ
ン速度は元のレベルに復帰する。これに対し失速が回復
不可能な回転失速である場合には、]ニンジン温度は上
昇し続け、エンジン速度はまもなく比較的急激に低下し
、かかる失速条件を除去すべくパイロットが修正動作を
とらなければ低下し続ける。
ガスタービンエンジンに於ては、エンジン温度に対する
エンジン速度の比N/Tは一般に回復可能な失速及び回
復不可能な失速の何れの失速条件の発生時にも低下し始
めるが、失速が回復可能な失速である場合には比N/1
−は数秒以内に増大することが実験的に確かめられてい
る。これに対し失速が回復不可能な失速である場合には
、比N/Tは更にしかもより迅速に低下し続ける。回復
可能な失速と回復不可能な失速との間に於て比N/Tの
挙動が明確に異なるので、考えられる全ての=9− エンジン運転条件下に於て回復可能な失速中に発生する
ものと考えられる比N/Tの最も低い値よりも少しだけ
小さい値にN/Tの比を選定することができることが解
った。検出されたN / Tの値が上述の如く選定され
た値まで又はそれ以下に低下した場合には、回復不可能
な失速が存在していることが解り、パイロットにそのこ
とを警告する出力信号が即座に発生される。prati
  &  WhitneyのF100エンジンについて
は、本発明による失速警報装置は、高畠度域に於ては、
回復不可能な失速の発生時から約7秒よりも短い時間の
うちに回復不可能な失速条件を確実に検出することがで
き、また温度がより迅速に上昇する低高度域に於てはそ
れよりもかなり速く回復不可能な失速条件を検出するこ
とができる。かかる特徴によりパイロットは低高度域に
於てエンジンを再始動させる際により長い時間的余裕が
得られる。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
前述の如く、当技術分野に於て番よ、コンプレッ10− サの回復可能な失速又は回復不可能な失速が発生した後
には、一般にエンジン速度Nが低下し、エンジン温度丁
が増大することが自く知られている。
かかる二″′顆の失速は−V述の如く互いに類似してい
るにも拘らず、各失速状態に於ける比N/Tは実際には
かなり持具な特徴を有していることが解った。より詳細
に述べるならば、回復可能な失速中に於りるN/王の値
は成る値以下に低下することはないのに対し、回復不可
能な失速中に於けるN/Tの値は常にイの値以下にまで
低下することが解った。更に回復可能な失速中に於ては
、エンジンのN/l−の値はほんの数秒間のうちにその
最も小さい値に到達することが解った。これらの発見よ
り、N/Hに対する成る値Xが回復可能な失速中に到達
する最も低い値よりも極く僅かに小さい値に設定されれ
ば、その値はエンジンに回復不可能な失速条件が存在し
ていることを示す明確な指標となることが解った。
添付の第1図に本発明による失速警報装置の一つの実施
例が前回的に示されており、この第1図に於てガスター
ビンエンジンは符号10にて全体的に示されている。こ
の図示の特定の実施例於て、エンジン10は低圧コンプ
レツリ゛12とその下流側に設けられた高圧コンプレツ
サ14とをイjし増力装置を漏えたツインスプール式タ
ーボファンJンジンである。低圧コンプレツリ12はフ
1ンを含んでおり、軸18により接続された低速タービ
ン16により駆動されるようになっている。高瓜コンプ
レッザ14は軸22により接続された^速ターヒ′ン2
0により駆動されるJ、うになっている。
燃料を供給される燃焼器24によりタービン16及び2
0を駆動りる1ネルギが与えられる。排気ダク1へ28
内に(よタービン16の下流側にて増力器26が配置さ
れている。タービン16及び20を通過したIJI気ガ
スは可変面積排気ノズル30を通過する際に膨張される
本発明によれば、エンジン速度N及びエンジンガス流温
度]が測定され、−Lンジン速It N及びエンジンガ
ス流湯111−を示を信号が制御装置32へ供給され、
該制御装置はN/T(7)値を計禅してそれを成る予め
定められた値Xと比較する。N/Tの値がXの値にまで
低下すると、エンジンは回復不可能な失速状態にあるこ
とが解り、パイロットができるだけ速く修正動作を行い
得るよう、聴覚的及び/又は視覚的警報信号がパイロッ
トに送られる。また警報信号は自動的に修正動作が行わ
れるようエンジン制御装置にも送られてよい。図示の実
施例に於ては、エンジン速度Nとして高圧コンプレツナ
速度が使用されており、エンジンガス流温度■として低
速タービンの入口温度が使用されている。
全ての種類の失速に関する多数のデータを注意深く解析
した後、F 1 ’O’Oエンジン用に設計された失速
警報装置に於ては、Xの値が5.6に選定された。添付
の第1図に示された実施例の如く、エンジン速度Nとし
て高圧コンプレツリ速度(r。
m)が使用され、エンジンガス流温度Tとして低速ター
ビンの入口部r!!(’F)が使用された。本発明によ
る失速警報装置の有効性を評価すべく行われた一連の海
面レベルでのエンジン試験に於ては、=13= 広範囲の種々のエンジン条件に亙り種々の条件により1
04回の回復不可能な失速が発生せしめられた。これら
の何れの回復不可能な失速もN/Tが5.6の場合に検
出された。また47回の回復可能な失速が発生Iしめら
れた。これら回復可能な失速のうち一つの回復可能な失
速が誤って回復不可能な失速として検出された。原因は
その特定の失速中に於1ノるN/−1の値が5.53と
いう低い値になったからであった。しかしこの唯一の誤
った検出はXの値を5.6以下に下げるに充分な根拠と
はみなされなかった。何故ならば、かかる失速を発生さ
せたエンジンの条件が実際の飛行中に発生する条件より
もはるかに過酷な条件であったからである。
一連の高度試験に於て、44回の低出力での回復不可能
な失速及び4回の高山ツノでの回復不可能な失速が発生
せしめられ、全ての失速番よXの値を5.6に設定して
検出された。また16回の低出力での回復可能な失速及
び54回の^出力での回復可能な失速が発生せしめられ
、何れの回慢可能14− な失速も回復不可能な失速として誤って検出されること
はなかった。更に通常のエンジン過渡運転時の何れに於
ても誤った失速の検出はなく、それらの何れに於てもN
 / Tの鎗は検出限界である5゜6よりも充分に高い
値であった。
試験された何れの場合に於ても、回復不可能な失速が発
生してからその回復不可能な失速が検出されるまでには
7秒以下しかかからず、その平均時間は7秒よりもはる
かに短い時間であった。前述の海面レベルでの試験に於
Iプる平均検出時間は約1秒であった。これらの検出時
間は本発明による失速警報装置を組込まれていないエン
ジンを搭載した航空機に於てパイロットが回復不可能な
失速の存在を検出するに要J−る時間よりもかなり短い
。本発明による失速警報装置を組込まれていないエンジ
ンを搭載した航空機に於て番ま、パイロットはキャビン
に設けられた渇反ゲージ及び速度ゲージの指示を読み自
ら判断して回復不可能な失速が存在していること決定し
なければならない。失速の発生時点よりパイロットがエ
ンジンが回復不可能な失速状態にあることを確信するま
でに要する時間番よ、種々の条11に応じて約10秒乃
至40秒の間にC変化Jる。本発明の失速警報信号番よ
、それがF 1 ’0 ’Oエンジンに使J11された
場合には、パイ日ツ]・が自分自身で回復不可能<K失
速の存在を1するJ:リーム約55へ・35秒早く回復
不可能な失速の存在をバイに1ツI・に知ら「るものと
考えられる。
第2図は回復不可11シな失速条件が存在J−るという
警報をパイロットが早く受けることによる利点を示す前
回的グラフである。第2図のグラフに於ては横軸にガス
流部1lJ11−がとられており、該ml真は図にて右
はど温度が高くなっており、また縦軸にはエンジン速度
Nがとられており、該エンジン速度は図にて上はど高く
なっている。Aをト1された太い実線はN/Tの一定値
Xを示している。Bを付された二重ハツチングの領域は
エンジン再始動ウィンドウを示している。エンジンが飛
行中に停止される場合には、エンジン速度及び温度はパ
イロットがエンジンを再始動させるに充分な機会を得る
ことができるようウィンドウB内にもたらされなければ
ならない。第2図のグラフに於ては、ウィンドウBは最
南温度T′及び最イ氏エンジン速度N’、最尚エンジン
速度N”により境界が郭定されている。曲線Cは回復不
可能な回転失速(点mに於て発生する)が発生した後に
於【プるエンジンの状況を示している。この簡略化され
た失速の図に於ては、失速状況が継続するとエンジン速
度は低下しエンジン温度は増大する。N7丁の値は点p
に於てXに等しくなり、本発明に従って失速警報信号が
パイロットに送られる。この場合パイロツ1〜は例えば
点Sに於てエンジンを停dニさせることによってその警
報信号に応答する。この場合曲線りにより示されている
如く、エンジン温度はエンジン速度と共にすぐに低下し
始める。点tの如ぎ位置に於てエンジン条件がIンジン
再始動つィンドウBの領域に入ると、パイロットはエン
ジンを再始動せんどすることができる。エンジン条件が
エンジン速度の線N”を経てウィンドウBに入ることに
より、パイロットはエンジンを再始動17− さ[て仮想線Qに)1にって正常なエンジン運転条件に
までエンジンを加速するための最大限の時間を得ること
がである。
曲線E及びFは失速警報装置が設けられていない場合又
は従来の失速警報装置の場合の如く、失速が発生した後
に於て]−ンジンの停止が更に遅れた場合に発生する状
況を示している。例えばパイロットがエンジンの状況が
点Wに到達するまでエンジンに回復不可能な失速が生じ
ていることに気付かなかった場合にはパイ[]ットは点
Zに至るまでエンジンを停止することができない。従っ
てパイロットはエンジン速度及びエンジン温度がエンジ
ン再始動ウィンドウ領域B内に低下するまで持lごなけ
ればならない。図示の例に於ては、パイロットの失速条
件の認識が遅れた場合に1まエンジン条件は殆ど再始動
ウィンドウ領域Bを通過しないので、パイロットはエン
ジンを再始動することができない。
以上に於ては、本発明を増力器を備えたツインスプール
式ターボファンエンジンに於て回復不可18− 能な失速を検出することに関し説明したが、本発明は増
力器を組込J、れたものであろうと組込まれていないも
のであろうと、直列的に配設されたコンプレツ9、燃焼
器、タービンを有する任意のガスタービンエンジンに於
て有用なものである。また比N / Tに対するガス流
温度としてタービン入口温度が使用されることが必須で
ある訳ではない。
タービン出口温度及び燃焼器の下流側に於ける他のガス
流温度が使用されてもよい。失速条件に最も速く応答す
る位置に−(温度を測定J゛ることが好ましい。このこ
とのみを考慮すれば、ツインスプール式エンジンの場合
には、高速タービン入口温度を測定することが最も好ま
しい。しかし高速タービン入口温度よりも幾分か低いが
低速タービンスプールの入口温度は測定容易なものであ
り、この温度によっても本発明の失速警報装置は良好に
機能する。
ツインスプール式エンジンに於て番よ、回復不可能な回
転失速は残灰コンプレッサ内に於て発生する。かかる理
由から、エンジン速度の指標とじて高速スプール速度を
採用することが好Jニジい。エンジン速用の指標どして
低速スプール3aifiが採用されてもJ、い。しかし
回復可能な失速が低圧コンプレツリー内に於て発生ずる
可能性もあり、かかる失速GJIエンジン速爪Nの指標
として低速スプール速度が使用されている場合には、誤
って回復不可能な失速の警報を発生させる原因となるこ
とがある。従ってかかる挙動を呈するエンジンに於ては
、本発明の失速警報装置に於けるエンジン速度として低
速スプール速度を採用することは好ましくない。究極の
目的は誤りの虞れなくできるだ番)早(失速警報を発す
ることである。
勿論回復不可能な回転失速は検出することが望ましく又
は必要である種々の異常エンモレ条f1のうらの一つに
過ぎない。例えば回復不可能な失速に関連していようと
してなかろうとエンジンの過剰昇温をパイロットに警告
することが望ましい。
また回復不可能な失速に関連するものであろうとなかろ
うと、エンジンがその停止を阻害することを示す異常な
低速運転状態に達している場合には、パイロッhに警報
を発することが好ましい。かくして第2図に於て一点鎖
線Gにて示されている如く、その温度以上に於てはター
ビンの損傷を回避づべく何らかの修正動作がとられなG
)ればならないタービン入口温度T maxが存在する
。また第2図に於て破線l」により示されている如く、
それ以下の温度に於ては何らかの修正動作がとられなけ
ればならない最小速度Noが存在する。かかる異常な条
件の発生を示す信号が失速警報信号とは独立してパイロ
ットに与えられてよく、また上述の如き条件(即ちエン
ジンの損傷、エンジンの異常4渇、又は回復不可能な失
速)の何れかが発生したことをパイロットに警告するロ
ジック回路装置が組まれてよい。
例えばエンジン始動時の如く成る非飛行状況下に於て誤
って警報信号が発せられることを阻止する作動解除装置
をインフライト警報装置に組込むことが当技術分野に於
ては良く知られている。かかる作動解除装置が本発明の
失速警報装置と共に使用されてよいが、このことは本発
明の一つの特21− 黴をなすもので番1ない。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であること
は当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による失速警報装置を組込まれたツイン
スプール式ターボファンエンジンを示す前回である。 第2図は従来技術に対り′る本発明の利点を示1グラフ
である。 10・・・エンジン、12・・・低風コンプレッサ、1
4・・・高圧コンプレッサ、16・・・低速タービン、
18・・・軸、20・・・高速タービン、22・・・軸
、24・・・燃焼器、26・・・増ノj器、28・・・
排気ダクト、30・・・排気ノズル、32・・・制御装
置特許出願人  ユナイテッド・チクノロシーズψコー
ボレイシミン 代  理  人   弁  理  士   明  石 
 呂  毅22−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気流の流れ方面に直列的に配列されたコンプレ
    ツリーと燃焼器とタービンとを有するガスタービンエン
    ジンに於ける回復不可能な回転失速を検出する方法にし
    て、 コンプレッサ速度Nを検出することと、前記燃焼器の下
    流側に於けるガス流温度Tを検出することと、 N/Tをiit算し該N/Tが回復不可能な失速を示す
    成る予め定められた値にまで低下したとき信号を発生ず
    ることと、 を含んでいることを特徴とする、方法。
  2. (2)直列的に配列されたコンプレッサと燃焼器とター
    ビンとを有する型式のガスタービンエンジンに於番プる
    回復不可能な失速を検出する回転失速検出装置にして、 エンジン連敗Nを検出しエンジン速度を示ず信号を発生
    ずる装置と、 前記燃焼器の1ζ流側に於て前記エンジン内のガス流温
    度Tを検出しガス流温度を示す信号を発生する装置と、 前記エンジン速1貴信号及び前記ガス流温度信号を受け
    てN/王の値をM1算しN/Hの値が」ンブレッサ内に
    回復不可能な失速が存在していることを示す成る予め定
    められた値にまで低下したとき出力信号を発生J8装置
    と、 を含んでいることを特徴とする失速検出装置。
  3. (3)ガス流方向に直列的に配列された低灰コンプレッ
    サと、高圧コンプレッサど、燃焼器と、前記高圧コンプ
    レッサに接続された高速タービンと、前記低圧コンプレ
    ッサに接続された低速タービンと、増力器とを有する型
    式のガスタービンエンジンに於ける回復不可能な回転失
    速を検出する失速検出装置にして、 前記コンプレッサの何れかの速度Nを検出し該速度を示
    す信号を発生する装置と、 前記燃焼器の下流側に於てエンジン内のガス流温度Tを
    検出し該ガス流温度を示1信号を発生Jる装置と、 前記速度信号及び前記ガス流温度信号を受けN/下の値
    を泪拝し該N/Tの値が前記コンプレッサ内に回復不可
    能な失速が存在していることを示す成る予め定められた
    値にまで低下したとき出ノj信号を発生する装置と、 を含んでいることを特徴とする失速検出装置。
JP58077372A 1982-06-21 1983-04-28 ガスタ−ビンエンジンに於ける回復不可能な失速を検出する方法及び装置 Pending JPS597738A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US39057382A 1982-06-21 1982-06-21
US390573 1982-06-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS597738A true JPS597738A (ja) 1984-01-14

Family

ID=23543020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58077372A Pending JPS597738A (ja) 1982-06-21 1983-04-28 ガスタ−ビンエンジンに於ける回復不可能な失速を検出する方法及び装置

Country Status (11)

Country Link
JP (1) JPS597738A (ja)
BE (1) BE896611A (ja)
DE (1) DE3314143A1 (ja)
DK (1) DK189683A (ja)
FR (1) FR2528907A1 (ja)
GB (1) GB2122398A (ja)
GR (1) GR78259B (ja)
IL (1) IL68467A0 (ja)
IT (1) IT1163259B (ja)
NL (1) NL8301518A (ja)
NO (1) NO831512L (ja)

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