JPS61219916A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPS61219916A
JPS61219916A JP60060994A JP6099485A JPS61219916A JP S61219916 A JPS61219916 A JP S61219916A JP 60060994 A JP60060994 A JP 60060994A JP 6099485 A JP6099485 A JP 6099485A JP S61219916 A JPS61219916 A JP S61219916A
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JP
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gate
voltage
light
flip
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Pending
Application number
JP60060994A
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English (en)
Inventor
Toru Tano
田野 徹
Akihiro Fujita
明宏 藤田
Takayuki Uchiumi
隆之 内海
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Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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Publication date
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は自動焦点調節装置に係り、さらに詳細には光学
系の焦点位置のずれ量を2系統の受光手段の出力信号の
差として検出し、検出された焦点の位置ずれに応じて光
学系の移動を行ない、前記信号の差が所定の合焦範囲に
ある際光学系の移動を停止する自動焦点調節装置に関す
る。
[従来技術] 近年、様々な撮影装置において操作の自動化が進んでお
り、特に自動焦点調節装置には種々の方式が提案されて
いる。従来のアクティブ方式の自動焦点調M1機構の1
つとして第1図に示すような方式が知られている。
第1図において符号LOで示されているものはカメラの
撮影用の鏡胴で、光軸Xに沿ってモータなどの駆動手段
により移動される。鏡胴LOの両側には2つのレンズL
lおよびL2が配置されており、これらの後部には光源
IとフォトダイオードDAおよびフォトダイオードDB
がそれぞれ設けられている。フォトダイオードDA、D
Bは鏡胴LOの移動と連動して光軸Xとほぼ直角方向に
移動されるようになっている。
以上のような構成において、自動焦点調節は次のように
行なわれる。
光源Iからの光は光軸X上の被写体ZにレンズL1を介
して照射され、その反射光はレンズL2を介して2つの
フォトダイオードDA、DB上に導かれる。光源Iの光
は一定の照射角度により照射されるので、被写体Zから
の反射光のフォトダイオードの距離における光軸又と直
角方向の位置は被写体Zの距離に応じて変化する。した
がって、鏡胴LOが被写体に合焦した際に2個のフォト
ダイオードDA、DB上に等しい光量の反射光が戻って
くるように鏡胴LOおよび2つのフォトダイオードの連
動を調整しておけば、フォトダイオードDA、DBの出
力を調べることにより自動的に焦点調節を行なうことが
できる。
以上のような従来のアクティブ自動焦点調節機構は、被
写体が遠方にあったり、光源■の信号光を乱すような光
源がカメラの前方にあったりするとフォトダイオードに
より検出される反射光量のSN比が悪くなり正常な焦点
調節を行なえなくなるという欠点がある。
SN比が悪い場合には、合焦状態が形成されカメラもし
くは被写体が位置を変えていないのにもかかわらす外乱
光により鏡胴が動いてしまい、ピントがボケたり、像の
大きさが変化したりして見苦しいことがあった。
以上の点に鑑みて改良がなされた従来例として外乱光が
ある場合でも確実に自動焦点調節を行なえる自動焦点調
節装置が提案されている。
このような従来例を第2図を参照して説明する。ただし
、以下に説明する構成のうちカメラの鏡胴LOおよび反
射光検出用のフォトダイオードDA、DBの連動機構に
ついては第1図の従来例に示したものと同様の構成とす
る。
第2図は自動焦点調節装置における回路構成を示してお
り、同図において符号DA、DBで示されているものは
並列に配置された反射光検出用のフォトダイオードであ
る。フォトダイオードDA、DBの出力はそれぞれ増幅
器IA% IBにより増幅されフィルタ2A、2Bにそ
れぞれ送られる。
一方、光源工は基準発振器13の発振周波数によりドラ
イバを含む発光制御部14を介して駆動される。この周
波数は、外乱を防止するために室内の光源を点灯させる
商用電源の周波数などと異なった周波数を選ぶ。
したがって、フィルタ2Aおよび2Bは光源Iの発光周
波数領域のみの信号を通過させるように設定される。フ
ィルタ2A、2Bの出力はそれぞれ電子的に開閉制御さ
れるスイッチ3A、3Bを介して積分器4A、4Bに入
力される。
積分器4Aの出力電圧VAはコンパレータ5AHおよび
5ALの非反転入力端子に入力される。また、積分器4
Bの出力電圧VBはコンパレータ5BHおよび5BLの
非反転入力端子に入力される。
一方各コンパレータの反転入力端子には電源電圧を、直
列接続された抵抗R1−13により分圧したしきい値電
圧が接続点A、Bを通して供給されている。コンパレー
タ5AHおよび5BHには抵抗R1およびR2の接続点
の電圧VHがしきい値電圧として供給される。
コンパレータ5ALおよび5BLには抵抗R2,R3の
接続点の電圧VLが供給される。これらの電圧VH,V
Lは要求される合焦精度に応じて定められる。
コンパレータ5AH15BHの出力はオアゲー)61の
入力に接続されている。オアゲー)61の出力はインバ
ータ71、モノマルチバイブレータなどから成る遅延回
路DLI、Dフリップフロップ91.92のトリガ一端
子、およびブロック20の接続点Cに入力されている。
すなわちコンパレータ5AH,5BHのどちらかがハイ
レベルになった際にハイレベルのパルスが出力され。
このパルスによりDフリップフロップ91.92゛がト
リガされる。
Dフリップフロップ91.92のデータ入力にはそれぞ
れコンパレータ5AL、5BLの出力が印加される。一
方、Dフリップフロップ91の非反転出力およびDフリ
ップフロップ92の反転出力はアンドゲート82の入力
に、またDフリップフロップ91の反転出力はアンドゲ
ート83に入力されている。アンドゲート82の3つ目
の入力端子およびアンドゲート83のもう一方の入力端
子は抵抗R4、R5を介して電源電圧に接続されており
、この再入力端子の電位は常開のスイッチ3Cおよび3
Dにより制御される。このスイッチ3Cおよび3Dは鏡
胴の移動範囲の両端部にそれぞれ取り付けられており、
鏡胴が無限遠ないし最近接位置まで移動した際に各アン
ドゲート82.83を制御してモータ11による鏡胴の
移動を停止させるためのものである。
モータ制御回路10は上記のアンドゲート82.83の
出力に応じて鏡胴LOを駆動するモータ11を異なった
2方向に移動させる。この両回転方向はフォトダイオー
ドDA、DBへの入力光量の多寡に応じてそれらが等し
くなる方向に予め整合しである。
一方ブロック20の接続点Cはオアゲート63の片側に
接続されており、オアゲート63の出力はカウンタ12
のリセット端子に接続されている。このカウンタ12の
クロック入力は接続点Eを通して前記の基準発振器13
に接続されておりそのクロックパルスの立ち下りで歩進
するようになっており、同時に基準発振器13の出力す
るクロックパルスは接続点Eを通してアンドゲート84
の一方の入力端子に接続されている。このアンドゲート
84の出力はオアゲート63の残りの入力に接続されて
いる。アンドゲート84の他方の入力にはカウンタ12
の出力Qnが接続されている。
カウンタ12の出力Qnは接続点りを通してフリップフ
ロップ91.92をリセットするとともにオアゲート6
2のもう一方の入力に接続されている。オアゲート62
の出力は積分器4A、4Bをリセットし、インバータ7
1の出力はスイッチ3A、3Bを開放するように働く。
次に以上の構成における動作につき詳細に説明する。
フォトダイオードDA、DBは受光量に応じた出力を行
ない、この出力信号のうち光源工の発光周波数成分のみ
がフィルタ2A、2Bでそれぞれ取り出され、常閉のス
イッチ3A、3Bを介して積分器4A、4Bに送られる
。各積分器の出力電圧は第3図に示すように測定開始か
ら受光量に応じて増大する。
ここでは積分器4A、4Bの出力電圧が時間tに応じて
符号VA、VB’で示されるように増加した場合につき
考える。
この場合フォトダイオードDA側の受光量が多いので、
まず時刻Tにおいて積分電圧VAがコンパレータ5AH
のしきい値VHに到達する。これによりコンパレータ5
AHが反転し、オアゲート61からハイレベルが出力さ
れ、Dフリップフロップ91.92がトリガされる。こ
のときDフリップフロップ91のデータ入力は第3図に
見るように電圧VAがすでにコンパレータ5ALのしき
い値VLを越えているので、ハイレベルである。また、
Dフリップフロップ92のデータ入力は電圧VB’がこ
の時点ではまだ電圧v、Lに達していないのでローレベ
ルである。
したがって、各フリップフロップのトリガによりDフリ
ップフロップ91はハイレベルを、Dフリップフロップ
92はローレベルを出力する。いうまでもなくそれぞれ
の反転出力は正負がこの逆の電圧を出力するので、この
結果アンドゲート82の入力は全てハイレベル、アンド
ゲート83の入力はハイレベルおよびローレベルになる
。したがって、アンドゲート82はハイレベルを出力し
、アンドゲート83はローレベルを出力する。
これによりモータ制御回路lOはフォトダイオードDB
の受光量が多くなるようにモータ11を駆動して鏡胴お
よび各フォトダイオードを移動させる。受光量の大小が
逆であった場合も全く同様の動作により鏡胴が上記と反
対の方向に移動される。
また、フリップフロップ91.92のトリガと同時にイ
ンバータ71を介して積分器4A、4Bが切り離され、
遅延回路DLIに設定された遅延時間経過後オアゲート
62を介して各積分器の値が初期化される。また、ブロ
ック20内のカウンタ12もオアゲート63を介してリ
セットされる。
このカウンタ12は最長積分時間を設定するもので、上
記のように測定期間の終了時にリセットされた後、一定
数の基準発振器13のクロックパルスを計数した際にま
だリセットされていなければ十分な測定光量が受光でき
なかったものとし短パルスを発生してフリップフロップ
91.92および積分器4A、4Bをリセットする。同
時にアンドゲート84を介してクロックパルスと同期し
て自身の計数値をリセットする。
一方、各積分値が符号VA、VBのように増加した場合
には、電圧VAが電圧VHに達したときすでにコンパレ
ータ5AL、5BLがともに反転しているのでフリップ
フロップ91.92の出力はともにハイレベルになる。
したがってアンドゲート82.83がともに遮断され、
モータllが停止されて鏡胴の移動が止められる。した
がって、フォトダイオードDA、DBのいずれかの出力
積分値が電圧VHに達した際にもう一方の積分値が電圧
VL以上にあった場合には合焦したと判定するわけであ
る。
第4図は別の従来例を示すもので、第2図におけるブロ
ック20をブロック21にWき換えたもので、コンパレ
ータ6Hの非反転入力は抵抗R6とコンデンサCIの接
続点に接続される。また、この接続点には、トランジス
タTrlのコレクタも接続されている。抵抗R6のもう
一方は、電源電圧に接続され、コンデンサCIの他端は
接地されている。
電源電圧を分圧する抵抗R7、R8の接続点はコンパレ
ータ6Hの反転入力に接続されている。
コンパレータ6Hの出力は、RSフリプフロップ93の
リセット入力に接続されている。0点はオアゲート64
.65のそれぞれの一方の入力に接続される。オアゲー
ト65の出力は、RSフリップフロップ93のセット入
力に接続される。オアゲート64の出力は抵抗R9を介
してトランジスタTriのベースに接続される。トラン
ジスタTrlのエミッタは接地されている。
RSフリップフロップ93の反転出力は、オアゲート6
4のもう一方の入力とD点に接続されるとともに、遅延
回路DL2を介してオアゲート65のもラ一方の入力に
も接続される。
次に第4図の構成における動作につき説明する。
積分器4A、4Bの出力VA、VBのいずれかが電圧V
Hに達したとき、前述の従来例と同様にして0点に現わ
れる正のパルスはオアゲート64、抵抗R9を介してト
ランジスタTrlf(オンとし、コンデンサC1を放電
する。同時にオアゲート65を介してRSフリップフロ
ップ93をセットする。
コンデンサC1は、0点からのパルスがなくなると抵抗
R6を介して充電を開始する。
コンデンサCIの電位はコンパレータ6Hにより抵抗R
7、R8の接続点の電位と比較されており、コンデンサ
CIの電位が、その接続点の電位を越えた時点でコンパ
レータ6はハイレベルを出力し、RSフリップフロップ
93をリセットする。
RSフリップフロップ93の反転出力はハイレベルを出
力し、D点を通してDフリップフロップ91.92およ
び積分器4A、4Bをリセットするとともにオアゲート
64、抵抗R9を介してトランジスタTrlをオンとし
、コンデンサC1を放電する。また反転出力は遅延回路
DL2、オアゲート65を介してRSフリップフロップ
93自身をリセットする。
このとき遅延回路DL1.DL2の遅延時間はコンデン
サを放電するのに十分な時間に設定しておく。
以上により最長積分時間は抵抗R6およびコンデンサC
1の時定数と、抵抗R7、R8の分圧比により決定され
る。
最長積分時間が経過する以前に、積分器4A、4Bの出
力VAないしVBが基準電位VHに達した場合は、0点
に正のパルスが現われ、オアゲート64、抵抗R9を介
してトランジスタTrlをオンとしてコンデンサC1を
放電し、その後再び充電を開始する。これにより丁度リ
ドリガー可能なモノステーブルマルチバイブレータのよ
うな機能が実現される。したがってここで改めて最長積
分時間が設定される。
以上のような2つの従来例では、ある程度の外乱光があ
る場合や、被写体が比較的遠方にある場合でも自動焦点
調節を行なうことができるが、最近のビデオカメラなど
では高倍率のズームレンズを装着する傾向があり、その
ような場合には遠距離まで測距可能な自動焦点調節機構
が必要となってきている。
その場合問題となってくるのは受光した信号光のSN比
の悪化である。これは当然被写体が遠距離にあったり、
板厚体の反射率が悪かったりして反射光が減衰してしま
うのが主な原因である。
SN比が悪化すると以下に述べるような現象が起きる。
ノイズのない理想的な状態の場合、前記の積分器の出力
積分値VA、VBが第5図のVA、VBの状態にあった
とする。この場合1合焦が判定され鏡胴移動用のモータ
11は停止している。ここで被写体とカメラの位置関係
が変化しなければ積分値VA、VBは第5図の状態を保
つ、しかし現実にはノイズが存在するため受光信号光に
基づくVBがVB’やVB”のように変化することがあ
   “る(実際には積分時間も変化するが、ここでは
それを無視して考える)。
VB’のような積分電圧が得られた場合にはあい変らす
合焦が判定されモータは停止したままである。VB”の
場合にはVAが基準電圧VHに達した際VB”がまた基
準電圧vLに達していないため、非合焦が判定され、モ
ータが駆動される。
このために信号成分のSN比が悪化するといわゆる「見
かけ上の不感帯」が狭くなる。そしてさらにSN比が悪
化し、「見かけ上の不感帯」がなくなるとハンチングが
始まる。
この対策の一つとしてSN比を上げるため信号光を出す
光源の発光量を増加させる方法が考えられるが、近年で
は電子機器は低消費電力化の傾向にあり、実施が困難で
ある。
[目 的J 本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、外乱光があ
る場合、あるいは被写体が比較的遠方にあったり、被写
体の反射率が悪かったりして、信号受光量が小さい場合
でも自動焦点調節を確実に行なえ、しかも消費電力量を
増加させることがない自動焦点調節装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] 本発明では以上の目的を達成するために、光学系の焦点
位置のずれ量を2系統の受光手段の出力信号の差として
測定し、測定された焦点の位置ずれに応じて光学系の移
動を行ない、前記信号の差が所定の合焦範囲にある際光
学系の移動を停止する自動焦点調節装置において、前記
受光手段の受光量が所定よりも小さい場合に前記合焦範
囲を拡大する手段を設けた構成を採用した。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。ただし、以下では従来と同一ないし相当する部材
については同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
[第1実施例] 第6図は第2図の積分時間を定めるブロック20を改善
した実施例を示している。したがって、このブロック2
0Aを第2図のブロック2゜と置き換えることにより自
動焦点調節装置を構成できる。
ブロック20Aでブロック2oと異なっている部分は、
まずカウンタ12にQ j2 < Q nなる出力が設
けられており、この出力Q1でセットされカウンタ12
によりリセットされるRSフリップフロップ93が設け
られている点である。この非反転出力Qにより電子的に
操作されるスイッチSWが制御される。スイッチSWは
接点SWxを介して点Bに出力する低い方のコンパレー
タの基準電圧を切り換えるものである。
一方、コンパレータの基準電圧は抵抗R6〜R9の直列
接続により形成される。抵抗R6、R7の接続点の電圧
は高い方の基準電圧VHとして点Aに出力される。一方
、抵抗R7、R8の接続点の電圧VLはスイッチSWの
接点SWYに、また抵抗R8、R9の接続点の電圧VL
dは接点SWZにそれぞれ導かれており、これらのいず
れかがコンパレータ5AL 、5BLの基準電圧として
出力される。
以上のような構成において、前回の焦点調節サイクルの
積分が終了し、0点に正のパルスが現われるか、または
最長積分時間を定めるカウンタ12の出力Qnによりア
ンドゲート84の出力に正のパルスが現われるかすると
、オアゲート63は正のパルスを出力しカウンタ12を
リセットする。
同時にRSフリップフロップ93もリセットされ、非反
転出力Qはローレベルとなり、スイッチSWは接点sw
x−swy間が導通して点Bを介してコンパレータ5A
L、5BLに基準電圧VLが出力される。したがって合
焦と判定される積分電圧の範囲は電圧VH−VLのレン
ジに設定される。
次の積分がカウンタ12の出力Qj2が現われる前に短
時間で終了した場合には合焦、非合焦は従来例どおり電
圧VH−VLの範囲で判定される。
一方、被写体が遠方にあるなどして受信信号光がが弱く
、積分時間が長くなり、積分終了前にカウンタ12の出
力Qjlが現われると、これによってRSフリップフロ
ップ93がセットされスイッチSWのコントロール入力
がハイレベルになり、接点swx−swz間が導通する
。したがってコンパレータ5AL、5BLには基準電圧
VLdが与えられる。
すなわち、合焦範囲はVH−VLからVH〜VLdに拡
大される。これにより遠距離の被写体等でSN比が悪化
し、積分値のふらつきが大きくなっている場合でも誤っ
た鏡胴移動を防止することができる。この様子を第7図
に示す。
第7図は第3図、第5図と同様の図で、Tdがカウンタ
12の出力Qjlのタイミングを示している。積分時間
が長い場合は、この時点から低い方の基準電圧はVLd
に切り換えられ、合焦範囲がVH−VLdに拡大される
。これにより積分値VBが小さくなっていた場合でも無
駄な鏡胴移動を行なわずに済む、この場合、受光信号光
成分のSN比が悪化しており、従来例の項で述べたよう
な積分値のふらつきが起きているので、「見かけ上の不
感帯」は大きくならない。
[第2実施例] 第2図のブロック20は第8図のブロック20Bのよう
に構成してもよい、ブロック20Bは第6図のブロック
20Aを一部変形したものである。
ここでは低い方の基準電圧VL切り換えにトランジスタ
Trioを用いている0点Aに出力する電圧VHは抵抗
RIO1R11の分圧により形成する。また、電圧vL
は抵抗R12、R13の直列接続により、電圧VLdは
抵抗R13、R14の並列接続と抵抗R12の直列接続
により形成される。
以上の構成によれば、通常の積分時間範囲ではRSフリ
ップフロップ93はリセットされており、コンパレータ
5AL、5BLの基準電圧は抵抗R12、R13のみに
より定まる電圧VLが与えられるが、積分時間が長くな
った場合はカウンタ12の出力QノによりRSフリップ
フロップ93がセットされ、トランジスタTrioが導
通し、抵抗R13、R14の並列接続と抵抗R12の直
列接続により形成される電圧VLdがコンパレータ5A
L、5BLに与えられる。このときトランジスタTri
oのコレクタ〜エミッタ間の電圧降下は十分小さいもの
とする。
したがって、以上の実施例によっても低信号光領域では
合焦範囲をVH−VLdに拡大することができ、前記と
同様の効果を得ることができる。
積分の様子は第7図に示したものと同様になる。
[第3実施例] 第9図は第4図の積分時間を定めるブロック21を改善
した実施例を示している。したがって、このブロック2
1Aを第4図のブロック21と置き換えることにより自
動焦点調節装置を構成できる。
第9図で第4図と異なっている点は、コンパレータ6H
と同じ入力を比較するコンパレータ6Lを設けである点
である。コンパレータ6L、6Hの基準電圧は抵抗R7
、R16、R17の直列接続により与えられる。コンパ
レータ6L(7)基準電圧は抵抗R16,R17の分圧
点により、コンパレータ6Hの基準電圧は抵抗R7、R
16の分圧点により与えられる。抵抗R16とR17の
合成抵抗値は第4図の抵抗R8と同一に設定してあり、
コンパレータ6Hには第4図と同じ基準電圧が与えられ
る。
コンパレータ6Lの出力は第6図と同様に構成されたス
イッチSWを制御するようになっている。スイッチSW
は抵抗R6’〜R9”により設定された電圧VLとVL
dを選択して出力するものである。
以上の構成において、通常の受光量領域ではコンデンサ
CIの電位はコンパレータ6Lによって抵抗R16、R
17により定まる基準電圧と比較される。コンデンサC
1の電位がこの基準電圧よりも低い場合にはコンパレー
タ6Lの出力はローレベルであり、スイッチSWは接点
SWx〜SWY間が導通し、電圧VLがB点を介してコ
ンパレータ5AL、5BLに基準電圧として与えられる
。このとき合焦範囲は電圧VH−VLである。
一方、受光量が小さく積分時間が長い場合にはコンデン
サC1の充電量が増加してゆくので、ある時点で抵抗1
16、R17の分圧点を越えることになる。コンパレー
タ6Lが反転すると、スイッチSWは接点swx−sw
z間が導通し、コンパレータ5AL、5BLには基準電
圧VLdが与えられ、合焦範囲はVH−VLdに拡大さ
れる。
以上のようにして前記と同様の効果を得ることができる
。積分の様子は第7図と同様である。
以上に3つの実施例を示したが、第7図の時刻Tdは第
1、第2実施例ではカウンタ12の出力Qj2によって
、第3実施例ではコンデンサC1、抵抗R6、R7、R
16、R17により決定される。
さらに好ましい実施例としては第1O図に示すように1
時刻Tdにおいて基準電圧VLをいきなりVLdに変更
するのではなく、徐々にVLdのレベルに移行するよう
にするとよい、これはVL〜VLdの変化を大きくとっ
た場合、電位VLから電位VLdに変化する直前、直後
で合焦、非合焦のタライテリアが大きく変化してしまい
、変更直後の判定における見かけ上の不感帯が大きくな
りすぎるからである。
このように徐々にVL−VLdの電位変化を行なうため
には、第1〜第3実施例のブロック20A、20Bおよ
び21AのB点に適当なコンデンサを接続すればよい、
この場合、B点に接続される抵抗と接続したコンデンサ
により定まる時定数により第1Oに示したようなゆるや
かな電位変化を実現できる。
以上に示した実施例はいずれも付加する回路素子が少な
いので簡単安価に実施でき、また信号光発光用の光源の
光量を増加させる必要がないので、消費電力が少なくて
済む。
[効 果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば 光学
系の焦点位置のずれ量を2系統の受光手段の出力信号の
差として測定し、測定された焦点の位置ずれに応じて光
学系の移動を行ない、前記信号の差が所定の合焦範囲に
ある際光学系の移動を停止する自動焦点調節装置におい
て、前記受光手段の受光量が所定よりも小さい場合に前
記合焦範囲を拡大する手段を設けた構成を採用している
ため、外乱光がある場合、あるいは被写体が比較的遠方
にあったり、被写体の反射率が悪かったりして信号受光
量が小さい場合でも自動焦点調節を確実に行なえ、しか
も消費電力量を増加させることがない優れた自動焦点調
節装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は異なる従来例を示すもので、第1図
は従来の自動焦点調節装置の構成を示した模式図、第2
図は従来の自動焦点調節装置の回路の一例を示したブロ
ック図、第3図は第2図の構成における動作を示した線
図、第4図は異なる従来構成を示したブロック図、第5
図は従来装置における欠点を説明する線図、第6図以下
は本発明を説明するもので、第6図は本発明の第1の実
施例を説明するブロック図、第7図は本発明による効果
を説明する線図、第8図は本発明の第2の実施例を説明
するブロック図、第9図は本発明の第3の実施例を説明
するブロック図、第10図は本発明の詳細な説明する線
図である。 12・・・カウンタ 63〜65・・・オアゲート 84・・・アンドゲート 93・・・RSフリップフロップ R6〜R17・・・抵抗 C1・・・コンデンサ  SW・・・スイッチ第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光学系の焦点位置のずれ量を2系統の受光手段の出力信
    号の差として測定し、測定された焦点の位置ずれに応じ
    て光学系の移動を行ない、前記信号の差が所定の合焦範
    囲にある際光学系の移動を停止する自動焦点調節装置に
    おいて、前記受光手段の受光量が所定よりも小さい場合
    に前記合焦範囲を拡大する手段を設けたことを特徴とす
    る自動焦点調節装置。
JP60060994A 1985-03-27 1985-03-27 自動焦点調節装置 Pending JPS61219916A (ja)

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JP60060994A JPS61219916A (ja) 1985-03-27 1985-03-27 自動焦点調節装置
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JPS59220708A (ja) * 1983-05-30 1984-12-12 Canon Inc 自動焦点検出装置

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