JPS6122808Y2 - - Google Patents

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JPS6122808Y2
JPS6122808Y2 JP1981166812U JP16681281U JPS6122808Y2 JP S6122808 Y2 JPS6122808 Y2 JP S6122808Y2 JP 1981166812 U JP1981166812 U JP 1981166812U JP 16681281 U JP16681281 U JP 16681281U JP S6122808 Y2 JPS6122808 Y2 JP S6122808Y2
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JP
Japan
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tape
bag opening
arm
bag
presser arm
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JP1981166812U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、接着性テープを使用して、ビニール
袋、紙袋等の袋の口を閉じるハンデイタイプの袋
口結束装置に関するものである。
(従来の技術) ビニール袋、紙袋等では袋の口を閉じるために
粘着剤が片面に付着しているテープを、手で巻き
付けるか、または、卓上に置かれた卓上型袋口結
束機の結束用開口部へ袋の口を細くすぼめて棒状
にしたものを両手で横向きに押し込みテープを巻
き付けるようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記袋口を結束するために用いる卓上型袋口結
束機では、袋口を棒状にまとめたものを上方から
下方へ直線的に強く押し込んで各部の構成部品を
作動させ、棒状の袋口の周囲にテープを巻回させ
たために袋の強度が弱いと各部品を作動させずに
袋口が切断したり、各部品を作動させてテープを
巻回しても袋口が破断したりするという問題点が
あつた。
また、卓上型であるため、使用するには袋口結
束機を置く場所が必要であり、袋口結束機の所定
の向きに従つて袋口を押し込まなければならず、
使用に際して不便であるという問題点があつた。
本考案の目的は、回動基部を形成させた握り部
に押えアームおよび中間アームを回動自在に取り
付けて、押えアームおよび中間アームにより袋口
を挾持し、テープ巻回に必要な回動動作を片手で
握持するだけで行なうことができるようにして上
記問題点を解決した簡便なハンデイタイプの袋口
結束装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、袋口結束装置を構成するにあたり、 一端にテープの切断端部を保持する保持部材と
テープリールを取り付けるテープ装着部とを有
し、他端に回動基部を形成させた握り部と、 一端に袋口の受け部を備え、他端を前記握り部
の回動基部に軸着した押えアームと、 一端に前記押えアームに備えられた袋口の受け
部と対向する受け部を備え、他端を前記握り部の
回動基部に軸着して、前記握り部と前記押えアー
ムとの間に設けた中間アームとからなり、 前記握り部には前記テープ装着部に圧着ローラ
を軸着し、該圧着ローラ側にばね付勢されるとと
もに前記中間アームに設けた受け部の移動方向と
交叉する方向に移動する可動型の圧着部材を前記
テープ装着部の前記圧着ローラ配設位置に対向す
る位置に配設し、さらに、前記保持部材には切断
刃を立設し、該切断刃立設位置を挾む両側に前記
切断刃の高さより開口端が高く奥へ向かつて幅が
狭くなる溝を形成し、該溝の中央部下側にテープ
厚さの2倍よりも幅の狭いスリツトを設けたもの
である。
(作 用) 本考案は上記構成により、片手で押えアームと
握り部とを持ち、袋口を押えアームまたは中間ア
ームの受け部にセツトして、押えアームを握り部
側へ回動させて、押えアームに設けた袋口の受け
部と中間アームに設けた袋口の受け部との間に袋
口を挾持し、袋口を挾持したまま握り部のテープ
装着部側へ押えアームと中間アームを回動してテ
ープを袋口へ巻回させ、そのまま圧着ローラと可
動型の圧着部材との間にテープを巻回した袋口を
押圧して、可動型の圧着部材を圧着ローラから離
れる方向へ回動させ、テープを巻回した袋口を圧
着ローラと可動型の圧着部材との間に挾持してテ
ープを袋口へ圧着させるとともに、テープを巻回
した袋口が通過した後でテープ同志を挾持、接着
させる。その後、押えアームと中間アームを逆方
向へ回動させて袋口の挾持を解除し、テープを巻
回、接着した袋口を保持部材側へ移してテープの
袋口に近接した部分を溝を介してスリツトへ入
れ、テープを長手方向に折るとともに折り目を境
にして折り目の両側を接着させ、さらにその接着
部を切断刃により切断し、袋口側を分離するとと
もに分離して残つたテープ端部をスリツト内に挾
持させ、袋口の結束と、テープ端部を長手方向に
折曲し接着して取り易くすること、およびテープ
端部をスリツト内に挾持させて次の結束のための
テープを張つておくことができるようになる。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図,第2図において、1はフレームであつ
て、手の平を宛てがう握り部2を有しており、そ
の先方部分は、テープ装着部を形成するテープリ
ール3の枢支部4とされ、この枢支部4に巻芯5
が設けられている。握り部2は、後方から先方に
向かつて延びる底板6を有しており、その両側は
起立されて起立板7,7′となつている。握り部
2の後方部分には、軸8が装着されて、ここが回
動基部9とされている。軸8には、押えアーム1
0と中間アーム11とが回動可能に取り付けられ
ている。押えアーム10の自由端部と中間アーム
11の自由端部とには、袋口12の受け部13,
14がそれぞれ設けられている。受け部13,1
4は、湾曲した受け面13a,14aをそれぞれ
有している。
中間アーム11は、回動基部9から自由端部に
向かつて延びる上板15を有しており、フレーム
1の底板6と中間アーム11の上板15とには、
各々ピン(図示を略す。)が固定されており、こ
の各ピン15にスプリング16の各端部が固定さ
れて、スプリング16は中間アーム11の自由端
部がフレーム1から遠ざかる方向に中間アーム1
1を弾発付勢している。押えアーム10は、回動
基部9から自由端部に向かつて延びる天板17を
有しており、中間アーム11の上板15には、板
バネ18が固定されて、その自由端部19は押え
アーム10の天板17に当接され、板バネ18は
押えアーム10の自由端部が中間アーム11から
遠ざかる方向に押えアーム10を弾発付勢してい
る。スプリング16の弾発付勢力は、板バネ18
の弾発付勢力よりも大きくされており、押えアー
ム10を、第1図中、矢印A方向に回動させたと
き袋口12の受け部13,14によつて形成され
る袋口挿入空間Sが縮まつて、袋口12がすぼめ
られるようにされている。押えアーム10の起立
板間の幅は、中間アーム11の起立板間の幅より
も大きくされており、中間アーム11は、押えア
ーム10を第1図中矢印A方向に回動させる途中
において、押えアーム10の起立板と天板17と
で形成される空間内に進入するようにされてい
る。
フレーム1の枢支部4を形成する起立板7,
7′は、その上部が切除されていて、袋口12の
案内空間Tが形成されている。この案内空間T
は、上から下に向かつて延びており、起立板7,
7′の上部にはローラ20と保持部材21とが案
内空間Tを挾んでその両側に設けられている。テ
ープリール3から引き出された接着性テープ22
は、ローラ23とローラ20とでその延びる方向
を変えられた後、案内空間Tを横断して、その切
断端部22aが保持部材21に保持されている。
袋口12は、押えアーム10を第1図中矢印A方
向に回動させることによつて、案内空間Tに案内
されるようにされており、この案内途中におい
て、接着性テープ22が袋口12に巻回されて袋
口の結束が行なわれるように、圧着部材24,2
5が案内空間Tに臨んで設けられている。圧着部
材24は、略直方体形状とされて起立板7,7′
間に挾持固定されており、その上部に圧着ローラ
26を有している。圧着部材25は、圧着部材構
成要素27と圧着部材構成要素28とから構成さ
れている。圧着部材構成要素27は軸29を支点
にして揺動可能とされ、起立板7,7′に装着し
たピン30と圧着部材構成要素27に形成した係
止孔31との間には、スプリング32が掛け渡さ
れて圧着部材構成要素27は、第1図中、矢印B
方向に回動付勢されている。圧着部材構成要素2
7の自由端部には、軸33が固定され、圧着部材
構成要素28はこの軸33を支点にして揺動可能
とされている。圧着部材構成要素28は、圧着面
28aとテーパ状の受け面28bとを有してお
り、この圧着面28aとテーパ状の受け面28b
とが案内空間Tに臨んで圧着面28aが圧着ロー
ラ26に当接するようにスプリング34によつて
第1図中矢印C方向に回動付勢されている。受け
面28bは、接着性テープ22の非粘着面側か
ら、接着性テープ22を受ける機能を有してい
る。
保持部材21は、ネジ35によつて起立板7,
7′に固定され、第2図に示すように、V字形状
の溝部36とこの溝部36に通じるスリツト37
とを有しており、ここでは、この溝部36とスリ
ツト37とは、第1図に示すように、切断刃38
を挾んでその両側に設けられている。溝部36
は、接着性テープ22の切断端部22aをその延
びる方向に折り目を付けて半折りにする機能を有
しており、また、スリツト37は、この折り目を
境に折り目両側の切断端部を互いに接着する機能
を有していて、このスリツト37の幅は、接着性
テープ22の厚さの2倍よりも若干小さく形成さ
れている。切断刃38の刃先39は、第2図に示
すように、溝部36の下方に位置するようにし
て、保持部材21に固定されており、接着性テー
プ22はスリツト37に案内される途中において
切断されるようになつている。
次にこの考案に係る袋口結束装置の作用につい
て説明する。
第1図において、袋口12を袋口挿入空間Sに
挿入し、押えアーム10を第1図中矢印A方向に
回動させると、受け部13と受け部14とによつ
て形成される袋口挿入空間Sが縮まると共に、袋
口12の周囲に接着性テープ22の一部が貼着さ
れる。さらに押えアーム10を、第1図中、矢印
A方向に回動させると圧着部材25が、第1図に
示す矢印B方向とは反対方向に回動し、案内空間
Tへの道が開かれると共に、袋口12がこの案内
空間Tへ案内される途中において、圧着部材2
4,25によつて接着性テープ22が袋口12の
周囲に巻回される。その際、接着性テープ22の
切断端部22aは、第3図に示すように、保持部
材21によつての保持が解除される。
この後、押えアーム10の押えを解除すると、
スプリング16と板バネ18との反発力とによつ
て、押えアーム10と中間アーム11とが第3図
中、矢印D方向に回動され、袋口12は、案内空
間Tから排出される。この袋口12の案内空間T
からの排出途中において、圧着部材構成要素28
は、第3図中、矢印E方向に回動されて、袋口1
2の排出を容易となすものであり、袋口12の排
出後は、スプリング34の付勢力によつて、元の
状態に復帰する。
その後、袋口12を手でもつて、テープリール
3から接着性テープ22を引き出し、切断すべき
接着性テープ部分40を溝部36に当てがつて、
折り目を形成しつつスリツト37に押し込むと、
接着性テープ部分40が切断されて、第4図,第
5図に示すように、新たな切断端部22bが形成
されると共に、テープリール側の切断端部は、保
持部材21のスリツト37に保持される。
このようにして、袋口12が閉じられるのであ
るが、この閉じられた袋口12の周囲に貼り着け
られている接着性テープ22の両切断端部22
a,22bは、第4図に示すように、つまみ易く
なつているので、この袋口12を開く際には、こ
の両切断端部22a,22bをつまんで、この部
分から互いに接着された接着性テープ22を引き
剥すことにより、袋口12を容易に開くことがで
きる。
なお、以上実施例においては、スリツトとV溝
とを切断刃を挾んでその両側に設ける構成とした
が、これは、これに限らず、案内空間Tに近い側
にのみ、スリツトとV溝とを設ける構成としても
よい。
(考案の効果) この考案は、以上説明したように、片手で押え
アームと握り部とを持ち、押えアームと中間アー
ムを握り部側へ回動させて、テープを袋口に巻回
し、テープ端部を接着して袋口を結束するととも
に、テープ端部を長手方向に折り曲げて接着して
切断し、切断端をスリツトに挾持させて次の結束
の準備をさせるようにしたことにより、袋口の結
束が片手操作ででき、不要な力を加えずに済むよ
うにできるとともに、結束装置を手で持つて扱う
ことができるようになり、場所の制約を受けなく
なる。さらにテープの端部を長手方向に折り曲げ
て接着したことにより袋口を開口する場合にテー
プを取り外し易くし、袋口の結束と開口が簡便に
できるハンデイタイプの結束機が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は袋口結束装置の結束前の状態を示す側
面図、第2図は第1図の正面図、第3図は袋口結
束装置の結束途中の状態を示す側面図、第4図は
袋口結束装置によつて、袋が結束された状態を示
す正面図、第5図は本考案に係る接着性テープの
切断端部の斜視図、である。 1……フレーム、2……握り部、4……テープ
リールの枢支部(テープ装着部)、9……回動基
部、10……押えアーム、11……中間アーム、
12……袋口、13,14……受け部、21……
保持部材、22……テープ、24……圧着部材、
25……(可動型の)圧着部材、26……圧着ロ
ーラ、36……溝部、37……スリツト、38…
…切断刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端にテープの切断端部を保持する保持部材と
    テープリールを取り付けるテープ装着部とを有
    し、 他端に回動基部を形成させた握り部と、 一端に袋口の受け部を備え、他端を前記握り部
    の回動基部に軸着した押えアームと、 一端に前記押えアームに備えられた袋口の受け
    部と対向する受け部を備え、他端を前記握り部の
    回動基部に軸着して、前記握り部と前記押えアー
    ムとの間に設けた中間アームとからなり、 前記握り部には前記テープ装着部に圧着ローラ
    を軸着し、該圧着ローラ側にばね付勢されるとと
    もに前記中間アームに設けた受け部の移動方向と
    交叉する方向に移動する可動型の圧着部材を前記
    テープ装着部の前記圧着ローラ配設位置に対向す
    る位置に配設し、さらに、前記保持部材には切断
    刃を立設し、該切断刃立設位置を挾む両側に前記
    切断刃の高さより開口端が高く奥へ向かつて幅が
    狭くなる溝を形成し、該溝の中央部下側にテープ
    厚さの2倍よりも幅の狭いスリツトを設けたこと
    を特徴とする袋口結束装置。
JP16681281U 1981-11-09 1981-11-09 袋口結束装置 Granted JPS5870305U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16681281U JPS5870305U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 袋口結束装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16681281U JPS5870305U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 袋口結束装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5870305U JPS5870305U (ja) 1983-05-13
JPS6122808Y2 true JPS6122808Y2 (ja) 1986-07-09

Family

ID=29958951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16681281U Granted JPS5870305U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 袋口結束装置

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JP (1) JPS5870305U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631523U (ja) * 1979-08-15 1981-03-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631523U (ja) * 1979-08-15 1981-03-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5870305U (ja) 1983-05-13

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