JPS61226268A - 砥粒固着方法 - Google Patents

砥粒固着方法

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Publication number
JPS61226268A
JPS61226268A JP6322685A JP6322685A JPS61226268A JP S61226268 A JPS61226268 A JP S61226268A JP 6322685 A JP6322685 A JP 6322685A JP 6322685 A JP6322685 A JP 6322685A JP S61226268 A JPS61226268 A JP S61226268A
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JP
Japan
Prior art keywords
abrasive grains
base metal
metal
base
abrasive
Prior art date
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Pending
Application number
JP6322685A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Matsutani
貫司 松谷
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Matsutani Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Matsutani Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsutani Seisakusho Co Ltd filed Critical Matsutani Seisakusho Co Ltd
Priority to JP6322685A priority Critical patent/JPS61226268A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯科用ダイヤモンドバーや工業用研削砥石等
のいわゆる砥粒電着工具の台金に砥粒を固着する方法に
関する。
(従来の技術) 砥粒がある程度大きい場合、例えば10μ以上である場
合には、第5図に示すよう1こして砥粒41を平滑な台
金40の表面に固着するのが一般的である。図中31は
、メッキ槽であり、このメッキ槽31にはニッケル等の
金属を溶解してなる電解液32が収容されている。メッ
キ槽31の底部には台座33が設置されている。この台
座33の上に多数の砥粒41を載せ、これら多数の砥粒
41内に、台金40を差し込む。台金40には、砥粒4
1の固着を欲しない部位に、予めマスキング剤43を付
着させておく。この状態で、台金40をプラス電極に接
続し、電極板34をマイナス電極に接続し、電解液32
中の金属を台金40の表面に析出させ、この析出金属層
により、台金40の表面に接触していた砥粒41を固着
する。
また、第6図に示すように、台金50の表面に、化学的
方法(エツチング)や機械的方法(刻設)によって予め
多数の凹部55を形成し、各凹部55に砥粒51を配置
した状態で、上記と同様のメッキ法により析出金属層5
2を形成する方法もある。
さらに、特公昭44−7631号公報に見られるように
、平滑な台金の表面に多数の砥粒を配置させた状態でメ
ッキ法により軟質および硬質の金属を順に析出させ、こ
の2層の析出金属層によって砥粒を保持し、次に、砥粒
に圧力をかけて析出金属層に埋没させるとともに、各砥
粒の一部を台金の表面に埋め込む方法もある。
(発明が解決しようとしている問題点)第5図に示す方
法では、台金40の表面が平滑であるため、台金40と
析出金属層との間の結合が弱く、また析出金属層による
砥粒41の保持力が弱い。このため、例えば歯科用ダイ
ヤモンドバーに用いる場合には、使用中に析出金属層が
台金40から剥離したり砥粒41が離脱することがあっ
た。
また、第6図に示す方法では、各砥粒51の一部が台金
50の表面に形成された四部55に入り込んでいるため
、第5図の方法に比較して、析出金属層52と台金50
との結合力が強くなるとともに、砥粒51を保持する力
も強くなる。しかし、四部55の形状と砥粒51の形状
が異なるため、砥粒51と凹部55との開に隙間が形成
されて、完全なはめ込み状態とならず、この結果、砥粒
51の保持力がまだ充分でなく、析出金属層52と台金
50との結合力も充分でなかった。また、一部の砥粒5
1は凹部55に入らず、四部55に入り込んだ池の砥粒
51に比べて突出した状態となっており、この突出した
砥粒51の保持がきわめて弱い。さらに、台金50の表
面に四部55を形成する際に同時に鋭い突起56を形成
することがあり、この突起56によって析出金属層52
にクラッタが生じ、砥粒51の保持力の低下や析出金属
層52の剥離等の原因となる。
特公昭44−7631号公報の方法では、台金表面への
砥粒の埋め込みにより、上記方法に比べて析出金属層と
台金の結合力や砥粒の保持力が強くなるが、析出金属層
を形成した後に砥粒に圧力をかけて埋め込むため、この
埋め込み時の応力によって析出金属層にクラックが生じ
ることがあり、砥粒51の保持力の低下や析出金属層5
2の剥離等の原因となる。
また、上記全ての従来例において、メッキ法により金属
を析出する初期の段階では、砥粒は平滑な台金に接触し
ているだけか、または台金の表面に形成された形状の異
なる凹部に配置されているだけであるため、確実に保持
されておらず、電解液を強く攪拌すると砥粒が移動して
しまう。このため、強い攪拌を行なえず、析出金属層を
形成するのに長時間を必要とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、
その要旨は、多数の砥粒に圧力をかけて各砥粒の一部を
台金の表面に埋め込み、次にメッキ法により台金の表面
に金属を析出させ、この析出金属層によって砥粒を固着
することを特徴とする砥粒固着方法にある。
(作用) 多数の砥粒に圧力をかけて各砥粒の一部を台金の表面に
埋め込む。この結果、砥粒の一部と台金に形成される凹
部が完全に一致する。次にメッキ法により台金の表面に
金属を析出させ、この析出金属層によって砥粒を固着す
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図を参照して説
明する。図中1は、メッキ槽であり、このメッキ槽1に
はニッケル等の金属を溶解してなる電解液2(メッキ液
)が収容されている。メッキ槽1の底部には台座3が設
置されており、この台座3は、上面中央部から側面に至
る流通孔3aを有している。台座3には例えば超硬台金
からなる硬質の母型4が載せられている。この母型4に
は、下端に向かって漸次径が縮小するテーパーコーン形
状の孔5が形成されており、この孔5は上記台座3の流
通孔3aに連なっている。孔5の内周面は後述の作用を
なす受面5aとなっている。なお、この受面5aのみ硬
化処理してもよい。
上記母型4の孔5の受面5aには、ダイヤモンド等から
なる多数の砥粒11を、接着剤によって均一に1層をな
して付着しておく。そして、この孔5に、加圧装置6に
より歯科用ダイヤモンドバー等の台金10の先端部10
aを押し込む。台金10は、延性、展性に富み比較的柔
らかい金属例えばオーステナイト系ステンレス鋼によっ
て丸棒状に形成されており、先端部10aは受面5aの
テーパと平行のテーバを有している。したがって、上記
のようにして先端部10aを押し込むと、硬質の砥粒1
1に圧力が付与されて各砥粒11の一部が台金10の表
面に埋め込まれる。この際、母型4が台金10より硬質
であるため、砥粒11が母型4の受面5aに入り込むこ
とはない。
この後、電解液2を、受面5aと台金10との間の隙間
に強制的に圧送させる。詳述すると、台金10にパイプ
7をはめ、このパイプ7の下端を母型4の上面に載せる
。パイプ7の上部は台金10とほぼ同径の内径を有し、
下部は台金10の径より大きな内径を有している。この
パイプ7の下部内周面と台金10との間に隙間7aが形
成されている。なお、このパイプ7は、台金10の先端
部10aを孔5に押し込む前に、予め台金10にはめて
おいてもよい。パイプ7の下部には吐出管8aを介して
ポンプ8が接続されている。ポンプ8は吸入管8bを介
して電解液2に連通している。
そして、このポンプ8の駆動により、電解液2を吸入管
8bから吸い込んで吐出管8aからパイプ7の間隙7a
内に圧送し、受面5aと台金10の先端部10aとの隙
間に強制的に流通させ、さらに、この隙間から出た電解
液2を台座3の流通孔3aを通してメッキ槽1に戻す。
この際、パイプ7の上端を図示しない治具により押さえ
ておく。
上記の電解液2の圧送と同時に、台金10を電源のプラ
ス側電極に接続し、電解液2に浸されている電極板9を
マイナス側電極に接続することにより、電気メッキを実
行する。この結果、台金10の表面に金属が析出して、
比較的薄い初期の析出金属層が形成される。この析出金
属層により砥粒11が仮止めされる。
なお、台金10の先端部10a以外の部位では、表面に
マスキング剤(図示しない)が付着されているため、上
記金属の析出はなされない。
上記メッキ法の実行に際して、加圧装置6による加圧状
態を継続してもよいし、加圧状態を解除して単に台金1
0の先端部10aを孔5に差し込んだ状態にしてもよい
上記のように電解液2を圧送しても、各砥粒11は、一
部が台金10の表面に埋め込まれ、その外側か受面5a
に保持されているので、移動することがなく、安定して
金属の析出を行なえる。また、この電解液2の圧送によ
り、析出反応が効率良く行なわれ、短時間の内に初期の
析出金属層を形成できる。
この後、台金10の先端部10aを孔5から引き抜いた
状態で、金属の析出を続行する。この状態では上記初期
の析出金属層によって砥粒11が仮止めされているので
、攪拌装置(図示しない)によって電解液2を強く攪拌
でき、第3図に示すように析出金属層12が所定厚さに
なるまで効率良く析出を行なうことができる。
第3図に示す砥粒11の固着形態から明らかなように、
各砥粒11は、圧力をかけられてその一部が台金10の
表面に埋め込まれるため、各砥粒11の一部と台金10
の表面に形成された凹部15とが完全に一致し、また、
殆ど全ての砥粒11を凹部15に埋め込むことができる
。これにより、析出金属層12による砥粒11の保持を
強固にすることができ、また、析出金属層12と台金1
0との結合力も強固にすることができる。さらに、砥粒
11が台金10の表面とほぼ直交する方向の圧力によっ
て埋め込まれるため、台金10の表面に鋭い突起が形成
されることがなく、析出金属層12にクラックが生じる
ことがない。また、析出金属層12の形成後に、砥粒の
押し込みを行なわなくて済むので、この点からも析出金
属層12のクラックの発生を防止できる。この結果、研
削の際に、砥粒11が離脱したり、析出金属層12が台
金10から剥離するのを確実に防止できる。
また、母型4の受面5aによって砥粒11の高さが規制
され同一高さとなっているため(第3図中直線Xで示す
)、研削面をきれいに仕上げることができる。
本発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能であ
る。例えば、上記実施例において、母型4を2分割にし
、これら分割型を台金10に押し付けて砥粒11を加圧
してもよい。
また、第4図に示すように、平板形状の台金20に砥粒
21を固着する場合にも適用できる。すなわち、台金2
0を台座23に載せ、この台金20の上側表面に多数の
砥粒21を1層をなして配置し、硬質の母型24の下面
(受面)を砥粒21に当てて加圧し、これら砥粒21を
台金20に埋め込む。この後、ポンプ(図示しない)に
よって圧送された電解液をノズル25から台金20と母
型24との間に供給しながら、電気メッキを実行する。
なお、砥粒21の埋め込み工程の後に、母型24を台金
20から離して加圧を解除した状態で、電解液を攪拌し
ながら電気メッキを実行してもよい。
この場合でも、砥粒21は一部が台金20に埋め込まれ
ているため、比較的強い攪拌を行なうことができる。
また、母型の受面と台金との間に複数層の砥粒を配置し
た状態で加圧しても、1層目の砥粒を台金の表面に埋め
込むことができる。台金に埋め込まれない砥粒は後で除
去する。
さらに、台金の表面に対して化学メッキ法により金属を
析出させてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、各砥粒の一部と
台金の表面に形r&、された凹部とが完全に一致し、ま
た、殆ど全ての砥粒を凹部に埋め込むことができる。さ
らに、析出された金属層にクラックが生じることがない
。したがって、析出金属層による砥粒の保持が強固であ
り、研削時の砥粒の離脱を防止でき、また、析出金属層
と台金との結合力も強固なものとなり、析出金属層の剥
離を防止できる。さらに、台金に砥粒の一部を埋め込ん
だ状態で金属の析出を行なえるので、メッキ液の圧送や
強い攪拌が可能となり、特に初期の析出スピードを向上
させることが、できる。
【図面の簡単な説明】
fj!、1図は本発明方法を実施する装置の全体概略図
、第2図は要部拡大断面図、第3図は本発明方法による
砥粒の固着状態を示す断面図、第4図は本発明方法の他
の実施例を示す断面図、第5図は従来方法を実施する装
置の全体概略図、第6図は他の従来方法による砥粒の固
着状態を示す断面図である。 10.20・・・台金、11,21・・・砥粒、12・
・・析出金属層、4,24・・・母型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の砥粒に圧力をかけて各砥粒の一部を台金の
    表面に埋め込み、次にメッキ法により台金の表面に金属
    を析出させ、この析出金属層によって砥粒を固着するこ
    とを特徴とする砥粒固着方法。
  2. (2)前記砥粒を台金の表面に1層だけ配置し、この砥
    粒への圧力付与を台金より硬質の母型によって行なうこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の砥粒固着
    方法。
JP6322685A 1985-03-29 1985-03-29 砥粒固着方法 Pending JPS61226268A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6322685A JPS61226268A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 砥粒固着方法

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JP6322685A JPS61226268A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 砥粒固着方法

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JPS61226268A true JPS61226268A (ja) 1986-10-08

Family

ID=13223081

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JP6322685A Pending JPS61226268A (ja) 1985-03-29 1985-03-29 砥粒固着方法

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JP (1) JPS61226268A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6420969A (en) * 1987-07-14 1989-01-24 Japan Steel Works Ltd Manufacture of electrodeposition type grindstone
JPH0366568A (ja) * 1989-08-01 1991-03-22 Hurth Verwalt Gmbh アブレシブな工具とその製法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6420969A (en) * 1987-07-14 1989-01-24 Japan Steel Works Ltd Manufacture of electrodeposition type grindstone
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