JPS61226326A - 車両の開閉式ル−フにおける駆動装置 - Google Patents
車両の開閉式ル−フにおける駆動装置Info
- Publication number
- JPS61226326A JPS61226326A JP60068019A JP6801985A JPS61226326A JP S61226326 A JPS61226326 A JP S61226326A JP 60068019 A JP60068019 A JP 60068019A JP 6801985 A JP6801985 A JP 6801985A JP S61226326 A JPS61226326 A JP S61226326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worm
- case
- guide rail
- gear
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両の開閉式ルーフにおける駆動装置に関す
る。
る。
(従来の技術)
第8図は、従来の開閉式ルーフの一般的な構成を示す。
(101)は自動車のルーフ、(102)は、ルーフ(
101)の前半部に形成された平面形が矩形の開口、(
103)は、開口(102)の前縁及び両側縁に沿うよ
うにルーフ(101)に固着された平面形がコ字状のガ
イドレール、 (104)は、開口(102)の両側部
におけるガイドレール(103)に1前後方向に摺動自
在に嵌装された左右1対の摺動部材、(105)は1両
側部が摺動部材(104)により支持され、摺動部材(
104)とともに前後方向に移動することにより、yM
口(102)を閉塞したり開いたりする蓋板、(106
) (107)は。
101)の前半部に形成された平面形が矩形の開口、(
103)は、開口(102)の前縁及び両側縁に沿うよ
うにルーフ(101)に固着された平面形がコ字状のガ
イドレール、 (104)は、開口(102)の両側部
におけるガイドレール(103)に1前後方向に摺動自
在に嵌装された左右1対の摺動部材、(105)は1両
側部が摺動部材(104)により支持され、摺動部材(
104)とともに前後方向に移動することにより、yM
口(102)を閉塞したり開いたりする蓋板、(106
) (107)は。
左右の各摺動部材(104)に連結され、かつガイドレ
ール(103)に沿って開口(102)の前縁中央まで
案内され、ガイドレール(103)の前部中央に設けら
れたピニオン(108)の前縁部にそれぞれ噛合する左
右1対のギヤードケーブル、 (109)は、出力部材
であるピニオン(108)を所望の方向に回転させるこ
とにより、ギヤードケーブル(106) (107)を
ガイドレール(103)に沿って互いに逆方向に移動さ
せるための駆動装置である。
ール(103)に沿って開口(102)の前縁中央まで
案内され、ガイドレール(103)の前部中央に設けら
れたピニオン(108)の前縁部にそれぞれ噛合する左
右1対のギヤードケーブル、 (109)は、出力部材
であるピニオン(108)を所望の方向に回転させるこ
とにより、ギヤードケーブル(106) (107)を
ガイドレール(103)に沿って互いに逆方向に移動さ
せるための駆動装置である。
かくして、駆動装置!(109)に、ピニオン(108
)を所望の方向に回転させることにより、両ギヤードケ
ーブル(106) (107)を、互いに同期して、左
右逆方向に移動させ、それにより左右の摺動部材(10
4)を、互いに同期して前後方向に移動させ、それに伴
って、蓋板(ios)を前後方向に摺動させて、開口(
102)を閉じたり開いたりし得るようになっている。
)を所望の方向に回転させることにより、両ギヤードケ
ーブル(106) (107)を、互いに同期して、左
右逆方向に移動させ、それにより左右の摺動部材(10
4)を、互いに同期して前後方向に移動させ、それに伴
って、蓋板(ios)を前後方向に摺動させて、開口(
102)を閉じたり開いたりし得るようになっている。
第9図は、駆動装置(109)の詳細を示す。
この駆動装置(109)は、実公昭58−30731号
公報に開示されている装置と同一としたものである。な
お、第9図は、玉揚公報中の第1図に基づいて作成した
ものである。
公報に開示されている装置と同一としたものである。な
お、第9図は、玉揚公報中の第1図に基づいて作成した
ものである。
この駆動装置(109)は、ガイドレール(103)の
前部と平行な横向き部(110a)と、その一端に連設
され、かつガイドレール(103)の前部中央に向けて
後側方に斜めに延出し、先端部がガイドレール(103
)の前部中央下面に固着された傾斜部(110b)とか
らなる、平面形がV字状のケース(110)を備えてい
る。
前部と平行な横向き部(110a)と、その一端に連設
され、かつガイドレール(103)の前部中央に向けて
後側方に斜めに延出し、先端部がガイドレール(103
)の前部中央下面に固着された傾斜部(110b)とか
らなる、平面形がV字状のケース(110)を備えてい
る。
ケース(110)の横向き部(110a)には、モータ
(111)が設けられ、またケース(110)の傾斜部
(110b)には、モータ(111)の回転軸(lll
a)に固着されたウオーム(112)と噛合する歯車(
113)、該歯車(113)を支持する軸(114)
、中間歯車(115)、出力歯車(116)、この出力
歯車(116)と一体に設けられ、かつピニオン(10
8)が固嵌された出力軸(117)等からなる中間伝動
装置1(118)が設けられている。
(111)が設けられ、またケース(110)の傾斜部
(110b)には、モータ(111)の回転軸(lll
a)に固着されたウオーム(112)と噛合する歯車(
113)、該歯車(113)を支持する軸(114)
、中間歯車(115)、出力歯車(116)、この出力
歯車(116)と一体に設けられ、かつピニオン(10
8)が固嵌された出力軸(117)等からなる中間伝動
装置1(118)が設けられている。
ケース(110)の横向き部(110a)と傾斜部(1
10b)との交差部(110c)には、軸(114)に
固嵌された歯車(119)、該歯車(119)と噛合し
、かつウオーム(112)の上方に設けられた垂直軸(
120)に枢支された回転板(121)、この回転板(
121)の回転により作動させられるマイクロスイッチ
(122) (123)等から 1なる制御装[(12
4)が設けられるとともに、軸(114)まわりに、摩
擦クラッチ機構やその摩擦力調節機構、及び手動操作機
構(いずれも図示略)等が設けられている。
10b)との交差部(110c)には、軸(114)に
固嵌された歯車(119)、該歯車(119)と噛合し
、かつウオーム(112)の上方に設けられた垂直軸(
120)に枢支された回転板(121)、この回転板(
121)の回転により作動させられるマイクロスイッチ
(122) (123)等から 1なる制御装[(12
4)が設けられるとともに、軸(114)まわりに、摩
擦クラッチ機構やその摩擦力調節機構、及び手動操作機
構(いずれも図示略)等が設けられている。
(発明が解決しようとする問題点)
上述の従来の駆動装置(109)は、全体をほぼV字状
として、その中に、モータ(111)やその他の必要な
装置をコンパクトに収容したという利点がある反面、ケ
ース(110)の交差部(110c)に、制御装置(1
24)や摩擦クラッチ機構、その摩擦力調節機構、手動
操作機構等が集中し、その部分の厚さが大となり、ルー
フの薄型化の妨げになるという問題点がある。
として、その中に、モータ(111)やその他の必要な
装置をコンパクトに収容したという利点がある反面、ケ
ース(110)の交差部(110c)に、制御装置(1
24)や摩擦クラッチ機構、その摩擦力調節機構、手動
操作機構等が集中し、その部分の厚さが大となり、ルー
フの薄型化の妨げになるという問題点がある。
本発明は、モータの回転軸を中心に、その両側方に、中
間伝達装置と制御装置とを振り分は的に配設することに
より、装置全体の薄型化を可能とし、もって上記問題点
を解決した車両の開閉式ルーフにおける駆動装置を提供
することを目的とするものである。
間伝達装置と制御装置とを振り分は的に配設することに
より、装置全体の薄型化を可能とし、もって上記問題点
を解決した車両の開閉式ルーフにおける駆動装置を提供
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段)
本発明においては、ルーフの開口に沿って設けられたガ
イドレール内に摺動自在に配設され、かつ前記開口を開
閉させる蓋板に連係されたギヤードケーブルを、ガイド
レールに沿って軸線方向に移動させるための車両の開閉
式ルーフにおける駆動装置であって、 前記ガイドレールに固着されたケースの中間位置に、前
記ケースに固着されたモータの回転軸に設けられたウオ
ームを配設し、該ウオームを境とするケースの一側部に
、前記ウオームと噛合するウオームホイールと、前記ガ
イドレール内におけるギヤードケーブルと噛合するピニ
オンを備える出力軸とを備え、かつそれらを互いに連動
させるべく連係する中間伝動装置を設け、さらに前記ウ
オームを境とするケースの他側部に、前記出力軸と同期
連動された回転板と、該回転板の回転周期に応じて作動
させらjbるスイッチとを備える制御装置を、前記中間
伝動装置とほぼ同一平面上に位置するように配設したこ
とを特徴としている。
イドレール内に摺動自在に配設され、かつ前記開口を開
閉させる蓋板に連係されたギヤードケーブルを、ガイド
レールに沿って軸線方向に移動させるための車両の開閉
式ルーフにおける駆動装置であって、 前記ガイドレールに固着されたケースの中間位置に、前
記ケースに固着されたモータの回転軸に設けられたウオ
ームを配設し、該ウオームを境とするケースの一側部に
、前記ウオームと噛合するウオームホイールと、前記ガ
イドレール内におけるギヤードケーブルと噛合するピニ
オンを備える出力軸とを備え、かつそれらを互いに連動
させるべく連係する中間伝動装置を設け、さらに前記ウ
オームを境とするケースの他側部に、前記出力軸と同期
連動された回転板と、該回転板の回転周期に応じて作動
させらjbるスイッチとを備える制御装置を、前記中間
伝動装置とほぼ同一平面上に位置するように配設したこ
とを特徴としている。
(作 用)
本発明においては、モータを作動させて、ウオームを一
方向又はその逆方向に回転させることにより、ウオーム
ホイールその他の中間伝動装置を介して、ピニオンが一
方向又はその逆方向に回転させら九、それによって、ギ
ヤードケーブルがガイドレールに沿って移動させられ、
蓋板を開閉させることができる。
方向又はその逆方向に回転させることにより、ウオーム
ホイールその他の中間伝動装置を介して、ピニオンが一
方向又はその逆方向に回転させら九、それによって、ギ
ヤードケーブルがガイドレールに沿って移動させられ、
蓋板を開閉させることができる。
また、このときの出力軸の回転に同期して回転板が回転
させられることにより、この回転板の回転は、蓋板の移
動量とも対応し、蓋板が所望位置に達したとき、回転板
によりスイッチが作動させられ、モータの作動の停止等
の制御がなされる。
させられることにより、この回転板の回転は、蓋板の移
動量とも対応し、蓋板が所望位置に達したとき、回転板
によりスイッチが作動させられ、モータの作動の停止等
の制御がなされる。
さらに1本発明においては、中間伝動装置と制御装置と
を、ウオームを境として、ケースの両側部に振り分は的
に配設し、かつそれらをほぼ同一平面上に位置させたこ
とにより、装置全体を著しく薄型化できる。
を、ウオームを境として、ケースの両側部に振り分は的
に配設し、かつそれらをほぼ同一平面上に位置させたこ
とにより、装置全体を著しく薄型化できる。
(実 施 例)
以下、本発明の一実施例を、第1図乃至第7図に基づい
て説明する。
て説明する。
なお、開閉式ルーフの全体的な構成は、第8図に示す従
来のものと同一であるので、その詳細な説明は省略し、
駆動装置の構成のみについて詳述する。
来のものと同一であるので、その詳細な説明は省略し、
駆動装置の構成のみについて詳述する。
(1)は駆動装置、(2)は、そのケースで、上面が開
口する浅い箱状の本体(3)と、その上端開口部を閉塞
する蓋板(4)とからなっている。
口する浅い箱状の本体(3)と、その上端開口部を閉塞
する蓋板(4)とからなっている。
ケース(2)は、中央より後方に向かう第1収容部(2
a)と、中央から一側方に向かう第2収容部(2b)と
を備えており、第1収容部(2a)の先端部がガイドレ
ール(5)の前部中央下面に、適宜の止めねじ(図示略
)をもって固着されている。
a)と、中央から一側方に向かう第2収容部(2b)と
を備えており、第1収容部(2a)の先端部がガイドレ
ール(5)の前部中央下面に、適宜の止めねじ(図示略
)をもって固着されている。
ガイドレール(5)は、第8図におけるガイドレール(
103)と同一のものであり、その内部には、ギヤード
ケーブル(106) (107)と同一の公知のギヤー
ドケーブル(6)(7)が、それぞれ軸線方向に摺動自
在に配設されている。
103)と同一のものであり、その内部には、ギヤード
ケーブル(106) (107)と同一の公知のギヤー
ドケーブル(6)(7)が、それぞれ軸線方向に摺動自
在に配設されている。
ケース(2)における第1収容部(2a)と第2収容部
(2b)との交差部(2C)の外側面には、両数容部(
2a) (2b)のなす外角のほぼ2等分線上に位置す
るように、モータ(8)が固着され、このモータ(8)
とケース(2)における第1収容部(2a)と第2収容
部(2b)とは、全体として、平面形がほぼY字状をな
している。
(2b)との交差部(2C)の外側面には、両数容部(
2a) (2b)のなす外角のほぼ2等分線上に位置す
るように、モータ(8)が固着され、このモータ(8)
とケース(2)における第1収容部(2a)と第2収容
部(2b)とは、全体として、平面形がほぼY字状をな
している。
モータ(8)の回転軸(8a)は、第1収容部(2a)
と第2収容部(2b)とを2分するようにケース(2)
内に突入し、この回転軸(8a)におけるケース(2)
内に部分には、ウオーム(9)が固嵌されている。
と第2収容部(2b)とを2分するようにケース(2)
内に突入し、この回転軸(8a)におけるケース(2)
内に部分には、ウオーム(9)が固嵌されている。
このウオーム(9)を境とするケース(2)の第1収容
部(2a)側には、ウオーム(9)と噛合するウオーム
ホイール(10)と、ガイドレール(5)内におけるギ
ヤードケーブル(6)(7)と噛合するピニオン(11
)を備える出力軸(12)とを備え、かつそれらを互い
に連動しうるように連係する中間伝動装置(A)が設け
られている。
部(2a)側には、ウオーム(9)と噛合するウオーム
ホイール(10)と、ガイドレール(5)内におけるギ
ヤードケーブル(6)(7)と噛合するピニオン(11
)を備える出力軸(12)とを備え、かつそれらを互い
に連動しうるように連係する中間伝動装置(A)が設け
られている。
また、ウオーム(9)を境とするケース(2)の第2収
容部(2b)側には、出力軸(12)と同期連動された
回転板(13)と、この回転板(13)の回転周期に応
じて作動させられる上下2段のマイクロスイッチ(14
) (15)とを備える制御装!(B)が、中間伝動装
置(A)とほぼ同一平面上に位置するように配設されて
いる。
容部(2b)側には、出力軸(12)と同期連動された
回転板(13)と、この回転板(13)の回転周期に応
じて作動させられる上下2段のマイクロスイッチ(14
) (15)とを備える制御装!(B)が、中間伝動装
置(A)とほぼ同一平面上に位置するように配設されて
いる。
第3図に示すように、ウオームホイール(10)は、ケ
ース(2)における本体(3)と蓋板(4)とに各端部
が支持された上下方向を向く軸(16)に枢支されてお
り、このウオームホイール(10)と本体(3)との間
における軸(16)の下部には、歯車(17)が、ウオ
ームホイール(10)と相対回転可能に枢嵌されている
。
ース(2)における本体(3)と蓋板(4)とに各端部
が支持された上下方向を向く軸(16)に枢支されてお
り、このウオームホイール(10)と本体(3)との間
における軸(16)の下部には、歯車(17)が、ウオ
ームホイール(10)と相対回転可能に枢嵌されている
。
出力軸(12)は、ケース(2)の蓋板(4)とガイド
レール(5)の底壁部(5a)とを貫通して、上方に突
出し、その上端部にピニオン(11)が固嵌され、かつ
スナップリング(18)で抜は止めされている。
レール(5)の底壁部(5a)とを貫通して、上方に突
出し、その上端部にピニオン(11)が固嵌され、かつ
スナップリング(18)で抜は止めされている。
ケース(2)内における出力軸(12)の中位部には、
ウオームホイール(10)と噛合する歯車(19)が枢
嵌されている。
ウオームホイール(10)と噛合する歯車(19)が枢
嵌されている。
歯車(19)と本体(3)との間には、出力軸(12)
と一体的に形成された出方歯車(2o)が、歯車(19
)と相対回転可能に配設されており、この出方歯車(2
0)は歯車(17)と噛合している。
と一体的に形成された出方歯車(2o)が、歯車(19
)と相対回転可能に配設されており、この出方歯車(2
0)は歯車(17)と噛合している。
第3図乃至第5図に示すように、出力軸(12)の下端
から上端近傍にかけて穿設された中央孔(21)には、
奥部に圧縮ばね(22)を縮設した状態で、手動操作軸
(23)が、上下方向に摺動自在に嵌設されている。こ
の手動操作軸(23)の下端には、すり割り(23a
)が形成されている。
から上端近傍にかけて穿設された中央孔(21)には、
奥部に圧縮ばね(22)を縮設した状態で、手動操作軸
(23)が、上下方向に摺動自在に嵌設されている。こ
の手動操作軸(23)の下端には、すり割り(23a
)が形成されている。
手動操作軸(23)の中位部には、その中心軸線と直交
する横孔(24)が穿設されており、この横孔(24)
内には、出力軸(12)の中位部外周に穿設された1対
の上下方向を向く長孔(25)を貫通して、出力軸(1
2)より直径方向に突出する横杆(26)の中央部が嵌
着されている。
する横孔(24)が穿設されており、この横孔(24)
内には、出力軸(12)の中位部外周に穿設された1対
の上下方向を向く長孔(25)を貫通して、出力軸(1
2)より直径方向に突出する横杆(26)の中央部が嵌
着されている。
出力軸(12)より両側方に突出する横杆(26)の両
端部は、歯車(19)の中央部に穿設された直径方向の
スリット(27)に係脱自在となってお゛す、常時は、
圧縮ばね(22)の下向き付勢力により、手動操作軸(
23)とともに横杆(26)が下方に付勢され、この横
杆(26)がスリット(27)に係合した状態で、横杆
(26)の下面が出力歯車(20)の上面に当接して停
止し、横杆(2G)がキーとして歯車(19)と出力軸
(12)を連結している。
端部は、歯車(19)の中央部に穿設された直径方向の
スリット(27)に係脱自在となってお゛す、常時は、
圧縮ばね(22)の下向き付勢力により、手動操作軸(
23)とともに横杆(26)が下方に付勢され、この横
杆(26)がスリット(27)に係合した状態で、横杆
(26)の下面が出力歯車(20)の上面に当接して停
止し、横杆(2G)がキーとして歯車(19)と出力軸
(12)を連結している。
しかし、すり割り(23a )にドライバー状の適宜の
回転操作手段(図示略)を挿入して、手動操作軸(23
)を、圧縮ばね(22)の付勢力に抗して押し上げ、横
杆(26)をスリット(27)から離脱させた状態で、
手動操作軸(23)を回転させることにより、出力軸(
12)を、歯車(19)との連係を断って、単独で回転
させることができるようになっている。
回転操作手段(図示略)を挿入して、手動操作軸(23
)を、圧縮ばね(22)の付勢力に抗して押し上げ、横
杆(26)をスリット(27)から離脱させた状態で、
手動操作軸(23)を回転させることにより、出力軸(
12)を、歯車(19)との連係を断って、単独で回転
させることができるようになっている。
かくして、手動操作軸(23)、圧縮ばね(22)、横
杆(26) 、スリット(27)等により、手動クラッ
チ機能を備える手動操作機構(C)が形成されている。
杆(26) 、スリット(27)等により、手動クラッ
チ機能を備える手動操作機構(C)が形成されている。
また、この手動操作機構(C)を含んで、ウオームホイ
ール(lO)、歯車(19)及び出力軸(12)までの
伝達系路により、ウオーム(9)の回転力をピニオン(
11)まで伝達させる中間伝達装置(A)が形成され、
これによって、モータ(8)の回転力をピニオン(11
)に伝達し、ピニオン(11)を所望方向に回転させる
ことができる。
ール(lO)、歯車(19)及び出力軸(12)までの
伝達系路により、ウオーム(9)の回転力をピニオン(
11)まで伝達させる中間伝達装置(A)が形成され、
これによって、モータ(8)の回転力をピニオン(11
)に伝達し、ピニオン(11)を所望方向に回転させる
ことができる。
ウオーム(9)よりケース(2)の第2収容部(2b)
側には、上下方向の軸(28)と一体的に形成された大
径の歯車(29)が設けられている。この歯車(29)
は、歯車(17)の下方に一体的に形成された小径の歯
車(30)に、ウオーム(9)の下方を通って噛合して
いる。
側には、上下方向の軸(28)と一体的に形成された大
径の歯車(29)が設けられている。この歯車(29)
は、歯車(17)の下方に一体的に形成された小径の歯
車(30)に、ウオーム(9)の下方を通って噛合して
いる。
歯車(29)の上部に一体的に形成された小径の歯車(
31)には1回転板(13)における大径の歯車(13
a)が噛合している。
31)には1回転板(13)における大径の歯車(13
a)が噛合している。
回転板(13)における歯車(13a)の上部には、上
段から下段行くにしたがって漸次外径が大となる上中下
3段のほぼ円形の段部(13b) (13c) (13
d)が一体的に形成されている。各段部(13b) (
13c) (13d)の外周には、後述するような位置
関係で、突起(32) (33) (34)がそれぞれ
設けられている。
段から下段行くにしたがって漸次外径が大となる上中下
3段のほぼ円形の段部(13b) (13c) (13
d)が一体的に形成されている。各段部(13b) (
13c) (13d)の外周には、後述するような位置
関係で、突起(32) (33) (34)がそれぞれ
設けられている。
かくして、回転板(13)は、出力歯車(20)、歯車
(17)、歯車(30)、歯車(29)及び歯車(31
)からなる歯車列により、出力軸(12)と同期して回
転するように互いに連係され、さらに、ピニオン(11
)及びギヤードケーブル(6)(7)により、ルーフの
開口を開閉する蓋板(第8図参照)の移動とも同期して
回転するように連係されている。
(17)、歯車(30)、歯車(29)及び歯車(31
)からなる歯車列により、出力軸(12)と同期して回
転するように互いに連係され、さらに、ピニオン(11
)及びギヤードケーブル(6)(7)により、ルーフの
開口を開閉する蓋板(第8図参照)の移動とも同期して
回転するように連係されている。
第6図及び第7図に示すように1回転板(13)と上下
のマイクロスイッチ(14) (15)との間には、上
中下3段の作動片(35) (36) (37)が左右
方向に摺動自在に設けられており、上段の作動片(35
)は1回転板(13)における上段の段部(13b)に
設けられた突起(32)に当接したときに、上段のマイ
クロスイッチ(14)を作動させ、中段の作動片(36
)は、中段の段部(13c )に設けられた突起(33
)に当接したとき、矩形枠状の作動ブロック(38)を
介して、上下のマイクロスイッチ(14) (15)を
同時に作動させ。
のマイクロスイッチ(14) (15)との間には、上
中下3段の作動片(35) (36) (37)が左右
方向に摺動自在に設けられており、上段の作動片(35
)は1回転板(13)における上段の段部(13b)に
設けられた突起(32)に当接したときに、上段のマイ
クロスイッチ(14)を作動させ、中段の作動片(36
)は、中段の段部(13c )に設けられた突起(33
)に当接したとき、矩形枠状の作動ブロック(38)を
介して、上下のマイクロスイッチ(14) (15)を
同時に作動させ。
かつ下段の作動片(37)は、下段の段部(13d)に
設けられた突起(33)に当接したとき、下段のマイク
ロスイッチ(15)を作動させるようになっている。
設けられた突起(33)に当接したとき、下段のマイク
ロスイッチ(15)を作動させるようになっている。
作動ブロック(38)は、ケース(2)の第2収容部(
2b)の内に設けられた電磁ソレノイド(39)のプラ
ンジャ(39a)に連結され、この電磁ソレノイド(3
9)が付勢されたときは、中段の作動片(36)の移動
軌跡から外方に外されて9作動片(36)による両マイ
クロスイッチ(14) (15)の作動を不能とし、か
つ電磁ソレノイド(39)の消勢時には、図示を省略し
たばねによって、作動片(36)と整合する位置に復帰
するようになっている。
2b)の内に設けられた電磁ソレノイド(39)のプラ
ンジャ(39a)に連結され、この電磁ソレノイド(3
9)が付勢されたときは、中段の作動片(36)の移動
軌跡から外方に外されて9作動片(36)による両マイ
クロスイッチ(14) (15)の作動を不能とし、か
つ電磁ソレノイド(39)の消勢時には、図示を省略し
たばねによって、作動片(36)と整合する位置に復帰
するようになっている。
突起(32)は、ルーフのσば口をrA甥させる蓋板が
全開位置に達したとき、作動片(35)に当接し、突起
(33)は、蓋板が全開位置に達したとき、作動片(3
6)に当接し、また突起(34)は、蓋板が、その後端
がルーフの上方に持ち上げられて全体が後上方に傾斜す
るチルト位置に達したとき、作動片(36)に当接する
ような関係として、回転板(13)にそれぞれ設けられ
ている。
全開位置に達したとき、作動片(35)に当接し、突起
(33)は、蓋板が全開位置に達したとき、作動片(3
6)に当接し、また突起(34)は、蓋板が、その後端
がルーフの上方に持ち上げられて全体が後上方に傾斜す
るチルト位置に達したとき、作動片(36)に当接する
ような関係として、回転板(13)にそれぞれ設けられ
ている。
マイクロスイッチ(14) (15)は、モータ(8)
の作動を制御するためのものである。
の作動を制御するためのものである。
このような制御装置CB)の基本的な制御原理は、実公
昭58−585号公報に開示されているように、ルーフ
の開口を開閉する蓋板の移動と同期して1回転板(13
)が回転し、その回転の途中で、突起(32) (33
) (34)のいずれかが作動片(35) (36)
(37)に当接して、マイクロスイッチ(14)(15
)のいずれかを作動させて、モータ(8)の作動を停止
させるようにしたところにある。
昭58−585号公報に開示されているように、ルーフ
の開口を開閉する蓋板の移動と同期して1回転板(13
)が回転し、その回転の途中で、突起(32) (33
) (34)のいずれかが作動片(35) (36)
(37)に当接して、マイクロスイッチ(14)(15
)のいずれかを作動させて、モータ(8)の作動を停止
させるようにしたところにある。
このような制御装置(B)によるモータ(8)の具体的
な制御態様については、本出願人による特願昭59−2
43201号の明細書中に開示しであるが、本発明には
直接関係しないので、その詳細な説明は省略する。
な制御態様については、本出願人による特願昭59−2
43201号の明細書中に開示しであるが、本発明には
直接関係しないので、その詳細な説明は省略する。
この実施例においては、上述のように、中間伝動装置(
A)と制御装置(B)とを、モータ(8)の回転軸(8
a)を中心に、その両側方に振り分けて、かつ互いにほ
ぼ同一平面上に位置するように配設し。
A)と制御装置(B)とを、モータ(8)の回転軸(8
a)を中心に、その両側方に振り分けて、かつ互いにほ
ぼ同一平面上に位置するように配設し。
それらの両装置(A)(B)とモータ(8)とが、平面
視においてほぼY字状となるようにしたことにより、装
置全体を著しく薄型化することができ、もってルーフ全
体の薄型化に寄与することができ、しかも、開閉式ルー
フにおける前部中央の狭小な空間内に、余裕をもって配
設できるという利点がある。
視においてほぼY字状となるようにしたことにより、装
置全体を著しく薄型化することができ、もってルーフ全
体の薄型化に寄与することができ、しかも、開閉式ルー
フにおける前部中央の狭小な空間内に、余裕をもって配
設できるという利点がある。
(発明の効果)
以上から明らかなように、本発明によると、従来の装置
よりも装置全体の厚さを著しく薄くすることができ、も
ってルーフの薄型化に寄与することができ、しかも装置
全体の前後、左右の幅は。
よりも装置全体の厚さを著しく薄くすることができ、も
ってルーフの薄型化に寄与することができ、しかも装置
全体の前後、左右の幅は。
従来のものとほとんど変りがなく、従来の装置が配設さ
れていたのと同様の狭小なルーフ内空間に配設すること
ができる車両の開閉式ルーフにおける駆動装置を提供す
ることができる。
れていたのと同様の狭小なルーフ内空間に配設すること
ができる車両の開閉式ルーフにおける駆動装置を提供す
ることができる。
第1図は、本発明の一実施例の平面図、第2図は、同じ
く正面図、 第3図は、第1図の■−■線に沿う拡大縦断面図、 第4図は、第3図のIt/−IV線に沿う拡大横断面図
、 第5図は、手動操作機構の分解斜視図、第6図は、ケー
スの蓋板を除去して、制御装置を示す拡大平面図、 第7図は、第6図の■−■線に沿う概略縦断面図、 第8図は、従来の開閉式ルーフの一例を示す平面図、 第9図は、従来の駆動装置の一例を示す平面図である。 (A)中間伝動装置 CB)制御装置(C)手動操
作機構 (1)駆動装置 (2)ケース(2a)第1収
容部(−側部) (2b)第2収容部(他側部)(5)
ガイドレール (6)(7)ギヤードケーブル (8)モータ (8a)回転軸(9)ウオ
ーム (10)ウオームホイール(11)ピニ
オン (12)出力軸(13)回転板 (14) (15)マイクロスイッチ (17) (19) (29) (30) (31)歯
車(20)出力歯車 vS2図 コ 第 6 図 只 第7図
く正面図、 第3図は、第1図の■−■線に沿う拡大縦断面図、 第4図は、第3図のIt/−IV線に沿う拡大横断面図
、 第5図は、手動操作機構の分解斜視図、第6図は、ケー
スの蓋板を除去して、制御装置を示す拡大平面図、 第7図は、第6図の■−■線に沿う概略縦断面図、 第8図は、従来の開閉式ルーフの一例を示す平面図、 第9図は、従来の駆動装置の一例を示す平面図である。 (A)中間伝動装置 CB)制御装置(C)手動操
作機構 (1)駆動装置 (2)ケース(2a)第1収
容部(−側部) (2b)第2収容部(他側部)(5)
ガイドレール (6)(7)ギヤードケーブル (8)モータ (8a)回転軸(9)ウオ
ーム (10)ウオームホイール(11)ピニ
オン (12)出力軸(13)回転板 (14) (15)マイクロスイッチ (17) (19) (29) (30) (31)歯
車(20)出力歯車 vS2図 コ 第 6 図 只 第7図
Claims (1)
- ルーフの開口に沿って設けられたガイドレール内に摺動
自在に配設され、かつ前記開口を開閉させる蓋板に連係
されたギヤードケーブルを、ガイドレールに沿って軸線
方向に移動させるための車両の開閉式ルーフにおける駆
動装置であって、前記ガイドレールに固着されたケース
の中間位置に、前記ケースに固着されたモータの回転軸
に設けられたウォームを配設し、該ウォームを境とする
ケースの一側部に、前記ウォームと噛合するウォームホ
イールと、前記ガイドレール内におけるギヤードケーブ
ルと噛合するピニオンを備える出力軸とを備え、かつそ
れらを互いに連動させるべく連係する中間伝動装置を設
け、さらに前記ウォームを境とするケースの他側部に、
前記出力軸と同期連動された回転板と、該回転板の回転
周期に応じて作動させられるスイッチとを備える制御装
置を、前記中間伝動装置とほぼ同一平面上に位置するよ
うに配設したことを特徴とする車両の開閉式ルーフにお
ける駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60068019A JPS61226326A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 車両の開閉式ル−フにおける駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60068019A JPS61226326A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 車両の開閉式ル−フにおける駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61226326A true JPS61226326A (ja) | 1986-10-08 |
JPH0424248B2 JPH0424248B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=13361686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60068019A Granted JPS61226326A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 車両の開閉式ル−フにおける駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61226326A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5181891A (en) * | 1990-07-10 | 1993-01-26 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik | Drive device for an adjustable part of a vehicle |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5912488A (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-23 | 富士通株式会社 | 表示画面制御方式 |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP60068019A patent/JPS61226326A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5912488A (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-23 | 富士通株式会社 | 表示画面制御方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5181891A (en) * | 1990-07-10 | 1993-01-26 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik | Drive device for an adjustable part of a vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424248B2 (ja) | 1992-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4926664A (en) | Self locking electronic lock | |
US6585302B2 (en) | Electrically operated lock | |
EP0995635B1 (en) | Rotatably closing antitheft covering for car apparatus. | |
JP5852337B2 (ja) | テールゲートアウトサイドハンドルアセンブリ | |
JPH0698598B2 (ja) | 電動パンチ | |
GB2179699A (en) | Device for opening and closing a vehicle door | |
EP1205618B1 (en) | Inner handle assembly of a sliding door | |
JP5262689B2 (ja) | 扉開閉構造及び扉開閉装置 | |
KR100303815B1 (ko) | 슬라이드도어개폐장치 | |
JPS61226326A (ja) | 車両の開閉式ル−フにおける駆動装置 | |
EP1067554A2 (en) | Recording medium reproducing apparatus | |
JPH0234978Y2 (ja) | ||
JP3966759B2 (ja) | 扉自動開放装置及びそれを用いた冷蔵庫 | |
KR20210021658A (ko) | 파워 차일드 록 장치 | |
CN218234673U (zh) | 一种门锁及其快速开锁结构 | |
US20050253399A1 (en) | Lock device for glove compartment | |
JPS583567B2 (ja) | 2段操作スイツチ | |
KR100463404B1 (ko) | 차량 시트 좌우 이동 장치 | |
JP2006307507A (ja) | 車両用ドアチェッカー | |
JPH0333967Y2 (ja) | ||
JPH0213662Y2 (ja) | ||
JP2000311554A (ja) | スイッチ装置 | |
JPH0117198Y2 (ja) | ||
JP3745492B2 (ja) | 秤量室の扉開閉機構を有する計量装置 | |
CN116771764A (zh) | 自锁紧装置和车辆 |