JPS61219341A - 焼皮付食品の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、小麦粉を主体とした焼皮の間に餡の如き中味
を挾んだ食品の製法の改良に関する。

従来の技術 従来、焼皮付の食品として、例えば、小麦粉を主体とし
た材料を焼鉄板の上で丸形に落とし焼きし、その二枚を
主焼面を外側にして対向させ、間に餡の如き中味を挾ん
でから、焼皮の周縁部を手によって押圧し、焼皮周縁に
残る多少の湿気によって密着させて和菓子の如き食品を
製造することは知られている。

しかし、かかる方法では衛生上問題があるので、本発明
者はさぎに半製品を袋に入れて型で挟圧して、包装と同
時に焼皮の周縁を密着させる方法を提案した。（特公昭
４５−２７７９０号公報参照） 発明が解決しようとする問題点 従来の手作業による場合は、非能率であるとともに衛生
上の問題があったし、包装してから成形する方法では皮
を焼いた侵、その熱がとれるまで放置しておいてから袋
に入れて成形しないと、包装内面に水蒸気が凝縮し、焼
皮の風味を損なう恐れがある。

問題点を解決するための手段 本発明は、焼皮の間に中味を挾んだ半製品を、二枚の包
装用シートに挾んで連続的に成形型に送入し、該成形型
にて半製品を包装用シートに挾んだまま押圧して焼皮の
周縁部同士を密着するとともに、包装用シートを一部残
してシールし、成形と同時又は直後に減圧処理を施こす
ことを特徴とする焼皮付食品の製造方法である。

上記において包装用シートとしては、通常良品の包装に
使われるポリエチレンのような合成樹脂シートあるいは
内面側に合成樹脂をラミネートした紙などが用いられ、
いずれもヒートシール可能な材料が有効である。

成形型は上下２個よりなり、包装用シートを挟着してシ
ールするための平面縁部と中央部に食品を成形する凹陥
部を有する成形部を備えたものであ。そして、上型又は
下型あるいは両型の平面縁部には電熱線を埋入しておき
、成型後包装用シートの端縁部をごく一部を残してヒー
トシールする。成形型は型閉時に非シール部より包装内
部を減圧処理し得るようにしてもよいし、成形後の侵工
程で包装品を減圧処理し、シール部より水蒸気分を除去
するようにしてもよい。

実施例 実施の一例を図面に基づいて説明する。

図中、１，２は小麦粉を主体とした材料を鉄板上で円板
状に焼き上げた焼皮で、間に餡３を挾んで半製品とする
。この半製品を二枚のポリエチレンシート　４．４の間
に置き、Ａ部に示すように下型５の上に載せる。下型５
には平面縁部７と凹陥部８とが形成されている。

そして、そのまま下型５を上型６の直下のＢ部に移動す
る。上型６には下型と対照的に平面縁部９と凹陥部１０
とがある。この上型６を下して半製品をポリエチレンシ
ート４．４の間に挾んだまま全体を押圧成形する。する
と半製品は凹陥部８と１０とによって形成されるキャビ
ティ内で成形され、餡は押し潰されて焼皮１，２の内側
に展延し、焼皮１と２の周縁部はお互いの湿気によって
接合して和菓子となる。

抑圧成形時に上型６の平面縁部９に埋設した電熱線１１
を作動させて、ポリエチレンシート４．４同士をヒート
シールする。又、図示していないが、非シール部より包
装内部を減圧処理し、内部の水蒸気分を排出する。

ついで、上型６を上げ、下型５を０部に移動して、ヒー
トシールされたポリエチレンシート４．４をシール部の
やや外側で、カッター１２をもって切断する。

この実施例では、減圧処理を成形型において行なってい
るが、成形型とカッターとの間に減圧処理段階を設けて
減圧処理をしても勿論差支えない。

発明の効果 本発明によれば、焼皮付食品を自助的に製造することが
可能となり、能率的であるばかりでなく、衛生的でもあ
る。又、焼皮をつくった後直ちに包装作業に入っても減
圧処理によって、包装内面に水蒸気が凝縮することがな
く、製造スピードを上げても食品の風味を損なう恐れが
ない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の詳細な説明する断面図である。 １．２・・・焼皮　３・・・餡

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 焼皮の間に中味を挾んだ半製品を、二枚の包装用シート
   に挾んで連続的に成形型に送入し、該成形型にて半製品
   を包装用シートに挾んだまま押圧して焼皮の周縁部同士
   を密着するとともに、包装用シートを一部を残してシー
   ルし、成形と同時又は直後に減圧処理を施こすことを特
   徴とする焼皮付食品の製造方法。