JPS61219756A - 耐熱水安定性に優れた高靭性ジルコニア焼結体 - Google Patents

耐熱水安定性に優れた高靭性ジルコニア焼結体

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JPS61219756A
JPS61219756A JP60059154A JP5915485A JPS61219756A JP S61219756 A JPS61219756 A JP S61219756A JP 60059154 A JP60059154 A JP 60059154A JP 5915485 A JP5915485 A JP 5915485A JP S61219756 A JPS61219756 A JP S61219756A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高靭性ツルフェア焼結体に関し、さらに詳し
くは、Y、O,を安定化剤として含む主として正方晶よ
り成るジルコニアと^l 20.とからなり、高強度で
熱安定性に優れ、特に、長時間の熱水中における経時劣
化が極めて少なく、耐熱水安定性を着しく改善した、耐
久性に優れた高靭性ジルコニア焼結体に関するものであ
る。
〔従来技術〕
ジルコニア焼結体は高温領域の立方晶から正方晶を経て
単斜晶に相移転をするがその際体積変化を伴い、特に正
方晶から単斜晶への相移転の体積変化が大きく、そのた
め、焼結体がこの体積変化により破壊してしまうという
欠点がある。この欠点を取り除くために、ZrO,にC
aOtMgO*Y20aなどを固溶させて、転移を起こ
させないようにし、常温でも立方晶からなる安定化ジル
コニア、あるいは立方晶と単斜晶よりなる部分安定化ジ
ルコニアが数多(発表されている。また、準安定相であ
る正方晶を常温で焼結体内に存在させた部分安定化ジル
コニアが高強度を示すことが発表されている。
これは、一つには機械的な外部応力が加わった際に、準
安定な正方晶から室温安定相である単斜晶への相転移が
誘起され、応力が吸収されることによる。この上うなジ
ルフェアの正方晶−単斜晶の相変態を利用した高靭性セ
ラミックについては異なる手法として、アルミナからな
る基質内に、マイクロクラックを内蔵させ、これにより
負荷がかかった場合に発生する応力を焼結体中に存在す
るマイクロクラックによって吸収する破壊靭性の高いセ
ラミック成形体の製法が開示されている。
(特開昭52−86413)また、マイクロクラックの
内蔵と異なり、ち密な非金属超硬物質を主体とする焼結
体中に安定化剤を含まない酸化ジルコニウムを50容量
%まで内蔵させ、強度を改善した焼結成形体が開示され
ている。(特公昭54−61215) Lかしこれら2
つの例に含まれる酸化ジルコニウムはいずれも安定化剤
を全く含まないものであるため、靭性及び曲げ強さの点
で着しく改善されたものの、熱的には非常に不安定で焼
結体の経時劣化は極めて大きい。
これに対し、アルミナ、ムライト、スピネル。
S+38n* イツトリア安定化ジルコニウム等のセラ
ミックマトリックス中にセラミック埋込み材料として安
定化剤を含まない単斜晶系あるいは正方晶系のジルコニ
アを5〜50容量%まで含む成形体あるいは埋込み材料
として2モル%のY2O3で安定化された主として正方
晶系のジルコニアを5〜30寥量%まで含むセラミック
焼結成形体が開示されている(特開昭59−64567
)が前者はジルコニアに安定化剤を含まないので強度の
経時劣化が避けられず、後者はジルコニアをイツトリア
で部分安定化したものであるため、熱的にはきわめて不
安定であり、容易に経時劣化を生じるという欠点がある
この他に高靭性ジルコニア焼結体としては各種の安定化
剤を添加し、この量を特定し、常温において主として正
方晶からなる部分安定化ジルフェアが多数報告されてい
る。
これら常温において主として正方晶からなる焼結体を得
るための安定化剤としては従来上り主としてY2O,が
用いられ特に高靭性、高強度を発現している。しかし、
この主として正方晶からなる部分安定化ジルコニアは、
高温相を低温域までもたらした結果上ずる準安定相であ
るため、その構造や性質が経時変化をし、特に200℃
ないし400℃という比較的低温における加熱により単
斜晶へ相転移を起こし強度の経時劣化が極めて大きい。
この強度劣化は水分等の存在下では者しく促進される。
これに対し安定化剤を含む部分安定化ジルコニア焼結体
の経時変化が安定化剤の組成や焼結体の組織あるいは納
品粒径に依存することから、安定化剤としてのY2O,
量を特定し、主として正方晶からなる焼結体を得、その
焼結体の製造過程において結晶粒度を制御することによ
り、特定温度域における経時劣化が少ない高強度、高靭
性の焼結体が報告されている(特開昭56−13456
4)。しかし、この発明では特定温度域における経時劣
化が改善されたとはい乏、イツトリアで安定化されたZ
rO□は熱的にきわめて不安定である上強度的にもまた
不充分であり、構造材としての用途は限られたものとな
る。
Ce0zはZr0zの安定化剤の−であるが、相平衡状
態図よりCen2Zr02系はY2O,−ZrO,系に
比較して、幅広い高温正方晶頌域を有しており、CeO
□−Zr02系の焼結体において、Cc02含量10〜
12モル%で高い強度と、Y2O,系よりも熱的に安定
であることが発表されている(1983年窪業基礎討論
会IA6.10頁)。
CeO2の添加量及び製造過程における焼温度等を制御
することにより正方晶の結晶粒子径及び焼結体の気孔率
を特定値以下にして機械的強度及び耐熱衝撃強度を改善
した主として正方晶よりなるCe02系ノルコニア質セ
ラミツクスが報告されている(特開昭59−19026
5)。しかし、これら安定化剤としてCeO□を含む系
すなわちCen2− ZrO□系は熱的に安定なものの
熱水中では極めて不安定で劣化が着しくまたY2O3−
Zr0□系に較べて強度がかなり劣っており、構造材と
しては不充分なものである。
一方、’ Y2O3−Ce023元素としては、Y2O
3ZrO□系にCeO2を添加することによって、広い
組成範囲で正方晶のみからなる焼結体が得られ、Cen
2の同時添加によって長時間の熱エージングによっても
安定で高靭性を発現する焼結体が得られることが明らか
にされでいる(1984年5月窪業協会年会、124P
463  )。さらには、部゛分安定化ジルコニアの熱
水溶液での安定性に関し、Y2O,を2゜3.4mo1
%固溶した(ZrOz2YZrO*3Y、 Zr024
Yと略記) Y2O3ZrO2系へ、CeO2を、Zr
O□2Yでは15wt%(11,2mo I%)以上、
ZrO□3YとZr0z4Yでは10wt%(7,3n
+o1%)以上添加することにより、熱水中での相転移
を抑制できることが明らかにされて−する。
(1985年1月窪業基礎討論会 IC10P88)し
かし、Y20=−CeO□−ZrO□系の焼結体は敗m
o1%のCeO2の添加により、熱安定性は改善される
ものの、強度的に不充分である玉数mo1%のCen2
の添加では熱水安定性はほとんど改善されず、容易に転
移を生じ劣化してしまうという重大な欠陥を有する。
このYJ3CeOz−ZrOz系においてCeO2の添
加量を増大させることによって熱水安定性を改善するこ
とは可能であるが、多量のCeOxの添加により、焼結
体の強度は著しく劣ったものとなり、構造材としての用
途は大幅に限定されたものとなる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は安定化剤としてY2O,及びCeOtを含むY
2O、−Ce02− ZrCh系の主として正方晶より
成る部分安定化ジルコニア焼結体の上記したような欠点
を解決すべ(なされたものであって、機械的特性を改善
すると共に耐熱水性を飛躍的に増大し、熱及び熱水によ
る経時劣化の無い耐久性に優れた焼結体を提供し、高靭
性クルコニア焼結体の性能を向上し、その用途を拡大す
ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の高靭性ジルコニア焼結体は、Y2O3及びCe
O2を安定化剤として含む主として正方晶より成る部分
安定化ジルコニアに^1203を3〜60内部重量%含
み、焼結体の平均結晶粒子径が3μ以下であることを特
徴とするものである。
この部分安定化ジルコニアは、これに含まれるYzO*
−CeO2が図面に示すように正三角形に交わる三輪に
それぞれZrO2,Y(L、st CeO2のmo1%
を表示した三角座標において、 点へ(ZrO287.5mol%、YO31.12LI
IO1% C6020,511101%)点11(Zr
O295.5mol%、YO1.s 4mo1%Ce0
20.5mol%)点C(ZrO292.5mol%−
YO+、s 2mo1%CeO22.5mol%)点D
(ZrO292.0mol%、YO,、、Owo1%C
eL 8.0mol%)点E(ZrO284.5mol
%、YO1.,0vo1%Ce0215.5mol%)
で示された特定5組成点を結ぶ線で囲まれた範囲内の組
成にあることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の高靭性ジルフニア焼結体は、従来のY。
0、−ZrO□系の部分安定化クルフニア焼結体岨威に
CeO、成分と^120.成分を新たに添加することに
より、強度を改善するとともに、熱安定性はもとより、
特に劣化が激しいとされる熱水中において着しく高い安
定性をしめす、これは、アルミナの添加が焼結助剤的効
果による欠陥の除去に役立ち、正方晶の含有量を高め弾
性率の上昇による破壊エネルギーの増大に寄与し、高い
強度を示すとともに、ZrO2の粒界部分の強化と、C
eO2成分の存在による安定性との相乗効果の結果、耐
熱水性が着しく改善されるものと考えられる。
本発明では、ジルコニアの安定化剤としてY2O。
及びCeO□を必要とする。また、^1□0.を3〜6
0内部重量%の範囲で含む必要がある。Δ120.の添
加量を限定した理由は^1□O1が3内部重量%以下で
は耐熱水性が低くなり添加の効果が少なく60内部重量
%以上では、靭性あるZrO2の含有量を低めるからで
ある。本発明をより効果あるものとするためには^12
0.の添加量を5〜50内部in%の範囲に選択すると
よい。Y2O,、Ce、O,、Zr0zの三成分の配合
量は、図面に示すような三角座標において、点A、B、
C,D、Eを結ぶ線で囲まれた範囲内であることが必要
である。この範囲内であると正方晶の安定性が高く耐熱
水性に優れ、in外になると大幅に耐熱水性が低下し、
またa械的特性も劣ったものとなる。すなわちA点(Y
O+、s 12Ioo1%]よりもyo、、、を多く含
むと靭性が低下し、B点(YO+、s4mo 1%)よ
りもYO+、sが少ない場合には、耐熱水安定性が失わ
れる。0点(YO+、s 2mo1%Ce022.5m
ol%)よりもYO+、5tCeO□が少ない場合は、
耐熱水安定性が乏しくなる。またD点(CeO□8ao
 1%)よりもCeO2が少ないと耐熱水安定性が劣り
、E点(Ce0215.5 mo1%)よりもCeO2
が多い場合には充分な機械的強度が得られない。
本発明をより効果のあるものとするためには、上記三成
分の配合量を図面に示すような三角座標において、 点^(ZrO284゜5mol%、YO+ 、 s12
mo1%Cen20.5mol%)点B(ZrO794
.5mol%sYO+−s 4+*o1%Ce0z 1
,5+o1%)):f、 (’(ZrO794,5mo
 1%、YO,、,2,5no1%Cen23IIio
1%)点D(ZrO281+ao1%、  yo、、、
0mol%Ce0.9+oo!%)点E(ZrO284
.5mol%、YO1.50mo1%CeL15,5t
oo1%)を結ぶ実線で囲まれる範囲内に選択するとよ
い。
本発明の組成の焼結体は、アルミナを含むために、焼結
体の硬度も改善され、耐摩耗性にも優れたものとなる。
本発明の組成を有するノルコニア焼結体は主として正方
晶より成る部分安定化ジルコニアであるので、亮強度・
高靭性を示す。本来正方晶は準安定相であるため試料表
面の研削によって一部が単斜晶へ転移を生じ表面層の残
留圧縮応力により焼結体の強化に寄与する。この強化の
程度は研削による表面粗さと焼結体の粒径に依存してい
る。このため本発明による主として正方晶よりなる部分
安定化ジルコニアとはX線回折による結晶相の測定にお
いて鏡面状態で正方晶系を少なくとも20%以上含むジ
ルコニアをいう。正方晶系が20%以下になると、靭性
が低下するので正方晶系は20%以上含まれることが必
要である。
本発明の焼結体は、平均結晶粒子径が3μ以下であるこ
とが必要である。好ましくは2μ以下であることが良い
。平均結晶粒子径が3μを越えると単斜晶系に変り、靭
性が低下する。
本発明に安定化剤として使用されているCeO2はY2
O,に比べて廉価であり、そのうえ本発明の焼結体は従
来のY2O,ZrO2系と比較すると、ジルコニアの一
部を八1□03 と置換したものであり、^120゜は
ZrO2に比べてはるかに廉価であることから、コスト
的にも有利な高靭性セラミックスとなる。
また、本発明のノルコニア焼結体のZrO2は、その一
部以上全部迄HfO2によって置換しても、全く同様の
特性を示すものである。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明の詳細な説明する。
(実施例1) N&99.9%のオキシ塩化ジルコニウムの水溶液に、
純度99.9%の塩化イツトリウムを加えて均一に混合
した溶液をアルカリで凝結させ、水酸化物の沈澱として
、これを脱水乾燥し、900℃にて仮焼し、yo、、、
をそれぞれ0.2.5,4,6,8.10,1601%
含むfJS1表に示す組成割合のイツ) 177部分安
定化ジルコニア粉末を得た。
この粉末は25m27Hの比表面積を示す。この粉末に
純度99.9%のCeO,と平均粒径0.3.u純度9
9.9%の^120.を第1表の割合になるように加え
湿式混合後乾燥させた粉末を1,5ton/am2の圧
力で等方的に成形し、1400〜1650℃の温度で大
気中2時間焼成した。得られた焼結体の平均結晶粒子径
は全て3μ以下であった。また、比較例としで、^1□
0゜を全く含まない焼結体を同様に成形、焼成した試料
の結果を示した。
得られた焼結体は、3X4X401o+aに切断研摩加
工し、結晶相抗折強度、破6靭性、熱劣化試験後の焼結
体表面の結晶相及び抗折強度を測定した。
なお、各物性の測定方法として、抗折強度は、JIS規
格に従い、3X4X40mm試料片を用い、スパン30
mm、クロスヘッド速度0.5+a+i/+inの3点
曲げによI)10本の平均値を示した。破壊靭性は、マ
イクロ・インデンテーション法により、荷重50Kgで
圧痕を入れて測定を行い、KIC値は新涼らの式を用い
た。結晶相の定量測定は、X線回折法により打った。す
なわち、ダイヤモンドペーストにて鏡面研摩した試料片
の単斜晶の(111)面とけ1r)面の積分強度IMと
正方晶の(111)面および立方晶の(111)面の積
分強度IT、ICより単斜晶量は、(車走した。次に焼
結体を微粉砕し、X線回折により同条件で単斜晶ZrO
2と立方晶ZrO2の積分強度IN、Icti−求めた
。すなわち、この粉砕の過程で焼結体中に存在していた
正方晶ZrO2は機械的応力により・・・・・・(2)
により決定し、これより次に正方晶量を決定した6 熱水劣化試験はオートクレーブを使用し、180℃(1
0気圧)の水蒸気中で30時間保持した後、試料を取り
出し、物性を測定した。熱水劣化試験後の単斜晶量は試
料表面のX#X回折により同様に上記(1)式より求め
た。
第1表の試料No1〜23では、八120.の組成を2
5重量%に固定し、YO1.5を0〜10モル%まで順
次段階的に増やしなからCeO□を種々のモル%で添加
したものである。試料No24〜31は、^1203を
含まない本発明の組成外の比較例である。第1表の結果
より明らかな様に、本発明の高靭性ノルコニア焼結体は
、正方晶から単斜晶への転移が大幅に抑制されており、
熱水劣化試験後も、高い強度を保持し、はとんど劣化が
ないことが確認された。また本発明の組成の範囲外とな
る比較例が単斜晶への転移が抑制されず、強度が劣るこ
とが判明した。
(実施例2) 得られる粉末が第2表の割合になるように、純度99.
9%のオキシ塩化ジルコニウムの水溶液に、純度99.
9%の塩化イツ) +7ウム、純度99.9%の塩化セ
リウムを加え、均一に混合した溶液をアルカリで凝結さ
せ、水酸化物の沈澱とし、これを脱水乾燥し、900℃
にて仮焼して、部分安定化ジルコニア粉末を得た。この
粉末は、25m”/gの比表面積を示す。この粉末に平
均粒径0.3μ、純度99.9%の^1203を第2表
の割合で加え、湿式混合後乾燥させた粉末を1,5to
n/am2の圧力で等方的に成形し、1400〜165
0℃の温度で大気中2時間焼成した。得られた焼結体に
ついて実施例1と同様な測定を行なった。tjII2表
の試料No32−38は、yo、、5及びCeO2のモ
ル%を固定し、^120.の重量を順次段階的に増やし
たものである。 これより、^1□0.の添加により、
熱水劣化がほとんど無く、熱水劣化試験後も高い強度を
保持していることが確認された。また、本発明の組成の
範囲外となる比較例が熱劣化試験後の強度が劣ることが
判明した。
(実施例3) 実施例1の方法により調製した焼結体を用い、300℃
の電気炉内に所定時間保持し、熱劣化試験を行ない、焼
結体試料表面の単斜晶量を測定し、第2図に示した。ま
た、オートクレーブを使用し、180℃(10気圧)の
水蒸気中に所定時間保持し、熱水劣化試験を行ない、同
様に焼結体試料表面の単斜晶量を測定し、時間と単斜晶
の関係を第3図に示した。
図中の試料番号のカッコは順に(YO,、、モル%。
Ceozモル%、^1□03I11十%)を示し、No
式、NoB、No24−No25は比較例である。
No式は、Y2O,のみによる共沈法を用いて調製した
部分安定化ジルコニア焼結体であり、No8は、y、o
、のみによる共沈法を用いて調製したジルコニア粉末に
0.3μ の純度99.9%のアルiすを所定量加えた
高靭性ノルコニア焼結体であり、いずれも1500℃で
2時間焼成したものである。No25.No26は、本
発明の組成外の^1□0.をtまないY2O,を含まな
いY2O3CeO□−ZrO□系の焼結体である。
これより本発明の組成の高靭性ジルコニア焼結体は、比
較例に示したY2O3ZrO2系、 Y2(h−Ce0
2A120sMy Y2O3Zr0z  AIzO,M
)各焼結体1.:比べて、熱及び熱水中においても極め
て優れた安定性を示すことが判明した。
なお、以上に示した本発明の高靭性ジルコニア焼結体の
実施例は、いずれも大気中で1400〜1650℃でI
L!間焼成することにより所望の特性を得たものである
が、真空中、N2.アルゴンガス等の不活性ガス中、水
素中、酸素中での雰囲気焼成、ホットプレス、 HIP
等のセラミックスの焼成技術を用いることによっても同
様の結果が得られるものである。
〈発明の効果〉 本発明の高靭性ノルコニア焼結体は、従来のY2O、−
ZrO,系の部分安定化ジルフニア焼結体組成に、Ce
O2成分を新たに添加することにより、強度を改善する
とともに、熱安定性はもとより、特に劣化が激しいとさ
れる熱水中において者しく高い安定性を示す。また、従
来のY2O,−Zr02j%の部分安定化ノルコニア焼
結体と比べて安定化剤のCeO2,添加剤のAl2O,
はそれぞれY2O3−ZrO2に対して廉価であるので
コスト的にも有利な高靭性セラミックスとなる。
このように高強度、高靭性と共に熱安定性、特に熱水安
定性をも満足しうる本発明の高靭性ジルコニアは、例え
ば、熱及び圧力を受ける熱可塑性樹脂やセラミックスの
射出成形機用の耐摩粍セラミックスクリュウ、真ちゅう
ロッドや鋼管シェル等の熱間押出しダイスや、煮沸消毒
をくり返すような医療用ハサミ、メス等に最適であり、
切削工具、工業用カッター、ダイス、内燃機関、ポンプ
人工骨9人工歯根、精密機械工兵等への実用化とこの性
能向上に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
Pt51図はZr0−YO+、s、Centの組成範囲
を示す三角座標、第2図は実施例3の熱劣化試験の時間
と単斜晶量との関係を示した図、第3図は実施例3の熱
水劣化試験の時間と単斜晶量の関係を示した図である。 I!!1 ロ 手続補正書(自発) 昭和60年 9月18日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 昭和60年 特許願 第059154号2、発明の名称 耐熱水安定性に優れた高靭性ジルコニア焼結体3、補正
をする者 事件との関係   特許出願人 住 所  名古屋市西区則武新町三丁目1番36号氏 
名(名称)株式会社ノリタケカンパニーリミテド代表者
 取締役社長 倉 1)隆 文 4、代理人 住 所  名古屋市中区錦二丁目18番5号5゜補正命
令の日付    自     発6、補正により増加す
る発明の数     O訂  正  明  細  書 1、発明の名称 耐熱水安定性に優れた高靭性ジルコニア焼結体2、特許
請求の範囲 (1)  Y2O3及びCeO2を安定化剤として含む
主として正方晶より成る部分安定化ジルコニアに^1□
0りを3〜60内部重量%含む焼結体で平均結晶粒子径
が3μ以下であることを特徴とする耐熱水安定性に優れ
た高靭性ジルコニア焼結体。 (2)部分安定化ジルコニアは、これに含まれるY2O
,、CeO□が添付図面に示すように正三角形に交わる
三輪にそれぞれZr0t、 YO+、s、 Ce0zの
mo1%を表示した三角座標において、 点^(ZrOz87.5+*o1%、YO+ 、s12
mo1% Cent  0.5+++o1%)点B(Z
rO295.5論o1%、YO1,s 4mo1%Ce
020.5mol%)点C(ZrO295.5mol%
、YO+、s 2mo1%CeL 2.5so1%)点
D(ZrO295.0+++o1%、YO1.,0so
1%CeO,8,0mol%)点E(ZrO2B4.5
mol%、YO1.s  Os+o1% CeL15.
5mol%)で示された特定5組成点を結ぶ線で囲まれ
た範囲内の組成にある特許請求の範囲第1項記載の高靭
性ジルコニア焼結体。 (3)  180℃(10気圧)水蒸気中に10時間保
持後の単斜晶量が30%以下である特許請求の範囲第1
項記載の高靭性ジルコニア焼結体。 (4)  ZrO2の一部または全部をII f 02
で置換した特許請求の範囲第1,2又は第3項記載の高
靭性ジルコニア焼結体。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高靭性ジルコニア焼結体に関し、さらに詳し
くは、Y2O,及びCeO□を安定化剤として含む主と
して正方晶より成るジルコニアと^120.とからなり
、高強度で熱安定性に優れ、特に、長時間の熱水中にお
ける経時劣化が極めて少なく、耐熱水安定性を著しく改
善した、耐久性に優れた高靭性ジルコニア焼結体に関す
るものである。 〔従来技術〕 ジルコニア焼結体は高温領域の立方晶から正方晶を経て
単斜晶に相移転をするがその際体積変1ヒを伴い、特に
正方晶から単斜晶への相移転の体積変化が大きく、その
ため、焼結体がこの体積変化により破壊してしまうとい
う欠点がある。この欠点を取り除くために、Zr0zに
CaO,MgO,Y2O5などを固溶させて、転移を起
こさせないようにし、常温でも立方晶からなる安定化ジ
ルコニア、あるいは立方晶と単斜晶よりなる部分安定化
ジルコニアが数多く発表されている。また、準安定相で
ある正方晶を常温で焼結体内に存在させた部分安定化ジ
ルコニアが高強度を示すことが発表されている。 これは、一つには機械的な外部応力が加わった際に、準
安定な正方晶から室温安定相である単斜晶への相転移が
誘起され、応力が吸収されることによる。このようなジ
ルコニアの正方晶−単斜晶の相変態を利用した高靭性セ
ラミックについては異なる手法として、アルミナからな
る基質内に、マイクロクラックを内蔵させ、これにより
負荷がかかった場合に発生する応力を焼結体中に存在す
るマイクロクラックによって吸収する破壊靭性の高いセ
ラミック成形体の製法が開示されている。 (特開昭52−86413)また、マイクロクラックの
内蔵と異なり、ち密な非金属超硬物質を主体とする焼結
体中に安定化剤を含まない酸化ジルコニウムを50容旦
%まで内蔵させ、強度を改善した焼結成形体が開示され
ている。(特開昭59−24751) Lかしこれら2
つの例に含まれる酸化ジルコニウムはいずれも安定化剤
を全く含まないものであるため、靭性及び曲げ強さの点
で著しく改善されたものの、熱的には非常に不安定で焼
結体の経時劣化は極めて大きい。 これに対し、アルミナ、ムライト、スピネル。 SiJ<、イツトリア安定化ジルコニア等のセラミック
マトリックス中にセラミック埋込み材料として安定化剤
を含まない単斜晶系あるいは正方晶系のジルコニアを5
〜50容量%まで含む成形体あるいは埋込み材料として
2モル%のY、O,で安定化された主として正方晶系の
ジルコニアを5〜30容量%まで含むセラミック焼結成
形体が開示されている(特開昭59−64567)が前
者はジルコニアに安定化剤を含まないので強度の経時劣
化が避けられず、後者はジルコニアをイツトリアで部分
安定化したものであるため、熱的にはきわめて不安定で
あり、容易に経時劣化を生じるという欠点がある。この
他に高靭性ジルコニア焼結体としては各稚の安定化剤を
添加し、この量を特定し、常温において主として正方晶
からなる部分安定化ジルコニアが多数報告されている。 これら常温において主として正方晶からなる焼結体を得
るための安定化剤としては従来より主としてY2O3が
用いられ特に高靭性、高強度を発現している。しかし、
この主として正方晶からなる部分安定化ジルコニアは、
高温相を低温域までもたらした結果生ずる準安定相であ
るため、その構造や性質が経時変化をし、特に200℃
ないし400℃という比較的低温における加熱により単
斜晶へ相転移を起こし強度の経時劣化が極めて大きい。 この強度劣化は水分等の存在下では著しく促進される。 これに対し安定化剤を含む部分安定化ジルコニア焼結体
の経時変化が安定化剤の組成や焼結体の組織あるいは結
晶粒径に依存することから、安定化剤としてのY2O,
量を特定し、主として正方晶からなる焼結体を得、その
焼結体の製造過程において結晶粒度を制御することによ
り、特定温度域における経時劣化が少ない高強度、高靭
性の焼結体が報告されている(特開昭56−13456
4)、 Lかし、この発明では特定温度域における経時
劣化が改善されたとはいえ、イツトリアで安定化された
ZrO□は熱的にきわめて不安定である上強度的にもま
た不充分であり、構造材としての用途は限られたものと
なる。 Ce02はZrO,の安定化剤の−であるが、相平衡状
態図よりCe02− Zr0z系はYzO+  ZrO
□系に比較して、幅広い高温正方晶領域を有しており、
Ce0z  ZrO2系の焼結体において、CeO□含
量10〜12モル%で高い強度と、Y2O,系よりも熱
的に安定であることが発表されている(1983年窯業
基礎討論会IA6.10頁)。 CeLの添加量及び製造過程における仮焼温度等を制御
することにより正方晶の結晶粒子径及び焼結体の気孔率
を特定値以下にして機械的強度及び耐熱衝撃強度を改善
した主として正方晶よりなるCeO2系ジルコニア質セ
ラミックスが報告されている(特開昭59−19026
5>、Lかし、これら安定化剤としてCe0zを含む系
すなわちCeO2〜ZrL系は熱的に安定なものの熱水
中では極めて不安定で劣化が著しくよたYzO*  Z
rO□系に較べて強度がかなり劣っており、構造材とし
ては不充分なものである。 一方、YzOz  ZrL系にC;l!02を添加する
ことによって、広い組成範囲で正方晶のみからなる焼結
体が得られ、CeO2の同時添加によって長時間の熱エ
ージングによっても安定で高靭性を発現する焼結体が得
られることが明らかにされている (1984年5月窯
業協会年会、124P463 )、さらには、部分安定
化ジルコニアの熱水溶液での安定性に関し、Y2O,を
2.3.4no1%固溶した(ZrO22Y、Zr02
3Y、 Zr0z4Yと略記) Y、0.−Zr02系
へ、CeO2を、Zr022Yでは15wt%(11,
2a+o1%)以上、Zr023YとZr0z4Yでは
10wt%(7,3mo1%)以上添加することにより
、熱水中での相転移を抑制できることが明らかにされて
いる。 (1985年1月窯業基礎討論会IC10P8
8) しかし、Y2O1CeO2ZrO2系の焼結体は数mo
1%のCe02の添加により、熱安定性は改善されるも
のの、強度的に不充分である工数mo1%のCeO2の
添加では熱水安定性はほとんど改善されず、容易に転移
を生じ劣化してしまうという重大な欠陥を有する。 このY20a  CeO,ZrL系においてCeLの添
加量を増大させることによって熱水安定性を改善するこ
とは可能であるが、多量のCe02の添加により、焼結
体の強度は著しく劣ったものとなり、構造材としての用
途は大幅に限定されたものとなる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は安定化剤としてY2O,および/またはCeO
2を含む系すなわちY2O1−ZrO2系、Ce02−
ZrO2系及びY2O3−CeO2−ZrO2系の主と
して正方晶より成る部分安定化ジルコニア焼結体の上記
したような欠点を解決すべくなされたものであって、機
械的特性を改善すると共に耐熱水性を飛躍的に増大し、
熱及び熱水による経時劣化の無い耐久性に優れた焼結体
を提供し、高靭性ジルコニア焼結体の性能を向上し、そ
の用途を拡大することを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の高靭性ジルコニア焼結体は、Y2O3及びCe
O2を安定化剤として含む主として正方晶より成る部分
安定化ジルコニアに^1□0.を3〜60内部重量%含
み、焼結体の平均結晶粒子径が3μ以下であることを特
徴とするものである。 この部分安定化ジルコニアは、これに含まれるY、0コ
、 CeO,が図面に示すように正三角形に交わる三輪
にそれぞれZrO2,YO+、s、 CeLのmo1%
を表示した三角座標において、 点^(ZrO.87.5mol%、YO+ 、s12m
o1%Ce020.5mol%)点B(ZrO,95.
5mol%、YO+、s 4n+o1% CeO20,
5no1%)点C(ZrO294.5mol%、YO+
、s 2n+o1%Ce022.5mol%)点D(Z
rO,92,0mol%、YO+、i  0so1% 
CeO28,O+*o1%)点E(ZrOJ4.5mo
l%、YO+、s 0IIo1%CeO215.5mo
l%)で示された特定5組成点を結ぶ線で囲まれた範囲
内の組成にあることを特徴とするものである。 〔作用〕 本発明の高靭性ジルコニア焼結体は、従来のY20* 
 ZrO2系の部分安定化ジルコニア焼結体組成にCe
O□成分と^120.成分を新たに添加することにより
、強度を改善するとともに、熱安定性はもとより、特に
劣化が激しいとされる熱水中において著しく高い安定性
をしめす。これは、アルミナの添加が焼結助剤的効果に
よる欠陥の除去に役立ち、正方晶の含有量を高め弾性率
の上昇による破壊エネルギーの増大に寄与し、高い強度
を示すとともに、ZrO2の粒界部分の強化と、 Ce
O□成分の存在による安定性との相乗効果の結果、耐熱
水性が著しく改善されるものと考えられる。 本発明では、ジルコニアの安定化剤としてY2O。 及びCeO,を必要とする。また、^!20.を3〜6
0内部重量%の範囲で含む必要がある。^120.の添
加量を限定した理由はΔ1□0.が3内部重量%以下で
は耐熱水性が低くなり添加の効果が少なく60内部重量
%以上では、靭性あるZrO2の含有量を低めるからで
ある。本発明をより効果あるものとするためには^I2
0.の添加量を5〜50内部重量%の範囲に選択すると
よい。Y2O3、CeO2,ZrO□の三成分の配合量
は、図面に示すような三角座標において、点A 、B 
、C、D 、Eを結ぶ線で囲まれた範囲内であることが
必要である。この範囲内であると正方晶の安定性が高く
耐熱水性に優れ、範囲外になると大幅に耐熱水性が低下
し、また機械的特性も劣ったものとなる。すなわちA点
(YO2,s 12II+o1%)よりもyo、、、を
多く含むと靭性が低下し、B点(YO、、54mo 1
%)よりもyo、、、が少ない場合には、耐熱水安定性
が失われる。0点(YO,、s 2a+o1%CeO□
2.5mol%)よりもYO+、s、CeO2が少ない
場合は、耐熱水安定性が乏しくなる。またD点<Cen
28mo1%)よりもCeO□が少ないと耐熱水安定性
が劣り、E点(Ce0215.5 mo1%)よりもC
e0zが多い場合には充分な機械的強度が得られない。 本発明をより効果のあるものとするためには、上記三成
分の配合量を図面に示すような三角座標において、 点^(ZrO287.5mol%、YO+ 、s12m
o1%Cen20.5mol%)点H(ZrO294.
5mol%+Y’1.S 4mo1%Ce0z 1.5
no1%)点G(ZrO294.5+ao1%、YO+
 、s2.5mol%CeO23+o1%)点F(Zr
O281mo1%、  YO,、s 0mol%CeO
□9mo1%)点E(ZrO284.5mol%+YO
1,50mo1% CeO□15.5so1%)を結ぶ
実線で囲まれる範囲内に選択するとよい。 本発明の組成の焼結体は、アルミナを含むために、焼結
体の硬度も改善され、耐摩耗性にも優れたものとなる。 本発明の組成を有するジルコニア焼結体は主として正方
晶より成る部分安定化ジルコニアであるので、高強度・
高靭性を示す。本来正方晶は準安定相であるため試料表
面の研削によって一部が単斜晶へ転移を生じ表面層の残
留圧縮応力により焼結体の強化に寄与する。この強化の
程度は研削による表面粗さと焼結体の粒径に依存してい
る。このため本発明による主として正方晶よりなる部分
安定化ジルコニアとはX線回折による結晶相の測定にお
いて鏡面状態で正方晶系を少なくとも20%以上含むジ
ルコニアをいう、正方晶系が20%以下になると、靭性
が低下するので正方晶系は20%以上含まれることが必
要である。 本発明の焼結体は、平均結晶粒子径が3μ以下であるこ
とが必要である。好ましくは2μ以下であることが良い
。平均結晶粒子径が3μを越えると単斜晶系に変り、靭
性が低下する。 本発明に安定化剤として使用されているCeO2はY2
O3に比べて廉価であり、そのうえ本発明の焼結体は従
来のYzO−−ZrO□系と比較すると、ジルコニアの
一部を^1□0.と置換したものであり、^120コは
ZrO2に比べてはるかに廉価であることがら、コスト
的にも有利な高靭性セラミックスとなる。 また、本発明のジルコニア焼結体のZrO□は、その一
部以上全部迄HfO2によって置換しても、全く同様の
特性を示すものである。 〔実施例〕 以下に実施例により本発明の詳細な説明する。 (実施例1) 純度99.9%のオキシ塩化ジルコニウムの水溶液に、
純度99.9%の塩化イツトリウムを加えて均一に混合
した溶液をアルカリで凝結させ、水酸化物の沈澱として
、これを脱水乾燥し、900℃にて仮焼し、70重、、
をそれぞれ0.2.5,4,6,8,10.輪OI%含
む第1表に示す組成割合のイツトリア部分安定化ジルコ
ニア粉末を得た。 この粉末は25I++”/Hの比表面積を示す、この粉
末に純度99.9%のCeO□と平均粒径0.3μ純度
99.9%の^1203を第1表の割合になるように加
え湿式混合後乾燥させた粉末を1.5ton/a輪”の
圧力で等友釣に成形し、1400〜1650℃の温度で
大気中2時間焼成した。得られた焼結体の平均結晶粒子
径は全て3μ以下であった。また、比較例として、^1
20. 。 を全く含まない焼結体を同様に成形、焼成した試料の結
果を示した。 得られた焼結体は、3X4X40mmに切断研摩加工し
、結晶相抗折強度、破壊靭性、熱水劣化試験後の焼結体
表面の結晶相及び抗折強度を測定した。なお、各物性の
測定方法として、抗折強度は、JIS規格に従い、3X
4X40mm試料片を用い、スパン30m5+、クロス
ヘッド速度0.5mm/lll1nの3点曲げにより1
0本の平均値を示した。破壊靭性は、マイクロ・インデ
ンテーション法により、荷重50に、で圧痕を入れて測
定を行い、KrC値は新涼らの式を用いた。結晶相の定
i測定は、X線回折法により行った。すなわち、ダイヤ
モンドペーストにて鏡面研摩した試料片の単斜晶の(1
,11)面と(111)面の積分強度INと正方晶の(
111)面および立方晶同条件で単斜晶ZrO7と立方
晶ZrO7の積分強度1μテ■すを求めた。すなわち、
この粉砕の過程で焼結体中に存在していた正方晶ZrO
2は機械的応力により決定した。 熱水劣化試験はオートクレーブを使用し、180℃(1
0気圧)の水蒸気中で30時間保持した後、試料を取り
出し、物性を測定した。熱水劣化試験後の単斜晶量は試
料表面のX線回折により同様に上記(1)式より求めた
。 第1表の試料No1〜23では、^1203の組成を2
5重量%に固定し、YO1.5を0〜10モル%まで順
次段階的に増やしながらCeO□を種々のモル%で添加
したものである。試料No24〜31は、^120コを
含まない本発明の組成外の比較例である。第1表の結果
より明らかな様に、本発明の高靭性ジルコニア焼結体は
、正方晶から単斜晶への転移が大幅に抑制されており、
熱水劣化試験後も、高い強度を保持し、はとんど劣化が
ないことが確認された。また本発明の組成の範囲外とな
る比較例が単斜晶への転移が抑制されず、強度が劣るこ
とが判明した。 (実施例2) 得られる粉末が第2表の割合になるように、純度99.
9%のオキシ塩化ジルコニウムの水溶液に、純度99.
9%の塩化イツトリウム、純度99.9%の塩化セリウ
ムを加え、均一に混合した溶液をアルカリで凝結させ、
水酸化物の沈澱とし、これを脱水乾燥し、900℃にて
仮焼して、部分安定化ジルコニア粉末を得た。この粉末
は、25m27Hの比表面積を示す、この粉末に平均粒
径0.3μ、純度99.9%の^120.を第2表の割
合で加え、湿式混合後乾燥させた粉末を1.5ton/
am2の圧力で等友釣に成形し、1400〜1650℃
の温度で大気中2時間焼成した。得られた焼結体につい
て実施例1と同様な測定を行なった。第2表の試料No
32〜38は、YOl、s及びCeO。 のモル%を固定し、^I20.の重量を順次段階的に増
やしたものである。 これより、^1□0.の添加によ
り、熱水劣化がほとんど無く、熱水劣化試験後も高い強
度を保持していることが確認された。また、本発明の組
成の範囲外となる比較例が熱劣化試験後の強度が劣るこ
とが判明した。 (実施例3) 実施例1の方法により調製した焼結体を用い、300℃
の電気炉内に所定時間保持し、熱劣化試験を行ない、焼
結体試料表面の単斜晶量を測定し、第2図に示した。ま
た、オートクレーブを使用し、180℃(10気圧)の
水蒸気中に所定時間保持し、熱水劣化試験を行ない、同
様に焼結体試料表面の単斜晶量を測定し、時間と単斜晶
の関係を第3図に示しな。 図中の試料番号のカッコは順に(YO+、sモル%。 CeLモル%、Al2O,W十%)を示し、No式、 
Non 、 No24 。 No25は比較例である。 No式は、Y2O,のみによる共沈法を用いて調製した
部分安定化ジルコニア焼結体であり、NoBは、Y2O
,のみによる共沈法を用いて調製したジルコニア粉末に
0.3μの純度99.9%のアルミナを所定量加えた高
靭性ジルコニア焼結体であり、いずれも1500℃で2
時間焼成したものである。 No24.No25は、本
発明の組成外の^!20.を含まないY2O3CeO□
−ZrL系の焼結体である。 これより本発明の組成の高靭性ジルコニア焼結体は、比
較例に示した’bus −ZrO□系、 y、o、−c
eo。 ZrO2系、 Y2Gs−ZrO2−へ1□0.系の各
焼結体に比べて、熱及び熱水中においても極めて優れた
安定性を示すことが判明した。 なお、以上に示した本発明の高靭性ジルコニア焼結体の
実施例は、いずれも大気中で1400〜1650℃で数
時間焼成することにより所望の特性を得たものであるが
、真空中、N2.アルゴンガス等の不活性ガス中、炭素
雰囲気中、水素中、酸素中での雰囲気中での焼成、ホッ
トプレス、IITP等のセラミックスの焼成技術を用い
ることによっても同様の結果が得られるものである。 〈発明の効果〉 本発明の高靭性ジルコニア焼結体は、従来のY2O、−
ZrO□系の部分安定化ジルコニア焼結体組成に、Ce
O2成分と^1,0.成分を新たに添加することにより
、強度を改善するとともに、熱安定性はもとより、特に
劣化が激しいとされる熱水中において著しく高い安定性
を示す。また、従来のY2O3Zr02系の部分安定化
ジルコニア焼結体と比べて安定化剤のCeO2,添加剤
の^120.はそれぞれY2O−、ZrO2に対して廉
価であるのでコスト的にも有利な高靭性セラミックスと
なる。 このように高強度、高靭性と共に熱安定性、特に熱水安
定性をも満足しうる本発明の高靭性ジルコニアは、例え
ば、熱及び圧力を受ける熱可塑性樹脂やセラミックスの
射出成形機用の耐摩耗セラミックスクリュウ、真ちゅう
ロッドや鋼管シェル等の熱間押出しダイスや、煮沸消毒
をくり返すような医療用ハサミ、メス等に最適であり、
切削工具、工業用カッター、ダイス、内燃機関、ポンプ
。 人工骨1人工歯根、精密機械工具等への実用化とこの性
能向上に大きく寄与するものである。 4、図面の簡単な説明 第1図はZrO2,YO1.6,CeO□の組成範囲を
示す三角座標、第2図は実施例3の熱劣化試験の時間と
単斜晶量との関係を示した図、第3図は実施例3の熱水
劣化試験の時間と単斜晶量の関係を示した図である。 手続補正書(自発) 昭和61年 3月 4日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 2、発明の名称 耐熱水安定性に浸れた高靭性ジルコニア焼結体3、補正
をする者 事件との関係   特許出願人 住 所  愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36
号氏 名(名称)株式会社ノリタゲカンパニーリミテド
代表者 取締役社長 倉 ■ 隆 文 4、代理人 住 所  名古屋市中区錦二丁目18番5号5、m+正
命令の日付  、 自     発6、補正により増加
する発明の数     07、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」の欄、「発明の詳細な説明
」の欄1、特許請求の範囲 (1) 、 Y2O1及びCeO2を安定化剤として含
む主として正方晶より成る部分安定化ジルコニアにAl
2O3を3〜60内部重量%含む焼結体で平均結晶粒子
径が3μ以下であることを特徴とする耐熱水安定性に優
れた高靭性ジルコニア焼結体。 (2) 部分安定化ジルコニアは、これに含まれるY2
O,、CeO2が添付図面に示すように正三角形に交わ
る三輪にそれぞれZrO2,YOl、Sr Centの
、。1%を表示した三角座標において、 点A(ZrO2B7.5mol%、Y貼、512mo1
%CeO20.5mol%)点B(ZrO292.5m
ol%、YO1.54mo1%Cen20.5mol%
)点C(ZrO292.5no1%、YO+−s 2m
o1%Ce022.5+no1%)点D(ZrO292
.0mol%、YO,、、0mol%Ce028.O+
no1%)点E(ZrOz84.5mol%、YO1,
s 0mol%C(!0□15.511101%)で示
された特定5組成点を結ぶ線で囲まれた範囲内の組成に
ある特許請求の範囲第1項記載の高靭性ジルコニア焼結
体。 (3)  1sot (10気圧)水蒸気中に10時間
保持後の単斜晶量が3OL!L%以下である特許請求の
範囲第1項記載の高靭性ジルコニア焼結体。 (4)  ZrO2の一部または全部をII f O2
で置換した特許請求の範囲第1,2又は第3項記載の高
靭性ジルコニア焼結体。 2、発明の詳細な説明 (1)明細書第12頁第4行目「選択するとよい。」の
後ろに「さらに好ましくは、上記三成分の配合量を図面
に示すような三角座標において点I(ZrO289mo
l!、 YOl、510mol$、 Ce021mol
$)点J(ZrOz 88nolX、 YOl、510
mol$、 Ce0z 2mo1%)点K(ZrO□8
7mol$、 yo、、、2mol$、 CeOCeO
21l$)点L(ZrOz 93mol$、 Y(L、
s 2+aolL CeO25I11o1り点M(Zr
L 93.5mol$、 YOl、s 4molL C
eO□2.5mol$)を結ぶ実線で囲まれる範囲内に
選択するとよい。」を挿入する。 (2)明細書第12頁第17行目の「20%」とあるを
「50体積%」に補正する。 (3〉明細書第12頁第18行目の「20%」とあるを
「50体積%」に補正する。 (4)明細書第12頁第19行目の「20%」とあるを
r5050体積に補正する。 (5)明#III♂第13頁第1行目の「焼結体は、」
の後ろに「焼結体の」を挿入する。 (6)明細書第13頁第1行目の「3μ」とあるを「3
ノ1「n」に補正する。 (7)明細書第13頁第2行目の「2μ」とあるを「2
μ彌」に補正する。 (8)明細書第13頁第3行目の「あることが良し1゜
」の後ろに「さらに好ましくは1μm以下であることが
望ましい。」を挿入する。 くっ)明細書第13頁第3行目の「3μ」とあるを「3
μ+日に補正する。 (10)明細書第13頁第4行目の「単結晶系番こ変り
、靭性が低下する。」とあるを「熱水安定性、熱安定性
が低下する。」に補正する。 (11)明細書第13頁第4行目の〔低下する。」の1
炎ろに「平均粒子径は、鏡面に研摩した焼結体表面をエ
ツチングし、走査型電子顕微鏡により観察を行い、任意
に引いた線分を横切る50個以上の“粒子の平均長をI
とし、以下の式により平均粒子径Jを求める。 本発明の高靭性ジルコニア焼結体は、180℃10気圧
の水蒸気中に10時間保持した後の、焼結体表面の単斜
晶量が30体積%以下であることが必要である。好まし
くは20体績%以下であることが良い。さらに好ましく
は、10体積%以下であることが良い。なぜならば、従
来この水熱条eト下において、本発明の高靭性ジルコニ
ア焼結体が示めず高い安定性及び高強度を兼ね備えた部
分安定化ジルコニア焼結体は公表あるいは得られておら
ず、著しく耐熱水安定性、耐熱安定性に優れると見なし
得るからである。」を挿入する。 (12)明細書第15頁第6行目の「単斜晶量は、」と
あるを「単斜晶量(体積%)は、」に補正する。 (13)明細書第15頁第13行目の「立方晶量は、」
とあるをr立方晶量(体積%)は、」に補正する。 (14)明+14Il書第15夏第14行目の「正方晶
量を」とあるを「正方晶量(体積%)を」に補正する。 (15)明細書第15頁第17行目の「30時間」とあ
るを「10時間」に補正する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Y_2O_3及びCeO_2を安定化剤として含
    む主として正方晶より成る部分安定化ジルコニアにAl
    _2O_3を3〜60内部重量%含む焼結体で平均結晶
    粒子径が3μ以下であることを特徴とする耐熱水安定性
    に優れた高靭性ジルコニア焼結体。
  2. (2)部分安定化ジルコニアは、これに含まれるY_2
    O_3、CeO_2が添付図面に示すように正三角形に
    交わる三輪にそれぞれZrO_2、YO_1_._5_
    1、CeO_2のmol%を表示した三角座標において
    、 点A(ZrO_287.5mol%、YO_1_._5
    12mol%CeO_20.5mol%)点B(ZrO
    _295.5mol%、YO_1_._54mol%C
    eO_20.5mol%)点C(ZrO_295.5m
    ol%、YO_1_._52mol%CeO_22.5
    mol%)点D(ZrO_292.0mol%、YO_
    1_._50mol%CeO_28.0mol%)点E
    (ZrO_284.5mol%、YO_1_._50m
    ol%CeO_215.5mol%)で示された特定5
    組成点を結ぶ線で囲まれた範囲内の組成にある特許請求
    の範囲第1項記載の高靭性ジルコニア焼結体。
  3. (3)180℃(10気圧)水蒸気中に10時間保持後
    の単斜晶量が30%以下である特許請求の範囲第1項記
    載の高靭性ジルコニア焼結体。
  4. (4)ZrO_2の一部または全部をHfO_2で置換
    した特許請求の範囲第1、2又は第3項記載の高靭性ジ
    ルコニア焼結体。
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