JPH02275026A - 失速検出方法および装置 - Google Patents

失速検出方法および装置

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JPH02275026A
JPH02275026A JP2068525A JP6852590A JPH02275026A JP H02275026 A JPH02275026 A JP H02275026A JP 2068525 A JP2068525 A JP 2068525A JP 6852590 A JP6852590 A JP 6852590A JP H02275026 A JPH02275026 A JP H02275026A
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JP
Japan
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stall
engine
temperature
recoverable
signal
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JP2068525A
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English (en)
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Murray L Dubin
ムレイ・ルイス・デュビン
Linda J Smith
リンダ・ジーン・スミス
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
    • F04D27/001Testing thereof; Determination or simulation of flow characteristics; Stall or surge detection, e.g. condition monitoring

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はガスタービンエンジンに関し、特にガスター
ビンエンジンの失速を検出する方法および装置に関する
発明の背景 航空機ガスタービンエンジンの運転中に、圧縮機内で空
気流の瞬間的な逆流が起こるという失速現象が生じるこ
とがある。この失速が原因で、圧縮機吐出し圧力が急激
に降下し、またタービン部の温度が急激に」−Hする。
典型的に、失速は、回復可能な失速又は「ザージ」失速
に分類され、ここでは操縦士が介在(7ないでエンジン
が平常運転に戻る。あるいは、失速は回復不可能な失速
に分類され、通常[ハングJ  (hung)または「
回転」失速とみなされ、これら形式の失速では、失速を
解消しまた温度がエンジン内部で高くなりすぎるのを防
止するのに操縦士の介在が必要である。したがって、失
速が回復可能であるが回復不可能であるかを判定するこ
とができれば、航空機の操縦士に価値ある情報を提供で
き、操縦士が適切な修正行動をとることが可能になる。
失速状態が存在するかどうかを判定する方法が数多く開
発されている。代表的には、圧縮機吐出し圧力を監視し
、その圧力が急に降下したら、それから失速の表示が得
られる。11、かj7、この圧力を監視するだけでは、
失速が回復可能か不可能かを知ることができない。同様
に、他の失速検出方法が考慮されているが、回復可能な
失速と回復不可能な失速どを区別する方法はいまだによ
うとして知られていない。
1、たがって、失速が回復不可能であるときにその表示
を行なう失速検出方法および装置を開発することが望ま
れている。
発明の要旨 この発明のガスタービンエンジンの制御系は、エンジン
状態を受け取り、その状態を表わすパラメータ信号を発
生する手段と、エンジン燃焼器の下流のエンジン温度を
表わす温度信号を受1−J取る手段と、J二記パラメー
タ信号および上記温度信号両方を受け取り、上記温度信
号が温度が所定のパラメータ信号についてのスケジュー
ル値より大きいことを示1.たとき回復不可能な失速出
力信号を生成する比較手段とを備える。
また、この発明のガスタービンエンジンの監視方法は、
エンジン状態を受け取り、その状態を表わすパラメータ
信号を発生し、エンジン燃焼器の下流のエンジン温度を
表わす温度信号を受U取り、−1−紀パラメータ信号お
よび1−記温度信号を受け取り、上記温度信号が温度が
所定のパラメータ信号についてのスケジュール値より大
きいことを示したとき回復不可能な失速出力信号を生成
する工程を含む。
実施例の記載 第1図にこの発明を適用するガスタービンエンジンの1
例を10で総称して示す。このガスタルビンエンジンは
、下流への流れを生成する第1圧縮機またはファン20
、第1圧縮器2oの下流に位置する第2圧縮機28、第
2圧縮機28の下流に位置する燃焼器領域32、そして
燃焼器領域32の下流に位置する第1タービン36およ
び第2タービン38を備える。制御装置50は、温度セ
ンサ52、ファン速度センサ54、圧縮機吐出し圧力セ
ンサ56、エンジン入口温度センサ58およびパワニレ
ベル角(P L A −power 1evel an
gle)などからの入力を受信する。制御装置50はア
イドル(idle)検出器手段60を備え、これはPL
Aを表わす入力または他の所望のスラスト表示器からの
入力を受信する手段を有する。そして、アイドル検出器
手段60は、PLAを標準値と比較し、PLAがアイド
ルに等しいかまたはそれより大きく設定されているとき
それを表示する出力を生成する。アイドル検出器手段6
0は、失速を検出する手段64に連結され、アイドル検
出器手段60の出力がPLAがアイドルに等しいかそれ
より大きいことを示したら、制御装置により失速検出手
段64を付勢するようになっている。失速検出手段64
は、代表的には、圧縮機吐出し圧力センサ56からの信
号を受信する手段を有する失速検出手段64はエンジン
の失速が起こったことを表示する出力を生成する。失速
出力は遅延手段70に送られ、遅延手段70は比較手段
74に連結され、失速出力がエンジンが失速したことを
表示したら、制御装置によりある遅延の後、比較手段7
4を完全付勢するようになっている。比較手段74はエ
ンジン状態をスケジュールと比較してエンジンが回復不
可能な失速状態にあるかどうかを検出する手段として作
用する。
比較手段74は、代表的には、少なくとも第1、m2お
よび第3エンジン状態信号を受信する手段を有する。比
較手段74は、少なくとも1つのエンジン状態信号に基
づく第1パラメータをスケジュールと比較することによ
りスケジュール値を得る。つぎに、スケジュール値を、
第2パラメータ、代表的には燃焼器の下流のエンジン温
度を表わす状態信号に基づく温度パラメータと比較する
。比較手段74は、スケジュール値と第2パラメータと
の関係が回復不能な失速を表示したとき、回復不可能な
失速出力を生成する。代表的には、温度パラメータがス
ケジュール値より大きいときに失速を表示する。つぎに
、回復不可能な失速出力を代表的には、回復不可能な失
速を表示する手段80に送る。
この発明の制御装置は、アナログまたはデジタル制御装
置などどのような制御手段でもよい。さらに、制御装置
は、エンジン信号を受信する航空機の主フレーム(本体
)内に配置してもよい。あるいはまた、制御装置は全面
デジタル電子制御(F A D E C= full 
authority dlgltal electr。
nlc control )のようなエンジン制御系に
より実現してもよい。アイドル検出手段60、失速検出
手段64、遅延手段70および比較手段74を制御装置
50にソフトウェア・アルゴリズムを介して組み込むの
が好ましい。
第2図に、アイドル検出手段として作用するアイドル検
出アルゴリズム200の1例を示す。コマンドブロック
208でタイムスイッチ(TSWITC)I)をゼロに
初期化し、つぎにコマンドブロック210で残りのパラ
メータをゼロに初期化し、つぎに入力ブロック212に
示すようにPLA1時間、温度、圧縮機吐出し圧力(C
DP)およびファン速度などの運転状態を読み取る。入
力ブロック212は、PLAがアイドルに等しいかそれ
より大きいかを比較する判定ブロック214に連結され
ている。もしもPLAがアイドルに等しくもそれより大
きくもないなら、アルゴリズムはコマンドブロック21
6に切り替わり、コマドブロック21gがタイムスイッ
チを0に等しく設定し、そしてアルゴリズムは入力ブロ
ック212に後戻りする。しかし、判定ブロック214
がPLAがアイドルに等しいかそれより大きいことを表
示したら、アルゴリズムは判定ブロック218に切り替
わり、この判定ブロック218はタイムスイッチが1に
等しいかどうか比較する。もしもタイムスイッチが1に
等しくなければ、アルゴリズムはコマンドブロック22
0に切り替わり、このコマンドブロック220はタイム
ベース(TBASE)を現在の時間に等しく設定し、ま
たタイムスイッチを1に等しく設定する。あるいは、も
しも判定ブロック218がタイムスイッチが1に等しい
ことを判定するか、またはコマンドブロック220がタ
イムスイッチを1に設定した後であれば、アルゴリズム
(制御系)はコマンドブロック222に移行し、このコ
マンドブロック222は現在の時間からタイムベースを
差し引いて遅延時間(DTIME)を得る。コマンドブ
ロック222は判定ブロック224に連結され、判定ブ
ロック224は遅延時間が特定された時間(P L A
7Lme) 、代表的には約60秒、を超過したかどう
か比較する。もしも遅延時間が特定された時間を超えて
いなければ、アルゴリズムは入力ブロック212に後戻
りする。しかし、もしも、判定ブロック224が遅延時
間が特定された時間を超えたことを判定したら、アルゴ
リズムは円3で示すように制御装置を第3図の判定ブロ
ック310に切り替える。
基本手順として、アイドル検出アルゴリズム200は制
御系をコマンドブロック208および210で初期化し
、つぎに種々の運転状態を読み取り、さらに判定ブロッ
ク214でパワーレベル角(PLA)がアイドルに等し
いかそれより大きいか確認する。もしもPLAがアイド
ルに等しくもそれより大きくもないならば、制御装置は
、PLAがアイドルに等しいかそれより大きくなるまで
バラメークの確認(チエツク)を続ける。PLAがアイ
ドルより大きいと分かった後には、制御装置はブロック
220のタイマをオンにし、エンジンが平常エンジン運
転状態に到達する時間、たとえば60秒間パラメータの
再確認を行ない、制御装置が判定ブロック224に示す
ように失速について確認を開始するまでパラメータ再確
認を継続する。失速検出チエツクをアイドル時またはア
イドル後の期間まで遅延することにより、ガスタービン
エンジンの始動時に起こるような多くの虚偽の失速表示
をなくす。
第3図に失速検出アルゴリズムを300で総称して示す
。判定ブロック310でアルゴリズムは失速リミットス
イッチ(ASWITCH)がゼロに等しいかどうか比較
する。も1.も失速リミットスイッチがゼロに等しけれ
ば、アルゴリズムはコマンドブロック312に切り替わ
り、ここで失速リミットスイッチ(ASWITCH)を
1に設定する。あるいは、もしも判定ブqツク310が
失速リミットスイッチがゼロでないことを判定したら、
アルゴリズムはコマンドブロック314に切り替わり、
このコマンドブロック314は圧縮機吐出12圧力信号
のコンディショニング(調整)およびフィルタリング(
分M)を行なう。たとえば、圧縮機吐出し圧力(CDP
)の正または負のインクリメント変化の大きさに最大お
よび最小オーソリティ限界を与え、これにより好ましく
はCDP信号のスプリアス(余分な)スパイクを除去す
る。
オーソリティ限界は、部分的には、制御系のサンプリン
グレートおよび動応答によって決められる。
コマンドブロック314の出力は判定ブロック316に
連結され、この判定ブロック316は圧縮機吐出し圧力
(CDP)が圧縮機吐出し圧力の失速限度(STLIM
)より低いかどうか比較する。
もしもCDPが失速限度より低ければ、アルゴリズムは
出力ブロック318に切り替わり、サージ失速スイッチ
(PSWIT□H)を1に設定する。
出力ブロック318はコマンドブロック319に連結さ
れ、ここで回復不可能な失速検出スイッチ(NSWIT
CII)も1に設定し、回復不可能な失速時間スイッチ
(T5SWITCH)を0に設定する。コマンドブロッ
ク319は、円4で示すように第4図のコマンドブロッ
ク410に連結されている。もしも判定ブロック316
がCDPが失速限度より低くないと判定1.たら、アル
ゴリズムはコマンドブロック320に切り替わり、この
コマンドブロック320が失速限度を設定する。
コマンドブロック312もコマンドブロック320に連
結されており、この場合には、最初に失速限度が設定さ
れる。代表的には、失速限度は圧縮機吐出し圧力の特定
の割合に設定され、第3図ではその特定の割合をKで表
わす。Kは制御装置のデータサンプリングレートおよび
圧縮機吐出し圧力感知装置の動特性によって決められる
。コマンドブロック320は出力ブロック322に連結
され、そこでザージ失速ス、イッチ(PSWI″rcH
)をゼロに設定する。出力ブロック322は判定ブロッ
ク324に連結され、そこで回復不可能な失速論理検出
スイッチをスイッチが1に等しいかどうか比較する。も
しも回復不可能な失速論理検出スイッチが1に等しくな
ければ、アルゴリズムは、円2で示すように第2図の入
力ブロック212に後戻りし、パラメータを再び読み取
る。あるいは、もしもスイッチが1に等しければ、アル
ゴリズムは、円4で示すように第4図のコマンドブロッ
ク410に切り替わる。
したがって、失速検出アルゴリズムは最初に、コマンド
ブロック312および320を通してCDPの割合に基
づく失速限度を設定する。つぎにサージ失速が存在しな
いことを表示する出力を出力ブロック322を通して得
、つぎにアルゴリズムはサージ失速が以前に判定ブロッ
ク324により表示されたことがあるかどうか確認する
。その後、アルゴリズムはコマンドブロック316を通
して、エンジンのCDPを失速限度と比較して、エンジ
ンのCDPが失速限度値より下に落ちたかどうか判定す
る。もしもエンジンが失速限度値より下に落ちていたら
、出力ブロック322によりサージ失速スイッチを1に
設定する。このスイッチは代表的には、ライトまたは他
の警告信号を通して操縦士に情報を与える操縦士インジ
ケータである。アルゴリズムはつぎにコマンドブロック
319でスイッチを、サージ失速が検出されたことを表
示するように設定し、またスイッチをリセットして回復
不可能な失速検出器アルゴリズムの間タイマをゼロに初
期化するようにする。
なお、第3図は失速表示を生成する1つの可能な方法を
示しているが、この発明には他の失速表示装置も等しく
適用できる。図示のように、失速を検出したときだけ、
制御装置が回復不能な比較手段を付勢する。回復不可能
であろうとサージであろうとすべての失速が最初はサー
ジ失速として検出されるので、虚偽の回復不能な失速信
号を得る可能性が失速検出器によりさらに小さくなる。
しかし、この発明の制御装置はサージ失速検出を無視す
ることもでき、また回復不能な比較手段がいつもオンに
なっていてもよい。
回復不能な比較手段の1例を第4図にアルゴリズム40
0として示す。第4図において、コマンドブロック41
0はアレーカウンタJを徐々に増加(インクリメント)
シ、コマンドブロック410は、工°ンジン状態に基づ
く修正パラメータを計算するコマンドブロック411に
連結されている。
特に、エンジン温度パラメータ(T5R(J))は、エ
ンジンの低圧タービン吐出し温度(T5)をθで割った
値を得ることにより計算するのが代表的である。ここで
、θはランキン度(6R)表示のエンジン人口温度(T
1)をランキン度(0R)表示の標準日中温度で割った
商である。
つぎに特定のエンジンパラメータを特定のアレー位置(
J)に対応するように記憶する。エンジンの速度パラメ
ータ(N L R)は、エンジンの回転速度、代表的に
はファン速度(NL)をθの平方根で割った値を得るこ
とにより計算する。コマンドブロック411はコマンド
ブロック412に連結されており、ここで1つのパラメ
ータをスケジュールと比較して、他のパラメータについ
ての最大スケジュール値を得る。たとえば、代表的には
、速度パラメータ(N L R)をスケジュールと比較
し、最大温度スケジュール値(T5RT (J))を得
る。与えられたエンジンの種々の回復可能な失速および
回復不可能な失速状態をプロットすることによりスケジ
ュールを得るのが好ましい。たとえば、第5図に示すよ
うに、修正低圧タービン吐出し温度をファン速度に対し
てプロットしてスケジュールを描く。曲lsAは、それ
より下ではほとんど回復可能な失速が起こることが実験
により確認された線を示す。このような回復可能な失速
を点510で表示する。曲線Bは、実験を通して、それ
より上では失速が回復不可能と考えられる線を示す。こ
のような回復不可能な失速を時間の関数として移動する
点520から526まで、また点530から536まで
の軌跡で表示する。回復不可能な失速それぞれについて
、温度が時間とともに急速に上昇することに注意すべき
である。しかし、初期には、回復不可能な失速に関する
温度は回復oJ能な失速の温度またはその近くになる。
17たがって、速度パラメータを一度計算したら、最大
温度スケジコ、−ル値は曲線Bに沿った値と17で得る
ことができる。つぎにこの値を特定のア1ノー位置(J
)に対応するように記憶する。なお、最大)H度基準値
をスケジュールグラフにより例示したが、スケジュール
値は最大値を表わす等式または他の適当な手段により計
算12てもよい。
第4図に戻ると、コマンドブロック412は回復不可能
な失速タイムスイッチ(T5SWITCH)が1に等し
いかどうか比較する判定ブロック414に連結されてい
る。も1.も回復不可能な失速タイムスイッチが1に等
しくな(」れば、アルゴリズムはコマンドブロック41
6に切り替わり、このコマンドブロック416が回復不
可能な失速タイムベース(T5BASE)を現在の時間
に等しく設定し、また回復不可能な失速タイムスイッチ
(T5SWITCH)を1に等しく設定する。
あるいは、もしも判定ブロック414がタイムスイッチ
がゼロに等しくないことを確認するか、またはコマンド
ブロック416が回復不可能な失速タイムスイッチを1
に設定した後、制御装置はコマンドブロック418に移
行し、このコマンドブロック418は現在の時間(T 
I ME)から回復不可能な失速タイムベース(TBA
SE)を差1゜引いて回復不可能な失速検出時間(D5
TIME)を得る。コマンドブロック418は判定ブロ
ック420に連結されており、この判定ブロック420
は温度パラメータ(T5R(J))が現在のアレー位置
(J)についての最大スケジコ、−ル値T5RT (J
)より大きいかどうか比較する。そして、も1.も温度
パラメータT5R(J)が基準値より大きければ、アル
ゴリズムは判定ブロック424に切り替わり、この判定
ブロック424は計算したパラメータの以前の値T5R
が最大スケジュール値T5RTより大きいかどうか比較
する。
たとえば、計算1.たパラメータ値(T5R(J−1)
)の以前のアレー位置を最大スケジュ−ル値(T5RT
 (J−1)’)の以前のアレー位置と比較し、したが
って他のア1/−位置の値を比較しあう。代表的には、
約1〜5の以前のアレー位置の値を比較する。現在の値
に加えて以前の値を比較することによって、虚偽の失速
信号につながるおそれのある偶発的またはまぎれこみ高
温信号に対する保護をとる。もしも計算したパラメータ
の以前のアレー位置の値が所定の基準値の以前のアレー
位置の値より小さいならば、アルゴリズムは円2で示す
ように第2図の入力ブロック212に後戻りする。しか
11、もしも判定ブロッツク424が以前の計算パラメ
ータが基準値より大きいと判断したら、アルゴリズムは
出力ブロック426に切り替わり、ここで回復不能な失
速スイッチ(HSWITCH)を1に設定し、またサー
ジ失速スイッチ(PSWITCH)を0に設定する。以
前の値を比較するよりはむしろ、回復不可能な失速検出
論理で進行する前に、アルゴリズムをある時間遅延させ
るのが望ましい。なお、回復不可能な失速スイッチを任
意の方式のインジケータ系に連結してもよく、あるいは
エンジン制御袋rに連結してエンジンの遮断のような修
正作用を得るようにしでもよい。出力ブロック426は
さらに円2で示すように第2図の入力ブロック212に
連結されている。
判定ブロック420に戻ると、前とは逆に、もしも温度
パラメータがスケグ3−ル値より小さいと、アルゴリズ
ムは判定ブロック430に切り替わり、ここで回復不可
能な失速スイッチを値1と比較する。もしも回復不能な
失速スイッチが1に等しくなければ、アルゴリズムは判
定ブロック432に切り替わり、ここで回復不可能な失
速検出時間(D5TIME)を回復不能な失速について
の最大チエツク時間(MAXTIME)と比較する。も
しも回復不可能な失速検出時間が最大チエツク時間より
大きければ、アルゴリズムは円1で示すように第2図の
コマンドブロック210に切り替わる。あるいは、もし
も回復不可能な失速検出時間が最大チエツク時間より小
さければ、アルゴリズムは円2で示すJ、うに第2図の
入力ブロック212に切り替わる。最大チエツク時間は
、サージ失速に応答してなんらかの迅速な修正行動がと
られた後であっても回復不可能な失速の判定を保証する
。たとえば、エンジンを初期の高パワー設定からアイド
ルにリセットすると、その結果過渡的に、温度パラメー
タが回復不能な失速に関するチエツク時間(M I N
T I ME)以内に最大スケジュール値より小さくな
るが、その後間もないうちにスケジュール値より上に上
昇する。代表的には、最大チエツク時間は約5〜10秒
で、通常約8秒である。判定ブロック430に戻ると、
もしも回復不可能な失速スイッチ(HSWITCH)が
1に等しいなら、アルゴリズムは判定ブロック434に
切り替わり、この判定ブロック434は計算したパラメ
ータT5Rの以前の値が最大スケジュール値T5RTの
以前の値より小さいかどうか比較する。現在の値に加え
て以前の値を比較することによって、やはりエンジンが
もはや回復不可能な失速状態にないという虚偽表示につ
ながるおそれのある偶発的またはまぎれこみ低温信号に
対する保護をとる。したがって、判定ブロック426に
おいて説明したように、初期にエンジンが回復不可能な
失速状態にあるかどうか判定するよりは、より多数の以
前の値を比較してエンジンがもはや回復不可能な失速状
態にないことを判定するのが好ましい。代表的には、約
5〜15の以前のアレー位置の値を比較する。もしも計
算したパラメータの以前のアレー位置の値が最大スケジ
ュール値の以前のアレー位置の値より大きければ、アル
ゴリズムは円2で示すように第2図の入力ブロック21
2に後戻りする。しかし、もしも計算したパラメータの
以前の値が基準値より小さければ、アルゴリズムは出力
ブロック436に切り替わり、ここで回復不能な失速ス
イッチ(HSWITCH)を0に設定し、またサージ失
速スイッチ(PSWTICH)をOに設定する。出力ブ
ロック436はさらに円2で示すように第2図の入力ブ
ロック212に連結されている。
したがって、回復不可能な比較手段は、コマンドブロッ
ク411および412のようにエンジンパラメータをエ
ンジン状態に基づいて計算するアルゴリズムとすること
ができる。これらのエンジンパラメータは、代表的には
温度およびエンシジン回転速度に基づき、これらをつぎ
にスケジュールと比較して、ブロック412で例示した
ように、与えられた回転速度において、温度がスケジュ
ール値を超えるかどうか、したがって回復不可能な失速
が存在するかどうか判定する。−度回復不可能な失速を
検出したら、制御装置は遅延し、失速状態をある期間表
示する。それは、たとえば、判定ブロック424で例示
したように、以前の値をサンプリングして、以前のサン
プルに回復不可能な状態が存在することを確認すること
により行ない、そして、もしもこれらのサンプルが回復
不可能な失速状態を表示したら、制御装置は出力ブロッ
ク426で例示したように、回復不可能な失速状態が存
在することを示す出力を出す。あるいは、もしも回復不
能な失速が検出されなかったら、パラメータ値を以前の
最大スケジュール値と比較し、そしてもしもパラメータ
値がスケジュール値より小さかったら、ブロック434
および436で例示したように失速インジケータをクリ
アする。−度インジケータを消したら、制御装置はある
期間チエツクを継続して、ブロック414,416゜4
18.430および432で例示したように回復不可能
な失速状況が発現していないことを確認し、そして最大
時間を超えると、すべてのスイッチが再び0に初期化さ
れる。
この発明のいくつかの好適な特徴を説明したが、この発
明は他の構成例にも等しく適用できる。たとえば、他の
サージ失速検出器、遅延手段、他のアルゴリズムまたは
ハードウェアを用いることができる。したがって、この
ような変更や変形もすべてこの発明の範囲内に入ると介
すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の制御手段を適用するガスタービンエ
ンジンの1例の概略断面図、 第2〜4図はこの発明の制御装置のアルゴリズムの1例
を示すブロック図、 第5図は回復可能な失速および回復不可能な失速を示す
グラフである。 主な符号の説明 10:がスタービンエンジン、 20.28;圧縮器、  32:燃焼器領域、36.3
8:タービン、 50:制御装置、 52:温度センサ、 54:ファン速度センサ、56:
圧縮機吐出し圧力センサ、 58:エンジン入口温度センサ、 60:アイドル検出手段、64:失速検出手段、70:
遅延手段、     74:比較手段、80:失速表示
手段、 200.300,400:アルゴリズム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジン状態を受け取り、その状態を表わすパラメ
    ータ信号を発生する手段と、 エンジン燃焼器の下流のエンジン温度を表わす温度信号
    を受け取る手段と、 上記パラメータ信号および上記温度信号を受け取り、上
    記温度信号が温度が所定のパラメータ信号についてのス
    ケジュール値より大きいことを示したとき回復不可能な
    失速出力信号を生成する比較手段と、 上記回復不能な失速出力信号を所定の時間遅延させ、つ
    いで更新条件に基づいて温度信号が上記所定のパラメー
    タ信号についてのスケジュール値より大きいならば、上
    記回復不能な失速出力信号を出力する遅延手段とを備え
    るガスタービンエンジン制御装置。 2、上記制御装置はさらに、上記回復不可能な失速出力
    信号を所定の時間遅延させる遅延手段を備える請求項1
    に記載の制御装置。 3、上記遅延手段は上記温度信号と上記スケジュール値
    の以前の値同士を比較する手段を備え、上記以前の温度
    信号が以前の温度が以前のスケジュール値より大きいこ
    とを示すまで、上記回復不可能な失速出力信号を遅延さ
    せる請求項2に記載の制御装置。 4、上記遅延手段が上記回復不可能な失速出力信号を約
    1〜3秒間遅延させる請求項2に記載の制御装置。 5、上記エンジン状態がエンジンの回転速度である請求
    項1に記載の制御装置。 6、上記エンジンがファンを有するターボファンエンジ
    ンであり、上記エンジン状態がファンの回転速度である
    請求項5に記載の制御装置。 7、エンジン状態を受け取り、その状態を表わすパラメ
    ータ信号を発生する工程と、 エンジン燃焼器の下流のエンジン温度を表わす温度信号
    を受け取る工程と、 上記パラメータ信号および上記温度信号を受け取り、上
    記温度信号が温度が所定のパラメータ信号についてのス
    ケジュール値より大きいことを示したとき回復不可能な
    失速出力信号を生成する工程とを含むガスタービンエン
    ジンの監視方法。 8、さらに、上記回復不可能な失速出力信号を所定の時
    間遅延させる工程を含む請求項7に記載の方法。 9、上記回復不可能な失速出力信号を遅延させる工程で
    、上記温度信号と上記スケジュール値の以前の値同士を
    比較し、上記以前の温度信号が以前の温度が以前のスケ
    ジュール値より大きいことを示すまで、上記回復不可能
    な失速出力信号を遅延させる請求項8に記載の方法。 10、上記回復不可能な失速出力信号を遅延させる工程
    で上記回復不可能な失速出力信号を約1〜3秒間遅延さ
    せる請求項8に記載の方法。 11、上記エンジン状態がエンジンの回転速度である請
    求項7に記載の方法。 12、上記エンジンがファンを有するターボファンエン
    ジンであり、上記エンジン状態がファンの回転速度であ
    る請求項11に記載の方法。
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