JPS61224778A - フアクシミリ送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 無効呼信号を計数して、無効呼の繰り返しが所定の回数
に達した時に、記憶されている送信先の呼出コードを抹
消することにより、呼出コードの登録ミス、呼出コード
変更の場合の時間の浪費を避けることが可能となる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ファクシミリ　（以下ＦＡＸという）送信装
置の自動発呼に係り、特に送信先の呼出コードの登録ミ
スや変更による無効呼の繰り返しによる時間の浪費を防
止して、使用効率を高めることができるＦＡＸ送信装置
に関するものである。

近来、通信回線を使用して文書１図形等を遠隔地へ伝送
するＦＡＸ通信が普及してきた。ＦＡＸ通信は通常利用
者間の送受信装置を交換機を介して加入電話回線等の通
信回線で結び、互に文書通信を行うもので、送信側の原
稿の読取画像データを電気信号として送信し、受信側で
記録紙に記録して文書が再現される。

送信装置には自動発呼機能を備えたものが多くなってお
り、自動発呼時に無効発呼の繰り返しによる無駄を防止
して、装置の使用効率を高める方法が望まれている。

〔従来の技術〕

自動発呼機能を有するＦＡＸ通信装置は、複数の電話番
号を登録することができ、これを用いて短縮ダイヤル、
或いはワンタッチダイヤル等のサービスが行われる。

第５図にＦＡＸ通信装置のブロック図を示す。

図において、読取部２は、原稿１を図示省略したイメー
ジセンサで読み取って画像データに変換する機能を有す
る。

主制御部３は送受信のシーケンス制御を行うもので、入
力された設定時刻を記憶する機能２時計機能、設定時刻
に送信先記憶部５より送信先電話番号を読み出して自動
発信部１０に送信先へ発呼させて送受信前手順を確立す
る機能、読取部２より送られた画像データを２値変換し
て圧縮して送信する機能、及び受信された画像データを
伸長して記録部６へ送る機能を有している。

操作部４は、図示省、略した送信釦、受信釦、送信先電
話番号、及び送信時刻等を入力する操作釦等とを備えて
いる。

送信先記憶部５は、操作部４より入力された送信先電話
番号を記憶するメモリである。

記録部６は、受信信号に応じて記録紙に印字を行い記録
文書とする機能を有する。

伝送制御部７は画像データの送受信制御を行う機能を有
する。

モデム８は、画像データ等を変復調する機能を有してい
る。

網制御部（Ｎｅｔｗｏｒｋ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　Ｕｎｉｔ
　：以下ＮＣＵという）９は、回線交換網の接続、切断
を制御する機能を有する。

自動発信部１０は、主制御部３からの指令によって自動
発呼によって受信局を呼び出す機能を有する。

このような構成及び機能を有するので、自動発信による
送信の場合には、予めオペレータは送信先のコード、及
び送信時刻を操作部５より入力しておく。また送信する
原稿１を装置にセットする。

かくて設定した時刻になると自動発信部１ｏは受信局を
呼び出す。受信局の受信態勢ができると、原稿１はイメ
ージセンサによって読み取られて画像データに変換され
主制御部３に送られて２値変換されて圧縮された後、画
像データは１頁毎に伝送制御部７の制御によって、モデ
ム８で変調されてＮＣＵ９を経て受信局向けに回線に送
り出される。

受信局（ここでは第５図の受信機能によって受信局の作
用を説明する）では受信された画像データは主制御部３
で伸長されて記録部６に送られて記録紙に記録される。

このようにして送受信が行われるが、自動発呼時に、電
話番号の登録にミスがあったり、電話番号が変更になっ
ていると、オペレータによる訂正登録が行われるまでは
自動発呼が繰り返される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように従来方法では、電話番号に登録ミスや変更
があった時には自動発呼が繰り返して行われるので無効
呼が多くなり、誤り電話を掛けた場合には一般の電話加
入者に掛かることもあって連窓が掛かる。また例えば無
効呼１回で約１分。

再発呼機能付きの場合で約１０分の時間浪費となる。

この結果として装置の使用効率が低下するという問題点
がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。

図において、１１は所定数値が設定され、無効呼信号を
計数する計数部、１２は該計数部１１の無効呼信号の計
数が設定数値Ｎに達した時に記憶部５に記憶されている
該当する送信先の呼出コードを抹消する記憶抹消部であ
る。

従って計数部１１における無効呼信号の計数が設定数値
Ｎに達して信号ａが記憶抹消部１２に送られると、記憶
部５の該当する送信先の呼出コードが抹消されるように
構成されている。

ここで発呼した場合に無効呼、即ち、手順が全く進まな
いのは、 ０間違って他に掛かって迷惑を掛ける場合、■話中、或
いは通信異常で相手が出ない場合、■誤り番号で相手側
が出ない場合、 があるが、相手側で受話器を上げる場合と上げない場合
とを装置が判別することができるので、異なる設定数値
Ｎ、ＮＺ（ここでＮｔ＜Ｎｚ）によって、別個に計数し
て送信先の電話番号が登録ミスや番号変更でない場合に
、単に話中であった為に登録を抹消することがないよう
にする方法が、前記実施態様項に掲げた方法である。

〔作用〕

無効呼信号の繰り返しが計数部１１で計数されて、所定
の回数に達した時に信号ａが艷憶抹消部２に送られ、記
憶抹消部２は記憶部５に記憶されている該当する送信先
の呼出コードを抹消することにより、呼出コードの登録
ミス、呼出コード変更の場合に、誤り電話による迷惑を
防ぎ、時間の浪費を避けることが可能となり、装置の使
用効率を高めることができる。

〔実施例〕

以下、第２図及び第３図を参照して本発明の一実施例を
説明する。第２図は本発明による実施例を示すブロック
図、第３図は第２図のフローチャートである。全図を通
じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図において、主制御部３ａは、従来例で説明した主
制御部３の機能に、カウンタ１１ａ、及び記憶番号抹消
部ｆ２ａを制御する機能が付加されている。

カウンタｌｌａは、主制御部３ａより送られる無効呼信
号ａをカウントするもので、第１図の計数部１１に対応
しており、カウンタｌｌａには設定数値Ｎが設定されて
いて、設定数値Ｎまで無効呼信号ａをカウントした時に
信号すを発信する。

記憶番号抹消部１２ａは、信号すが入力されると起動し
て、送信先記憶部５ａに記憶されている該当する送信先
電話番号を抹消する機能を有し、第１図の記憶抹消部１
２に対応している。

このような構成及び機能を有するので、登録ミス、或い
は番号変更の送信先番号の抹消方法を第３図のフローチ
ャートによって説明すると、■まず所定時刻に発呼指令
が出されて自動発呼が行われると、時間計数が開始され
る。

■所定の時間内に手順が進行すれば、時間計数はクリヤ
されて送信処理が行われる。

■手順が進行せずに所定の時間が経過すると、主制御部
３ａより無効呼信号ａがカウンタｌｌａに送られる。

■カウンタｌｌａは設定数値Ｎより１を減算カウントす
る。

■設定数値Ｎｅｏならば主制御部３ａは所定時間間隔で
再発呼を指令し、■に戻ってフローが繰り返される。

■カウンタｌｌａの設定数値Ｎが０になると、信号すが
記憶番号抹消部１２ａに送られる。

■記憶番号抹消部１２ａは送信先記憶部５ａに記憶され
ている該当する電話番号を抹消する。

このようにして無効呼が設定された回数継続した時に、
登録されている送信先電話番号を抹消して以後その電話
番号によって一般の加入者に迷惑を掛けたり、再発呼の
繰り返しで時間の浪費をすることを防止することができ
る。

また異なる実施例を第４図に示す。第２図と同一符号は
同一対象物を示す。

第４図が第２図で説明した実施例と異なるのは、相手側
で受話器を上げる場合と上げない場合とを装置が判別す
ることができるので、異なる設定数値Ｎ＋、Ｎｚ（ここ
でＮｔ＜Ｎｚ）を設定して別個に計数して、送信先の電
話番号が登録ミスや番号変更でない場合に、単に話中で
あった為に登録を抹消することがないようにしたことで
ある。

即ち、第４図において、主制御部３ｂは、前記実施例で
説明した主制御部３ａのカウンタｌｌａの制御に代えて
カウンタ１１１．１１□を制御すると共に、発呼により
極性反転が検出されたが応答信号が無くて所定時間経過
した時は、誤り電話と判別して信号ａ、をカウンタ１１
．へ送り、極性反転が検出されないで所定時間経過した
時は話中、不在、或いは間違い番号の為に掛からないも
のと判別し、或いは極性反転が検出されて応答信号があ
ったが通信異常により所定時間経過した時は、信号ａ２
をカウンタ１１□へ送る機能を有する。

カウンタ１１１．１１□は、各々設定数値Ｎ、、Ｎ、が
設定され、主制御部３ｂより送られる信号ａｌ＋８２を
カウントし、設定数値Ｎ、、Ｎ、がカウントされた時に
信号ＣＩ＋Ｃ２を発信する機能を有する。

従って自動発呼によって手順が進行しないで、主制御部
３ｂより信号ａ、がカウンタ１１．に送られると、カウ
ンタＩＬ　は設定数値Ｎ、より減算する。

再発呼が繰り返されて０になると、信号Ｃ７が発信され
記憶番号抹消部１２ａは送信先記憶部５ａに記憶されて
いる送信先電話番号を抹消する。即ち、誤り電話で相手
が出た場合には設定数値Ｎ、で電話番号が抹消される。

また主制御部３ｂより信号ａ２がカウンタ１１□に送ら
れる場合も、同様の方法で送信先電話番号が抹消される
。しかし、話中、不在環、或いは通信異常の場合には、
抹消する必要がない場合もあるのでカウント中に接続さ
れるように設定数値Ｎ２は大きく設定される。

このようにして、明らかに登録ミス、番号変更等による
場合は早く抹消することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、誤り電話による一
般電話加入者の迷惑を防ぎ、また再発呼による時間の浪
費を避けることが可能となり、装置の使用効率を高める
ことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例を示すブロック図、第３図は第
２図のフローチャート、 第４図は異なる実施例を示すブロック図、第５図は従来
方法を例示するブロック図である。 図において、 １は原稿、　　　　　　２は読取部、 ３．３ａ、３ｂは主制御部、　４は操作部、５は記憶部
、　　　　　５ａは送信先記憶部、６は記録部、　　　
　　７は伝送制御部、８はモデム、　　　　　　９はＮ
ＣＵ。 １０は自動発信部、　　　１１は計数部、１１ａ、１１
１．１１ｇはカウンタ、 １２は記憶抹消部、 １２ａは記憶番号抹消部を示す。 算　２　図 項り東側Ｇブロツ７０ ント　５Ｃ２１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）設定された時刻に、記憶部（５）に記憶されてい
   る送信先の呼出コードを読み出して自動発呼し、所定の
   時間以内に接続された時は原稿より読み取った画像デー
   タを送信し、該所定の時間で接続しない時は無効呼信号
   を発して所定の時間間隔で発呼を繰り返す送信装置であ
   って、 所定数値が設定され、前記無効呼信号を計数する計数部
   （１１）と、 該計数部（１１）による無効呼信号の計数が設定数値に
   達した時に前記記憶部（５）に記憶された該当送信先の
   呼出コードを抹消する記憶抹消部（１２）とを備えるこ
   とを特徴とするファクシミリ送信装置。
2. （２）前記計数部（１１）は、前記発呼による送信先の
   接続不可及び誤り接続を判別して発信される異なる無効
   呼信号を夫々別個に計数する第１及び第２の計数部から
   成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のフ
   ァクシミリ送信装置。