JPS6122589A

JPS6122589A - 点火プラグ

Info

Publication number: JPS6122589A
Application number: JP8778084A
Authority: JP
Inventors: 横田　和憲; 森井　洋明; 松村　修造
Original assignee: NGK Spark Plug Co Ltd; Nippon Tokushu Togyo KK
Current assignee: Nippon Tokushu Togyo KK; Niterra Co Ltd
Priority date: 1984-05-02
Filing date: 1984-05-02
Publication date: 1986-01-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、火花放電を生じる中心電極と接地電極の両
電極を備えた絶縁体を直接内燃機関のシリンダヘッドに
嵌合してなる特に小型の点火プラグに関する。

（従来の技術）近年、内燃機関の排気ガス対策および燃費低減への対応
に伴ってエンジンの燃焼室構造が複雑化され、シリンダ
ヘッドに取付けられる点火プラグスペースも制限される
に至って点火プラグを小型化する必要にせまられており
、点火プラグにおける主体金具を省略して点火プラグ全
体を小型化しようとする傾向にある。このように主体金
具を省略するものに例えば、米国特許第２５４３９６１
号明細書に記載のものがあるが、これは、点火プラグの
燃焼室に突出する絶縁体端部外周に２段のねじ部を具え
、接地を極をその一方に螺合する構成のため、構造が複
雑で実用的ではない。また、特開５８−１５０２８５号
公報のものは、内燃機関のシリングヘッドに接地電極を
設けるものであって、火花消耗等により上記シリングヘ
ッドが劣化するものである。史にこの棒の小型点火プラ
グは沿面放電タイプが多いため着火性、耐汚損性が悪い
欠点がある。

（発明が解決しようとする問題点）この発明は、上記従来のものの欠点を改善するものであ
って、その欠点である内燃機関のシリンダヘッドの劣化
を防止し、構造が簡単で、着火性、耐汚損性の良好な小
型点火プラグを得ようとするものである。

（問題点を解決するための手段）この発明は、上記問題点を解決するため、中心電極を具
える絶縁体の燃焼室に突出する周縁ζこ、接地電極とし
て峙にＮｉｉたはその合金等の耐熱、耐食性の全極部材
をメタライズにより接合したものである。このようにす
ることによ、！７ｆｒ’ｌｈ単な構成により上記のよう
にシリンダヘッドｌこ劣化をもたらすことの少なく、か
つ、外側ｗＬ＠ｌ！、を連結して、着火性、耐汚損性の
良好な小型点火プラグが得られるものでｂる。ここでい
うメタライズとは、金属と非金属間の強固な直接接合手
段として用いられるもの例えば、銅、チタンまたはチタ
ン族金属と銅、金Ｐｉを用い、これらを非金鵡材料上に
配置し、融点より低い共晶液相線を与える温度（１０２
０〜１１００℃）で加熱して両者を直接に結合すること
であり、もしくは、結合すべき金属をセラミックまたは
金稿基体上に配置して結合剤とともに不活性雰囲気中で
加熱（１０２０〜１１００℃）して融点より低い共晶温
度をもつ共晶合金を生成して、金属と前記基体を直接接
合することであり、さらにはセラミックに接地電極をチ
タンを用いる活性金属引によって直接接合することをい
うものである。

（実施例）この発明を図面に示す実施例によ、り説明すると、囚は
点火プラグであり、この点火プラグ（んは絶縁体（１）
を直接に内燃機関のシリンダヘッドｆＢ）に螺合される
型式のものであり、この絶縁体（１）の中心軸孔（図示
せず）には外部に端子電極（４）と内燃機関の燃焼室内
に中心電極（３）を突出させており、その中心電極（３
）が７す／ダヘッドの）の燃焼室内に突出すする絶縁体
（１１の脚部（５）の周囲に接地゛電極（２）を前記の
とおりメタライズにより直接に接合するものである。し
たがって、第１図、第２図に示すものは、接地電極（２
１と中心電極（３）の間に絶縁体（１）の脚部（５）に
沿って沿面放置されるようになっている。

なお、シリンダヘッドｆＢ）への点火プラグＴＡ）の取
付けは、絶縁体（１）に設けたねじ部（９）と締結用６
角部０（ηをも一体に成形する。

第２図（ａ）に示すものは、接地電極（２）として、Ｎ
　ｉまたはその合金であるＮｉ−８ｉ　−Ｍｎ　％Ｎｉ
−８ｉ　−Ｍｎ　−Ｃｒ−ＡＩ、Ｎｉ　−Ｆｅ　−Ｃｒ
合金等からなる金属リングを、チタンを用いた活性金属
法によって直接絶縁体（１）の脚部（５）のつけ根に接
合したものであり、また第２図１ｂ）に示すものは、接
地゛成極（２）として、２層よりなる金属体（少なくと
もひとつはＮｉ板）をメタライズにより直接接合したも
のであり、Ｃｕリング（２′）にＮｉリング（２“）ヲ
重ね大気中でメタライズしたものである。第２図（ａ）
、第２図（ｂ）に示す拡大図において接地′ＩＩ！極（
２）はいずれもシリンダヘッドお）の間に僅少な間隔が
あるが、シリンダヘッド（４）間には微少な火花が生じ
るだけで、エネルギが小さいためシリンダヘッド（Ｂ）
に殆ど損１８を与えると七がない。なお損傷を防止する
には絶縁体（１）の接地′Ｗｔ極（２）からねじ部（９
）に至る間を導電性核種してもよい。

次に、第３図に示すものは、点火プラグの径を特に小さ
くする場合に適用するもので、絶縁体（１）にメタライ
ズにより接地電極（２）を接合の上、この接地電極（２
）に外１１１！１１１Ｌ極（６）を溶接等により取付け
たものであり、中心電極（３）と外側電極（６）との間
に気中放１！ヲ生じさせるようにしたものである。この
場合、ねじ部（９）を牛ねじとし脚長を長くすることに
より耐汚損性を改善できるものである。その上、中心電
極（３）と絶縁体（１）の燃焼室内に突出する脚部（５
）ヲ第３図（ｂ）に示すように偏心させて位置させれる
ことにより、外側を極（６）と突出する脚部（５）の側
壁との間に充分な距離を確保し、外側電極と中心電極の
先端間の正規火花間隙以外の放電（横とび）を阻止する
ことができる。

更に、第４図に示すように、接地電極リング（２）から
の沿面フラッシュオーバを防止するため、内燃機関の燃
焼室に突出する接地電極（２）に続く絶縁体（１）の脚
部側面にＩＯＭΩ／ｃｍ　２以上の抵抗値をもつ半導体
ｌ＠（７１を設けると脚部と接地電極との間の電界強度
の影響を緩和してコロナの進展、橋絡を阻止するのに効
果的であり、このＪ−（７）は、例えばＣｕ　Ｏ。

Ｃｕ２Ｏ、Ｃｕ　３０４、Ｆｅ　２０ｓ等を含むペース
トを焼付ける仁とにより形成できる。

第５図に示すものは、…Ｉ記実施例と異なるものであり
、この実施例においては、ねじ部分（９）を設けてなる
取付金具（８）を接地ｉｔ極（２）を接合した絶縁体（
至）にメタライズして一体のものとするか、絶縁体（１
）を喉付金具（８）に設ける軸孔内に密嵌の上、取付金
具（８）を上記シリンダヘッド０３）に螺合すると共に
絶縁体（１１の接地電極（２）部分がシリンダヘッド（
日の股座０υに係止するものである。

また、第６図のように、上記取付金具（８）を介して絶
縁体（１）をシリンダヘッドｆＢ）と結合する場合、絶
縁体（］）にＣＬＩ　Ｈ（２’）　、Ｎｉ板（２“）を
あらかじめ、前記メタライズ（耐熱金属法）により直接
接合しておき、ついで、Ｎｉ＆（２“）と取付金具（８
）をレーザ溶接により接合して接地電極を形成した上、
この取付金具（８）の突出端面に外側′ｋＬ物（６）を
抵抗浴接によｐ接合すにともできる。その上、外側電極
を設ける場合は、前記のように中心電極を偏心位置に置
くときは、有効な放電を確保するものである。

（発明の効果）この発明は以上のとおシの構成、すなわち、絶縁体に接
地電極を設け、点火プラグを小型化しても火花消耗等に
よる内燃機関のシリンダヘッドの劣化を１埴止できるだ
けではなく、外９１１１屯極を設けることにより着火性
、耐汚損性を史に向上できる優れた効果をも併せて具え
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の点火プラグの１実施例の立面図、
第２図（ａ）、（ｂ）はその部分拡大図、第３図ｆａ）
は他の実施例の部分拡大図、第３図ｆｂｌはその平面図
にして、第４図乃至第６図は、異なる実施例の部分拡大
立面図を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）先端面から突出する中心電極を軸孔内に保持する
絶縁体が内燃機関のシリンダヘッドに直接嵌着するもの
において、上記絶縁体にメタライズにより接合されたＮ
ｉまたはその合金等の耐熱、耐食性の金属部材を接地電
極とする点火プラグ。
（２）接地電極に外側電極を連結し、中心電極との間で
気中放電をさせる特許請求の範囲第１項に記載の点火プ
ラグ。
（３）接地電極から発火部側の絶縁体表面を抵抗値１０
ＭΩ／ｃｍ＾２以上の導電物とした特許請求の範囲第２
項の点火プラグ。
（４）中心電極を偏心位置に設け、かつ、絶縁体と外側
電極間の距離を広くした特許請求の範囲第２項記載の点
火プラグ。