JPS61227496A - 記録済情報記録媒体円盤再生装置 - Google Patents

記録済情報記録媒体円盤再生装置

Info

Publication number
JPS61227496A
JPS61227496A JP60067432A JP6743285A JPS61227496A JP S61227496 A JPS61227496 A JP S61227496A JP 60067432 A JP60067432 A JP 60067432A JP 6743285 A JP6743285 A JP 6743285A JP S61227496 A JPS61227496 A JP S61227496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording medium
video signal
recorded information
information recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60067432A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Iwahara
誠 岩原
Kiyoaki Suzuki
鈴木 清明
Hideji Suzuki
秀次 鈴木
Atsushi Sakamoto
篤 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP60067432A priority Critical patent/JPS61227496A/ja
Publication of JPS61227496A publication Critical patent/JPS61227496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、記録済情報記録媒体円盤、特に、同時式立体
テレビジョン映像信号の再生と順次式立体テレビジ遥ン
映像信号の再生、及び1通常のテレビジン映像信号(立
体画像でないテレビジョン画像(平面画像のテレビジョ
ン画像)の再生に用いられるテレビジョン映像信号)を
行なうことができるようになされている記録済情報記録
媒体円盤。
すなわち、特定な半径位置からその半径位置までの各1
周毎に、時間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、
Nは正の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録される
ことにより1本の渦巻状の記録跡が形成されるようにな
されている記録済情報記録媒体円盤であり、前記した特
定な半径位置から始まる各1周毎の順次の記録跡に記録
されているNフィールド期間の映像信号の記録態様が、
記録済情報記録媒体円盤における径方向で相隣る2つの
記録跡における一方の記録跡中の映像信号と他方の記録
跡中の映像信号とが、立体画像の再生時に同時に再生さ
れるべき同時式の立体テレビジョン映像信号における左
眼用の映像信号と右眼用の映像信号とからなる一対の映
像信号が径方向で隣り合うような態様のものとなされて
いる如き記録済情報記録媒体円盤から、情報信号を再生
する記録済情報記録媒体円盤再生装置に関する。
(従来技術) 近年になって、各種の記録媒体による高密度記録再生方
式が実用化されたのに伴なって、テレビジョン映像信号
(以下、テレビジョンをTVと略記することもある)を
記録した各種方式による記録済情報記録媒体円盤(ビデ
オディスク)が提供されるようになった。
さて、現在までに実用化された各種の記録媒体を用いた
各種の記録再生方式によるビデオディスクは、すべて平
面画像のTV両画像再生させるようなTV映像信号を記
録しているものであったが、最近になって立体TV映像
信号を記録したビデオディスクの出現が待望されるよう
になった。
ところで、立体画像を映出する立体TV方式としては、
立体映画において視聴者に立体像を感じさせるのと同様
に、左右それぞれの目で左眼用の像と右眼用の像が見ら
れるようにして、心理的に立体像を知覚させるようにす
る、という構成原理に従う、大別して2種類の立体TV
方式、すなわち、同時式の立体TV方式と順次式の立体
TV方式とのそれぞれについて、それぞれ数十午前から
知られているが、立体TV放送が未だに実用化されてい
ないことは周知のとおりである。
それは、現在法〈実施されている平面画像を再生させる
TV方式とのコンパチビリティが容易に得られるように
、左眼用のTV映像信号と、右眼用のTV映像信号との
個々のものの放送のために、それぞれ現在のTV方式に
よる放送に割当てられている周波数帯域の割当てを行な
った場合には、同時式の立体TV放送の実施のために、
TV放送に割当てられるチャンネル数が実質的に半減し
てしまうこと、また、左眼用のTV映像信号と、右眼用
のTV映像信号とに帯域圧縮手段を適用するなどした場
合には。
TV方式自体が現在床〈実施されているTV放送とは異
なるものとなるために実施し難いこと、フィールド順次
方式によって左眼用のTV映像信号と、右眼用のTV映
像信号とを送るようにした場合には。
それを通常のTV受像機で再生した場合に二重像として
再生されるために採用できない、その他多くの問題点が
あるからである。
ところが、TV放送において問題になったようなチャン
ネル割当ての点はビデオディスクでは無関係であり、ま
た、大きな自由度で採用するTlJ方式の決定を行なう
こともできるので、ビデオディスクを立体TVの媒体に
用いることは有意義であると考えられた。
しかし、立体TV映像信号の再生を行なうためのビデオ
ディスクであっても、それを既に普及しているビデオデ
ィスクの再生装置によって再生した場合に、正常な平面
画像の再生と正常な音声の再生とが行なわれうるように
なされていることが望ましいことは当然であり、また、
ビデオディスクに記録されている左眼用の買映像信号と
、右眼用のTV映像信号とが、それを同時方式で再生で
きるように構成されている立体TV映像信号の再生装置
によって立体画像に再生できるように用いられたり、あ
るいはビデオディスクに記録されている左眼用のTV映
像信号と、右眼用のTV映像信号とを順次方式で再生で
きるように構成されている立体TV映像信号の再生装置
によって立体画像に再生できるように用いられたりする
ことも望ましい事柄であるために、上記したような各条
件を満足しうるようなビデオディスクの出現が要望され
た。
それで1本出願人会社では、先に上記のような各条件を
満たしつるようなビデオディスクとして、特定な半径位
置からその半径位置までの各1周毎に、時間軸上で相次
ぐNフィールド期間(たたし、Nは正の整数)の映像信
号がそれぞれ順次に記録されることにより1本の渦巻状
の記録跡が形成されるようになされている記録済情報記
録媒体円盤であり、前記した特定な半径位置から始まる
各1周毎の順次の記録跡に記録されているNフィールド
期間の映像信号の記録態様が、記録済情報記録媒体円盤
における径方向で相隣る2つの記録跡における一方の記
録跡中の映像信号と他方の記録跡中の映像信号とが、立
体画像の再生時に同時に再生されるべき同時式の立体テ
レビジョン映像信号における左眼用の映像信号と右眼用
の映像信号とからなる一対の映像信号が径方向で隣り合
うような態様のものとなされている如き記録済情報記録
媒体円盤の各種構成形態のものを特願昭59−1377
01号その他により提案している。
第1図乃至第5図は、本出願人会社によって先に提案さ
れた各種の構成形態の記録済情報記録媒体円盤の内の代
表例のものの記録パターンを示したものであり、第1図
に示されているものは記録済情報記録媒体円盤りにおけ
る特定な径位置(図中のz−2線位置)からの1周に1
フイ一ルド期間の映像信号が記録されている記録済情報
記録媒体円盤りの記録パターンを示す図であり1図にお
いてLl、L2.L3・・・などは、同時式の立体TV
映像信号を構成している左眼用の映像信号(L)におけ
る時間軸上で連続している順次の映像信号であり、添字
の1.2.3・・・はフィールド番号を示し、また。
図においてR1,R2・・・などは、同時式の立体TV
映像信号を構成している右眼用の映像信号(R)におけ
る時間軸上で連続している順次の映像信号であり。
添字の1.2.3・・・はフィールド番号を示しており
、さらに1図中における四角印と丸印とは、それぞれ後
述されているような所定の変位動作を再生素子に行なわ
せるための制御指令信号の記録位置を示し、さらにまた
、Xaは再生素子が記録跡間で変位した状態においても
音声信号の連続性が良好なものとなるようにするために
選定された音声信号の編集点であり(これらの各点は、
他の各図についても同様である)、前記した音声信号の
編集点Xaの位置をフィールド番号と音声信号(音声信
号の番号)との関係は、第6図以降の図中の下部の図表
中に示されている。
また、第2図は記録済情報記録媒体円盤りにおける特定
な径位置(図中の2−2線位置)からの1周に2フイ一
ルド期間の映像信号が記録されている記録済情報記録媒
体円盤りの記録パターンを示す図であり、さらに、第3
図乃至第5図にそれぞれ示されているものは記録済情報
記録媒体円盤りにおける特定な径位置(図中のz−2線
位置)からの1周に4フイ一ルド期間の映像信号が記録
されている記録済情報記録媒体円盤りの記録パターンを
示す図である。
まず、前記した第1図に示されている記録済情報記録媒
体円盤りから平面画像再生用の映像信号を再生する際に
は、例えば、第6図中の太実線図示のような移動軌跡を
描くように、再生素子を記録済情報記録媒体円盤りにお
ける特定な径位置において1記録跡間隔だけ変位させれ
ば、再生素子からは同時式の立体TV映像信号における
右眼用の映像信号の相次ぐフィールド期間R1→R2→
R3→・・・の映像信号が平面画像として再生できるし
、また、例えば、再生素子の移動軌跡を変更することに
より、同時式の立体TV映像信号における左眼用の映像
信号の相次ぐフィールド期間L1→L2→L3→L4→
・・・の映像信号を平面画像として再生できるようにす
ることもできる。
再生素子により前記した同時式の立体TV映像信号にお
ける右眼用の映像信号の相次ぐフィールド期間R1→R
2→R3→R4→・・・の映像信号と、同時式の立体T
V映像信号における左眼用の映像信号の相次ぐフィール
ド期間L1→L2→L3→L4→・・・の映像信号とを
同時に再生し、再生された両信号における同一のフィー
ルド番号の映像信号が1時間軸上で一致する如くにすれ
ば、記録済情報記録媒体円盤りからは同時式の立体TV
映像信号が再生されることになる(この点は、他の各回
についても同様である)。
前記した第1図示の記録済情報記録媒体円盤りから、フ
ィールド順次式の立体TV映像信号を再生する場合には
、再生素子によって同時式の立体TV映像信号における
左眼用の映像信号と右眼用の映像信号とを、第11図中
の太実線に示されているように1例えばL1→R2→L
3→R4→L5→R6→・・・のように再生すればよい
(この点は、他の各回についても同様である)。
記録済情報記録媒体円盤りにおける四角印の位置に記録
されている制御指令信号は、平面画像の再生モード時に
再生素子が辿るべきであるとして定められている記録跡
を正常に辿っている状態で再生素子により読取られるの
であり、それにより平面画像の再生時に必要とされてい
る変位々置において所定の記録跡間隔だけ自動的に再生
素子が変位されるように再生装置の動作が制御されるの
であり、また、記録済情報記録媒体円盤りにおける丸印
の位置に記録されている制御指令信号は、平面画像の再
生モード時に再生素子が間違った記録跡を辿っている状
態において再生素子で読取られるのであり、そのときに
は平面画像の再生モード時に再生素子が辿るべきである
として定められている記録跡に再生素子が自動的に変位
されるように再生装置の動作が制御されるのである(こ
の点は、他の各回についても同様である)。
次に、第21!Iに示されている記録済情報記録媒体円
盤りにおいては、それから平面画像の再生用映像信号が
再生される際には、再生素子は例えば第7図中の太実線
図示のような軌跡を辿るようになされ(同時式立体TV
映像信号を再生するときの再生素子の移動軌跡も同様)
、また、第2図に示されている記録済情報記録媒体円盤
りからフィールド順次式の立体TV映像信号が再生され
る際には。
再生素子は例えば第12図中の太実線図示のような軌跡
を辿るようになされる。
第3図乃至第5図に示されている記録済情報記録媒体円
盤りにおいては、それぞれのものにおける映像信号の記
録パターンが各図に示されているようにそれぞれ異なっ
ているから、第3図乃至第5図に示されている各記録済
情報記録媒体円盤りから、平面画像再生用の映像信号を
再生するときの再生素子の移動軌跡(同時式立体TV映
像信号を再生するときの再生素子の移動軌跡も同様)は
、映像信号の記録パターンr第3図示の記録済情報記録
媒体円盤りに対しては再生素子の移動軌跡が例えば第8
図中の木実線で示されるようなものになり、また、映像
信号の記録パターンが第4図示の記録済情報記録媒体円
盤りに対しては再生素子の移動軌跡が例え−ば第9ti
I中の木実線で示されるようなものになり、さらに、映
像信号の記録パターンが第5図示の記録済情報記録媒体
円盤りに対しては再生素子の移動軌跡が例えば第10図
中の木実線で示されるようなものになる。
また、第3図乃至第5図に示されている各記録済情報記
録媒体円盤りから、フィールド順次式立体TV映像信号
を再生するときには、第3図示の記録済情報記録媒体円
盤りに対しては再生素子の移動軌跡が例えば第13図中
の木実線で示されるようなものになり、また、第41!
l示の記録済情報記録媒体円盤りに対しては再生素子の
移動軌跡が例えば第14図中の木実線で示されるような
ものになり。
さらに、第5図示の記録済情報記録媒体円盤りに対して
は再生素子の移動軌跡が例えば第15図中の木実線で示
されるようなものになる。
(発明が解決しようとする問題点) さて、前記したような構成を備えている記録済情報記録
媒体円盤りには、既述したように同時式立体TV映像信
号における左眼用信号と右眼用信号とのすべてが記録さ
れているから、再生装置に設定されている再生モードに
応じて再生素子が所定の移動軌跡を描いて記録済情報記
録媒体円盤りに記録されている情報信号を読取ることに
より、再生装置からはそれに設定されている再生モード
に対応した所要のTV映像信号が再生されるのであるが
、前記したような構成を有している記録済情報記録媒体
円盤りからの映像信号の再生に際して、記録済情報記録
媒体円盤りに含まれている映像情報のすべてが利用でき
るのは、再生装置が同時式立体TV映像信号の再生モー
ドに設定されて、記録済情報記録媒体円盤りから同時式
立体TV映像信号が再生されているときである。
ところが、前記した構成態様の記録済情報記録媒体円盤
りから同時式立体TV映像信号を再生するる際の再生素
子の移動軌跡は1例えば第1図乃至第5図に示すような
記録パターンを備えている記録済情報記録媒体円盤りが
用いられたとした場合には、前記それぞれの記録済情報
記録媒体円盤りと対応して、それぞれ同時式立体費映像
信号の一方の信号毎に既述のように第6図乃至第10図
に示されている平面画像再生用の映像信号の再生時と同
様な移動軌跡となっており、同時式立体TV映像信号の
左眼用の映像信号を再生する再生素子と、同時式立体T
V映像信号の右眼用の映像信号を再生する再生素子とが
同時に1記録跡間隔だけ変位するものになっている。
それで、折角、記録済情報記録媒体円盤りに含まれてい
る全映像信号情報が利用できるような同時式立体TV映
像信号の再生を行なったとしても、前記のように同時式
立体TV映像信号の左眼用の映像信号を再生する再生素
子と同時式立体TV映像信号の右眼用の映像信号を再生
する再生素子との2つの再生素子が同時に記録跡間で変
位していることにより、前記の各映像信号に付随してい
る音声信号を再生して得られる音声信号には、前記した
再生素子の記録跡間での変位動作時に必らず乱れが生じ
てしまい、良好な連続状態の音声信号の再生動作が行な
われない。
すなわち、前記した記録済情報記録媒体円盤りからの情
報信号の再生に際して行なわれる再生素子の変位動作は
、再生モードに応じて再生素子が記録済情報記録媒体円
盤における所定の垂直帰線期間内で所定の記録跡間隔だ
け変位するようにして行なわれるのであるが、前記の再
生素子の変位動作は映像信号にとっては無関係な垂直帰
線期間内で行なわれる勢でために、前記の再生素子の変
位動作の回数が多くても、再生される映像信号に対して
は何等の悪影響も及ぼすことはないが、映像信号ととも
に記録済情報記録媒体円盤に記録されている音声信号は
時′間軸°上で連続的に存在しているものであるため、
記録跡間での再生素子の変位動作がたとえ垂直帰線期間
内で行なわれたとしても、再生素子の変位の瞬間に記録
済情報記録媒体円盤りから再生されている信号中におけ
る音声信号によって変調されている周波数変調波は再生
素子の変位動作時に乱れが生じ、良好な連続状態の音声
信号の再生が行なわれないのであり、それの改善策が求
められた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、特定な半径位置からその半径位置までの各1
周毎に1時間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、
Nは正の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録される
ことにより1本の渦巻状の記録跡が形成されるようにな
されている記録済情報記録媒体円盤であり、前記した特
定な半径位置から始まる各1周毎の順次の記録跡に記録
されているNフィールド期間の映像信号の記録態様が、
記録済情報記録媒体円盤における径方向で相隣る2つの
記録跡における一方の記録跡中の映像信号と他方の記録
跡中の映像信号とが、立体画像の再生時に同時に再生さ
れるべき同時式の立体テレビジボン映像信号における左
眼用の映像信号と右眼用の映像信号とからなる一対の映
像信号が径方向で隣り合うような態様のものとなされて
いる如き記録済情報記録媒体円盤における相隣る2本の
記録跡にそれぞれ記録されている情報信号をそれぞれ個
別の再生素子で読取るようにする手段と、記録済情報記
録媒体円盤からの情報信号の再生時における時間経過に
伴なって記録済情報記録媒体円盤の径方向に再生素子が
進行して行く方向に関して前後に対をなして並ぶ前記し
た2記録跡について、前記した再生素子が進行して行く
方向に関して後方に位置している記録跡から情報信号を
読取っている再生素子を、前記した特定な半径位置付近
において前記した再生素子が進行して行く方向で2記録
跡間隔だけ前方の記録跡位置に変位させるようにする手
段と、前記した2個の再生素子によって読取られた映像
信号から、時間軸上で所定の順序に並ぶ左眼用の次々の
フィールドの映像信号と。
時間軸上で所定の順序に並ぶ右眼用の次々のフィールド
の映像信号とを得る手段と、記録跡間で2記録跡間隔の
変位を行なっている状態の部分及びその近傍の部分にお
いて再生素子で読取られている信号中に含まれている前
記した映像信号に付随している音声信号が使用されない
状態で連続した音声信号が得られるように、前記した2
個の再生素子で読取られた信号中に含まれている前記し
た映像信号に付随している音声信号の切換えを行なう手
段とからなる記録済情報記録媒体円盤再生装置、及び、
特定な半径位置からその半径位置までの各1周毎に1時
間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、Nは正の整
数)の映像信号がそれぞれ順次に記録されることにより
1本の渦巻状の記録跡が形成されるようになされている
記録済情報記録媒体円盤であり、前記した特定な半径位
置から始まる各1周毎の順次の記録跡に記録されている
Nフィールド期間の映像信号の記録態様が、記録済情報
記録媒体円盤における径方向で相隣る2つの記録跡にお
ける一方の記録跡中の映像信号と他方の記録跡中の映像
信号とが、立体画像の再生時に同時に再生されるべき同
時式の立体テレビジョン映像信号における左眼用の映像
信号と右眼用の映像信号とからなる一対の映像信号が径
方向で隣り合うような態様のものとなされている如き記
録済情報記録媒体円盤であって、それに同一の情報信号
が記録されている如き2枚の記録済情報記録媒体円盤を
用意し、その用意された2枚の記録済情報記録媒体円盤
を同期同相の状態として駆動回転させる手段と、前記し
た2枚の記録済情報記録媒体円盤において1記録跡間隔
を隔てて隣り合う一対の記録跡の内で、前記した2枚の
記録済情報記録媒体円盤における互に対応している一対
の記録跡における互に対応している径位置上で、前記し
た2枚の記録済情報記録媒体円盤における一方の記録済
情報記録媒体円盤については前記した互に対応している
一対の記録跡の内の一方の記録跡から再生素子による情
報信号の再生が行なわれ。
また、前記した2枚の記録済情報記録媒体円盤における
他方の記録済情報記録媒体円盤については前記した互に
対応している一対の記録跡の内の他方の記録跡から再生
素子による情報信号の読取りが行なわれるようにする手
段と、記録済情報記録媒体円盤からの情報信号の再生時
における時間経過に伴なって記録済情報記録媒体円盤の
径方向に再生素子が進行して行く方向に関して前後に対
をなして並ぶ前記した2記録跡について、前記した再生
素子が進行して行く方向に関して後方に位置、している
記録跡から情報信号を読取うている再生素子を、前記し
た特定な半径位置付近において前記した再生素子が進行
して行く方向で2記録跡間隔だけ前方の記録跡位置に変
位させるようにする手段と、前記した2個の再生素子に
よって読取られた映像信号から、時間軸上で所定の順序
に並ぶ左眼用の次々のフィールドの映像信号と、時間軸
上で所定の順序に並ぶ右眼用の次々のフィールドの映像
信号とを得る手段と、記録跡間で2記録跡間隔の変位を
行なっている状態の部分及びその近傍の部分において再
生素子で読取られている信号中に含まれている前記した
映像信号に付随している音声信号が使用されない状態で
連続した音声信号が得られるように、前記した2個の再
生素子で読取られた信号中に含まれている前記した映像
信号に付随している音声信号の切換えを行なう手段とか
らなる記録済情報記録媒体円盤再生装置、ならびに、特
定な半径位置からその半径位置までの各1周毎に、時間
軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、Nは正の整数
)の映像信号がそれぞれ順次に記録されることにより1
本の渦巻状の記録跡が形成されるようになされている記
録済情報記録媒体円盤であり、前記した特定な半径位置
から始まる各1周毎の順次の記録跡に記録されているN
フィールド期間の映像信号の記録層様が、記録済情報記
録媒体円盤における径方向で相隣る2つの記録跡におけ
る一方の記録跡中の映像信号と他方の記録跡中の映像信
号とが、立体画像の再生時に同時に再生されるべき同時
式の立体テレビジョン映像信号における左眼用の映像信
号と右眼用の映像信号とからなる一対の映像信号が径方
向で隣り合うような態様のものとなされている如き1枚
の記録済情報記録媒体H盤を用意し、その記録済情報記
録媒体円盤における相隣る2本の記録跡にそれぞれ記録
されている情報信号を、記録済情報記録媒体円盤におけ
る互に異なる径位置に設けられた個別の再生素子で読取
るようにする手段と、記録済情報記録媒体円盤からの情
報信号の再生時における時間経過に伴なって記録済情報
記録媒体円盤の径方向に再生素子が進行して行く方向に
関して前後に対をなして並ぶ前記した2記録跡について
、前記した再生素子が進行して行く方向に関して後方に
位置している記録跡から情報信号を読取っている再生素
子を、前記した特定な半径位置付近において前記した再
生素子が進行して行く方向で2記録跡間隔だけ前方の記
録跡位置に変位させるようにする手段と、前記した2個
の再生素子によって読取られた映像信号の内で記録済情
報記録媒体円盤での回転位相に関して回転位相が進んで
いる側に設けられている再生素子で読取られた情報信号
に所定の時間遅延を与えて、2個の再生素子で読取られ
た情報信号を同時信号にする手段と、前記の2個の再生
素子で読取られた2つの情報信号から時間軸上で所定の
順序に並ぶ左眼用の次々のフィールドの映像信号と、時
間軸上で所定の順序に並ぶ右眼用の次々のフィールドの
映像信号とを得る手段と、記録跡間で2記録跡間隔の変
位を行なっている状態の部分及びそれの近傍の部分にお
いて再生素子で読取られている信号中に含まれている前
記した映像信号に付随している音声信号が使用されない
状態で連続した音声信号が得られるように、2個の再生
素子で読取られた信号中に含まれている前記した映像信
号に付随している音声信号の切換えを行なう手段とから
なる記録済情報記録媒体円盤再生装置を提供するもので
ある。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の記録済情報記録媒体
円盤再生装置の具体的な内容を詳細に説明する。第16
図及び第17図は本発明の記録済情報記録媒体円盤再生
装置のそれぞれ異なる実施例のブロック図である。
第16図に示されている記録済情報記録媒体円盤再生装
置は、記録済情報記録媒体円盤りから情報信号を再生し
ろる機能を有する構成部分(第16図中でブロックPB
Af、 PBAbで示されているプレーヤPBAf、 
PBAb )を2つ備えており、前記の2台のプレーヤ
PBAf、 PBAbを用いて、同一の情報信号ガ記録
されている記録済情報記録媒体円盤Df、 Dbを同期
同相の状態で駆動回転させて、2枚の記録済情報記録媒
体円盤Df、 Dbに記録されている情報信号を同時に
再生し、その再生信号を再生信号処理部PSCに供給す
るようにしている場合の構成例であり、また第17図は
記録済情報記録媒体円盤りから情報信号を再生しうる機
能を有する構成部分(第17図中でブロックPBAで示
されているプレーヤPBA)を用いて、1枚の記録済情
報記録媒体円盤りに記録されている情報信号を2つの再
生素子Sf、Sbで再生し、その再生信号を再生信号処
理部PSCに供給するようにしている場合の構成例であ
る。
そして、前記の第15図及び第16図にそれぞれ示され
ている各再生装置においてそれぞれ対応している各構成
部分には、それぞれ同様な図面符号を付している(以下
、構成や作用などが共通的に説明される場合には、各構
成部分の図面符号における添字のf、bの記載が省略さ
れる)。
さて、本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置におい
て情報信号の再生の対象にされる記録済情報記録媒体円
盤りは、特定な半径位置からその半径位置までの各1周
毎に、時間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、N
は正の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録されるこ
とにより1本の渦巻状の記録跡が形成されるようになさ
れており。
かつ、前記した特定な半径位置から始まる各1周毎の順
次の記録跡に記録されているNフィールド期間の映像信
号の記録態様が、記録済情報記録媒体円盤における径方
向で相隣る2つの記録跡における一方の記録跡中の映像
信号と他方の記録跡中の映像信号とが、立体画像の再生
時に同時に再生されるべき同時式の立体テレビジョン映
像信号における左眼用の映像信号と右眼用の映像信号と
からなる一対の映像信号が径方向で隣り合うような態様
のものとなされている如き記録済情報記録媒体円盤なの
であり、前記のような記録済情報記録媒体円盤りにおけ
る情報信号の記録態様は第1図乃至第5図に代表例とし
て既述されている(なお、第1図乃至第5図に示されて
いる情報信号の記録パターンは、記録済情報記録媒体円
盤りの外周側の記録跡から内周側の記録跡に行くにした
がって順次にフィールド番号が増加するようなものとな
されているが1本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装
置では、記録済情報記録媒体円盤りの内周側の記録跡か
ら外周側の記録跡に行くにしたがって順次にフィールド
番号が増加するようなものとして情報信号が記録されて
いる記録済情報記録媒体円盤の再生に適用できるように
も実施できることはいうまでもない)。
また、第1図乃至第15図に示されている記録済情報記
録媒体円盤りにおいて、図中のZ−Z線位置は記録済情
報記録媒体円盤りに設定された特定な半径位置であり、
その特定な半径位置からの各1周には、それぞれN(N
は正の整数)フィールドの映像信号が記録されており、
また、各図中においてatblcedのような符号は記
録済情報記録媒体円盤りにおける各垂直帰線消去期間の
記録部分a、b、ce dであり、前記の垂直帰線消去
期間の記録部分a、b、C,dは記録済情報記録媒体円
盤りの盤面をN等分する部分に形成される。
本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置は、例えば、
光学式のビデオディスク再生機として実施されても、あ
るいは静電容量値の変化検出型のビデオディスク再生機
として実施されても、その他の記録再生方式に従ったビ
デオディスクの再生機として実施されてもよいのである
が、以下の実施例では、本発明の記録済情報記録媒体円
盤再生装置を静電容量値の変化検出型のビデオディスク
再生機として実施した場合の例について記載している。
記録済情報記録媒体円盤再生装置りが1例えば本出願人
会社の開発した静電容量値の変化検出型の記録済情報記
録媒体円盤、いわゆるVHD方式に従う記録済情報記録
媒体円盤の再生機(プレーヤ)として実施される場合に
は、再生の対象にされる記録済情報記録媒体円盤りとし
ては1例えば、第3図乃至第5図に示されている記録済
情報記録媒体円盤りのように、z−Z線位置に設定され
た特定な半径位置から、その特定な半径位置までの各1
周毎に、それぞれ4フイールドの映像信号が記録される
ようになされ、また、それの特定な半径位置付近の記録
部分aに記録されている各垂直帰線消去期間中には、盤
の基準の回転位相を示す信号(以下、信号fp3のよう
に記載されることもある)が記録され、さらに、記録再
生の対象にされている主情報信号によるビットの配列に
よって構成されている記録跡を挟むような態様で、前記
した主情報信号の占有周波数帯域よりも低い周波数帯域
に位置するそれぞれ異なる低い周波数値の2種類のトラ
ッキング参照信号f pi、 f p2(以下、信号f
 PI、 f’P2のように記載されることがある)に
よる記録跡が形成されるようになされ、さらにまた。
前記した2種類のトラッキング参照信号が、前記した信
号fp3の記録位置毎に順次交互に切換えられている状
態で記録されている等のVHD方式のビデオディスクで
必要とされる諸条件を満足した上で、情報信号が既述し
たような記録態様で記録されている如き記録済情報記録
媒体円盤が用いられるのである。
なお、以下の実施例の記載で参照される記録済情報記録
媒体円盤りの平面図においては、図示の簡略化を図かる
ためにトラッキング参照信号fpl。
fP2による記録跡についての図示説明は省略されてい
る。
まず、第16図に示されている記録済情報記録媒体円盤
再生装置において、再生の対象にされている記録済情報
記録媒体円盤Df、Dbは、同一の情報信号が同一の記
録パターンで記録されているものであり、記録済情報記
録媒体円盤Dfは駆動用モータMdfによって駆動回転
され、また、記録済情報記録媒体円盤Dbは駆動用モー
タMdfによって駆動回転される。
前記した駆動用モータMdfはモータ駆動制御回路DM
Cfによって所定の回転数になるように回転が制御され
ており、また前記した駆動用モータMdbはモータ駆動
制御回路DMCbによって所定の回転数になるように回
転数が制御されており、かつ、前記の面駆動用モータM
df、 Mdbは、記録済情報記録媒体円盤Df、 D
bが、それらにおける特定な径位置(2−2線位置)が
同一の回転位相となるように、それの回転位相が制御さ
れている(なお、第17図示の記録済情報ii!録媒体
円盤再生装置においては。
記録済情報記録媒体円盤りを所定の一定の回転数で回転
させるための回転駆動機構及びサーボ回路などは図示の
簡略化のために、図示していない)。
第16図示の記録済情報記録媒体円盤再生装置中で使用
されている前記のモータ駆動制御回路DMCf 。
DMCbとしては、例えば第18図に示されているよう
な構成形態のものが使用される。そして、第18図に示
されているモータ駆動制御回路DMCb、 DMCfの
各端子と、第16図中に示されているモータ駆動制御回
路DMCb、 DMCfの各端子とにおける互に対応し
ているものには同一の図面符号が付されている。
第18図において、端子17b(14f)には記録済情
報記録媒体円盤Db(Df)から再生された映像信号よ
り同期分離回路5EPb (SEPf)によって分離さ
れた水平同期信号が供給されており、また端子15b(
15f)には駆動用モータM db (M df)の回
転軸に取付けられているフリケンシージェネレータFG
b (FGf)の出力信号が供給され、さらに、端子8
b(8f)には位相誤差信号が供給される(基準にされ
ている駆動用モータに従属して駆動回転される方の駆動
用モータに駆動用電力を与えるモータ駆動制御回路だけ
に位相誤差信号が供給されるものであるから、図示の実
施例においてはモータ駆動制御回路DMCbの端子8b
だけに位相誤差信号が供給されるようになされているの
である)。
第18図においてSSGは基準信号発生器、PCI、P
C2は位相比較器、LPFは低域濾波器、vCOは電圧
制御発振器(図中にDivの符号も付記しであるのは、
電圧制御発振器VDOの出力を分周して出力されるよう
な構成にされていることを示している)であり。
また、 MDACはモータ駆動制御回路、PHCは位相
補償回路、SCDはアームストレッチャーコイルの駆動
回路である(アームストレッチャーは、再生時に信号中
に生じるジッタを低減乃至は無くするために、再生素子
を記録跡の延長方向に変位させる機能を有するものであ
る。アームストレッチャーについての図示は第16図中
では省略されている)。
第18図示のモータ駆動制御回路DMCb(DMCf)
は、駆動用モータM db (M df)→フリケンシ
ージェネレータFGb(FGf)→端子15b(15f
)→位相比較回路PC2→モータ駆動制御回路MDAc
→端子16b(16f)→駆動用モータM db (M
 df)→の一巡のループと、再生素子5b(Sf)→
前置増幅器APb(APf)→周波数復調器DEMb 
(DEMf)→同期分離回路5EPb (SEPf)→
端子17b(17f)→位相比較回路PCI→低域濾波
器LPF→電圧制御発振器vCO→位相比較回路PC2
→モータ駆動制御回路MDAC→端子16b(16f)
→駆動用モータMdb(Mdf)→記録済情報記録媒体
円盤Db (Df)→再生素子5b(Sf)→の一巡の
ループとによって、基準信号発生器SSGで発生される
基準信号の周波数によって規制される一定の回転数とな
るように制御されるとともに、第16図示の構成例にお
いては、基準にされている駆動用モータMdfに従属し
て駆動回転される方の駆動用モータMdbに駆動用電力
を与えるモータ駆動制御回路DMCbにおけるモータ駆
動制御回路MOACに対して端子8bを介して位相誤差
信号が供給されていることにより、記録済情報記録媒体
円盤Dfと記録済情報記録媒体円盤Dbとの回転位相が
一致している状態に自動制御される。
前記のようにモータ駆動制御回路DMCbにおけるモー
タ駆動制御回路MDACに対して端子8b番介して供給
される前記の位相誤差信号は、再生信号処理部PSCに
おいて次のようにして作られる。
すなわち、回転位相の基準にされている記録済情報記録
媒体円盤Dfからの再生信号中より取出された基準の回
転位相信号fp3によってトリガされる単安定マルチバ
イブレータMMfからの出力パルスと、記録済情報記録
媒体円盤Dbからの再生信号中より取出された回転位相
信号fp3によってトリガされる単安定マルチバイブレ
ータMMbからの出力パルスとを位相比較回路PCCに
与えて、前記の両信号間の位相差に対応する信号を位相
比較回路PCCから出力させ、前記の位相比較回路PC
Cから得られる信号を記録済情報記録媒体円盤Dfと記
録済情報記録媒体円盤Dbとの回転位相誤差信号として
用いるようにしているのである。
第16図及び第17図に示す記録済情報記録媒体円盤再
生装置において、記録済情報記録媒体円盤Df(Db)
、 Dから情報信号を静電容量値の変化として読出すの
に用いられる静電容量値の変化検出型の再生素子5f(
Sb)・・・再生針・・・は、例えば耐摩耗性を有する
高硬度材料の再生針本体に導電性物質による電極を付着
させた構造の再生針が用いられるのであり、再生針の具
体的な構成については。
例えば特開昭57−158051号公報を参照されると
よい。
第16図及び第17図に示されている記録済情報記録媒
体円盤再生装置において、前記した2個の再生針Sf、
Sbによる記録済情報記録媒体円盤の記録跡からの情報
信号の再生の態様は次のようなものである。
すなわち、本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置に
おいて、情報信号の再生の対象にされている記録済情報
記録媒体円盤は、特定な半径位置からその半径位置まで
の各1周毎に、時間軸上で相次ぐNフィールド期間(た
だし、Nは正の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録
されることにより1本の渦巻状の記録跡が形成されるよ
うになされており、かつ、前記した特定な半径位置から
始まる各1周毎の順次の記録跡に記録されているNフィ
ールド期間の映像信号の記録態様が、記録済情報記録媒
体円盤における径方向で相隣る2つの記録跡における一
方の記録跡中の映像信号と他方の記録跡中の映像信号と
が、立体画像の再生時に同時に再生されるべき同時式の
立体テレビジョン映像信号における左眼用の映像信号と
右眼用の映像信号とからなる一対の映像信号が径方向で
隣り合うような態様のものとなされている如き記録済情
報記録媒体円盤であるが、本発明の記録済情報記録媒体
円盤再生装置では、前記のような構成態様の記録済情報
記録媒体円盤からの情報信号の再生を相隣る2本の記録
跡にそれぞれ記録されている情報信号をそれぞれ個別の
再生素子Sf、Sbで読取るようにし、また、記録済情
報記録媒体円盤からの情報信号の再生時における時間経
過に伴なって記録済情報記録媒体円盤の径方向に再生素
子が進行して行く方向に関して前後に対をなして並ぶ前
記した2記録跡について、前記した再生素子が進行して
行く方向に関して後方に位置している記録跡から情報信
号を読取っている再生素子を、前記した特定な半径位置
付近において前記した再生素子が進行して行く方向で2
記録跡間隔だけ前方の記録跡位置に変位させるようにし
ながら記録済情報記録媒体円盤からの情報信号の再生が
行なわれるようにされるのであるが、この点を第19図
を参照しながら具体的に説明する。
第19図は記録済情報記録媒体円盤りにおける渦巻状の
記録跡を示したもので1図中において2−2線は記録済
情報記録媒体円1!Dに設定された特定な径位置であり
、また1図中のイ99ロ、ハ・・・の各点は、記録済情
報記録媒体円盤りの順次の記録跡とZ−Z線との交点を
示している。
本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置において、2
個の再生素子Sf、Sbによって行なわれる記録済情報
記録媒体円盤からの情報信号の再生動作は、(1)時間
軸上で記録済情報記録媒体円盤の外周側から内周の方に
向って順次に行なわれる場合と、(2)2個の再生素子
Sf、Sbによる再生動作が時間軸上で記録済情報記録
媒体円盤の内周側から外周の方に向って順次に行なわれ
る場合との2つの場合が考えられるが、前記した(1)
、 (2)の何れの場合であっても、前記した2個の再
生素子Sf、Sbの記録跡間における変位動作の態様は
同様である。
まず、前記した(1)の場合に、一方の再生素子Sfが
第19図中における最外周の記録跡上にあり。
また、他方の再生素子sbが第19図中における最外周
の記録跡よりも1記録跡間隔だけ内周の記録跡、すなわ
ち、イ点と四点とを結ぶ記録跡上にあったとすると、記
録済情報記録媒体円盤の回転につれて、一方の再生素子
Sfは第19図中における最外周の記録跡上を辿ってイ
点に達し、他方の再生素子sbは第19図中におけるイ
点と四点とを結ぶ記録跡上を辿って四点に達するが1本
発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置においては、一
方の再生素子Sfは第19図中におけるイ点またはイ点
の近傍において、イ点のある記録跡から2記録跡間隔だ
け内周の記録跡、すなわち、ハ点あるいはハ点の近傍に
変位した後に、第19図中におけるへ点と二点とを結ぶ
記録跡上を辿り、他方の再生素子sbは第19図中にお
ける四点を通過した後に引続き第19図中における四点
とハ点とを結ぶ記録跡上を辿って行く。
次に、再生素子sbが第19図中における四点とハ点と
を結ぶ記録跡上を辿ってハ点に達し、再生素子Sfが第
19図中におけるへ点と二点とを結ぶ記録跡上を辿って
二点に達すると、再生素子sbは第19図中におけるハ
点またはハ点の近傍において、ハ点のある記録跡から2
記録跡間隔だけ内周の記録跡、すなわち、ホ点あるいは
ホ点の近傍に変位した後に第19図中におけるホ点とへ
点とを結ぶ記録跡上を辿って行き、再生素子Sfは第1
9図中における二点を通過した後に引続き第19図中に
おける二点とホ点とを結ぶ記録跡上を辿って行く。
以下、前記と同様にして、再生素子Sfはホ点またはホ
点の近傍から2記録跡間隔だけ内方の記録跡のト点ある
いはト点の近傍への変位動作、0点またはり点の近傍か
ら2記録跡間隔だけ内方の記録跡のル点あるいはル点の
近傍への変位動作。
を行ない、また、再生素子sbはト点またはト点の近傍
から2記録跡間隔だけ内方の記録跡のり点あるいはり点
の近傍への変位動作を行なって行く。
次に、前記した(2)の場合に、一方の再生素子Sfが
第19図中における最内周の記録跡上にあり、また、他
方の再生素子sbが第19図中における最内周の記録跡
よりも1記録跡間隔だけ外周の記録跡、すなわち、ヲ点
とル点とを結ぶ記録跡上にあったとすると、記録済情報
記録媒体円盤の回転につれて、一方の再生素子Sfは第
19図中における最外周の記録跡上を辿ってヲ点に達し
、他方の再生素子sbは第19図中におけるヲ点とル点
とを結ぶ記録跡上を辿ってル点に達するが、本発明の記
録済情報記録媒体円盤再生装置においては、一方の再生
素子Sfは第19図中におけるヲ点またはヲ点の近傍に
おいて、ヲ点のある記録跡から2記録跡間隔だけ外周の
記録跡、すなわち、ヌ点あるいはヌ点の近傍に変位した
後に、第19図中におけるヌ点とり点とを結ぶ記録跡上
を辿り、他方の再生素子sbは第19図中におけるル点
を通過した後に引続き第19図中におけるル点とヌ点と
を結ぶ記録跡上を辿って行く。
次に、再生素子sbが第19図中におけるル点とヌ点と
を結ぶ記録跡上を辿ってヌ点に達し、再生素子Sfが第
19図中におけるヌ点とり点とを結ぶ記録跡上を辿って
り点に達すると、再生素子sbは第19図中におけるヌ
点またはヌ点の近傍において、ヌ点のある記録跡から2
記録跡間隔だけ外周の記録跡、すなわち、チ点あるいは
チ点の近傍に変位した後に第19図中におけるチ点とト
点とを結ぶ記録跡上を辿って行き、再生素子Sfは第1
9図中におけるり点を通過した後に引続き第19図中に
おけるり点とチ点とを結ぶ記録跡上を辿って行く。
以下、前記と同様にして、再生素子Sfはチ点またはチ
点の近傍から2記録跡間隔だけ外方の記録跡のへ点ある
いはへ点の近傍への変位動作、二点または二点の近傍か
ら2記録跡間隔だけ外方の記録跡の四点あるいは四点の
近傍への変位動作、を行ない、また、再生素子sbはへ
点またはへ点の近傍から2記録跡間隔だけ外方の記録跡
の二点あるいは二点の近傍への変位動作を行なって行く
本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置における上記
のような21Iの再生素子Sf、Sbによる記録済記録
媒体円盤からの情報信号の再生の態様は、第16図に示
されている実施例装置の場合のように、2枚の記録済情
報記録媒体円盤Df、Dbから、それぞれ個別の再生素
子Sf、Sbによって情報信号を再生する場合でも、あ
るいは、第17図に示されている実施例装置の場合のよ
うに、1枚の記録済情報記録媒体円盤りから、2個の再
生素子Sf、Sbによって情報信号を再生する場合でも
同様であって、前記した何れの実施例の場合においても
、記録済情報記録媒体円盤から情報信号を再生している
2個の再生素子Sf、Sbが同時に記録跡間で変位動作
を行なうことはなく、したがって、記録済情報記録媒体
円盤から再生される音声信号として、記録跡間で変位動
作を行なっている再生素子の再生信号が用いられること
がないように。
前記した2個の再生素子Sf、Sbで再生した信号を切
換えて使用するようにすれば、常に連続した状態の音声
信号が再生されることになる。
第16図及び第17図にそれぞれ図示されている記録済
情報記録媒体円盤再生装置において再生の対象にされる
記録済情報記録媒体円盤としては1例えば代表例として
挙げた第1図乃至第5図に記録パターンが示されている
如き既述のような構成態様の記録済情報記録媒体円盤な
のであるが、ここでの説明において第16図及び第17
図にそれぞれ図示されている記録済情報記録媒体円盤再
生装置で再生の対象にしている記録済情報記録媒体円盤
は、仮に第5図に示されているような記録パターンを有
しているものであるとする。
本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置においては、
第19図を参照して説明したところから明らかなように
、記録済情報記録媒体円盤からの情報信号の再生に用い
られる2個の再生素子(再生針)Sf、Sbは、それが
第16図示の実施例のように2台のプレーヤPBAf、
 PBAbにそれぞれ備えられている再生素子(再生針
)Sf、Sbの場合であっても、あるいは、第17図示
の実施例のように1台のプレーヤPBAに備えられてい
る2個の再生素子(再生針)Sf、Sbの場合であって
も、2個の再生素子(再生針)St、Sbは、記録済情
報vA録媒体円盤における記録跡の隣り合うものからの
情報信号を再生することができるようになされなければ
ならないのであるが、2個の再生素子(再生針)Sf、
Sbを記録済情報記録媒体円盤における隣り合う記録跡
に位置させるのには1例えば記録済情報記録媒体円盤に
おける各記録跡毎に予め記録されているアドレス情報を
2個の再生素子Sf、 Sbによってそれぞれ読取った
結果に基づいて、それぞれの再生素子(再生針)Sf、
Sbが隣り合う記録跡上に位置している状態になるよう
に、再生素子(再生針)Sf、Sbの移送機構FM、F
Mf、FMbが制御されるようにすればよいのであり、
そのようにすることは極めて容易にできる。
すなわち、2個の再生素子(再生針)Sf、Sbによっ
て読取られたTKレス情報の内容がそれぞれ所定のもの
になるように1例えば一方の再生素子(再生針)Sf(
Sb)だけの位置を移送機構FMf(FMb)によって
移送させるようにすればよいからである。
なお、プレーヤの動作が安定であって、前記の第19図
について説明したような態様を以って2個の再生素子(
再生針)Sf、Sbの再生動作時における記録跡間での
変位動作が常に正しく行なわれる場合には、前記のよう
に2個の再生素子(再生針)S f 、S bを記録済
情報記録媒体円盤の記録跡における隣り合うものに位置
させるための動作はプレーヤPBA、 PBAf、PB
Abにおける正規の再生動作の開始に先立って一度だけ
行なわれるようしてもよい。
第16図に図示されている記録済情報記録媒体円盤再生
装置では、2台のプレーヤPBAf、 PBAbにおい
て、それぞれ同一の記録情報が記録されている記録済情
報記録媒体円盤Df、Dbを、再生の対象にしている記
録済情報記録媒体円盤とし、それら、を同期同相回転さ
せて用いている。そして、一方、のプレーヤPBAfに
おいては第19@を参照して既述したような移動軌跡と
なるように再生素子(再生針)Sfを記録済情報記録媒
体円盤Dfの記録跡に辿らせて、一方の記録済情報記録
媒体円盤Dfの情報信号を再生し、また他方のプレーヤ
PBAbにおいては第19図を参照して既述したような
移動軌跡となるように再生素子(再生針)Sbを記録済
情報記録媒体円盤Dhの記録跡に辿らせて、他方の記録
済情報記録媒体円盤Dbの情報信号を再生するようにし
ていることにより、前記した2個の再生素子(再生針)
Sf、Sbからは2枚の記録済情報記録媒体円盤Df、
Dbにおける径方向で1記録跡間隔だけ隔てて隣接する
部分の情報信号、すなわち。
1枚の記録済情報記録媒体円盤における径方向で1記録
跡間隔だけ隔てて隣接する部分の情報信号と同様な情報
信号が再生される。
また、第17図に図示されている記録済情報記録媒体円
盤再生装置では、1台のプレーヤPBAで再生の対象に
されている1枚の記録済情報記録媒体円盤りにおける異
なる径方向−にそれぞれ設けられた2個の再生素子(再
生針)Sf、Sbにおける一方の再生素子(再生針)S
fは、第19図を参照して既述したような移動軌跡とな
るように記録済情報記録媒体円盤りの記録跡に辿らせて
情報信号を再生し、また他方の再生素子(再生針)Sb
は、第19図を参照して既述したような移動軌跡となる
ように記録済情報記録媒体円盤Dbの記録跡に辿らせて
情報信号を再生することにより、前記した2個の再生素
子(再生針)Sf、Sbからは記録済情報記録媒体円盤
りにおける径方向で1記録跡間隔だけ隔てた記録跡にお
ける情報信号が再生される。
第16図及び第17図に示されている記録済情報記sb
の電極の先端部と記録済情報記録媒体円盤Df。
Db、Dの盤面に形成されるビットの列との間で生じる
静電容量値の変化は、前置増幅器APf、 APbにお
いて電気量の変化に変換されて、復調器DEMf 。
DEMbと、自動利得制御回路AGCf、 AGCbと
に与えられる(再生針Sf、Sbの電極の先端部と記録
済情報記録媒体円盤Df、Db、D%の盤面に形成され
るピットの列との間で生じる静電容量値の変化を電気量
の変化に変換するのには9例えば高周波発振器から高周
波電力が供給されている半同軸共振器の中心導体に再生
針の電極部を接続して、静電量言値の変化に対応して半
同軸共振器の共振周波数が変化されるようにし、静電容
量値の変化が電圧値の変化として取出されるようにすれ
ばよい)第16図に示されている記録済情報記録媒体円
盤再生装置においては、それの2台のプレーヤPBAf
 。
PBAbにおける2個の再生針Sf、Sbから再生され
る情報信号は、既述のように同一な情報信−号が記録さ
れている2枚の記録済情報記録媒体円盤Df。
Dbにおける径方向で1記録跡間隔だけ隔てて隣接する
部分の情報信号、すなわち、1枚の記録済情報記録媒体
円盤における径方向で1記録跡間隔だけ隔てて隣接する
部分の情報信号と同様な情報信号が再生されるのに対し
、第17図に示されている記録済情報記録媒体円盤再生
装置においては、1枚の記録済情報記録媒体円盤におけ
る径方向で1記録跡間隔だけ隔てた記録跡の円周方向で
ずれた部分からの情報信号が再生されるので、第16図
及び第17図に示されている記録済情報記録媒体円盤再
生装置で再生の対象にしている記録済情報記録媒体円盤
が同一の情報信号が記録されているものであったとして
も、第16図に示されている記録済情報記録媒体円盤再
生装置における復調器Di!Mf 。
DEHbからの出力信号と、第17図に示されている記
録済情報記録媒体円盤再生装置における復調器DBMf
、 DEMbからの出力信号とは、時間軸上でずれを生
じている状態のものになっている。
それで、第17図に示されている記録済情報記録媒体円
盤再生装置では、2個の再生計Sf、Sbによって記録
済情報記録媒体円盤りから再生された情報信号、すなわ
ち、記録済情報記録媒体円盤りにおいて1記録跡間隔を
隔てて隣合う記録跡における異なる掻上の部分から再生
された情報信号が、記録済情報記録媒体円盤りにおける
1記録跡間隔を隔てて隣合う記録跡の同一の掻上の部分
から再生された情報信号と同様なものになるように、復
調器DEMfからの出力信号を遅延回路DLに与えてい
るのである。
第16図及び第17図に示されている記録済情報記録媒
体円盤再生装置において、復調器DEMbからの出力信
号は、出力端子1bに送出されるとともに。
再生素子を変位させるための制御指令信号の抽出回路K
AGbにも供給され、また、第16図に示されている記
録済情報記録媒体円盤再生装置では復調器DEMfから
の出力信号は、出力端子ifに送出されるとともに、再
生素子を変位させるための制御指令信号の抽出回路KA
Gfにも供給される。
第17図に示されている記録済情報記録媒体円盤再生装
置では復調器DEMfからの出力信号が遅延回路DLに
与えられているとともに、再生素子を変位させるための
制御指令信号の抽出回路KAGfにも供給されており、
また、前記した遅延回路DLからの出力信号が出力端子
1fに送出されている。
そして、前記した出力端子If、lbに送出される信号
は、記録済情報記録媒体円盤に記録されている同時式立
体TV映像信号における同一のフィールド番号を有して
いる左眼用の映像信号と右眼用の映像信号である。
前置増幅器APf (ムpb)の出力信号は自動利得制
御回路AGCf(AGCb)を介して、帯域通過濾波器
BPF1f(BPFlb) 、BPF2f(BPF2b
) 、BPF3f(BPF3b)に供給される。前記し
た各帯域通過濾波器BPF1f(BPFlb)はトラッ
キング参照信号fplだけを抽出し、また、帯域通過濾
波器BPF2f(BPF2b)はトラッキング参照信号
fp2だけを抽出し、帯域通過濾波器BPF3f(BP
F3b)は基準回転位相信号fp3だけを抽出しうるよ
うな通過帯域特性を有するようになされている。
帯域通過濾波器BPF1f(BPFlb) 、BPF2
f(BPF2b)で抽出された信号f pi、 f p
2は、信号極性切換回路SlIPf(SwPb)に与え
られ、また、帯域通過濾波器BPF3f (BPF3b
)で抽出された信号fp3は、検波器Det3f (D
 et3b) ヲ介シテ切換パフLzス発生器5PGf
(SPGb)に与えられるとともに出力端子2 f (
2b)にも供給される。
前記した信号fp3に基づいて切換パルス発生器5PG
f(SPGb)で発生された切換パルスが、信号極性切
換回路5WPf(SVPb)に供給されると、信号極性
切換回路5vPf(SIIPb)では記録済情報記録媒
体円盤における特定な回転位相の場所(トラッキング参
照信号がfplからfp2、またはfp2からfplに
切換わるところ・・・記録済情報記録媒体円盤における
特定な径位置Z−Z線位置)で切換パルスにより切換え
動作を行なう、なお、前記した信号極性切換回路5II
Pf(SlIPb)は、再生素子を変位させるための制
御信号発生器KPGf (KPGb)で発生された信号
に基づいて切換パルス発生器5PGf(SPGb)で発
生された切換パルスによっても切換え動作を行なう。
前記した信号極性切換回路5PGf (SPGb)から
の出力信号は、検波器Detlf、Det2f(Det
lb、Det2b)で整流平滑されてから差動増幅器D
Af (DAb)に与えられる。前記した差動増幅器D
Af(DAb)の出力信号は、サーボ回路TSCf(T
SCb)においてトラッキング制御信号となされてトラ
ッキング制御系のアクチュエータACTf(ACTb)
に供給される。なお、前記のサーボ回路TSCf (T
SCb)には、再生素子を変位させるため変位制御信号
発生器KPGf (KPGb)で発生された信号も供給
されている。
トラッキング制御系のアクチュエータACTf (AC
Tb)は再生針を駆動変位し、再生針Sf、Sbをトラ
ッキング制御系の動作によって記録済情報記録媒体円盤
Df、Db、Dの記録跡に正しく追従するようにされる
。再生針はそれを記録済情報記録媒体円盤Df、Db、
Dの径方向に移送させる移送機構FMf (FMb)に
よって、記録済情報記録媒体円盤りの径方向に移送され
る。移送機構Fl’lf(FMb)は再生装置における
再生モード、再生装置の動作状態に応じた態様でサーボ
系の制御の下に再生針を記録済情報記録媒体円盤りの径
方向に所定のように移動させうるようになされている。
さて、復調器DEMf(DEMb)からの出力信号が供
給される制御指令信号の抽出回路KAGf(KAGb)
は、それに供給された信号中に含まれている2種類の制
御指令信号Kl、に2の内の制御指令信号に1を抽出し
て、それを出力端子3 f(3b)に与えるとともに、
再生素子を変位させるため変位制御信号発生器KPGf
(KPGb)にも供給する。
記録済情報記録媒体円盤から再生される前記の2種類の
制御指令信号Kl、に2は1本来、記録済情報記録媒体
円盤から平面画像再生用の映像信号を再生する際に再生
素子の変位態様を再生機に指示するためのものであり、
前記した2種類の制御指令信号Kl、に2は記録済情報
記録媒体円盤における特定な径位置として示されている
z−2線位置の近傍のY−’l線位置に記録されている
(第1図〜第5図その他の図において、Y−Y線位置に
示されている四角部の位置には第1の制御指令信号に1
が記録されており、また、Y−Y線位置に示されている
丸印の位置には第2の制御指令信号に1が記録されてい
るものとされている)。
そして、前記した2種類の制御指令信号Kl。
K2によって指示される再生素子の変位の態様は。
記録済情報記録媒体円盤における左、右眼用の映像信号
の記録態様(記録済情報記録媒体円盤における記録パタ
ーン)が異なるのにつれて具なるものであるが、今、実
施例の記録済情報記録媒体円盤再生装置からの情報信号
の再生に当って再生の対象に考えているとした第5図示
の記録パターンを有する記録済情報記録媒体円盤に記録
されている前記の2種類の制御指令信号Kl、に2によ
って指示されるべき再生素子の変位の態様を参考的に説
明すると次のとおりである。
すなわち、前記した再生素子の変位の制御指令信号とし
ては、前記した特定な半径位置(Z −z)からの1周
の記録跡において前記の特定な半径位置から始まる1フ
イ一ルド期間の記録信号が同時式の立体テレビジョン映
像信号における左眼用の映像信号と右眼用の映像信号と
の2つの映像信号の内の他方の眼用の1フイ一ルド期i
の映像信号で :ある如き記録跡の頭の部分(第5図中
では例えばR1の頭の部分)には、その記録済情報記録
媒体円盤が従来構成の再生機で再生される際に、前記し
た特定な半径位置から1フイ一ルド期間の経過後の時点
に再生素子を外方に1記録跡間隔だけ変位させるととも
に、前記した特定な半径位置から3フイ一ルド期間の経
過後と4フイ一ルド期間の経過後との双方の時点で再生
素子を内方に1記録跡間隔だけ変位させるような制御指
令信号Kl (第5図中で四角部で示す)が記録され、
また、前記した特定な半径位置からの1周の記録跡にお
いて前記の特定な半径位置(2−2)から始まる1フイ
一ルド期間の記録信号が同時式の立体テレビジョン映像
信号における左眼用の映像信号と右眼用の映像信号との
2つの映像信号の内の一方の眼用の1ブイ一ルド期間の
映像信号である如き記録跡の頭の部分(第5図中では例
えばLlの頭の部分)には、前記した特定な半径位置か
ら3フイ一ルド期間の     ′経過後と4フイ一ル
ド期間の経過後との双方の時点で再生素子を内方に1記
録跡間隔だけ変位させるような制御指令信号に2(第5
図中で丸印で示す)が記録されているのである。
前記した再生素子の変位の第1の制御指令信号に1及び
再生素子の変位の第2の制御指令信号に2などは、それ
らの信号が従来構成の再生機の再生素子で読取られたと
きに、再生素子に対して前記のような所定の方向で1記
録跡間隔分の変位が行なわれるべき変位制御情報を含ん
で構成されている(第5図に示されている記録済情報記
録媒体円盤りに記録された記録跡再生素子の変位の第1
の制御指令信号に1と、再生素子が記録済情報記録媒体
円盤りから前記した再生素子の変位の第1の制御指令信
号に1を読み損ねて記録済情報記録媒体円盤りの記録跡
を追跡して行った時に、本来辿るべき記録跡にできるだ
け早く再生素子を辿らせることができるように再生素子
を変位させるために用いられる再生素子の変位の第2の
制御指令信号に2との2種類の再生素子の変位の制御指
令信号Kl、に2である)。
それで、従来構成の再生機によって記録済情報記録媒体
円盤りから平面両像再生用の映像信号が再生されている
場合に、再生素子が前記のような内容を有する再生素子
の変位の第1の制御指令信号に1を正しく読取ったとき
は、再生機は再生素子が第10図中の太実線図示のよう
な移動軌跡を示すような変位動作を行なうように動作す
る。そして、再生機における上記の動作は、前記した再
生素子の変位の第1の制御指令信号に1が再生機に与え
られたときに、その再生素子の変位の第1の制御指令信
号に1に含まれている変位情報に従って、例えば、トラ
キング制御系のアクチュエータにキックパルスを与えて
再生素子を所定の方向に1記録跡間隔分だけ変位させる
のである。
次に、第5図に示されている記録済情報記録媒体円盤り
に記録されている再生素子の変位の第2の制御指令信号
に2についていえば、例えば、フィールド番号L9のフ
ィールド期間の始端部分に記録されている再生素子の変
位の第2の制御指令信号に2は、フィールド番号R11
のフィールド期間の終端において再生素子をフィールド
番号R12のフィールド期間の始g#ニ変位させうるよ
うな変位情報と、再生素子をフィールド番号R12のフ
ィールド期間の終端から、フィールド番号R13のフィ
ールド期間の始端に変位させうるような変位情報とを含
んで構成されている、というようなものとして再生素子
の変位・の第2の制御指令信号に2が構成されているの
である。
記録済情報記録媒#別儀りから従来構成の再生機によっ
て平面両像再生用の映像信号を再生している場合に、再
生素子が前記のような内容を有する再生素子の変位の第
2の制御指令信号に2を読取ったときは、再生素子が再
生素子の変位の第1の制御指令信号に1を読み損なって
間違った記録跡上を追跡している状態になっているので
あり。
再生機はそれに対して再生素子の変位の第2の制御指令
信号に2が与えられたときは、それに含まれている変位
制御情報によって、速やかに再生素子が本来辿るべき記
録跡上に再生素子を変位させるのである。
すなわち、従来構成の再生機における再生素子が、例え
ば第5図に示されている記録済情報記録媒体円盤りから
平面画像再生用の映像信号を再生している状態において
1例えば、フィールド番号L9のフィールド期間の始端
部分に記録されている再生素子の変位の第2の制御指令
信号に2を読みとったときは、再生機は既述したような
変位制御情報を含んで構成されている再生素子の変位の
第2の制御指令信号に2における変位制御情報に・ よ
り、再生素子がフィールド番号L9のフィールド期間→
フィールド番号RIOのフィールド期間→フィールド番
号R11のフィールド期間→フィールド番号R12のフ
ィールド期間→フィールド番号R13のフィールド期間
→フィールド番号R14のフィールド期間→というよう
な経路を通って記録済情報記録媒体円盤りの記録跡を辿
ることができるように再生素子を変位させる。
したがって、従来構成の再生機によって記録゛済情報記
録媒体円盤りから平面画像再生用の映像信号を再生して
いる場合に、再生素子が再生素子の変位の第1の制御指
令信号に1を読み損なって間違った記録跡上を追跡して
いて、再生素子の変位の第2の制御指令信号に2を読取
ったときは、再生機は再生素子が読取った再生素子の変
位の第2の制御指令信号に2に含まれている変位制御情
報により、速やかに再生素子を本来辿るべき記録跡上に
変位させるのである。
前記の説明のように、第゛5図に示されているような記
録パターンを有している記録済情報記録媒体円盤を一例
に挙げて1本−発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置
において再生の対象にされている記録済情報記録媒体円
盤から従来構成の再生機によって平面画像再生用の映像
信号を再生する際においては、記録済情報記録媒体円盤
りに予め記録されている2種類の制御指令信号Kl、に
2が再生機に与えられることによって、再生素子を平面
画像再生用映像信号の発生のために必要とされる記録跡
だけを辿ることができるように変位させたり、あるいは
前記の再生モード時に平面画像再生用映像信号の発生の
ために必要でない記録跡を間違って辿り始めた場合には
、速やかに平面画像再生用映像信号の発生のために必要
とされる記録跡だけを辿るような状態に復帰させるセと
ができるようにしているのである。
しかし1本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置の実
施例装置では、それからの同時式の立体rv映像信号の
再生に当って、記録済情報記録媒体円盤再生装置におい
て再生の対象にされている記録済情報記録媒体円盤に予
め記録されている前記した2種類の制御指令信号Kl、
に2の内の一方の制御指令信号に1だげを一映−像信号
の切換えのタイミング情報として用いるようにしている
さて、既述した第16図及び第17図示の記録済情報記
録媒体円盤再生装置で、記録パターンが第5図に示され
ているような記録済情報記録媒体円盤Df、Db、Dか
ら情報信号の再生を行なっている場合に、(イ)端子1
fから出力される順次の映像信号の時間軸上での配列の
態様と、(ロ)端子1bから出力される順次の映像信号
の時間軸上での配列の態様とは、それぞれ次のようにな
る。
(イ)の出力映像信号の時間軸上での配列の態様L1→
R2→R3→L4→R5→L6→L7→R8→L9→R
IO→R11→L12→R13・・・ (ロ)の出力映像信号の時間軸上での配列の態様R1→
L2→L3→R4→L5→R6→R7→L8→R9→L
IO→Lll→R12→L13・・・ 前記の(イ)の場合に再生針が記録済情報記録媒体円盤
の特定な径の位置において所定の方向に2記録跡間隔づ
つ変位するのは、 L4からR5へ切換わる時点、L1
2からR13へ切換わる時点・・・であり、また、前記
の(ロ)の場合に再生針が記録済情報記録媒体円盤の特
定な径の位置において所定の方向に2記録跡間隔づつ変
位するのは、L8からR9へ切換わる時点・・・である
前記のように記録済情報記録媒体円盤における特定な径
の位置において再生針が所定の方向に2記録跡間隔だけ
変位するのは、例えば第5図を参照しても判かるように
、記録済情報記録媒体円盤における第1の制御指令信号
に1が記録されている個所であることが判かる(第1図
乃至第4図に記録パターンが例示されている記録済情報
記録媒体円盤についても同じ)。
それで、記録済情報記録媒体円盤の情報信号を読取って
いる再生針Sfからの再生信号中から第1の制御指令信
号に1が制御指令信号の抽出回路KAGfで抽出された
時に、変位制御信号発生器KPGfにおいて再生針を所
定の方向に2記録跡間隔だけ変位させるような変位制御
信号を発生して、それをトラッキング制御回路TSCf
に供給して、再生針Sfを所定の方向に2記録跡間隔だ
け変位させ、また同様にして、記録済情報記録媒体円盤
の情報信号を読取っている再生針sbからの再生信号中
に第1の制御指令信号に1が制御指令信号の抽出回路K
AGbで抽出された時に、変位制御信号発生器KPGb
において再生針を所定の方向に2記録跡間隔だけ変位さ
せるような変位制御信号を発生して、それをトラッキン
グ制御回路rscbに供給して、再生針sbを所定の方
向に2記録跡間隔だけ変位させるようにすれば、再生針
Sf、Sbは第191i!!lを参照して説明したよう
な移動軌跡で記録済情報記録媒体円盤の記録跡を辿って
情報信号の再生動作を行なって、端子1f、lbには前
記の(イ)、(ロ)に示したように時間軸上に並ぶ順次
の映像信号が得られることになる。
以上のことは、第1図乃至第5図に代表例として示した
記録パターンを有する記録済情報記録媒体円盤だけでな
く、一般的な表現で次のように表わされるような記録済
情報記録媒体円盤、すなわちJ特定な半径位置からその
半径位置までの各1周毎に、時間軸上で相次ぐNフィー
ルド期間(ただし、Nは正の整数)の映像信号がそれぞ
れ順次に記録されることにより1本の渦巻状の記録跡が
形成されるようになされている記録済情報記録媒体円盤
であり、前記した特定な半径位置から始まる各1周毎の
順次の記録跡に記録されているNフィールド期間の映像
信号の記録態様が、記録済情報記録媒体円盤における径
方向で相隣る2つの記録跡における一方の記録跡中の映
像信号と他方の記録跡中の映像信号とが、立体画像の再
生時に同時に再生されるべき同時式の立体テレビジョン
映像信号における左眼用の映像信号と右眼用の映像信号
とからなる一対の映像信号が径方向で隣り合うような態
様のものとなされており、かつ、前記した特定な径位置
付近に第1の制御指令信号が記録されている如き記録済
情報記録媒体円盤からの情報信号の再生に当っても当然
にいえることは容易に理解できるところであろう。
前記のように再生針が2記録跡間隔だけ変位したときに
は、変位前におけるトラッキング制御の極性と、変位後
のトラッキング制御の極性とは同一であるから、前記の
ように再生信号中から第1の制御指令信号に1が制御指
令信号の抽出回路KAGbで抽出された時に、変位制御
信号発生器KPGbから再生針を所定の方向に2記録跡
間隔だけ変位させるような変位制御信号が発生されたと
きは、その変位制御信号を切換パルス発生器5PGf、
 5PGbに与えて、切換パルス発生器5PGf、 5
PGbがその時点で信号fp3に基づいて発生する切換
パルスが無効になされるようにする。
前記した端子1fから出力された信号は信号処理回路5
DCfに与えられて、そこで所要の信号処理が行なわれ
、また、前記した端子1bから出力された信号は信号処
理回路5ocbに与えられて、そこで所要の信号処理が
行なわれる。
前記した信号処理回路5DCfからの出力映像信号Sv
fと、信号処理回路5DCbからの出力映像信号Svb
とは、映像信号切換スイッチSWvの固定接点に与えら
れ、また、前記した信号処理回路5DCfからの2チヤ
ンネルの出力音声信号Slf、 S2fと。
前記した信号処理回路5DCbからの2チヤンネルの出
力音声信号Slb、 S2bとは音声信号切換スイッチ
SWsの固定接点fl、f 2. bl、b2に与えら
れており、前記した映像信号切換スイッチSWvの2つ
の可動接点Vl、V2は映像信号出力端子9,10に接
続されており、さらに、音声信号切換スイッチSWsの
可動接点V3.V4は音声信号出力端子11゜12に接
続されている。
前記した端子1fから端子13fを介して再生信号処理
回路PSCにおける信号処理回路5DCfに供給されて
いる信号と、前記した端子1bから端子13b!−。
介して再生信号処理回路PSCにおける信号処理回路5
DCbに供給されている信号とは、前記した数例の(イ
)、(ロ)の場合、すなわち、既述した第16図及び第
17図示の記録済情報記録媒体円盤再生装置、で、記録
パターンが第5図に示されているような記録済情報記録
媒体円盤Df、Db、Dから再生された情報信号の場合
には、端子1fから端子13fを介して再生信号処理回
路PSCにおける信号処理回路5DCfに供給されてい
る信号は、順次の映像信号が、既述のように時間軸上で
L1→R2→R3→L4→R5→L6→L7→R8→L
9→R10→R114L12→旧3・・・のような配列
の態様のものであるから、信号処理回路5DCfから出
力される映像信号Svfも、時間軸上でL1→R2→R
3→L4→R5→L6→L7→R8→L9→RIO→R
11→L12→R13・・・のような配列の態様となさ
れているものであり、また、信号処理回路5DCfから
出力される2チヤンネルの音声噛−信号Slf、 S2
fは、時間軸上でL1→R2→R3→L4→R5→L6
→L7→R8→L9→R10→R11→L12→R13
・・・のような配列の態様となされている映像信号に付
随している音声信号L1g−+R2s→R1g−+L4
g−+R5g−+L6g−+L7s−’)R8s4L9
g−+R10s4R11s+L12s4R13g−であ
る。
また、既述の数例において前記した端子1bから端子1
3bを介して再生信号処理回路PSCにおける信号処理
回路5DCbに供給されている信号は、順次の映像信号
が既述のように時間軸上でR1→L2→L3→R4→L
5→R6→R7→L8→R9→LIO→Lll→R12
→L13・・・のような配列の態様のものであるから、
信号処理回路5DCbから出力される映像信号Svbも
、時間軸上でR1→L2→L3→R4→L5→R6→R
7→L8→R9→L10→Lll→R12→L13・・
・のような配列の態様となされているものであり、また
、信号処理回路5DCbから出力される2チヤンネルの
音声切換信号S lb、 S2bは9時間軸上でR1→
L2→L3→R4→L5→R6→R7→L8→R9→L
10→Lll→R12→L13・・・のような配列の態
様となされている映像信号に付随している音声信号R1
s→L2g−+L3s→Rjls→L5g−+R6s→
R7s4L8g4R9g−+L10s→Llls→R1
2s→L13g−である。
前記した信号処理回路5DCfから出力された前記のよ
うな時間軸上での配列態様を有する映像信号Svfと、
信号処理回路5DCbから出力された前記のような時間
軸上での配列態様を有する映像信号Svbとが固定端子
fl、f2.bl、b2に供給されている映像信号切換
スイッチ5llvは、それに映像信号切換信号発生回路
VXGで発生された映像信号切換信号が供給されること
により、可動接点Vl、 V2が映像信号における順次
の垂直帰線期間毎に固定端子fl、b2側と固定端子f
 2. b l側とに順次交互に切換えられることによ
り、映像信号出力端子9には左眼用信号がL1→L2→
L3→L4→L5→L6→L7→L8→L9→・・・の
ように時間軸上でフィールド番号順に送出され、また、
映像信号出力端子10には右眼用信号がR1→R2→R
3→R4→R5→R6→R7→R8→R9・・・のよう
に時間軸上にフィールド番号順に送出される。
したがって、前記した映像信号出力端子9,10からは
同時式立体費映像信号の左眼用の映像信号りと右眼用の
映像信号Rとが得られるのである。
次に、前記した信号処理回路5DCfから出力された前
記のような時間軸上での配列態様を有する音声信号Sl
f、S2fと、信号処理回路5DCbから出力された前
記のような時間軸上での配列態様を有する音声信号S 
lb 、 S 2vとが固定端子f 1. f 2、b
l。
b2に供給されている音声信号切換スイッチSWsは、
それに音声信号切換信号発生回路SXGで発生された音
声信号切換信号、すなわち、記録済情報記録媒体円盤に
おける特定な径位置2−2線付近と、記録済情報記録媒
体円盤における特定な径位置2−2線と音の編集点X 
a (音声信号の編集点Xa)との間の領域付近とが含
まれている部分を除く部分から再生された信号の部分に
おける任意に設定された特定な切換時点に発生されてい
る音声切換信号が供給されることによって、音声信号切
換スイッチSWsの可動接点V3. V4が固定端子b
l、b2側と固定端子f 1. f 2側とに順次交互
に切換えられることにより、音声信号出力端子11には
チャンネ1の音声信号が連続的に出力され。
また、音声信号出力端子12にはチャンネ2の音声信号
が連続的に出力される。
音声信号の切換時点を前記のように、記録済情報記録媒
体円盤における特定な径位置z−2線付近と、記録済情
報記録媒体円盤における特定な径位置2−2線と音の編
集点xaとの間の領域付近とが含まれている部分を除く
部分から再生された信号の部分に設定しなければならな
いのは次の理由による。
すなわち、信号処理回路5DCf、 5DCbから出力
された音声信号中には、それぞれ記録済情報記録媒体円
盤の2回転周期毎に記録済情報記録媒体円盤における特
定な径位置付近において2記録跡間隔にわたって行なわ
れる再生針の変位動作時に対応して、再生音声信号中に
は不連続な部分が生じており、また、記録済情報記録媒
体円盤には第1図乃至第5図中に符号Xaで示されてい
る音の編集点Xaが設定されていて、その音の編集点X
aと記録済情報記録媒体円盤における特定な径位置との
間の部分に記録されている音声信号は、その部分に記録
されている映像信号に付随している音声信号とは異なる
ものにされているからである。
既述した数例において、音声信号切換信号発生回路Sx
Gから音声信号切換スイッチSMsに与えられた音声信
号切換信号が、記録済情報記録媒体円盤における特定な
径位置z−2から180度だけ離れた部分で、音声信号
切換スイッチS%llBにより音声信号の切換え動作が
行なわれるようなものにされている場合を一例として、
音声信号切換スイッチSw8から音声信号出力端子11
.12に出力される音声信号の時間軸上での配列の態様
の一例を示すと、この例の場合に、それが付随している
映像信号との関連を表わしている表示法を採用して示す
とすれば次のようになる。
すなわち、前記の例における時間軸上での音声信号の配
列態様はL1g4R2s4L3g4R4t4L5g→R
5B−+ 175−+ 1gg 4L9g4R10g−
+LL1s4R12g−4L13g=−として表わされ
る。
前記した音の編集点Xaに関する詳細については、例え
ば、本出願人会社によって出願された特原昭59−17
3046号の明細書などを参照されるとよいが、記録済
情報記録媒体円盤における映像信号に付随して記録され
るべき音声信号の編集の必要性は次の理由によるのであ
る。
記録済情報記録媒体円盤から情報信号の再生を行なうた
めに使用される再生素子は、再生モードが異なるのに応
じてそれぞれ異なった軌跡を描くものとなされているが
、前記した所要の移動軌跡となるように、垂直帰線消去
期間付近で行なわれる再生素子の変位する位置は個々の
再生機毎にばらついていることが通常である。
ところで、再生モードの相違によってそれぞれ異なる移
動軌跡を示すように変位される再生素子によっても映像
信号に付随する音声信号が不具合いなく再生されなけれ
ばならないことは当然であり、また、再生機の再生動作
時における再生素子の変位々置のばらつきによって、記
録済情報記録―休日110に記録されている前記した再
生素子の変位の制御指令信号が読取れなかった場合でも
、映像信号に付随する音声信号が不具合いなく再生され
るようにしなければならないから、映像信号とともに記
録されるべき音声信号としては、再生動作時に行なわれ
る再生素子の変位動作によっても時間軸上での連続性が
損なわれることがないようなものにするためには音声呼
が編集されていることが必要とされるのである。
さて、前記した2つの映像信号出力端子9,1oに出力
される信号は同時式立体TV映像信号であるが、前記し
た2個の映像出力端子9,10の内の−っのものから出
力されている映像信号は平面画像再生用の映像信号とし
て使用できることはいうまでもない、また、前記した2
つの映像信号出力端子9゜10から出力される同時式立
体TV映像信号について。
各映像信号出力端子9,10から出力される映像信号を
1フイ一ルド期間毎に順次交互にスイッチングして取出
せば、フィールド順次式の立体TV映像信号が得られる
こともいうまでもない。
次に、第2o@は前記した記録済情報記録媒体円盤再生
装置によって発生された立体TV映像信号を用いて立体
TV画像を再現するのに用いられるディスプレイの構成
態様例を示したものであり、第2Q図の(a)は、入力
端子19rに右眼用の映像信号が供給され、入力端子1
92に右眼用の映像信号が供給されることにより、視聴
者23に立体再生画像を知覚させうるように構成した同
時式立体TV映像信号による立体画像再生用のディスプ
レイの構成原理の概略を示したものであり、また第20
図の(b)は入力端チェ9にフィールド順次式の立体T
V映像信号が供給されることにより、視聴者23に立体
再生画像を知覚させうるように構成したフィールド順次
式立体TV映像信号による立体画像再生用のディスプレ
イの構成原理の概略を示したものである。
第20図の(a)において、18は入力端子19rに右
眼用の映像信号が供給されることによって右眼用の再生
画像を映出する受像管であり、また、 20は入力端子
19Mに左眼用の映像信号が供給されることによって左
眼用の再生画像を映出する受像管であり、さらに、第2
0図の(b)において26は入力端子19にフィールド
順次式の立体TV映像信号が供給されることにより、フ
ィールド順次式の再生画像を映出する受像管である。
第20図の(a)に示されている立体画像再生用のディ
スプレイにおいて、21.22はそれぞれ異なる偏光角
度を有する偏光板、19は半透明鏡、24は偏光銀鏡で
あって、偏光眼鏡24における右眼用の偏光板24rと
しては、偏光板21と同一の偏光角度を有するものが用
いられ、また、偏光眼鏡24における左眼用の偏光板2
4ρとしては、偏光板22と4同一の偏光角度を有する
ものが用いられている。
したがって、視聴者23の右眼には、受像管18に映出
された右眼用の再生面像だけが偏光板21→半透明鏡1
9→偏光眼鏡24における右眼用の偏光板24rを通し
て到達し、また、視聴者23の左眼には、受像管20に
映出された左眼用の再生画像だけが偏光板22→半透明
鏡19→偏光眼鏡24における左眼用の偏光板24mを
通して到達するから、視聴者23は立体画像を知覚する
ことになる。
第20図の(b)に示されているディスプレイにおいて
、28はシャッタ開−開用制御信号の発生回路であり、
このシャッタ開閉用制御信号の発生回32Bでは、端子
19に供給されたフィールド順次式の立体TV映像信号
における順次の垂直帰線消去期間内に、シャッタ27に
おける右眼用のシャッタ27rと、シャッタ27におけ
る左眼用のシャッタ270とを順次交互に開閉するよう
にするためのシャッタ開閉用制御信号を発生する。
前記したシャッタ27における右眼用のシャッタ27r
と、左眼用のシャッタ27愈としては、それが例えば、
機械式のものとして構成されたものであってもよいが、
それを圧電物質(例えばPLZT)とか液晶と偏光板と
の組合わせにより電気式のものとして構成したものを用
いるようにした方が望ましい。
なお、立体画像再生用のディスプレイとしては前記した
ような構成態様のもの以外のものが用いられてもよい。
(効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように1本発
明の記録済情報記録媒体円盤再生装置は。
特定な半径位置からその半径位置までの各1周毎に、時
間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、Nは正の整
数)の映像信号がそれぞれ順次に記録されることにより
1本の渦巻状の記録跡が形成されるようになされている
記録済情報記録媒体円盤であり、前記した特定な一半−
径位置から始まる各1周毎の順次の記録跡に記録されて
いるNフィールド期間の映像信号の記録態様が、記録済
情報記録媒体円盤における径方向で相隣る2つの記録跡
における一方の記録跡中の映像信号と他方の記録跡中の
映像信号とが、立体画像の再生時に同時に再生されるべ
き同時式の立体テレビジョン映像信号における左眼用の
映像信号と右眼用の映像信号とからなる一対の映像信号
が径方向で隣り合うような態様のものとなされている如
き記録済情報記録媒体円盤における相隣る2本の記録跡
にそれぞれ記録されている情報信号をそれぞれ個別の再
生素子で読取るようにする手段と、記録済情報記録媒体
円盤からの情報信号の再生時における時間経過に伴なっ
て記録済情報記録媒体円盤の径方向に再生素子が進行し
て行く方向に関して前後に対をなして並ぶ前記した2記
録跡について、前記した再生素子が進行して行く方向に
関して後方に位置している記録跡から情報信号を読取っ
ている再生素子を、前記した特定な半径位置付近におい
て前記した再生素子が進行して行く方向で2記録跡間隔
だけ前方の記録跡位置に変位させるようにする手段と、
前記した2個の再生素子によって読取られた映像信号か
ら1時間軸上で所定の順序に並ぶ左眼用の次々のフィー
ルドの映像信号と、時間軸上で所定の順序に並ぶ右眼用
の次々のフィールドの映像信号とを得る手段と、記録跡
間で2記録跡間隔の変位を行なっている状態の部分及び
その近傍の部分において再生素子で読取られている信号
中に含まれている前記した映像信号に付随している音声
信号が使用されない状態で連続した音声信号が得られる
ようば、前記した2個の再生素子で読取られた信号中に
含まれている前記した映像信号に付随している音声信号
の切換えを行なう手段とからなる記録済情報記録媒体円
盤再生装置、及び特定な半径位置からその半径位置まで
の各1周毎に、時間軸上で相次ぐNフィールド期間(た
だし。
Nは正の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録される
ことにより1本の渦巻状の記録跡が形成されるようにな
されている記録済情報記録媒体円盤であり、前記した特
定な半径位置から始まる各1周毎の順次の記録跡に記録
されているNフィールド期間の映像信号の記録態様が、
記録済情報記録媒体円盤における径方向で相隣る2つの
記録跡における一方の記録跡中の映像信号と他方の記録
跡中の映像信号とが、立体画像の再生時に同時に再生さ
れるべき同時式の立体テレビジョン映像信号における左
眼用の映像信号と右眼用の映像信号とからなる一対の映
像信号が径方向で隣り合うような態様のものとなされて
いる如き記録済情報記録媒体円盤であって、それに同一
の情報信号が記録されている如き2枚の記録済情報記録
媒体円盤を用意し、その用意された2枚の記録済情報記
録媒体円盤を同期同相の状態として駆動回転させる手段
と、前記した2枚の記録済情報記録媒体円盤において1
記録跡間隔を隔てて隣り合う一対の記録跡の内で、前記
した2枚の記録済情報記録媒体円盤における互に対応し
ている一対の記録跡における互に対応している径位置上
で、前記した2枚の記録済情報記録媒体円盤における一
方の記録済情報記録媒体円盤については前記した互に対
応している一対の記録跡の内の一方の記録跡から再生素
子による情報信号の再生が行なわれ、また、前記した2
枚の記録済情報記録媒体円盤における他方の記録済情報
記録媒体円盤については前記した互に対応している一対
の記録跡の内の他方の記録跡から再生素子による情報信
号の読取りが行なわれるようにする手段と、記録済情報
記録媒体円盤からの情報信号の再生時における時間経過
に伴なって記録済情報記録媒体円盤の径方向に再生素子
が進行して行く方向に関して前後に対をなして並ぶ前記
した2記録跡について、前記した再生素子が進行して行
く方向に関して後方に位置している記録跡から情報信号
を読取っている再生素子を、前記した特定な半径位置付
近において前記した再生素子が進行して行く方向で2記
録跡間隔だけ前方の記録跡位置に変位させるようにする
手段と、前記した2個の再生素子によって読取られた映
像信号から、時間軸上で所定の順序に並ぶ左眼用の次々
のフィールドの映像信号と、時間軸上で所定の順序に並
ぶ右眼用の次々のフィールドの映像信号とを得る手段と
、記録跡間で2記録跡間隔の変位を行なっている状態の
部分及びその近傍の部分において再生素子で読取られて
いる信号中に含まれ  。
ている前記した映像信号に付随している音声信号が使用
されない状態で連続した音声信号が得られるように、前
記した2個の再生素子で読取られた信号中に含まれてい
る前記した映像信号に付随している音声信号の切換えを
行なう手段とからなる記録済情報記録媒体円盤再生装置
、ならびに、特定な半径位置からその半径位置までの各
1周毎に、時間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし
、Nは正の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録され
ることにより1本の渦巻状の記録跡が形成されるように
なされている記録済情報記録媒体円盤であり、前記した
特定な半径位置から始まる各1周毎の順次の記録跡に記
録されているNフィールド期間の映像信号の記録態様が
、記録済情報記録媒体円盤における径方向で相隣る2つ
の記録跡における一方の記録跡中の映像信号と他方の記
録跡中の映像信号とが、立体画像の再生時に同時に再生
されるべき同時式の立体テレビジョン映像信号における
左眼用の映像信号と右眼用の映像信号とからなる一対の
映像信号が径方向で隣り合うような態様のものとなされ
ている如き1枚の記録済情報記録媒体円盤を用意し、そ
の記録済情報記録媒体円盤にお1する相隣る2本の記録
跡にそれぞれ記録されている情報信号を、記録済情報記
録媒体円盤における互に異なる径位置に設けられた個別
の再生素子で読取るようにする手段と、記録済情報記録
媒体円盤からの情報信号の再生時における時間経過に伴
なって記録済情報記録媒体円盤の径方向に再生素子が進
行して行く方向に関して前後に対をなして並ぶ前記した
2記録跡について、前記した再生素子が進行して行く方
向に関して後方に位置している記録跡から情報信号を読
取っている再生素子を、前記した特定な半径位置付近に
おいて前記した再生素子が進行して行く方向で2記録跡
間隔だけ前方の記録跡位置に変位させるようにする手段
と、前記した2個の再生素子によって読取られた映像信
号の内で記録済情報記録媒体円盤での回転位相に関して
回転位相が進んでいる側に設けられている再生素子で読
取られた情報信号に所定の時間遅延を与えて、2個の再
生素子で読取られた情報信号を同時信号にする手段と、
前記の2個の再生素子で読取られた2つの情報信号から
時間軸上で所定の順序に並ぶ左眼用の次々のフィールド
の映像信号と、時間軸上で所定の順序に並ぶ右眼用の次
々のフィールドの映像信号とを得る手段と、記録跡間で
2記録跡間隔の変位を行なっている状態の部分及びそれ
の近傍の部分において再生素子で読取られている信号中
に含まれている前記した映像信号に付随している音声信
号が使用されない状態で連続した音声信号が得られるよ
うに。
2個の再生素子で読取られた信号中に含まれている前記
した映像信号に付随している音声信号の切換えを行なう
手段とからなる記録済情報記録媒体円盤再生装置であっ
て、本発明の記録済情報記録媒体円盤再生装置では、特
定な半径位置からその半径位置までの各1周毎に、時間
軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、Nは正の整数
)の映像信号がそれぞれ順次に記録されることにより1
本の渦巻状の記録跡が形成されるようになされており、
かつ、前記した特定な半径位置から始まる各1周毎の順
次の記録跡に記録されているNフィールド期間の映像信
号の記録態様が、記録済情報記録媒体円盤における径方
向で相隣る2つの記録跡における一方の記録跡中の映像
信号と他方の記録跡中の映像信号とが、立体画像の再生
時に同時に再生されるべき同時式の立体テレビジョン映
像信号における左眼用の映像信号と右眼用の映像信号と
からなる一対の映像信号が径方向で隣り合うような態様
のものとなされている如き記録済情報記録媒体円盤のよ
うに、同時式立体TV映像信号における左眼用信号と右
眼用信号とのすべてが記録されているものから、記録済
情報記録媒体円盤に含まれている映像情報のすべてを利
用できる同時式立体TV映像信号の再生モードによって
、記録済情報記録媒体円盤から同時式立体TV映像信号
を再生する際に、同時式立体TV映像信号の左眼用の映
像信号を再生する再生素子と、同時式立体TV映像信号
の右眼用の映像信号を再生する再生素子とを記録済情報
記録媒体円盤における特定な径位置付近及びその近傍で
交互に2記録跡間隔だけ記録跡間で変位させて、各映像
信号に付随している音声信号を再生して得られる音声信
号が、前記した再生素子の記録跡間での変位動作時にお
いても良好な連続状態の音声信号が再生されるようにし
たものであり、本発明によれば既述した記録済情報記録
媒体円盤再生装置における問題点は良好に解決されるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第15図及び第19図は記録済情報記録媒体
円盤の記録態様の説明図、第16図及び第17図は本発
明の記録済情報記録媒体円盤再生装置の実施例のブロッ
ク図、第18図はモータ駆動制御回路の一例構成を示す
ブロック図、第20図はディスプレイ装置の構成側図で
ある。 D、Df、Db・・・記録済情報記録媒体円盤、Sf、
Sb・・・再生素子(再生針)、ムPf、ムpb・・・
前置増幅器、DEMf、DEMb・・・復調器、AGC
f、AGCb・・・自動利得制御回路、 KAGf、K
AGb・・・制御指令信号の抽出回路、 BPFlf−
BPF3f、BPFlb−BPF3b・・・帯域通過濾
波器、5vpf、5vpb−・・信号極性切換回路、5
PGf、5PGb・・・切換パルス発生器、にPGf、
KPGb・・・制御信号発生器、Detlf”Dat3
b、Detlb=Datb−検波器、 DAf、Dムb
・・・差動増幅器、TSCf、TSCb・・・サーボ回
路(トラッキング制御回路)、 ACTf、ACτb・
・・アクチュエータ、FMf、FMb・・・移送機構、
KPGf 、KPGb・・・変位制御信号発生器、PB
ム、PBAf、PBAb・・・再生機、DMCf、DM
Cb・・・モータ駆動制御回路、 5EPf、5EPb
・・・同期分離回路、Mdf、Mdb・・・駆動用モー
タ、 FGf、FGb・・・フリケンシージェネレータ
、PSC・・・再生信号処理回路、5DCf。 5DCb・・・信号処理回路、5lfv・・・映像信号
切換スイッチ、Svs・・・音声信号切換スイッチ、V
XG・・・映像信号切換信号発生回路、SXG・−・音
声信号切換信号発生回路、 pcc・・・位相比較回路
、MMf、MMb・・・単安定マルチバイブレータ、9
.10・・・映像信号出力端子、11.12・・・音声
信号出力端子、18,20,26・・・受像管、21.
22・・・偏光板、24・・・偏光眼鏡、27・・・シ
ャッタ。 2eb・・・シャッタ開閉用信号の発生回路、第 2 
図 箋 9 図 310  図 第14  口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、特定な半径位置からその半径位置までの各1周毎に
    、時間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、Nは正
    の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録されることに
    より1本の渦巻状の記録跡が形成されるようになされて
    いる記録済情報記録媒体円盤であり、前記した特定な半
    径位置から始まる各1周毎の順次の記録跡に記録されて
    いるNフィールド期間の映像信号の記録態様が、記録済
    情報記録媒体円盤における径方向で相隣る2つの記録跡
    における一方の記録跡中の映像信号と他方の記録跡中の
    映像信号とが、立体画像の再生時に同時に再生されるべ
    き同時式の立体テレビジョン映像信号における左眼用の
    映像信号と右眼用の映像信号とからなる一対の映像信号
    が径方向で隣り合うような態様のものとなされている如
    き記録済情報記録媒体円盤における相隣る2本の記録跡
    にそれぞれ記録されている情報信号をそれぞれ個別の再
    生素子で読取るようにする手段と、記録済情報記録媒体
    円盤からの情報信号の再生時における時間経過に伴なっ
    て記録済情報記録媒体円盤の径方向に再生素子が進行し
    て行く方向に関して前後に対をなして並ぶ前記した2記
    録跡について、前記した再生素子が進行して行く方向に
    関して後方に位置している記録跡から情報信号を読取っ
    ている再生素子を、前記した特定な半径位置付近におい
    て前記した再生素子が進行して行く方向で2記録跡間隔
    だけ前方の記録跡位置に変位させるようにする手段と、
    前記した2個の再生素子によって読取られた映像信号か
    ら、時間軸上で所定の順序に並ぶ左眼用の次々のフィー
    ルドの映像信号と、時間軸上で所定の順序に並ぶ右眼用
    の次々のフィールドの映像信号とを得る手段と、記録跡
    間で2記録跡間隔の変位を行なっている状態の部分及び
    その近傍の部分において再生素子で読取られている信号
    中に含まれている前記した映像信号に付随している音声
    信号が使用されない状態で連続した音声信号が得られる
    ように、前記した2個の再生素子で読取られた信号中に
    含まれている前記した映像信号に付随している音声信号
    の切換えを行なう手段とからなる記録済情報記録媒体円
    盤再生装置2、特定な半径位置からその半径位置までの
    各1周毎に、時間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただ
    し、Nは正の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録さ
    れることにより1本の渦巻状の記録跡が形成されるよう
    になされている記録済情報記録媒体円盤であり、前記し
    た特定な半径位置から始まる各1周毎の順次の記録跡に
    記録されているNフィールド期間の映像信号の記録態様
    が、記録済情報記録媒体円盤における径方向で相隣る2
    つの記録跡における一方の記録跡中の映像信号と他方の
    記録跡中の映像信号とが、立体画像の再生時に同時に再
    生されるべき同時式の立体テレビジョン映像信号におけ
    る左眼用の映像信号と右眼用の映像信号とからなる一対
    の映像信号が径方向で隣り合うような態様のものとなさ
    れている如き記録済情報記録媒体円盤であって、それに
    同一の情報信号が記録されている如き2枚の記録済情報
    記録媒体円盤を用意し、その用意された2枚の記録済情
    報記録媒体円盤を同期同相の状態として駆動回転させる
    手段と、前記した2枚の記録済情報記録媒体円盤におい
    て1記録跡間隔を隔てて隣り合う一対の記録跡の内で、
    前記した2枚の記録済情報記録媒体円盤における互に対
    応している一対の記録跡における互に対応している径位
    置上で、前記した2枚の記録済情報記録媒体円盤におけ
    る一方の記録済情報記録媒体円盤については前記した互
    に対応している一対の記録跡の内の一方の記録跡から再
    生素子による情報信号の再生が行なわれ、また、前記し
    た2枚の記録済情報記録媒体円盤における他方の記録済
    情報記録媒体円盤については前記した互に対応している
    一対の記録跡の内の他方の記録跡から再生素子による情
    報信号の読取りが行なわれるようにする手段と、記録済
    情報記録媒体円盤からの情報信号の再生時における時間
    経過に伴なって記録済情報記録媒体円盤の径方向に再生
    素子が進行して行く方向に関して前後に対をなして並ぶ
    前記した2記録跡について、前記した再生素子が進行し
    て行く方向に関して後方に位置している記録跡から情報
    信号を読取っている再生素子を、前記した特定な半径位
    置付近において前記した再生素子が進行して行く方向で
    2記録跡間隔だけ前方の記録跡位置に変位させるように
    する手段と、前記した2個の再生素子によって読取られ
    た映像信号から、時間軸上で所定の順序に並ぶ左眼用の
    次々のフィールドの映像信号と、時間軸上で所定の順序
    に並ぶ右眼用の次々のフィールドの映像信号とを得る手
    段と、記録跡間で2記録跡間隔の変位を行なっている状
    態の部分及びその近傍の部分において再生素子で読取ら
    れている信号中に含まれている前記した映像信号に付随
    している音声信号が使用されない状態で連続した音声信
    号が得られるように、前記した2個の再生素子で読取ら
    れた信号中に含まれている前記した映像信号に付随して
    いる音声信号の切換えを行なう手段とからなる記録済情
    報記録媒体円盤再生装置 3、特定な半径位置からその半径位置までの各1周毎に
    、時間軸上で相次ぐNフィールド期間(ただし、Nは正
    の整数)の映像信号がそれぞれ順次に記録されることに
    より1本の渦巻状の記録跡が形成されるようになされて
    いる記録済情報記録媒体円盤であり、前記した特定な半
    径位置から始まる各1周毎の順次の記録跡に記録されて
    いるNフィールド期間の映像信号の記録態様が、記録済
    情報記録媒体円盤における径方向で相隣る2つの記録跡
    における一方の記録跡中の映像信号と他方の記録跡中の
    映像信号とが、立体画像の再生時に同時に再生されるべ
    き同時式の立体テレビジョン映像信号における左眼用の
    映像信号と右眼用の映像信号とからなる一対の映像信号
    が径方向で隣り合うような態様のものとなされている如
    き1枚の記録済情報記録媒体円盤を用意し、その記録済
    情報記録媒体円盤における相隣る2本の記録跡にそれぞ
    れ記録されている情報信号を、記録済情報記録媒体円盤
    における互に異なる径位置に設けられた個別の再生素子
    で読取るようにする手段と、記録済情報記録媒体円盤か
    らの情報信号の再生時における時間経過に伴なって記録
    済情報記録媒体円盤の径方向に再生素子が進行して行く
    方向に関して前後に対をなして並ぶ前記した2記録跡に
    ついて、前記した再生素子が進行して行く方向に関して
    後方に位置している記録跡から情報信号を読取っている
    再生素子を、前記した特定な半径位置付近において前記
    した再生素子が進行して行く方向で2記録跡間隔だけ前
    方の記録跡位置に変位させるようにする手段と、前記し
    た2個の再生素子によって読取られた映像信号の内で記
    録済情報記録媒体円盤での回転位相に関して回転位相が
    進んでいる側に設けられている再生素子で読取られた情
    報信号に所定の時間遅延を与えて、2個の再生素子で読
    取られた情報信号を同時信号にする手段と、前記の2個
    の再生素子で読取られた2つの情報信号から時間軸上で
    所定の順序に並ぶ左眼用の次々のフィールドの映像信号
    と、時間軸上で所定の順序に並ぶ右眼用の次々のフィー
    ルドの映像信号とを得る手段と、記録跡間で2記録跡間
    隔の変位を行なっている状態の部分及びそれの近傍の部
    分において再生素子で読取られている信号中に含まれて
    いる前記した映像信号に付随している音声信号が使用さ
    れない状態で連続した音声信号が得られるように、2個
    の再生素子で読取られた信号中に含まれている前記した
    映像信号に付随している音声信号の切換えを行なう手段
    とからなる記録済情報記録媒体円盤再生装置
JP60067432A 1985-03-31 1985-03-31 記録済情報記録媒体円盤再生装置 Pending JPS61227496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60067432A JPS61227496A (ja) 1985-03-31 1985-03-31 記録済情報記録媒体円盤再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60067432A JPS61227496A (ja) 1985-03-31 1985-03-31 記録済情報記録媒体円盤再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61227496A true JPS61227496A (ja) 1986-10-09

Family

ID=13344744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60067432A Pending JPS61227496A (ja) 1985-03-31 1985-03-31 記録済情報記録媒体円盤再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61227496A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0293480A1 (en) * 1986-11-04 1988-12-07 Nippon Hoso Kyokai Three-dimensional video disc record, a recording apparatus therefor and a reproducing apparatus therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0293480A1 (en) * 1986-11-04 1988-12-07 Nippon Hoso Kyokai Three-dimensional video disc record, a recording apparatus therefor and a reproducing apparatus therefor
EP0293480A4 (en) * 1986-11-04 1990-04-10 Japan Broadcasting Corp THREE-DIMENSIONAL RECORDING ON A VIDEO DISK, A RECORDING AND PLAYING DEVICE THEREFOR.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960010505B1 (ko) 입체 비디오 디스크 레코드 및 이의 기록 장치 및 재생 장치
KR970004688B1 (ko) 고품위 양면 비디오 디스크 및 이의 제조방법
JPH0474790B2 (ja)
US4216504A (en) Slow motion color video recording and playback system
US4739418A (en) Information signal recording disc recorded with stereoscopic television signal
JPS61227496A (ja) 記録済情報記録媒体円盤再生装置
JPH0772924B2 (ja) 記録方法、記録再生方法、記録装置及び記録再生装置
JPS6116685A (ja) 記録済情報記録媒体円盤
JPS61214692A (ja) 記録済情報記録媒体円盤
JPS6150487A (ja) 記録済情報記録媒体円盤
JPS6154787A (ja) 記録済情報記録媒体円盤
JPS61227497A (ja) 記録済情報記録媒体円盤再生装置
KR100214105B1 (ko) 회전 헤드형 기록 재생 장치
JPS61267935A (ja) 磁気記録再生装置用のダビング装置
JPS5842374A (ja) デイジタルビデオ信号記録方式
JPS6011511B2 (ja) 記録済み記録媒体
JPH0441870B2 (ja)
JPH0132568B2 (ja)
WO1979000213A1 (en) Video editing system
KR830000223B1 (ko) 디스크 모형상에 신호를 기록하기 위한 시스템
JPS61252778A (ja) 画像再生装置
JPS62166669A (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPH0595567A (ja) 立体映像記録デイスク
JPS5947368B2 (ja) 記録再生装置
JPS61177609A (ja) 情報信号の記録装置