JPS61228227A - 調理器設置装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分計 本発明は電子レンジなどの調理器を高所に設置するため
の調理器設置装置に関する。

（ロ）　従来の技術 最近実開昭５９−１５５４１１号公報に見られる如く、
システムキッチンに組込まれた調理台の上に置いて使用
される電子レンジなどの調理器を、上記調理台の上方の
無駄な空間に設置し、これにより上記調理台の上を空は
調理作業等のために有効に利用できるように構成した調
理器の設置構造が提案されている。

断る設置構造を説明するに、調理器本体上部に係合金具
を固定すると共に、吊戸棚の底壁に上記係合金臭が着脱
自在に係合する固定金具を固定し、そして該固定金具に
上記係合金具を係合せしめることにより、調理器を調理
台上方の無駄な空間に設置するようにしている。

しかるに、上記設置構造においては、上記係合金具は調
理器本体上部に固定されているため、断る調理器を必要
に応じて従来の如く上記調理台上に置いて使用する場合
には、上記係合金具が手や衣服が触れ易い高ξに位置す
ることとな９、斯る係合金具により怪我をしたり衣服を
引掛けたりするという状態が生じ得る。又、上記係合金
具が全体的に直視し得る状態に露呈してしまい外観的に
も好ましくない。

（ハ）　発明が解決しようとする間朋点本発明は、調理
器本体に別途金具を固定することなしに、調理器を高所
に設置でき、これにより調理器を必要に応じて調理台等
の上に置いて使用する場合に、侵攻をしたり衣服を引掛
けたりするのを防ぐことができ且つ調理器を外観的にも
優れたものにでき、更に構造が簡単で取付けが容易であ
ると共に持運びに便利な調理器設置装置を得ることにあ
る。

（ニ）　　問題点を解決するための手段本発明は、調理
器を高所に設置するための調理器設置装置において、壁
面に固定され補強部を有する壁面固定具と、上記補強部
に回動自在に支持されると共に調理器脚受入れ部を有し
、水平位置に回動した状態で上記脚受入れ部に上記調理
器の脚を受入れて上記調理器を支持する調理器支持具と
、上記調理器の脚が上記脚受入れ部から出るのを抑制す
る抑制部とを備えたことを特徴とする。

（ホ）　作用 上記手段により、簡単な構造にて且つ調理器本体に別途
金具を固定することなしに、調理器を高所に設置できる
。

（へ）　実施例 以下本発明実施例を説明する。

第１図乃至第５図は調理器としての電子レンジを示す、
電子レンジ本体（１）の外装（２）には、両側壁（２ａ
）、　（２ｂ）に夫々電子レンジ持運び用の把手（３ａ
）、（３ｂ）が設けられている。そして、上記本体（１
）内には、前面開口がドア（４）にて開閉されるマイク
ロ波加熱室（５）と、調理時間等をセットするための操
作部（６）の後方に位置する電装室（７）とが設置きれ
ている。斯るマイクロ波加熱室（５）は、内部に、マイ
クロ波を攪拌するスタークく８）、及び該スタークを覆
うスタークカバー（９）が配置きれている。又、上記電
装室（７）は、内部に、上記加熱室（５）に食品を加熱
するためのマイクロ波を供給するマグネトロン（１０）
と、該マグネトロンに高圧を供給するための高圧トラン
ス（１１）と、モータ（１２ａ）及びファン（１２ｂ）
からなり、上記マグネトロン（１０）及び高圧トランス
〈１１）などを冷却するための冷却装置（１２）とが配
置されている。

更に、上記電装室（７）は、後部に垂直仕切壁（１３）
が設けられ、且つ後方側部の加熱室（５）上部にＬ型仕
切壁（１４）が設けられている。上記垂直仕切壁（１３
）は上部に開口（１３ａ）が穿たれ、該開口内に上記冷
却装置（１２）のファン（１２ｂ）が位置している。

そして、上記冷却装置（１２）が駆動すると、上記電装
室（７）側の外装底壁（２ｃ）後部に形成きれた多数の
吸気孔（１５）から電装室（７）内の垂直仕切壁（１３
）後部へ外気が冷却風として吸気され、斯る冷却風はそ
の後垂直仕切壁（１３）の開０（１３ａ）から電装室（
７）の前方へ吹出きれ、マグネトロン（１０）及び高圧
トランス（１１）などを冷却する。上記冷却風は、その
後、一部は上記し型仕切壁（１４）が存在しない部分か
ら加熱室（５）外の上部に流れ加熱室（５）の左側を通
って下方に至り外装底壁（２ｃ）の左側に形成きれた多
数の吐出孔（１６）から外部へ排気きれる。尚、上記加
熱室（５）の上部に流れた冷却風の更にその一部は加熱
室上壁〈５ａ〉前部に形成きれた小孔（１７）から加熱
室（５）内の下方へドア（４）内面に沿って流れる。斯
る冷却風は、その後加熱室（５）内の換気を行なうべく
、マイクロ波加熱時に食品から発生する水蒸気などを伴
って図示しない経路を通って加熱室（５）の左側に出、
上記加熱室（５）外の上部から流れてきた冷却風に合流
する。

一方、上記電装室（７）の前方へ吹出された冷却風の残
りは、加熱室右側壁（５ｂ）のＬ型仕切壁〈１４）下方
に形成された小孔（１８）を通って加熱室（５）内の上
部に流れ、上記スターク（８〉を回動する。その後、斯
る冷却風は加熱室左側壁（５ｃ）に形成された小孔（１
９）を通って加熱室（５）の左側に出、これも上記加熱
室（５）の上部から流れてきた冷却風に合流する。

上記電子レンジ本体（１）は、更に下部に合成樹脂構成
体（２０）が固定されている。該構成体は、右側及び左
側に夫々右凹部（２ｔａ＞及び左凹部（２１ｂ）が形成
されてお９、これら凹部（２１ａ）、（２１ｂ）は夫々
前部及び側部に通気孔（２２）を有している。そして、
上記右凹部（２１ａ）、は上記外装底壁（２Ｃ）の吸気
孔（１５）を通して上記電装室（７）内の後部に連通し
ており、よって斯る電装室（７）内の後部には上記右凹
部（２１ａ）を通して電子レンジ本体〈１）の下部前方
及び右側方から冷却風が吸気きれる。又、上記左凹部（
２１ｂ）は上記外装底壁（２Ｃ）の吐出孔（１６）を通
して外装（２）内の加熱室（５）の左側に連通しており
、よってこの部分に流れてきた冷却風は上記左凹部（２
１ｂ）を通って電子レンジ本体（１）の下部前方及び左
側方へ排気きれる。更に、上記構成体く２０）は、下面
四隅に支持脚（２３）が一体的に固定されており、且つ
上記凹部（Ｚｔａ）、（２１ｂ）間の下面には電源コー
ド（２４）を巻取り保持するための保持具（２５）が一
体的に固定されでいる。

さて、上述の如く構成された電子レンジは、通常システ
ムキッチンに組込まれた調理台などの上に置いて使用し
たり、或いは把手（３ａ）、（３ｂ）に手を掛けて他の
場所へ持運んで使用したりする。

しかるに、上記調理台などの上を空けて調理作業などの
ために有効利用できるようにするに際し、上記電子レン
ジは上記調理台などの上方の無駄な空間に設置して、使
用する。

以下斯る設置構造を説明する。

第６図乃至第９図において、調理台（２６）上方の壁面
（２７）に壁面固定金具（２８）が固定されている。

断る壁面固定金具（２８）は、左右に上下方向に沿って
前方突出補強部（２９ａ）、（２９ｂ）がプレス形成さ
れ、且つ上端には後述の説明から分ると思うが電子レン
ジが不所望に動くのを抑制するための抑制片（３０）が
折曲形成されている。又、上記壁面固定金具（２８）の
四隅には各々２つのネジ孔〈３１）が上記補強部（２９
ａ）、（２９ｂ）を挾んで形成されていると共に、上部
横方向には多数のネジ孔（３２）が形成されている。こ
れらネジ孔（３１）及び（３２）は壁面固定金具（２８
）を壁面（２７）に固定するためのネジを挿通するため
に使用されるが、通常は四隅のネジ孔（３１）が使用き
れる。しかるに、斯るネジ孔（３１）に対応して壁面（
２７）に適当な柱などが存在しない場合には上記ネジ孔
（３２）が適宜選択使用される６本実施例の場合、上記
壁面固定金具（２８）は四隅のネジ孔（３１）にネジ（
３３）を挿通することにより壁面（２７）に固定されて
いる。

そして、上記壁面固定金具（２８）の補強部（２９ａ）
、（２９ｂ）には電子レンジ支持金具（３４）がピン（
３５ａ）、（３５ｂ）を介して回動自在に支持されてい
る。ＩＭる支持金具（３４）は、断面Ｕ字状にして電子
レンジの上記支持脚（２３）を受入れるための脚受入れ
溝（３６ａ）、（３６ｂ）を有する腕部（３７ａ）、（
３７ｂ）と、該腕部を先端にて連結するための連結部（
３８）とから構成されている。而して、上記支持金具（
３４）は、図示の如く水平位置に回動した状態では、腕
部（３７ａ）、（３７ｂ）の基部（３９ａ）、（３９ｂ
）が上記壁面固定金具（２８）に当接し、最早それ以上
下方へは回動され得す、よって上記支持金具（３４）は
上記水平位置に保持きれている。

上述の如き壁面固定金具（２８）及び支持金具（３４）
の構成において、上記電子レンジの設置は以下のように
して行なわれている。即ち、電子レンジ本体（１）を調
理台（２６）上方へ持上げ、まず後側の脚（２３）を上
記腕部（３７ａ）、（３７ｂ）の溝（３６ｇ）、（３６
ｂ）へ第７図一点鎖線の如くして嵌入せしめ、そして電
子レンジ本体（１）の前部を徐々に下し乍ら電子レンジ
本体（１）を腕部＜３７ｔｘ＞、　（３７ｂ）上を後方
へスライドさせ、究極的に前側の＃（２３）も上記溝（
ＳＳａ）、（３６ｂ）内へ嵌入せしめることにより、電
子レンジを設置している。

この様な設置状態において、電子レンジの前方への移動
は前側のｍ（２３）が上記連結部（３８）に当たること
により阻止され、且つ、電子レンジの、前側の脚（２３
）付近を中心とする反時計方向への回動（矢印Ａ）、即
ち後側の脚（２３）が溝（３６ａ）、（３６ｂ）から出
てしまう傾きは、電子レンジ本体（１）の後方上部が上
記抑制片（３０）に当たることにより阻止され、よって
電子レンジは不所望な動きが抑制きれ安定に支持されて
いる。上記反時計方向への回動は例えば開放したドア（
４）に下方への力を加えた場合に起こり得る。

又、上記設置状態では、電子レンジ本体（１）の後壁と
壁面固定金具（２８）との間には、少なくとも補強部（
２９ａ）、（２９ｂ）の突出寸法だけ隙間が存在し、よ
って例え電子レンジ本体（１）の後方へ排気がなされる
場合でも、排気空間を充分確保できる。

尚、上述の様にして設置された電子レンジは、上述と逆
の作業を行なうことにより適宜調理台（２６）の上に置
いて使用できる。

一方、上記壁面固定金具（２８）と支持金Ａ（３４）と
はピン（３５ａ　）、（３５ｂ）にて常に一体となって
おり。

持運びする場合には折りたたまれる。これにより、上記
壁面固定金具（２８）と支持金具（３４）とは占める容
積が小さくなり、持運びが便利である。

そして、壁面固定においては、上記説明から分る通り、
壁面固定金Ａ（２Ｂ）を壁面（２７）にネジにて固定す
るだけで良く極めて簡単である。

更に、上記固定を行なっても、そこに電子レンジを設置
しない場合には、支持金具（３４）を時計方向（第７図
矢印Ｂ）に回動して折りたたんで図示しない留め臭にて
留めておけば、支持金臭く３４）が不必要に壁面（２７
）から出張って邪魔になるのを前止できる。

（ト）　　発明の効果 本発明によれば、調理器本体に別途金具を固定すること
なしに、調理器Ｃ高所に設置でき、これにより調理器を
必要に応じて調理台等の上に置いて使用する場合に、侵
攻をしたり衣服を引掛けたりするのを防ぐことができ且
つ調理器を外観的にも優れたものにでき、更に構造が簡
単で取付けが容易であると共に持運びに便利な調理器設
置装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明実施例を示し、第１図は電子レンジを前方
下部から見た斜視図、第２＠は電子レンジの上部断面図
、第３図、第４図、第５図は夫々第２図におけるｍ−ｍ
線、ｙ−ｎｒ線、Ｖ−Ｖ線の断面図、第６１＄Ｕ及び第
７図は夫々電子レンジを設置した状態を正面及び側面か
ら見た正面図及び側面図、第８図は同設置を行なうため
の設置構造を前方上部から見た斜視図、第９図は第８図
におけるＩＸ−ＩＸ線断面図である。 （１）・・・電子レンジ本体、（２３）・・・支持脚、
（２ｇ）・・・壁面固定金具、（２９ｍ）、（２９ｂ）
・・・前方突出補強部、（３０）・・・抑制片、（３４
）・・・電子レンジ支持金具、（３６ｇ）、（３６ｂ）
−・・脚受入れ溝。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）調理器を高所に設置するための調理器設置装置に
   おいて、壁面に固定され補強部を有する壁面固定具と、
   上記補強部に回動自在に支持されると共に調理器脚受入
   れ部を有し、水平位置に回動した状態で上記脚受入れ部
   に上記調理器の脚を受入れて上記調理器を支持する調理
   器支持具と、上記調理器の脚が上記脚受入れ部から出る
   のを抑制する抑制部とを備えたことを特徴とする調理器
   設置装置。