JPS61225476A - 開閉可能な空気膜屋根 - Google Patents

開閉可能な空気膜屋根

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JPS61225476A
JPS61225476A JP6206985A JP6206985A JPS61225476A JP S61225476 A JPS61225476 A JP S61225476A JP 6206985 A JP6206985 A JP 6206985A JP 6206985 A JP6206985 A JP 6206985A JP S61225476 A JPS61225476 A JP S61225476A
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JP
Japan
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roof
arch
membrane
arch beam
openable
Prior art date
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Pending
Application number
JP6206985A
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English (en)
Inventor
昇高 淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
Original Assignee
Ohbayashi Gumi Ltd
Obayashi Corp
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Publication date
Application filed by Ohbayashi Gumi Ltd, Obayashi Corp filed Critical Ohbayashi Gumi Ltd
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Publication of JPS61225476A publication Critical patent/JPS61225476A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、開閉可能な空気膜屋根に関し、特に二重空気
膜屋根を用いたものに関する。
(従来の技術) 周知のように、空気膜構造は、内部に柱がなく軽量な屋
根構造であることから、運動競技場、催物会場などの大
空間を必要とする構造物の屋根として実用化されつつあ
る。
空気膜構造には、構造物全体を気密化し、内部に加圧空
気を封入する一重膜構造と、2枚の膜材を貼着して、そ
の内部に加圧空気を封入して屋根とする二重空気膜構造
とがある。
ところで、従来から野球場、陸上競技場などの運動競技
用の構造物には、全体を覆う屋根が取付けられていない
これは、運動競技をできるだけ自然環境下で行えるよう
に配慮しているのであるが、雨天や競技中の降雨によっ
て中断または中止しなければならなかった。
つまり、この種の競技場では、晴天時には屋根を必要と
せず、雨天時などにのみ屋根をか取付けられ、天候に応
じて屋根の開閉ができることがもっと望ましい。
(発明が解決しようとする問題点) 上記−重膜構造では、内部を気密化しなければ屋根が維
持できないため、これを開くことは屋根としての機能が
喪失され不可能となる 一方、二重膜構造では、簡単にできそうに思われるが、
張設された膜材の始末や、膜材とこれを支持する梁材と
の取り合いなど、従来の構造と異なるため、従来の開閉
手段、例えばせり出し方式などをそのまま適用すること
ができなかった。
本発明は上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、比較的簡単な構成で
もって、容易に開閉できる二重空気膜構造の屋根を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、大空間構造物のア
ーチ形の屋根構造において、該屋根は間隔を置いて分断
形成された固定屋根と、この間隔を覆う可動屋根とを有
し、該可動屋根は、該アーチと略同一形状をなし、該間
隔の開放時には該固定屋根の隣接位置にある一方、閉塞
時には該間隔を所定間隔で分けるようにして相互に平行
配置される移動可能な複数のアーチ梁と、隣接するアー
チ梁間に係止され、該開放時には該アーチ梁の端縁に捲
回または折曲されて゛いて、該閉塞時には該アーチ梁に
沿って展開され、内部に加圧空気を注入することで張設
される二重空気膜とからなることを特徴とする。
(作 用) 移動可能なアーチ梁は、固定屋根間に所定間隔で配置さ
れて張設される二重膜構造の端縁を支持し、間隔を閉塞
して降雨の流入を防止する。
一方、固定屋根の間隔を開放する際には、アーチ梁は固
定屋根に隣接しており、また二重空気膜は巻かれたり、
折り畳まれてアーチ梁の端縁にあるため、間隔の開放に
何ら影響を及ぼすことがない。
(実 施 例) 以下、本考案の好適な実施例について添附図面を参照に
して詳細に説明する。
第1図から第3図は、この発明に係る開閉可能な空気膜
屋根の一実施例を示している。
同図に示す空気膜屋根は、平面が楕円形の大空間、例え
ば陸上競技場のアーチ形屋根に適用したものであって、
長手方向の両端の略半円状の部分を固定屋根10とする
一方、中間部分の方形を可動屋根12としている。
つまり、一対の固定屋根10を間隔lを置いて分断形成
し、この間隔(を可動屋根12で覆うようになっている
上記可動屋根12は、屋根のアーチと同じ形状に屈曲形
成された複数本のアーチ梁14.14・・・・・・と、
隣接するアーチ梁14−14間にそれぞれ係止された二
重空気11116.16・・・・・・とで概略構成され
ている。
上記アーチ梁14は、第2図(A)に示すようにトラス
構造であって、その両端は、屋根の両側に突設された一
対の軌条台18.18上に敷設されたレール20に沿っ
て移動可能となっている。
アーチ梁14の端縁には、第2図(B)に示すように、
略コ字形のローラー保持部材22が固設され、保持部材
22には、I形断面のレール20の7ランジ面に沿って
転勤する垂直ローラー24と、レール20の上部を両側
から挾むようにして設けられた一対の水平ローラー26
.26とがそれぞれ軸支されて、各アーチ梁14の横ゆ
れを防止している。
一方、上記二重空気膜16は、両端を膜端金物28で挾
持された上膜16aおよび下膜16bと、必要に応じて
設けられる繋ぎ材16Cとからなり、上記アーチ梁14
の外側に添設された脱取付用レール30に係止されてい
る。
係止構造の詳細を第2図(C)に示す。
脱取付用レール30は、矩形断面の中心に隔壁を有し、
両側面に長手方向に沿って延びる一対のスリット32を
形成し、このスリット32から上記膜端金物28を差し
込み、膜端金物28の適宜個所に回転ローラー34を枢
着して構成している。
間隔lの開放時には、上記アーチ梁14は第1図A、B
の左半分に示すように、レール20上を移動して、その
半数ずつを固定屋根10側に隣接して密着しておく。
このとき、アーチ梁14−14間に係止された二重空気
膜16.16は、例えば棒材に捲回したり、あるいは蛇
腹状に折り畳んで各アーチ梁14の端縁に収納される。
一方、降雨時などには、上記アーチ梁14を第1図A、
Bの右半分に示すようにレール20上を移動して、間隔
lをほぼ等間隔に分けるようにして平行配置する。
しかる後、隣接するアーチ梁14−14間に、それぞれ
二重空気膜16を展開し、上下膜16a。
1間に加圧空気を注入して張設し、間隔lに可動屋根1
2を形成する。
ここで、アーチ梁14の移動、二重空気膜16の展開は
、例えば電動機の駆動で行ない、二重空気膜16の展開
はアーチ梁14の一端から他端に向かって行なう。
さて、以上の如く構成された開閉可能な空気膜屋根では
、晴天時などでは固定屋根12.12間の間隔ρを開放
できる一方、降雨時などでは張設された二重空気膜16
を平行配置されたアーチ梁14で強固に支持して閉塞す
ることができる。
また、開放時には、アーチ梁14と二重空気膜16とは
、それぞれ開放される間隔lに影響を及ぼさない個所に
あって、外観を損うこともない。
さらに、アーチ梁14の移動と二重空気膜16の縮退・
展開は、それぞれローラー24.26.34の転勤によ
って行なわれ、しかも、アーチ梁14は構造体だけで軽
量であって風の影響も少く、且つ二重空気11116も
空気を注入しないで縮退・展開され、これらの操作を容
易且つスムーズに行える。
第4図は、この発明の実施例に用いられるアーチ梁14
のより好適な断面形状を示している。
アーチ梁14は、線状材を組合わせたトラス構造、ある
いはH型鋼なども使用できるが、同図に示すアーチ梁1
4はトラス構造であって、その断面形状がほぼ正三角形
となっていて、隣接するアーチ梁14の三角形が交互に
逆になるように構成されている。
従って、間隔!を開放する際に、各7−チ梁14を固定
屋根10に隣接させた際に、三角断面が密着して、収納
した時の占有空間が極めて小さくなる。
(発明の効果) 以上、実施例で詳細に説明したように、本発明に係る開
閉可能な空気膜屋根では、軽量な膜構造の特質を生かし
つつ、天候に応じて簡単に屋根を部分的に開閉できると
ともに、開閉操作も容易に行えるなどの効果が得られる
なお、上記固定屋根10は従来から用いられているトラ
ス型の屋根、または二重空気膜のいずれでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、本発明の一実施例を示しており、
第1図(A)はその平面図、第1図(B)は側面図、第
2図(A)はアーチ梁の要部側面図、第2図(B)は同
図(A)の要部拡大図、第2図(C)は同図(A)のI
−I断面図、第3図はアーチ梁と膜材の取合いを示す図
である。 第4図はアーチ梁の他の実施例を示す断面図である。 10・・・・・・固定屋根   12・・・・・・可動
屋根14・・・・・・アーチ梁   16・・・・・・
二重空気膜18・・・・・・軌条台    20・・・
・・・レール22・・・・・・ローラー保持部材 24・・・・・・垂直ローラー 26・・・・・・水平
ローラー28・・・・・・膜端金物   30・・・・
・・膜取付用レール32・・・・・・スリット   3
4・・・・・・回転ローラー特許出願人       
株式会社 大 林 組代 理 人         弁
理士 −色健輔第1図 (A) (B) 第2図 (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 大空間構造物のアーチ形の屋根構造において、該屋根は
    間隔を置いて分断形成された固定屋根と、この間隔を覆
    う可動屋根とを有し、該可動屋根は、該アーチと略同一
    形状をなし、該間隔の開放時には該固定屋根の隣接位置
    にある一方、閉塞時には該間隔を所定間隔で分けるよう
    にして相互に平行配置される移動可能な複数のアーチ梁
    と、隣接するアーチ梁間に係止され、該開放時には該ア
    ーチ梁の端縁に捲回または折曲されていて、該閉塞時に
    は該アーチ梁に沿って展開され、内部に加圧空気を注入
    することで張設される二重空気膜とからなることを特徴
    とする開閉可能な空気膜屋根。
JP6206985A 1985-03-28 1985-03-28 開閉可能な空気膜屋根 Pending JPS61225476A (ja)

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JP6206985A JPS61225476A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 開閉可能な空気膜屋根

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JP6206985A JPS61225476A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 開閉可能な空気膜屋根

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JPS61225476A true JPS61225476A (ja) 1986-10-07

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ID=13189432

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JP6206985A Pending JPS61225476A (ja) 1985-03-28 1985-03-28 開閉可能な空気膜屋根

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213626A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Shimizu Corp 屋根構造
JPH02103466U (ja) * 1989-02-03 1990-08-16
JPH02232482A (ja) * 1989-03-06 1990-09-14 Fujita Corp 二重膜屋根
JPH03194080A (ja) * 1989-12-22 1991-08-23 Shimizu Corp 開閉式屋根

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5796146A (en) * 1980-12-06 1982-06-15 Taiyo Kogyo Co Ltd Automatic opening/closing type rain sheltering tent

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