JPS61219458A - ダイカスト装置 - Google Patents

ダイカスト装置

Info

Publication number
JPS61219458A
JPS61219458A JP5943885A JP5943885A JPS61219458A JP S61219458 A JPS61219458 A JP S61219458A JP 5943885 A JP5943885 A JP 5943885A JP 5943885 A JP5943885 A JP 5943885A JP S61219458 A JPS61219458 A JP S61219458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
gas
core
discharged
casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5943885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0338942B2 (ja
Inventor
Akihiro Michigami
道上 明博
Shuji Ishino
石野 修司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5943885A priority Critical patent/JPS61219458A/ja
Publication of JPS61219458A publication Critical patent/JPS61219458A/ja
Publication of JPH0338942B2 publication Critical patent/JPH0338942B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、溶融物の加圧注入とともにキャビティ内を
排気して鋳造を行う装置に関し、特に異種部材の鋳包み
を行うのに用いるダイカスト装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、鋳包みを行うのに用いるダイカスト装置としては
、例えば第5図に示すような構造を有するものがあった
すなわち、ダイカスト装置50は、自動車用エンジンの
シリンダブロックを製造するものであって、シリンダラ
イナの鋳包みを行うようになっており、キャビテイ面を
形成する固定コア51aを備えた固定型51と、前記固
定型51に相対向して水平方向に移動する可動型52と
の間にキャビティ53、を形成している。
前記可動型52は、可動本体54と、前記可動本体54
に固設したブロック55と、キャビテイ面を形成し且つ
上下方向に離型可能な可動コア56とから成るものであ
って、前記可動本体54には、キャビティ53内に突出
してシリンダブロックのウォータージャケットを形成す
る中子57が固定しであると共に、この中子57の中央
に、ライナ22を保持するためのサポート体58が設け
である。そして、前記固定型51とブロック55との間
から可動コア56と前記ブロック55との間にわたって
、キャビティ53内と外部とを連通状態にするガス抜き
用のエアベント59.59が形成しである。
なお、図中の符号60は、固定型51に設けた溶融物注
入用のスリーブである。
1−0記の如く構成ごれたタイカス)・装置50は、ス
リーブ60内の溶融物を図示しないプランジャでキャビ
ティ53内に加圧注入することにより、充填時の圧力で
前記キャビティ53内のガスをエアベント59からυ1
出しながら鋳造を行っていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来のタイカスト装置5
0を用いた異種部材(ライナ)の鋳包みにあっては、キ
ャビティ53内への溶融物注入がSわめて短時間で行わ
れるのに対して、前記キャビティ53内のガス排出をエ
アベント59だけで行っていたため、ガスが充分に排出
されず、前記ガスが溶融物に巻込まれて気泡巣となるこ
とがあり、特に、従来例の場合、中子57とライナ22
との隙間(第5図中0’yDで示す)がキャビティ53
側のみに開口しているので、前記隙間の奥にガスが残留
するという問題点があった。
この発明は、このような問題点に着目して成されたもの
で、異種部材の鋳包みを行うに際して、キャビティ内の
ガスを円滑に排出することができ、健全な製品を鋳造す
ることができるダイカスト装置を提供することを目的と
している。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明によるタイカスト装置は、一方の型に、鋳造時
に鋳包みされる異種部材を保持するためのサポート体を
設け、他方の型との間にキャビティを形成して前記異種
部材の鋳包みを行う装置において、前記異種部材とサポ
ート体との間にキャビティと連通ずる隙間を設け、前記
サポート体の内部に、前記隙間に開口し且つ減圧装置に
通じる排気路を設けたことを特徴としている。
なお、上記構成の場合、型の間に形成した公知のエアベ
ントを併用することも当然ある。
(実施例) 以ド、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は、この発明の一実施例を説明する図で
あって、この実施例では、自動車用エンジンのシリンタ
ブロックを製造する場合を例示しており、異種部材であ
るシリング・ライナの鋳包みを行う。
すなわち、ダイカスト装置10は、第1図に示すように
、固定型11と、前記固定型11に相対向して水平方向
に移動する可動型12との間にキャビティ13を形成し
ている。
前記固定型11は、溶融物注入用のスリーブ14を設け
た固定本体15と、キャビテイ面および湯口16を形成
する固定コア17とから成り、他方、前記可動型12は
、可動本体18と、前記可動本体18に固設したブロッ
ク19と、キャビテイ面を形成し且つ」−下方向に離型
可能な可動コア20とで構成しである。
また、前記可動本体18には、キャビティ13内に突出
してシリングブロックのウォータージャケットを形成す
る中子21が固定してあり、この中子21のほぼ中央に
、ライナ22を保持するためのサポート体23が設けで
ある。
なお、固定本体15とブロック19との間から可動コア
20と前記ブロック19との間にわたって、ガスのみが
通過可能な隙間寸法を有し且つキャビティ13内と装置
外部を連通状yEにするエアベンl−24、24が形成
しである。
前記サポート体23は、型合わせの際に固定コア17と
係合するテーパ状保合部23aを先端に有すると共に、
第2図および第3図に示すように、ライナ22との間に
前記エアベント24の隙間寸法程度の隙間25を形成す
る直径を有しており、内部に排気路26を備えている。
前記隙間25は、ライナ22の端部からエアベント24
を経てキャビティ13に連通状態になっている。
前記排気路26は、サポート体23の軸芯に沿って形成
しであると共に、一端部(先端側端部)に、先述の隙間
に開口する枝路26aを放射状に有しており、他端部に
、可動本体18の型外側に延出するパイプ27が接続し
である。そして、前記パイプ27は、逆流防止弁材の減
圧装置28に接続しである。
上記の構成を備えたダイカスト装置10において、図示
しないプランジャでスリーブ14内の溶融物をキャビテ
ィ13へ加圧注入すると同時に、減圧装置28を作動さ
せると、キャビティ13内のガスは、溶融物充填による
圧力でエアベント24から排出され、■、つまた減圧装
置28による吸引で強制的に排出される。
そして、溶融物が中子21に達する頃には、中子21の
外側(可動コア20側)におけるガスは、第3図中の矢
印Bで示すように、キャビティ13からエアベント24
を経て外部に排出され、他方、中子21の内側(ライナ
22側)におけるガスは、第3図中の矢印Cで示すよう
に、キャビティ13からエアベント24を経て隙間25
に入り、さらに枝路26a、υ[気路26およびパイプ
27を経た流れでキャビティ13内から完全に排出され
る。
したがって、キャビティ13内に充填した溶融物がガス
を巻き込むこともなく、前記溶融物が凝固したのちには
、固定型11と可動型12とを開き、さらに可動コア2
0を開いて、ライナ22を一体で鋳包んだ製品を取出す
つまり、異種部材を保持するサポート体に、減圧装置に
通じる排気路を設ければ、キャビティ内のガスを効率良
く排除することができると共に、異種部材周囲の湯流れ
性をも向上させることができ、その結果、溶融物と異種
部材との良好な接合状態を得ることができる。
第4図は、この発明の他の実施例を説明する図である。
なお、前述の実施例と同一の部位には、同一符号を用い
て詳細な説明を省略する。
すなわち、この実施例では、サポート体23の外周面に
、当該サポート体23の軸芯方向に伸び且つほぼ同一の
突出寸法を有する突部23bが所定の間隔で設けてあり
、前記各突部23bの頂点を結ぶ円周の直径がライナ2
2の内径に対応するようになっている。
したがって、前記サポート体23にライナ22を装着す
れば、各突出部23bによって隙間25を形成し目、つ
前記ライナ22を同心円状に保持しておくことができる
また、前記突部の形状が特に限定されることはなく、例
えばサポート体23の円周方向に連続する波状の凹凸部
、あるいはエンボス状突部を多数形成し、キャビティ1
3.隙間25および排気路26を連通状態にすると共に
、ライナ22を同心円状に保持する構成としても良い。
なお、製品を形成するキャビティや異種部材の形状が限
定されることはないが、当該ダイカスト装置は、−]−
記名実施例で例示したように、異種部材の外周側に中子
が存在する鋳造にはきわめて好適である。
[発明の効果] 以」−説明してきたように、この発明のダイカスト装置
によれば、一方の型に、鋳造時に鋳包みされる異種部材
を保持するためのサポート体を設け、他方の型との間に
キャビティを形成して前記異種部材の鋳包みを行う装置
において、前記異種部材とサポート体との間にキャビテ
ィと連通ずる隙間を設け、前記サポート体の内部に、前
記隙間に開口し丘つ減圧装置に通じるυ1気路を設けた
ため、キャビティ内部のガスを円滑に初出することがで
き、巣などの無い健全な製品を鋳造することができると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるタイカスI・装置を
説明する断面図、第2図は第1図に示すタイカスト装置
のA−AMに基づく断面図、第3図は第1図に示すダイ
カスト装置のライナ端部を拡大してガスの流れを説明す
る断面1Δ、第4図はこの発明の他の実施例によるタイ
カス;・装置のサポート体伺近を説明する断面図、第5
図は従来におけるタイカスト装置を説明する断面図であ
る。 10・・・タイカスト装置、11・・・固定型、12・
・・可動型、13・・・キャビティ、22・・・ライナ
(異種部材)、23・・・サポート体、25・・・隙間
、26・・・υ1気路、28・・・減圧装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方の型に、鋳造時に鋳包みされる異種部材を保
    持するためのサポート体を設け、他方の型との間にキャ
    ビティを形成して前記異種部材の鋳包みを行う装置にお
    いて、前記異種部材とサポート体との間にキャビティと
    連通する隙間を設け、前記サポート体の内部に、前記隙
    間に開口し且つ減圧装置に通じる排気路を設けたことを
    特徴とするダイカスト装置。
JP5943885A 1985-03-26 1985-03-26 ダイカスト装置 Granted JPS61219458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5943885A JPS61219458A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 ダイカスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5943885A JPS61219458A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 ダイカスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61219458A true JPS61219458A (ja) 1986-09-29
JPH0338942B2 JPH0338942B2 (ja) 1991-06-12

Family

ID=13113279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5943885A Granted JPS61219458A (ja) 1985-03-26 1985-03-26 ダイカスト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61219458A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257755A (ja) * 1985-08-07 1987-03-13 Honda Motor Co Ltd 軽合金製シリンダブロツク素材の鋳造方法
JPH01258858A (ja) * 1988-04-07 1989-10-16 Honda Motor Co Ltd シリンダブロックの鋳造装置
JPH03456A (ja) * 1989-05-29 1991-01-07 Honda Motor Co Ltd 鋳造装置
WO2001066283A1 (de) * 2000-03-09 2001-09-13 Austria Alu-Guss Gesellschaft M.B.H. Verfahren zum herstellen einer rad-gussfelge und giesswerkzeug hierfür
JP2015024431A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 愛知機械工業株式会社 シリンダブロック鋳造用金型装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137559U (ja) * 1982-03-11 1983-09-16 日産自動車株式会社 ダイキヤストシリンダ用鋳包みライナ素材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137559U (ja) * 1982-03-11 1983-09-16 日産自動車株式会社 ダイキヤストシリンダ用鋳包みライナ素材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257755A (ja) * 1985-08-07 1987-03-13 Honda Motor Co Ltd 軽合金製シリンダブロツク素材の鋳造方法
JPH0261871B2 (ja) * 1985-08-07 1990-12-21 Honda Motor Co Ltd
JPH01258858A (ja) * 1988-04-07 1989-10-16 Honda Motor Co Ltd シリンダブロックの鋳造装置
JPH03456A (ja) * 1989-05-29 1991-01-07 Honda Motor Co Ltd 鋳造装置
WO2001066283A1 (de) * 2000-03-09 2001-09-13 Austria Alu-Guss Gesellschaft M.B.H. Verfahren zum herstellen einer rad-gussfelge und giesswerkzeug hierfür
JP2015024431A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 愛知機械工業株式会社 シリンダブロック鋳造用金型装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0338942B2 (ja) 1991-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61219458A (ja) ダイカスト装置
JPH05161957A (ja) 鋳造方法および鋳型
US4023268A (en) Method of producing vent holes in tire molds
WO2004004945A1 (ja) ダイカスト用金型
US3624758A (en) Method of making a sand mold with a back draft
JPS60244455A (ja) ピストン製造法
JP2784087B2 (ja) 繊維強化金属製シリンダブロックの鋳造装置
JPS5890365A (ja) アルミニウム合金の金型鋳造法
JPS5924492Y2 (ja) 合成樹脂射出成形用金型
JPH04118165A (ja) シリンダブロックの鋳造方法
JP3180598B2 (ja) エンジンのシリンダブロックおよびその製造方法
US3504733A (en) Die casting mold assembly
JPH04172163A (ja) 貯湯式鋳造方法
JPS62110856A (ja) 圧力鋳造用砂中子
JP2000202870A (ja) 射出成形用金型
JPH11309559A (ja) 複合金属部材の製造方法、複合化用予備成形体及び中子部材
JPH1058090A (ja) 軽合金ダイカスト鋳造用樹脂中子
JPH0421637Y2 (ja)
JP2001071118A (ja) 鋳包み部材並びに該部材の鋳包み方法
JPS63281760A (ja) 内燃機関用シリンダヘッドの製造方法
JPS5923698B2 (ja) 金型内のガス抜きをともなつた射出成形法および金型用ガス抜き装置
JPS6350088Y2 (ja)
JPS5917490Y2 (ja) 真空ダイカスト成型装置
JPH10156515A (ja) 鋳ぐるみ方法および鋳ぐるみ部材
JPH10128518A (ja) 鋳造方法および鋳造物