JPS61219545A - 水平割出治具のクランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、２ＭＳ１トランスフアマシンラインの加工機
等に備えられたワークの水平割出治具のクランプ装置に
関する。

「従来技術と問題点」 ＦＭＳ、）ランスフアマシンラインの加工機においては
、多面加工を行うために水平割出治具な備え、この治具
にワークをクランプするクランプ装置が備えられている
。上述クランプ装置には、水平割出治具上の側部に設け
て治具上のワークをクランプする方式と、水平割出治具
の上方に吊設して治具上のワークを上方から押圧クラン
プする方式とが存在する。クランプ装置を水平割出治具
に備えたものでは、ワークの加工面が制限を受けるため
、加工できる面が減少する欠点がある。また、クランプ
装置を水平割出治具の上方に吊設したもノテハ、ワーク
の加工面の制約を余り受けないが、ワークを押圧するク
ランプ装置がワークと一体に割出旋回されるから、クラ
ンプ歪みの影響を受けると共に旋回したクランプ部材を
ワーク交換時に原点位置へ戻す部材を必要とし、従来は
この原点復帰部材が複雑であった。

１本発明の目的」 本発明は、上述問題点に鑑みてなさｎたもので、ワーク
のクランプ装置を水平割出治具の上方に吊設したものに
おいて、第１の目的はクランプ部材の昇降運動を利用し
てこのクランプ部材をＩｊＸ点位置へ復帰させるクラン
プ装置を提供せんとするものである。また、本発明の第
２の目的は、クランプ部材にトラバースブッシングプレ
ートを備え、ワークのクランプ歪みの影響を受けること
なく治具と一体にトラバースブッシングプレートラ取付
けらｎるクランプ装置ヲ提供せんとするものである０ １本発明の構成」 本発明は前記第１目的を達成すべく、水平割出治具上の
ワークを昇降アクチュエータの降下押圧によりクランプ
するクランプ部材を、水平割出治具の旋回動に従動する
よう昇降アクチュエータの昇降取付板に回転自在に吊設
し、この昇降取付板に承持した螺旋軸の歯車をクランプ
部材の歯車と噛合させ、クランプ部材の上昇時に螺旋軸
が固定板に付設したスリーブの案内キーに回動されてク
ランプ部材を原点位置へ旋回復帰する構成としたもので
ある。

また、本発明は前記第２目的を達成すべく、昇降アクチ
ュエータによって昇降動するワークのクランプ部材を旋
回自在に昇降取付板に吊設し、このクランプ部材の旋回
板に工具のガイドブツシュをもつトラバースブッシング
プレートをばね材を介した支持軸で遊嵌承持し、下方に
配置する水平割出治具に備えるクランパ付係合穴への支
持軸嵌入でトラバースブッシングプレートを水平割出治
具と一体固着できる構成としたものである。

上述構成により、従来装置において問題点となっていた
事項が解決さｎ１ワークに対する上方からのクランプ方
式の特徴を最大限に発揮させることができる。

「本発明の実施例」 以下、図面の実施例で本発明の水平割出治具のクランプ
装置を説明する。先ず・、第２，３図は本発明に係わり
、水平割出治具１００とこの治具上のワークＷに対して
上方の昇降アクチュエータ１０ニ吊設さｎｌこの押圧力
でワークをクランプするクランプ部材２００のクランプ
装置３００からなる。水平割出治具１００は旋回台１の
上面に複数本のロケートピン及びバッド２・・・を突設
しており、ローディングテーブル３に載置したワークＷ
の下面を受けとめている。上記ローディングテーブル３
は、第１．６図のようにワークを水平姿勢と垂直姿勢に
旋回させるべく、旋回台１の右隅に突設した支持体１ａ
、、１（ｚに軸４．５を介して軸受ボス３ａ。

３αが枢着され、ローディング部材６の回転軸６ａを軸
５と連結させ、この軸５の正逆転駆動によって行う。

次に、クランプ装置３００は、機体の固定板１１上に垂
設した昇降アクチュエータ（昇降シリンダ）１０から下
向きに突出するピストンロッド１ｏａの下端に昇降取付
板１２が連結さｎｌこの取付板１２の左右位置に植設し
たガイドバー１３．１４の上端側が前記固定板１１の軸
受筒１１（Ｚ、　１１ｂに挿通支持されている。こｎで
、昇降取付板１２は旋回することなく昇降アクチュエー
タ１０によって上下移動し、そのストロークは固定板１
１上のリミットスイッチＬＳとガイドバー１４上下端の
ドッグＤ、　、　Ｄ２との関係距離によって設定される
。上記取付板１２におけるピストンロッド１０ａの直下
位置には、支持軸１５がこの基板１５ａによって下向き
に固設さｎｌこの支持軸１５には本発明のクランプ部材
２００が旋回（回動）自在に吊設されている。上記クラ
ンプ部材２００は、旋回板１６をリング１８及び歯車１
７αを設けた７ランジ１７と一体化して支持軸１５に回
転自在に承持さｎ１支持軸１５の中腹に螺着したリング
ナツト１９の上面に介在させたスラスト軸受２０によっ
て軸方向の下方に働く自重を支えている。２１は支持軸
１５を閉塞するキャップ筒で、旋回板１６の下面に螺着
さｎ１ワークＷに対する押圧部材としても使用できる。

２２・・・、２３・・・はワークＷの上面を押圧するク
ランプ杆で、弾性材２４ヲ内蔵するボス２５によって各
々旋回板１６の下面に固設さｎ１水平割出治具１の各ロ
ケートピン、バンド２＃１１ａの直上に対向する配置と
なっている。而して、第１．２図の如く昇降アクチュエ
ータ１０によって上記クランプ部材２００が下降してク
ランプ杆２２−・・、２３・・・がワークＷの各上面を
押圧させた状態（圧抜き）で、水平割出治具１００の旋
回台１を回動させると、クランプ部材も支持軸１５を芯
にして一体的に旋回する構成となる。なお、上記支持軸
１５の芯と旋回台１０回動芯とは一致している。

上記ワークＷをクランプしたクランプ部材２００が昇降
アクチュエータ１０によって上死点の破線位置まで上昇
するとき、クランプ部材２００を原点位置下で戻す復帰
部材３０を昇降取付板１２に備える。

この復帰部材３０は、螺旋軸３１を昇降取付板１２に軸
受３２．３３で回転自在に承持すると共に、下端に設け
た歯車３４を前記７ランジ１７の歯車１７ａと噛合させ
ている。こわで、クランプ部材２００が回動すると螺旋
軸３１も回転さｎｌその回転角はクランプ部材の回転角
とは〈同一に設定されている。３１（Ｚは螺旋軸３１に
刻設した螺旋カムで、頂点３１　ａ’から両側へ山形に
傾設さｒＬ１８００の反対側にカム３１ａの谷部３１ｂ
が凹設している。３５はスリーブで固定板１１に垂設さ
れており、このガイド穴３６内の案内キー３７が前記螺
旋軸３１の上昇で螺旋カム３１（Ｚと係合することによ
って螺旋軸３１を回動させ、クランプ部材２００の上死
点において案内キー３７が谷部３１ｂに係合する。こｎ
により、ワークをクランプして左又は右へ旋回したクラ
ンプ部材２００は、上死点への上昇時に原点位置へ復帰
回動する関係になっている。

最後に、トラバースブッシングプレートの構成に関し、
このプレート４０は旋回板１６０片隅に付設した軸受１
６α、１６ｂに挿通させた支持軸４１．４２により旋回
板の下側に装架され、ばね４３．４４と自重により治具
１とのアンクランプ時に下方へ遊嵌状態に下げらちでい
る。上記支持軸４１．４２の下端部４１（Ｚ、４２（Ｚ
は治具１の片隅内に設けたクランパＫ。

Ｋの係合穴４７にクランプ部材２００の下降で挿入する
と、軸４１．４２の側壁に凹設した溝４１（ｚ’、　４
２ａ！にクランプ爪４５がシリンダ４６によって押圧し
てクランプする構成となっている。上記クランパに、に
で治具１に一体的にクランプさｌｒしたトラバースブッ
シングプレート４０は、その中央部にドリル５０を案内
するガイドブツシュ４８を備え、第２図の如く水平姿勢
でワークＷに孔明けるときのドリル振ｎ７防止する機能
を持っている。

「作用」 本発明の水平割出治具のクランプ装置は、上述の如くで
ありその作用を説明する。先ず、ワークＷの交換は、第
２，３図の破線の如く昇降アクチュエータ１０によって
クランプ部材２００を上死点へ上昇停止させ、この状態
でローディングテーブル３を垂直姿勢に旋回させてワー
クＷの交換を行う。

ワーク交換後は、ローディングテーブル３を水平姿勢に
旋回してワークＷＺ水平割出治具１の各ロケートピン及
びバッド２６・Ｏ上に位置決めする。

この後、昇降アクチュエータ１０によってクランプ部材
２００を破線の上昇位置から実線位置まで下降すると、
旋回板を原点位置としたま＼各りランプ杆２２・・・、
２３・・・がワークＷを上面から押圧してクランプする
（第１，２図参照）。このとき、旋Ｄｏ板１６の片隅に
吊設さｎたトラバースブッシングプレー）４０がその支
持軸４１．４２の下端部４１ａ。

４２αを治具１の係合穴４７，４７に挿入してクランパ
に、にでクランプされる。このトラバースブッシングプ
レート４０は、旋回板１６とルーズに係合支持されてい
るから、ワーク・クランプ時に生じる旋回板のクランプ
歪み等の影響を受けることなく治具と一体化する。上記
クランプ状態にてワー゛りＷの側面に対する加工がドリ
ル５０等によって行われ、ガイドブツシュ４８にドリル
５０を通すことによってドリルｉｒｃのない正確な孔明
は加工が行わｎる。

ワークＷの左右側面の加工時には、水平割出治具１を左
又は右へ９０°旋回させることでクランブ部材２００で
クランプしたま＼のワークＷをクランプ部材と一体旋回
させることができ（圧抜き状態で旋回させる）、ワーク
Ｗの側面加工が行われる。

上記クランプ部材２００の旋回は、支持軸１５ヲ回動芯
にして旋回板１６０回動によって行わｎｌそり回動量は
螺旋軸３１にも伝達さｎ１螺旋カム３１ａの方間をかえ
る。

上述状態でワークＷの加工が終了すると、ワーク交換の
ためクランパに、Ｋが解除ざｎたのち、昇降アクチュエ
ータ１０によりクランプ部材２００ヲ上昇する。このク
ランプ部材２００の上昇途上において、螺旋軸３１はス
リーブ３５のガイド穴３６＆こ挿入しつ一案内キー３７
に螺旋カム３１ａが案内されて回転し、この回転力が歯
車３４．１７ａを介して旋回板１６ヲ原点位ｆａへ復帰
回動する。上記旋回板（クランプ部材）１６の原点復帰
時には、螺旋カムう罰の谷部３１ｂがキー３７と係合す
ると共に、ドッグＤ２がリミットスイッチＬＳを作動し
て昇降アクチュエータ１０の上昇動Ｎｉｌ＋　′ｆ！：
停止し、クランプ部材を上死点Ｇこ静止する。この後、
ワークＷの交換がローディングテーブル３の動作によっ
て行わｎる。

「効果」 本発明の水平割出治具のクランプ装置は、水平割出治具
上のワークを昇降アクチュエータのＲ下抑圧によりクラ
ンプするクランプ部材を、水平割出治具の旋回動に従動
するよう昇降アクチュエータの昇降取付板に回転自在に
吊設し、この昇降取付板に回転自在に承持した螺旋軸の
歯車をクランプ部材の歯車と噛合させ、クランプ部材の
上昇時に螺旋軸が固定板に付設したスリーブの案内キー
に回動されてクランプ部材を原点位置へ旋回復帰する構
成としたから、割出治具によって旋回さｎたクランプ部
材を上昇動を利用して原点位置へ自動復帰させることが
できる効果がある。

更に、本発明水平割出治具のクランプ装置は、昇降アク
チュエータによって昇降動するワークのクランプ部材を
旋回自在に昇降取付板に吊設し、このクランプ部材の旋
回板に工具のガイドブツシユ＆モつトラバースブッシン
グプレートを弾性材を介した支持軸で遊嵌承持し、下方
に配置する水平割出治具に備えるクランパ付保合穴への
支持軸嵌入テトラバースブッシングプレートラ水平割出
治具と一体固層できる構成としたから、クランプ部材に
伴なってトラバースブッシングプレートのガイドブツシ
ュを治具」二に持ち込みでき、またワークに対するクラ
ンプ部材のクランプ歪み等の影Ｖを受けることなく治具
と一体化できるので、高精度な孔明は加工を保証できる
効果がある。

」二連の如く本発明は、従来装置において問題点となっ
ていた事項が解決さｎ１ワークに対する上方からのクラ
ンプ方式の特徴を最大限に発揮させるこ“とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明水平割出治具のクランプ装置を示す一部
切欠断面図、第２図はクランプ装置全体ン示す正面図、
第３図は右側面図、第４図は第１図のＡ−Ａ線断面図、
第５図は第１図のＢ−Ｂ線断面図、第６図は水平割出治
具の平面図、第７図はトラバースブッシングプレートの
クランプ装置を示す断面因、第８図はトラバースブッシ
ングプレートの側面図である。 １・・・旋回台、Ｗ・・・ワーク、２・・・ロケートピ
ン、パッド、１０・・・昇降アクチュエータ、１０（Ｚ
・・・ピストンロンド、１１・・・固定板、１２・・・
昇降取付板、１３．１４−・・ガイドバー、１’５．４
１．４２−・・支持軸、１６・Ｏ＠旋回板、１７・・・
７ランジ、１７（Ｚ。 ３４・・０歯車、２２．２３・０・クランプ杆、３１・
・０螺旋軸、３１ａ・・・螺旋カム、３１ｂ・・・谷部
、３５・・・スリーブ、３６−−−ガイド穴、３７ｏ−
案内キー、４０−・トラバースブッシングプレート、４
３，４牛・・・ばね、４５・・・クランプ爪、４７・・
・係合穴、４８・・・ガイドブツシュ、Ｋ・・・クラン
パ、１ｏｏ・・・水平割出治具、２００・・・クランプ
部材、３００・・・クランプ装置。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）水平割出治具上のワークを昇降アクチュエータの
   降下押圧によりクランプするクランプ部材を、水平割出
   治具の旋回動に従動するよう昇降アクチュエータの昇降
   取付板に回転自在に吊設し、この昇降取付板に回転自在
   に承持した螺旋軸を上記クランプ部材と回転伝達可能に
   連結し、上記クランプ部材の上昇時に螺旋軸が上方の固
   定板に付設したスリーブの案内キーに回動されてクラン
   プ部材を原点位置へ旋回復帰する構成としたことを特徴
   とする水平割出治具のクランプ装置。
2. （２）ワークのクランプ部材を旋回自在に昇降アクチュ
   エータの昇降取付板に吊設し、このクランプ部材の旋回
   板に工具のガイドブッシュをもつトラバースブッシング
   プレートを弾性材を介した支持軸で遊嵌承持し、下方に
   配置する水平割出治具に備えるクランパ付係合穴への支
   持軸嵌入でトラバースブッシングプレートを水平割出治
   具と一体固着する構成としたことを特徴とする水平割出
   治具のクランプ装置。