JPS61221519A - 距離継電方式 - Google Patents

距離継電方式

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Publication number
JPS61221519A
JPS61221519A JP6025885A JP6025885A JPS61221519A JP S61221519 A JPS61221519 A JP S61221519A JP 6025885 A JP6025885 A JP 6025885A JP 6025885 A JP6025885 A JP 6025885A JP S61221519 A JPS61221519 A JP S61221519A
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JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
impedance
distance relay
distance
charging current
Prior art date
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Pending
Application number
JP6025885A
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English (en)
Inventor
俊樹 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電力系統の距離継電方式に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の距離継電器の動作責務を示す説明図で6
タ、図において、1は距離継電器6が設置されている自
端電気所の母線、2,3は保護すべき送電線7に接続し
た相手端電気所の母線、4゜5は自端電気所の電圧およ
び送電線7の電流のそれぞれを距離継電器6に導入する
電圧変成器および電流変成器である。
次に動作につ2いて説明する。
いま、送電線7の事故点がFである場合において、母線
1の電圧をv1送電線7に流れる電流を工、事故点まで
の送電線7のインピーダンスをZFとすると、 zp=− ■ となる。ここで、もし2Fが母線1,2間の送電線7の
インピーダンスz12よシ小さければ、事故点Fはその
母線1,2間の送電線7の途中にあると判定でき、Zv
が212よりも大きくかつ母線1゜3間の同様のインピ
ーダンス21Bより小さければ、事故点Fは母!1.3
間にあると判定できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の距離継電器は以上のように構成されているので、
次のような不都合が生じる。すなわち、送電線7は数1
01aもの長さがあるため、第5図に示すように、送電
線の対地容量および線間容量も大きくなり、これらには
電圧に比例した充電電流が流れて、これが数10アンペ
アから数100アンペアにも達する。このため、事故発
生時に距離継電器6の設置点に流れる電流Iが、事故電
流IPと事故点Fまでの上記各容量に流れ込む充電電流
Icとの和(I wIp+Ic)となる。したがって、
距離継電器6が計測するインピーダンスZRは、 ■ Za= − IP + IC となる。一方、事故点Ftでの送電線7のインピーダン
スZFは、 ■ zF=− IP であり、これまでの22にもとすく事故点の計測が不正
確であることが分かる。したがって、事故点Fが母線2
,3間にあるにも拘わらず、距離継電器6は0区間の送
電線7に発生したと誤判定したり、事故点Fがこの送電
、1!7にあるにも拘わらず、保護区域外の母線2,3
間の送電線7に発生したものと誤判定してしまうという
問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、事故点までの送電線のインピーダンスを正確
に観測して、その事故点までの距離に応じ九動作を正確
に行わしめる距離継電方式を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる距離継電方式は、送電線に印加された
電圧と、上記送電線の対地容量および線間容量に対する
充電電流とから求めたインピーダンスによシ、送電線の
保護すべき区間のインピーダンスを補償するようにした
ものである。
〔作 用〕
この発明は送電線の対地容量および線間容量に対する充
電電流を求め、この充電電流と送電線に対する印加電圧
とからインピーダンスを求め、このインピーダンスと保
護すべき区間の送電線自体が有するインピーダンスとか
ら、距離継電器より事故点までの距離を正確に測定する
ように作用する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図および第2図において、第1図(−)は送電線の平常
時における距離継電器の動作責務を示す説明図、第2図
(A)は事故時の動作責務を示す説明図であり、Cは送
電線7の対地および線間の静電容量、  Icはこの静
電容量Cに流入する充電電流、 vlは自端電気所部の
送電線の電圧、v2は相手端電気所部の送電線の電圧で
ある。
次に動作について説明する。
まず、系統事故がない場合には、第1図(b)に示すよ
うに、送電線7に印加される電圧は、V、 =V2で全
線に亘って一様に分布するので、このときの静電容量C
の充電電流Icは、 Ic = jwa V+ となる。しかし、相手端電気所部において事故が発生す
ると、母線2の電圧は0となるため、充電電圧もN2図
(b)に示すように徐々に低下し、充電電流も平常時の
半分となる。このときの充電電流Icは。
である。したがって、距離継電器6において、■aを距
離継電器が観測する電流とすると、なる演算を行って得
られる電流工を用いて、インピーダンス演算を行えば、
事故点までの正確なインピーダンスを得ることができる
。この場合、静電容量Cは送電87の距離、すなわち線
路インピーダンスに比例した値である。なお、距離継電
器の動作責務距離は、整定によってあらかじめインピー
ダンスで与えられるのが一般的であるから、あらかじめ
与えられた整定インピーダンスにより、補償する静電容
iiCを決定することができる。なお、補償する充電容
量を整定インピーダンスとは別に直接設定することもで
きる。
第3図は上記の補償動作を説明するベクトル図である。
これについて説明すると、事故電流IPは送電線7のイ
ンピーダンスが誘導分だけと仮定すると、位相が電圧v
1よfi 90’遅れる。一方充電電流Icは容量性の
ため電圧■1より90°進む。
いま、距離継電器6において、充電電流1.を補償する
電流工C′を考えると、0区間である相手端電気所の母
線2で事故が発生すると、Ic=Ic’によって補償が
行える。もし、事故が相手端電気所よりも近い点で発生
すると、そのときのI(ilはICより小さくなる。こ
のとき補償するIc’は変らないため過補償となり、距
離継電器6が観測する電流IRは。
I”I = I”FI + (lIc’1−IIcll
)となり、  IRは実際の事故電流工?より大きくな
って、距離継電器6としては動作しやすくなる。
一方、事故点が相手端電気所よシも遠い点で発生すると
、実際の充電電流IC2はIc’より大きくなる。すな
わち、  IRは実際の事故電流I?より小さくなり、
距離継電器としては動作しにくくなり。
0区間の事故には応動しやすくなる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、あらかじめ静電容量
に流れ込む充電電流にもとづいて求めたインピーダンス
によって、保護すべき区間の送電巌のインピーダンスを
補償するようにしたので、上記充電電流の影響を受けず
に、正確に事故点までのインピーダンスを測定すること
ができる。かくして、このインピーダンスに応じた正確
な距離測定ならびに継電動作が約束される。また、この
発明によれば、自己区間内の事故についてはより動作し
やすく、自己区間外の事故については動作しに<<シた
距離継電器が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は送電線の平常時におけるこの発明の距離継電方
式を実施する距離継電器の動作責務を示す説明図、第2
図は同じく事故時における動作責務を示す説明図、第3
図は同じく充電電流の補償動作を説明する電流ベクトル
図、第4図および第5図は従来の距離継電器のそれぞれ
平常時および異常時の動作責務を示す説明図である。 1.2は母線%6は距離継電器、7は送電WA%Cは静
電容量、Fは事故点%  ICは充電電流。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 特許出願人  三菱電機株式会社 第1図 第2図 第3閏

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 保護対象の送電線の一端に設置され、この設置地点にお
    ける電圧と、上記送電線に流れる電流とから求めた送電
    線のインピーダンスが、保護すべき区間の送電線のイン
    ピーダンスより小さいとき距離継電器を作動させる距離
    継電方式において、上記送電線に印加された電圧と、上
    記送電線の対地容量および線間容量に対する充電電流と
    から求めたインピーダンスにより、上記保護すべき区間
    の送電線のインピーダンスを補償するようにしたことを
    特徴とする距離継電方式。
JP6025885A 1985-03-25 1985-03-25 距離継電方式 Pending JPS61221519A (ja)

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JP6025885A JPS61221519A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 距離継電方式

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JP6025885A JPS61221519A (ja) 1985-03-25 1985-03-25 距離継電方式

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JPS61221519A true JPS61221519A (ja) 1986-10-01

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ID=13136960

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